JPH1073932A - 露光装置 - Google Patents

露光装置

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JPH1073932A
JPH1073932A JP9126308A JP12630897A JPH1073932A JP H1073932 A JPH1073932 A JP H1073932A JP 9126308 A JP9126308 A JP 9126308A JP 12630897 A JP12630897 A JP 12630897A JP H1073932 A JPH1073932 A JP H1073932A
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substrate
measuring
along
optical system
plate
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JP9126308A
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Kinya Kato
欣也 加藤
Hiroshi Shirasu
廣 白数
Yukio Kakizaki
幸雄 柿崎
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70358Scanning exposure, i.e. relative movement of patterned beam and workpiece during imaging
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光基板の露光領域の全体に亘って良好な投
影像を得ることのできる走査型の露光装置。 【解決手段】 第1基板101と第2基板102との間
の走査方向に沿った相対変位量を計測するための第2相
対計測手段X1および第2相対計測手段X2を備えてい
る。また、投影光学系1に対する第1基板の走査直交方
向に沿った変位量を計測するための第1測定手段MY
と、投影光学系に対する第2基板の走査直交方向に沿っ
た変位量を計測するための第2測定手段PYとをさらに
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は露光装置に関し、特
に液晶表示素子の製造のための走査型露光装置における
基板の変位測定に関する。また、本発明は、その走査型
露光装置を用いて液晶表示素子やプラズマ・ディスプレ
イ・パネル(PDP)等の表示素子を光リソグラフィー
工程によって製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、最近の液晶基板の大型化に
対応するために、たとえば特開平7−57986号公報
において走査型露光装置を提案している。この公報に開
示の露光装置では、屈折系と凹面反射鏡とをそれぞれ含
む2つの部分光学系からなる等倍正立の投影光学ユニッ
トを複数組配置して投影光学系を構成している。そし
て、この投影光学系に対してマスクとプレートとを一体
的に相対移動させて一括走査露光している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の走査型露光装置
では、マスクとプレートとの相互位置関係を一定に維持
しながら走査露光を行う必要がある。しかしながら、マ
スクおよびプレートの走査移動に伴う機械的変形などに
より、マスクとプレートとの相互位置関係を一定に維持
することは困難である。したがって、走査型露光装置に
おいて、プレートの露光領域の全体に亘って良好な投影
像を得るには、マスクとプレートとの相互位置関係に基
づいてその相互位置関係を一定に制御する技術が求めら
れる。
【0004】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、感光基板の露光領域の全体に亘って良好な投
影像を得ることのできる走査型の露光装置、およびその
露光装置を用いて液晶表示素子等の表示素子を製造する
