JPH1078713A - 転写装置および画像形成装置 - Google Patents
転写装置および画像形成装置Info
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- JPH1078713A JPH1078713A JP23548396A JP23548396A JPH1078713A JP H1078713 A JPH1078713 A JP H1078713A JP 23548396 A JP23548396 A JP 23548396A JP 23548396 A JP23548396 A JP 23548396A JP H1078713 A JPH1078713 A JP H1078713A
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- conductive elastic
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 転写用導電性弾性体についての抵抗ムラに起
因する転写ムラの発生、および像担持体の局所的な転写
メモリによる画像濃度ムラやカブリの発生を防ぐことが
できる転写装置を提供する。 【解決手段】 像担持体に接触配置され、電圧が印加さ
れることで記録媒体上に像担持体上のトナー像を転写す
る転写ローラを有する転写装置において、前記転写ロー
ラは、ローラ芯金の周囲に導電性弾性体を設けると共
に、前記導電性弾性体の全長が前記記録媒体の最大通紙
領域よりも10mm以上長くした。
因する転写ムラの発生、および像担持体の局所的な転写
メモリによる画像濃度ムラやカブリの発生を防ぐことが
できる転写装置を提供する。 【解決手段】 像担持体に接触配置され、電圧が印加さ
れることで記録媒体上に像担持体上のトナー像を転写す
る転写ローラを有する転写装置において、前記転写ロー
ラは、ローラ芯金の周囲に導電性弾性体を設けると共
に、前記導電性弾性体の全長が前記記録媒体の最大通紙
領域よりも10mm以上長くした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真複写装置、
プリンタ、静電記録装置等の画像形成装置および画像形
成装置の感光体等の像担持体に電子写真プロセス、静電
記録プロセス等の作像手段で形成担持させた可転写画像
(トナー像)を紙等の記録媒体(転写材)へ転写させる
転写装置に関するものである。
プリンタ、静電記録装置等の画像形成装置および画像形
成装置の感光体等の像担持体に電子写真プロセス、静電
記録プロセス等の作像手段で形成担持させた可転写画像
(トナー像)を紙等の記録媒体(転写材)へ転写させる
転写装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置等の画像形成装置において
転写工程の実行手段として、電圧を印加することにより
転写作用を行わせるローラ型を一般的とする導電性弾性
体(以下、導電性弾性体ローラと記す)が近年盛んに使
用され始めている。
転写工程の実行手段として、電圧を印加することにより
転写作用を行わせるローラ型を一般的とする導電性弾性
体(以下、導電性弾性体ローラと記す)が近年盛んに使
用され始めている。
【0003】この導電性弾性体ローラは転写を実行する
のに適正な電圧を印加して使用されるが、非通紙部での
像担持体への過剰な電流や電流リーク等による印加電圧
のブレイクダウンを防止するためにその導電性弾性体の
抵抗値(体積抵抗値)はおよそ105 〜1011Ωcmの
いわゆる中抵抗の領域のものを使用することが要求され
ている。
のに適正な電圧を印加して使用されるが、非通紙部での
像担持体への過剰な電流や電流リーク等による印加電圧
のブレイクダウンを防止するためにその導電性弾性体の
抵抗値(体積抵抗値)はおよそ105 〜1011Ωcmの
いわゆる中抵抗の領域のものを使用することが要求され
ている。
【0004】このような弾性を有する転写部材としての
導電性弾性部材は、元来絶縁性であるゴム材料等の弾性
材料に導電性付与粒子を配合分散して所望の導電性を具
備させて製作されている。図2は、転写ローラ5’を、
弾性材料5’aとしてEPDMを用い、該EPDM中に
芯金5’cを有した中抵抗弾性ローラの構造断面図を示
している。
導電性弾性部材は、元来絶縁性であるゴム材料等の弾性
材料に導電性付与粒子を配合分散して所望の導電性を具
備させて製作されている。図2は、転写ローラ5’を、
弾性材料5’aとしてEPDMを用い、該EPDM中に
芯金5’cを有した中抵抗弾性ローラの構造断面図を示
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の導
電性弾性体ローラが像担持体に押圧当接された時、圧力
によるゴム変形のため導電弾性体中の分散導電性粉末の
粒子間接触状態に変化が生じて抵抗ムラが発生しやす
い。これはスポンジローラのようなゴムの変形が大きい
ものにおいて著しく発生する傾向にある。更にローラ端
