JPH1079295A - El発光装置及びそれを使用した時計 - Google Patents

El発光装置及びそれを使用した時計

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Publication number
JPH1079295A
JPH1079295A JP8233009A JP23300996A JPH1079295A JP H1079295 A JPH1079295 A JP H1079295A JP 8233009 A JP8233009 A JP 8233009A JP 23300996 A JP23300996 A JP 23300996A JP H1079295 A JPH1079295 A JP H1079295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
control circuit
circuit
voltage
emitting element
Prior art date
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Pending
Application number
JP8233009A
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English (en)
Inventor
Keiichi Kawabe
啓一 川辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Time Creation Inc
Original Assignee
Seiko Clock Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Clock Inc filed Critical Seiko Clock Inc
Priority to JP8233009A priority Critical patent/JPH1079295A/ja
Publication of JPH1079295A publication Critical patent/JPH1079295A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 EL発光素子の起電力を検出することによっ
て外界の明暗を判定し、それによりEL発光素子の点滅
を制御する。 【解決手段】 EL発光素子1はEL駆動回路2により
発光される。EL駆動回路2は制御回路3により制御さ
れる。EL発光素子1の起電力を電圧検出回路4で検出
する。制御回路3は電圧検出回路4による検出電圧が一
定のしきい値電圧を越えたか否かを判断して、EL発光
素子1の発光を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、EL発光装置及び
それを使用した時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のEL発光装置付の時計では、外界
の明るさ暗さを検出してEL発光素子の点滅を制御する
必要があり、このため、明暗検出センサとしてCdSを
用いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
CdSに加えて、CdS駆動用回路とEL駆動用回路が
共に必要になり、コストの上昇を招いてしまうという問
題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、EL発光素子に光が当ると起電力を
生じることに着目し、CdSを用いないでEL発光素子
の起電力を検出することによって外界の明暗を判定し、
それによりEL発光素子の点滅を制御している。そし
て、このようにCdSを用いないことで部品点数が減少
し、構成が簡単になってコストを低減することができ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のEL発光装置は、EL発
光素子を発光させるEL駆動回路と、上記EL駆動回路
を制御する制御回路と、上記EL発光素子の起電力を検
出する電圧検出回路とを具備している。上記制御回路
は、電圧検出回路による検出電圧が一定のしきい値電圧
を越えたか否かを判断してEL発光素子の発光を制御す
るものである。
【0006】更に、本発明の時計は、上記のEL発光装
置を使用しており、上記の制御回路に時刻信号を出力す
る時計装置を具備し、上記制御回路は、電圧検出回路に
よる検出電圧が一定のしきい値電圧を越えたか否か及び
時計装置からの時刻信号に基づいてEL発光素子の発光
を制御するものである。
【0007】上記のように構成されたEL発光装置で
は、EL発光素子の起電力を検出してEL発光素子の発
光を制御するものであり、外界の明暗を判断するための
別の部品が不要で、点滅させるべきEL発光素子そのも
のが明暗のセンサとして働く。またこのEL発光装置に
時計装置からの時刻信号を出力することで、外界の明暗
と共に時刻に対応してEL表示素子の点滅を行なわせる
ことを可能にする。
【0008】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1はEL発光装置を使用した時計の構成を示してい
る。そこでまずEL発光装置の構成から説明する。EL
発光装置は、外界が暗いときにEL発光素子1を点灯
し、外界が明るいときにはEL発光素子1を点灯させな
いように制御される。そのために、EL発光素子1はE
L駆動回路2からの駆動信号により点灯され、EL駆動
回路2は制御回路3から信号が供給されることにより駆
動信号を出力する。制御回路3からの出力は、電圧検出
回路4からの入力信号を制御回路3で判断して決定され
る。
【0009】即ち、図2に示すように、EL発光素子1
は光が当たると起電力を生じるもので、EL発光素子1
の表面の輝度が高まるにつれて検出電圧Vが大きくな
り、この検出電圧Vを電圧検出回路4で検出し、制御回
路3へ供給される。制御回路3には、予めEL発光素子
1を点灯するのが望ましい明暗の境界での電圧をしきい
値電圧Vmとして記憶させてある。
【0010】そこで、電圧検出回路4で検出された検出
電圧Vが予め定められているしきい値電圧Vmより大き
い、即ち、V>Vmのときは、外界が十分に明るいので
あるから、制御回路3によってEL駆動回路2に信号を
出力せず、EL発光素子1は点灯されない。V<Vmの
場合には、外界が暗い場合であるので制御回路3によっ
て信号を出力し、EL発光素子1は点灯される。検出電
圧Vとしきい値電圧Vmとが等しい、即ち、V=Vmの
ときは、外界が暗い場合と同じであると制御回路3が判
断し、制御回路3によって信号を出力し、EL発光素子
1が点灯されるようになっている。
【0011】EL発光素子1が点灯されている間は、電
圧検出回路4は駆動しないので、一定時間EL発光素子
1を点灯させた後で、制御回路3によって再び電圧検出
回路4を駆動させて輝度検出を行なうように制御する。
【0012】このEL発光装置を時計に使用する場合に
は、時計装置5から任意に設定した時刻、例えば正時の
時刻信号が制御回路3へ出力する。この時計の動作を設
定するに際して、正時の時刻信号が出力する時に、外界
が十分明るい場合にはEL発光素子1を点灯させず、外
界が暗い場合にはEL発光素子1を点灯させるように設
定する場合がある。
【0013】この例では、外界が十分に明るくてV>V
mの場合には、時計装置5から正時の時刻信号が制御回
路3へ入力しても、制御回路3によってEL駆動回路2
に信号を出力せず、EL発光素子1は点灯しない。しか
し、外界が暗くてV≦Vmの場合には、時計装置5から
正時の時刻信号が制御回路3へ入力すると、制御回路3
によってEL駆動回路2に信号を出力し、EL発光素子
1が点灯する。この例において、V≦Vmの場合であっ
ても、正時の時刻信号が22時から5時までである場合
には、制御回路3によってEL駆動回路2に信号を出力
せず、EL発光素子1は点灯しないように制御してもよ
い。
【0014】また、時計の動作を設定するに際して、正
時にEL発光素子1を点滅させながらからくりを動作さ
せ、しかもこのからくりは、例えば22時から5時まで
は動作させないように設定する場合がある。
【0015】この例では、外界が十分に明るくてV>V
mの場合でも、また外界が暗くてV≦Vmの場合でも、
時計装置5から正時の時刻信号が制御回路3へ入力する
と、制御回路3によってEL駆動回路2に信号を出力
し、EL発光素子1を点滅させ、別の機構によってから
くり動作を行なわせる。しかし正時の時刻信号が22時
から5時までである場合には、制御回路3によってEL
駆動回路2に信号を出力せず、EL発光素子1は点滅さ
れることはなくかつからくりは動作しない。
【0016】時計装置5から制御回路3に正時の時刻信
号が出力していない間は、V≦Vmとなると外界が暗い
のであるから、制御回路3によってEL駆動回路2に信
号を出力し、EL発光素子1を点灯させる。EL発光素
子1が点灯されている間は、電圧検出回路4は駆動しな
いので、一定時間EL発光素子1を点灯させた後で、制
御回路3によって再び電圧検出回路4を駆動させて輝度
検出を行なうように制御する必要がある。更に、22時
の正時の時刻信号が制御回路3に出力した後から5時の
正時の時刻信号が出力するまでは、V≦Vmであって
も、制御回路3によってEL駆動回路2に信号を出力し
ないようにし、EL発光素子1が点灯されないように制
御することも可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、EL発光素子の起電力を検出してEL発光素子
の発光を制御するようにしているので、外界の明暗を判
断するための別の部品が不要となり、点滅させるべきE
L発光素子そのものが明暗のセンサとして働き、部品点
数を減少させることができ、更にそれだけ回路構成も簡
単になってコストを低減することができる。
【0018】また、このEL発光装置に時計装置からの
時刻信号を出力するようにしているので、外界の明暗と
共に時刻に対応してEL表示素子の点滅を行なわせる時
計を簡単な構成によって低コストで提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】検出電圧とEL表面の輝度との関係図である。
【符号の説明】
1 EL発光素子 2 EL駆動回路 3 制御回路 4 電圧検出回路 5 時計装置 V 検出電圧 Vm しきい値電圧

