JP2002022850A - 発光時計 - Google Patents

発光時計

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JP2002022850A
JP2002022850A JP2000201291A JP2000201291A JP2002022850A JP 2002022850 A JP2002022850 A JP 2002022850A JP 2000201291 A JP2000201291 A JP 2000201291A JP 2000201291 A JP2000201291 A JP 2000201291A JP 2002022850 A JP2002022850 A JP 2002022850A
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JP
Japan
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light
brightness
emitting element
control circuit
timepiece
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Application number
JP2000201291A
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English (en)
Inventor
Motohiro Tako
元浩 多湖
Moriyasu Senyama
守康 扇山
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Seiko Time Creation Inc
Original Assignee
Seiko Clock Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光時計において、光センサの配置の制限を
なくすとともに、光センサを用いてなされる明るさ判定
により制御される明時、暗時それぞれの動作の切替が、
明暗の判定基準となる明るさ近傍で揺らぐことをなく
す。 【解決手段】 LEDを駆動するLED駆動回路1を制
御してLEDを点滅させるとともに、LEDの消灯タイ
ミングに光センサ3による光検出を行い周囲の明るさを
判定する制御回路2を設け、LEDからの光の影響を受
けることのない光検出ができ、光センサの配置の制限を
なくすことができる。光検出を複数回行い、全ての検出
結果が同じである時に明るさ判定をすることにより、明
暗の判定基準となる明るさ近傍での明るさ判定の揺らぎ
をなくし、明時、暗時それぞれの動作の切り替えが、明
暗の判定基準となる明るさ近傍で揺らぐことをなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発光時計に関し、特
に時計体に設けた発光素子を点滅させるとともに、周囲
の明るさに応じて発光素子の駆動等の時計体の動作を制
御する発光時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の発光素子を用いた発光時計におい
て、光センサで明るさを検出する場合は、発光素子の光
の影響を受けないように、光センサを発光素子から離れ
た位置に配置していた。
【0003】また、光センサによる検出に関しては、1
回の検出を行い、その検出結果で周囲が明るいか暗いか
を判定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のものは、光セン
サを発光素子から離れた場所に配置し、発光素子の光の
影響を受けないようにしていたため、配置に制限があっ
た。特に複数の発光素子を時計文字板に配置するような
ものでは、発光素子と光センサとの配置の兼ね合いから
デザイン上の制約が大きく、周囲の明るさに応じた制御
とデザイン性との取捨選択の必要があった。
【0005】また、発光素子を常時点滅させる発光時計
において、その点滅動作を周囲の明るさに応じて制御す
る場合、光センサの1回の検出で周囲の明るさを判定す
るのでは、明るさが明暗の判定基準となる明るさの近傍
にあるとき判定結果が揺らぐ。これに応じて点滅動作も
揺らいで不自然な動作となるため、時計が故障したもの
と使用者が勘違いしてしまうことも起こりかねない。
【0006】そこで、本発明は発光時計において、光セ
ンサの配置の制限をなくすことと、光センサを用いてな
される明るさ判定により制御される明時、暗時それぞれ
の動作の切替えが、明暗の判定基準となる明るさ近傍で
