JPH1077327A - 3,5−ジメチル−1,2,4−トリアゾールで封鎖されたポリイソシアネート - Google Patents

3,5−ジメチル−1,2,4−トリアゾールで封鎖されたポリイソシアネート

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JPH1077327A
JPH1077327A JP9219002A JP21900297A JPH1077327A JP H1077327 A JPH1077327 A JP H1077327A JP 9219002 A JP9219002 A JP 9219002A JP 21900297 A JP21900297 A JP 21900297A JP H1077327 A JPH1077327 A JP H1077327A
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ゲラルド・クレツク
Eberhard Dr Koenig
エバーハルト・ケーニツヒ
Klaus Dr Nachtkamp
クラウス・ナハトカムプ
Theodor Dr Engbert
テオドール・エングベルト
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極く僅か或いは全く熱黄変を示さず、濃厚有
機溶液における低い粘度を示し、さらに容易に得られる
安価な合成用原料の使用に関する従来技術の要件を満た
す封鎖ポリイソシアネートを開発すること。 【解決手段】 3,5−ジメチル−1,2,4−トリア
ゾールにより部分的または完全に封鎖されたポリイソシ
アネート、これら封鎖ポリイソシアネートを含有する熱
硬化性の1−成分被覆組成物、並びに得られるコーチン
グに関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な封鎖ポリイ
ソシアネート、120〜140℃の比較的低温度にて焼
付けしうると共に極めて低い熱黄変を示す1−成分ポリ
ウレタン被覆組成物におけるその使用、並びに得られる
コーチングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】仕上コートが封鎖ポリイソシアネートと
有機ポリヒドロキシル化合物(たとえばポリヒドロキシ
ポリアクリレート)とに基づく光沢のある透明なコーチ
ングであるような多層コーチングは、特にその優秀な性
質に基づき自動車を被覆するため益々重要となりつつあ
る。この用途に適するポリイソシアネートは、(i)1
40℃の最大焼付温度にて架橋しえねばならず、(i
i)焼付操作に際し極めて僅かもしくは好ましくは全く
生じない程度の熱黄変を示さねばならず、(iii)
「高固形分」用途につき充分低い濃厚有機溶液としての
粘度を持たねばならず、さらに(iv)安価な原料に基
づかねばならない。トリアゾールおよびピラゾールで封
鎖されたポリイソシアネートは、低い熱黄変の程度を示
す焼付ラッカーにつき特に適している。1,2,4−ト
リアゾールで封鎖されたEP−A 0,004,571
号によるポリイソシアネートは、粉末被覆組成物の架橋
剤として特に適するが、有機溶剤におけるその溶液が比
較的高粘性であると共に、しばしば封鎖ポリイソシアネ
ートの結晶化傾向に基づき不適当であるため、溶剤含有
の被覆組成物に使用するには本質的に不適である。EP
−A 0,682,051号によれば、この結晶化傾向
は1,2,4−トリアゾールと3,5−ジメチルピラゾ
ールとを含有する封鎖剤混合物の使用により抑制され
る。しかしながら、この混合封鎖法は追加の生産コスト
を構成する。US−A 3,721,645号は、ポリ
ウレタン(PUR)溶融注型組成物のための安定化用添
加剤として特に3−エチル−1,2,4−トリアゾール
を包含する1,2,4−トリアゾール類を開示してい
る。NCO基が3,5−ジメチル−1,2,4−トリア
ゾールで封鎖されたポリイソシアネートの製造について
は開示がない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、低焼
付温度の要件を満たし、極く僅かしか或いは全く熱黄変
を示さず、濃厚有機溶液における低い粘度を示し、さら
