JPH1074411A - 照明器具および照明装置 - Google Patents

照明器具および照明装置

Info

Publication number
JPH1074411A
JPH1074411A JP8231159A JP23115996A JPH1074411A JP H1074411 A JPH1074411 A JP H1074411A JP 8231159 A JP8231159 A JP 8231159A JP 23115996 A JP23115996 A JP 23115996A JP H1074411 A JPH1074411 A JP H1074411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
irradiation opening
lamp
reflector
reflecting surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8231159A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Kodaira
真二 小平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP8231159A priority Critical patent/JPH1074411A/ja
Publication of JPH1074411A publication Critical patent/JPH1074411A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉛直面に有する画面への照明の像の写り込み
を防止するとともに、画面方向とは反対方向の明るさを
確保し、快適な照明空間を得る。 【解決手段】 ランプ1を内包する反射体3を設ける。
ランプ1の光を照射する照射開口23を設ける。照射開口
23に臨む反射体3の一側に、白色面の一側反射面部25を
設ける。照射開口23に臨む反射体3の他側に、一側反射
面部25より反射光の指向性が高い鏡面の他側反射面部27
を設ける。一側反射面部25と他側反射面部27とで反射光
の指向性を異ならせることで、一側方向への遮光角の設
定を容易にし、他側方向への光の広がりを持たせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配光特性を考慮し
た照明器具および照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、鉛直面にCRT画面や液
晶画面などを有するコンピュータ、ワードプロセッサ、
各種のOA機器などを使用する部屋の天井に設置される
照明器具においては、それらの機器を操作する操作者に
対して、画面に高輝度のランプや照明器具の反射板の像
が写り込むのを防止するようにした照明器具がある。
【0003】このような照明器具では、例えば、特開昭
60−109101号公報に記載されているように、直
管形の蛍光ランプを内包する器具本体の照射開口に格子
状のルーバを配設し、このルーバの反射面により、蛍光
ランプの軸方向およびその軸方向に平行な方向の四方に
対する遮光角を、画面への照明の像の写り込みを防止す
る角度に設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
照明器具では、蛍光ランプの軸方向およびその軸方向に
平行な方向の四方に対して画面への照明の像の写り込み
を規制する遮光角を設定しているため、配光が狭く、鉛
直面照度が低下し、照明効率が低い。
【0005】そのため、例えば、学校のパソコン教室の
ように複数台のCRTの画面が同一方向に向けて配置さ
れ、その画面に向かう一方向にのみ遮光角を規制すれば
よい場合でも、他の方向の遮光角も規制するので、画面
に向かってキーボードを操作する操作者にとって照明が
暗く感じ、快適な照明空間が得られない。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、画面への照明の像の写り込みを防止するととも
に、画面方向以外の方向の明るさを確保し、快適な照明
空間を得られるようにする照明器具および照明装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明器具
は、ランプを内包する反射体と;反射体に内包されるラ