方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明においては、パターンが形成された第1基板
を照明するための照明光学系と、前記第1基板に形成さ
れたパターンの正立等倍率像を第2基板上に形成するた
めの投影光学系とを備え、前記投影光学系に対して前記
第1基板と前記第2基板とを所定の走査方向に沿って一
体的に移動させて前記第1基板のパターンを前記第2基
板に転写露光する露光装置において、前記第1基板と前
記第2基板との間の前記走査方向に沿った相対変位量を
計測するための第1相対計測手段と、前記第1基板のパ
ターン面において前記走査方向と直交する走査直交方向
に沿って前記第1相対計測手段と所定の間隔を隔てた位
置を計測するように配置され、前記第1基板と前記第2
基板との間の前記走査方向に沿った相対変位量を計測す
るための第2相対計測手段と、前記第1基板の前記走査
直交方向に沿った変位量を計測するための第1測定手段
と、前記第2基板の前記走査直交方向に沿った変位量を
計測するための第2測定手段と、前記第1基板と前記第
2基板とのうちの少なくとも一方の位置を調整するため
の調整手段と、前記第1相対計測手段、前記第2相対計
測手段、前記第1測定手段、および前記第2測定手段か
らの各出力に基づいて、調整量を算出するための演算手
段と、前記演算手段からの出力に基づいて、前記調整手
段を制御するための制御手段とを備えていることを特徴
とする露光装置を提供する。
【0006】本発明の好ましい態様によれば、前記走査
方向に沿って形成された第1基準面を有する第1基準部
材と、前記走査方向に沿って形成された第2基準面を有
する第2基準部材とが設けられ、前記第1測定手段は、
前記第1基準面と前記第1基板との間の相対変位に基づ
いて、前記第1基板の前記走査直交方向に沿った変位量
を計測し、前記第2測定手段は、前記第2基準面と前記
第2基板との間の相対変位に基づいて、前記第2基板の
前記走査直交方向に沿った変位量を計測する。また、本
発明の好ましい別の態様によれば、前記第1基板のパタ
ーンを前記第2基板に転写露光するために、前記投影光
学系に対して前記第1基板と前記第2基板とを所定の走
査方向に沿って一体的に移動させるための移動手段と、
前記投影光学系に対する前記第1基板または前記第2基
板の前記走査方向に沿った変位量を計測するための第3
測定手段と、前記第3測定手段の出力に基づいて、前記
移動手段を制御するための第2制御手段とをさらに備え
ている。
【0007】本発明の好ましいさらに別の態様によれ
ば、前記第1計測手段、前記第2計測手段および前記第
3計測手段は、対応する基板を支持するステージに取り
付けられたコーナーリフレクタを有する測長干渉計であ
り、前記コーナーリフレクタの頂点は、前記第1基板の
パターン面または前記第2基板の被露光面とほぼ同一の
面内に位置決めされている。また、前記第1相対計測手
段および前記第2相対計測手段は、前記第1基板を支持
するステージに取り付けられた第1コーナーリフレクタ
と、前記第2基板を支持するステージに取り付けられた
第2コーナーリフレクタとを有する差動干渉計であり、
前記第1コーナーリフレクタの頂点は前記第1基板のパ
ターン面とほぼ同一の面内に位置決めされ、前記第2コ
ーナーリフレクタの頂点は前記第2基板の被露光面とほ
ぼ同一の面内に位置決めされていることが好ましい。
【0008】また、本発明の別の局面によれば、以上に
記載の本発明の露光装置を用いて表示素子を製造する方
法において、前記第1相対計測手段、前記第2相対計測
手段、前記第1測定手段、および前記第2測定手段から
の各出力に基づいて、前記制御手段が前記調整手段を制
御する制御工程と、前記投影光学系に対して前記第1基
板と前記第2基板とを所定の走査方向に沿って一体的に
移動させて、前記第1基板のパターンを前記第2基板に
転写露光する露光工程とを含むことを特徴とする表示素
子の製造方法を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の露光装置では、投影光学
