JP2003064894A - 可搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウス - Google Patents

可搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウス

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JP2003064894A
JP2003064894A JP2001252333A JP2001252333A JP2003064894A JP 2003064894 A JP2003064894 A JP 2003064894A JP 2001252333 A JP2001252333 A JP 2001252333A JP 2001252333 A JP2001252333 A JP 2001252333A JP 2003064894 A JP2003064894 A JP 2003064894A
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    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/30Wastewater or sewage treatment systems using renewable energies
    • Y02W10/37Wastewater or sewage treatment systems using renewable energies using solar energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水洗トイレ及び手洗い器等から排出される汚
水を生物処理により浄化する浄化設備及び自家発電設備
とを備え、設置する場所によっては、近隣の下水道設備
や電力設備も利用できる可搬式の合併処理浄化槽付き仮
設ハウスを提供すること。 【解決手段】 FRP製の外殻の内部を隔壁により仕切
って多数の部屋を形成し、上部の部屋には、少なくとも
水洗トイレ(大便器9)、手洗い器10を設けた空間を
形成し、下部の部屋には、これらの設備から排出される
汚水を溜める沈殿槽11を設け、さらに前記上部の部屋
及び前記下部の部屋と隣接して前記汚水を生物処理する
合併処理浄化槽を設置して前記汚水を処理できるように
すると共に、前記FRP製の外殻の外部には前記汚水の
処理設備を含む各種負荷電源に電力を供給する自家発電
設備(太陽光発電設備21及び風力発電設備22)を取
り付けた。また、前記外殻に可搬手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可搬式の仮設ハウ
スに関し、更に詳しくは、水洗トイレ、手洗い器等から
排出される汚水を生物処理する合併処理浄化槽及び自家
発電設備を備えた可搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウ
スに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に屋外の河川敷、公園、山及びキャ
ンプ場等には種々の野外施設や仮設ハウスが設けられて
いる。この種の仮設ハウスには、手洗い器がついた公衆
便所や屋外展示場が知られており、何れも機材を現場に
搬入して現場で仮設ハウスを組み上げるものが殆どであ
り、またトイレは汲み取り式のものが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の仮設ハウスは、 (1)現場で一度組み立てた後は分解しなければ移動さ
せることができないので、可搬性に欠ける(分解・組立
てに手間がかかる)という欠点があった。 (2)また、トイレが汲み取り式のため、トイレは一人
または小人数用が一般的であり、特にイベントや行楽シ
ーズン等で人が多くなると、仮設ハウスの周囲は悪臭が
酷く、不衛生であるため環境衛生的にも良くなかった。 (3)また、仮設ハウスを河川敷に設けた場合には、大
雨になって河川が増水すると洪水で仮設ハウスが流され
てしまう結果、汚水で河川を汚染するという問題があっ
た。 そこで、天気予報などで洪水を予知し、仮設ハウスが川
に流されないように河川敷から高台に引き上げようとし
ても、通常の仮設ハウスは打設したコンクリートに直接
固定して設けられており、設置場所から移動することが
できないという問題があった。これらの問題を解決する