ンプの光を照射する照射開口と;照射開口に臨む反射体
の一側に設けられる一側反射面部と;照射開口に臨む反
射体の他側に設けられ、一側反射面部より反射光の指向
性が高い他側反射面部と;を具備しているものである。
【0008】そして、一側反射面部と他側反射面部とで
反射光の指向性を異ならせているため、一側方向への遮
光角の設定が容易に可能となるとともに、他側方向への
光の広がりを持たせられる。したがって、例えば、一側
方向に配置される機器の画面に照明の像が写り込むのを
防止するとともに他側方向の明るさを確保する。
【0009】また、反射光の指向性を異ならせる手段と
しては、一側反射面部を白色面とし、他側反射面を鏡面
とすることを含む。
【0010】ランプとしては、蛍光ランプを含み、この
蛍光ランプの形状は直管だけでなく少なくとも1箇所の
屈曲部を有するコンパクト形蛍光ランプを含み、また、
ランプ灯数も器具または1つの反射体内に複数ある場合
も含む。
【0011】反射体の他側反射面は、鏡面または半鏡面
などの反射光に対して指向性を与えるものであればよ
く、アルミニウム、鋼板、樹脂、またはその上に鏡面性
を有する仕上げやフィルムを貼ったものを含む。また、
反射体は、指向性を有する部分とそれ以外の部分から構
成されればよく、それらが一体であっても、別部品で連
続形状をしていない場合も含む。
【0012】請求項2記載の照明器具は、請求項1記載
の照明器具において、他側反射面部は、照射開口の一側
縁部とランプの照射開口に臨む表面とを結ぶ接線が反射
体の他側と交わる交点近傍位置より照射開口側に設けら
れるものであり、この箇所の反射光の指向性を高くする
ことで、一側方向への遮光角の設定が容易に可能となる
とともに、画面に照明の像が写り込むのを確実に防止可
能となる。
【0013】請求項3記載の照明器具は、請求項1また
は2記載の照明器具において、他側反射面部は鏡面であ
り、他側反射面部以外の反射体の反射面は白色面であ
り、鏡面による反射光の高い指向性によって一側方向へ
の遮光角の設定が容易に可能となるとともに、白色面に
よる光拡散性によって他側方向への光の広がりを持たせ
られる。
【0014】請求項4記載の照明器具は、請求項1ない
し3いずれか一記載の照明器具において、他側反射面部
は、照射開口の一側縁部とランプの照射開口に臨む表面
とを結ぶ接線と照射開口面との遮光角より大きい角度に
ランプの光を反射させる形状に設けられるものであり、
一側方向への遮光角の設定が確実になる。
【0015】請求項5記載の照明器具は、請求項1ない
し4いずれか一記載の照明器具において、他側反射面部
は、照射開口より下方に焦点を有するとともに、照射開
口の一側縁部とランプの照射開口に臨む表面とを結ぶ接
線と照射開口面との遮光角より大きい角度の光軸を有す
る略放物面に設けられるものであり、一側方向への遮光
角の設定が確実になる。
【0016】請求項6記載の照明器具は、請求項1ない
し5いずれか一記載の照明器具において、反射体の他側
反射面部より一側反射面部に片寄った位置にランプが位
置されるものであり、他側方向への光の広がりが持たせ
られる。
【0017】請求項7記載の照明器具は、請求項1ない
し6いずれか一記載の照明器具において、照射開口の一
側縁部とランプの照射開口に臨む表面とを結ぶ接線と照
射開口面との遮光角は30゜以上であり、画面に照明の
像が写り込むのを確実に防止可能となる。
【0018】請求項8記載の照明器具は、請求項1ない
し7いずれか一記載の照明器具において、反射体を設け
る器具本体を具備しているものであり、器具本体により
配光方向を調整して設置可能となる。
【0019】請求項9記載の照明装置は、請求項1ない
し8いずれか一記載の複数の照明器具が同一方向に向け
て並行に配列されるものであり、一側方向の画面に照明
の像が写り込むのを防止するとともに他側方向の明るさ
を確保する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の照明器具の一実施
の形態を図面を参照して説明する。
【0021】図1は照明器具の断面図、図2は照明器具
の配光特性を説明する説明図、図3は照明装置の説明図
である。
【0022】図1において、照明器具は、ランプとして
1本の直管形の蛍光ランプ1を使用する1灯用の天井埋
込形照明器具であり、器具本体2を有し、この器具本体
2の内側に反射体3が配設され、反射体3の内側に蛍光
ランプ1が内包される。
