JPH1078480A - 追跡レーダ信号発生装置 - Google Patents
追跡レーダ信号発生装置Info
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- JPH1078480A JPH1078480A JP9202042A JP20204297A JPH1078480A JP H1078480 A JPH1078480 A JP H1078480A JP 9202042 A JP9202042 A JP 9202042A JP 20204297 A JP20204297 A JP 20204297A JP H1078480 A JPH1078480 A JP H1078480A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 追跡レーダ信号発生装置を提供する。
【解決手段】 追跡レーダ信号発生装置の同期を合わせ
るマスタクロック、同期信号発生信号のパルス反復周波
数（ＰＲＦ）信号、追跡レーダが追跡している目標物距
離の追跡目標物距離、追跡せず信号のみが入力される一
般目標物距離が入力され、追跡目標物距離及び一般目標
物距離を時間に換算して換算された信号を含む各入力信
号を所定の時間に各チャンネルに出力するタイマ２００
と、実時間にノイズ信号を出力するノイズ発生部２３０
と、ＰＲＦ信号によりタイマ２００のチャンネルに出力
される信号を増幅してアナログ同期信号を発生しタイマ
２００の同期信号を発生する同期信号発生部２１０と、
タイマ２００からの追跡目標物信号及び一般目標物信号
と、ノイズ発生部２３０から出力されたノイズ信号とを
合成してビデオ信号として出力するビデオ信号発生部２
２０とを含む。
るマスタクロック、同期信号発生信号のパルス反復周波
数（ＰＲＦ）信号、追跡レーダが追跡している目標物距
離の追跡目標物距離、追跡せず信号のみが入力される一
般目標物距離が入力され、追跡目標物距離及び一般目標
物距離を時間に換算して換算された信号を含む各入力信
号を所定の時間に各チャンネルに出力するタイマ２００
と、実時間にノイズ信号を出力するノイズ発生部２３０
と、ＰＲＦ信号によりタイマ２００のチャンネルに出力
される信号を増幅してアナログ同期信号を発生しタイマ
２００の同期信号を発生する同期信号発生部２１０と、
タイマ２００からの追跡目標物信号及び一般目標物信号
と、ノイズ発生部２３０から出力されたノイズ信号とを
合成してビデオ信号として出力するビデオ信号発生部２
２０とを含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は信号発生装置に係
り、特に追跡レーダからレーダ統制器へ伝送される信号
を発生させる追跡レーダ信号発生装置に関する。
り、特に追跡レーダからレーダ統制器へ伝送される信号
を発生させる追跡レーダ信号発生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一般
にレーダシステムにおいて、レーダ統制器は追跡レーダ
から目標物に関わるデータを受信してそのデータを処理
かつディスプレーする。しかしながら、レーダ統制器を
開発するためには、追跡レーダから受信された目標物に
関わるデータが必要になる。従って、追跡レーダが開発
されていないと、レーダ統制器の追跡アルゴリズムを開
発したりテストするのが難しい。更に、より高精度のレ
ーダ統制器の追跡アルゴリズムを開発するためには、目
標物が存在し得る多様な周辺環境を仮定した上で、前記
多様な周辺環境の中にある目標物に対してレーダ統制器
の追跡アルゴリズムをテストかつ検証しなければならな
い。
にレーダシステムにおいて、レーダ統制器は追跡レーダ
から目標物に関わるデータを受信してそのデータを処理
かつディスプレーする。しかしながら、レーダ統制器を
開発するためには、追跡レーダから受信された目標物に
関わるデータが必要になる。従って、追跡レーダが開発