ために、本発明者等は、仮設ハウス全体をFRP(繊維
強化プラスチック)で形成し、内部には水洗トイレを設
置し、水洗トイレは近隣の下水道設備、電源は電力の引
込み線を利用する構造とした可搬式の仮設ハウスを想定
したが、下水道設備及び電力の引込み線が敷設されてい
る場所でしか利用できないという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記課題に
鑑みてなされたものであり、その目的は、水洗トイレ及
び手洗い器等から排出される汚水を生物処理により浄化
する浄化設備及び自家発電設備とを備え、設置する場所
によっては、近隣の下水道設備や電力設備も利用できる
可搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウスを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
になされた請求項1に係る可搬式の合併処理浄化槽付き
仮設ハウスは、FRP製の外殻の内部を隔壁により仕切
って多数の部屋を形成し、上部の部屋には、少なくとも
水洗トイレ、手洗い器を設けた空間を形成し、下部の部
屋には、これらの設備から排出される汚水を溜める沈殿
槽を設け、さらに前記上部の部屋及び前記下部の部屋と
隣接して前記汚水を生物処理する合併処理浄化槽を設置
して前記汚水を処理できるようにすると共に、前記FR
P製の外殻の外部には前記汚水の処理設備を含む各種負
荷電源に電力を供給する自家発電設備を取り付けたこと
を特徴とするものである。尚、上記可搬式とは、車両や
ヘリコプター等の輸送手段で輸送できる大きさという意
味である。
【0006】請求項1に記載の発明によると、FRP製
の外殻の内部を隔壁により仕切って多数の部屋を形成
し、上部の部屋には、少なくとも水洗トイレ、手洗い器
を設けた空間を形成し、下部の部屋には、これらの設備
から排出される汚水を溜める沈殿槽を設け、さらに前記
上部の部屋及び前記下部の部屋と隣接して前記汚水を生
物処理する合併処理浄化槽を設置して前記汚水を処理で
きるようにすると共に、前記FRP製の外殻の外部には
前記汚水の処理設備を含む各種負荷電源に電力を供給す
る自家発電設備を取り付けたことにより、以下の作用・
効果が得られる。 (1)合併処理浄化槽を設けた仮設ハウスとしたことに
より、汚水を浄化することができるので仮設ハウスの周
囲に悪臭を出すこともなく環境衛生的にも多くの利点が
ある。 (2)自家発電設備を取付けた仮設ハウスとしたことに
より、電気のない場所でも仮設ハウスを設置することが
できる。尚、水洗トイレ、手洗い器の水としては、近隣
の水道設備や涌き水、雨水等を使用することができる。
【0007】請求項2に係る可搬式の合併処理浄化槽付
き仮設ハウスは、請求項1に記載の可搬式の合併処理浄
化槽付き仮設ハウスであって、前記自家発電設備が太陽
光発電設備または風力発電設備のうちの少なくとも何れ
か一つから構成されることを特徴とするものである。
【0008】請求項2に記載の発明によると、可搬式の
合併処理浄化槽付き仮設ハウスに太陽光発電設備または
風力発電設備のうちの少なくとも何れか一つから構成さ
れる自家発電設備を設けることにより、以下の作用・効
果が得られる。 (1)自然エネルギーを利用するため環境を汚すことが
ない。 (2)必要な電力量に応じて、太陽光発電設備や風力発
電設備またはこれらの組み合わせにより電力を供給する
ことができる。尚、昼間の発電で余った電力は蓄電池等
に貯蔵すれば夜間電力として利用できる。 (3)積雪がある冬季等で仮設ハウスを長期間使用しな
い場合には、自家発電設備を仮設ハウス内に収納でき
る。
【0009】請求項3に係る可搬式の合併処理浄化槽付
き仮設ハウスは、請求項1または請求項2に記載の可搬
式の合併処理浄化槽付き仮設ハウスであって、前記外殻
に他の場所への移動が容易となる可搬手段を設けたこと
を特徴とするものである。
【0010】請求項3に記載の発明によると、可搬式の
合併処理浄化槽付き仮設ハウスの外殻に他の場所への移
動が容易となる可搬手段を設けたことにより、可搬式の
合併処理浄化槽付き仮設ハウスの搬入・搬出を速やかに
行うことができる。従って、従来のように河川敷に設置
した場合であっても、大雨で洪水が発生し河川が氾濫し
て仮設ハウスが流される前に高台に移動することができ
るので仮設ハウス内の汚水により河川を汚染することが
ない。
【0011】請求項4に係る可搬式の合併処理浄化槽付
き仮設ハウスは、請求項1から請求項3のうちの何れか
