JPH1077682A - バルコニー - Google Patents
バルコニーInfo
- Publication number
- JPH1077682A JPH1077682A JP8232912A JP23291296A JPH1077682A JP H1077682 A JPH1077682 A JP H1077682A JP 8232912 A JP8232912 A JP 8232912A JP 23291296 A JP23291296 A JP 23291296A JP H1077682 A JPH1077682 A JP H1077682A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balcony
- coping
- handrail
- wall
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rehabilitation Tools (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外周に手摺を有するバルコニーにおいて、高
齢者等の、バルコニーに出ることに対する不安感を解消
する。 【解決手段】 手摺の笠木11,12,13をバルコニーの側
面側から開口部2側へ回り込ませ、外壁7と開口部2の
境界位置まで連続させ、開口部2から手摺までの距離を
なくす。
齢者等の、バルコニーに出ることに対する不安感を解消
する。 【解決手段】 手摺の笠木11,12,13をバルコニーの側
面側から開口部2側へ回り込ませ、外壁7と開口部2の
境界位置まで連続させ、開口部2から手摺までの距離を
なくす。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はバリアフリーに対
応したバルコニーに関するものである。
応したバルコニーに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】外周に
手摺を有するバルコニーでは、手摺はバルコニーの前面
と側面にのみ設置され、バルコニーの長さが開口部の幅
より大きい場合にも手摺が外壁に設置されることはない
ことから、開口部から手摺までには距離がある。
手摺を有するバルコニーでは、手摺はバルコニーの前面
と側面にのみ設置され、バルコニーの長さが開口部の幅
より大きい場合にも手摺が外壁に設置されることはない
ことから、開口部から手摺までには距離がある。
【0003】このため、手摺を頼って移動する高齢者や
車椅子使用者にしてみれば、開口部から手摺に至るまで
の間、不安,あるいは危険な状況下に置かれ、実質的に
バルコニーに出ることが困難になっている。
車椅子使用者にしてみれば、開口部から手摺に至るまで
の間、不安,あるいは危険な状況下に置かれ、実質的に
バルコニーに出ることが困難になっている。
【0004】この発明は上記の不安な状況を解消するバ
ルコニーを提案するものである。
ルコニーを提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では手摺の笠木を
バルコニーの側面側から開口部側へ回り込ませ、外壁と
開口部の境界位置まで連続させることにより開口部から
手摺までの距離をなくし、高齢者等に安心感を与える。
バルコニーの側面側から開口部側へ回り込ませ、外壁と
開口部の境界位置まで連続させることにより開口部から
手摺までの距離をなくし、高齢者等に安心感を与える。
【0006】バルコニーの手摺が開口部を除いてバルコ
ニーの外周を周回し、連続することで、高齢者等は開口
部からバルコニーに出たときから手摺を頼りに移動する
ことが可能になり、バルコニーに出ることに対する抵抗
がなくなる。
ニーの外周を周回し、連続することで、高齢者等は開口
部からバルコニーに出たときから手摺を頼りに移動する
ことが可能になり、バルコニーに出ることに対する抵抗
がなくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明は外周に、開口部2を除
いて周回する手摺が設置された図5に示すようなバルコ
ニーである。バルコニーは屋根上に、あるいは躯体から
片持ち式に張り出して設置される他、テラスのように地
上に設置される。
いて周回する手摺が設置された図5に示すようなバルコ
ニーである。バルコニーは屋根上に、あるいは躯体から
片持ち式に張り出して設置される他、テラスのように地
上に設置される。
【0008】バルコニーの床3は図1,図3に示すよう
に開口部2の幅より大きい長さを持ち、開口部2を挟ん
で外壁7,7間に跨る。開口部2の幅は開口枠の縦枠
6,6間距離に相当する。
に開口部2の幅より大きい長さを持ち、開口部2を挟ん
で外壁7,7間に跨る。開口部2の幅は開口枠の縦枠
6,6間距離に相当する。
【0009】床面31は図2に示すように車椅子の行き来
が可能なように室内の床面4と同一,あるいはほとんど
同一に揃えられ、開口枠の下枠5の上端のレベル、図示
の場合は下枠5のレール51の上端のレベルはバルコニー
の床面31と室内の床面4に揃えられる。
が可能なように室内の床面4と同一,あるいはほとんど
同一に揃えられ、開口枠の下枠5の上端のレベル、図示
の場合は下枠5のレール51の上端のレベルはバルコニー
の床面31と室内の床面4に揃えられる。
【0010】手摺の笠木11,12,13はバルコニーの前面
と側面の他、側面から開口部2側へ回り込んで配置さ
れ、全体的には開口部2を除き、一方の縦枠6の位置か
ら他方の縦枠6の位置まで連続する。
と側面の他、側面から開口部2側へ回り込んで配置さ
れ、全体的には開口部2を除き、一方の縦枠6の位置か
ら他方の縦枠6の位置まで連続する。
【0011】外壁7寄りに配置される笠木13は図2,図
3に示すように外壁7から張り出すブラケット8に接続
されて支持され、側面に配置される笠木12とはコーナー
笠木14によって連結される。外壁7寄りの笠木13には前
面に配置される笠木11や側面に配置される笠木12と同一
の部材が使用され、コーナー笠木14には前面の笠木11と
側面の笠木12を連結するコーナー笠木15が使用される。
3に示すように外壁7から張り出すブラケット8に接続
されて支持され、側面に配置される笠木12とはコーナー
笠木14によって連結される。外壁7寄りの笠木13には前
面に配置される笠木11や側面に配置される笠木12と同一
の部材が使用され、コーナー笠木14には前面の笠木11と
側面の笠木12を連結するコーナー笠木15が使用される。
【0012】外壁7寄りの笠木13の端部にはエンドキャ
ップ9が差し込まれるが、特に図4に示すようにこの端
部寄りに位置するブラケット8にエンドキャップ9を一
体化し、エンドキャップ9の表面とブラケット8の側面
を面一にすれば衣服等が笠木13の端部に引っ掛かること
を防止できる。ブラケット8はダイカストで製作され
る。
ップ9が差し込まれるが、特に図4に示すようにこの端
部寄りに位置するブラケット8にエンドキャップ9を一