されていないと、レーダ統制器の追跡アルゴリズムを開
発したりテストするのが難しい。更に、より高精度のレ
ーダ統制器の追跡アルゴリズムを開発するためには、目
標物が存在し得る多様な周辺環境を仮定した上で、前記
多様な周辺環境の中にある目標物に対してレーダ統制器
の追跡アルゴリズムをテストかつ検証しなければならな
い。
【０００３】本発明は前記のような問題点を解決するた
めに案出されたものであり、追跡レーダが完全に開発さ
れていなくてもレーダ統制器の追跡アルゴリズムを開発
しレーダ統制器の動作を検証できる追跡レーダ信号発生
装置を提供するにその目的がある。
めに案出されたものであり、追跡レーダが完全に開発さ
れていなくてもレーダ統制器の追跡アルゴリズムを開発
しレーダ統制器の動作を検証できる追跡レーダ信号発生
装置を提供するにその目的がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の追跡レーダ信号発生装置は、追跡レーダ信号
発生装置の同期を合わせるマスタクロック、同期信号発
生信号のパルス反復周波数（ＰＲＦ）信号、追跡レーダ
が追跡している目標物距離の追跡目標物距離、追跡せず
信号のみが入力される一般目標物距離が入力され、前記
追跡目標物距離及び一般目標物距離を時間に換算し、前
記換算された信号を含む各入力信号を所定の時間に各チ
ャンネルに出力するタイマと、ランダムデータを格納し
ておいて実時間にノイズ信号を出力するノイズ発生部
と、前記ＰＲＦ信号により前記タイマのチャンネルに出
力される信号を増幅してアナログ同期信号を発生し、前
記タイマの同期信号を発生する同期信号発生部と、前記
タイマからの追跡目標物信号及び一般目標物信号と、前
記ノイズ発生部から出力されたノイズ信号とを合成して
ビデオ信号として出力するビデオ信号発生部とを含むこ
とが望ましい。かつ、前記ノイズ発生部は、ランダムデ
ータを格納しておいて実時間に出力するルックアップテ
ーブルと、前記ルックアップテーブルの出力信号を増幅
してノイズ信号を出力する演算増幅器とからなることが
望ましく、前記ルックアップテーブルの出力信号が入力
され、レーダが運行される周囲環境及びレーダの特性に
応じて信号レベルを調整して前記演算増幅器に出力する
可変レベル調整器を更に備えることが望ましい。なお、
前記同期信号発生部は、前記タイマから出力される信号
を反転させてタイマにフィードバックさせる第１反転器
と、前記第１反転器の出力信号を再び反転させる第２反
転器と、前記第２反転器の出力信号を増幅させてアナロ
グ信号として出力する演算増幅器とからなることが望ま
しい。更に、前記ビデオ信号発生部は、前記タイマから
出力される追跡目標物信号を増幅する第１演算増幅器
と、前記タイマから出力される一般目標物信号を反転さ
せる反転器と、前記反転器の出力信号を増幅する第２演
算増幅器と、前記第１,２演算増幅器の出力信号と前記
ノイズ発生部の演算増幅器の出力信号を加算してビデオ
信号として出力するアナログ加算器とからなることが望
ましい。
の本発明の追跡レーダ信号発生装置は、追跡レーダ信号
発生装置の同期を合わせるマスタクロック、同期信号発
生信号のパルス反復周波数（ＰＲＦ）信号、追跡レーダ
が追跡している目標物距離の追跡目標物距離、追跡せず
信号のみが入力される一般目標物距離が入力され、前記
追跡目標物距離及び一般目標物距離を時間に換算し、前
記換算された信号を含む各入力信号を所定の時間に各チ
ャンネルに出力するタイマと、ランダムデータを格納し
ておいて実時間にノイズ信号を出力するノイズ発生部
と、前記ＰＲＦ信号により前記タイマのチャンネルに出
力される信号を増幅してアナログ同期信号を発生し、前
記タイマの同期信号を発生する同期信号発生部と、前記
タイマからの追跡目標物信号及び一般目標物信号と、前
記ノイズ発生部から出力されたノイズ信号とを合成して
ビデオ信号として出力するビデオ信号発生部とを含むこ
とが望ましい。かつ、前記ノイズ発生部は、ランダムデ