1項に記載の可搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウスを
公衆便所用に使用することを特徴とするものである。
【0012】請求項4に記載の発明によると、請求項1
から請求項3のうちの何れか1項に記載の可搬式の合併
処理浄化槽付き仮設ハウスを公衆便所用に使用すること
により、周囲に悪臭を発生せず、かつ、河川を汚染する
ことがない。また、自由に必要な場所へ可搬式の合併処
理浄化槽付き仮設ハウスを移動させることができる。
【0013】請求項5に係る可搬式の合併処理浄化槽付
き仮設ハウスは、請求項1から請求項3のうちの何れか
1項に記載の可搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウスに
台所、寝室、浴室等を設けて住居として使用することを
特徴とするものである。
【0014】請求項5に記載の発明によると、請求項1
から請求項3のうちの何れか1項に記載の可搬式の合併
処理浄化槽付き仮設ハウスに台所、寝室、浴室等を設け
て住居として使用することにより、自由に好きな場所へ
居住空間を移動させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】最初に、本発明の第1実施形態の
可搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウスについて図1か
ら図3を参照して説明する。尚、図1は、本発明に係る
第1実施形態の可搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウス
を示す平面断面図、図2は、本発明に係る第1実施形態
の可搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウスの側断面図、
図3は、図2のA−A矢視断面図である。
【0016】第1実施形態の可搬式の合併処理浄化槽付
き仮設ハウス(以下、仮設ハウスという)は、図1に示
すように、平面視矩形の本体1、本体正面の馬蹄形の側
壁2、この側壁2に設けられる正面出入口の扉3、本体
1の背面の馬蹄形の側壁4、この側壁4に設けられる背
面出入口の扉5、前記本体1の底壁6及び屋根7(図
3)により主要部が構成される。
【0017】本体1は、引張り、圧縮、せん断に対する
強度が高く、かつ、薬品に対する耐腐食性のある軽量な
繊維強化プラスチック(FRP)により形成される。本
体1の大きさは、車両に搭載して目的地に搬送するため
に幅、高さ、長さが車両の荷台に搭載できるように決定
されている。本体1は、繊維強化プラスチック(FR
P)により一体成形されており、従来のように現場に資
材を持ちこんで仮設ハウスを組立てる必要がない。
【0018】仮設ハウスの内部には、図3に示すよう
に、その前部(正面側)に前記底壁6の上方に適宜間隔
を設けて床8を設け、底壁6と床8との間には水洗トイ
レである大便器9と手洗い器10(図1参照)から排出
される汚水を溜めるための沈殿槽11が設けられてい
る。沈殿槽11には、合併処理浄化槽に前記汚水を供給
するための2台の水中ポンプ12,12が浸漬されて設
けられている。水中ポンプ12,12としてはカッター
付きのポンプが望ましいがカッター付きでないポンプも
使用できる。水中ポンプ12,12には沈殿槽11中の
汚水の液面を制御するためのフロートスイッチ13が取
り付けられている。水中ポンプ12,12の液面検出セ
ンサとしてはフロート式の外に静電容量式等も使用でき
る。水中ポンプ12,12のスイッチの入り、切りはフ
ロートスイッチ13によって切り替えられる。尚、図中
の符号HHは汚水液面が高のとき、LLは汚水液面が低
のときの位置を示す。
【0019】床8で仕切られた上部の部屋及び下部の部
屋(沈殿槽11)の両方に隣接して合併処理浄化槽が設
けられている。合併処理浄化槽は、糞尿と手洗いの水が
混合した汚水を好適に生物処理するため、図1及び図2
に示すように、周知な嫌気性処理槽15及び好気性処理
槽16,17並びに清澄タンク(沈降分離槽)18を組
み合わせて構成される。尚、空気を生物処理槽ヘ供給す
る圧縮機14,14のスイッチの入り、切りによる稼動
・停止は生物処理槽側の運転状況によって制御される。
【0020】合併処理浄化槽における概略の処理方法
は、2台の水中ポンプ12,12により汚水を供給され
た前段の嫌気性処理槽15では、例えばメタン菌により
汚水を処理してBOD値(生物化学的酸素要求量)等を
低減し、後段の好気性処理槽16,17では汚水を空気