に容易に得られる安価な合成用の原料の使用に関する上
記要件を満たす封鎖ポリイソシアネートを開発すること
にある。驚くことに今回これら課題は、イソシアネート
基が3,5−ジメチル−1,2,4−トリアゾールで封
鎖された本発明によるポリイソシアネートで解決しうる
ことを突き止めた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも2
個のイソシアネート基を有すると共に樹脂固形分に対し
2〜26重量%の封鎖および遊離イソシアネート基(N
COとして計算、分子量=42)の全含有量を有し、イ
ソシアネート基の少なくとも95%が封鎖型で存在する
と共に封鎖剤の少なくとも50重量%が3,5−ジメチ
ル−1,2,4−トリアゾールであることを特徴とする
有機ポリイソシアネートに関するものである。さらに本
発明は、これら封鎖ポリイソシアネートと少なくとも2
個のイソシアネート反応性基を有する化合物とを含有し
た熱硬化性の1−成分被覆組成物、および得られるコー
チングにも関するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明による封鎖有機ポリイソシ
アネートは樹脂固形分に対し2〜26重量%、好ましく
は4〜26重量%、特に好ましくは8〜20重量%の封
鎖および遊離イソシアネート基(NCOとして計算、分
子量=42g)の総含有量を有する。さらに本発明は必
要に応じラッカー溶剤に溶解された前記ポリイソシアネ
ートの製造方法にも関するものであり、この方法は必要
に応じラッカー溶剤に溶解されると共に少なくとも1種
の有機ポリイソシアネートと少なくとも2個のイソシア
ネート基とを含んで2〜60重量%のイソシアネート含
有量を有するポリイソシアネート成分を50〜120℃
にて封鎖剤と反応させることからなり、封鎖剤を封鎖す
べきポリイソシアネートにおけるイソシアネート基に対
し少なくとも95重量%の総量にて使用し、封鎖剤とし
て3,5−ジメチル−1,2,4−トリアゾールを使用
することを特徴とする。
【0006】封鎖ポリイソシアネートは、(a)必要に
応じラッカー溶剤に溶解されると共に、少なくとも2個
のイソシアネート基を有する少なくとも1種の有機ポリ
イソシアネートおよび2〜60重量%のイソシアネート
含有量を含むポリイソシアネート成分を、(b)封鎖剤
の総重量に対し少なくとも50重量%の3,5−ジメチ
ル−1,2,4−トリアゾールを含有する封鎖剤と、5
0〜120℃の温度にて反応させることにより製造さ
れ、ここで封鎖剤とイソシアネート基との当量比は少な
くとも0.95:1である。
【0007】本発明による封鎖ポリイソシアネートを製
造するのに適するポリイソシアネートは、少なくとも2
個のイソシアネート基を有する公知の芳香族および(シ
クロ)脂肪族ポリイソシアネート、好ましくは市販入手
しうるものを包含する。その例は2,4−および2,6
−トルエンジイソシアネート(TDI)、4,4′−ジ
フェニルメタンジイソシアネート(MDI)、並びにこ
れらとアニリン/ホルムアルデヒド縮合物のホスゲン化
により得られるその異性体および/または高級同族体と
の混合物(粗製MDI)、キシリレンジイソシアネート
(XDI)、1,4−ブタンジイソシアネート(BD
I)、1,6−ヘキサンジイソシアネート(HDI)、
2,4−もしくは2,6−メチルシクロヘキシルジイソ
シアネート(H6 TDI)、イソシアナト−3,3,5
−トリメチル−5−イソシアナトメチル−シクロヘキサ
ン(イソホロンジイソシアネートもしくはIPDI)、
4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、
および3(4)−イソシアナトメチル−1−メチルシク
ロヘキシルジイソシアネート(IMCI)を包含する。
前記モノマーポリイソシアネートから作成されると共に
ビウレット基、アロファネート基、イソシアヌレート基
および/またはウレトジオン基を有するラッカーポリイ
ソシアネートも適している。
【0008】好適ポリイソシアネートは、(シクロ)脂
肪族結合したイソシアネート基を有し、1,6−ヘキサ
ンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートおよ
び4,4′−ジシクロヘキシル−メタンジイソシアネー
トから作成されると共にビウレット基、イソシアヌレー
ト基、アロファネート基および/またはウレトジオン基
を有するラッカーポリイソシアネートである。1,6−
ヘキサンジイソシアネートから作成されてイソシアヌレ
ート基、アロファネート基および/またはビウレット基
を有するラッカーポリイソシアネートが特に好適であ
る。3,5−ジメチル−1,2,4−トリアゾールは、
それ自身で或いはイソシアネート基に対し一官能性の反
応性を有する1種もしくはそれ以上の公知の可逆性封鎖
剤と混合して、封鎖剤として使用される。封鎖剤の総重
量に対する3,5−ジメチル−1,2,4−トリアゾー
ルの含有量は少なくとも50重量%、好ましくは少なく
とも80重量%、より好ましくは100重量%である。
3,5−ジメチル−1,2,4−トリアゾールは、針状
結晶として結晶化すると共に97.12gの分子量を有
する無色固体である(凍結点144℃、沸点159℃/
15ミリバール)。この化合物は、公知方法[バイルシ
ュタイン・ハンドブーフ・デル・オーガニッシェン・ヘ
ミー、EV、第26/1巻、第267頁;Res.Di
scl(1981)、第360頁]により、たとえば1
モルのヒドラジン水和物を少なくとも2モルのアセタミ
ドと90〜220℃の温度で反応させて作成することが
できる。
【0009】本発明による方法を実施する際、封鎖剤は
出発ポリイソシアネートのイソシアネート基と封鎖剤と
の当量比が0.95:1〜1.05:1となるような量
にて使用される。したがって、ポリイソシアネートにお
けるイソシアネート基の少なくとも95%が封鎖され、
好ましくは完全封鎖される。本発明による方法は、一般
に50〜120℃、好ましくは80〜110℃の温度に
て、たとえば酢酸n−ブチル、酢酸メトキシプロピル、
トルエンもしくは高級芳香族溶剤混合物(たとえばエク
ソン・ヘミー社から入手しうるソルベッソ溶剤)などの
適する溶剤の存在下または不存在下で行われる。本発明
による方法の1具体例においては、溶解された或いは純
粋なポリイソシアネート成分を計算量の3,5−ジメチ
ル−1,2,4−トリアゾールおよび所望の固形物含有
量を得るのに必要な量の溶剤と一緒に容器に入れ、この
混合物を計算NCO含有量に達するまで撹拌しながら1
00℃にて加熱し、或いは完全封鎖が望ましければNC
O含有量が1%未満、好ましくは0.2%未満になるま
で加熱する。この混合物を必要に応じさらに溶剤で所望
粘度に調整する。
【0010】HDIから作成されたラッカーポリイソシ
アネートを封鎖するための本発明による架橋剤の利点に
ついては実施例1および4にて一層詳細に説明する。
1,2,4−トリアゾールで封鎖すれば、これらポリイ
ソシアネートは例外なしに高粘性の架橋剤を形成し、短
時間後に結晶化して貯蔵性1−成分PUR焼付ラッカー
として使用しえない。これに反し、HDIから作成され
ると共に3,5−ジメチル−1,2,4−トリアゾール
で封鎖されたラッカーポリイソシアネートは貯蔵安定性
であって低い粘度を有する。本発明により殆どまたは完
全に封鎖されたポリイソシアネートは有機ポリヒドロキ
シル、ポリアミノおよびポリアミノポリヒドロキシル化
合物、好ましくはポリヒドロキシル化合物のための1−
成分熱硬化性被覆組成物(焼付ラッカー)、好ましくは
ポリウレタン被覆組成物における貴重な架橋性樹脂を構
成する。これらは、この目的で従来使用されている封鎖
ポリイソシアネートの代わりに使用することができる。
これら焼付ラッカーでの使用に適するポリヒドロキシル
化合物、並びに焼付ラッカーの製造および使用に関する
詳細は公知である。本発明による生産物の特に好適な使
用分野は、たとえば特に自動車の多層コーチングの仕上
コートとして使用されるような透明ポリウレタン焼付ラ
ッカーの架橋剤としての使用である。封鎖ポリイソシア
ネートに適する共反応体は公知のポリエステルポリオー
ル、ポリアクリレートポリオールおよびその混合物を包
含する。
【0011】
【実施例】以下、限定はしないが実施例により本発明を
さらに説明し、ここで部数および%は全て特記しない限
り重量による。以下の実施例において%は全て特記しな
い限り重量%として示す。例1と例4との比較および例
2と例5との比較は、それぞれ3,5−ジメチル−1,