部においては芯金のたわみとの相乗効果により、ゴムの
変形が大きなものとなり抵抗ムラが特に発生しやすい。
電性弾性体ローラが像担持体に押圧当接された時、圧力
によるゴム変形のため導電弾性体中の分散導電性粉末の
粒子間接触状態に変化が生じて抵抗ムラが発生しやす
い。これはスポンジローラのようなゴムの変形が大きい
ものにおいて著しく発生する傾向にある。更にローラ端
部においては芯金のたわみとの相乗効果により、ゴムの
変形が大きなものとなり抵抗ムラが特に発生しやすい。
【0006】また、前記導電性弾性体ローラ自体の部分
抵抗ムラ(特に端部ムラ)が全くない導電性弾性体ロー
ラを像担持体に押圧当接したとしても、見かけ上のロー
ラ端部の抵抗が高くなってしまうのは、以下の理由によ
るところがある。
抵抗ムラ(特に端部ムラ)が全くない導電性弾性体ロー
ラを像担持体に押圧当接したとしても、見かけ上のロー
ラ端部の抵抗が高くなってしまうのは、以下の理由によ
るところがある。
【0007】つまり、図4に示すように、導電性弾性体
をある一定の細かい幅に区切ったモデルを考えた場合、
ローラの中央部分B’はその両側に電流を流すことので
きるゴムがあるため、見かけ上の抵抗が低くなる。逆
に、ローラの両端部分A’、C’は電流を流すことので
きるゴムが片側にしかないために流せる電流が少なくな
り、見かけ上の抵抗が高くなる。
をある一定の細かい幅に区切ったモデルを考えた場合、
ローラの中央部分B’はその両側に電流を流すことので
きるゴムがあるため、見かけ上の抵抗が低くなる。逆
に、ローラの両端部分A’、C’は電流を流すことので
きるゴムが片側にしかないために流せる電流が少なくな
り、見かけ上の抵抗が高くなる。
【0008】従って、このようなローラを電圧を印加す
ることで画像を形成する装置の転写用ローラに使用する
と、トータルな抵抗値としては満足しているので適正な
トータル電流が得られるが、電流分布としてはムラが大
きく、これが原因の転写ムラの発生をみることがある。
ることで画像を形成する装置の転写用ローラに使用する
と、トータルな抵抗値としては満足しているので適正な
トータル電流が得られるが、電流分布としてはムラが大
きく、これが原因の転写ムラの発生をみることがある。
【0009】また、転写後の像担持体上に局所的な転写
帯電メモリを形成し、次の作像工程において画像上に濃
度ムラとなってしまうことがある。特に反転現像方式を
採用する画像形成装置においては、像担持体としての感
光体を局所的に帯電してしまうため、その部分が転写帯
電メモリとなって次の帯電工程で帯電不足となり、現像
されて黒ポチ状のカブリとなってしまうため著しく画像
品質の低下を招いてしまう。
帯電メモリを形成し、次の作像工程において画像上に濃
度ムラとなってしまうことがある。特に反転現像方式を
採用する画像形成装置においては、像担持体としての感
光体を局所的に帯電してしまうため、その部分が転写帯
電メモリとなって次の帯電工程で帯電不足となり、現像
されて黒ポチ状のカブリとなってしまうため著しく画像
品質の低下を招いてしまう。
【0010】本出願に係る第1の発明の目的は、転写用
導電性弾性体についての抵抗ムラに起因する転写ムラの
発生、および像担持体の局所的な転写メモリによる画像
濃度ムラやカブリの発生を防ぐことができる転写装置を
提供することにある。
導電性弾性体についての抵抗ムラに起因する転写ムラの
発生、および像担持体の局所的な転写メモリによる画像
濃度ムラやカブリの発生を防ぐことができる転写装置を
提供することにある。
【0011】本出願に係る第2の発明の目的は、転写用
導電性弾性体についての抵抗ムラに起因する転写ムラの
発生、像担持体の局所的な転写メモリによる画像濃度ム
ラやカブリの発生を防止し、高品質の画像を得ることが
できる画像形成装置を提供することにある。
導電性弾性体についての抵抗ムラに起因する転写ムラの
発生、像担持体の局所的な転写メモリによる画像濃度ム
ラやカブリの発生を防止し、高品質の画像を得ることが
できる画像形成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
の目的を実現する第1の構成は、像担持体に接触配置さ
れ、電圧が印加されることで記録媒体上に像担持体上の
トナー像を転写する転写ローラを有する転写装置におい
て、前記転写ローラは、ローラ芯金の周囲に導電性弾性
体を設けると共に、前記導電性弾性体の全長が前記記録
媒体の最大通紙領域よりも10mm以上長いことを特徴
とする転写装置にある。
の目的を実現する第1の構成は、像担持体に接触配置さ
れ、電圧が印加されることで記録媒体上に像担持体上の
トナー像を転写する転写ローラを有する転写装置におい
て、前記転写ローラは、ローラ芯金の周囲に導電性弾性
体を設けると共に、前記導電性弾性体の全長が前記記録
媒体の最大通紙領域よりも10mm以上長いことを特徴
とする転写装置にある。
【0013】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第2の構成は、上記した第1の構成において、前記導電
