JPH1074208A - 文書処理装置及びシステム及び方法 - Google Patents
文書処理装置及びシステム及び方法Info
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- JPH1074208A JPH1074208A JP8231083A JP23108396A JPH1074208A JP H1074208 A JPH1074208 A JP H1074208A JP 8231083 A JP8231083 A JP 8231083A JP 23108396 A JP23108396 A JP 23108396A JP H1074208 A JPH1074208 A JP H1074208A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】システム導入時や新たな分類カテゴリの追加時
等において、文書分類を行うための情報をより容易かつ
迅速に得ることを可能とし、文書分類のための情報を生
成する際のユーザの負担を軽減する。 【解決手段】文書処理装置は複数の文書データを分類カ
テゴリで分類して格納する複数の外部装置と通信可能に
ネットワークで接続される。ユーザ指定部104、分類
カテゴリ指定部106により所望の分類カテゴリが指定
されると、他ユーザデータ獲得部102は、指定された
分類カテゴリに分類された文書データを外部装置よりネ
ットワークを介して獲得する。獲得された文書データは
他ユーザデータ保持部107に保持され、保持された文
書データに基づいて、有効語辞書作成部108、代表ベ
クトル作成部109が当該文書処理装置における分類情
報を生成する。
等において、文書分類を行うための情報をより容易かつ
迅速に得ることを可能とし、文書分類のための情報を生
成する際のユーザの負担を軽減する。 【解決手段】文書処理装置は複数の文書データを分類カ
テゴリで分類して格納する複数の外部装置と通信可能に
ネットワークで接続される。ユーザ指定部104、分類
カテゴリ指定部106により所望の分類カテゴリが指定
されると、他ユーザデータ獲得部102は、指定された
分類カテゴリに分類された文書データを外部装置よりネ
ットワークを介して獲得する。獲得された文書データは
他ユーザデータ保持部107に保持され、保持された文
書データに基づいて、有効語辞書作成部108、代表ベ
クトル作成部109が当該文書処理装置における分類情
報を生成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書処理装置及び
システム及び方法に関する。更に詳しくは、入力された
文書データを、ユーザの設定した分類カテゴリにしたが
って分類する文書処理装置及びシステム及び方法に関す
る。
システム及び方法に関する。更に詳しくは、入力された
文書データを、ユーザの設定した分類カテゴリにしたが
って分類する文書処理装置及びシステム及び方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】記憶媒体の大容量化・低価格化、ワード
プロセッサの普及などに伴って、電子化された文書の量
が増大している。さらに、ネットワークの整備が進み、
電子メール・電子ニュースなどのメディアによってユー
ザのもとに届く電子化文書の量も増えている。このた
め、ユーザが処理できる量を越えた文書が入ってくるよ
うになり、本当に必要な情報が不要な情報の中に埋もれ
てしまうという、いわゆる「情報洪水」が問題になって
きている。
プロセッサの普及などに伴って、電子化された文書の量
が増大している。さらに、ネットワークの整備が進み、
電子メール・電子ニュースなどのメディアによってユー
ザのもとに届く電子化文書の量も増えている。このた
め、ユーザが処理できる量を越えた文書が入ってくるよ
うになり、本当に必要な情報が不要な情報の中に埋もれ
てしまうという、いわゆる「情報洪水」が問題になって
きている。
【0003】この問題への対応策として、予め設定され
た分類カテゴリにしたがって文書を自動的に分類する
「文書分類」の技術が用いられるようになってきた。
「文書分類」では分類カテゴリの集合を設定し、各分類
カテゴリに文書が属するかどうかを文書の特徴によって
判定できるようにしておく。入ってきた文書を各分類カ
テゴリの特徴と比較して、一致した分類カテゴリに文書
を分類する。この技術によって、入ってくる文書が体系
づけられ、ユーザはそのときの状況に応じて自分の見た
い分類カテゴリに属する文書だけを見ればすむようにな
り、情報を有効に利用できるようになった。このような
文書分類によって、「必要」「不要」に二つの分類カテ
ゴリに分類することを考えると、いわゆる「文書フィル
タリング」が実現でき、この場合は必要な文書だけを見
ることができるようになる。
た分類カテゴリにしたがって文書を自動的に分類する
「文書分類」の技術が用いられるようになってきた。
「文書分類」では分類カテゴリの集合を設定し、各分類
カテゴリに文書が属するかどうかを文書の特徴によって
判定できるようにしておく。入ってきた文書を各分類カ
テゴリの特徴と比較して、一致した分類カテゴリに文書
を分類する。この技術によって、入ってくる文書が体系
づけられ、ユーザはそのときの状況に応じて自分の見た
い分類カテゴリに属する文書だけを見ればすむようにな
り、情報を有効に利用できるようになった。このような
文書分類によって、「必要」「不要」に二つの分類カテ
ゴリに分類することを考えると、いわゆる「文書フィル
タリング」が実現でき、この場合は必要な文書だけを見
ることができるようになる。
【0004】以上のように、「文書分類」では分類カテ
ゴリの特徴と文書の特徴との比較を行なうわけだが、分
類カテゴリの特徴は、ユーザが収集した文書に基づいて
システムが学習するようになっていることが多い。この
方法は、ユーザが明示的に特徴を指定する必要がなく、
文書を分類カテゴリごとに保存するだけでよいので、ユ
ーザにとって使いやすい。
ゴリの特徴と文書の特徴との比較を行なうわけだが、分
類カテゴリの特徴は、ユーザが収集した文書に基づいて
システムが学習するようになっていることが多い。この
方法は、ユーザが明示的に特徴を指定する必要がなく、
文書を分類カテゴリごとに保存するだけでよいので、ユ
ーザにとって使いやすい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、システムが精
度よく文書分類を行なうためには、各分類カテゴリに属
