JPH1077191A - エスカレータの踏段開口部検出装置 - Google Patents

エスカレータの踏段開口部検出装置

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JPH1077191A
JPH1077191A JP23332596A JP23332596A JPH1077191A JP H1077191 A JPH1077191 A JP H1077191A JP 23332596 A JP23332596 A JP 23332596A JP 23332596 A JP23332596 A JP 23332596A JP H1077191 A JPH1077191 A JP H1077191A
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JP
Japan
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escalator
opening
arm
housing
footstep
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Masanori Yamamoto
雅則 山本
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
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Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エスカレータの踏段開口部が乗口プレートの
裏側から現れたことを作業員に知らせて、作業員による
エスカレータの踏段開口部の発見の負担を軽減すること
ができるエスカレータの踏段開口部検出装置を得る。 【解決手段】 エスカレータの乗降口プレートに固定す
る固定手段101を備えたハウジング100と、ハウジ
ング100に支点102bが支持されてエスカレータの
踏段3に先端部分102aが接触するアーム102と、
アーム102の先端部分102aがエスカレータの踏段
3に接触する方向に支点102bを中心としてアーム1
02を回動させるように付勢する付勢手段103と、ハ
ウジング100に設けられアーム102が所定の角度以
上に回動したことを検出する検出手段105と、検出手
段105の出力に基づいてエスカレータの踏段3を取り
外した開口部4があることを出力する出力手段110と
を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エスカレータの
保守点検作業おいて踏段を取り外してできた開口部を検
出するエスカレータの踏段開口部検出装置の技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のエスカレータの上部乗降口
付近の断面図である。図9中、3a〜3dは連なって矢
印a方向に下降移動するエスカレータの踏段、4は踏段
3bを取り外した場合にできる開口部である。図9では
踏段3bを取り外した状態を示す。
【0003】また、10はエスカレータの上部乗降口プ
レート、11は上部櫛歯であり、上部櫛歯11は上部乗
降口プレート10の踏段側先端に位置する上部櫛歯取付
部10aにネジを用いて取り付けられている。
【0004】このように構成された従来のエスカレータ
では、踏段3bを取り外す前の通常運転時は、踏段3a
〜3dは連なって矢印a方向に下降移動している。そし
て、保守点検時にはエスカレータの運転を停止して、エ
スカレータの踏段裏側の機器を点検するため、1つ又は
複数の踏段が取り外されるので、その踏段が取り外され
た部分には開口部ができる。
【0005】図9に示すように、例えば踏段3bを取り
外すと開口部4ができ、この開口部4を順次移動させて
内部機器の点検をエスカレータの上部乗降口付近から下
部乗降口付近まで順次行っている。即ち、下部乗降口付
近にいる作業者は、例えば、エスカレータの下部乗降口
付近に設けた図示しないコネクタを介してエスカレータ
運転制御盤にケーブルで接続された図示しない公知の保
守運転装置を用いてエスカレータの運転を行って開口部
4を移動させ、開口部4が所望の位置に来た場合に運転
を停止して、エスカレータの踏段裏側の機器の点検を行
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来のエスカレータでは、上部乗降口プレート10の裏
側付近の踏段裏側の機器の点検には、開口部4が上部櫛
歯11付近になるような位置でエスカレータを停止させ
る必要がある。
【0007】ところで、保守運転装置を用いてエスカレ
ータの運転を行う作業者は通常上部又は下部の乗降口付
近におり、また、上記のようなエスカレータの下り方向