性弾性体の体積抵抗値が105 〜1011Ωcmであるこ
とを特徴とする転写装置にある。
第2の構成は、上記した第1の構成において、前記導電
性弾性体の体積抵抗値が105 〜1011Ωcmであるこ
とを特徴とする転写装置にある。
【0014】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第3の構成は、上記の各構成において、前記転写ローラ
の総硬度が20〜45°(AskerC)であることを
特徴とする転写装置にある。
第3の構成は、上記の各構成において、前記転写ローラ
の総硬度が20〜45°(AskerC)であることを
特徴とする転写装置にある。
【0015】本出願に係る第1の発明の目的を実現する
第4の構成は、上記の各構成において、前記転写ローラ
は、前記ローラ芯金の周囲に前記導電性弾性体を設ける
と共に、最外層に樹脂層を設けたことを特徴とする転写
装置にある。
第4の構成は、上記の各構成において、前記転写ローラ
は、前記ローラ芯金の周囲に前記導電性弾性体を設ける
と共に、最外層に樹脂層を設けたことを特徴とする転写
装置にある。
【0016】本出願に係る第2の発明の目的を実現する
構成は、上記の各構成における転写装置の転写ローラを
像担持体に接触配置したことを特徴とする画像形成装置
にある。
構成は、上記の各構成における転写装置の転写ローラを
像担持体に接触配置したことを特徴とする画像形成装置
にある。
【0017】従来の転写ローラにおいては、前述のよう
に導電性弾性体ローラを像担持体に押圧当接させ、これ
に潜像形成のために像担持体を帯電する極性と逆極性の
バイアス電圧を印加して像担持体側に形成担持されてい
る可転写像を記録媒体へ転写する際、ローラ端部の電流
が流れにくくなり、ローラ端部に当接された転写材部分
に、抵抗ムラに起因する転写ムラ、像担持体の局所的な
転写メモリによる画像濃度ムラやカブリが発生しやす
い。
に導電性弾性体ローラを像担持体に押圧当接させ、これ
に潜像形成のために像担持体を帯電する極性と逆極性の
バイアス電圧を印加して像担持体側に形成担持されてい
る可転写像を記録媒体へ転写する際、ローラ端部の電流
が流れにくくなり、ローラ端部に当接された転写材部分
に、抵抗ムラに起因する転写ムラ、像担持体の局所的な
転写メモリによる画像濃度ムラやカブリが発生しやす
い。
【0018】一方、図4に示すように、導電性弾性体を
ある一定の細かい幅に区切ったモデルを考えた場合、両
端部よりわずか内側部分(端から5mm、A’,C’)
の抵抗は中央部分の抵抗値との差がわずかであった。こ
れは、A’,C’部分の電流の流れ方と、B部分の電流
の流れ方がほぼ同一と考えられるからである。
ある一定の細かい幅に区切ったモデルを考えた場合、両
端部よりわずか内側部分(端から5mm、A’,C’)
の抵抗は中央部分の抵抗値との差がわずかであった。こ
れは、A’,C’部分の電流の流れ方と、B部分の電流
の流れ方がほぼ同一と考えられるからである。
【0019】これに対し、上記した本発明の目的を実現
する各構成においては、転写用導電性弾性体に、前記導
電弾性体の長さが転写する記録媒体の全長よりも10m
m以上長いものを使用することにより、得られる導電性
弾性体の抵抗ムラは改善される。
する各構成においては、転写用導電性弾性体に、前記導
電弾性体の長さが転写する記録媒体の全長よりも10m
m以上長いものを使用することにより、得られる導電性
弾性体の抵抗ムラは改善される。
【0020】
〈第1の実施の形態〉図1は本発明の第1の実施の形態
を示す画像形成装置の概略構成図である。
を示す画像形成装置の概略構成図である。
【0021】本実施の形態の画像形成装置は、回転ドラ
ム型・転写方式の電子写真装置であ、1は像担持体とし
ての電子写真感光ドラムであり、矢示の時計方向に所定
の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動され
る。感光ドラム1は、その回転過程で、帯電手段として
の電源E1から帯電バイアスを印加したコロナ放電器2
により周面が所定の極性・電位(本実施の形態では約−
600V)に一様帯電処理され、次いで露光系3により
目的の画像情報に対応したネガ画像露光(原稿像のアナ
ログ露光、デジタル走査露光等)を受けて周面に目的画
像情報の静電潜像が形成される。
ム型・転写方式の電子写真装置であ、1は像担持体とし
ての電子写真感光ドラムであり、矢示の時計方向に所定
の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動され
る。感光ドラム1は、その回転過程で、帯電手段として
の電源E1から帯電バイアスを印加したコロナ放電器2
により周面が所定の極性・電位(本実施の形態では約−
600V)に一様帯電処理され、次いで露光系3により
目的の画像情報に対応したネガ画像露光(原稿像のアナ
ログ露光、デジタル走査露光等)を受けて周面に目的画
