JPH07169309A - 照明装置 - Google Patents
照明装置Info
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- JPH07169309A JPH07169309A JP5318635A JP31863593A JPH07169309A JP H07169309 A JPH07169309 A JP H07169309A JP 5318635 A JP5318635 A JP 5318635A JP 31863593 A JP31863593 A JP 31863593A JP H07169309 A JPH07169309 A JP H07169309A
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- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 4
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- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光照射面において常に一様な（均一な）輝度
分布を呈し、液晶表示パネルなどのバックライト用に適
する照明装置の提供を目的とする。 【構成】 前面が開口可能に形成され、かつΠ形に周側
壁3a，3b，3b′を有するとともに底壁面に突設部3cが設
けられたケーシング３と、前記ケーシング３内に底壁面
の突設部3cに係合的に配置された平面状の屈曲型放電ラ
ンプ４と、前記ケーシング３の開口部に着脱自在に装着
される光拡散透過板3dとを具備して成る照明装置におい
て、前記周側壁3a，3b，3b′が角部を成す側壁内面およ
び底壁面の３面が交わる領域面、もしくは前記屈曲型放
電ランプ４の曲管部4aに接する周側壁3a内面、この周側
壁3a内面に当接する突設部3cの表面および底壁面の３面
が交わる領域面が、３次元の曲面3eを成していることを
特徴とする。
分布を呈し、液晶表示パネルなどのバックライト用に適
する照明装置の提供を目的とする。 【構成】 前面が開口可能に形成され、かつΠ形に周側
壁3a，3b，3b′を有するとともに底壁面に突設部3cが設
けられたケーシング３と、前記ケーシング３内に底壁面
の突設部3cに係合的に配置された平面状の屈曲型放電ラ
ンプ４と、前記ケーシング３の開口部に着脱自在に装着
される光拡散透過板3dとを具備して成る照明装置におい
て、前記周側壁3a，3b，3b′が角部を成す側壁内面およ
び底壁面の３面が交わる領域面、もしくは前記屈曲型放
電ランプ４の曲管部4aに接する周側壁3a内面、この周側
壁3a内面に当接する突設部3cの表面および底壁面の３面
が交わる領域面が、３次元の曲面3eを成していることを
特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は平面屈曲型の放電ランプ
を光源とし、液晶テレビや液晶メータのバックライト用
などに適する照明装置に関する。
を光源とし、液晶テレビや液晶メータのバックライト用
などに適する照明装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】たとえば透過型の液晶テレビや液晶メー
タなどにおいては、放電ランプ（冷陰極型または熱陰極
型で成る蛍光ランプ）を光源としたバックライト用の照
明装置により、液晶テレビや液晶メータなどの液晶表示
パネルを背面から、平面的にほぼ均一な光を当てて、液
晶面を表示する構成が採られている。図５はこの種のバ
ックライト用照明装置の基本的構成を平面的に示したも
のである。図５において、１は前面が開口可能に形成さ
れた合成樹脂などから成る内面反射型のケーシング、２
は前記ケーシング１内に配置された平面的に屈曲された