で曝気処理してCOD値(化学的酸素要求量)を低減す
るようにしている。合併処理浄化槽で生物処理された汚
水は、清澄タンク(沈降分離槽)18で固形分を沈降分
離され清澄液は河川にそのまま放流できるレベルの廃水
となって液分配枡19を経由して放流管20(図1)か
ら外部に排出される。尚、従来、上記清澄液を仮設ハウ
スの水洗トイレ等に再利用する循環型の合併処理浄化槽
も見うけられるが、一般に浄化性能が悪く、液の色が黄
色に着色するばかりか不衛生に成り易いので本願発明で
は公共用水域に放流する方式とした。
【0021】また、床8で仕切られた前記上部の部屋に
は機械室が区画されて設けられており、機械室の内部に
は好気性処理槽16,17及び清澄タンク(沈降分離
槽)18へ空気を供給するための2台の圧縮機14,1
4、前記水中ポンプ12,12、及び仮設ハウス内の照
明を制御する制御盤CBが設けられている。
【0022】また、仮設ハウスの屋根7には、図2及び
図3に示すような太陽光発電設備21及び仮設ハウスの
傍には風力発電設備22が設けられている。また、昼間
はこれらの設備で発電し、余った電力を蓄電池等を利用
して貯蔵し、夜間に蓄電池から各種負荷電源に電力を供
給するようにしても良い。屋根7の形状は、図3に示す
ように楕円形状をしている。このような形状とすること
により冬季に積雪等で通常よりも過大な荷重が屋根7に
かかっても圧縮強度的に充分耐えることができる。ま
た、屋根7から雪等が落下しやすくなるので雪が屋根7
に積り難くなる。また、屋根7の形状は理想的には円形
が良いが、周囲との美観との調和から楕円形とした。一
方、底壁6の形状は、平坦な形状をしている。このよう
な形状とすることにより水中ポンプ12,12の設定位
置を沈殿槽11のできるだけ左側に置くことができ、か
つ、沈殿槽11の容量を楕円形にしたときよりも大きく
することができる。
【0023】(1)以上説明したように、合併処理浄化
槽を設けた仮設ハウスにしたことにより、汚水を浄化す
ることができるので仮設ハウスの周囲に悪臭を出すこと
もなく環境衛生的にも良い仮設ハウスが提供できる。 (2)また、自家発電設備を取付けた仮設ハウスにした
ことにより、電気のない場所でも仮設ハウスを設置する
ことができる。尚、水洗トイレ、手洗い器の水として
は、近隣の水道設備や涌き水、雨水等を使用することが
できる。
【0024】次に、第2実施形態の可搬式の合併処理浄
化槽付き仮設ハウスについて図4及び図5並びに図7を
参照して説明する。図4は、本発明に係る第2実施形態
の可搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウスの外形斜視
図、図5は、本発明に係る第2実施形態の可搬式の合併
処理浄化槽付き仮設ハウスの内部を示す斜視図、図7
は、本発明に係る可搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウ
スに設けられる太陽光発電設備の他の取付け方法を示す
斜視図である。第2実施形態の可搬式の合併処理浄化槽
付き仮設ハウス(以下、仮設ハウスという)は、第1実
施形態の仮設ハウスを公衆便所用に使用したものであ
る。尚、第1実施形態の可搬式の仮設ハウスと同じ構成
部材に付いては同じ符号を付して説明する。
【0025】第2実施形態の仮設ハウスは、図4に示す
ように、屋根7には太陽光発電設備21のソーラーパネ
ル21aを備え、仮設ハウスの傍に設けた柱の上には風
力発電設備22のプロペラ翼22aを備えている。これ
らの設備には照度計(太陽電池の起電力測定用)と風力
計(ジェネレータ)とが設けられており、太陽光による
発電量と風力による発電量とを算出した後、前記算出値
と現在必要な消費電力に基づいて太陽光発電設備21及
び風力発電設備22の少なくとも一方を自家発電設備と
して利用できるように構成してもよい。尚、太陽光発電
設備21は、図7に示すように、仮設ハウスの下部の長
手方向に複数のヒンジ21cを介して下向きに回動でき
るように取り付けて、ソーラーパネル21bが下向きに
回動されたときには、空側を向き、上向きに回動された
ときには、仮設ハウスの側壁21dに嵌合されて仮設ハ
ウスの側壁21dの一部を構成するようにしても良い。
尚、第2実施形態の仮設ハウスの中には、図5に示すよ
うに水洗トイレとして大便器9,9だけでなく小便器2
3,23も設けられている。本実施形態では2台ずつ設
けているが公衆便所なので必要に応じて(使用人数に応
じて)設置台数を変更してもよい。