する文書をある程度収集し、それに基づいて学習しなけ
ればならない。そこで、システム導入時には、学習に必
要な文書が集まるまで、ユーザが手作業で文書を分類し
なければならず、使えるような状態になるまで時間がか
かるという問題がある。システム導入時以外に、新しい
分類カテゴリを加える際にも同様の問題が生じる。
度よく文書分類を行なうためには、各分類カテゴリに属
する文書をある程度収集し、それに基づいて学習しなけ
ればならない。そこで、システム導入時には、学習に必
要な文書が集まるまで、ユーザが手作業で文書を分類し
なければならず、使えるような状態になるまで時間がか
かるという問題がある。システム導入時以外に、新しい
分類カテゴリを加える際にも同様の問題が生じる。
【0006】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
のであり、システム導入時や新たな分類カテゴリの追加
時等において、文書分類を行うための情報をより容易か
つ迅速に得ることを可能とし、文書分類のための情報を
生成する際のユーザの負担を軽減する文書処理装置及び
システム及び方法を提供することを目的とする。
のであり、システム導入時や新たな分類カテゴリの追加
時等において、文書分類を行うための情報をより容易か
つ迅速に得ることを可能とし、文書分類のための情報を
生成する際のユーザの負担を軽減する文書処理装置及び
システム及び方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の文書処理装置は以下の構成を備える。即
ち、複数の文書データを分類カテゴリで分類して格納す
る1つ又は複数の外部装置と通信する通信手段と、所望
の分類カテゴリを指定する指定手段と、前記指定手段で
指定された分類カテゴリに分類された文書データを該外
部装置より入力する入力手段と、前記入力手段で入力さ
れた文書データに基づいて、当該文書処理装置における
分類情報を生成する生成手段と、前記生成手段で生成さ
れた分類情報に基づいて当該文書処理装置に入力された
文書データを分類する分類手段とを備える。
めの本発明の文書処理装置は以下の構成を備える。即
ち、複数の文書データを分類カテゴリで分類して格納す
る1つ又は複数の外部装置と通信する通信手段と、所望
の分類カテゴリを指定する指定手段と、前記指定手段で
指定された分類カテゴリに分類された文書データを該外
部装置より入力する入力手段と、前記入力手段で入力さ
れた文書データに基づいて、当該文書処理装置における
分類情報を生成する生成手段と、前記生成手段で生成さ
れた分類情報に基づいて当該文書処理装置に入力された
文書データを分類する分類手段とを備える。
【0008】また、好ましくは、前記通信手段で通信可
能な外部装置に設定されている分類カテゴリを示すリス
トを表示する表示手段を更に備え、前記指定手段は、前
記表示手段で表示されたリストより所望の分類カテゴリ
を指定する。分類カテゴリの指定が容易に行えるからで
ある。
能な外部装置に設定されている分類カテゴリを示すリス
トを表示する表示手段を更に備え、前記指定手段は、前
記表示手段で表示されたリストより所望の分類カテゴリ
を指定する。分類カテゴリの指定が容易に行えるからで
ある。
【0009】また、好ましくは、前記表示手段は、前記
通信手段で通信可能となっている外部装置の一覧を示す
リストと、各外部装置に設定された分類カテゴリを示す
リストとを表示する。
通信手段で通信可能となっている外部装置の一覧を示す
リストと、各外部装置に設定された分類カテゴリを示す
リストとを表示する。
【0010】また、好ましくは、前記表示手段は、ま
ず、前記通信手段で通信可能となっている外部装置の一
覧を表示し、次に、所望の外部装置が指定されると該指
定された外部装置に設定されている分類カテゴリを表示
する。
ず、前記通信手段で通信可能となっている外部装置の一
覧を表示し、次に、所望の外部装置が指定されると該指
定された外部装置に設定されている分類カテゴリを表示
する。
【0011】また、好ましくは、前記生成手段は、前記
入力手段で入力された文書データに基づいて文書分類の
ための有効語辞書を生成するとともに、前記指定手段で
指定された分類カテゴリに対応する代表ベクトルを生成
する。文書分類としてベクトル空間モデルに基づいた手
法を採ることができる。
入力手段で入力された文書データに基づいて文書分類の
ための有効語辞書を生成するとともに、前記指定手段で
指定された分類カテゴリに対応する代表ベクトルを生成
する。文書分類としてベクトル空間モデルに基づいた手
法を採ることができる。
【0012】また、好ましくは、前記指定手段は、所望
の分類カテゴリ名を指定する。直接分類カテゴリ名を指
定するので、迅速な操作が行える。
の分類カテゴリ名を指定する。直接分類カテゴリ名を指
定するので、迅速な操作が行える。
【0013】また、好ましくは、前記指定手段は、分類
カテゴリ名を入力するカテゴリ名入力手段と、前記入力
された分類カテゴリ名に一致もしくは類似する分類カテ
ゴリ名を前記通信手段を介して接続された外部装置より
検索する検索手段と、前記検索手段で検索された分類カ
テゴリ名を表示する表示手段と、前記表示手段で表示さ
れた分類カテゴリ名より所望の分類カテゴリ名を指定す
るカテゴリ指定手段とを備える。類似検索で分類カテゴ
リ名を抽出するので、曖昧なカテゴリ名を指定しても所
望の分類カテゴリに対応する文書データを収集できる。
カテゴリ名を入力するカテゴリ名入力手段と、前記入力
された分類カテゴリ名に一致もしくは類似する分類カテ
ゴリ名を前記通信手段を介して接続された外部装置より
検索する検索手段と、前記検索手段で検索された分類カ
テゴリ名を表示する表示手段と、前記表示手段で表示さ
れた分類カテゴリ名より所望の分類カテゴリ名を指定す
るカテゴリ指定手段とを備える。類似検索で分類カテゴ
リ名を抽出するので、曖昧なカテゴリ名を指定しても所
望の分類カテゴリに対応する文書データを収集できる。
【0014】また、上記の目的を達成する本発明の文書
処理システムは、複数の文書処理装置が通信可能に接続
された文書処理システムであって、該複数の文書処理装
置の各々は、所望の分類カテゴリを指定する指定手段
と、前記指定手段で指定された分類カテゴリに分類され
た文書データを通信可能に接続された文書処理装置より
入力する入力手段と、前記入力手段で入力された文書デ
ータに基づいて、当該文書処理装置における分類情報を