像情報の静電潜像が形成される。
【0022】次いで、その静電潜像がマイナストナーに
よる反転現像方式のトナー現像手段4によりトナー画像
として現像される。そしてそのトナー画像が感光ドラム
1と転写手段5としての転写ローラとの間の転写部に不
図示の給紙手段から所定のタイミングで転写材Pが給送
され、また転写ローラ5に対して電源E2から約+2K
V〜+3KVの転写バイアスが印加され感光ドラム1面
の反転現像されたトナー画像が転写材Pに対して順次転
写されていく。
よる反転現像方式のトナー現像手段4によりトナー画像
として現像される。そしてそのトナー画像が感光ドラム
1と転写手段5としての転写ローラとの間の転写部に不
図示の給紙手段から所定のタイミングで転写材Pが給送
され、また転写ローラ5に対して電源E2から約+2K
V〜+3KVの転写バイアスが印加され感光ドラム1面
の反転現像されたトナー画像が転写材Pに対して順次転
写されていく。
【0023】トナー画像の転写を受けた転写材Pは、感
光ドラム1面から分離されて不図示の定着手段へ導入さ
れて像定着処理を受ける。トナー画像転写後の感光ドラ
ム1面は、クリーニング手段6で転写残りトナー等の付
着汚染物の除去処理を受けて清浄面化されて繰り返して
作像に供される。
光ドラム1面から分離されて不図示の定着手段へ導入さ
れて像定着処理を受ける。トナー画像転写後の感光ドラ
ム1面は、クリーニング手段6で転写残りトナー等の付
着汚染物の除去処理を受けて清浄面化されて繰り返して
作像に供される。
【0024】本実施の形態において、転写手段5として
以下のように調整した図3に示す導電性弾性体ローラ
(以下転写ローラとする)を使用した。
以下のように調整した図3に示す導電性弾性体ローラ
(以下転写ローラとする)を使用した。
【0025】a.弾性体:EPDMゴム(エチレンプロ
ピレンゴム)に導電性充填剤として導電性酸化亜鉛粒子
(比抵抗102 〜103 Ωcm)、加塑剤としてパラフ
ィンオイル、発泡剤、発泡助剤、加硫剤を添加して、押
し出し機によってチューブ状に押し出し成形した。この
成形品を加硫缶で160℃、30分の条件で加硫、発泡
させチューブ状の発泡体(導電性弾性体5a)を得る。
ピレンゴム)に導電性充填剤として導電性酸化亜鉛粒子
(比抵抗102 〜103 Ωcm)、加塑剤としてパラフ
ィンオイル、発泡剤、発泡助剤、加硫剤を添加して、押
し出し機によってチューブ状に押し出し成形した。この
成形品を加硫缶で160℃、30分の条件で加硫、発泡
させチューブ状の発泡体(導電性弾性体5a)を得る。
【0026】b.芯金:直径8mmの金属製の軸 この導電性弾性体5aを、直径8mmの金属製の軸5c
に圧入、接着し円筒研磨機で表面スキン層を研磨し形状
を整え、ローラ表面にケバのないローラを得た。ここで
は、導電性弾性体の全長が307mm(記録媒体の全長
297mm+10mm)のものを使用した。
に圧入、接着し円筒研磨機で表面スキン層を研磨し形状
を整え、ローラ表面にケバのないローラを得た。ここで
は、導電性弾性体の全長が307mm(記録媒体の全長
297mm+10mm)のものを使用した。
【0027】ここで得られた図3に示す転写ローラ5の
発泡導電弾性体5aの硬度をアスカー硬度計によって測
定したところ、28〜32°(askerC)であっ
た。更に、導電弾性体の抵抗を10mm幅の導電テープ
でローラの表面に巻つけ、金属製の軸5cと導電テープ
間の抵抗を測定することで求め測定したところ、5×1
08 Ωcmであった。
発泡導電弾性体5aの硬度をアスカー硬度計によって測
定したところ、28〜32°(askerC)であっ
た。更に、導電弾性体の抵抗を10mm幅の導電テープ
でローラの表面に巻つけ、金属製の軸5cと導電テープ
間の抵抗を測定することで求め測定したところ、5×1
08 Ωcmであった。
【0028】このように形成した転写ローラ5の導電性
弾性体5aを図5に示す分割抵抗測定装置の分割抵抗測
定用ドラム7に当接させて各部分の抵抗を測定した。こ
の場合、分割抵抗測定ドラム7の軸方向の全長よりも転
写ローラの導電性弾性体5aの全長が短い状態で測定を
行った。そして、記録媒体の両端(297mm)と中央
部分の体積抵抗を測定した結果、500g荷重での体積
抵抗ムラ(端/中)は、1.24倍であった。
弾性体5aを図5に示す分割抵抗測定装置の分割抵抗測
定用ドラム7に当接させて各部分の抵抗を測定した。こ
の場合、分割抵抗測定ドラム7の軸方向の全長よりも転
写ローラの導電性弾性体5aの全長が短い状態で測定を
行った。そして、記録媒体の両端(297mm)と中央
部分の体積抵抗を測定した結果、500g荷重での体積
抵抗ムラ(端/中)は、1.24倍であった。
【0029】なお、本実施の形態における転写ローラの
抵抗は図5のように負荷荷重が両端500gの条件下で
A,B,Cの3か所の体積抵抗を測定することにより求
める一般的なローラ体積抵抗測定法により測定したもの
である。
抵抗は図5のように負荷荷重が両端500gの条件下で