運転では踏段3は連続的に移動して開口部4は何の前触
れもなく上部乗降口プレート10の裏側から現れる。従
って、エスカレータの下り方向運転を行っている場合、
下部乗降口付近から保守運転操作を行っている作業者
は、上部乗降口プレート10の裏側から現れる開口部4
が見づらいので、上部乗降口プレート10の裏側から何
の前触れもなく現れる開口部4の発見を誤ると、開口部
4は上部櫛歯11の付近から下方に行き過ぎてしまう。
【0008】そのため、開口部4が上部櫛歯11付近に
なるような所望の位置でエスカレータの運転を停止させ
るためには、エスカレータの運転速度を落とすと共に、
作業者は上部櫛歯11付近を逐次確認する必要があり、
開口部4の発見に時間がかかると共に、作業者にとって
も負担がかかっていた。さらに、夜間の点検作業では開
口部4と踏段3との境目が分かりずらいという問題点も
あった。
【0009】この発明はかかる問題点を解決するために
なされたもので、保守点検時において、エスカレータの
踏段開口部が乗降口プレートの裏側から現れたことを作
業員に知らせて、作業員によるエスカレータの踏段開口
部の発見の負担を軽減することができるエスカレータの
踏段開口部検出装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエスカレ
ータの踏段開口部検出装置は、エスカレータの乗降口プ
レートに固定する固定手段を備えたハウジングと、ハウ
ジングに支点が支持されてエスカレータの踏段に先端部
分が接触するアームと、アームの先端部分がエスカレー
タの踏段に接触する方向に支点を中心としてアームを回
動させるように付勢する付勢手段と、ハウジングに設け
られアームが所定の角度以上に回動したことを検出する
検出手段と、検出手段の出力に基づいてエスカレータの
踏段を取り外した開口部があることを出力する出力手段
とを備えたものである。
【0011】また、アームの先端部分にエスカレータの
踏段上を転がる車輪をさらに設けたものである。
【0012】また、出力手段は、アナウンスメッセージ
が予め登録された音声合成装置としたものである。
【0013】また、出力手段は、発光手段としたもので
ある。
【0014】また、発光手段は、エスカレータの乗降口
プレートの櫛歯付近を照射する照明ランプとしたもので
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は実施の形態1に係るエスカレータ
の踏段開口部検出装置の構成図であり、また、図2はこ
のエスカレータの踏段開口部検出装置を上部乗降口プレ
ート10に取り付けた状態を示す図である。図1中、1
00はこのエスカレータの踏段開口部検出装置のハウジ
ングであり、ハウジング100には取付台101が設け
られて、取付台101は上部櫛歯11と同様に上部乗降
口プレート10に対して上部櫛歯取付部10aにネジを
用いて取り付けるようになっている。
【0016】また、102はアームであり、アーム10
2は支点102aによりハウジング100に回動可能に
支持されると共に、ハウジング100の支点102a付
近にはアーム102を下方に付勢する付勢バネ103が
設けられている。そして、アーム102の先端部分10
2bにはゴム製の車輪104が設けられ、車輪104は
付勢バネ103により踏段と常に接触状態を保つように
付勢されて踏段上を転がるようになっている。
【0017】さらに、ハウジング100の支点102a
付近にはアーム102に押圧される公知の技術で構成さ
れたマイクロスイッチ105が設けられ、マイクロスイ
ッチ105の接点は、車輪104と踏段とが接触してい
る場合では所定の角度以上にアーム102は回動しない
ため、アーム102に押圧されずに開いているが、車輪
104の位置に開口部4が来て車輪104と踏段との接
触がなって上記所定の角度以上にアーム102が回動し
てマイクロスイッチ105を押圧すると閉じるようにな
っている。
【0018】ここで、110は例えばアラームブザー、
通報装置等で構成された出力手段としての公知の発報装
置であり、発報装置110は取付台101上に取り付け
られ、マイクロスイッチ105の接点の閉成により電圧
が印加されて作動するようになっている。
【0019】尚、120は作業者が保守点検の運転のた
めに使用する前記従来例と同様な公知の保守運転装置、
120Uはその上り方向運転押釦、120Dはその下り
方向運転押釦である。
【0020】図2は実施の形態1に係るエスカレータの
踏段開口部検出装置の回路構成図であり、図2中、発報
装置110は、上り方向運転押釦120U又は下り方向
運転押釦120Dが押されてエスカレータが運転中であ
り、かつマイクロスイッチ105の接点が閉じた状態の
場合にのみ通電して作動し、また、上り方向運転押釦1
20U、下り方向運転押釦120D、又はマイクロスイ
ッチ105の接点が開いている状態では通電が断たれる
ようになっている。
