JPH1077673A - 循環式水洗トイレ - Google Patents

循環式水洗トイレ

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JPH1077673A
JPH1077673A JP25242196A JP25242196A JPH1077673A JP H1077673 A JPH1077673 A JP H1077673A JP 25242196 A JP25242196 A JP 25242196A JP 25242196 A JP25242196 A JP 25242196A JP H1077673 A JPH1077673 A JP H1077673A
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JP
Japan
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flush toilet
unit
tank
septic tank
toilet
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JP25242196A
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Isao Ban
勲 伴
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CHUO SETSUBI KOGYO KK
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CHUO SETSUBI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】浄化槽を地上に設置しても、強度上の不安がな
く、浄化槽内部の温度変化が少なく、材質の劣化が少な
く、しかも、設置工事が簡単で工期が短くて済む循環式
水洗トイレを提供すること。 【解決手段】水洗トイレと、該水洗トイレから排出され
た屎尿を処理する浄化槽とを備え、浄化槽で処理された
処理水を上記水洗トイレの洗浄水として再利用できるよ
うに構成された循環式水洗トイレにおいて、該循環式水
洗トイレは少なくとも3つのユニットを合体することに
より構成されており、第1のユニットは上記浄化槽など
を収納した設備室、第2のユニットは上記処理水を貯留
する貯留槽などを収納した設備室、第3のユニットは上
記水洗トイレなどを備えたトイレスペースとされ、上記
浄化槽は、ユニットの骨組みとなる枠体の中に収納され
かつ該枠体によって固定されるとともに、上記循環式水
洗トイレを組み立てた後、上記浄化槽の上方および側方
の枠体に、該浄化槽に当たる太陽光線を遮る遮蔽板が設
けられていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水洗トイレと該水
洗トイレから排出された屎尿を処理する浄化槽とを備
え、上記水洗トイレで使用する洗浄水が上記浄化槽で処
理された処理水で賄われるとともに、特に設置工事が簡
単で工期が短縮できるように構成された循環式水洗トイ
レに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、山小屋や僻地のオートキャンプ場
あるいは国立公園などの公衆トイレは、汲み取り式が普
通で、暗い、汚い、臭いといった不衛生なものが多い。
このような公衆トイレを水洗トイレ化することにより、
明るく衛生的で快適なものにしようとする計画がある。
ところが、山奥や僻地などでは、水洗トイレで使用する
洗浄水を確保するのが困難な所もある。そこで、水洗ト
イレに該水洗トイレから排出された屎尿を処理する浄化
槽を設け、該水洗トイレで使用する洗浄水を上記浄化槽
で処理された処理水で賄う循環式水洗トイレが検討され
ている。
【0003】一方、一般に、水洗トイレの浄化槽は耐蝕
性などの点からFRP(繊維強化プラスチック)製とさ
れ、地中に埋設されるのが普通である。また、浄化槽に
