JPH1076415A - 成形光学部品の外周加工装置 - Google Patents

成形光学部品の外周加工装置

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JPH1076415A
JPH1076415A JP8250880A JP25088096A JPH1076415A JP H1076415 A JPH1076415 A JP H1076415A JP 8250880 A JP8250880 A JP 8250880A JP 25088096 A JP25088096 A JP 25088096A JP H1076415 A JPH1076415 A JP H1076415A
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JP
Japan
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cutting tool
edge
optical component
peripheral surface
edge portion
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JP8250880A
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Takamitsu Nomura
能光 野村
Yohei Shinosawa
洋平 篠沢
Masaaki Fukuda
正明 福田
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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    • B29D11/00009Production of simple or compound lenses
    • B29D11/00413Production of simple or compound lenses made by moulding between two mould parts which are not in direct contact with one another, e.g. comprising a seal between or on the edges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S425/00Plastic article or earthenware shaping or treating: apparatus
    • Y10S425/808Lens mold

Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形手段により光学部品を製造する際に、そ
のコバ部の外周面からの突出部を切削工具で切削加工す
るようになし、この切削加工時に、切削工具がコバ部の
外周面のうちの基準面となる部位に及ばない長さに設定
することにより、コバ部の基準面を傷付けることなく、
極めて高精度な加工を可能とする。 【構成】 成形型1を用いて射出成形により光学部品2
を形成するに当って、成形型1から取り出した成形品6
におけるコバ部8の外周面には、突出部分9が存在する
が、この突出部分9を切削工具10で削り取るように加
工する。この切削工具10は裁頭円錐形状のものであっ
て、その先端はコバ部8の基準面Sの位置まで及ばない
長さとなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチックの成形
手段によってレンズ等の光学部品を製造するに当って、
成形後に行われるゲートによる突出部分を除去する成形
光学部品の外周加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レンズ等の光学部品は各種の光学機器に
装着されるものであり、例えば光ディスクドライブ装置
の光ピックアップ手段には対物レンズが装着される。こ
の対物レンズは光ピックアップ手段に設けたホルダに、
所定の位置に正確に位置決めした状態で保持される。こ
のために、レンズの外周縁部にコバ部を設けて、このコ
バ部をホルダに位置決め保持させるが、コバ部によるレ
ンズのホルダに対する装着を容易に、しかも正確に位置
決めできるようにするために、コバ部を円筒形状とな
し、このコバ部をホルダに嵌合するように装着できる構
成としている。
【0003】レンズ部とコバ部とを備えた光学部品は、
一体的に形成されるのが好ましく、このためにプラスチ
ックの射出成形手段が用いられる。射出成形により前述
したような光学部品を製造するには、所定の構造を持っ
た成形型を用い、この成形型にレンズ形状をした転写面
を含むキャビティを形成する。そして、キャビティ内に
溶融状態にした樹脂を注入することによって、成形型の
転写面が転写された成形品が得られる。
【0004】成形に当っては、成形型には、溶融樹脂の
キャビティへの供給通路としてのスプルを設ける必要が