放電ランプ（たとえばＷ字形などの蛍光ランプ）であ
る。
タなどにおいては、放電ランプ（冷陰極型または熱陰極
型で成る蛍光ランプ）を光源としたバックライト用の照
明装置により、液晶テレビや液晶メータなどの液晶表示
パネルを背面から、平面的にほぼ均一な光を当てて、液
晶面を表示する構成が採られている。図５はこの種のバ
ックライト用照明装置の基本的構成を平面的に示したも
のである。図５において、１は前面が開口可能に形成さ
れた合成樹脂などから成る内面反射型のケーシング、２
は前記ケーシング１内に配置された平面的に屈曲された
放電ランプ（たとえばＷ字形などの蛍光ランプ）であ
る。
【０００３】ここで、ケーシング１は、図６に要部構成
を斜視的に示すごとく、放電ランプ２の複数の曲管部2a
に対面する側壁1aと、複数の直管部2bに並行で対向する
一対の側壁1b，1b′とで略Π形の周側壁と低壁面とを有
する浅皿形を成している。なお、前記側壁1aの内側面は
ケーシング１の底壁面に対してほぼ垂直に、一方、側壁
1b，1b′内側面はケーシング１の底壁面に対して曲面
（傾斜面）を成している。また、前記ケーシング１の底
壁面には、放電ランプ２の直管部2bに沿って横断面が略
三角形状を成す突設部1cが形設されており、この例では
中央部の突設部1cが側壁1aにほぼ直角に当接されてい
る。そして、前記平面的に屈曲された放電ランプ２は、
その曲管部2aが側壁1a面にほぼ接する状態で、側壁1b，
1b′および突設部1cの間を蛇行する形に装着された構成
を採る。さらに、前記ケーシング１の前面側開口部に
は、光拡散透過板（図示省略）が装着され、ケーシング
１内からの光を一様に投射し得るように成っている。な
お、図７は、図５に図示した照明装置のａ−ａ線部にお
ける放電ランプ２から放射された光が反射され、前面側
開口部に装着された光拡散透過板1dに到達する光路を模
式的に示したものである。
を斜視的に示すごとく、放電ランプ２の複数の曲管部2a
に対面する側壁1aと、複数の直管部2bに並行で対向する
一対の側壁1b，1b′とで略Π形の周側壁と低壁面とを有
する浅皿形を成している。なお、前記側壁1aの内側面は
ケーシング１の底壁面に対してほぼ垂直に、一方、側壁
1b，1b′内側面はケーシング１の底壁面に対して曲面
（傾斜面）を成している。また、前記ケーシング１の底
壁面には、放電ランプ２の直管部2bに沿って横断面が略
三角形状を成す突設部1cが形設されており、この例では
中央部の突設部1cが側壁1aにほぼ直角に当接されてい
る。そして、前記平面的に屈曲された放電ランプ２は、
その曲管部2aが側壁1a面にほぼ接する状態で、側壁1b，
1b′および突設部1cの間を蛇行する形に装着された構成
を採る。さらに、前記ケーシング１の前面側開口部に
は、光拡散透過板（図示省略）が装着され、ケーシング
１内からの光を一様に投射し得るように成っている。な
お、図７は、図５に図示した照明装置のａ−ａ線部にお
ける放電ランプ２から放射された光が反射され、前面側
開口部に装着された光拡散透過板1dに到達する光路を模
式的に示したものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の照明装置の場合は、次のような不都合な問題がしば
しば発生する。すなわち、この種の照明装置において
は、透過型液晶表示パネルを背面から均一な明るさで照
射する性能が要求され、前面の開口部に装着された光拡
散透過板1dの板面輝度の均一性（均等性）が重要な因子
を成している。ところが、前記照明装置の場合は、放電
ランプ２の曲管部2aがケーシング１の側壁1a内面部に近
接する一方、側壁1a面が底壁面にほぼ垂直な平面を成し
ているため、前記図７に図示したように、側壁1b，1b′
内面で反射した光の多くが中央部に集中する形態を採る
ことになり、光拡散透過板1dを介して照射される光の一
様性ないし均一性を確保し難いという不都合が認められ