2,4−トリアゾールで封鎖された本発明によるポリイ
ソシアネートと1,2,4−トリアゾールで封鎖された
ポリイソシアネートとの比較による優秀な耐結晶化性お
よび低い粘度を示す。比較例3の封鎖架橋剤および例4
の本発明により封鎖された架橋剤を含有する透明被覆組
成物から得られたコーチングに関する熱黄変、振り子防
振および溶剤耐性を例6で説明する。各比較例の封鎖ポ
リイソシアネートはEP 0,682,051号(米国
特許第5,596,064号、ここに参考のため引用す
る)による封鎖剤の混合物で作成した。
【0012】例1(比較例) この例は、1,6−ジイソシアナトヘキサンから作成さ
れた公知のラッカーポリイソシアネートを1,2,4−
トリアゾールで封鎖することを説明する。得られた生成
物は、結晶化するため焼付ラッカーにて使用しえなかっ
た。バッチ: 200.0g (1.0当量) :イソシアヌレート基を有すると共に1,6− ジイソシアナトヘキサンから作成されたラッ カーポリイソシアネート。NCO含有量:2 1%;23℃での粘度、約3000mPa.s 72.5g (1.05モル):1,2,4−トリアゾール 117.0g :酢酸メトキシプロピル ──────────────────────────────────── 389.5g (1.0当量の封鎖NCO基)。実験: ラッカーポリイソシアネートを酢酸メトキシプロ
ピルに溶解させた。次いで1,2,4−トリアゾールの
全量を撹拌溶液に室温にて添加した。この混合物を徐々
に100℃まで加熱し、この温度にて封鎖剤は溶液に移
行した。この溶液を100℃にてさらに1時間撹拌し
た。NCOバンド(IRスペクトル)が消失した後、混
合物を冷却させた。この冷却工程に際し溶液は濁り、1
晩貯蔵した後に完全に結晶化が生じた。
【0013】例2(比較例) この例は、IPDIから作成された公知のラッカーポリ
イソシアネートを1,2,4−トリアゾールで封鎖する
ことを説明する。得られた封鎖ラッカーポリイソシアネ
ートの粘度は高固形物用途には高過ぎた。バッチ: 350.0g (1.0当量) :イソシアヌレート基を有し、IPDIから作 成され、溶剤ナフサ100における70%溶 液として存在するラッカーポリイソシアネー ト。NCO含有量:12%;23℃での粘度 、約150mPa.s 72.5g (1.05モル):1,2,4−トリアゾール 65.0g :酢酸メトキシプロピル ──────────────────────────────────── 487.5g (1.0当量の封鎖NCO基)。封鎖NCO基の計算含有量:8 .6%、固形物含有量:65%。実験: ラッカーポリイソシアネートと酢酸メトキシプロ
ピルとを容器に入れて撹拌した。白色フレークの形態で
存在する1,2,4−トリアゾールを徐々に添加し、混
合物を撹拌しながら100℃まで加熱した。約6時間の
反応時間の後、IR分光法により検出しうるNCO基の
含有量は極めて低かった。この混合物を冷却させ、透明
な淡黄色の封鎖ポリイソシアネートの溶液が得られ、こ
れは23℃にて60 000mPa.sの65%溶液と
しての粘度を有した。
【0014】例3(比較例) この例は、例1で使用した1,6−ジイソシアナトヘキ
サンに基づくラッカーポリイソシアネートを封鎖するた
めの封鎖剤の混合物の使用を説明する。しかしながら例
1とは異なり、結晶化しない液体の封鎖ラッカーポリイ
ソシアネートが得られた。バッチ: 400.0g (2.0当量):イソシアヌレート基を有すると共に例1による 1,6−ジイソシアナトヘキサンに基づくラッ カーポリイソシアネート。 69.0g (1.0モル):1,2,4−トリアゾール 96.0g (1.0モル):3,5−ジメチルピラゾール 242.0g :酢酸メトキシプロピル ──────────────────────────────────── 807.0g (2.0当量の封鎖NCO基)。固形物含有量:70%、封鎖N CO基の計算含有量:10.4%。実験: ラッカーポリイソシアネートと酢酸メトキシプロ
ピルとを容器に入れた。固体の1,2,4−トリアゾー
ル(白色フレーク)を撹拌しながら添加した。この混合
物を100℃まで加熱し、この温度にて1,2,4−ト
リアゾールは溶液に移行した。5.5%(計算値:5.