【0023】器具本体2は、蛍光ランプ1の長手方向に
長く下面が開口された箱状に形成され、天井面に埋め込
み設置される。器具本体2の下端周縁部には天井面に係
合するフランジ部11が形成されている。
【0024】反射体3は、器具本体2の下面開口を通じ
て内側に取り付けられる第1の反射板21と第2の反射板
22を有し、これら反射板21,22の下端間に照射開口23が
形成されている。
【0025】第1の反射板21は、上面反射面部24、一側
反射面部25および他側上部反射面部26を有している。上
面反射面部24は略水平な平板状に形成され、一側反射板
部25は上端側が器具中心側に傾斜した平板状に形成さ
れ、他側上部反射面部26は後述する他側反射面部27に連
続した同一形状に形成されている。
【0026】第2の反射板22は、他側反射面部27を有し
ている。この他側反射面部27は、照射開口23の一側縁部
と蛍光ランプ1の照射開口23に臨む表面とを結ぶ接線a
が反射体3の他側と交わる交点bの近傍位置より照射開
口23側(下側)に設けられるもので、この実施の形態で
は第2の反射板22の蛍光ランプ1に対向する全面が他側
反射面部27とされる。さらに、他側反射面部27は、接線
aと照射開口23面とでなす遮光角αより大きい角度すな
わち接線aより下側に蛍光ランプ1の光を反射させる形
状に形成されるもので、具体的には、照射開口23より下
方に焦点cを有するとともに、接線aと照射開口23面と
の遮光角αより大きい角度βの光軸dを有する略放物面
に形成されている。また、遮光角(仰角)αは30゜以
上とされる。
【0027】なお、焦点cが照射開口23より上にある場
合、蛍光ランプ1の光は遮光角αよりも大きく向けられ
るが、一側反射面部25の光が後述する遮光角γ以下とな
る問題がある。したがって、焦点cは、照射開口23より
下方で、接線a上かまたは接線aより下側である。
【0028】第1の反射板21の一側反射面部25の上面反
射面部24、一側反射面部25および他側上部反射面部26
は、例えば鏡面などに比べて反射光の指向性が低く光拡
散性を有する白色面に形成されている。この第1の反射
板21の白色面としては、白色の樹脂面、またはアルミニ
ウム、鋼板、樹脂の表面に白色塗装を施したり白色のフ
ィルムを貼ったものを含む。
【0029】第2の反射板22の他側反射面部27は、例え
ば白色面などに比べて反射光の指向性が高く光拡散性が
低い鏡面に形成されている。この第2の反射板22の鏡面
としては、アルミニウム面、鋼板面、樹脂面、またはそ
の表面に鏡面性を有する仕上げやフィルムを貼ったもの
を含むとともに、半鏡面も鏡面に含む。
【0030】また、照明器具は、図示しないが、蛍光ラ
ンプ1の両端の口金が接続される一対のランプソケッ
ト、インバータ回路などを有する点灯装置などを備えて
いる。
【0031】一対のランプソケット間に接続される蛍光
ランプ1は、反射体3の他側反射面部27より一側反射面
部25に片寄った位置に配置される。
【0032】また、図3において、照明空間の天井面31
に複数の照明器具が同一方向に向けて並行に配列され
る。この照明空間には、鉛直面にCRT画面や液晶画面
などを有するコンピュータなどの機器32が同一方向に向
けて並行に設置されるもので、その機器32の画面33が照
明器具の他側反射面部27と対向する向きに設置される。
【0033】そして、図1において、蛍光ランプ1の点
灯により、蛍光ランプ1の直接光および反射体3で反射
する反射光が照射開口23を通じて照射される。
【0034】照明器具の一側方向(図中左方向)には、
蛍光ランプ1の直接光および他側反射面部27で反射した
反射光が主に照射される。直接光は、接線aと照射開口
23面とでなす遮光角αより大きい角度すなわち接線aよ
り下側に照射される。他側反射面部27からの反射光は、
他側反射面部27が鏡面で指向性が高いとともに、他側反
射面部27が遮光角αより大きい角度すなわち接線aより
下側に蛍光ランプ1の光を反射させる形状に形成されて
いるため、遮光角αより大きい角度すなわち接線aより
下側に照射される。したがって、照明器具の一側方向に
向かう蛍光ランプ1の直接光および他側反射面部27で反
射した反射光は、遮光角α(30゜以上)より大きい角
度すなわち接線aより下側に照射される。
【0035】照明器具の他側方向(図中右方向)には、
蛍光ランプ1の直接光および一側反射面部25で反射した
反射光が主に照射される。直接光は、照射開口23の他側