おける屎尿の処理には、微生物(バクテリア)が利用さ
れることもある。また、一般に水洗トイレを設置する場
合、まず浄化槽を地中に埋設し、建屋を建て、屋根を葺
き、水洗トイレを据え付け、水道を引き、電気を引く等
の工事が必要で、この工事には、通常、数週間から数カ
月の工期が必要とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の浄化槽は、地中に埋設するために掘削工事が必要
となり、これによって工期も長くかかり、工事費用もか
さむことになる。従って、浄化槽はできれば地上に設置
するのが好ましい。ところが、通常の浄化槽は、地中に
埋設した場合には外圧(土の圧力)とバランスするが、
地上に設置すると外圧がなくなるので強度が持たないと
いう問題がある。また、地中は温度がほぼ一定で比較的
暖かいが、地上は温度変化が大きいため、浄化槽を地上
に設置すると結露が生じて金属部分に錆が発生したり、
温度低下により浄化槽内のバクテリアの活動に悪影響を
及ぼす可能性もある。また、浄化槽が太陽光線に長くさ
らされると、FRPの材質の劣化を招く恐れもある。
【0005】また、水洗トイレを山間部に設置する場
合、建設重機械の搬入や施工が平地に比べて相当に大変
となり、例えば高度2000m以上では平地の工事に比
べて約5〜6倍の設置費用がかかると言われる。このた
め、設置工事が簡単で工期が短縮できるようなタイプの
循環式水洗トイレの開発が望まれる。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものである。即ち、本発明の目的は、浄化槽を地上に
設置しても、強度上の不安がなく、浄化槽内部の温度変
化が少なく、材質の劣化が少なく、しかも、設置工事が
簡単で工期が短くて済む循環式水洗トイレを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明は、水洗トイレと、該水洗トイレから排出された屎
尿を処理する浄化槽とを備え、浄化槽で処理された処理
水を上記水洗トイレの洗浄水として再利用できるように
構成された循環式水洗トイレにおいて、該循環式水洗ト
イレは少なくとも3つのユニットを合体することにより
構成されており、第1のユニットは上記浄化槽などを収
納した設備室、第2のユニットは上記処理水を貯留する
貯留槽などを収納した設備室、第3のユニットは上記水
洗トイレなどを備えたトイレスペースとされ、上記浄化
槽は、ユニットの骨組みとなる枠体の中に収納されかつ
該枠体によって固定されるとともに、上記循環式水洗ト
イレを組み立てた後、上記浄化槽の上方および側方の枠
体に、該浄化槽に当たる太陽光線を遮る遮蔽板が設けら
れていることを特徴とする循環式水洗トイレを提供する
ことにより、上記目的を達成したものである。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の循環式水洗トイレが5つのユニットを合体すること
により構成されており、上記第1〜第3のユニットのほ
かに、第4のユニットが建屋の屋根部、第5のユニット
が建屋の2階へ上るタラップならびにテラスの手すり等
の付属設備とされていることを特徴とする。こうするこ
とにより、第4および第5のユニットが予め工場で製作
できるため、トイレの設置場所における工事が一層簡単
となり、その結果、工期も短くて済む。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2に記載の発明に加えて、上記浄化槽の表面が断熱
層で覆われていることを特徴とする循環式水洗トイレを
提供するもので、こうすることにより、外部から加えら
れる熱に対する断熱と外部へ失われる熱に対する保温と
が、より確実に達成できる。
【0010】また、請求項4記載の発明は、水洗トイレ
と、該水洗トイレから排出された屎尿を処理する浄化槽
とを備え、浄化槽で処理された処理水を上記水洗トイレ
の洗浄水として再利用できるように構成された循環式水
洗トイレにおいて、該循環式水洗トイレは少なくとも3
つのユニットを合体することにより構成されており、第