9%)のNCO含有量が、30分間の反応時間の後に測
定された。この混合物を70℃まで冷却し、3,5−ジ
メチルピラゾール(無色結晶)を添加した。70℃にて
30分間の反応時間の後、NCO含有量はもはやIR分
光法により検出しえなかった。透明な淡黄色の70%溶
液が得られ、これは23℃にて約3000mPa.sの
粘度を有した。溶解した封鎖ポリイソシアネートは1
4.8%の封鎖NCO基の含有量を有した(NCOとし
て計算、樹脂固形分に対する)。この封鎖ラッカーポリ
イソシアネートから作成された透明コーチングの性質を
例6に示す。
【0015】例4(本発明による) この例は、例1で使用した1,6−ジイソシアナトヘキ
サンに基づくラッカーポリイソシアネートからの本発明
による封鎖ポリイソシアネートの製造を説明する。しか
しながら例1とは異なり、結晶化しない液体の封鎖ラッ
カーポリイソシアネートが得られた。バッチ: 200.0g (1.0当量) :イソシアヌレート基を有すると共に例1によ る1,6−ジイソシアナトヘキサンに基づく ラッカーポリイソシアネート。 101.9g (1.05モル):3,5−ジメチル−1,2,4−トリアゾー ル 129.4g :酢酸メトキシプロピル ──────────────────────────────────── 431.3g (1.0当量の封鎖NCO基)。固形物含有量:70%、封鎖N CO基の計算含有量:9.7%。実験: ラッカーポリイソシアネートと酢酸メトキシプロ
ピルとを容器に入れた。固体の3,5−ジメチル−1,
2,4−トリアゾールを撹拌しながら添加した。この混
合物を110℃まで加熱し、この温度にて3,5−ジメ
チル−1,2,4−トリアゾールは溶液に移行した。
0.2%未満の極く僅かなNCO含有量が、110℃に
て8時間の反応時間の後にまだ測定された。混合物を室
温まで冷却すると共に1晩静置し、この時点で反応は完
結した(NCO基はもはやIR分光法により検出されな
かった)。透明な淡黄色の70%溶液が得られ、これは
23℃にて3800mPa.sの粘度を有した。溶解し
た封鎖ポリイソシアネートは溶液に対し9.7%かつ樹
脂固形分に対し13.9%の封鎖NCO基(NCOとし
て計算)の含有量を有した。この封鎖ラッカーポリイソ
シアネートから作成された透明コーチングの性質を例6
に示す。
【0016】例5(本発明による) この例は、例2で使用したIPDIに基づくラッカーポ
リイソシアネートからの本発明による封鎖ポリイソシア
ネートの作成を説明する。しかしながら例2とは異な
り、比較的低粘度を有する液体の封鎖ラッカーポリイソ
シアネートが生成された。バッチ: 355.0g (1.0当量) :イソシアヌレート基を有すると共にIPDI (70%溶液)に基づく例2によるラッカー ポリイソシアネート 101.9g (1.05モル):3,5−ジメチル−1,2,4−トリアゾー ル 82.1g :酢酸メトキシプロピル ──────────────────────────────────── 539.0g (1.0当量の封鎖NCO基)。実験: ラッカーポリイソシアネート溶液と酢酸メトキシ
プロピルとを容器に入れた。この混合物を110℃まで
加熱し、この温度にて3,5−ジメチル−1,2,4−
トリアゾールは溶液に移行した。0.2%未満の極く僅
かなのNCO含有量が、110℃における8時間の反応
時間の後にまだ検出された。混合物を室温まで冷却する
と共に1晩静置し、この時点で反応は完結した(NCO
基はもはやIR分光法により検出されなかった)。透明
な淡黄色の65%溶液が得られ、これは23℃にて26
000mPa.sの粘度を有した。溶解した封鎖ポリ
イソシアネートは、溶液に対し7.8%かつ樹脂固形分
