JPH1077228A - 炭酸水素塩含有注入または透析溶液の製法 - Google Patents

炭酸水素塩含有注入または透析溶液の製法

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JPH1077228A JP9207506A JP20750697A JPH1077228A JP H1077228 A JPH1077228 A JP H1077228A JP 9207506 A JP9207506 A JP 9207506A JP 20750697 A JP20750697 A JP 20750697A JP H1077228 A JPH1077228 A JP H1077228A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生理的に耐え得るpH値をもつ炭酸水素塩含有
注入または透析溶液の製法を提供すること。 【解決手段】 溶液に少なくとも1種のカルボン酸エス
テルを最低2mmol/l加える。その溶液を100℃以上
の加熱処理にかけると、カルボン酸エステルはほとんど
完全にカルボン酸とアルコールに分解する。本発明はさ
らに本発明による方法を腹膜透析溶液、及び医学的注入
または透析溶液の製造のために使用することにも関す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生理的に耐え得るpH
値をもつ炭酸水素塩含有注入または透析溶液の製法、及
びこの方法の腹膜透析溶液製造への使用、及び注入また
は透析溶液、特に腹膜透析溶液に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、急性または慢性腎不全患者で
は、代替療法によって低下した腎機能を代償しなければ
ならない。このような代替療法とは血液透析及び腹膜透
析である。いわゆる連続外来腹膜透析(CAPD)では
腎臓病患者の腹腔に1日に何回も新鮮腹膜透析液を満た
さなければならない。この種の透析では腹膜全体の内側
に張りめぐらされた腹膜で解毒及び脱水が行われる。腹
膜は物質交換においては半透膜となり、溶解した物質が
それを介して拡散して入る。2ないし3時間以内に拡散
によって、作りたての、充填された腹膜透析溶液中に尿
として排泄されるべき物質の濃度が増加する。同時に、
浸透圧平衡にしたがい、限外濾過による液体の除去がお
こなわれる。腹膜透析溶液は4ないし8時間腹腔にとど
まり、その後カテーテルによって外に流し出される。そ
の操作は通例1日4回行われる、すなわち流入及び流出
時を除いて腹腔は常に溶液で満たされている。
【0003】電解質及び浸透活性物質の他にCAPD溶
液に、患者の酸塩基収支を調節する緩衝物質、特にアシ
ドーシスを阻止または除去する緩衝液を含む。これまで
は緩衝のためにはほとんど酢酸ナトリウムが使われてき
た。しかしCAPD溶液の生体親和性に関する研究にお
いて、ラクテート含有溶液がヒトの細胞の生命機能に不
都合に作用することがわかった(参照例:Bronswijk,Ve
rbrugh,Bos,Heezius,Oe,van der Meulen,Verhoef,市販
連続外来腹膜透析(CAPD)液の細胞障害作用(Cyto
toxic effects of commercial continuous ambulatory
peritoneal dialysis (CAPD) fluids)、 Peritoneal Dia
lysis International 9 巻(1989)197−202
ぺージ;または Witowski Topley, Jorres, ラクテート
緩衝腹膜透析液の、ヒト腹膜中皮細胞インターロイキン
・6及びプロスタグランジン合成に対する影響(Effect
of Iactate-buffered peritoneal dialysis fluids on
human peritoneal mesothelial cell interleukin-6 an
d prostaglandin synthesis)、 Kidney International 4
6 巻(1994);282−293ページ)。生理的pH値