系が等倍正立であるため、2つの基板を投影光学系に対
して一体的に移動させて走査露光する限り、2つの基板
が走査直交方向に沿って一体的に変動しても、あるいは
2つの基板が投影光学系の光軸回りに一体的に回転して
も、転写精度が損なわれることがない。
【0010】そこで、たとえば差動干渉計のような2つ
の相対計測手段により、走査直交方向に沿って所定間隔
を隔てた2つの位置において、第1基板と第2基板との
間の走査方向に沿った相対変位量を計測する。したがっ
て、これらの2つの相対計測手段の計測結果に基づい
て、2つの基板の走査方向に沿った位置ずれおよび回転
ずれを制御することができる。また、たとえば測長干渉
計のような2つの測定手段により、第1基板および第2
基板の走査直交方向に沿った変位量をそれぞれ計測す
る。したがって、これらの2つの測定手段の計測結果に
基づいて、投影光学系に対する各基板の走査直交方向に
沿った変動を制御することができる。すなわち、各基板
の走査直交方向に沿った位置ずれを制御することができ
る。
【0011】こうして、本発明では、2つの基板の走査
方向に沿った位置ずれおよび回転ずれを制御するととも
に、2つの基板の走査直交方向に沿った位置ずれを制御
することによって、感光基板の露光領域の全体に亘って
良好な投影像を得ることができる。なお、たとえば測長
干渉計のような測定手段により、投影光学系に対する第
1基板または第2基板の走査方向に沿った変位量を計測
する。したがって、この測定手段の計測結果に基づい
て、投影光学系に対する各基板の走査方向に沿った移動
を制御することができる。
【0012】本発明の実施例を、添付図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の実施例にかかる露光装置の要
部構成を概略的に示す斜視図である。また、図2は、図
1に対応する図であって、図1の各干渉計の内部構成を
概略的に示す斜視図である。図1および図2では、たと
えばレジストが塗布されたガラス基板からなるプレート
102(第2基板)の法線方向に沿ってz軸を、プレー
ト102の平面内において走査方向に沿ってx軸を、プ
レート102の平面内において走査方向に直交する走査
直交方向に沿ってy軸を設定している。
【0013】図1の露光装置は、転写すべきパターンが
形成されたマスク101(第1基板)を照明するための
照明光学系(不図示)を備えている。なお、照明光学系
は、xy平面に平行に支持されたマスク101のパター
ン領域101aを照明する。マスク101のパターン領
域101aを透過した光は、投影光学系1を介して、プ
レート102上の露光領域102aにマスクパターンの
等倍正立像を形成する。なお、たとえば特開平7−57
986号公報に開示されているように、投影光学系1を
複数組の等倍正立の投影光学ユニットで構成してもよ
い。こうして、投影光学系1に対してマスク101とプ
レート102とを一体的にx方向(走査方向)に沿って
移動させながら走査露光を行うことによって、マスク1
01に形成されたパターンをプレート102上の露光領
域の全体に亘って一括的に転写することができる。
【0014】図5は、図1の露光装置においてマスク1
01とプレート102とを一体的に駆動案内する機構の
構成を概略的に示す図である。図5において、マスク1
01(図5では不図示)はマスクステージ62上に載置
され、プレート102(図5では不図示)はプレートス
テージ65上に載置されている。また、照明光学系61
および投影光学系1は、定盤60上に固設された架台6
4によって保持されている。さらに、マスクステージ6
2およびプレートステージ65は、キャリッジ66によ
って一体的に支持され、走査露光に際してx方向に沿っ
て駆動される。
【0015】なお、マスクステージ62は、x方向アク
チュエータ67、68およびy方向アクチュエータ(不
図示)によって、それぞれx軸方向、y軸方向およびz
軸周りの回転方向に駆動されるようになっている。すな
わち、図5の駆動機構により、マスク101とプレート
102との走査方向(x方向)に沿った位置ずれおよび
投影投影光学系1の光軸に対する回転ずれを制御するこ