に対し12.0%の封鎖NCO基(NCOとして計算)
の含有量を有した。 粘度の比較: 例2(比較例):η=60 000mPa.s/23℃ 例5(本発明による):η=26 000mPa.s/
23℃ これら粘度は、ハーケ・メッステクニークGmbH &
Coにより供給されるVT 181回転粘度計を用い
て測定した。
【0017】例6(本発明による) ポリヒドロキシル ポリアクリレートと、比較例3から
の封鎖架橋剤または例4からの本発明による封鎖架橋剤
のいずれかとを含有する透明被覆組成物につき説明す
る。これらコーチングの性質についても説明する。アク
リレートIは、キシレンにおける市販ポリアクリレート
樹脂の75%溶液であって溶液に対し4.7%のヒドロ
キシル基含有量を有した(デスモフェンA、バイエルA
G社、レバークッセンにより供給される試験製品LS2
051)。 1. 透明被覆組成物の合成 ポリアクリレート樹脂を例3(透明ラッカーA)からの
架橋剤または例4(透明ラッカーB)からの架橋剤と
1:1の当量比にて混合すると共に下記する触媒を添加
して透明被覆組成物を作成した。
【0018】
【表1】
【0019】2. 用途、熱黄変、振り子防振および溶
剤耐性 透明な被覆組成物を、約120〜150μmの湿潤フィ
ルム厚さにて、予め市販の白色ベースコート(ペルマク
ロン・ミッシュラック・シリエ293MB501白色、
スパイス・アンド・ヘッカー/コロン社により供給)で
被覆された金属試験板に施した。次いで金属試験板を乾
燥オーブン内で140℃にて30分間にわたり焼付け
た。その後、CIA−LAB法(DIN 6174)に
より色を測定した。bの正の数値が大である程、透明な
コーチングの変色が大であった。これに続き160℃に
て30分間にわたり過剰加熱した。次いで黄変の増加に
つき測定を行い、これはCIE−LABシステム(DI
N 6174)にしたがいΔb値と称する。この数値
は、透明ラッカーにつきできるだけゼロに近くすべきで
あり、これは過剰焼付に対する耐性である。透明コーチ
ングAおよびBにつき得られた結果を下記に示す。
【0020】
【表2】
【0021】コーチング(B)につき、個々の数値
(b)および(Δb)の合計は2.5であった。ブタノ
ンオキシムで封鎖された同じラッカーポリイソシアネー
トに基づく同様な透明コーチングは、同一の試験条件下
で5.1の(b+Δb)値を与えた。振り子防振および
溶剤耐性に関し、透明コーチングB(本発明による)は
透明コーチングA(比較)よりも優秀かつブタノンオキ
シムで封鎖されたポリイソシアネートに基づく他の同様
な透明コーチングよりも優秀な数値を示した。 透明コーチングB(本発明による):封鎖剤として3,5−ジメチル−1,2, 4−トリアゾール 透明コーチングA(比較): 封鎖剤として3,5−ジメチルピラゾール と1,2,4−トリアゾールとの混合物 透明コーチングC(比較): 封鎖剤としてブタノンオキシム
【0022】
【表3】 註 *尺度: 0(良好)〜5(貧弱)
【0023】以下、本発明の実施態様を要約すれば次の
通りである: 1. 少なくとも2個のイソシアネート基を有すると共
に樹脂固形分に対し2〜26重量%の封鎖および遊離イ
ソシアネート基(NCOとして計算、分子量=42)の
全含有量を有し、イソシアネート基の少なくとも95%
が封鎖型で存在すると共に封鎖剤の少なくとも50重量
%が3,5−ジメチル−1,2,4−トリアゾールであ
ることを特徴とする有機ポリイソシアネート。
【0024】2. 封鎖ポリイソシアネートを作成すべ
く使用されるポリイソシアネートが2,4−および2,
6−トルエンジイソシアネート、4,4′−ジフェニル
メタンジイソシアネート、粗製MDI、キシリレンジイ
ソシアネート、1,4−ブタンジイソシアネート、1,