1のユニットは上記浄化槽などを収納した設備室、第2
のユニットは上記処理水を貯留する貯留槽などを収納し
た設備室、第3のユニットは上記水洗トイレなどを備え
たトイレスペースとされ、上記浄化槽は、ユニットの骨
組みとなる枠体の中に収納されかつ該枠体によって固定
されるとともに、該枠体に上記浄化槽に連結した管が支
持され、かつ該管にフレキシブルジョイントが設けられ
ていることを特徴とする。こうすることにより、浄化槽
を地上に設置しても強度上の不安がなくなるとともに、
各ユニットを合体させてトイレを組み立てる際に、各ユ
ニット内で予め設置された管をユニット間で接続すると
き、各ユニットの対応する管の配置が多少ずれていて
も、そのずれを上記フレキシブルジョイントによって吸
収することができるため、トイレの組み立てが円滑にで
き、設置工事が簡単となる。
【0011】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の循環式水洗トイレが5つのユニットを合体すること
により構成され、上記第1〜第3のユニットのほかに、
第4のユニットが建屋の屋根部、第5のユニットが建屋
の2階へ上るタラップならびにテラスの手すり等の付属
設備とされていることを特徴とする。こうすることによ
り、第4および第5のユニットが予め工場で製作できる
ため、トイレの設置場所における工事が一層簡単とな
り、その結果、工期も短くて済む。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて説明する。図1は本実施例の循環式水
洗トイレの外観を示す斜視図、図2は図1の循環式水洗
トイレの縦断面図(外壁を撤去した図)、図3は全体の
構成を示す概念図である。
【0013】本実施例の循環式水洗トイレは、図1およ
び図2に示す如く、建屋が二階建てになっており、2階
部分に何基かの水洗トイレ31が設けられ、1階部分に
該水洗トイレ31から排出された屎尿を処理する浄化槽
11や、この浄化槽11で浄化された処理水を上記水洗
トイレに洗浄水として送り返す循環ポンプ24などが設
置された設備室が設けられている。尚、手洗い用には雨
水を利用し、循環ポンプ24などに必要な電力は建屋の
屋根に設けた太陽電池パネル41で発電するようになっ
ている。
【0014】図3において、上記浄化槽11は、第1次
処理槽11a、第2次処理槽11b、および第3次処理
槽11cが直列に配置されたもので、このうち第1次処
理槽11aと第2次処理槽11bは一体的に設けられて
いる。
【0015】第1次処理槽11aは内部に仕切り板が設
けられ、この仕切り板により2室に分けられている。こ
の第1次処理槽11aの外壁側の上部には、水洗トイレ
31から排出された屎尿が流入する管が接続され、内部
には特殊な嫌気性の微生物(嫌気性バクテリア)が収容
されている。水洗トイレ31から流された屎尿は、浄化
槽11の第1次処理槽11aに導入され、この第1次処
理槽11aに収容されている嫌気性バクテリアにより、
屎尿中の有機物が分解される。第1次処理槽11aの隣
には、隔壁を隔てて第2次処理槽11bが設けられてい
る。
【0016】第2次処理槽11bの中には、垂直に立て
たプラスチック製の板が横方向に何枚も積層された状態
で収納され(図3において×印で示した範囲全体)、こ
の多数の積層板の表面には特殊な好気性の微生物(好気
性バクテリア)が付着している。この積層板の下方には
表面に多数の小孔を設けたパイプ状の容器61が敷設さ
れ、この容器61にはエアブロワーの空気の吐出口から
出た管が連結されている。
【0017】第2次処理槽11bに流入した汚水は、下
降して上記積層板の間を通過し、その際、積層板の下方
に敷設されたパイプ状の容器61にエアブロワーから空
気が送り込まれ、容器61の小孔から気泡が噴出して積
層板に向かって浮上する。このばっ気により、好気性バ
クテリアが汚水中の有機物を酸化分解し、こうして水が
活性化されることにより汚水が浄化される。第2次処理
槽11bの隣には、第3次処理槽11cが設けられてい
る。
【0018】第3次処理槽11cの中には仕切り板が設