【0026】このように可搬式の合併処理浄化槽付き仮
設ハウスに太陽光発電設備21または風力発電設備22
のうちの少なくとも何れか一つから構成される自家発電
設備を設けることにより、以下の作用・効果が得られ
る。 (1)自然エネルギーを利用するため環境を汚すことが
ない。 (2)太陽光発電設備21及び風力発電設備22を組み
合わせることにより、必要な電力量に応じて電力を供給
することができる。 (3)積雪がある冬季等で仮設ハウスを長期間使用しな
い場合には、自家発電設備を仮設ハウス内に収納でき
る。 (4)合併処理浄化槽を設けた仮設ハウスとしたことに
より、水洗トイレや手洗い器から排出される汚水を浄化
することができるので、仮設ハウスの周囲に悪臭を出す
こともなく環境衛生的にも多くの利点がある。 (5)周囲に悪臭を発生せず、かつ、河川を汚染するこ
とがない。また、自由に必要な場所へ仮設ハウスを移動
させることができる。
【0027】次に、第3実施形態の可搬式の合併処理浄
化槽付き仮設ハウスについて図6を参照して説明する。
図6は、第3実施形態の可搬式の合併処理浄化槽付き仮
設ハウスの内部を示す斜視図である。第3実施形態の可
搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウス(以下、仮設ハウ
スという)は、仮設ハウスを住居用として構成したもの
である。尚、第1実施形態の可搬式の仮設ハウスと同じ
構成部材に付いては同じ符号を付して説明する。
【0028】第3実施形態の仮設ハウスは、セカンドハ
ウス、山小屋(バンガロー)、貸し別荘などの長期又は
一時滞在のための施設として利用する場合は、水洗トイ
レ、合併処理浄化槽の他に、生活のための部屋(例えば
食事をする部屋)、風呂場24、台所25、居間(例え
ば畳を敷いた部屋又はベッドを置いた部屋)26、手洗
い器10も作る。尚、居間(例えば畳を敷いた部屋又は
ベッドを置いた部屋)26の床には、図6に破線で示す
ように、合併処理浄化槽で発生する熱を熱交換器で回収
した温水及び機械を冷却する冷却水の冷却後の温水等を
使って床暖房をするための配管設備28を設けてもよ
い。この場合に加熱容量が不足する場合には、自家発電
設備の電力を直接または蓄電池に蓄積された電力を供給
して不足分を賄っても良い。このときの仮設ハウスの高
さは2m、長さは14mとなる。そのうち約6mが水洗
トイレである大便器9、台所25、各部屋に割り当てら
れる。必要に応じてプロパンガス供給設備27も屋外に
設けられる。
【0029】第3実施形態の仮設ハウスを河川敷に設置
する場合には、ステンレス製のバンドで仮設ハウスを固
定するため、仮設ハウスにブラケットを設けて、打設し
たコンクリートの基礎に固定するようにしても良い。
【0030】仮設ハウスで使用する水は、水道設備がな
い場合は、山の涌き水を利用することができる。ヘッド
差を利用して高所から仮設ハウス内に取り入れた湧き水
は一度ヘッドタンクに溜めてもよい。水路はヒューム管
により形成し、仮設ハウス内に取り入れた余分の水は、
ヘッドタンクを溢流させて仮設ハウスの外部に捨てても
よい。電力は太陽光発電設備21及び風力発電設備22
で作り、昼間はこれらの設備で発電しながら余った電力
を蓄電池(不図示)に充電する。蓄電池に充電した電力
は、夜間電力として使用する。昼間発電した電力は、圧
縮機14,14、汚水を汲み上げるための水中ポンプ1
2,12、照明、炊飯その他の生活用品に利用される。
【0031】この仮設ハウスを山の天辺に持っていき雪
が降るようなときには、自家発電設備である太陽光発電
設備21及び風力発電設備22を外し、春の雪解けを待
って、設備を再び取付ける。仮設ハウスの電力が足りな
いときは両方の設備で発電する。仮設ハウスの電力が足
りているときは、どちらか一方の発電設備で電力を賄う
ことができる。
【0032】このように第1実施形態の仮設ハウスに台
所、寝室、浴室等を設けて住居として使用することによ
り、自由に好きな場所へ居住空間を移動させることがで
きる。
【0033】尚、仮設ハウスは、仮設ハウスの使用後に
別の場所へ移送して再度住居用または別の目的で使用す
ることができる。この場合は、プレハブハウスのように
資材を持ちこんで組み立てる必要がない。しかも、移送
する前に浄化槽内の汚水を引き取り業者に引き取っても
らい、浄化槽内を洗浄することで何回でも仮設ハウスを
再利用することができる。
【0034】次に、第1実施形態から第3実施形態の可
搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウス(以下、仮設ハウ