揺らぐことをなくすこととを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】また、上記光検出を複数
回行い、全ての検出結果が同じである時に当該検出結果
を明るさ判定の結果とすることにより、明暗の判定基準
となる明るさ近傍での明るさ判定の揺らぎをなくす。こ
れにより、周囲の明るさに応じて制御される時計体の動
作を安定化する。
【0008】本発明の発光時計は、時計体に設けられた
発光素子を駆動する駆動回路と、上記時計体に設けら
れ、周囲の明るさに応じた出力を発生する光センサと、
上記駆動回路を制御して上記発光素子を点滅させるとと
もに、上記発光素子の消灯タイミングに上記光センサに
よる光検出を行い周囲の明るさを判定する制御回路とを
備えることを特徴としている。
【0009】上記制御回路は判定した周囲の明るさに応
じて、上記発光素子の点滅パターンを制御することが好
ましい。
【0010】また、上記制御回路は周囲が暗いと判定し
たときに、上記発光素子の点滅を停止することも好まし
い。
【0011】また、上記制御回路は上記光検出を複数回
行い、全ての検出結果が同じであるときに当該検出結果
を明るさ判定の結果とすることも好ましい。
【0012】また、上記発光素子が発する光を受ける位
置に上記光センサが設けられていても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の発光時計の詳細を図
1に示す実施例にそって説明する。
【0014】図1を参照しながら本例の回路構成につい
て説明する。駆動回路1は発光素子としての発光ダイオ
ード(以下、LEDと言う)の複数個を点灯する。制御
回路2はLEDの点灯タイミングを制御するとともに、
制御回路2は光センサ3を用いて光検出を行い、周囲の
明るさを判定する。ここで、光センサ3はCdS(カド
ミュウム・サルファ)とする。制御回路2は、出力パル
スを光センサ3に出力し、すなわち、光センサ3および
抵抗Rの構成する直列回路を図示しない電源端子VDD
[5v]、VSS[0v]間に接続し、光センサ3と抵
抗Rとの接続点である端子Aの電位を所定の基準電圧と
比較することで光検出を行い、これを複数回行い、全て
の検出結果が同じである時にその検出結果を明るさ判定
の結果とする。
【0015】本例の発光時計は図2に示すように、時計
体4の文字板5の6時と12時の位置にLEDL1、L
2が設けられる。これらは制御回路2の制御を受ける駆
動回路1によって例えば、1.5秒毎に交互に点滅(常
時点滅)される。また、光センサ3も文字板5に設けら
れている。LEDL1、L2は文字板5の時計の中心に
向けて発光するように配置されており、LEDL2の光
軸上に光センサ3が配置されている。このため、後述す
るように制御回路2はLEDを点灯させるための点灯パ
ルスを出力していない時に、光検出を行うようにしてい
る。
【0016】また、時計体4には、LEDL1、L2の
外、LEDL3〜L54が設けられており、図示しない
が、時計体4内部の計時回路の時刻が正時となった際に
は、これらLEDL3〜L54は正時パフォーマンス回
路の制御を受けて点滅し、正時パフォーマンスを行う。
【0017】次にこの実施例の動作について説明する。
【0018】制御回路2は図3のaに示す点灯パルスを
LED駆動回路1に与える。これを受けたLED駆動回
路1は点灯パルスaの“H”の期間LEDL1、L2を
点灯し、これにより、LEDL1、L2は例えば、1.
5秒毎に交互に点滅する。また、制御回路2は点灯パル
スが“L”であるタイミング、すなわち、LEDL1、
L2の消灯時に“H”となる出力パルスbを光センサ3
に出力し、LEDL1、L2の消灯時に光検出を行う。
この光検出も1.5秒間隔で常に行われる。
【0019】制御回路2は最新の4回の光検出の結果を
制御内に記憶し、その4つの検出結果を比較して、全て
一致した時に、これを明るさ判定の結果として確定する
ようにしている。その時の動作を図4に示す。検出結果
が一致しない場合は、前回の状態であるとみなす。同図
ではタイミングt1に最新の4回の検出結果が全て暗で
あるから、周囲の明るさを暗と判定する。
【0020】本例では、暗いと判定した場合にはLED
L1、L2の点滅動作を停止する。また、LEDL3〜
L54による正時パフォーマンスも行わない状態とされ
る。
【0021】以上のように本例によれば、LEDL1、
L2の光軸上に光センサ3を配置した場合でも、LED
L2の光の影響を受けることなく、明るさを判定するこ
とができる。すなわち、光センサをLED等の発光素子
の配置位置による制限を受けることなく配置することが