とができる。また、マスク101とプレート102との
走査直交方向(y方向)に沿った位置ずれを制御するこ
とができる。さらに高精度な駆動案内を実現するには、
本出願人が特開平7−326567号公報に提案してい
る機構を利用することもできる。
【0016】図1を参照すると、投影光学系1に対する
プレート102のx方向に沿った変位量を計測するため
の測長干渉計X0が設けられている。また、マスク10
1とプレート102との間のx方向に沿った相対変位量
を計測するために、2つの差動干渉計X1およびX2が
設けられている。なお、2つの差動干渉計X1およびX
2は、y方向(走査直交方向)に沿って所定間隔を隔て
た位置を計測するように配置されている。さらに、投影
光学系1に対するマスク101のy方向に沿った変位量
を計測するための測長干渉計MYが設けられている。ま
た、投影光学系1に対するプレート102のy方向に沿
った変位量を計測するための測長干渉計PYが設けられ
ている。
【0017】ここで、図1および図5に示す本実施例で
は、投影光学系1に対するプレート102のx方向に沿
った変位量を計測する測長干渉計X0の出力(後述する
光検出器15の出力)、マスク101とプレート102
との間のx方向に沿った相対変位量を計測する2つの差
動干渉計(X1、X2)の各出力(後述する光検出器2
5、35の各出力)、投影光学系1に対するマスク10
1のy方向に沿った変位量を計測する測長干渉計MYの
出力(後述する光検出器48aの出力)、および投影光
学系1に対するプレート102のy方向に沿った変位量
を計測する測長干渉計PYの出力(後述する光検出器4
8bの出力)は、それぞれ図5に示す御手段として主制
御ユニット70に入力される。
【0018】そして、その各干渉計からの入力情報に基
づいて、主制御ユニット70は、後述する各変位量ある
いは各補正量をそれぞれ算出し、プレート102に対す
るマスク101のz軸回りの回転ずれ、x軸方向および
y軸方向での位置ずれ補正するために、調整手段として
のアクチュエータ67、68等の駆動系を制御してい
る。また、主制御ユニット70は、投影光学系1に対す
るプレート102のx方向に沿った変位量を計測する測
長干渉計X0の出力(後述する光検出器15の出力)等
に基づいて、図5に示すマスクステージ62およびプレ
ートステージ65を支持するキャリッジ66を走査方向
としてのx方向に移動させるキャリッジ駆動系71も制
御している。なお、マスク101のパターンをプレート
102に転写するために、投影光学系1に対してマスク
101とプレート102とを走査方向(x方向)に沿っ
て一体的に移動させる移動手段は、マスクステージ6
2、プレートステージ65、キャリッジ66、およびキ
ャリッジ駆動系71で構成されている。
【0019】以上の本実施例の構成によって、マスク1
01とプレート102との相対的な位置関係を高精度に
制御することができる。このことを、以下において具体
的に説明する。まず、主制御ユニット70は、演算手段
としての演算ユニット70a、移動手段(62、65、
66、71)の制御手段としてのキャリッジ制御ユニッ
ト70b、および調整手段(67、68)の制御手段と
してのステージ制御ユニット70cを有している。
【0020】次に、マスク101上のパターンを感光性
のプレート102上に投影露光するのに際して、キャリ
ッジ制御ユニット70bは、測長干渉計X0の出力(後
述する光検出器15の出力)からの変位量に基づいて走
査方向(x方向)でのプレート102の位置、移動量あ
るいは走査速度をモニターしながら、キャリッジ駆動系
71を介してキャリッジ66を走査方向(x方向)へ移
動させる。これと同時に、演算ユニット70aは、各干
渉計(X1、X2、MY、PY)の出力からの相対変位
量に基づいて、プレート102に対するマスク101の
相対的なずれ量としての調整量(ΔX、ΔY、Δθ)を
算出する。
【0021】まず、演算ユニット70aは、2つの差動
干渉計(X1、X2)の各出力(後述する光検出器2
5、35の各出力)に基づき、プレート102に対する
マスク101のx方向での相対的なずれ量(第1の調整