A,B,Cの3か所の体積抵抗を測定することにより求
める一般的なローラ体積抵抗測定法により測定したもの
である。
【0030】この転写ローラ5を画像形成装置に組み込
んで使用したところ、該転写ローラ5は感光ドラム1に
対して所定の押圧力をもって圧接状態に保持され、感光
ドラム1の回転に順方向にドラムの回転周速と略同じ周
速度をもって回転する。
んで使用したところ、該転写ローラ5は感光ドラム1に
対して所定の押圧力をもって圧接状態に保持され、感光
ドラム1の回転に順方向にドラムの回転周速と略同じ周
速度をもって回転する。
【0031】本実施の形態においては、ベタ画像が均一
に転写され、局部的に過剰なプラス電荷が感光ドラムに
付与されることもないため、次回の画像形成時に局部的
なポチ状の濃度ムラの発生はもちろん、ポチ状のカブリ
となることもなかった。
に転写され、局部的に過剰なプラス電荷が感光ドラムに
付与されることもないため、次回の画像形成時に局部的
なポチ状の濃度ムラの発生はもちろん、ポチ状のカブリ
となることもなかった。
【0032】また、上記転写ローラの抵抗値としては、
体積抵抗値として105 〜1011Ωcmであることが望
ましい。その理由としては、抵抗が低過ぎる場合、リー
クや白ポチが発生し、逆に高過ぎる場合、転写不良とな
ってしまうからである。
体積抵抗値として105 〜1011Ωcmであることが望
ましい。その理由としては、抵抗が低過ぎる場合、リー
クや白ポチが発生し、逆に高過ぎる場合、転写不良とな
ってしまうからである。
【0033】〈比較例〉ここで比較例としての転写手段
5として、以下のように調整した導電性弾性体ローラ
(以下転写ローラとする)を使用した。
5として、以下のように調整した導電性弾性体ローラ
(以下転写ローラとする)を使用した。
【0034】a.弾性体:EPDMゴムを主成分とし、
第1の実施の形態と同様の手法により、発泡導電弾性体
5aを得る。
第1の実施の形態と同様の手法により、発泡導電弾性体
5aを得る。
【0035】b.芯金:直径8mmの金属製の軸 この導電性弾性体5aを、直径8mmの金属製の軸5c
に圧入、接着し円筒研磨機で表面スキン層を研磨し形状
を整え、ローラ表面にケバのないローラを得た。ここで
は、導電性弾性体の全長が301mm(記録媒体の全長
297mm+4mm)のものを使用した。
に圧入、接着し円筒研磨機で表面スキン層を研磨し形状
を整え、ローラ表面にケバのないローラを得た。ここで
は、導電性弾性体の全長が301mm(記録媒体の全長
297mm+4mm)のものを使用した。
【0036】ここで得られた発泡導電弾性体5aの硬度
をアスカー硬度計によって測定したところ、28〜32
°(askerC)であった。更に、導電弾性体の抵抗
を10mm幅の導電テープでローラの表面に巻つけ、金
属製の軸5cと導電テープ間の抵抗を測定することで求
め測定したところ、5×108 Ωcmであった。
をアスカー硬度計によって測定したところ、28〜32
°(askerC)であった。更に、導電弾性体の抵抗
を10mm幅の導電テープでローラの表面に巻つけ、金
属製の軸5cと導電テープ間の抵抗を測定することで求
め測定したところ、5×108 Ωcmであった。
【0037】このように作成した導電性弾性体5aの転
写ローラを図6に示した測定により、記録媒体の両端
(297mm)と中央部分の体積抵抗を測定した結果、
500g荷重での体積抵抗ムラ(端/中)は、1.52
倍であった。
写ローラを図6に示した測定により、記録媒体の両端
(297mm)と中央部分の体積抵抗を測定した結果、
500g荷重での体積抵抗ムラ(端/中)は、1.52
倍であった。
【0038】この転写ローラ5を画像形成装置に組み込
んで使用したところ、、ベタ画像に多数のポチ状転写ム
ラが発生し、感光ドラム1に対して局部的にポチ状の転
写帯電メモリを形成してしまい、次回の画像形成時にそ
こが帯電不足となり現像され、ポチ状のカブリとなって
しまった。
んで使用したところ、、ベタ画像に多数のポチ状転写ム
ラが発生し、感光ドラム1に対して局部的にポチ状の転
写帯電メモリを形成してしまい、次回の画像形成時にそ
こが帯電不足となり現像され、ポチ状のカブリとなって
しまった。
【0039】〈第2の実施の形態〉第2の実施の形態に
おける転写手段5として、以下のように調整した導電性
弾性体ローラ(以下転写ローラとする)を使用した。
おける転写手段5として、以下のように調整した導電性
弾性体ローラ(以下転写ローラとする)を使用した。
【0040】a.弾性体:EPDMゴムを主成分とし、
第1の実施の形態と同様の手法により、発泡導電弾性体
5aを得る。
第1の実施の形態と同様の手法により、発泡導電弾性体
5aを得る。
【0041】b.芯金:直径8mmの金属製の軸 この導電性弾性体5aを、直径8mmの金属製の軸5c
に圧入、接着し円筒研磨機で表面スキン層を研磨し形状
を整え、ローラ表面にケバのないローラを得た。ここで
は、導電性弾性体の全長が317mm(記録媒体の全長