縁部と蛍光ランプ1の照射開口23に臨む表面とを結ぶ接
線eより下側に照射される。一側反射面部25からの反射
光は、一側反射面部25が白色面に形成されているため、
鏡面に比べて指向性が低く広い範囲に拡散され、主に接
線eより下側に照射されるが、一部は接線eより上側に
も照射される。さらに、蛍光ランプ1が一側反射面部25
側に片寄って位置されるため、接線eと照射開口23とで
なす他側方向の遮光角γは一側方向の遮光角αに比べて
小さい角度となり、他側方向には一側方向に比べて水平
方向に近い方向にも照射される。したがって、照明器具
の他側方向に向かう蛍光ランプ1の直接光および一側反
射面部25で反射した反射光は、接線eより上側も含む広
い範囲に照射される。
【0036】そして、図2には、例えば一側方向と他側
方向の両方に同一の遮光角αを設定した従来の場合の配
光特性を破線で示し、本実施の形態の場合の配光特性を
実線で示す。一側方向には、従来の場合および本実施の
形態の場合とも、同様に、遮光角αより大きい角度すな
わち接線aより下側に光が照射される。また、他側方向
には、従来の場合、一側方向と同様に遮光角αに規制さ
れるが、本実施の形態の場合、遮光角αより小さい角度
にも光が照射されるとともに照射範囲が広くなる。その
ため、本実施の形態の場合、従来の場合に比べて、配光
が広く、他側方向の鉛直面照度が向上し、照明効率が向
上する。
【0037】したがって、図3に示すように、各照明器
具からの一側方向への配光は遮光角α(30゜以上)で
規制されているため、機器32の画面33に高輝度の蛍光ラ
ンプ1や反射体3の像が写り込むのを防止でき、また、
各照明器具からの他側方向への配光は広く、鉛直面照度
が高いため、画面33に向かってキーボードを操作する操
作者にとって明るく感じられ、快適な照明空間が得られ
る。
【0038】例えば、学校のOA教室等、室内のCRT
画面の向きが略同一な室内の場合、CRT画面に写り込
むのはCRT画面に対面した照明器具の蛍光ランプ1お
よび器具内の反射体3である。本実施の形態によれば、
蛍光ランプ1の遮光角αを十分にとり、かつ、反射体3
のうちCRT画面に写り込む可能性のある他側反射面部
27を鏡面(半鏡面)に構成し、この他側反射面部27の形
状が蛍光ランプ1からの反射光を遮光角α以下に向けて
いるため、CRT画面への照明の写り込みは生じない。
また、CRT画面に対面しない一側反射面部25は、CR
T画面に対して作業する作業者に対面する部分であり、
この一側反射面部25が白色面であること、および蛍光ラ
ンプ1の位置を一側反射面部25側に偏心させておくこと
で、作業者の顔方向への配光が広がり、作業者からは器
具が明るく見え、また作業者の顔面での鉛直面照度も上
昇する。
【0039】なお、ランプとしては、直管形の蛍光ラン
プに限らず、U字形、H字形、鞍形の蛍光ランプでもよ
く、また、照明器具に複数の蛍光ランプを用いてもよ
い。
【0040】また、蛍光ランプ1を反射体3の他側反射
面部27より一側反射面部25に片寄った位置に配置するこ
とで、他側方向への光の広がりを持たせることが容易に
できるが、蛍光ランプ1を反射体3の中央付近に配置し
た場合でも他側方向への光の広がりを持たせることは可
能である。
【0041】また、反射体3は、第1の反射板21と第2
の反射板22に分割することにより、白色面と鏡面とに容
易に形成できるが、一体形でもよく、一体形の場合には
組立が容易になる。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の照明器具によれば、一側
反射面部と他側反射面部とで反射光の指向性を異ならせ
ているため、一側方向への遮光角の設定を容易に行なえ
るとともに、他側方向への光の広がりを持たせることが
でき、したがって、例えば、一側方向に配置される機器
の画面に照明の像が写り込むのを防止できるとともに他
側方向の明るさを確保でき、快適な照明空間を得られ
る。
【0043】請求項2記載の照明器具によれば、請求項
1記載の照明器具の効果に加えて、他側反射面部が、照
射開口の一側縁部とランプの照射開口に臨む表面とを結
ぶ接線が反射体の他側と交わる交点近傍位置より照射開
口側に設けられるため、この箇所の反射光の指向性を高
くすることで、一側方向への遮光角の設定を容易に行な
えるとともに、画面に照明の像が写り込むのを確実に防
止できる。
【0044】請求項3記載の照明器具によれば、請求項