生成する生成手段と、前記生成手段で生成された分類情
報に基づいて当該文書処理装置に入力された文書データ
を分類する分類手段とを備えることを特徴とする。
処理システムは、複数の文書処理装置が通信可能に接続
された文書処理システムであって、該複数の文書処理装
置の各々は、所望の分類カテゴリを指定する指定手段
と、前記指定手段で指定された分類カテゴリに分類され
た文書データを通信可能に接続された文書処理装置より
入力する入力手段と、前記入力手段で入力された文書デ
ータに基づいて、当該文書処理装置における分類情報を
生成する生成手段と、前記生成手段で生成された分類情
報に基づいて当該文書処理装置に入力された文書データ
を分類する分類手段とを備えることを特徴とする。
【0015】また、上記の目的を達成する本発明の文書
処理方法は、複数の文書データを分類カテゴリで分類し
て格納する1つ又は複数の外部装置と通信する通信手段
を有する文書処理装置の制御方法であって、所望の分類
カテゴリを指定する指定工程と、前記指定工程で指定さ
れた分類カテゴリに分類された文書データを該外部装置
より前記通信手段を介して入力する入力工程と、前記入
力工程で入力された文書データに基づいて、当該文書処
理装置における分類情報を生成する生成工程と、前記生
成工程で生成された分類情報に基づいて当該文書処理装
置に入力された文書データを分類する分類工程とを備え
る。
処理方法は、複数の文書データを分類カテゴリで分類し
て格納する1つ又は複数の外部装置と通信する通信手段
を有する文書処理装置の制御方法であって、所望の分類
カテゴリを指定する指定工程と、前記指定工程で指定さ
れた分類カテゴリに分類された文書データを該外部装置
より前記通信手段を介して入力する入力工程と、前記入
力工程で入力された文書データに基づいて、当該文書処
理装置における分類情報を生成する生成工程と、前記生
成工程で生成された分類情報に基づいて当該文書処理装
置に入力された文書データを分類する分類工程とを備え
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施形態を詳細に説明する。
明の実施形態を詳細に説明する。
【0017】本実施形態では、文書分類の手法としてベ
クトル空間モデルに基づいた手法を用いる。この手法で
は、文書および分類カテゴリの特徴を有限個の単語を基
底とするベクトルで表現する。有限個の単語としては、
学習に用いた文書データにおいて、分類カテゴリ間でば
らつきの大きい単語を選定する。ここでは、文書に対す
るベクトルを文書ベクトル、分類カテゴリに対するベク
トルを代表ベクトル、選定した有限個の単語を有効語、
有効語を集めたものを有効語辞書と呼ぶことにする。そ
して、文書データより得られた文書ベクトルと各分類カ
テゴリの代表ベクトルとの距離を計算し、距離の近い分
類カテゴリを付与することによって文書分類を行なう。
なお、有効語辞書の作成は、“廣田ほか「フロー情報を
対象とした情報検索システム(4)−文書分類−」(情
報処理学会第50回全国大会予稿,1995)”に示すよう
な手法による。
クトル空間モデルに基づいた手法を用いる。この手法で
は、文書および分類カテゴリの特徴を有限個の単語を基
底とするベクトルで表現する。有限個の単語としては、
学習に用いた文書データにおいて、分類カテゴリ間でば
らつきの大きい単語を選定する。ここでは、文書に対す
るベクトルを文書ベクトル、分類カテゴリに対するベク
トルを代表ベクトル、選定した有限個の単語を有効語、
有効語を集めたものを有効語辞書と呼ぶことにする。そ
して、文書データより得られた文書ベクトルと各分類カ
テゴリの代表ベクトルとの距離を計算し、距離の近い分
類カテゴリを付与することによって文書分類を行なう。
なお、有効語辞書の作成は、“廣田ほか「フロー情報を
対象とした情報検索システム(4)−文書分類−」(情
報処理学会第50回全国大会予稿,1995)”に示すよう
な手法による。
【0018】図1は、本実施形態に係る文書処理装置の
構成を示すブロック図である。同図において101は文
書データベースであり、ユーザのもとに入ってきた文書
をカテゴリごとに格納する。図4は、文書データベース
101の内容を説明するための図である。文書データベ
ース101には、図4に示すように、各分類カテゴリに
ついて、分類カテゴリ名とそれに属する文書が格納され
る。なお、ここで格納される文書は、実体でなく、文書
番号やポインタであってもよい。また、各分類カテゴリ
には、当該分類カテゴリを他のユーザに対して公開する
かどうかを示す公開可否フラグがつけられている。
構成を示すブロック図である。同図において101は文
書データベースであり、ユーザのもとに入ってきた文書
をカテゴリごとに格納する。図4は、文書データベース
101の内容を説明するための図である。文書データベ
ース101には、図4に示すように、各分類カテゴリに
ついて、分類カテゴリ名とそれに属する文書が格納され
る。なお、ここで格納される文書は、実体でなく、文書
番号やポインタであってもよい。また、各分類カテゴリ
には、当該分類カテゴリを他のユーザに対して公開する
かどうかを示す公開可否フラグがつけられている。
【0019】102は他ユーザデータ獲得部であり、ネ
ットワークを介して他のユーザの分類カテゴリに関する
情報(分類カテゴリ名や属する文書)を獲得する。10
3はユーザ一覧表示部であり、システムを利用している
他のユーザの一覧を表示する。104はユーザ指定部で
あり、ユーザ一覧表示部103に表示されているユーザ
の中から任意のユーザを指定する。105は分類カテゴ
リ一覧表示部であり、他のユーザの分類カテゴリの一覧
を表示する。106は分類カテゴリ指定部であり、分類
カテゴリ一覧表示部105に表示されている分類カテゴ
リの中から任意の分類カテゴリを指定する。
ットワークを介して他のユーザの分類カテゴリに関する
情報(分類カテゴリ名や属する文書)を獲得する。10
3はユーザ一覧表示部であり、システムを利用している
他のユーザの一覧を表示する。104はユーザ指定部で
あり、ユーザ一覧表示部103に表示されているユーザ
の中から任意のユーザを指定する。105は分類カテゴ
リ一覧表示部であり、他のユーザの分類カテゴリの一覧
を表示する。106は分類カテゴリ指定部であり、分類
カテゴリ一覧表示部105に表示されている分類カテゴ
リの中から任意の分類カテゴリを指定する。
【0020】107は他ユーザデータ保持部であり、他
ユーザデータ獲得部102で獲得した他のユーザデータ