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 EL発光素子を発光させるEL駆動回路
    と、上記EL駆動回路を制御する制御回路と、上記EL
    発光素子の起電力を検出する電圧検出回路とを具備し、
    上記制御回路は、上記電圧検出回路による検出電圧が一
    定のしきい値電圧を越えたか否かを判断して上記EL発
    光素子の発光を制御するものであることを特徴とするE
    L発光装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記制御回路に時刻
    信号を出力する時計装置を具備し、上記制御回路は、上
    記電圧検出回路による検出電圧が一定のしきい値電圧を
    越えたか否か及び上記時計装置からの上記時刻信号に基
    づいて上記EL発光素子の発光を制御するものであるこ
    とを特徴とする請求項1のEL発光装置を使用した時
    計。
JP8233009A 1996-09-03 1996-09-03 El発光装置及びそれを使用した時計 Pending JPH1079295A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8233009A JPH1079295A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 El発光装置及びそれを使用した時計

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JP8233009A JPH1079295A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 El発光装置及びそれを使用した時計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1079295A true JPH1079295A (ja) 1998-03-24

Family

ID=16948393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8233009A Pending JPH1079295A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 El発光装置及びそれを使用した時計

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JP (1) JPH1079295A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005539247A (ja) * 2001-12-31 2005-12-22 インテル コーポレイション エネルギをセンスする発光ダイオード・ディスプレイ

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JP2005539247A (ja) * 2001-12-31 2005-12-22 インテル コーポレイション エネルギをセンスする発光ダイオード・ディスプレイ

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

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