スという)の可搬手段について説明する。これらの仮設
ハウスの外殻には可搬手段であるそり、車輪、アイボル
ト、ブラケット、リフティングラグのうちの少なくとも
1つ以上のものが取付けられている。本実施の形態で
は、図2及び図3に示すように、外殻の底部にはそりが
搬送可能に設けられており、仮設ハウスを移動しないと
きは両端にストッパーを設けて、仮設ハウスが移動しな
いように停止しておく。また、外殻の上部には、ワイヤ
により仮設ハウス全体を吊り上げられるようにアイボル
ト(又はリフティングラグ)IBが3個設けられてい
る。
【0035】このように仮設ハウスの外殻に他の場所へ
の移動が容易となる可搬手段を設けたことにより、仮設
ハウスの搬入・搬出を速やかに行うことができる。従っ
て、従来のように河川敷に設置した場合であっても、大
雨で洪水が発生し河川が氾濫して仮設ハウスが流される
前に高台に移動することができるので仮設ハウス内の汚
水により河川を汚染することがない。また、仮設ハウス
にそりを設けると、車輪走行が困難な軟弱地、路面の起
伏の激しい土地、或いは山岳地、降雪地での仮設ハウス
の搬入・搬出もより速やかに行うことができる。
【0036】以上、第1実施形態から第3実施形態の可
搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウスについて説明した
が、本発明に係る可搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウ
スはこれに限定されるものでなく、本発明の技術的範囲
を逸脱しない範囲で適宜変更して実施可能である。例え
ば、地震等の不慮の災害が発生し、電気、水道等の公共
の供給設備が破壊された場合でも、本発明に係る可搬式
の合併処理浄化槽付き仮設ハウスを被災地に搬入して公
衆便所用に利用すれば、電力が確保でき、しかも合併処
理浄化槽で汚水を処理して生成された清澄液をさらに殺
菌する消毒装置を設けてこれにより殺菌して河川に放流
すると、赤痢等の発生・感染も防ぐことができる。
【0037】
【発明の効果】1.請求項1に記載の発明によれば、F
RP製の外殻の内部を隔壁により仕切って多数の部屋を
形成し、上部の部屋には、少なくとも水洗トイレ、手洗
い器を設けた空間を形成し、下部の部屋には、これらの
設備から排出される汚水を溜める沈殿槽を設け、さらに
前記上部の部屋及び前記下部の部屋と隣接して前記汚水
を生物処理する合併処理浄化槽を設置して前記汚水を処
理できるようにすると共に、前記FRP製の外殻の外部
には前記汚水の処理設備を含む各種負荷電源に電力を供
給する自家発電設備を取り付けたことにより、以下の作
用・効果が得られる。 (1)合併処理浄化槽を設けた仮設ハウスとしたことに
より、汚水を浄化することができるので仮設ハウスの周
囲に悪臭を出すこともなく環境衛生的にも多くの利点が
ある。 (2)自家発電設備を取付けた仮設ハウスとしたことに
より、電気のない場所でも仮設ハウスを設置することが
できる。尚、水洗トイレ、手洗い器の水としては、近隣
の水道設備や涌き水、雨水等を使用することができる。 2.請求項2に記載の発明によれば、可搬式の合併処理
浄化槽付き仮設ハウスに太陽光発電設備または風力発電
設備のうちの少なくとも何れか一つから構成される自家
発電設備を設けることにより、以下の作用・効果が得ら
れる。 (1)自然エネルギーを利用するため環境を汚すことが
ない。 (2)必要な電力量に応じて、太陽光発電設備や風力発
電設備またはこれらの組み合わせにより電力を供給する
ことができる。尚、昼間の発電で余った電力は蓄電池等
に貯蔵すれば夜間電力として利用できる。 (3)積雪がある冬季等で仮設ハウスを長期間使用しな
い場合には、自家発電設備を仮設ハウス内に収納でき
る。 3.請求項3に記載の発明によれば、可搬式の合併処理
浄化槽付き仮設ハウスの外殻に他の場所への移動が容易
となる可搬手段を設けたことにより、可搬式の合併処理
浄化槽付き仮設ハウスの搬入・搬出を速やかに行うこと
ができる。従って、従来のように河川敷に設置した場合
であっても、大雨で洪水が発生し河川が氾濫して仮設ハ
ウスが流される前に高台に移動することができるので仮
設ハウス内の汚水により河川を汚染することがない。 4.請求項4に記載の発明によれば、請求項1から請求
項3のうちの何れか1項に記載の可搬式の合併処理浄化
槽付き仮設ハウスを公衆便所用に使用することにより、
周囲に悪臭を発生せず、かつ、河川を汚染することがな