る。たとえば、図５に例示した構成の照明装置における
光拡散透過板面の輝度分布は、ｂ−ｂ線に沿った方向で
は図４ (a)にて点線で示すごとくであり、またｃ−ｃ線
に沿った方向では図４ (b)にて点線で示すごとくであ
る。
成の照明装置の場合は、次のような不都合な問題がしば
しば発生する。すなわち、この種の照明装置において
は、透過型液晶表示パネルを背面から均一な明るさで照
射する性能が要求され、前面の開口部に装着された光拡
散透過板1dの板面輝度の均一性（均等性）が重要な因子
を成している。ところが、前記照明装置の場合は、放電
ランプ２の曲管部2aがケーシング１の側壁1a内面部に近
接する一方、側壁1a面が底壁面にほぼ垂直な平面を成し
ているため、前記図７に図示したように、側壁1b，1b′
内面で反射した光の多くが中央部に集中する形態を採る
ことになり、光拡散透過板1dを介して照射される光の一
様性ないし均一性を確保し難いという不都合が認められ
る。たとえば、図５に例示した構成の照明装置における
光拡散透過板面の輝度分布は、ｂ−ｂ線に沿った方向で
は図４ (a)にて点線で示すごとくであり、またｃ−ｃ線
に沿った方向では図４ (b)にて点線で示すごとくであ
る。
【０００５】本発明は上記事情に対処してなされたもの
で、光照射面において常に一様な（均一な）輝度分布を
呈し、液晶表示パネルなどのバックライト用に適する照
明装置の提供を目的とする。
で、光照射面において常に一様な（均一な）輝度分布を
呈し、液晶表示パネルなどのバックライト用に適する照
明装置の提供を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第１の照明
装置は、前面が開口可能に形成され、かつΠ形に周側壁
を有するとともに底壁面に突設部が設けられたケーシン
グと、前記ケーシング内に底壁面の突設部に係合的に配
置された平面状の屈曲型放電ランプと、前記ケーシング
の開口部に着脱自在に装着される光拡散透過板とを具備
して成る照明装置において、前記周側壁の角部を成す側
壁内面および底壁面の３面が交わる領域面が、３次元の
曲面を成していることを特徴とする。また、本発明に係
る第２の照明装置は、前面が開口可能に形成され、かつ
Π形に周側壁を有するとともに底壁面に突設部が設けら
れたケーシングと、前記ケーシング内に底壁面の突設部
に係合的に配置された平面状の屈曲型放電ランプと、前
記ケーシングの開口部に着脱自在に装着される光拡散透
過板とを具備して成る照明装置において、前記屈曲型放
電ランプの曲管部に接する周側壁内面、この周側壁内面
に当接する突設部の表面および底壁面の３面が交わる領
域面が、３次元の曲面を成していることを特徴とする。
装置は、前面が開口可能に形成され、かつΠ形に周側壁
を有するとともに底壁面に突設部が設けられたケーシン
グと、前記ケーシング内に底壁面の突設部に係合的に配
置された平面状の屈曲型放電ランプと、前記ケーシング
の開口部に着脱自在に装着される光拡散透過板とを具備
して成る照明装置において、前記周側壁の角部を成す側
壁内面および底壁面の３面が交わる領域面が、３次元の
曲面を成していることを特徴とする。また、本発明に係
る第２の照明装置は、前面が開口可能に形成され、かつ
Π形に周側壁を有するとともに底壁面に突設部が設けら
れたケーシングと、前記ケーシング内に底壁面の突設部
に係合的に配置された平面状の屈曲型放電ランプと、前
記ケーシングの開口部に着脱自在に装着される光拡散透
過板とを具備して成る照明装置において、前記屈曲型放
電ランプの曲管部に接する周側壁内面、この周側壁内面
に当接する突設部の表面および底壁面の３面が交わる領
域面が、３次元の曲面を成していることを特徴とする。
【０００７】
【作用】上記したように、本発明に係る照明装置におい
ては、放電ランプの装着・固定に寄与するケーシングの
内壁面について、選択的に曲面加工が施されている。つ