けられ、この仕切り板により第3次処理槽は3室に分け
られている。この第3次処理槽11cの中央の室には、
多孔性のセラミックボール(セラミック製の小球)が多
数充填され(図2において×印で示した範囲全体)、こ
のセラミックボールに特殊な好気性バクテリアが生固定
されている。尚、「生固定されている」とは、好気性バ
クテリアがセラミックボールに生きた状態で固定されて
いるという意味である。セラミックボールの充填部の下
方には、多数の小孔を設けたパイプ状の容器62が敷設
され、この容器62には、エアブロワーの空気の吐出口
から出た管が連結されている。
【0019】第3次処理槽11cの中央の室に流入した
汚水は、下降して多数のセラミックボールの間を通過
し、その際、セラミックボールの下方に敷設されたパイ
プ状の容器62にエアブロワーから空気が送り込まれ、
容器62の小孔から気泡が噴出して上記セラミックボー
ルに向かって浮上する。このばっ気により、好気性バク
テリアが汚水中の有機物を酸化分解し、汚水は完全に浄
化された処理水となる。以上の第1次処理槽11a、第
2次処理槽11bおよび第3次処理槽11cから成る浄
化槽11の隣には、貯留槽21が配置されている。
【0020】貯留槽21は、実際には両端壁を球面状に
膨出させた横型の円筒状タンクが使用され(図5参
照)、この円筒状タンクは支持脚によって建屋の梁の上
に設置される。この円筒状タンクの内部の中央に仕切り
壁が設けられ、この仕切り壁の右側の室が貯留槽21
で、左側の室が後述する雨水槽22となっている。この
貯留槽21の上部にはオーバーフロー管が設けられ、該
オーバーフロー管は、下降したあと建屋の外に出て、地
中の毛管式蒸散器63に接続されている。この毛管式蒸
散器63の上方は焼却灰で覆われている。
【0021】上記貯留槽21には、上記浄化槽11で処
理された処理水が、水洗トイレ31の使用状況に応じか
つ所定の最大流量以下の流量で流入する。他方、この貯
留槽21に貯留された処理水は、水洗トイレ31が使用
されると直ちに後述する循環水タンク23を経て循環ポ
ンプ24により上記水洗トイレ31に洗浄水として送ら
れる。従って、水洗トイレ31の使用が集中すると、短
時間に大量の処理水が貯留槽21から流出することにな
る。このような場合に、洗浄水として必要な処理水の一
時的な不足分が、貯留槽21に貯留されていた処理水を
吐き出すことによって賄われる。そして、一時的に減少
した貯留槽21内の処理水は、その後時間をかけて浄化
槽11から補給される。
【0022】また、万一、上記貯留槽21内の処理水の
量が増加し過ぎた場合には、処理水が上記オーバーフロ
ー管内にあふれ出て屋外の毛管式蒸散器63に導かれ
る。そして、処理水は毛管現象により焼却灰の中に浸透
し、焼却灰の表面から空気中に蒸散される。上記貯留槽
21の隣には、管で連結された循環水タンク23が設け
られている。
【0023】循環水タンク23には、タンク内の水中に
吸込管を下ろした循環ポンプ24が配置され、この循環
ポンプ24の吐出口から各水洗トイレ31まで送水管が
設けられている。循環ポンプ24は、水洗トイレ31に
おける洗浄水使用の電気信号(例えば、洗浄水の放水弁
の開弁を感知して発する信号)を受けて起動される。上
記貯留槽21の隣には、雨水槽22が配置されている。
【0024】雨水槽22は、実際には、前記のように円
筒状タンク内の仕切り壁の左側の室が割り当てられてい
る。この雨水槽22と建屋の屋根の樋とが集水管によっ
て連結され、この雨水槽22に、建屋の屋根に降った雨
水が貯蔵される。また、雨水槽22の上部と下部にはそ
れぞれオーバーフロー管とドレン管が設けられている。
尚、雨水槽22の中の水量が増加し過ぎた場合には、雨
水はオーバーフロー管により地上に放流される。前記循
環水タンク23の隣には、上記雨水槽22と管で連結さ
れた雨水供給タンク25が、該循環水タンク23と一体
に設けられている。
【0025】雨水供給タンク25には、タンク内の水中
に吸込管を下ろした雨水ポンプ26が配置され、この雨
水ポンプ26の吐出口から各手洗い器32の蛇口に水道