(分類カテゴリ名や属する文書)を保持する。108は
有効語辞書作成部であり、文書分類の際に用いる有効語
の辞書を作成する。109は代表ベクトル作成部であ
り、文書分類において用いられる各分類カテゴリの代表
ベクトルを作成する。110は有効語辞書作成部108
で作成される有効語辞書である。111は属性設定部で
あり、各分類カテゴリについて、他のユーザに対して公
開するかどうかを設定する。上述の図4における公開可
否フラグは、この属性設定部111における設定内容に
基づいてセットされる。
ユーザデータ獲得部102で獲得した他のユーザデータ
(分類カテゴリ名や属する文書)を保持する。108は
有効語辞書作成部であり、文書分類の際に用いる有効語
の辞書を作成する。109は代表ベクトル作成部であ
り、文書分類において用いられる各分類カテゴリの代表
ベクトルを作成する。110は有効語辞書作成部108
で作成される有効語辞書である。111は属性設定部で
あり、各分類カテゴリについて、他のユーザに対して公
開するかどうかを設定する。上述の図4における公開可
否フラグは、この属性設定部111における設定内容に
基づいてセットされる。
【0021】図2は上述の文書処理装置のハードウェア
構成を示す図である。同図において、201は制御メモ
リであり、図3で後述する制御手順を実現するための制
御プログラムを記憶する制御メモリである。なお、制御
メモリ201はROMで構成されてもよいしRAMで構
成されてもよい。202は中央処理装置であり、制御メ
モリ201に記憶されている制御プログラムにしたがっ
て各種の処理を行なう。203はメモリであり、他ユー
ザデータ保持部107を実現する。なお、メモリ203
は読み書きが可能なメモリであり、RAMや磁気ディス
ク等で構成される。
構成を示す図である。同図において、201は制御メモ
リであり、図3で後述する制御手順を実現するための制
御プログラムを記憶する制御メモリである。なお、制御
メモリ201はROMで構成されてもよいしRAMで構
成されてもよい。202は中央処理装置であり、制御メ
モリ201に記憶されている制御プログラムにしたがっ
て各種の処理を行なう。203はメモリであり、他ユー
ザデータ保持部107を実現する。なお、メモリ203
は読み書きが可能なメモリであり、RAMや磁気ディス
ク等で構成される。
【0022】204は入力装置であり、マウス・キーボ
ード等で構成される。入力装置204はユーザ指定部1
04、分類カテゴリ指定部106、属性設定部111を
実現する。205はディスクであり、文書データベース
101、有効語辞書110を実現する。206は出力装
置であり、CRT、液晶ディスプレイ等のような表示装
置である。出力装置206は、ユーザ一覧表示部10
3、分類カテゴリ一覧表示部105を実現する。207
はネットワークインターフェースであり、ネットワーク
との間でデータの入出力を行なう。208はバスであ
り、上述の各構成要素を接続する。
ード等で構成される。入力装置204はユーザ指定部1
04、分類カテゴリ指定部106、属性設定部111を
実現する。205はディスクであり、文書データベース
101、有効語辞書110を実現する。206は出力装
置であり、CRT、液晶ディスプレイ等のような表示装
置である。出力装置206は、ユーザ一覧表示部10
3、分類カテゴリ一覧表示部105を実現する。207
はネットワークインターフェースであり、ネットワーク
との間でデータの入出力を行なう。208はバスであ
り、上述の各構成要素を接続する。
【0023】図3は本実施形態に係る制御の手順を示す
フローチャートである。本図を参照しながら本実施形態
の動作を説明する。
フローチャートである。本図を参照しながら本実施形態
の動作を説明する。
【0024】まず、ステップS301では、当該文書処
理システムを利用しているユーザの一覧を取得する。ユ
ーザの一覧は、当該文書処理システムを利用しているユ
ーザを集中管理、そこから取得するようにしてもよい
し、ユーザ一覧の要求をブロードキャストして、各ユー
ザに属するシステムがそれに応じてユーザ名を返すよう
にしてもよい。ステップS302では、ステップS30
1で獲得したユーザ一覧中のあるユーザについて分類カ
テゴリの一覧を取得する。この際に取得するのは、属性
設定部111で公開可否フラグが「公開可」と設定され
ている分類カテゴリのみである。
理システムを利用しているユーザの一覧を取得する。ユ
ーザの一覧は、当該文書処理システムを利用しているユ
ーザを集中管理、そこから取得するようにしてもよい
し、ユーザ一覧の要求をブロードキャストして、各ユー
ザに属するシステムがそれに応じてユーザ名を返すよう
にしてもよい。ステップS302では、ステップS30
1で獲得したユーザ一覧中のあるユーザについて分類カ
テゴリの一覧を取得する。この際に取得するのは、属性
設定部111で公開可否フラグが「公開可」と設定され
ている分類カテゴリのみである。
【0025】ステップS303では、ステップS302
の処理(分類カテゴリ一覧の取得)が、当該システムを
利用している全てのユーザについて終了したかどうかを
調べる。終了していない場合はステップS302〜S3
03の処理を繰り返し、終了した場合はステップS30
4に進む。
の処理(分類カテゴリ一覧の取得)が、当該システムを
利用している全てのユーザについて終了したかどうかを
調べる。終了していない場合はステップS302〜S3
03の処理を繰り返し、終了した場合はステップS30
4に進む。
【0026】ステップS304では、他のユーザの一覧
をユーザ一覧表示部103により、各ユーザの分類カテ
ゴリの一覧を分類カテゴリ一覧表示部105により表示
する。これらは同時に表示してもよいし、まずユーザ一
覧のみを表示して、選択されたユーザについて分類カテ
ゴリ一覧を表示するようにしてもよい。
をユーザ一覧表示部103により、各ユーザの分類カテ
ゴリの一覧を分類カテゴリ一覧表示部105により表示
する。これらは同時に表示してもよいし、まずユーザ一
覧のみを表示して、選択されたユーザについて分類カテ
ゴリ一覧を表示するようにしてもよい。
【0027】ステップS305では、ステップS304
で表示された中からユーザが所望のユーザおよび分類カ
テゴリを一つ選択する。ステップS306では、ステッ
プS305で選択されたユーザおよび分類カテゴリにつ
いて、それに属する文書データを取得する。これらのデ
ータは他ユーザデータ保持部107に保持される。そし
て、ステップS307では、ユーザの選択が終了したか