量)ΔXを以下の式(I)により算出する。 ΔX=(x1+x2)/2 (I) 但し、x1は干渉計X1の計測値、x2は干渉計X2の
計測値である。
【0022】また、演算ユニット70aは、2つの測長
干渉計(MY、PY)の各出力(後述する光検出器48
a、48bの各出力)に基づき、プレート102に対す
るマスク101のy方向での相対的なずれ量(第2の調
整量)ΔYを以下の式(II)により算出する。 ΔY=My−Py (II) 但し、Myは測長干渉計MYの計測値、Pyは測長干渉
計PYの計測値である。
【0023】さらに、演算ユニット70aは、2つの差
動干渉計(X1、X2)の各出力(後述する光検出器2
5、35の各出力)に基づき、プレート102に対する
マスク101のz軸回りの相対的な回転量(第3調整
量)Δθを以下の式(III )により算出する。 Δθ=(x1−x2)/D (III ) 但し、Dは、図1に示すように、2つの差動干渉計(X
1、X2)の計測光路間の距離、または2つの差動干渉
計(X1、X2)の計測点間の距離である。
【0024】以上のように、ステージ制御ユニット70
cは、演算ユニット70aにて算出された算出値(Δ
X、ΔY、Δθ)が零またはある所定の値となるよう
に、図5に示すアクチュエータ67、68等の駆動系
(調整手段)を駆動させて、プレート102に対するマ
スク101の相対的な位置ずれを補正する。換言すれ
ば、演算ユニット70aからの出力に基づいて、ステー
ジ制御ユニット70cは、プレート102に対するマス
ク101の相対的な位置ずれが零となるように、マスク
101を保持するマスクステージ62の位置を移動させ
るために、図5に示すアクチュエータ67、68等の駆
動系(調整手段)を制御する。
【0025】以上のように、マスク101とプレート1
02との相対的な位置ずれ補正(調整)の実行と同時
に、照明光学系61にてマスク101を照明し、投影光
学系1に対してマスク101とプレート102とを走査
方向(x方向)に沿って一体的に移動させて、マスク1
01のパターンをプレート102に転写露光する。これ
によって、マスク101の良好なるパターン像を感光性
のプレート102上に投影露光することができるため、
良好なる液晶表示素子やプラズマ・ディスプレイ・パネ
ル(PDP)等の表示素子を光リソブラフィー工程によ
って製造することができる。
【0026】なお、プレート102とマスク101との
間のz軸回りの回転ずれ、x軸方向およびy軸方向での
位置ずれの補正は、プレートステージ65のみをz軸回
りに回転させ、x軸方向およびy軸方向に移動させる駆
動系を設けて行っても良く、さらには、マスクステージ
62とプレートステージ65との双方を、z軸回りに回
転させ、x軸方向およびy軸方向に移動させる駆動系を
設けて行っても良い。この場合、プレートステージ65
をz軸回りに回転させ、x軸方向およびy軸方向に移動
させる駆動系、あるいは双方のステージ(62、65)
をz軸回りに回転させ、x軸方向およびy軸方向に移動
させる駆動系は、ステージ制御ユニット70cによって
制御することが好ましい。
【0027】以下、図2を参照して、各干渉計の構成に
ついて説明する。図2において、図示を省略したレーザ
光源から射出されたレーザビームは、ビームスプリッタ
ー2で反射された後、差動干渉計X1およびX2に導か
れる。なお、差動干渉計X1とX2とは、図2に示すよ
うに、互いに同一の構成を有する。したがって、以下、
主として差動干渉計X1に着目した説明を行う。ただ
し、以下の説明において、括弧内には差動干渉計X2の
対応する部材の参照符号を示す。
【0028】ビームスプリッター2で反射されたビーム
は、偏光ハーフプリズム21(31)を介して2つのビ
ームに分離される。すなわち、偏光ハーフプリズム21
(31)を透過したビームは、1/4波長板22a(3
2a)を介して、マスク101を支持するマスクステー
ジに取り付けられたコーナーキューブ23a(33a)
に入射する。コーナーキューブ23a(33a)で反射
されたビームは、固定鏡24a(34a)で反射された
後、コーナーキューブ23a(33a)に再び入射す