6−ヘキサンジイソシアネート、2,4−および2,6
−メチルシクロヘキシルジイソシアネート、1−イソシ
アナト−3,3,5−トリメチル−5−イソシアナトメ
チル−シクロヘキサン、4,4′−ジシクロヘキシルメ
タンジイソシアネート、3(4)−イソシアナトメチル
−1−メチルシクロヘキシルジイソシアネート、前記モ
ノマーポリイソシアネートから作成されると共にウレタ
ン基を有するNCOプレポリマーおよび前記モノマーポ
リイソシアネートから作成されると共に1個もしくはそ
れ以上のビウレット基、アロファネート基、イソシアヌ
レート基および/またはウレトジオン基を有するラッカ
ーポリイソシアネートよりなる群から選択される一員を
含む上記第1項に記載の有機ポリイソシアネート。
【0025】3. 封鎖ポリイソシアネートを作成すべ
く使用されるポリイソシアネートが、1,6−ジイソシ
アナトヘキサン、1−イソシアナト−3,3,5−トリ
メチル−5−イソシアナトメチル−シクロヘキサンおよ
び/または4,4′−ジイソシアナト−ジシクロヘキシ
ルメタンから作成されると共に1個もしくはそれ以上の
ビウレット基、アロファネート基、イソシアヌレート基
および/またはウレトジオン基を有するラッカーポリイ
ソシアネートよりなる群から選択される一員を含む上記
第1項に記載の有機ポリイソシアネート。 4. 封鎖ポリイソシアネートを作成すべく使用される
ポリイソシアネートが、1,6−ジイソシアナトヘキサ
ンから作成されると共に1個もしくはそれ以上のビウレ
ット基、アロファネート基および/またはイソシアヌレ
ート基を有するラッカーポリイソシアネートよりなる群
から選択される一員を含む上記第1項に記載の有機ポリ
イソシアネート。 5. 上記第1項に記載の封鎖ポリイソシアネートと、
少なくとも2個のイソシアネート反応性基を有する化合
物とを含有した熱硬化性の1−成分被覆組成物。 6. 上記第5項に記載の被覆組成物から作成されたコ
ーチング。
【0026】以上、本発明を例示の目的で詳細に説明し
たが、この詳細は単に例示の目的に過ぎず、本発明の思
想および範囲を逸脱することなく多くの改変をなしうる
ことが当業者には了解されよう。
フロントページの続き (72)発明者 エバーハルト・ケーニツヒ ドイツ連邦共和国デイー51375 レーフエ ルクーゼン、カンデインスキーシユトラー セ 7 (72)発明者 クラウス・ナハトカムプ ドイツ連邦共和国デイー40593 デユツセ ルドルフ、シルヒヤーシユトラーセ 13 (72)発明者 テオドール・エングベルト ドイツ連邦共和国デイー50968 ケルン、 ヘツベルシユトラーセ 13ツエー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2個のイソシアネート基を有
    すると共に樹脂固形分に対し2〜26重量%の封鎖およ
    び遊離イソシアネート基(NCOとして計算、分子量=
    42)の全含有量を有し、イソシアネート基の少なくと
    も95%が封鎖型で存在すると共に封鎖剤の少なくとも
    50重量%が3,5−ジメチル−1,2,4−トリアゾ
    ールであることを特徴とする有機ポリイソシアネート。
  2. 【請求項2】 請求項1の封鎖ポリイソシアネートと、
    少なくとも2個のイソシアネート反応性基を有する化合
    物とを含有した熱硬化性の1−成分被覆組成物。
JP9219002A 1996-08-02 1997-07-31 3,5−ジメチル−1,2,4−トリアゾールで封鎖されたポリイソシアネート Pending JPH1077327A (ja)

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