を有する炭酸水素塩含有CAPD溶液がより良い耐溶性
をもつことは証明されている(参照例:Schambye, Pede
rson, Christensen, Berthelsen, Wang,種々のバイカー
ボネート/ラクテート比をもつCAPD溶液の細胞傷害
性(The cytotoxicity of CAPD eolutions with differ
ent bicarbonate/lactate ratios)、Peritoneal Dislysi
s International 13 巻、付録2(1993):116
−118ページ)。
【0004】EP 0339549には、2コンパート
メントの混合によって作られた炭酸水素塩イオン含有C
APD溶液が記載されている。生成混合溶液は7.2から
7.4までの範囲の生理的pHを有し、20ないし40 mmo
l /l炭酸水素塩イオンを含む。炭酸水素塩含有溶液の
調製はむずかしい、なぜならばこの塩の溶解後には次式
による平衡によって常に二酸化炭素が形成されるからで
ある。
【0005】
【化1】 二酸化炭素は挿入時、攪拌時及び保存時に溶液から除去
され、従って、pH値の上昇を導く。pH値を目標のpH領域
に保つためには、充填前にその溶液に二酸化炭素または
その他の酸を加えなければならない。しかし後者の場合
炭酸水素塩含量が低下する;これは含量表示の点で、ひ
いてはこの溶液のCAPDへの使用の点で問題である。
CAPD溶液は先ず最初にフレキシブルな合成樹脂容器
に満たし、その後加熱蒸気滅菌にさらす。CO2 に対す
る遮断作用をもった箔があるとはいえ、このプロセスで
CO2 損失及びpH上昇がおきるのは不可避である。CA
PD溶液におけるその他の困難は、高すぎるpH値では炭
酸塩が生じ、それは溶液中にある電解質、特にカルシウ
ムイオンと共に、例えば炭酸カルシウム沈殿の形で難溶
性の沈殿物を形成する。したがって溶液の安定のために
は、pH値の調節が非常に重要である。
【0006】EP 564672A1からは、pH安定性
が改良された、pH値の観点で生理的組成をもつ腹膜透析
液が公知である。この腹膜透析液は、使用直前に2つの
個々の溶液から作られる;その際第1の単一溶液は浸透
活性物質を含み、第2の単一溶液は炭酸水素塩イオンを
含む。第1の単一溶液はモノ及び/またはジカルボン酸
のアニオンを含み、pH値4.5ないし5.8を有し、第2の
単一溶液はアミノ酸成分またはペプチド成分を含み、7.
2ないし10.0のpH値を有する。使用するばかりになっ
た溶液は23ないし26mmol/lの炭酸水素塩イオンを
含む。この前から公知の腹膜透析液でも、別々に準備し
た個々の溶液を一緒に混ぜ、それから短時間内に使用す
ることが依然として必要である。前に腹膜透析に関して
行われた考察は一般的に炭酸水素塩含有注入または透析
溶液に当てはまる。すべての方法で共通なのは、予定し
た加熱蒸気滅菌或いは加熱滅菌の範囲でCO2 は逃げ去
り、それによってpH値は上昇する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、生理的に耐え得るpH値をもち、それぞれに調節し
たpH値の変動ができるだけ小さい、炭酸水素塩含有注入
または透析溶液の製法を開発することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明により、この目的
は、種類ごとの方法から始まり請求項1の特徴的指標に
よって解決する。それによると、溶液にカルボン酸エス
テルを入れ、その溶液を100℃以上に加熱処理する;
その結果カルボン酸エステルはほとんど完全にカルボン
酸とアルコールに分解する。加えるカルボン酸エステル
はカルボン酸の中性誘導体である。水溶性カルボン酸エ
ステルは溶液のpH値と温度にしたがって等式2により種
々の速度で加水分解する。
【0009】
【化2】
【0010】高められた温度では加水分解は速やかにか
つ定量的に進行する。溶液を加熱蒸気滅菌の場合のよう
に、100℃以下の温度で加熱滅菌すると、カルボン酸
エステルのほぼ定量的な加水分解がおきる。カルボン酸
エステルの加水分解が塩基の存在下でおきると、等式2
から発生したカルボン酸は対応する塩を形成する。その