ータを格納しておいて実時間に出力するルックアップテ
ーブルと、前記ルックアップテーブルの出力信号を増幅
してノイズ信号を出力する演算増幅器とからなることが
望ましく、前記ルックアップテーブルの出力信号が入力
され、レーダが運行される周囲環境及びレーダの特性に
応じて信号レベルを調整して前記演算増幅器に出力する
可変レベル調整器を更に備えることが望ましい。なお、
前記同期信号発生部は、前記タイマから出力される信号
を反転させてタイマにフィードバックさせる第１反転器
と、前記第１反転器の出力信号を再び反転させる第２反
転器と、前記第２反転器の出力信号を増幅させてアナロ
グ信号として出力する演算増幅器とからなることが望ま
しい。更に、前記ビデオ信号発生部は、前記タイマから
出力される追跡目標物信号を増幅する第１演算増幅器
と、前記タイマから出力される一般目標物信号を反転さ
せる反転器と、前記反転器の出力信号を増幅する第２演
算増幅器と、前記第１,２演算増幅器の出力信号と前記
ノイズ発生部の演算増幅器の出力信号を加算してビデオ
信号として出力するアナログ加算器とからなることが望
ましい。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
した図面に基づき更に詳細に説明する。
した図面に基づき更に詳細に説明する。
【０００６】図１は矢印方向に追跡レーダの信号がレー
ダ統制器へ伝送される状態を示したものであり、レーダ
統制器をテストするために追跡レーダの代りに追跡レー
ダ信号発生装置を用いることができる。
ダ統制器へ伝送される状態を示したものであり、レーダ
統制器をテストするために追跡レーダの代りに追跡レー
ダ信号発生装置を用いることができる。
【０００７】追跡レーダからレーダ統制器へ伝送される
信号はアナログ状の同期信号とビデオ信号とから構成さ
れている。従って、本発明による追跡レーダ信号発生装
置の主な構成要素は、使用者が入力したデータを受けて
同期信号を発生させる同期信号発生部とビデオ信号を発
生させるビデオ信号発生部である。図２は本発明による
追跡レーダ信号発生装置の一実施形態を示したブロック
図であり、タイマ２００と、同期信号発生部２１０と、
ビデオ信号発生部２２０及びノイズ発生部２３０から構
成される。
信号はアナログ状の同期信号とビデオ信号とから構成さ
れている。従って、本発明による追跡レーダ信号発生装
置の主な構成要素は、使用者が入力したデータを受けて
同期信号を発生させる同期信号発生部とビデオ信号を発
生させるビデオ信号発生部である。図２は本発明による
追跡レーダ信号発生装置の一実施形態を示したブロック
図であり、タイマ２００と、同期信号発生部２１０と、
ビデオ信号発生部２２０及びノイズ発生部２３０から構
成される。
【０００８】前記タイマ２００は、追跡レーダ信号発生
装置の全体的な同期を合わせるマスタクロック、同期信
号発生信号のパルス反復周波数（ＰＲＦ）信号、追跡レ
ーダが追跡している目標物距離の追跡目標物距離、追跡
せず信号のみが入力される一般目標物距離を入力し、前
記追跡目標物距離及び一般目標物距離を式 時間（追跡及び一般目標物の位置）＝２×目標物距離/
光速 に応じて時間に換算して追跡目標物信号及び一般目標物
信号を生成する。
装置の全体的な同期を合わせるマスタクロック、同期信
号発生信号のパルス反復周波数（ＰＲＦ）信号、追跡レ
ーダが追跡している目標物距離の追跡目標物距離、追跡
せず信号のみが入力される一般目標物距離を入力し、前
記追跡目標物距離及び一般目標物距離を式 時間（追跡及び一般目標物の位置）＝２×目標物距離/
光速 に応じて時間に換算して追跡目標物信号及び一般目標物
信号を生成する。
【０００９】その後、タイマ２００は、前記追跡目標物
信号及び一般目標物信号を含む各入力信号を各チャンネ
ル（ＣＨ１,ＣＨ２,ＣＨ３）に出力する。
信号及び一般目標物信号を含む各入力信号を各チャンネ
ル（ＣＨ１,ＣＨ２,ＣＨ３）に出力する。