どうかを調べ、終了していない場合はステップS305
〜S307の処理を繰り返す。終了した場合はステップ
S308に進む。
で表示された中からユーザが所望のユーザおよび分類カ
テゴリを一つ選択する。ステップS306では、ステッ
プS305で選択されたユーザおよび分類カテゴリにつ
いて、それに属する文書データを取得する。これらのデ
ータは他ユーザデータ保持部107に保持される。そし
て、ステップS307では、ユーザの選択が終了したか
どうかを調べ、終了していない場合はステップS305
〜S307の処理を繰り返す。終了した場合はステップ
S308に進む。
【0028】ステップS308では、他ユーザデータ保
持部107に保持された分類カテゴリと各分類カテゴリ
に属する文書データを用いて有効語辞書を作成する。作
成した辞書は有効語辞書110に格納する。
持部107に保持された分類カテゴリと各分類カテゴリ
に属する文書データを用いて有効語辞書を作成する。作
成した辞書は有効語辞書110に格納する。
【0029】ステップS309では、有効語辞書110
と他ユーザデータ保持部107に保持されたデータを用
いて、各分類カテゴリの代表ベクトルを作成する。作成
した代表ベクトルは文書データベース101に格納す
る。そして処理を終了する。
と他ユーザデータ保持部107に保持されたデータを用
いて、各分類カテゴリの代表ベクトルを作成する。作成
した代表ベクトルは文書データベース101に格納す
る。そして処理を終了する。
【0030】次に実例を示して、本実施形態のさらなる
説明を行なう。今、ネットワーク上の他のユーザ(ユー
ザB、C、D)が図5に示すような分類カテゴリを用い
ているとする。ステップS304における他ユーザデー
タの表示ではこうした情報が示される。ここで、図5に
示す様にユーザ名と各ユーザが有する分類カテゴリ名を
同時に表示してもよいし、まず、ユーザ名を表示し、次
いで選択されたユーザが有する分類カテゴリ名を表示す
るようにしてもよいことは上述した通りである。
説明を行なう。今、ネットワーク上の他のユーザ(ユー
ザB、C、D)が図5に示すような分類カテゴリを用い
ているとする。ステップS304における他ユーザデー
タの表示ではこうした情報が示される。ここで、図5に
示す様にユーザ名と各ユーザが有する分類カテゴリ名を
同時に表示してもよいし、まず、ユーザ名を表示し、次
いで選択されたユーザが有する分類カテゴリ名を表示す
るようにしてもよいことは上述した通りである。
【0031】あるユーザ(ユーザAとする)がこのうち
図6に示す分類のカテゴリを選択したとする。すると、
ステップS306、S307によって、この3つの分類
カテゴリに属する文書データをそれぞれユーザB、ユー
ザC、ユーザDの文書データベースから取得する。そし
て、ステップS308において、これらに基づいて有効
語辞書を作成する。そして、ステップS309におい
て、「サッカー」「ロック」「ミステリー」の3分類カ
テゴリに対する代表ベクトルを作成する。これによって
ユーザAは以上の3つの分類カテゴリについて文書分類
を利用できるようになる。
図6に示す分類のカテゴリを選択したとする。すると、
ステップS306、S307によって、この3つの分類
カテゴリに属する文書データをそれぞれユーザB、ユー
ザC、ユーザDの文書データベースから取得する。そし
て、ステップS308において、これらに基づいて有効
語辞書を作成する。そして、ステップS309におい
て、「サッカー」「ロック」「ミステリー」の3分類カ
テゴリに対する代表ベクトルを作成する。これによって
ユーザAは以上の3つの分類カテゴリについて文書分類
を利用できるようになる。
【0032】以上説明したように、上記実施形態によれ
ば、他のユーザの分類カテゴリを利用して、文書分類に
必要なデータを作成できるようにしたので、システム導
入時等に、ユーザに負担をかけずに、すぐに精度の高い
文書分類が行なうことができるという効果がある。
ば、他のユーザの分類カテゴリを利用して、文書分類に
必要なデータを作成できるようにしたので、システム導
入時等に、ユーザに負担をかけずに、すぐに精度の高い
文書分類が行なうことができるという効果がある。
【0033】なお、上記実施形態では、他のユーザの一
覧および各ユーザの分類カテゴリ一覧を表示し、その中
から所望のものを選択するようにしたが、一覧を表示せ
ずに、ユーザが直接他のユーザ名と分類カテゴリを指定
するようにしてもよい。
覧および各ユーザの分類カテゴリ一覧を表示し、その中
から所望のものを選択するようにしたが、一覧を表示せ
ずに、ユーザが直接他のユーザ名と分類カテゴリを指定
するようにしてもよい。
【0034】また、上記実施形態では、他のユーザの分
類カテゴリに属する文書は全て学習に用いたが、他のユ
ーザの分類カテゴリ中の文書の一覧を表示するように
し、そのうち一部を削除できるようにし、一部の文書デ
ータのみを学習に使用するようにしてもよい。
類カテゴリに属する文書は全て学習に用いたが、他のユ
ーザの分類カテゴリ中の文書の一覧を表示するように
し、そのうち一部を削除できるようにし、一部の文書デ
ータのみを学習に使用するようにしてもよい。
【0035】また、上記実施形態では、他のユーザの分
類カテゴリに属する文書は全て学習に用いたが、登録さ
れている文書数が多い場合は、学習処理に多大な時間が
かかる。従って、予め設定した一定数の文書だけをラン
ダムに選択し、それを学習に用いるようにしてもよい。
類カテゴリに属する文書は全て学習に用いたが、登録さ
れている文書数が多い場合は、学習処理に多大な時間が
かかる。従って、予め設定した一定数の文書だけをラン
ダムに選択し、それを学習に用いるようにしてもよい。
【0036】また、上記実施形態では、他のユーザのデ
ータは有効語辞書および代表ベクトルの作成に用いるだ
けであったが、それらをユーザの文書データベースの初
期値として文書データベースに保存するようにしてもよ
い。
ータは有効語辞書および代表ベクトルの作成に用いるだ
けであったが、それらをユーザの文書データベースの初
期値として文書データベースに保存するようにしてもよ
い。
【0037】また、上記実施形態では、ユーザが文書分
類システムを導入する際の処理について述べたが、これ
に限るものでなく、新たな分類カテゴリを追加するよう
な場合にも同様な処理が行えるようにしてもよい。
類システムを導入する際の処理について述べたが、これ
に限るものでなく、新たな分類カテゴリを追加するよう