塩基が例えば炭酸水素ナトリウムである場合、等式
(3)にしたがい、カルボン酸のナトリウム塩と二酸化
炭素が生成する。エステルの加水分解の際には溶液の酸
性化もおきる。
【0011】
【化3】 本発明により、上記の反応によって炭酸水素塩含有溶液
のpH値は確実に調節される。本発明の方法の好適形は、
主たる請求に続く副請求から明らかになる。本発明はさ
らに本発明による上記の方法を腹膜透析溶液に使用する
ことに関係する。この際その溶液は技術的現状から公知
のように、付加的に浸透活性物質、例えばグルコースを
含む。最後に、本発明は医学的注入または透析溶液、特
に、少なくとも下記の諸成分を含む腹膜透析溶液に関係
する;炭酸水素塩、特に炭酸水素ナトリウム、生理的に
許容されるカルボン酸及び生理的に許容されるアルコー
ル;この際pH値は6.9から7.8までの範囲に調節され
る。請求項12にしたがうこの医学的注入または透析溶
液の好適実施態様は請求項13ないし17から明らかで
ある。本発明のその他の詳細及び利点は次に詳しく記載
される例から明らかである:比較例では、10mmol/l
エチルラクテートを60mmol/l炭酸水素ナトリウム溶
液中で、室温で24時間、下記の等式(等式4)による
エステル加水分解にかける;
【0012】
【化4】 室温ではこの場合24時間中にエステルの約6%だけが
加水分解された。これに対して、上記の溶液を121℃
で加熱した。これは加熱蒸気滅菌の条件に相当する。結
果を表1に示す。
【0013】
【表1】 滅菌時間 初期値(ppm) エチルラクテート(ppm) 加水分解度 5分 1181 287 76% 10分 1181 107 91% 20分 1181 2.7 99.8% 30分 1181 <1 >99.9%
【0014】表1から、約20分後にエステルはほぼ定
量的に加水分解されることがわかる。ここに挙げた例で
は乳酸の他に、炭酸水素ナトリウムの存在下で、カルボ
ン酸の対応する塩−乳酸ナトリウム−も生成する。等式
5でこれをあらわすと次のようになる。
【0015】
【化5】 表2には、種々のカルボン酸エステルを種々の濃度で炭
酸水素塩含有溶液に加えた場合にあらわれるpH値が例と
して記載される。これらの例は或るカルボン酸エステル
またはこれらエステルの或る濃度の使用に制限するもの
ではない。カルボン酸に代わるものとして炭酸エステル
も使用できる。それは分解してH 2 CO3 になり、或い
は水と二酸化炭素になる。
【0016】
【化6】 本発明の観点では炭酸エステルはカルボン酸エステルに
包含され、或いは炭酸はカルボン酸に包含されるものと
する。表2に示した実験結果に基づく溶液を1リットル
合成樹脂溶液に満たした。充填容器を温度121℃のオ
ートクレーブに入れた。このオートクレーブ温度に達し
た後この温度を30分間保持した。滅菌後あらわれるpH
値を表2に示す。
【0017】
【表2】 実験No.NaHCO2濃度 カルボン酸エステル類の種類及び濃度 滅菌後のpH 1 50 mmol/l グルコノ・δ・ラクトン 5mmol/l 7.76 2 50 mmol/l グルコノ・δ・ラクトン 10 mmol/l 7.23 3 50 mmol/l ジエチルスクシネート 3 mmol/l 7.50 4 50 mmol/l ジエチルスクシネート 5mmol/l 7.25 5 55 mmol/l ジエチルタルトレート 5mmol/l 7.22 6 55 mmol/l トリエチルシトレート 3.5mmol/l 7.50 7 55 mmol/l エチルラクテート 10 mmol/l 7.20 8 55 mmol/l ジエチルカーボネート 5mmol/l 7.70 9 60 mmol/l エチルラクテート 10 mmol/l 7.20

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭酸水素塩及び生理的に許容されるカル
    ボン酸を含み、生理的に耐え得るpH値に調節した注入ま
    たは透析溶液の製法であって、 溶液に最低1種類のカルボン酸エステルを最低2mmol/
    l濃度で加え、その溶液を100℃以上の加熱処理にか