まり、装着した放電ランプから放射される光が、光拡散
透過板面で均一な輝度分布を採っての照射に支障を及ぼ
し易い領域面を、選択的に３次元の曲面に加工してある
ため、装着した放電ランプから放射され、ケーシング内
壁面で反射された光は、光拡散透過板面に一様に反射さ
れて、光拡散透過板面から全域に亘って均一な輝度分布
で照射される。
ては、放電ランプの装着・固定に寄与するケーシングの
内壁面について、選択的に曲面加工が施されている。つ
まり、装着した放電ランプから放射される光が、光拡散
透過板面で均一な輝度分布を採っての照射に支障を及ぼ
し易い領域面を、選択的に３次元の曲面に加工してある
ため、装着した放電ランプから放射され、ケーシング内
壁面で反射された光は、光拡散透過板面に一様に反射さ
れて、光拡散透過板面から全域に亘って均一な輝度分布
で照射される。
【０００８】
【実施例】以下図１〜図４を参照して本発明の実施例を
説明する。
説明する。
【０００９】図１本発明に係る照明装置の要部構成例を
平面的に示したもので、３は前面が、光拡散透過板（図
示省略）を装着するために、開口可能に形成された合成
樹脂などから成る内面反射型のケーシング、４は前記ケ
ーシング３内に配置された平面的に屈曲された放電ラン
プ（たとえばＷ字形などの蛍光ランプ）である。
平面的に示したもので、３は前面が、光拡散透過板（図
示省略）を装着するために、開口可能に形成された合成
樹脂などから成る内面反射型のケーシング、４は前記ケ
ーシング３内に配置された平面的に屈曲された放電ラン
プ（たとえばＷ字形などの蛍光ランプ）である。
【００１０】ここで、ケーシング３は、放電ランプ４の
曲管部4aに対面する側壁3aと、直管部4bに並行で対向す
る一対の側壁3b，3b′とで略Π形の周側壁と低壁面とを
有する浅皿形を成している。なお、前記側壁3aの内側面
はケーシング３の底壁面に対してほぼ垂直に、一方、側
壁3b，3b′内側面はケーシング３の底壁面に対して曲面
（傾斜面）を成している。また、前記ケーシング３の底
壁面には、放電ランプ４の直管部4bに沿って横断面が略
三角形状を成す突設部3cが形設されており、この例では
中央部の突設部3cが側壁3aにほぼ直角に当接されてい
る。そして、前記平面的に屈曲された放電ランプ４は、
その曲管部4aが側壁3a面にほぼ接する状態で、側壁3b，
3b′および突設部3cの間を蛇行する形に装着された構成
を採る。さらに、前記ケーシング１の前面側開口部に
は、光拡散透過板（図示省略）が装着され、ケーシング
３内からの光を一様に投射し得るように成っている。な
お、光拡散透過板としては、たとえばアクリル樹脂など
で形成された乳白色のものが使用されている。
曲管部4aに対面する側壁3aと、直管部4bに並行で対向す
る一対の側壁3b，3b′とで略Π形の周側壁と低壁面とを
有する浅皿形を成している。なお、前記側壁3aの内側面
はケーシング３の底壁面に対してほぼ垂直に、一方、側
壁3b，3b′内側面はケーシング３の底壁面に対して曲面
（傾斜面）を成している。また、前記ケーシング３の底
壁面には、放電ランプ４の直管部4bに沿って横断面が略
三角形状を成す突設部3cが形設されており、この例では
中央部の突設部3cが側壁3aにほぼ直角に当接されてい
る。そして、前記平面的に屈曲された放電ランプ４は、
その曲管部4aが側壁3a面にほぼ接する状態で、側壁3b，
3b′および突設部3cの間を蛇行する形に装着された構成
を採る。さらに、前記ケーシング１の前面側開口部に
は、光拡散透過板（図示省略）が装着され、ケーシング
３内からの光を一様に投射し得るように成っている。な
お、光拡散透過板としては、たとえばアクリル樹脂など
で形成された乳白色のものが使用されている。
【００１１】そして、この基本的な構成自体は、前記従
来の構成と変わらないが、本発明に係る照明装置の場合
は、平面的に屈曲された放電ランプを装着するケーシン