体化し、エンドキャップ9の表面とブラケット8の側面
を面一にすれば衣服等が笠木13の端部に引っ掛かること
を防止できる。ブラケット8はダイカストで製作され
る。
【0013】図1は側面の笠木12を外壁7付近まで延長
させ、外壁7寄りの笠木13を外壁7に平行に配置した場
合であるが、図6−(a) ,(b) は外壁7寄りの笠木13を
側面の笠木12から縦枠6に向かうように配置した場合を
示す。(a) は笠木13を曲線状に形成した場合、(b) は直
線状に形成した場合である。これらの場合、高齢者等は
開口部2と、側面の笠木12や前面の笠木11間を自然に行
き来することができる。
させ、外壁7寄りの笠木13を外壁7に平行に配置した場
合であるが、図6−(a) ,(b) は外壁7寄りの笠木13を
側面の笠木12から縦枠6に向かうように配置した場合を
示す。(a) は笠木13を曲線状に形成した場合、(b) は直
線状に形成した場合である。これらの場合、高齢者等は
開口部2と、側面の笠木12や前面の笠木11間を自然に行
き来することができる。
【0014】
【発明の効果】手摺の笠木をバルコニーの側面側から開
口部側へ回り込ませ、外壁と開口部の境界位置まで連続
させることで、開口部から手摺までの距離をなくしてい
るため、高齢者等が開口部からバルコニーに出たときか
ら手摺を頼りに移動することが可能になり、バルコニー
に出ることに対する抵抗が解消される。
口部側へ回り込ませ、外壁と開口部の境界位置まで連続
させることで、開口部から手摺までの距離をなくしてい
るため、高齢者等が開口部からバルコニーに出たときか
ら手摺を頼りに移動することが可能になり、バルコニー
に出ることに対する抵抗が解消される。
【図1】バルコニーを示した平面図である。
【図2】図1のx−x線断面図である。
【図3】図1のy−y線断面図である。
【図4】図1の変形例を示した平面図である。
【図5】バルコニーの側面を示した立面図である。
【図6】(a),(b) 共、図1の変形例を示した平面図であ
る。
る。
11……前面の笠木、12……側面の笠木、13……外壁面の
笠木、14,15……コーナー笠木、2……開口部、3……
床、31……床面、4……室内の床面、5……下枠、51…
…レール、6……縦枠、7……外壁、8……ブラケッ
ト、9……エンドキャップ。
笠木、14,15……コーナー笠木、2……開口部、3……
床、31……床面、4……室内の床面、5……下枠、51…
…レール、6……縦枠、7……外壁、8……ブラケッ
ト、9……エンドキャップ。
Claims (1)
- 【請求項1】 開口部の幅より大きい長さを持ち、外周
に手摺が設置されるバルコニーであり、手摺の笠木はバ
ルコニーの側面側から開口部側へ回り込み、外壁と開口
部の境界位置まで連続しているバルコニー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8232912A JPH1077682A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | バルコニー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8232912A JPH1077682A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | バルコニー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1077682A true JPH1077682A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16946793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8232912A Pending JPH1077682A (ja) | 1996-09-03 | 1996-09-03 | バルコニー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1077682A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6779573B2 (en) * | 1998-11-19 | 2004-08-24 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tires |
-
1996
- 1996-09-03 JP JP8232912A patent/JPH1077682A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6779573B2 (en) * | 1998-11-19 | 2004-08-24 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tires |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1077682A (ja) | バルコニー | |
KR100579474B1 (ko) | 완강기능을 겸비한 공동주택용 난간 | |
JPH01115679U (ja) | ||
JPH01132672U (ja) | ||
KR100548650B1 (ko) | 완강기를 일체로 구비한 공동주택용 발코니 난간 | |
JPH0827988A (ja) | 斜め段付階段用縦型手摺り | |
JP3610947B2 (ja) | 階段手摺りの構造 | |
JPS6111181Y2 (ja) | ||
JP4721152B2 (ja) | 手摺り付き引き戸 | |
KR0136885Y1 (ko) | 버스의 엔트런스 스텝 | |
JP3211437B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JPS6359189U (ja) | ||
JPS583815Y2 (ja) | エスカレ−タあるいは電動道路の欄干 | |
JP3481048B2 (ja) | 出入口用渡板装置 | |
KR200206393Y1 (ko) | 에스컬레이터 승객 안전장치 | |
JPH0245271Y2 (ja) | ||
JPH0710362U (ja) | 扉 枠 | |
JP3071745U (ja) | 蓄光材付手すり棒 | |
JPH0642548Y2 (ja) | 浴 槽 | |
KR200226347Y1 (ko) | 스프링 밸런스가 부착된 방범창 | |
JPH04336191A (ja) | 浴室出入口部構造 | |
JPH0299135U (ja) | ||
JP2002265179A (ja) | 乗客輸送体の安全設備 | |
JPH01152980U (ja) | ||
JPH01317984A (ja) | エスカレータの安全設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020604 |