【0021】このように構成されたエスカレータの踏段
開口部検出装置の動作を踏段3bを取り外して開口部4
ができた場合を示す図3を参照して説明する。図3に示
すように、開口部4がまだ上部櫛歯11付近にない状態
で、上部乗降口プレート10から上部櫛歯11を取り外
し、その代わりにハウジング100を取付台101を用
いて上部櫛歯11と同様に上部櫛歯取付部10aにネジ
で取り付けると、アーム102は付勢バネ103により
下方に付勢されて踏段と車輪104とは接触する状態と
なる。この状態ではマイクロスイッチ105の接点は開
いた状態となっている。
【0022】上記のように装置を上部乗降口プレート1
0に取り付けた後に、作業者が点検のために保守運転装
置120の下り方向運転押釦120Dを押している間
は、踏段は連なって下り方向(図3の矢印a方向)に移
動する。踏段が移動しても踏段に対して車輪104は踏
段3d、3cと順次接触するが、さらに踏段が移動して
開口部4が上部櫛歯11に接近し、開口部4が上部櫛歯
11の位置まで移動して図3に示す状態になると、開口
部4は作業員に見える位置に来ると共に踏段3bと車輪
104との接触状態は解除される。
【0023】この場合、アーム102は付勢バネ103
に付勢されて支点102aを回転中心として下方に回動
するので、アーム102はハウジング100に取り付け
られているマイクロスイッチ105を押圧し、マイクロ
スイッチ105の接点は閉じる。
【0024】作業者は保守点検装置120の下り方向運
転押釦120Dを押し続けているので、図2においてマ
イクロスイッチ105及び下り方向運転押釦120Dは
接点が導通状態となり発報装置110が通電されて作動
する。
【0025】ここで、発報装置110の作動を確認した
作業者は、保守運転装置の下り方向運転押釦120Dを
押し続ける操作を解除してエスカレータの運転を停止さ
せることで、開口部4は上部櫛歯11付近で停止状態に
なる。
【0026】また、そのまま作業者が保守運転装置12
0の下り方向運転押釦120Dを押し続けていると、発
報装置110が作動したまま踏段の下方移動は続き、次
に踏段3aが車輪104と接触するとアーム102は上
向きに回動するので、マイクロスイッチ105の接点は
アーム102の押圧が解除により開いて発報装置110
は通電は解除されて作動は止む。
【0027】従って、上記実施の形態1によれば、エス
カレータの乗降口プレートに固定する取付台101を備
えたハウジング100と、ハウジング100に支点が支
持されてエスカレータの踏段3に先端部分102bが接
触するアーム102と、アーム102の先端部分102
bがエスカレータの踏段3に接触する方向に支点102
aを中心としてアーム102を回動させるように付勢す
る付勢手段103と、ハウジング100に設けられアー
ム102が所定の角度以上に回動したことを検出するマ
イクロスイッチ105と、マイクロスイッチ105の出
力に基づいてエスカレータの踏段3を取り外した開口部
4があることを出力する発報装置110とを備えたの
で、例えば、エスカレータの下り方向運転において、上
部乗降口プレート10の裏側から開口部4が出て来たこ
とを発報装置110が作業者に知らせることで、下部乗
降口プレート20付近で保守運転操作を行っている作業
者は開口部4が出て来たことを容易に確認することがで
きる。
【0028】また、作業者は開口部4の位置の確認のた
めの速度を落とした運転を行う必要が排除され、作業負
担が軽減されて作業性が向上する。
【0029】実施の形態2.実施の形態1では、図2に
示したように、上部櫛歯取付部10aに装置を取り付け
て下り方向に運転する場合に開口部4を検出したが、実
施の形態2では、下部乗降口プレートの下部櫛歯取付部
に装置を取り付けて上り方向に運転する場合に開口部4
を検出する例を示す。
【0030】装置を下部乗降口プレートに取り付ける手
順は実施の形態1と同様である。即ち、開口部4がまだ
下部櫛歯付近にない状態で、下部乗降口プレートから下
部櫛歯を取り外し、その代わりにハウジング100を取
付台101を用いて下部櫛歯と同様に下部櫛歯取付部に
ネジで取り付けると、アーム102は付勢バネ103に
より下方に付勢されて踏段と車輪104とは接触した状
態となる。この状態ではマイクロスイッチ105の接点
は開いた状態となっている。
【0031】上記のように装置を下部乗降口プレートに
取り付けた後に、作業者が点検のために保守運転装置1
20の上り方向運転押釦120Uを押している間は、踏
段は連なって上り方向(図4の矢印b方向)に移動す
る。踏段が移動しても踏段に対して車輪104は踏段3
d、3cと順次接触するが、さらに踏段が移動して開口
部4が下部櫛歯21に接近し、開口部4が下部櫛歯21
の位置まで移動して図4に示す状態になると、開口部4
は作業員に見える位置に来ると共に踏段3bと車輪10