ある。しかも、溶融樹脂をスプルからキャビティ内に隈
なく充填するために、スプルのキャビティへの接続部分
は絞り通路となるゲートとなっている。成形後には、当
然スプル及びゲートの内部にも樹脂が残るから、光学部
品の成形が完了した後に、スプルにおけるキャビティと
の接続部分であるゲートの部分をカットする、所謂ゲー
トカットを行う必要がある。成形型内でゲートカットを
行うことも可能であるが、そうするとゲートの部位に可
動な切断部材を配置する必要があり、成形型の構成が複
雑になる等の問題点がある。以上のことから、成形品を
成形型から取り出した後に切削工具を用いてゲートカッ
トを行うのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ゲート部は
コバ部の外周面から突出しており、このコバ部の外周面
は光学機器におけるホルダ等に装着するための基準面と
して利用される。従って、ゲートカット時にコバ部にお
けるこの基準面の部位を損傷しないようにしなければな
らず、成形品と切削工具との位置合わせを極めて厳格に
行わなければ、ゲートカット時に基準面を損傷させる可
能性があるという問題点がある。また、光学部品が製造
された後には、検査を行ったり、光学機器に実装する際
等の利便性を図るために、収納用の治具として筒状のス
ティックを用いて、このスティック内に多数個の光学部
品を収納させるのが一般的である。ゲート部のカット位
置にばらつきが生じ、カットによる切り残し部分が長い
ものがあると、スティック内に挿入できないから、この
カットした部位の修正を行わなければならなくなる等の
面倒がある等の問題もある。
【0006】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、成形光学部品の外周
面から突出する部位を除去する加工をしかも正確に行う
ことができ、この加工時に外周面において、実質的に必
要な部分だけを加工できるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、レンズ部と、このレンズ部を囲繞す
るように形成されるコバ部とからなる光学部品を成形手
段により製造した後に、この光学部品を取り出して、コ
バ部から成形型のゲートによる突出部分を除去するもの
であって、前記コバ部の外周面からの突出部を切削する
ための切削工具を有し、この切削工具の前記コバ部の外
周面への当接部は、この外周面のうちの基準面となる部
位に及ばない長さに設定する構成としたことをその特徴
とするものである。
【0008】切削工具としては、工作機械本体に装着さ
れるエンドミル等が好適に用いられる。そして、成形品
と切削工具とを相対的に移動させながら、光学部品の外
周面におけるゲート部を切削加工するが、成形品におけ
るコバ部は一部分が基準面となっているから、切削工具
の先端は基準面の部位には至らない長さとする。これに
よって、切削工具と成形品とが相対的に多少の位置ずれ
があったとしても、基準面が損傷するおそれはない。切
削工具は先端が裁頭円錐形状のものであれば、真直ぐな
状態となし、円柱形状のものである場合には、所定角度
傾斜した状態に工作機械本体に取り付ける。いずれの場
合であっても、工具の先端はコバ部の基準面と接触しな
い位置とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。ここで、光学部品として
は、図1から図3のようにして製造される光ディスクド
ライブ装置の光ピックアップ手段に装着される対物レン
ズとするが、本発明の光学部品はこれに限定されるもの
ではない。
【0010】而して、図1に示したように、成形型1を
用いて、図2に示した成形品6が製造される。成形型1
は、図1に示したように、例えば6個の型部材1a〜1
fから構成され、これら各型部材1a〜1fは相互に組
み合わせるようにしてアセンブルされる。アセンブル状
態では、空間部が形成されており、この空間部はキャビ
ティ3とゲート4及びスプル5とから構成される。ゲー
ト4はスプル5におけるキャビティ3への接続部分の絞
り流路を構成する。キャビティ3は、上下に凹曲面形状
となったレンズ形成部3aと、このレンズ形成部3aに
連続する筒状のコバ形成部3bとから構成され、ゲート
4はコバ形成部3bの外周に開口している。
【0011】成形型1をアセンブルした状態で射出成形
機の射出ヘッドをスプル5に接続し、射出ヘッドから溶
融した樹脂を供給することによって、スプル5からゲー
ト4を介してキャビティ3内に樹脂が所定の圧力で供給
される。キャビティ3内に隈なく樹脂が充填された後に
樹脂を冷却して、成形型1を分解すると、図2に示した
ような成形品6が形成される。この成形品6は、レンズ
部7と、このレンズ部7を囲繞する状態となった円形枠
状のコバ部8とから構成される。ここで、このコバ部8
の外周面側にはゲート4及びスプル5からなる通路が連
なっている。この通路の部分は余剰部分であるから切断
除去される。このゲート部分のカットは成形時に行うこ
とができるが、成形が終了した後に、成形型1を分離し
て成形品を取り出した後にも行える。