る。コーナーキューブ23a(33a)で再び反射され
たビームは、1/4波長板22a(32a)を介して、
偏光ハーフプリズム21(31)に戻る。
【0029】一方、偏光ハーフプリズム21(31)で
反射されたビームは、1/4波長板22b(32b)を
介して、プレート102を支持するプレートステージに
取り付けられたコーナーキューブ23b(33b)に入
射する。コーナーキューブ23b(33b)で反射され
たビームは、固定鏡24b(34b)で反射された後、
コーナーキューブ23b(33b)に再び入射する。コ
ーナーキューブ23b(33b)で再び反射されたビー
ムは、1/4波長板22b(32b)を介して、偏光ハ
ーフプリズム21(31)に戻る。偏光ハーフプリズム
21(31)に戻った2つのビームは干渉し、干渉ビー
ムは光検出器25(35)に達する。
【0030】こうして、差動干渉計X1では、光検出器
25の出力に基づいて、マスク101とプレート102
との間のx方向に沿った相対変位量を計測することがで
きる。また、差動干渉計X2では、光検出器35の出力
に基づいて、マスク101とプレート102との間のx
方向に沿った相対変位量を計測することができる。すな
わち、y方向に沿って所定間隔を隔てた位置を計測する
ように配置された差動干渉計X1と差動干渉計X2とに
基づいて、図5に示す演算ユニット70aは、マスク1
01とプレート102との間のx方向に沿った相対的な
位置ずれΔX、およびマスク101とプレート102と
の間のz軸回りの相対的な回転ずれΔθを検出すること
ができる。その結果、ステージ制御ユニット70cは、
演算ユニット70aにて算出された算出値(ΔX、Δ
θ)が零または所定の値となるように、図5に示すアク
チュエータ67、68等の駆動系(調整手段)を介し
て、プレート102に対するマスク101の相対的な位
置ずれを補正する。
【0031】なお、マスク101やプレート102のx
方向移動、y方向移動およびz軸回りの回転に伴って、
コーナーキューブ23a、23b、33aおよび33b
も移動したり回転したりする。しかしながら、コーナー
キューブの特性により、光検出器25および35に入射
する干渉ビームの入射角度は常に一定である。ただし、
コーナーキューブ23a、23b、33aおよび33b
がy方向に沿ってδだけ移動すると、固定鏡24a、2
4b、34aおよび34bへのビームの入射位置はy方
向に沿って2δだけずれることになる。これらの差動干
渉計においてマスク101とプレート102との相対変
位量を計測することは、コーナーキューブ23a、23
b、33aおよび33bの頂点の位置を計測することと
等価である。したがって、いわゆるアッベ誤差を小さく
抑えるために、各コーナーキューブの頂点を、マスク1
01のパターン面またはプレート102の被露光面と同
一面内に位置決めすることが望ましい。
【0032】また、図2において、レーザ光源(不図
示)から射出されたレーザビームは、ビームスプリッタ
ー2を透過し、ビームスプリッター3で反射された後、
測長干渉計X0に導かれる。ビームスプリッター3で反
射されたビームは、偏光ハーフプリズム11を介して2
つのビームに分離される。すなわち、偏光ハーフプリズ
ム11を透過したビームは、1/4波長板12aを介し
て、投影光学系1に取り付けられた固定鏡としてのコー
ナーキューブ13aに入射する。コーナーキューブ13
aで反射されたビームは、固定鏡14aで反射された
後、コーナーキューブ13aに再び入射する。コーナー
キューブ13aで再び反射されたビームは、1/4波長
板12aを介して、偏光ハーフプリズム11に戻る。
【0033】一方、偏光ハーフプリズム11で反射され
たビームは、1/4波長板12bを介して、プレート1
02を支持するプレートステージに取り付けられた移動
鏡としてのコーナーキューブ13bに入射する。コーナ
ーキューブ13bで反射されたビームは、固定鏡14b
で反射された後、コーナーキューブ13bに再び入射す
る。コーナーキューブ13bで再び反射されたビーム
は、1/4波長板12bを介して、偏光ハーフプリズム
11に戻る。偏光ハーフプリズム11に戻った2つのビ