4との接触状態は解除される。この後の発報装置110
の動作は実施の形態1と同様なので説明を省略する。
【0032】従って、上記実施の形態2によれば、エス
カレータの乗降口プレートに固定する取付台101を備
えたハウジング100と、ハウジング100に支点が支
持されてエスカレータの踏段3に先端部分102bが接
触するアーム102と、アーム102の先端部分102
bがエスカレータの踏段3に接触する方向に支点102
aを中心としてアーム102を回動させるように付勢す
る付勢手段103と、ハウジング100に設けられアー
ム102が所定の角度以上に回動したことを検出するマ
イクロスイッチ105と、マイクロスイッチ105の出
力に基づいてエスカレータの踏段3を取り外した開口部
4があることを出力する発報装置110とを備えたの
で、例えば、エスカレータの上り方向運転において、下
部乗降口プレート20の裏側から開口部4が出て来たこ
とを発報装置110が作業者に知らせることで、上部乗
降口プレート10付近で保守運転操作を行っている作業
者は開口部4が出て来たことを容易に確認することがで
きる。
【0033】また、作業者は開口部4の位置の確認のた
めの速度を落とした運転を行う必要が排除され、作業負
担が軽減されて作業性が向上する。
【0034】実施の形態3.実施の形態1において発報
装置110は図5に示すように特に出力音の大きいいわ
ゆる強力ブザー111としてもよい。このように構成さ
れたエスカレータの踏段開口部検出装置では、開口部4
が検出された場合は強力ブザー10が鳴って作業者に知
らせるようになっている。
【0035】従って、上記実施の形態3によれば、発報
装置110は、音の大きいいわゆる強力ブザー111と
したので、作業者は開口部4が出て来たことを容易に確
認することができる。
【0036】実施の形態4.実施の形態1において発報
装置110は図6に示すようにスピーカー112aを備
えアナウンスメッセージが予め登録された音声合成装置
112としてもよい。音声合成装置112は公知の技術
で構成されたもので、「カイコウブ セッキン チュウ
イ」等のアナウンスメッセージが予め登録されており、
作動した場合はそのアナウンスメッセージでスピーカー
112aから作業者に知らせるようになっている。
【0037】従って、上記実施の形態4によれば、発報
装置110は、アナウンスメッセージが予め登録された
音声合成装置112としたので、強力ブザーのような強
烈な音を発することはなく、デパート等の屋内において
耳障りな騒音を発することもないので、作業者に分かり
やすく知らせることができる。
【0038】実施の形態5.また、実施の形態1におい
て、発報装置110を図7に示すように点滅ライト11
3としてもよい。このように構成されたエスカレータの
踏段開口部検出装置では、開口部4が検出された場合は
点滅ライト113が点滅して作業者に知らせるようにな
っている。
【0039】従って、上記実施の形態5によれば、発報
装置110を点滅ライト113としたので、屋外等の騒
音が著しく音の聞き誤りを起こしやすい場所でも、作業
者に容易に開口部4の検出を知らせて、作業者は開口部
4の位置の確認が容易となり作業負担が軽減されて作業
性が向上する。
【0040】実施の形態6.図4は実施の形態3のエレ
ベータの踏段の開口部検出装置の説明図である。図1に
おいて、発報装置110をフレキシブルアーム114の
先端に取り付けられた照明灯114aとした。フレキシ
ブルアーム114はプラスチック樹脂、又は金属からな
る公知の技術で構成されたもので任意の方向に折り曲げ
ることが自在であり、その先端には照明灯114aを設
ける。
【0041】このように構成されたエスカレータの踏段
開口部検出装置では、フレキシブルアーム114の先端
を、上に向ければ開口部4の検出を作業者に照明灯11
4aの点灯により知らせることができ、また逆に下に向
ければ開口部4が検出された場合ni照明灯114aは
開口部4を照らすことができる。
【0042】従って、上記実施の形態6によれば、発報
装置110は、エスカレータの乗降口プレートの櫛歯付
近を照射するフレキシブルアーム114の先端に取り付
けられた照明灯114aとしたので、踏段3と開口部4
との境目が明確になって、特に夜間の保守作業において
も作業者は開口部4の位置の確認が容易となり作業負担
が軽減されて作業性が向上する。
【0043】
【発明の効果】この発明によれば、エスカレータの乗降
口プレートに固定する固定手段を備えたハウジングと、
ハウジングに支点が支持されてエスカレータの踏段に先
端部分が接触するアームと、アームの先端部分がエスカ
レータの踏段に接触する方向に支点を中心としてアーム
を回動させるように付勢する付勢手段と、ハウジングに
設けられアームが所定の角度以上に回動したことを検出
する検出手段と、検出手段の出力に基づいてエスカレー