【００１０】前記ノイズ発生部２３０はランダムデータ
を格納しておいてこれを実時間に出力するブロックであ
り、ランダムデータを格納しておいて実時間に出力する
ようにルックアップテーブル状に作られたランダムデー
タテーブル２３２と、前記ランダムデータテーブル２３
２の出力信号を入力してレーダが運行される周囲環境及
びレーダの特性に応じて信号レベルを調整する可変レベ
ル調整器２３４及び前記可変レベル調整器２３４の信号
を増幅する演算増幅器２３６とから構成される。
を格納しておいてこれを実時間に出力するブロックであ
り、ランダムデータを格納しておいて実時間に出力する
ようにルックアップテーブル状に作られたランダムデー
タテーブル２３２と、前記ランダムデータテーブル２３
２の出力信号を入力してレーダが運行される周囲環境及
びレーダの特性に応じて信号レベルを調整する可変レベ
ル調整器２３４及び前記可変レベル調整器２３４の信号
を増幅する演算増幅器２３６とから構成される。
【００１１】同期信号発生部２１０は、前記タイマ２０
０のチャンネル１（ＣＨ１）に出力される前記ＰＲＦ信
号により信号を前記タイマ２００にフィードバックさせ
て同期信号として用いる一方、信号を増幅させてアナロ
グ信号として出力するブロックであり、前記タイマ２０
０から出力される信号を反転させる第１反転器２１２
と、前記第１反転器２１２の出力信号を前記タイマ２０
０にフィードバックさせる一方、前記出力信号を再び反
転させる第２反転器２１４と、前記第２反転器２１４の
出力信号を増幅させてアナログ信号として出力する演算
増幅器２１６とから構成される。
０のチャンネル１（ＣＨ１）に出力される前記ＰＲＦ信
号により信号を前記タイマ２００にフィードバックさせ
て同期信号として用いる一方、信号を増幅させてアナロ
グ信号として出力するブロックであり、前記タイマ２０
０から出力される信号を反転させる第１反転器２１２
と、前記第１反転器２１２の出力信号を前記タイマ２０
０にフィードバックさせる一方、前記出力信号を再び反
転させる第２反転器２１４と、前記第２反転器２１４の
出力信号を増幅させてアナログ信号として出力する演算
増幅器２１６とから構成される。
【００１２】ビデオ信号発生部２２０は、前記タイマ２
００からの追跡目標物信号及び一般目標物信号と、前記
ノイズ発生部２３０から出力されるノイズ信号とを合成
してビデオ信号として出力する。前記ビデオ信号発生部
２２０は、前記タイマ２００から出力される追跡目標物
信号を増幅する第１演算増幅器２２２と、前記タイマ２
００から出力される一般目標物信号を反転させる第３反
転器２２４と、前記第３反転器２２４の出力信号を増幅
する第２演算増幅器２２６と、前記第１、第２演算増幅
器２２２、２２６の出力信号と前記ノイズ発生部２３０
の演算増幅器２３６の出力信号を加算してビデオ信号と
して出力するアナログ加算器２２８とから構成される。
００からの追跡目標物信号及び一般目標物信号と、前記
ノイズ発生部２３０から出力されるノイズ信号とを合成
してビデオ信号として出力する。前記ビデオ信号発生部
２２０は、前記タイマ２００から出力される追跡目標物
信号を増幅する第１演算増幅器２２２と、前記タイマ２
００から出力される一般目標物信号を反転させる第３反
転器２２４と、前記第３反転器２２４の出力信号を増幅
する第２演算増幅器２２６と、前記第１、第２演算増幅
器２２２、２２６の出力信号と前記ノイズ発生部２３０
の演算増幅器２３６の出力信号を加算してビデオ信号と
して出力するアナログ加算器２２８とから構成される。
【００１３】前記構成に基づき本発明の動作を説明する
と次の通りである。まず、２０ＭＨｚ以上の周波数を有
するマスタクロックと、レーダの種類に応じて異なる周
波数を有するＰＲＦ信号と、追跡及び一般目標物距離を
入力信号として受けて信号発生器で必要な同期信号及び
ビデオ信号を発生させる。前記入力信号は直列ポートや
ＶＭＥバス等を通して受けられる。