    け、カルボン酸エステルをほとんど完全にカルボン酸と
    アルコールに分解することを特徴とする製法。
  2. 【請求項2】 溶液に最低2mmol/l、好適には2ない
    し5mmol/l、特に好適には3mmol/lのカルボン酸エ
    ステルを加えることを特徴とする請求項1記載の製法。
  3. 【請求項3】 溶液を121℃に加熱することを特徴と
    する請求項1または2記載の製法。
  4. 【請求項4】 加熱処理が加熱蒸気滅菌の方法で行われ
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの項記
    載の製法。
  5. 【請求項5】 カルボン酸が、酢酸、プロピオン酸、乳
    酸、ピルビン酸、4−ヒドロキシ酪酸、酒石酸、マレイ
    ン酸、フマル酸、リンゴ酸、オキサル酢酸、グルタル
    酸、2−オキソグルタル酸、シトロネン酸、イソシトロ
    ネン酸、及びグルコン酸の群から選択されることを特徴
    とする請求項1項ないし4のいずれかの項記載の製法。
  6. 【請求項6】 カルボン酸エステルが1価または多価ア
    ルコールのエステルであることを特徴とする請求項1な
    いし5記載の製法。
  7. 【請求項7】 カルボン酸エステルがエタノール類、プ
    ロパノール類、イソプロパノール類またはグリセリン類
    のエステル、または環状エステル(ラクトン)または炭
    酸エステルであることを特徴とする請求項6記載の製
    法。
  8. 【請求項8】 カルボン酸エステルがエチルラクテート
    であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかの
    項記載の製法。
  9. 【請求項9】 炭酸水素塩が炭酸水素ナトリウムである
    ことを特徴とする先行請求項のいずれかの項記載の製
    法。
  10. 【請求項10】 浸透活性物質をさらに含む腹膜透析の
    ための溶液の製造に請求項1ないし9のいずれかの項記
    載の方法の使用。
  11. 【請求項11】 浸透活性物質としてグルコースが溶液
    中に含まれることを特徴とする請求項10記載の使用。
  12. 【請求項12】 少なくとも次の成分、すなわち炭酸水
    素塩、特に炭酸水素ナトリウム、生理的に許容されるカ
    ルボン酸及び生理的に許容されるアルコールを含む、pH
    6.9ないし7.8をもつ医学的注入または透析溶液、特
    に、腹膜透析溶液。
  13. 【請求項13】 最低2mmol/l、好適には2ないし1
    0mmol/lのカルボン酸エステルが加えられることを特
    徴とする請求項12記載の溶液。
  14. 【請求項14】 カルボン酸が、酢酸、プロピオン酸、
    乳酸、ピルビン酸、4−ヒドロキシ酪酸、酒石酸、マレ
    イン酸、フマル酸、リンゴ酸、オキサル酢酸、グルタル
    酸、2−オキソグルタル酸、シトロネン酸、イソシトロ
    ネン酸及びグルコン酸の群から選択されることを特徴と
    する請求項12または13のいずれかの項記載の溶液。
  15. 【請求項15】 カルボン酸エステルがエチルラクテー
    トであることを特徴とする請求項12ないし14のいず
    れかの項記載の溶液。
  16. 【請求項16】 付加的に浸透活性物質、好適にはグル
    コースが含まれることを特徴とする請求項12ないし1
    5のいずれかの項記載の溶液。
  17. 【請求項17】 溶液が使用直前に第2溶液との混合に
    よって得られ、それら溶液の1つはカルシウムイオンを
    含み、他の1つは炭酸水素ナトリウムを含むことを特徴
    とする請求項12ないし16のいずれかの項記載の溶
    液。
  18. 【請求項18】 溶液が2つの溶液の混合によって得ら
    れ、その少なくとも1つは浸透活性物質、好適にはグル
    コースを含み、他は炭酸水素塩を含むことを特徴とする
    先行請求項のいずれかの項記載の溶液。
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