ームは干渉し、干渉ビームは光検出器15に達する。
【0034】こうして、測長干渉計X0では、光検出器
15の出力に基づいて、投影光学系1に対するプレート
102のx方向に沿った変位量を計測することができ
る。したがって、測長干渉計X0の光検出器15からの
変位量に関する出力に基づいて、図5に示すキャリッジ
制御ユニット70bは、走査方向(x方向)でのプレー
ト102の位置、移動量あるいは走査速度をモニターし
ながら、キャリッジ駆動系71の駆動を制御することが
できる。なお、測長干渉計X0において、プレート10
2のz軸回りの回転に伴う計測誤差を小さく抑えるため
に、コーナーキューブ13bをプレート102のy方向
中央付近に位置決めすることが望ましい。また、測長干
渉計X0においても、アッベ誤差を小さく抑えるため
に、コーナーキューブ13bの頂点をプレート102の
被露光面と同一面内に位置決めすることが望ましい。
【0035】さらに、図2において、レーザ光源(不図
示)から射出されたレーザビームは、ビームスプリッタ
ー2および3を透過し、さらにビームスプリッター4で
2つのビームに分離される。すなわち、ビームスプリッ
ター4で反射されたビームは測長干渉計MYに、ビーム
スプリッター4を透過したビームは測長干渉計PYに導
かれる。なお、測長干渉計MYとPYとは、図2に示す
ように、互いに同一の構成を有する。したがって、以
下、主として測長干渉計MYに着目した説明を行う。た
だし、以下の説明において、括弧内には測長干渉計PY
の対応する部材の参照符号を示す。
【0036】ビームスプリッター4で反射されたビーム
は、偏光ハーフプリズム41a(41b)を介して2つ
のビームに分離される。すなわち、偏光ハーフプリズム
41a(41b)で反射されたビームは、1/4波長板
42a(42b)を介して、投影光学系1に取り付けら
れた基準部材としての長尺鏡51a(51b)の反射面
(基準面)に入射する。長尺鏡51a(51b)の反射
面(基準面)は、xz平面に平行で且つ全体的にx方向
に沿って延びるように形成されている。長尺鏡51a
(51b)の反射面で反射されたビームは、1/4波長
板42a(42b)を介して、偏光ハーフプリズム41
a(41b)に再び入射する。偏光ハーフプリズム41
a(41b)を透過したビームは、マスクステージに取
り付けられたコーナーキューブ43a(プレートステー
ジに取り付けられたコーナーキューブ43b)に入射す
る。コーナーキューブ43a(43b)で反射されたビ
ームは、偏光ハーフプリズム41a(41b)に戻る。
【0037】一方、偏光ハーフプリズム41a(41
b)を透過したビームは、1/4波長板44a(44
b)を介して、固定鏡45a(45b)に入射する。固
定鏡45a(45b)で反射されたビームは、1/4波
長板44a(44b)を介して、偏光ハーフプリズム4
1a(41b)に再び入射する。偏光ハーフプリズム4
1a(41b)で反射されたビームは、マスクステージ
に取り付けられたコーナーキューブ43a(プレートス
テージに取り付けられたコーナーキューブ43b)に入
射する。コーナーキューブ43a(43b)で反射され
たビームは、偏光ハーフプリズム41a(41b)に戻
る。
【0038】偏光ハーフプリズム41a(41b)に戻
った2つのビームは干渉し、干渉ビームは、一対のレン
ズ成分46a(46b)および47a(47b)からな
るビーム縮小光学系を介して、光検出器48a(48
b)に達する。こうして、測長干渉計MYでは、光検出
器48aの出力に基づいて、投影光学系1に対するマス
ク101のy方向に沿った変位量を計測することができ
る。また、測長干渉計PYでは、光検出器48bの出力
に基づいて、投影光学系1に対するプレート102のy
方向に沿った変位量を計測することができる。そして、
2つの測長干渉計(MY、PY)からの変位量に関する
出力に基づいて、図5に示す演算ユニット70aは、マ
スク101とプレート102とのy方向に沿った相対的
な位置ずれΔYを算出する。この結果、ステージ制御ユ
ニット70cは、算出した算出値ΔYが零となるよう
に、図5に示すアクチュエータ67、68等の駆動系