な場合にも同様な処理が行えるようにしてもよい。
【0038】また、上記実施形態では、文書分類の場合
について説明したが、前述のように文書フィルタリング
も「必要」「不要」の2カテゴリヘの文書分類と見なせ
るので、文書フィルタリングについても同様に実施でき
る。
について説明したが、前述のように文書フィルタリング
も「必要」「不要」の2カテゴリヘの文書分類と見なせ
るので、文書フィルタリングについても同様に実施でき
る。
【0039】また、上記実施形態では、他のユーザの一
覧および各ユーザの分類カテゴリ一覧を表示し、その中
から所望の分類カテゴリを選択するようにしたが、他の
ユーザの分類カテゴリを検索できるようにしてもよい。
たとえば、ユーザが分類カテゴリ名を指定した時に、他
のユーザの分類カテゴリで名称がそれに似ているものを
検索して表示する。ユーザはその中から所望の分類カテ
ゴリを選択するようにする。ここで、似ているものの検
索には既存の「あいまい検索」の手法を用いればよい。
このようにすれば、所望のカテゴリ名から対応する分類
カテゴリ名が検索されるので、操作性が向上する。な
お、ユーザが文書サンプルを一つ与えた時に、他のユー
ザの分類カテゴリでその文書が合致するものの一覧を表
示し、その中から所望の分類カテゴリをユーザが選択す
るようにしてもよい。
覧および各ユーザの分類カテゴリ一覧を表示し、その中
から所望の分類カテゴリを選択するようにしたが、他の
ユーザの分類カテゴリを検索できるようにしてもよい。
たとえば、ユーザが分類カテゴリ名を指定した時に、他
のユーザの分類カテゴリで名称がそれに似ているものを
検索して表示する。ユーザはその中から所望の分類カテ
ゴリを選択するようにする。ここで、似ているものの検
索には既存の「あいまい検索」の手法を用いればよい。
このようにすれば、所望のカテゴリ名から対応する分類
カテゴリ名が検索されるので、操作性が向上する。な
お、ユーザが文書サンプルを一つ与えた時に、他のユー
ザの分類カテゴリでその文書が合致するものの一覧を表
示し、その中から所望の分類カテゴリをユーザが選択す
るようにしてもよい。
【0040】また、上記実施形態では、指定した分類カ
テゴリに属する文書データを取得した。しかし、ベクト
ルの基底とする語が当該システムの全ユーザについて共
通の場合、すなわちユーザごとの有効語辞書を作成しな
い場合は、代表ベクトルを他のユーザのデータからコピ
ーすることによって同様の効果が達成できる。もちろ
ん、この場合は、有効語辞書作成処理と代表ベクトル作
成処理が不要であり、代わりに代表ベクトルのコピー処
理が必要になる。
テゴリに属する文書データを取得した。しかし、ベクト
ルの基底とする語が当該システムの全ユーザについて共
通の場合、すなわちユーザごとの有効語辞書を作成しな
い場合は、代表ベクトルを他のユーザのデータからコピ
ーすることによって同様の効果が達成できる。もちろ
ん、この場合は、有効語辞書作成処理と代表ベクトル作
成処理が不要であり、代わりに代表ベクトルのコピー処
理が必要になる。
【0041】また、上記実施形態では、他のユーザの分
類カテゴリの一覧からユーザが用いる分類カテゴリを選
択するようにしたが、最初にシステムを利用した際に、
各文書について他のユーザの分類カテゴリを表示するよ
うにし、その中から選択することにより分類カテゴリを
設定するようにしてもよい。
類カテゴリの一覧からユーザが用いる分類カテゴリを選
択するようにしたが、最初にシステムを利用した際に、
各文書について他のユーザの分類カテゴリを表示するよ
うにし、その中から選択することにより分類カテゴリを
設定するようにしてもよい。
【0042】また、上記実施形態では、文書分類をベク
トル空間モデルに基づいて行ない、文書および分類カテ
ゴリの特徴をベクトルによって表現する場合について説
明した。しかし、本発明は分類カテゴリの特徴を条件式
(キーワードの論理式)で表現するような場合にも適用
できることは明らかである。この場合は、他のユーザが
分類カテゴリに対して設定している条件式をコピーする
ようにすればよい。条件式で表現する場合は、学習に必
要な数の文書を集めるまでの時間は不要であるが、適切
な条件式を最初に設定するのは困難であるため、このよ
うに他のユーザの条件式を利用できるようにすることに
は効果がある。
トル空間モデルに基づいて行ない、文書および分類カテ
ゴリの特徴をベクトルによって表現する場合について説
明した。しかし、本発明は分類カテゴリの特徴を条件式
(キーワードの論理式)で表現するような場合にも適用
できることは明らかである。この場合は、他のユーザが
分類カテゴリに対して設定している条件式をコピーする
ようにすればよい。条件式で表現する場合は、学習に必
要な数の文書を集めるまでの時間は不要であるが、適切
な条件式を最初に設定するのは困難であるため、このよ
うに他のユーザの条件式を利用できるようにすることに
は効果がある。
【0043】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0044】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0045】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0046】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0047】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0048】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0049】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図7のメモリマップ例に示す各モジュールを
記憶媒体に格納することになる。すなわち、少なくとも
「指定処理モジュール」「入力処理モジュール」「生成
処理モジュール」および「分類処理モジュール」の各モ
ジュールのプログラムコードを記憶媒体に格納すればよ
い。
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図7のメモリマップ例に示す各モジュールを
記憶媒体に格納することになる。すなわち、少なくとも
「指定処理モジュール」「入力処理モジュール」「生成
処理モジュール」および「分類処理モジュール」の各モ
ジュールのプログラムコードを記憶媒体に格納すればよ