グの内壁面の構成ないし形態に特徴がある。すなわち、
図２に要部構成を斜視的に示すごとく、ケーシング３の
周側壁3a−3b，3a−3b′が成す角部の側壁3a，3b、側壁
3a，3b′内面および底壁面との３面が交わる領域面、ま
たは、屈曲型放電ランプ４の曲管部4aに接する側壁3a内
面、この側壁3a内面に当接する突設部3cの表面および底
壁面の３面が交わる領域面の少なくともいずれか一方
が、３次元の曲面3eを成していることをもって特徴つけ
られるものである。
来の構成と変わらないが、本発明に係る照明装置の場合
は、平面的に屈曲された放電ランプを装着するケーシン
グの内壁面の構成ないし形態に特徴がある。すなわち、
図２に要部構成を斜視的に示すごとく、ケーシング３の
周側壁3a−3b，3a−3b′が成す角部の側壁3a，3b、側壁
3a，3b′内面および底壁面との３面が交わる領域面、ま
たは、屈曲型放電ランプ４の曲管部4aに接する側壁3a内
面、この側壁3a内面に当接する突設部3cの表面および底
壁面の３面が交わる領域面の少なくともいずれか一方
が、３次元の曲面3eを成していることをもって特徴つけ
られるものである。
【００１２】上記のごとく、ケーシング３内壁面の一部
を選択的に、３次元の曲面3e化したことにより、図１に
図示した照明装置のＡ−Ａ線部における放電ランプ４か
ら放射された光は、図３に模式的に示すごとく反射さ
れ、前面側開口部に装着された光拡散透過板3dの周縁部
にも十分、反射到達する形態を容易に採ることが可能で
ある。また、前記図１に例示した構成の照明装置を点灯
し、その点灯に伴う光拡散透過板面における輝度分布を
測定・評価したところ、Ｂ−Ｂ線に沿った方向では図４
(a)にて実線で示すごとくであり、またＣ−Ｃ線に沿っ
た方向では図４ (b)にて実線で示すごとくであって、透
過型液晶表示パネルを背面から均一な明るさで照射する
性能の要求に十分対応し得るものであった。つまり、前
記照明装置の場合は、放電ランプ４の曲管部4aが近接す
るケーシング３の側壁3a，3b，3b′内面部および底壁面
などが反射光路を考慮して、３次元の曲面3eに特に加工
されているので、光拡散透過板3d側にほぼ一様に反射さ
れ、光拡散透過板3dを介して一様ないし均一な光の照射
が常に確保される。
を選択的に、３次元の曲面3e化したことにより、図１に
図示した照明装置のＡ−Ａ線部における放電ランプ４か
ら放射された光は、図３に模式的に示すごとく反射さ
れ、前面側開口部に装着された光拡散透過板3dの周縁部
にも十分、反射到達する形態を容易に採ることが可能で
ある。また、前記図１に例示した構成の照明装置を点灯
し、その点灯に伴う光拡散透過板面における輝度分布を
測定・評価したところ、Ｂ−Ｂ線に沿った方向では図４
(a)にて実線で示すごとくであり、またＣ−Ｃ線に沿っ
た方向では図４ (b)にて実線で示すごとくであって、透
過型液晶表示パネルを背面から均一な明るさで照射する
性能の要求に十分対応し得るものであった。つまり、前
記照明装置の場合は、放電ランプ４の曲管部4aが近接す
るケーシング３の側壁3a，3b，3b′内面部および底壁面
などが反射光路を考慮して、３次元の曲面3eに特に加工
されているので、光拡散透過板3d側にほぼ一様に反射さ
れ、光拡散透過板3dを介して一様ないし均一な光の照射
が常に確保される。
【００１３】なお、放電ランプ４、たとえば蛍光ランプ
は、Ｗ字形に成形した屈曲形のバルブで形成されたもの
に制約されず、屈曲部を有するＵ字形など平面状の場合
においては、いずれも同様の作用・効果をなすものであ
る。
は、Ｗ字形に成形した屈曲形のバルブで形成されたもの
に制約されず、屈曲部を有するＵ字形など平面状の場合
においては、いずれも同様の作用・効果をなすものであ
る。
【００１４】
【発明の効果】上記説明したように、本発明に係る照明
装置は、ケーシングの周側壁の角部と底壁面との３面が