管が接続されている。この雨水供給タンク25にはオゾ
ン発生器27が備えられ、このオゾン発生器27のオゾ
ン吐出口から雨水供給タンク25の水中までオゾンを送
る送気管が下ろされている。
【0026】前記雨水槽22の中の雨水は、雨水管によ
り雨水供給タンク25に導かれ、オゾン発生器27で発
生したオゾンにより滅菌処理される。そして、例えば手
洗い器32にセンサーを設けることにより、手洗い器3
2の蛇口が開栓されたという電気信号を受けて雨水ポン
プ26が起動し、滅菌処理された雨水が上記手洗い器3
2に送られる。手洗い器32の排水は前記浄化槽11に
流れ込んで処理される。
【0027】建屋の屋根には、太陽電池パネル41が敷
きつめられている。太陽電池パネル41はこの循環式水
洗トイレ1のすべての電気機器の電源となるものであ
る。この太陽電池パネル41と制御盤28がケーブルで
接続され、制御盤28にはインバーターやリレーなどの
制御機器が収納されている。この制御盤28の近傍には
バッテリー29が設置され、バッテリー29と制御盤2
8の間もケーブルで接続されている。
【0028】上記太陽電池パネル41で発電された電力
により、循環ポンプ24、雨水ポンプ26、第2次処理
槽11bおよび第3次処理槽11cのエアブロワー、照
明器具、およびオゾン発生器27が稼働される。また、
太陽電池パネル41によって発電された電力の一部は上
記バッテリー29に貯えられ、このバッテリー29の電
力は、太陽電池パネル41によって発電できない曇天時
や夜間などに使用される。
【0029】上述の循環式水洗トイレ1は、具体的に
は、図2に示す如く、5つのユニット10,20,3
0,40,50を合体することにより構成される。即
ち、第1のユニット10は上記浄化槽11などを収納し
た設備室、第2のユニット20は上記処理水を貯留する
貯留槽21などを収納した設備室、第3のユニット30
は水洗トイレ31などを備えたトイレスペース、第4の
ユニット40は建屋の屋根部、そして、第5のユニット
50は建屋の2階へ上るタラップ51およびテラス16
の手すり52等の付属設備となっている。
【0030】上記各ユニット10,20,30,40,
50は、それぞれ基本的な骨組みが軽量角形鋼管を使用
した枠体64によって構成され、あらかじめ工場で上記
枠体64の中にそれぞれ浄化槽11や水洗トイレ31な
どの設備を設置し、床面となる部分には鋼板や磁器質タ
イルなどを張り、壁面となる部分には金属パネルなどで
内外装を施し、また、ユニット内における配管を施工す
る。そして、このようにして製作された各ユニット1
0,20,30,40,50は、トイレの設置場所にお
いて、上記枠体64を介してそれぞれボルト、ナットで
一体に連結され、更にこの連結に伴う仕上げ工事が行わ
れて、上記循環式水洗トイレ1が完成する。
【0031】上記循環式水洗トイレ1の各部の構造につ
いて更に説明すると、本実施例の建屋の2階部分は、図
4に示す如く、地上からタラップ51を上がった所がテ
ラス16で、その奥に左右2ヵ所に入口を有するトイレ
スペースが設けられ、このトイレスペースに水洗トイレ
31と手洗い器32が設置されている。トイレスペース
の床面は、鋼板の上に磁器質タイルが貼ってある。尚、
図4の破線で示した管(水洗トイレ31および手洗い器
32の下水管)14は2階の床下(1階の天井部)に取
り付けられている。上記トイレスペースの上部には、テ
ラス16の上方まで覆う屋根が設けてあり、上記テラス
16の前縁には手すり52が設けてある。上記トイレス
ペースは第3のユニット30として、また上記屋根を構
成する屋根部は第4のユニット40として、また上記タ
ラップ51と手すり52は第5のユニット50として、
それぞれ工場で製作される。
【0032】建屋の1階部分を構成する設備室は、図5
に示す如く、上記テラス16の直下の位置に浄化槽11
などが配置され、上記トイレスペースの直下の位置に貯
留槽21、雨水槽22、循環水タンク23、雨水供給タ
ンク25、制御盤28、バッテリー29などが設置され
ている。尚、建屋の外に描いてあるのは地中に設けられ