297mm+20mm)のものを使用した。
に圧入、接着し円筒研磨機で表面スキン層を研磨し形状
を整え、ローラ表面にケバのないローラを得た。ここで
は、導電性弾性体の全長が317mm(記録媒体の全長
297mm+20mm)のものを使用した。
【0042】ここで得られた発泡導電弾性体5aの硬度
をアスカー硬度計によって測定したところ、28〜32
°(askerC)であった。更に、導電弾性体の抵抗
を10mm幅の導電テープでローラの表面に巻つけ、金
属製の軸5cと導電テープ間の抵抗を測定することで求
め測定したところ、5×108 Ωcmであった。
をアスカー硬度計によって測定したところ、28〜32
°(askerC)であった。更に、導電弾性体の抵抗
を10mm幅の導電テープでローラの表面に巻つけ、金
属製の軸5cと導電テープ間の抵抗を測定することで求
め測定したところ、5×108 Ωcmであった。
【0043】このように形成した転写ローラの導電性弾
性体5aを図6に示した分割抵抗測定装置の分割抵抗測
定用ドラム7に当接させて各部分の抵抗を測定した。こ
の場合、分割抵抗測定ドラム7の軸方向の全長と転写ロ
ーラの導電性弾性体5aの全長が略同じ状態で測定を行
った。そして、記録媒体の両端(297mm)と中央部
分の体積抵抗を測定した結果、500g荷重での体積抵
抗ムラ(端/中)は、1.08倍であった。
性体5aを図6に示した分割抵抗測定装置の分割抵抗測
定用ドラム7に当接させて各部分の抵抗を測定した。こ
の場合、分割抵抗測定ドラム7の軸方向の全長と転写ロ
ーラの導電性弾性体5aの全長が略同じ状態で測定を行
った。そして、記録媒体の両端(297mm)と中央部
分の体積抵抗を測定した結果、500g荷重での体積抵
抗ムラ(端/中)は、1.08倍であった。
【0044】この転写ローラ5を画像形成装置に組み込
んで使用したところ、該転写ローラ5は感光ドラム1に
対して所定の押圧力をもって圧接状態に保持され、感光
ドラム1の回転に順方向にドラムの回転周速と略同じ周
速度をもって回転する。
んで使用したところ、該転写ローラ5は感光ドラム1に
対して所定の押圧力をもって圧接状態に保持され、感光
ドラム1の回転に順方向にドラムの回転周速と略同じ周
速度をもって回転する。
【0045】本実施の形態においては、ベタ画像が均一
に転写され、局部的に過剰なプラス電荷が感光ドラムに
付与されることもないため、次回の画像形成時に局部的
なポチ状の濃度ムラの発生はもちろん、ポチ状のカブリ
となることもなかった。
に転写され、局部的に過剰なプラス電荷が感光ドラムに
付与されることもないため、次回の画像形成時に局部的
なポチ状の濃度ムラの発生はもちろん、ポチ状のカブリ
となることもなかった。
【0046】〈第3の実施の形態〉第3の実施の形態に
おける転写手段5として、以下のように調整した導電性
弾性体ローラ(以下転写ローラとする)を使用した。
おける転写手段5として、以下のように調整した導電性
弾性体ローラ(以下転写ローラとする)を使用した。
【0047】a.弾性体:EPDMゴムを主成分とし、
第1の実施の形態と同様の手法により、発泡導電弾性体
5aを得る。
第1の実施の形態と同様の手法により、発泡導電弾性体
5aを得る。
【0048】b.芯金:直径8mmの金属製の軸 この導電性弾性体5aを、直径8mmの金属製の軸5c
に圧入、接着し円筒研磨機で表面スキン層を研磨し形状
を整え、ローラ表面にケバのないローラを得た。ここで
は、導電性弾性体の全長が325mm(記録媒体の全長
297mm+28mm)のものを使用した。
に圧入、接着し円筒研磨機で表面スキン層を研磨し形状
を整え、ローラ表面にケバのないローラを得た。ここで
は、導電性弾性体の全長が325mm(記録媒体の全長
297mm+28mm)のものを使用した。
【0049】ここで得られた発泡導電弾性体5aの硬度
をアスカー硬度計によって測定したところ、28〜32
°(askerC)であった。更に、導電弾性体の抵抗
を10mm幅の導電テープでローラの表面に巻つけ、金
属製の軸5cと導電テープ間の抵抗を測定することで求
め測定したところ、5×108 Ωcmであった。
をアスカー硬度計によって測定したところ、28〜32
°(askerC)であった。更に、導電弾性体の抵抗
を10mm幅の導電テープでローラの表面に巻つけ、金
属製の軸5cと導電テープ間の抵抗を測定することで求
め測定したところ、5×108 Ωcmであった。
【0050】このように形成した転写ローラ5の導電性
弾性体5aを図6に示した分割抵抗測定装置の分割抵抗
測定用ドラム7に当接させて各部分の抵抗を測定した。
この場合、分割抵抗測定ドラム7の軸方向の全長と転写
ローラの導電性弾性体5aの全長が略同じ状態で測定を
行った。そして、記録媒体の両端(297mm)と中央
部分の体積抵抗を測定した結果、500g荷重での体積
抵抗ムラ(端/中)は、1.12倍であった。
弾性体5aを図6に示した分割抵抗測定装置の分割抵抗
測定用ドラム7に当接させて各部分の抵抗を測定した。