交わる領域、側壁とこの側壁に当接する底壁面に配置し
た突設部面と底面との３面が交わる領域を３次元の曲面
に設定したことにより、装着した平面屈曲型の放電ラン
プの曲管部に面する側壁面やその近傍での反射光路が改
善され、周側壁近傍では光拡散透過板への照射光量が増
加して、全体的に輝度分布がほぼ一様な光照射が得られ
る。つまり、液晶表示パネルのバックライトなどに要求
される性能を呈するので、液晶テレビ用のバックライト
ユニットとして、実用上多くの利点をもたらすものとい
える。
装置は、ケーシングの周側壁の角部と底壁面との３面が
交わる領域、側壁とこの側壁に当接する底壁面に配置し
た突設部面と底面との３面が交わる領域を３次元の曲面
に設定したことにより、装着した平面屈曲型の放電ラン
プの曲管部に面する側壁面やその近傍での反射光路が改
善され、周側壁近傍では光拡散透過板への照射光量が増
加して、全体的に輝度分布がほぼ一様な光照射が得られ
る。つまり、液晶表示パネルのバックライトなどに要求
される性能を呈するので、液晶テレビ用のバックライト
ユニットとして、実用上多くの利点をもたらすものとい
える。
【図１】本発明に係る照明装置の要部構成例を示す平面
図。
図。
【図２】本発明に係る照明装置の要部構成例を示す斜視
図。
図。
【図３】本発明に係る照明装置のケーシング内における
反射光路例を模式的に示す断面図。
反射光路例を模式的に示す断面図。
【図４】(a)， (b)は本発明に係る照明装置の光拡散透
過板面おける異なる箇所の輝度分布例を従来の照明装置
の場合と比較して示す特性図。
過板面おける異なる箇所の輝度分布例を従来の照明装置
の場合と比較して示す特性図。
【図５】従来の照明装置の要部構成を示す平面図。
【図６】従来の照明装置の要部構成を示す斜視図。
【図７】従来の照明装置のケーシング内における反射光
路例を模式的に示す断面図。
路例を模式的に示す断面図。
１，３…ケーシング 1a，3a…側壁 1b，1b′，3
b，3b′…対を成す側壁 1c，3c…突設部 1d，3d…光拡散透過板 3e…３次
元の曲面 ２，４…放電ランプ 2a，4a…曲管部
2b，4b…直管部
b，3b′…対を成す側壁 1c，3c…突設部 1d，3d…光拡散透過板 3e…３次
元の曲面 ２，４…放電ランプ 2a，4a…曲管部
2b，4b…直管部
Claims (2)
- 【請求項１】 前面が開口可能に形成され、かつΠ形に
周側壁を有するとともに底壁面に突設部が設けられたケ
ーシングと、前記ケーシング内に底壁面の突設部に係合
的に配置された平面状の屈曲型放電ランプと、前記ケー
シングの開口部に着脱自在に装着される光拡散透過板と
を具備して成る照明装置において、 前記周側壁の角部を成す側壁内面および底壁面の３面が
交わる領域面が、３次元の曲面を成していることを特徴
とする照明装置。 - 【請求項２】前面が開口可能に形成され、かつΠ形に周
側壁を有するとともに底壁面に突設部が設けられたケー
シングと、前記ケーシング内に底壁面の突設部に係合的
に配置された平面状の屈曲型放電ランプと、前記ケーシ
ングの開口部に着脱自在に装着される光拡散透過板とを
具備して成る照明装置において、 前記屈曲型放電ランプの曲管部に接する周側壁内面、こ
の周側壁内面に当接する突設部の表面および底壁面の３
面が交わる領域面が、３次元の曲面を成していることを
特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31863593A JP3494687B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 液晶用バックライト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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