と次の通りである。まず、２０ＭＨｚ以上の周波数を有
するマスタクロックと、レーダの種類に応じて異なる周
波数を有するＰＲＦ信号と、追跡及び一般目標物距離を
入力信号として受けて信号発生器で必要な同期信号及び
ビデオ信号を発生させる。前記入力信号は直列ポートや
ＶＭＥバス等を通して受けられる。
【００１４】前記同期信号は次のように発生される。与
えられたＰＲＦ信号に応じてタイマ２００のチャンネル
１（ＣＨ１）に出力される信号は第１反転器２１２を経
て再びタイマ２００にフィードバックされて同期信号と
して用いられる一方、第２反転器２１４を経て演算増幅
器２１６により増幅されアナログ信号として出力されて
同期信号になる。このように発生する同期信号の波形が
図３に示されている。
えられたＰＲＦ信号に応じてタイマ２００のチャンネル
１（ＣＨ１）に出力される信号は第１反転器２１２を経
て再びタイマ２００にフィードバックされて同期信号と
して用いられる一方、第２反転器２１４を経て演算増幅
器２１６により増幅されアナログ信号として出力されて
同期信号になる。このように発生する同期信号の波形が
図３に示されている。
【００１５】次は、ビデオ信号の発生過程を説明する。
ビデオ信号は追跡及び一般目標物信号とノイズ信号とが
合成されて出力される信号であり、前記ビデオ信号は同
期信号により励起される。追跡目標物信号は、入力され
た追跡目標物距離値が時間に換算されタイマ２００のチ
ャンネル２（ＣＨ２）に出力されて演算増幅器２２２に
より増幅されてアナログ加算器２２８に印加される。一
般目標物信号も、入力される一般目標物距離値が時間に
換算されタイマ２００のチャンネル３（ＣＨ３）に出力
されて反転器２２４を経て信号が反転された後、演算増
幅器２２６により増幅されてアナログ加算器２２８に印
加される。ノイズ信号は予めランダムデータテーブル２
３２に格納されているランダムデータを用いて作られた
ため実時間に発生される。レーダが動作する周囲環境及
びレーダの特性に応じてノイズレベルが異なるので、ラ
ンダムデータテーブル２３２から出力されたランダムデ
ータ信号のレベルは可変レベル調整器２３４により状況
に合わせて調整されて演算増幅器２３６を通して増幅さ
れた後、アナログ加算器２２８に入力される。すると、
アナログ加算器２２８は追跡目標物信号及び一般目標物
信号と、ノイズ信号とを合成して図４に示したような信
号を発生させる。
ビデオ信号は追跡及び一般目標物信号とノイズ信号とが
合成されて出力される信号であり、前記ビデオ信号は同
期信号により励起される。追跡目標物信号は、入力され
た追跡目標物距離値が時間に換算されタイマ２００のチ
ャンネル２（ＣＨ２）に出力されて演算増幅器２２２に
より増幅されてアナログ加算器２２８に印加される。一
般目標物信号も、入力される一般目標物距離値が時間に
換算されタイマ２００のチャンネル３（ＣＨ３）に出力
されて反転器２２４を経て信号が反転された後、演算増
幅器２２６により増幅されてアナログ加算器２２８に印
加される。ノイズ信号は予めランダムデータテーブル２
３２に格納されているランダムデータを用いて作られた
ため実時間に発生される。レーダが動作する周囲環境及
びレーダの特性に応じてノイズレベルが異なるので、ラ
ンダムデータテーブル２３２から出力されたランダムデ
ータ信号のレベルは可変レベル調整器２３４により状況
に合わせて調整されて演算増幅器２３６を通して増幅さ
れた後、アナログ加算器２２８に入力される。すると、
アナログ加算器２２８は追跡目標物信号及び一般目標物
信号と、ノイズ信号とを合成して図４に示したような信
号を発生させる。
【００１６】
【発明の効果】以上、本発明によると、追跡レーダが完
全に開発されなくてもレーダ統制器の追跡アルゴリズム
を開発することができるので、レーダの開発期間を縮め
ることができる。かつ、実際の信号と同一な信号を発生
させてレーダ統制器の信頼度を向上させることができ、
可変レベル調整器を用いてノイズのレベルを変更するこ