可能となる。これにより、この種の発光時計においても
光センサ3を時計体の適当な位置に設けることができ、
デザイン上の制約なしに周囲の明るさに応じた動作制御
可能な発光時計を構成することが可能となる。
【0022】また、時計を設置した場所の明るさが、判
定の基準となる明るさ近傍であっても、4回の検出結果
がすべて一致したときに明暗の判定がなされるため、明
暗判定が揺らぐことがない。
【0023】このため、周囲の明るさに応じてLEDL
1、L2の点滅動作を作動、停止とする場合であっても
点滅動作の作動、停止が揺らぎ、点滅が見た目に不自然
なものとなることがない。
【0024】なお、LEDL3〜L54による正時パフ
ォーマンスの際には明るさ判定動作は行わないものとす
る。
【0025】上記一実施例では周囲の明るさが暗と判定
された際にLEDL1、L2の点滅動作を停止すること
としたが、本発明はこれに限るものではない、例えば、
周囲の明るさが暗と判定された場合は、LEDL1、L
2の点灯パルスのデューティーを小さくしたり、点灯パ
ルスの周期を長くしたり、LEDL1のみを点滅させる
ようにして周囲が暗い際はLEDL1、L2の消費電力
を抑えるようにしても良い。このように構成した際も明
暗時の動作切替が揺らいで、見た目に不自然なものとな
ることがない。
【0026】
【発明の効果】本発明の発光時計では、発光素子を駆動
する駆動回路を制御して発光素子を点滅させるととも
に、発光素子の消灯タイミングに光センサによる光検出
を行い周囲の明るさを判定する制御回路を設けるため、
発光素子の光の影響を受けることのない光検出ができ、
光センサの配置の制限をなくすことができる。このた
め、光センサを時計体の適当な位置に設けることがで
き、デザイン上の制約なく周囲の明るさに応じた動作制
御可能な発光時計を構成することが可能となる。
【0027】また、上記光検出を複数回行い、全ての検
出結果が同じである時にこの検出結果を明るさ判定の結
果とすることにより、明暗の判定基準となる明るさ近傍
での明るさ判定の揺らぎをなくすことができる。これに
より、周囲の明るさに応じて制御される時計体の明時、
暗時それぞれの動作の切替えが揺らぐことをなくすこと
ができる。例えば明暗に応じて発光素子の点滅パターン
の切替を行うものにおいて、明暗時の動作切替えが揺ら
いで、見た目に不自然なものとなる不具合をなくすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の発光時計の回路構成を説明
するためのブロック図。
【図2】本発明の一実施例の発光時計の時計体の正面
図。
【図3】図1のLEDの点灯タイミングと光センサの検
出タイミングの説明のためのタイミングチャート。
【図4】図1の制御回路の明るさ判定動作の説明のため
のタイミングチャート。
【符号の説明】
1 LED駆動回路(駆動回路) 2 制御回路 3 光センサ L1、L2 LED(発光素子)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計体に設けられた発光素子を駆動する
    駆動回路と、 上記時計体に設けられ、周囲の明るさに応じた出力を発
    生する光センサと、 上記駆動回路を制御して上記発光素子を点滅させるとと
    もに、上記発光素子の消灯時に上記光センサによる光検
    出を行い周囲の明るさを判定する制御回路とを備えるこ
    とを特徴とする発光時計。
  2. 【請求項2】 上記制御回路は判定した周囲の明るさに
    応じて、上記発光素子の点滅パターンを制御することを
    特徴とする請求項1に記載の発光時計。
  3. 【請求項3】 上記制御回路は周囲が暗いと判定したと
    きに、上記発光素子の点滅を停止することを特徴とする
    請求項1又は2に記載の発光時計。
  4. 【請求項4】 上記制御回路は上記光検出を複数回行
    い、全ての検出結果が同じであるときに当該検出結果を
    明るさ判定の結果とすることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれかに記載の発光時計。
  5. 【請求項5】 上記発光素子が発する光を受ける位置に
    上記光センサが設けられていることを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の発光時計。
JP2000201291A 2000-07-03 2000-07-03 発光時計 Pending JP2002022850A (ja)

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