る毛管式蒸散器63である。上記設備室におけるテラス
16の直下の部分は第1のユニット10として、また上
記トイレスペースの直下の部分は第2のユニット20と
して、それぞれ工場で製作される。尚、勿論、上記毛管
式蒸散器63も工場で製作される。
【0033】上記第1のユニット10は、図6および図
7に示す如く、直方体の辺に相当する外周部に垂直方向
の4本の柱と水平方向の8本の梁が設けられ、更に、直
方体の各面に相当する面(長さ方向の両端面を除く)に
はそれぞれ4本ずつの垂直方向の柱および水平方向の梁
が設けられて、檻状の枠体64が形成されている。そし
て、この枠体64の中に浄化槽11が収納され、かつ後
述するように内柱65を介して該枠体64により固定さ
れている。
【0034】即ち、第1次処理槽11aならびに第2次
処理槽11bからなる浄化槽11(図6において左
側)、および第3次処理槽11cである浄化槽11(図
6において右側)は、ともに床部に設けられた梁の上に
設置され、各浄化槽11の底面の外周は、それぞれ10
個および6個の三角柱状の滑り止め67で支持されてい
る。この滑り止め67は、上記浄化槽11の水平方向の
移動を防止する。
【0035】また、上記各浄化槽11の両側部の近傍に
はそれぞれ3本ずつおよび2本ずつの内柱65が立設さ
れ、この内柱65を利用して、上記各浄化槽11の両側
部にそれぞれ3本ずつの水平部材66が設けられてい
る。この水平部材66は、浄化槽11の中が汚水や処理
水で満たされた場合(使用状態)、補強材として該浄化
槽11の側壁を外側から支えることにより、該浄化槽1
1が変形して外側に膨れるのを防止する。
【0036】また、上記第1のユニット10の枠体64
には、第2のユニット20と接する側を除く三方の側面
(図6の左右および手前側の外壁となる面)に、金属パ
ネルからなる内外装材が張られる。また、上記枠体64
の上面は、テラス16の床面となるため、鋼板を張った
後、その上に磁器質タイルが貼られる。因みに、上記金
属パネルや鋼板、磁器質タイルは太陽光線を遮蔽する作
用がある。また、上記浄化槽11の表面は、図7の二点
鎖線で示すようにグラスウールからなる断熱材で覆われ
ている。
【0037】第2のユニット20は、図8および図9に
示す如く、直方体の辺に相当する外周部に垂直方向の4
本の柱と水平方向の8本の梁が設けられ、更に、直方体
の各面に相当する面(長さ方向の両端面を除く)にはそ
れぞれ4本ずつの垂直方向の柱および水平方向の梁が設
けられて、檻状の枠体64が形成されている。そして、
この枠体64の中に貯留槽21、雨水槽22、循環水タ
ンク23、雨水供給タンク25、制御盤28、バッテリ
ー29などが収納され、かつこれらが該枠体64に固定
されている。また、上記第2のユニット20の枠体64
には、第1のユニット10と接する側を除く三方の側面
(図8の左右および前方側の外壁となる面)に、金属パ
ネルからなる内外装材が張られている。因みに、金属パ
ネルは太陽光線を遮蔽する作用がある。
【0038】以上のように構成された本実施例の循環式
水洗トイレ1は、上述の如く、5つのユニット10,2
0,30,40,50を合体することにより構成され、
第1のユニット10は上記浄化槽11などを収納した設
備室、第2のユニット20は上記処理水を貯留する貯留
槽21などを収納した設備室、第3のユニット30は水
洗トイレ31などを備えたトイレスペース、第4のユニ
ット40は建屋の屋根部、そして、第5のユニット50
は建屋の2階へ上るタラップ51およびテラス16の手
すり52等の付属設備となっているため、該循環式水洗
トイレ1の80〜90%が工場で生産できる。従って、
本実施例の循環式水洗トイレ1は、工場でほとんど完成
された各ユニット10,20,30,40,50をトレ
ーラーあるいはトラックで設置場所に搬入し、組み立て
て、調整するだけのため、設置工事が簡単であり、これ
により、設置場所における工期も従来の工法による場合
(数週間から数カ月)と比べて短く(約10日〜2週
間)、このため特に山間部(平地の5〜6倍の設置費用