い。
【0050】ここで、上記各モジュールは、複数の文書
データを分類カテゴリで分類して格納する1つ又は複数
の外部装置と通信する通信手段を有する文書処理装置に
あって、以下の制御を実現する。即ち、指定処理モジュ
ールは、所望の分類カテゴリを指定する指定処理を実現
する。また入力処理モジュールは、前記指定処理で指定
された分類カテゴリに分類された文書データを外部装置
より前記通信手段を介して入力する入力処理を実現す
る。また、生成処理モジュールは、前記入力処理で入力
された文書データに基づいて、当該文書処理装置におけ
る分類情報を生成する生成処理を行う。そして、分類処
理モジュールは、前記生成処理で生成された分類情報に
基づいて文書データを分類する分類処理を行う。
データを分類カテゴリで分類して格納する1つ又は複数
の外部装置と通信する通信手段を有する文書処理装置に
あって、以下の制御を実現する。即ち、指定処理モジュ
ールは、所望の分類カテゴリを指定する指定処理を実現
する。また入力処理モジュールは、前記指定処理で指定
された分類カテゴリに分類された文書データを外部装置
より前記通信手段を介して入力する入力処理を実現す
る。また、生成処理モジュールは、前記入力処理で入力
された文書データに基づいて、当該文書処理装置におけ
る分類情報を生成する生成処理を行う。そして、分類処
理モジュールは、前記生成処理で生成された分類情報に
基づいて文書データを分類する分類処理を行う。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
システム導入時や新たな分類カテゴリの追加時等におい
て、文書分類を行うための情報をより容易かつ迅速に得
ることが可能となり、文書分類のための情報を生成する
際のユーザの負担が軽減するという効果を奏する。
システム導入時や新たな分類カテゴリの追加時等におい
て、文書分類を行うための情報をより容易かつ迅速に得
ることが可能となり、文書分類のための情報を生成する
際のユーザの負担が軽減するという効果を奏する。
【0052】
【図1】本実施形態に係る文書処理装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】上述の文書処理装置のハードウェア構成を示す
図である。
図である。
【図3】本実施形態に係る制御の手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】文書データベース101の内容を説明するため
の図である。
の図である。
【図5】分類カテゴリの具体例を示す図である。
【図6】分類カテゴリの選択例を示す図である。
【図7】本発明に係る制御プログラムを格納する記憶媒
体のメモリマップ例を示す図である。
体のメモリマップ例を示す図である。
101 文書データベース 102 他ユーザデータ獲得部 103 ユーザ一覧表示部 104 ユーザ指定部 105 分類カテゴリ表示部 106 分類カテゴリ指定部 107 他ユーザデータ保持部 108 有効語辞書作成部 109 代表ベクトル作成部 110 有効語辞書 111 属性設定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 裕治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (16)
- 【請求項1】 複数の文書データを分類カテゴリで分類
して格納する1つ又は複数の外部装置と通信する通信手
段と、 所望の分類カテゴリを指定する指定手段と、 前記指定手段で指定された分類カテゴリに分類された文
書データを該外部装置より入力する入力手段と、 前記入力手段で入力された文書データに基づいて、当該
文書処理装置における分類情報を生成する生成手段と、 前記生成手段で生成された分類情報に基づいて当該文書
処理装置に入力された文書データを分類する分類手段と
を備えることを特徴とする文書処理装置。 - 【請求項2】 前記通信手段で通信可能な外部装置に設
定されている分類カテゴリを示すリストを表示する表示
手段を更に備え、 前記指定手段は、前記表示手段で表示されたリストより
所望の分類カテゴリを指定することを特徴とする請求項
1に記載の文書処理装置。 - 【請求項3】 前記表示手段は、前記通信手段で通信可
能となっている外部装置の一覧を示すリストと、各外部
装置に設定された分類カテゴリを示すリストとを表示す
ることを特徴とする請求項2に記載の文書処理装置。 - 【請求項4】 前記表示手段は、まず、前記通信手段で
通信可能となっている外部装置の一覧を表示し、次に、
所望の外部装置が指定されると該指定された外部装置に
設定されている分類カテゴリを表示することを特徴とす
る請求項2に記載の文書処理装置。 - 【請求項5】 前記生成手段は、前記入力手段で入力さ
れた文書データに基づいて文書分類のための有効語辞書
を生成するとともに、前記指定手段で指定された分類カ
テゴリに対応する代表ベクトルを生成することを特徴と
する請求項1に記載の文書処理装置。 - 【請求項6】 前記指定手段は、所望の分類カテゴリ名
を指定することを特徴とする請求項1に記載の文書処理
装置。 - 【請求項7】 前記指定手段は、 分類カテゴリ名を入力するカテゴリ名入力手段と、 前記入力された分類カテゴリ名に一致もしくは類似する
分類カテゴリ名を前記通信手段を介して接続された外部
装置より検索する検索手段と、 前記検索手段で検索された分類カテゴリ名を表示する表
示手段と前記表示手段で表示された分類カテゴリ名より
所望の分類カテゴリ名を指定するカテゴリ指定手段とを
備えることを特徴とする請求項1に記載の文書処理装
置。 - 【請求項8】 複数の文書処理装置が通信可能に接続さ
れた文書処理システムであって、該複数の文書処理装置
の各々は、 所望の分類カテゴリを指定する指定手段と、 前記指定手段で指定された分類カテゴリに分類された文
書データを通信可能に接続された文書処理装置より入力
する入力手段と、 前記入力手段で入力された文書データに基づいて、当該
文書処理装置における分類情報を生成する生成手段と、 前記生成手段で生成された分類情報に基づいて当該文書
処理装置に入力された文書データを分類する分類手段と
を備えることを特徴とする文書処理装置。 - 【請求項9】 複数の文書データを分類カテゴリで分類
して格納する1つ又は複数の外部装置と通信する通信手
段を有する文書処理装置の制御方法であって、 所望の分類カテゴリを指定する指定工程と、 前記指定工程で指定された分類カテゴリに分類された文