【0012】このゲートカットの段階では、コバ部8の
外周面が完全に均一な面となるように形成するのではな
く、大まかにスプル5に相当する部分を切断して除去す
る。そして、仕上げの段階で、コバ部8の外周面を切削
加工することによって、突出部分9を完全に除去する。
ここで、コバ部8は円環状の部材であるが、図3におい
て、その下面と外周面の下方部位とは、所定の幅にわた
って基準面Sとなっており、ゲート4はこの基準面Sと
なる部位からかなり離れた位置に開口しているから、前
述した突出部分9は当然この基準面Sから外れた位置に
生じる。このゲートカットの後に生じる突出部分9を除
去するために、切削工具10が用いられる。ここで、図
4に示したように、切削工具10としては、ほぼ裁頭円
錐形状となったエンドミルが用いられる。
【0013】成形品6は、クランプ手段等を備えた搬送
治具(図示せず)に固定的に保持されて搬送される。一
方、切削工具10は、この成形品6の搬送経路の上部に
位置しており、切削工具10を回転させる間に、成形品
6を切削工具10に接触させると、この成形品6のコバ
部8の外周面が切削加工される。従って、搬送治具にお
いて、成形品6のコバ部8の突出部分9を切削工具10
の方向に向けた状態で保持させて搬送すると、この突出
部分9を含む図4の仮想線の部分が削り取られて平坦部
11となる。ここで、切削工具10の先端側の部分は円
錐状となっているから、切削工具10でコバ部8の外周
面の切削部分は、切削工具10の先端側の円錐の傾斜角
度と一致する傾斜面となる。しかも、コバ部8の加工を
実行する際には、切削工具10の先端は、コバ部8は完
全に覆い、かつその先端における僅かな長さ分はコバ部
8と非接触状態に保持される。そして、基準面Sはコバ
部8からかなり離れた位置に形成されているから、切削
工具10と成形品6との間で多少の位置ずれがあったと
しても、切削工具10で基準面Sの部分が削り取られる
ことはない。
【0014】搬送経路に置いた時の成形品6におけるコ
バ部8と、切削工具10との間の相対位置関係を、前述
のように設定することによって、コバ部8に対する切削
領域は突出部分9を含み、基準面Sの部位を避けた位置
に平坦部11を形成する加工が行われる。従って、この
切削加工により、図5に示したように、コバ部8の外周
面からの突出部分が全くなくなった最終製品としての光
学部品2が形成される。しかも、コバ部8に形成した平
坦部11から円筒形状への移行部には実質的な段差が生
じず、平坦部11と円環状の部分との間は円滑に移行す
る。
【0015】このように、光学部品2において、コバ部
8に突出部分がなくなると、スティック等の収納用の治
具に挿入する際に、引っ掛かり等により、スティック内
への挿入が困難になったり、また挿入不能になる等とい
った不都合が発生するおそれは全くない。しかも、切削
工具10の先端はコバ部8に対して所定の高さ位置まで
で、基準面Sとして利用される部位には及ばないように
なっているから、突出部分9を除去する加工を行う際
に、切削工具10により基準面Sを傷付けるおそれもな
い。
【0016】ところで、例えば光ディスクドライブ装置
に装着される対物レンズは、光ディスクに対して円形の
スポットを照射するのではなく、楕円形状等の非円形状
のスポットとする必要がある。一方、対物レンズを光ピ
ックアップ手段のホルダは、その加工の容易さ及び正確
さを確保するために、円筒形に形成されるのが一般的で
ある。従って、前述した光学部品2のうち、レンズ部7
は所定の方向性が与えられているのに対して、コバ部8
が完全な円筒形のままであると、方向性の認識ができな
い。しかしながら、このような形状の光学部品2を光ピ
ックアップ手段のホルダに装着するに当っては、レンズ
部7の方向を一定にするために、光学部品2には何らか
の方向性の指標となる部位が必要になる。コバ部8の外
周面は円筒形状となっているが、切削加工による平坦部
11が形成されているから、この平坦部11を光学部品
2の方向性を示す指標として利用できる。このために、
成形品6の搬送治具への位置決め保持を正確に行うこと
によって、コバ部8における平坦部11の範囲及び方
向、さらには角度が常に一定になる。この結果、この平
坦部11を基準として方向出しを行った状態で、光ピッ
クアップ手段のホルダに組み込むことができる。
【0017】前述した切削工具10は、加工を行う部分
が円錐形状となっているから、この切削工具10を鉛直
状態にして工作機械本体に装着すれば、コバ部8に形成
した平坦部11は非段差状態に加工できる。一方、図6
に示したように、実質的に円柱状に形成した切削工具2
0を用いることも可能である。この切削工具20を用い
る場合には、成形品6のコバ部8に対して所定の角度傾
斜した状態に配置する。しかも、切削工具20の先端は
成形品6のコバ部8の外周面における基準面Sとなる部
位に及ばない長さとなし、かつこの先端の僅かな長さ分
はコバ部8とは非接触状態にする。
【0018】図6に示した切削工具20を用いても、前
述した切削工具10を用いる場合と同様に、成形品6の