がかかることもある)に設置する場合には、工事費用が
非常に少なくて済む。
【0039】また、上記浄化槽11は、第1のユニット
10の枠体64の中に収納され、かつ該枠体64に上記
滑り止め67と水平部材66が設けてあるため、トイレ
の設置場所への運送時に荷台上における動きが防止さ
れ、安全な運送ができる。また、浄化槽11の使用時に
該浄化槽11の内部が汚水や処理水で満たされても、上
記水平部材66により浄化槽11の横方向の膨らみが防
止されて変形が軽減されるため、浄化槽11を地中のよ
うな外圧のない地上に設置しても強度上の不安がない。
【0040】また、上記第1のユニット10には、枠体
64に上記浄化槽11に連結した管14が支持され、か
つ該管14にフレキシブルジョイント15が設けられて
いるため、該第1のユニット10を循環式水洗トイレ1
の設置場所に運送する際には、浄化槽11と管14との
間の振動による内部応力の発生が防止され、また、各ユ
ニット10,20,30,40,50を合体させる際に
は、各ユニット内において予め設置された管14をユニ
ット間で接続するとき、各ユニットの対応する管14の
配置が多少ずれていても、そのずれを上記フレキシブル
ジョイント15によって吸収することができるため、上
記循環式水洗トイレ1の組み立てが円滑にでき、設置工
事が簡単となる。
【0041】また、本実施例の循環式水洗トイレ1を組
み立てた後においては、上記浄化槽11の真上はテラス
16の床である磁器質タイルおよびその下の鋼板で覆わ
れ、斜め上はトイレスペースの床である磁器質タイルお
よびその下の鋼板で覆われ、側方(外壁)はすべて第1
ユニット10または第2ユニット20の側壁(外壁)の
内外装材である金属パネルで覆われた状態になる。即
ち、上記浄化槽11の上方および側方における枠体64
には、該浄化槽11に当たる太陽光線を遮る遮蔽板12
が設けられた状態になるため、太陽光線による浄化槽1
1の温度上昇が起こらず、このため温度変化が少ない。
また、該浄化槽11を構成するFRPに太陽光線が当た
らないため、その材質の劣化が少ない。
【0042】また、本実施例の循環式水洗トイレ1は、
外部へ汚水や汚物を垂れ流すことがないため衛生的で快
適なトイレとなっているほか、大部分が工場で生産され
るため、特に衛生面に配慮した設計・施工が可能となっ
ている。また、上記枠体に使用される素材や床の構造、
屋根の構造など、全体的に特に軽量化の配慮がなされて
いるため、トイレの設置場所への各ユニットの運送が容
易であるとともに、コストダウンを図ることができる。
【0043】従って、本実施例の上記循環式水洗トイレ
1は、山小屋や僻地のオートキャンプ場などにおける公
衆トイレや、あるいは大地震など自然災害発生時の都市
の仮設トイレなどとして、大変利用価値が高いものであ
る。
【0044】尚、本発明は、上記実施例に制限されるも
のではなく、例えば、各ユニットにおける上記各設備の
配置や、上記枠体の形状・構造は図示のものと異なって
も良い。また、上記浄化槽の表面を覆う断熱層は、ウレ
タンフォームなどの熱伝導率の低い材料を該浄化槽の表
面に吹き付けて成るものでも良い。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の循環式水洗トイレは、浄化槽を地上に設置しても、強
度上の不安がなく、浄化槽内部の温度変化が少なく、材
質の劣化が少なく、しかも、設置工事が簡単で工期が短
くて済むという効果を奏する。従って、山小屋や僻地の
オートキャンプ場などにおける公衆トイレや、あるいは
大地震など自然災害発生時の都市の仮設トイレなどとし
て大変利用価値が高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の循環式水洗トイレの外観を示す斜視図
である。
【図2】図1の循環式水洗トイレの縦断面図(外壁を撤
去した図)である。
【図3】本発明の循環式水洗トイレの全体の構成を示す
概念図である。
【図4】図1の循環式水洗トイレにおけるトイレスペー
スとテラスを示す平面図である。
【図5】図1の循環式水洗トイレにおける設備室を示す