この場合、分割抵抗測定ドラム7の軸方向の全長と転写
ローラの導電性弾性体5aの全長が略同じ状態で測定を
行った。そして、記録媒体の両端(297mm)と中央
部分の体積抵抗を測定した結果、500g荷重での体積
抵抗ムラ(端/中)は、1.12倍であった。
【0051】この転写ローラ5を画像形成装置に組み込
んで使用したところ、該転写ローラ5は感光ドラム1に
対して所定の押圧力をもって圧接状態に保持され、感光
ドラム1の回転に順方向にドラムの回転周速と略同じ速
度をもって回転する。
んで使用したところ、該転写ローラ5は感光ドラム1に
対して所定の押圧力をもって圧接状態に保持され、感光
ドラム1の回転に順方向にドラムの回転周速と略同じ速
度をもって回転する。
【0052】本実施の形態においても、ベタ画像が均一
に転写され、局部的に過剰なプラス電荷が感光ドラムに
付与されることもないため、次回の画像形成時に局部的
なポチ状の濃度ムラの発生はもちろん、ポチ状のカブリ
となることもなかった。
に転写され、局部的に過剰なプラス電荷が感光ドラムに
付与されることもないため、次回の画像形成時に局部的
なポチ状の濃度ムラの発生はもちろん、ポチ状のカブリ
となることもなかった。
【0053】しかしながら、第2の実施の形態のもの以
上にゴム製の導電性弾性体を長くしても(記録媒体の2
0mm以上)端部抵抗ムラに関しては更なる効果は無
い。また本体側の規制により、ローラ長はできる限り短
くしたい。更に第1の実施の形態における導電性弾性体
のレベルの長さ(記録媒体の10mm)でも画像上問題
無いことから、導電性弾性体の長さとしては記録媒体よ
りも10〜20mm延長した長さにすることが望まし
い。
上にゴム製の導電性弾性体を長くしても(記録媒体の2
0mm以上)端部抵抗ムラに関しては更なる効果は無
い。また本体側の規制により、ローラ長はできる限り短
くしたい。更に第1の実施の形態における導電性弾性体
のレベルの長さ(記録媒体の10mm)でも画像上問題
無いことから、導電性弾性体の長さとしては記録媒体よ
りも10〜20mm延長した長さにすることが望まし
い。
【0054】また抵抗ムラと導電性弾性体の長との関係
を図7に示す。
を図7に示す。
【0055】なお、上記した第1の実施の形態、第2の
実施の形態、第3の実施の形態では、弾性体5aとして
EPDMを用いた例を示したが、弾性体5aの素材とし
ては、一般に、イソプレンゴム、スチレンゴム、ブタジ
エンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、ブ
チルゴム、シリコーンゴム、クロロプレンゴム、クロロ
スルホン化ポリエチレン、アクリルゴム、ヒドリンゴ
ム、ウレタンゴム、多硫化ゴム、フッ素ゴム等のゴム
材、又は、それらを合成した合成ゴムを用いることがで
きる。また、これらの弾性体を導電化するには、カーボ
ンブラック、酸化チタン、酸化スズ、酸化亜鉛等の金属
酸化物、SnO2 とSb2 O3 の固容体、ZnOとal
2 O3 の固容体、In2 O3 とSnO2 の固容体等の被
酸化物等、銅、銀等の金属粉又はこれらを粒子表面に被
覆して導電化した粒子などからなる導電粒子を弾性体中
に適宜量分散させることにより行うことができ所望の抵
抗値に調整することができる。
実施の形態、第3の実施の形態では、弾性体5aとして
EPDMを用いた例を示したが、弾性体5aの素材とし
ては、一般に、イソプレンゴム、スチレンゴム、ブタジ
エンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、ブ
チルゴム、シリコーンゴム、クロロプレンゴム、クロロ
スルホン化ポリエチレン、アクリルゴム、ヒドリンゴ
ム、ウレタンゴム、多硫化ゴム、フッ素ゴム等のゴム
材、又は、それらを合成した合成ゴムを用いることがで
きる。また、これらの弾性体を導電化するには、カーボ
ンブラック、酸化チタン、酸化スズ、酸化亜鉛等の金属
酸化物、SnO2 とSb2 O3 の固容体、ZnOとal
2 O3 の固容体、In2 O3 とSnO2 の固容体等の被
酸化物等、銅、銀等の金属粉又はこれらを粒子表面に被
覆して導電化した粒子などからなる導電粒子を弾性体中
に適宜量分散させることにより行うことができ所望の抵
抗値に調整することができる。
【0056】また、樹脂層5aの素材としては、ウレタ
ン樹脂以外に一般に、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、
フッ素樹脂等の樹脂材、又は、それらを変性した樹脂等
を用いることができるのは言うまでもなく、本発明は上
記の実施の形態に限定されるものではない。
ン樹脂以外に一般に、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、
フッ素樹脂等の樹脂材、又は、それらを変性した樹脂等
を用いることができるのは言うまでもなく、本発明は上
記の実施の形態に限定されるものではない。
【0057】
【発明の効果】請求項1、2、3、4、5に係る発明に
よれば、転写ローラの導電性弾性体の抗が均一であり、
抵抗ムラに起因する転写ムラ、感光体の局部的な転写メ
モリによる濃度ムラ、カブリを改善する効果が得られ、
高い品質の画像が得られる。
よれば、転写ローラの導電性弾性体の抗が均一であり、
抵抗ムラに起因する転写ムラ、感光体の局部的な転写メ
モリによる濃度ムラ、カブリを改善する効果が得られ、
高い品質の画像が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す画像形成装置
の概略図。
の概略図。
【図2】従来の転写ローラの断面図。
【図3】本発明の第1、第2、第3の実施の形態の転写
ローラの断面図。
ローラの断面図。
【図4】転写ローラの導電性弾性体を一定の細幅に区切
ったモデル。
ったモデル。
【図5】第1の実施の形態の転写ローラの分割抵抗測定
装置の概略図。
装置の概略図。
【図6】第2、3の実施の形態の転写ローラの分割抵抗
測定装置の概略図。
測定装置の概略図。
【図7】抵抗ムラと導電性弾性体のゴム長との関係を示
す図表
す図表
1…像担持体としての電子写真感光ドラム 2…帯電手段 3…露光系 4…現像手段 5…転写手段 5a…導電弾性体 5c…芯金 6…クリーニング手段 7…分割抵抗測定用ドラム E…バイアス印加用電源
Claims (5)
- 【請求項1】 像担持体に接触配置され、電圧が印加さ
れることで記録媒体上に像担持体上のトナー像を転写す
る転写ローラを有する転写装置において、 前記転写ローラは、ローラ芯金の周囲に導電性弾性体を
設けると共に、前記導電性弾性体の全長が前記記録媒体
の最大通紙領域よりも10mm以上長いことを特徴とす
る転写装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記導電性弾性体の
体積抵抗値が105〜1011Ωcmであることを特徴と
する転写装置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記転写ロ
ーラの総硬度が20〜45°(AskerC)であるこ
とを特徴とする転写装置。 - 【請求項4】 請求項1、2または3において、前記転
写ローラは、前記ローラ芯金の周囲に前記導電性弾性体
を設けると共に、最外層に樹脂層を設けたことを特徴と
する転写装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の転
写装置の転写ローラを像担持体に接触配置したことを特
徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23548396A JPH1078713A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 転写装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23548396A JPH1078713A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 転写装置および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1078713A true JPH1078713A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16986736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23548396A Pending JPH1078713A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 転写装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1078713A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6219518B1 (en) | 1998-10-30 | 2001-04-17 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus including an intermediate image transfer body |
-
1996
- 1996-09-05 JP JP23548396A patent/JPH1078713A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6219518B1 (en) | 1998-10-30 | 2001-04-17 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus including an intermediate image transfer body |
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