コバ部8に対して突出部分9を除去する加工を行うこと
ができる。勿論、この加工を行うに当って、コバ部8に
おける基準面Sに傷等が付くおそれもない。
【0019】ところで、切削工具10を用いるにしろ、
また切削工具20を用いるにしろ、成形品6のコバ部8
に対して所定の位置で当接することによって、切削が開
始される。図7に示したように、コバ部8の切削工具1
0(または切削工具20、以下同様)の当接開始位置C
の部位が平滑にはならず、粗面となってしまうことがあ
る。この部位を平滑化するために、従来ではゲートカッ
トを行った上で、さらにバフ加工を施すようにしてい
た。そこで、この粗面部の平滑化処理を自動化させるに
は、成形品6を図7の矢印X方向に移動させながら、切
削工具10と当接させて、コバ部8における突出部分9
を削り取る加工を行った後、成形品6を前述とは逆のY
方向に動かして、再び切削工具10と接触させる。既
に、コバ部8には、平坦部11が形成されているから、
切削工具10と接触しても、コバ部8がさらに削り取ら
れることはない。ただし、切削工具10がコバ部8から
離間する寸前の部位においては、コバ部8は粗面となっ
ているから、この粗面の部分に切削工具10が再び接触
することにより粗面が平滑化される。これにより、コバ
部8に形成される平坦部11の面精度が極めて良好にな
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、成形品
のコバ部の外周面からの突出部を切削するための切削工
具を、コバ部の外周面に当接させて、成形時に生じる突
出部分を切削加工するに当って、このコバ部の外周面の
うちの基準面となる部位に及ばない長さに設定している
から、コバ部に設けられている基準面を傷付けることな
く、極めて高精度な加工を施すことができる等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】成形型の断面図である。
【図2】成形型により射出成形された成形品の外観図で
ある。
【図3】成形品の正面図である。
【図4】本発明における実施の一形態を示す成形光学部
品の外周加工装置の要部構成図である。
【図5】外周加工装置により加工された光学部品の外観
図である。
【図6】本発明における他の実施の形態を示す成形光学
部品の外周加工装置の要部構成図である。
【図7】本発明におけるさらに別の実施の形態を示す成
形光学部品の外周加工装置の要部構成図である
【符号の説明】
1 成形型 2 光学部品 3 キャビティ 4 ゲート 5 スプル 6 成形品 7 レンズ部 8 コバ部 9 突出部分 10,20 切削工具 11 平坦部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ部と、このレンズ部を囲繞するよ
    うに形成されるコバ部とからなる光学部品を成形手段に
    より製造した後に、この光学部品を取り出して、コバ部
    から成形型のゲートによる突出部分を除去するものにお
    いて、前記コバ部の外周面からの突出部を切削するため
    の切削工具を有し、この切削工具の前記コバ部の外周面
    への当接部は、この外周面のうちの基準面となる部位に
    及ばない長さに設定する構成としたことを特徴とする成
    形光学部品の外周加工装置。
  2. 【請求項2】 前記切削工具の先端を裁頭円錐形状とし
    て、この切削工具を鉛直状態に配置する構成としたこと
    を特徴とする請求項1記載の成形光学部品の外周加工装
    置。
  3. 【請求項3】 前記切削工具を略円柱形状となし、この
    切削工具を前記コバ部に対して、傾斜する状態に配設す
    る構成としたことを特徴とする請求項1記載の成形光学
    部品の外周加工装置。
  4. 【請求項4】 前記切削工具を固定的に配置し、前記光
    学部品を移動させて、この切削工具に接触するようにな
    し、光学部品を一方に動かした後に、反対方向に動かし
    て、切削工具に2度接触させる構成としたことを特徴と
    する請求項1記載の成形光学部品の外周加工装置。
JP8250880A 1996-09-03 1996-09-03 成形光学部品の外周加工装置 Pending JPH1076415A (ja)

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US08/921,341 US5975882A (en) 1996-09-03 1997-08-29 Molded optical component with gate stubs removed from peripheral rim portions

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JP5230739B2 (ja) * 2008-07-30 2013-07-10 オーエスジー株式会社 ツリー状溝の切削加工方法および切削回転工具
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