い。また、自由に必要な場所へ可搬式の合併処理浄化槽
付き仮設ハウスを移動させることができる。 5.請求項5に記載の発明によれば、請求項1から請求
項3のうちの何れか1項に記載の可搬式の合併処理浄化
槽付き仮設ハウスに台所、寝室、浴室等を設けて住居と
して使用することにより、自由に好きな場所へ居住空間
を移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の可搬式の合併処理
浄化槽付き仮設ハウスを示す平面断面図である。
【図2】本発明に係る第1実施形態の可搬式の合併処理
浄化槽付き仮設ハウスの側断面図である。
【図3】図2のA−A矢視断面図である。
【図4】本発明に係る第2実施形態の可搬式の合併処理
浄化槽付き仮設ハウスを示す外形斜視図である。
【図5】本発明に係る第2実施形態の可搬式の合併処理
浄化槽付き仮設ハウスの内部を示す斜視図である。
【図6】本発明に係る第3実施形態の可搬式の合併処理
浄化槽付き仮設ハウスの内部を示す斜視図である。
【図7】本発明に係る可搬式の合併処理浄化槽付き仮設
ハウスに設けられる太陽光発電設備の他の取付け方法を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2,4,21d 側壁 3,5 扉 6 底壁 7 屋根 8 床 9 大便器 10 手洗い器 11 沈殿槽 12 水中ポンプ 13 フロートスイッチ 14 圧縮機 15 嫌気性処理槽 16,17 好気性処理槽 18 清澄タンク(沈降分離槽) 19 液分配枡 20 放流管 21 太陽光発電設備 22 風力発電設備 23 小便器 24 風呂場 25 台所 26 居間 27 プロパンガス供給設備 28 配管設備 CB 制御盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E03D 11/00 E03D 11/00 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FRP製の外殻の内部を隔壁により仕切
    って多数の部屋を形成し、上部の部屋には、少なくとも
    水洗トイレ、手洗い器を設けた空間を形成し、下部の部
    屋には、これらの設備から排出される汚水を溜める沈殿
    槽を設け、さらに前記上部の部屋及び前記下部の部屋と
    隣接して前記汚水を生物処理する合併処理浄化槽を設置
    して前記汚水を処理できるようにすると共に、前記FR
    P製の外殻の外部には前記汚水の処理設備を含む各種負
    荷電源に電力を供給する自家発電設備を取り付けたこと
    を特徴とする可搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウス。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の可搬式の合併処理浄化
    槽付き仮設ハウスであって、前記自家発電設備が太陽光
    発電設備または風力発電設備のうちの少なくとも何れか
    一つから構成されることを特徴とする可搬式の合併処理
    浄化槽付き仮設ハウス。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の可搬式
    の合併処理浄化槽付き仮設ハウスであって、前記外殻に
    他の場所への移動が容易となる可搬手段を設けたことを
    特徴とする可搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウス。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のうちの何れか1
    項に記載の可搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウスを公
    衆便所用に使用することを特徴とする可搬式の合併処理
    浄化槽付き仮設ハウス。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項3のうちの何れか1
    項に記載の可搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウスに台
    所、寝室、浴室等を設けて住居として使用することを特
    徴とする可搬式の合併処理浄化槽付き仮設ハウス。
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