書データを該外部装置より前記通信手段を介して入力す
る入力工程と、 前記入力工程で入力された文書データに基づいて、当該
文書処理装置における分類情報を生成する生成工程と、 前記生成工程で生成された分類情報に基づいて当該文書
処理装置に入力された文書データを分類する分類工程と
を備えることを特徴とする文書処理方法。 - 【請求項10】 前記通信手段を介して通信可能な外部
装置に設定されている分類カテゴリを示すリストを表示
する表示工程を更に備え、 前記指定工程は、前記表示工程で表示されたリストより
所望の分類カテゴリを指定することを特徴とする請求項
9に記載の文書処理方法。 - 【請求項11】 前記表示工程は、前記通信手段を介し
て通信可能な外部装置の一覧を示すリストと、各外部装
置に設定された分類カテゴリを示すリストとを表示する
ことを特徴とする請求項10に記載の文書処理方法。 - 【請求項12】 前記表示工程は、まず、前記通信手段
を介して通信可能な外部装置の一覧を表示し、次に、所
望の外部装置が指定されると該指定された外部装置に設
定されている分類カテゴリを表示することを特徴とする
請求項10に記載の文書処理方法。 - 【請求項13】 前記生成工程は、前記入力工程で入力
された文書データに基づいて文書分類のための有効語辞
書を生成するとともに、前記指定工程で指定された分類
カテゴリに対応する代表ベクトルを生成することを特徴
とする請求項9に記載の文書処理方法。 - 【請求項14】 前記指定工程は、所望の分類カテゴリ
名を指定することを特徴とする請求項9に記載の文書処
理方法。 - 【請求項15】 前記指定工程は、 分類カテゴリ名を入力するカテゴリ名入力工程と、 前記入力された分類カテゴリ名に一致もしくは類似する
分類カテゴリ名を前記通信手段を介して接続された外部
装置より検索する検索工程と、 前記検索工程で検索された分類カテゴリ名を表示する表
示工程と前記表示工程で表示された分類カテゴリ名より
所望の分類カテゴリ名を指定するカテゴリ指定工程とを
備えることを特徴とする請求項9に記載の文書処理方
法。 - 【請求項16】 複数の文書データを分類カテゴリで分
類して格納する1つ又は複数の外部装置と通信する通信
手段を有する文書処理装置を制御するための制御プログ
ラムを格納するコンピュータ可読メモリであって、 所望の分類カテゴリを指定する指定工程のコードと、 前記指定工程で指定された分類カテゴリに分類された文
書データを該外部装置より前記通信手段を介して入力す
る入力工程のコードと、 前記入力工程で入力された文書データに基づいて、当該
文書処理装置における分類情報を生成する生成工程のコ
ードと、 前記生成工程で生成された分類情報に基づいて当該文書
処理装置に入力された文書データを分類する分類工程コ
ードとを備えることを特徴とするコンピュータ可読メモ
リ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8231083A JPH1074208A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 文書処理装置及びシステム及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8231083A JPH1074208A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 文書処理装置及びシステム及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1074208A true JPH1074208A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=16918027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8231083A Withdrawn JPH1074208A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 文書処理装置及びシステム及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1074208A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006024157A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-26 | Fuji Xerox Co Ltd | ドキュメント管理プログラム、ドキュメント管理方法、及びドキュメント管理装置 |
US7840565B2 (en) | 2003-12-26 | 2010-11-23 | Panasonic Corporation | Dictionary creation device and dictionary creation method |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP8231083A patent/JPH1074208A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7840565B2 (en) | 2003-12-26 | 2010-11-23 | Panasonic Corporation | Dictionary creation device and dictionary creation method |
US7921113B2 (en) | 2003-12-26 | 2011-04-05 | Panasonic Corporation | Dictionary creation device and dictionary creation method |
JP2006024157A (ja) * | 2004-07-09 | 2006-01-26 | Fuji Xerox Co Ltd | ドキュメント管理プログラム、ドキュメント管理方法、及びドキュメント管理装置 |
JP4581520B2 (ja) * | 2004-07-09 | 2010-11-17 | 富士ゼロックス株式会社 | ドキュメント管理プログラム、ドキュメント管理方法、及びドキュメント管理装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |