JPH1075583A - インバータ装置の冷却器 - Google Patents

インバータ装置の冷却器

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Publication number
JPH1075583A
JPH1075583A JP8230036A JP23003696A JPH1075583A JP H1075583 A JPH1075583 A JP H1075583A JP 8230036 A JP8230036 A JP 8230036A JP 23003696 A JP23003696 A JP 23003696A JP H1075583 A JPH1075583 A JP H1075583A
Authority
JP
Japan
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water
radiator
inverter device
inverter
cooled
Prior art date
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Pending
Application number
JP8230036A
Other languages
English (en)
Inventor
Naomi Goto
尚美 後藤
誠 ▲よし▼田
Makoto Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8230036A priority Critical patent/JPH1075583A/ja
Publication of JPH1075583A publication Critical patent/JPH1075583A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インバータ装置内部の温度が周囲温度の影響
を受けにくいような構成にする。 【解決手段】 ケース2の両側に、水冷放熱器3とサブ
水冷放熱器9とを設けてインバータ装置1Aを構成す
る。これにより、ケース2は周囲温度の影響を受けにく
なり、インバータ装置1Aの周囲温度が高い場合におい
ても、インバータ装置内部の温度上昇が抑制されて、内
部のインバータ回路部1の作動不具合、寿命減少などを
防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ駆動などに
用いられるインバータ装置の冷却器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインバータ装置は、図5に示すよ
うに、インバータ回路部11と、インバータ回路部11
を覆うケース12と、インバータ回路部11を冷却する
水冷放熱器13とにより構成されている。水冷放熱器1
3には、水冷パイプ14が密着して取り付けられてお
り、インバータ回路部11の発熱体11aからの熱を水
冷パイプ14の中を通る水に逃がしている。そしてこの
水は、ポンプ15によりホース16を経由して放熱器1
7へ送られ、水の熱は放熱ファン17aにより空中に放
出されるようにしている。
【0003】なお、図6は、空冷の場合を示しており、
この場合は、発熱体11aからの熱は空冷放熱器13a
から空中に放出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、インバータ装置の周囲温度が高い場合、
インバータ装置内部の温度が過度に上昇して、内部回路
の作動に支障をきたしたり、寿命を減少させる要因にな
る。
【0005】特に、ハイブリッド電気自動車のように、
熱くなるエンジンの近くにインバータ装置が配置される
場合には、その周囲温度が100℃に達することがあ
り、防温対策の課題があった。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、周囲温度が高い場所にも配置可能なイン
バータ装置を提供することを目的としてる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、インバータ装置の外郭の複数面を冷却器と
することにより、周囲温度の影響をインバータ装置内部
に受けにくくしたものであり、これによって、インバー
タ装置の周囲温度が高い場合においても、インバータ装
置内部の温度上昇を抑制することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、インバ
ータ装置の外郭の少なくとも2面を冷却器としたもので
ある。これにより、1面(下面)だけが冷却器の従来の
場合のように、ケース側が周囲温度の影響を受けてしま
うのに対し、周囲温度の影響を受けにくい構造にするこ
とができ、インバータ装置の周囲温度が高い場合におい
ても、インバータ装置内部の温度上昇が抑制されて、内
部回路の作動不具合、寿命減少などを防止することがで
きる。
【0009】請求項2に記載の発明は、インバータ装置
の外郭のうち冷却器以外の外郭を熱伝導の良好なアルミ
ダイキャストとしたものである。これにより、周囲温度
の影響を受けて温度上昇した外郭の熱は、速やかに冷却
器に伝熱され、インバータ装置内部の温度上昇を一層抑
制することができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、インバータ装置
の外郭のうち冷却器以外の外郭を断熱材で覆ったもので
ある。これにより、外郭面は周囲温度の影響を受けない
ため、装置内部の温度上昇が抑制される。したがって、
インバータ装置の周囲温度が高い場合においても、イン
バータ装置内部の温度上昇をより一層抑制することがで
きる。
【0011】以下、本発明のインバータ装置の冷却器に
ついて図面を参照して説明する。 (実施の形態1)図1に示すように、インバータ装置1
Aはインバータ回路部1と、インバータ回路部1の側面
を覆うケース2と、インバータ回路部1を下面より冷却
する水冷放熱器(冷却器)3と、上面に位置するサブ水
冷放熱器(冷却器)3aとで構成されている。水冷放熱
器3には、水冷パイプ4が密着して取り付けられてお
り、インバータ回路部1の発熱体1aからの熱を水冷パ
イプ4の中を通る水に逃がしている。そしてこの水は、
ポンプ6によりホース5を経由して放熱器7へ送られ、
水の熱は放熱ファン7aにより空中に放出される。ま
た、外周部からケース2に伝わった熱は、主にサブ水冷
放熱器3aに伝えられる。サブ水冷放熱器3aには、サ
ブ水冷パイプ4aが密着して取り付けられ、分岐ホース
5aを介して水冷パイプ4と共にポンプ6及び放熱器7
に接続する構成にしている。このため、サブ水冷放熱器
3aはケース2からの熱及び周囲からサブ水冷放熱器3
aに伝わる熱をサブ水冷パイプ4aの中を通る水に逃が
し、この水をポンプ6で放熱器7に送り、放熱ファン7
aによって空中に放熱することができる。
【0012】したがって、従来のように、1面(下面)
だけを冷却器としている場合には、ケース側が周囲温度
の影響を受けてしまうのに対し、本発明では周囲温度の
影響を受けにくい構造にすることができ、インバータ装
置1Aの周囲温度が高い場合においても、インバータ装
置内部の温度上昇が抑制されて、内部回路の作動不具
合、寿命減少などを防止することができる。
【0013】なお、上記実施の形態1では、外郭の2面
を冷却器とする場合について述べたが、3面、4面につ
いても同様であり、冷却器の外郭面を増すことにより、
さらに効果的であるのは明白である。また、水冷パイプ
4、4aを用いたが、ヒートパイプなどを介在させても
よい。また上記実施の形態1では、水冷放熱器について
述べたが、水以外の液体、または単に空冷放熱器として
よい。
【0014】(実施の形態2)図2は実施の形態2のイ
ンバータ装置1Bの分解斜視図であり、実施の形態1と
異なる点は、ケース2を熱伝導の良好なアルミダイキャ
スト製のケース2aにした点である。この構成により、
ケース2aは厚みのある良熱伝導性のアルミダイキャス
ト製としているため、外周よりケース2aに伝わる熱
は、一層サブ水冷放熱器3a及び水冷放熱器3に伝えら
れ易く、熱を水冷パイプ4及びサブ水冷パイプ4aの中
を通る水に速く逃がすことができる。
【0015】したがって、実施の形態1の場合よりもイ
ンバータ回路部1は周囲温度の影響を受けにくい構造に
することができ、ハイブリッド電気自動車等のように、
熱くなるエンジンの近くにインバータ装置1Bが配置さ
れ、周囲温度が高い場合においても、インバータ装置内
部の温度上昇を抑制でき、内部回路の作動不具合、寿命
減少などを防止することができる。
【0016】なお、上記実施の形態2において、外郭の
2面に水冷の放熱器を有する場合について述べたが、サ
ブ水冷放熱器3aのない1面だけの場合についても、同
様である。
【0017】(実施の形態3)図3は実施の形態3のイ
ンバータ装置1Cを用いた水冷サイクルの斜視図であ
り、実施の形態1と異なる点は、サブ水冷放熱器3aの
代わりに断熱材8を設けたもので、これにり、上方外周
からはケース2には熱が伝わりにくくしている。
【0018】したがって、インバータ装置1Cの外周温
度が高くても、インバータ装置内部の温度上昇を抑制す
ることができる。
【0019】なお、上記実施の形態3では、外郭の1面
に断熱材8を設けたが、2面以上設けることにより、イ
ンバータ装置内部への断熱効果をより一層高めることが
できる。
【0020】(実施の形態4)図4は実施の形態4のイ
ンバータ装置1Dの外観斜視図であり、実施の形態1と
異なる点は、水冷放熱器3とサブ水冷放熱器3aの代わ
りに、断熱材8と空冷放熱器9にしたものであり、この
場合にも、上記実施の形態と同様に周囲温度の影響を抑
制することができる。
【0021】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1に記載の発明は、インバータ装置の外郭の少なくとも
2面を冷却器としたものである。これにより、外郭の1
面だけが冷却器という従来の構成では、ケース側で周囲
温度の影響を受けてしまうのに対し、周囲温度の影響を
抑える構造となり、インバータ装置の周囲温度が高い場
合においても、インバータ装置内部の温度上昇は抑制さ
れ、内部回路の作動不具合、寿命減少などを防止するこ
とができる。
【0022】請求項2に記載の発明は、インバータ装置
の冷却器以外の外郭は熱伝導の良いアルミダイキャスト
製としたものである。これにより、周囲温度の影響を受
けて温度上昇した外郭の熱は、速やかに冷却器に伝熱さ
れて、前記同様周囲温度が高い場合においても、インバ
ータ装置内部の温度上昇が抑制され、内部回路の作動不
具合、寿命減少などを一層防止することができる。
【0023】請求項3に記載の発明は、インバータ装置
の冷却器以外の外郭を断熱材で覆ったものである。これ
により、外郭は周囲温度の影響を受けないため、温度上
昇が抑制される。したがって、前記同様に周囲温度が高
い場合においても、内部回路の作動不具合、寿命減少な
どを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のインバータ装置を用い
た水冷サイクルの斜視図
【図2】同実施の形態2のインバータ装置の分解斜視図
【図3】同実施の形態3のインバータ装置を用いた水冷
サイクルの斜視図
【図4】同実施の形態4のインバータ装置の斜視図
【図5】従来のインバータ装置を用いた水冷サイクルの
斜視図
【図6】同他の空冷式インバータ装置の斜視図
【符号の説明】
1A、1B、1C、1D インバータ装置 3、3a 冷却器 8 断熱材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外郭の一面が冷却器を兼ねるインバータ装
    置において、前記外郭の少なくとも2面が冷却器である
    ことを特徴とするインバータ装置の冷却器。
  2. 【請求項2】外郭の一面が冷却器を兼ねるインバータ装
    置において、冷却器以外の外郭面は熱伝導の良好なアル
    ミダイキャストからなることを特徴とするインバータ装
    置の冷却器。
  3. 【請求項3】外郭の一面が冷却器を兼ねるインバータ装
    置において、冷却器以外の外郭面は断熱材で覆われてい
    ることを特徴とするインバータ装置の冷却器。
JP8230036A 1996-08-30 1996-08-30 インバータ装置の冷却器 Pending JPH1075583A (ja)

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