とができるので多様な周囲環境で適用可能である。
全に開発されなくてもレーダ統制器の追跡アルゴリズム
を開発することができるので、レーダの開発期間を縮め
ることができる。かつ、実際の信号と同一な信号を発生
させてレーダ統制器の信頼度を向上させることができ、
可変レベル調整器を用いてノイズのレベルを変更するこ
とができるので多様な周囲環境で適用可能である。
【図１】 追跡レーダ及びレーダ統制器と本発明の追跡
レーダ信号発生装置の構造的な相互関係を示した図面で
ある。
レーダ信号発生装置の構造的な相互関係を示した図面で
ある。
【図２】 本発明による追跡レーダ信号発生装置の一実
施形態を示したブロック図である。
施形態を示したブロック図である。
【図３】 本発明による追跡レーダ信号発生装置から発
生した同期信号を示した図面である。
生した同期信号を示した図面である。
【図４】 本発明による追跡レーダ信号発生装置から発
生したビデオ信号を示した図面である。
生したビデオ信号を示した図面である。
２００ タイマ ２１０ 同期信号発生部 ２１２ 第１反転器 ２１４ 第２反転器 ２１６ 演算増幅器 ２２０ ビデオ信号発生部 ２２２ 第１演算増幅器 ２２４ 反転器 ２２６ 第２演算増幅器 ２２８ アナログ加算器 ２３０ ノイズ発生部 ２３２ ルックアップテーブル ２３４ 可変レベル調整器 ２３６ 演算増幅器
Claims (5)
- 【請求項１】 追跡レーダ信号発生装置において、 追跡レーダ信号発生装置の同期を合わせるマスタクロッ
ク、同期信号発生信号のパルス反復周波数（ＰＲＦ）信
号、追跡レーダが追跡している目標物距離の追跡目標物
距離、追跡せず信号のみが入力される一般目標物距離が
入力され、前記追跡目標物距離及び一般目標物距離を時
間に換算し、前記換算された信号を含む各入力信号を所
定の時間に各チャンネルに出力するタイマと、 実時間にノイズ信号を出力するノイズ発生部と、 前記ＰＲＦ信号により前記タイマのチャンネルに出力さ
れる信号を増幅してアナログ同期信号を発生し、前記タ
イマの同期信号を発生する同期信号発生部と、 前記タイマからの追跡目標物信号及び一般目標物信号
と、前記ノイズ発生部から出力されたノイズ信号とを合
成してビデオ信号として出力するビデオ信号発生部とを
含むことを特徴とする追跡レーダ信号発生装置。 - 【請求項２】 前記ノイズ発生部は、 ランダムデータを格納しておいて実時間に出力するルッ
クアップテーブルと、 前記ルックアップテーブルの出力信号を増幅してノイズ
信号を出力する演算増幅器とからなることを特徴とする
請求項１に記載の追跡レーダ信号発生装置。 - 【請求項３】 前記ルックアップテーブルの出力信号が
入力され、レーダが運行される周囲環境及びレーダの特
性に応じて信号レベルを調整して前記演算増幅器に出力
する可変レベル調整器を更に備えることを特徴とする請
求項２に記載の追跡レーダ信号発生装置。 - 【請求項４】 前記同期信号発生部は、 前記タイマから出力される信号を反転させてタイマにフ
ィードバックさせる第１反転器と、 前記第１反転器の出力信号を再び反転させる第２反転器
と、 前記第２反転器の出力信号を増幅させてアナログ信号と
して出力する演算増幅器とからなることを特徴とする請
求項１又は請求項３のうち何れか一つに記載の追跡レー
ダ信号発生装置。 - 【請求項５】 前記ビデオ信号発生部は、 前記タイマから出力される追跡目標物信号を増幅する第
１演算増幅器と、 前記タイマから出力される一般目標物信号を反転させる
反転器と、 前記反転器の出力信号を増幅する第２演算増幅器と、 前記第１、第２演算増幅器の出力信号と前記ノイズ発生
部の演算増幅器の出力信号を加算してビデオ信号として
出力するアナログ加算器とからなることを特徴とする請
求項１又は請求項３のうち何れか一つに記載の追跡レー
ダ信号発生装置。
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