1または2記載の照明器具の効果に加えて、他側反射面
部は鏡面であり、他側反射面部以外の反射体の反射面は
白色面であるため、鏡面による反射光の高い指向性によ
って一側方向への遮光角の設定を容易に行なえるととも
に、白色面による光拡散性によって他側方向への光の広
がりを持たせることができる。
【0045】請求項4記載の照明器具によれば、請求項
1ないし3いずれか一記載の照明器具の効果に加えて、
他側反射面部が、照射開口の一側縁部とランプの照射開
口に臨む表面とを結ぶ接線と照射開口面との遮光角より
大きい角度にランプの光を反射させる形状に設けられる
ため、一側方向への遮光角の設定を確実にできる。
【0046】請求項5記載の照明器具によれば、請求項
1ないし4いずれか一記載の照明器具の効果に加えて、
他側反射面部が、照射開口より下方に焦点を有するとと
もに、照射開口の一側縁部とランプの照射開口に臨む表
面とを結ぶ接線と照射開口面との遮光角より大きい角度
の光軸を有する略放物面に設けられるため、一側方向へ
の遮光角の設定を確実にできる。
【0047】請求項6記載の照明器具によれば、請求項
1ないし5いずれか一記載の照明器具の効果に加えて、
反射体の他側反射面部より一側反射面部に片寄った位置
にランプが位置されるため、他側方向への光の広がりを
持たせることができる。
【0048】請求項7記載の照明器具によれば、請求項
1ないし6いずれか一記載の照明器具の効果に加えて、
照射開口の一側縁部とランプの照射開口に臨む表面とを
結ぶ接線と照射開口面との遮光角は30゜以上であるた
め、一側方向の画面に照明の像が写り込むのを確実に防
止できる。
【0049】請求項8記載の照明器具によれば、請求項
1ないし7いずれか一記載の照明器具の効果に加えて、
反射体を器具本体に設け、この器具本体により配光方向
を調整して設置できる。
【0050】請求項9記載の照明装置によれば、請求項
1ないし8いずれか一記載の複数の照明器具が同一方向
に向けて並行に配列されるため、一側方向の画面に照明
の像が写り込むのを防止できるとともに他側方向の明る
さを確保でき、快適な照明空間を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す照明器具の断面図
である。
【図2】同上実施の形態の照明器具の配光特性を説明す
る説明図である。
【図3】同上実施の形態の照明装置の説明図である。
【符号の説明】
1 ランプとしての蛍光ランプ 2 器具本体 3 反射体 23 照射開口 25 一側反射面部 27 他側反射面部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプを内包する反射体と;反射体に内
    包されるランプの光を照射する照射開口と;照射開口に
    臨む反射体の一側に設けられる一側反射面部と;照射開
    口に臨む反射体の他側に設けられ、一側反射面部より反
    射光の指向性が高い他側反射面部と;を具備しているこ
    とを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 他側反射面部は、照射開口の一側縁部と
    ランプの照射開口に臨む表面とを結ぶ接線が反射体の他
    側と交わる交点近傍位置より照射開口側に設けられるこ
    とを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 他側反射面部は鏡面であり、他側反射面
    部以外の反射体の反射面は白色面であることを特徴とす
    る請求項1または2記載の照明器具。
  4. 【請求項4】 他側反射面部は、照射開口の一側縁部と
    ランプの照射開口に臨む表面とを結ぶ接線と照射開口面
    との遮光角より大きい角度にランプの光を反射させる形
    状に設けられることを特徴とする請求項1ないし3いず
    れか一記載の照明器具。
  5. 【請求項5】 他側反射面部は、照射開口より下方に焦
    点を有するとともに、照射開口の一側縁部とランプの照
    射開口に臨む表面とを結ぶ接線と照射開口面との遮光角
    より大きい角度の光軸を有する略放物面に設けられるこ
    とを特徴とする請求項1ないし4いずれか一記載の照明
    器具。
  6. 【請求項6】 反射体の他側反射面部より一側反射面部
    に片寄った位置にランプが位置されることを特徴とする