タの踏段を取り外した開口部があることを出力する出力
手段とを備えたので、乗降口プレートの裏側から開口部
が出て来たことを出力手段が作業者に知らせることで、
その乗降口プレートから離れた位置で保守運転操作を行
っている作業者は開口部が出て来たことを容易に確認す
ることができ、また、作業者は開口部の位置の確認のた
めの速度を落とした運転を行う必要が排除され、作業負
担が軽減されて作業性が向上する。
【0044】また、アームの先端部分にエスカレータの
踏段上を転がる車輪をさらに設けたので、踏段との摩擦
によるアームの先端部分の摩耗が軽減される。
【0045】また、出力手段は、アナウンスメッセージ
がが予め登録された音声合成装置としたので、デパート
等の屋内において耳障りな騒音を発することなく、作業
者に分かりやすく知らせることができる。
【0046】また、出力手段は、発光手段としたので、
屋外等の騒音が著しく音の聞き誤りを起こしやすい場所
でも、作業者に容易に開口部の検出を知らせて、作業者
は開口部の位置の確認が容易となり作業負担が軽減され
て作業性が向上する。
【0047】また、発光手段は、エスカレータの乗降口
プレートの櫛歯付近を照射する照明ランプとしたので、
踏段と開口部との境目が明確になって、特に夜間の保守
作業においても作業者は開口部の位置の確認が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係るエスカレータの踏段開口
部検出装置の構成図である。
【図2】 実施の形態1に係るエスカレータの踏段開口
部検出装置の説明図である。
【図3】 実施の形態1に係るエスカレータの踏段開口
部検出装置の説明図である。
【図4】 実施の形態2に係るエスカレータの踏段開口
部検出装置の説明図である。
【図5】 実施の形態3に係るエスカレータの踏段開口
部検出装置の構成図である。
【図6】 実施の形態4に係るエスカレータの踏段開口
部検出装置の構成図である。
【図7】 実施の形態5に係るエスカレータの踏段開口
部検出装置の構成図である。
【図8】 実施の形態6に係るエスカレータの踏段開口
部検出装置の構成図である。
【図9】 従来のエスカレータの踏段開口部の説明図で
ある。
【符号の説明】
100 ハウジング、101 取付台、102 アー
ム、102a 支点、103 付勢バネ、104 車
輪、105 マイクロスイッチ、110 発報装置、1
11 強力ブザー、112a スピーカー、112 音
声合成装置、113 点滅ライト、114 フレキシブ
ルアーム、114a 照明灯。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エスカレータの乗降口プレートに固定す
    る固定手段を備えたハウジングと、前記ハウジングに支
    点が支持されて前記エスカレータの踏段に先端部分が接
    触するアームと、該アームの先端部分が前記エスカレー
    タの踏段に接触する方向に前記支点を中心として前記ア
    ームを回動させるように付勢する付勢手段と、前記ハウ
    ジングに設けられ前記アームが所定の角度以上に回動し
    たことを検出する検出手段と、前記検出手段の出力に基
    づいて前記エスカレータの踏段を取り外した開口部があ
    ることを出力する出力手段とを備えたエスカレータの踏
    段開口部検出装置。
  2. 【請求項2】 前記アームの先端部分に前記エスカレー
    タの踏段上を転がる車輪をさらに設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載のエスカレータの踏段開口部検出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記出力手段は、アナウンスメッセージ
    がが予め登録された音声合成装置としたことを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のエスカレータの踏段開口部検
    出装置。
  4. 【請求項4】 前記出力手段は、発光手段としたことを
    特徴とする請求項1又は2に記載のエスカレータの踏段
    開口部検出装置。
  5. 【請求項5】 前記発光手段は、前記エスカレータの乗
    降口プレートの櫛歯付近を照射する照明ランプとしたこ
    とを特徴とする請求項4に記載のエスカレータの踏段開
    口部検出装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013040013A (ja) * 2011-08-16 2013-02-28 Hitachi Building Systems Co Ltd 傾斜型乗客コンベアの診断装置及び診断方法

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