平面図である。
【図6】図1の循環式水洗トイレにおける第1のユニッ
トを示す平面図である。
【図7】図6のA方向から見た側面図(手前の側壁を撤
去した図)である。
【図8】図1の循環式水洗トイレにおける第2のユニッ
トを示す平面図である。
【図9】図8のB方向から見た側面図(手前の側壁を撤
去した図)である。
【符号の説明】
1 循環式水洗トイレ 10 第1のユニット 11 浄化槽 12 遮蔽板 13 断熱層 14 管 15 フレキシブルジョイント 16 テラス 20 第2のユニット 21 貯留槽 22 雨水槽 23 循環水タンク 24 循環ポンプ 25 雨水供給タンク 26 雨水ポンプ 27 オゾン発生器 28 制御盤 29 バッテリー 30 第3のユニット 31 水洗トイレ 32 手洗い器 40 第4のユニット 41 太陽電池パネル 50 第5のユニット 51 タラップ 52 手すり 63 毛管式蒸散器 64 枠体 65 内柱 66 水平部材 67 滑り止め

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水洗トイレと、該水洗トイレから排出され
    た屎尿を処理する浄化槽とを備え、浄化槽で処理された
    処理水を上記水洗トイレの洗浄水として再利用できるよ
    うに構成された循環式水洗トイレにおいて、該循環式水
    洗トイレは少なくとも3つのユニットを合体することに
    より構成されており、第1のユニットは上記浄化槽など
    を収納した設備室、第2のユニットは上記処理水を貯留
    する貯留槽などを収納した設備室、第3のユニットは上
    記水洗トイレなどを備えたトイレスペースとされ、上記
    浄化槽は、ユニットの骨組みとなる枠体の中に収納され
    かつ該枠体によって固定されるとともに、上記循環式水
    洗トイレを組み立てた後、上記浄化槽の上方および側方
    の枠体に、該浄化槽に当たる太陽光線を遮る遮蔽板が設
    けられていることを特徴とする循環式水洗トイレ。
  2. 【請求項2】上記循環式水洗トイレが5つのユニットを
    合体することにより構成されており、上記第1〜第3の
    ユニットのほかに、第4のユニットが建屋の屋根部、第
    5のユニットが建屋の2階へ上るタラップならびにテラ
    スの手すり等の付属設備とされていることを特徴とする
    請求項1記載の循環式水洗トイレ。
  3. 【請求項3】上記浄化槽は、表面が断熱層で覆われてい
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の循環式水
    洗トイレ。
  4. 【請求項4】水洗トイレと、該水洗トイレから排出され
    た屎尿を処理する浄化槽とを備え、浄化槽で処理された
    処理水を上記水洗トイレの洗浄水として再利用できるよ
    うに構成された循環式水洗トイレにおいて、該循環式水
    洗トイレは少なくとも3つのユニットを合体することに
    より構成されており、第1のユニットは上記浄化槽など
    を収納した設備室、第2のユニットは上記処理水を貯留
    する貯留槽などを収納した設備室、第3のユニットは上
    記水洗トイレなどを備えたトイレスペースとされ、上記
    浄化槽は、ユニットの骨組みとなる枠体の中に収納され
    かつ該枠体によって固定されるとともに、該枠体に上記
    浄化槽に連結した管が支持され、かつ該管にフレキシブ
    ルジョイントが設けられていることを特徴とする循環式
    水洗トイレ。
  5. 【請求項5】上記循環式水洗トイレが5つのユニットを
    合体することにより構成されており、上記第1〜第3の
    ユニットのほかに、第4のユニットが建屋の屋根部、第
    5のユニットが建屋の2階へ上るタラップならびにテラ
    スの手すり等の付属設備とされていることを特徴とする
    請求項4記載の循環式水洗トイレ。
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