    請求項1ないし5いずれか一記載の照明器具。
  7. 【請求項7】 照射開口の一側縁部とランプの照射開口
    に臨む表面とを結ぶ接線と照射開口面との遮光角は30
    ゜以上であることを特徴とする請求項1ないし6いずれ
    か一記載の照明器具。
  8. 【請求項8】 反射体を設ける器具本体を具備している
    ことを特徴とする請求項1ないし7いずれか一記載の照
    明器具。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8いずれか一記載の複数
    の照明器具が同一方向に向けて並行に配列されることを
    特徴とする照明装置。
JP8231159A 1996-08-30 1996-08-30 照明器具および照明装置 Pending JPH1074411A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8231159A JPH1074411A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 照明器具および照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8231159A JPH1074411A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 照明器具および照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1074411A true JPH1074411A (ja) 1998-03-17

Family

ID=16919235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8231159A Pending JPH1074411A (ja) 1996-08-30 1996-08-30 照明器具および照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1074411A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019142386A1 (ja) * 2018-01-16 2019-07-25 シャープ株式会社 照明装置、看板、ショーケースおよび防犯灯

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019142386A1 (ja) * 2018-01-16 2019-07-25 シャープ株式会社 照明装置、看板、ショーケースおよび防犯灯
JPWO2019142386A1 (ja) * 2018-01-16 2021-01-14 シャープ株式会社 照明装置、看板、ショーケースおよび防犯灯

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6193394B1 (en) Direct-indirect luminaire having improved down light glare control
JPS5819804A (ja) 照明装置
JPH1074411A (ja) 照明器具および照明装置
JPS6286340A (ja) 写真用照明器具
JP2003281910A (ja) 照明器具
JPS6316845B2 (ja)
JP6806387B2 (ja) プロジェクター装置
JP2940241B2 (ja) 照明装置
CN115930167A (zh) 照明装置
JP3145788B2 (ja) 遮光板付きの壁面照射用照明器具
JPH06265730A (ja) 照明装置
JP2576164Y2 (ja) 照明器具
JPH0927206A (ja) 壁面照明器具
JP4211337B2 (ja) 照明器具
JPH07169309A (ja) 照明装置
JP2539559Y2 (ja) 照明器具
JPH03226905A (ja) 照明器具
JPS60175305A (ja) 照明器具
JPH10144121A (ja) 照明器具
JPS645288Y2 (ja)
JPH0719044Y2 (ja) 蛍光灯照明装置
JPH01122502A (ja) 壁面照明方法
JPH0617154Y2 (ja) 液晶表示装置
CN116182105A (zh) 灯具装置
JPH034402A (ja) 照明器具