(調整手段)を駆動させて、プレート102に対するマ
スク101の相対的な位置ずれを補正する。
【0039】なお、測長干渉計MYおよびPYにおい
て、マスク101またはプレート102のz軸回りの回
転に伴う計測誤差を小さく抑えるために、コーナーキュ
ーブ43aおよび43bをマスク101またはプレート
102のx方向中央付近に位置決めすることが望まし
い。また、測長干渉計MYおよびPYにおいても、アッ
ベ誤差を小さく抑えるために、各コーナーキューブの頂
点を、マスク101のパターン面またはプレート102
の被露光面と同一面内に位置決めすることが望ましい。
【0040】図3は、図2の測長干渉計MY(PY)に
おけるビーム縮小光学系(46、47)の作用について
説明する部分平面図である。なお、図3では、2つの測
長干渉計MYとPYとを区別することなく、aおよびb
の添字を省略している。図3において、破線で囲まれた
部分(41〜45)は、マスクステージまたはプレート
ステージに対して一体的に取り付けられている。すなわ
ち、測長干渉計MY(PY)において、偏光ハーフプリ
ズム41、1/4波長板42、1/4波長板44、およ
び固定鏡45は、マスク101(プレート102)と一
体的に移動する。
【0041】したがって、マスク101(プレート10
2)が+y方向に沿ってδだけ移動すると、図中破線で
示すように、偏光ハーフプリズム41、1/4波長板4
2、1/4波長板44、および固定鏡45も+y方向に
沿ってδだけ移動する。その結果、偏光ハーフプリズム
41から射出される干渉ビームは、+y方向に沿って2
δだけ移動する。しかしながら、偏光ハーフプリズム4
1と光検出器48との間の光路中には、ビーム変動補正
手段としてのビーム縮小光学系(46、47)が設けら
れている。したがって、このビーム縮小光学系(46、
47)の倍率に応じて、光検出器48に達する干渉ビー
ムの位置ずれ量を一定値以下に制御することができる。
こうして、ビーム縮小光学系(46、47)の倍率を適
宜設定することにより、マスク101(プレート10
2)の+y方向に沿った変位量がある程度大きくなって
も、光検出器48において干渉ビームを受光し、変位量
の計測を確実に行うことができる。
【0042】図4は、図3の変形例を示す図である。図
4の変形例では、図3のビーム縮小光学系(46、4
7)が平行平面板49で置換されている点だけが図3の
構成と相違している。図4の変形例においても、平行平
面板49を図4の紙面に垂直な軸線回りに回転させるこ
とにより、光検出器48に達する干渉ビームの位置ずれ
量を一定値以下に制御するか、あるいは位置ずれを解消
することもできる。こうして、図4の変形例において
も、平行平面板49の回転角を適宜設定することによ
り、マスク101(プレート102)の+y方向に沿っ
た変位量の計測を確実に行うことができる。
【0043】上述したように、本実施例では、投影露光
の時には、マスク101とプレート102との走査方向
に沿った位置ずれ、走査直交方向に沿った位置ずれ、並
びに回転ずれを精度良く補正することができる。このた
め、本実施例では、等倍正立の投影光学系1に対して2
つの基板であるマスク101とプレート102とを一体
的に移動させて走査露光を行ったとしても、感光基板で
あるプレート102の露光領域の全体に亘って良好な投
影像を得ることができる。したがって、マスク101の
良好なるパターン像を感光性のプレート102上に投影
露光することができ、この結果、良好なる表示素子(液
晶表示素子、プラズマ・ディスプレイ・パネルなど)、
さらには、良好なる半導体デバイス(LSI等の半導体
素子、薄膜磁気ヘッド、CCD等の撮像素子等)を光リ
ソグラフィー工程によって製造することができる。
【0044】
【効果】以上説明したように、本発明では、2つの基板
の走査方向に沿った位置ずれおよび回転ずれを制御する
とともに、2つの基板の走査直交方向に沿った位置ずれ
を制御することができる。すなわち、等倍正立の投影光
学系に対して2つの基板を一体的に移動させて走査露光
することによって、感光基板の露光領域の全体に亘って
良好な投影像を得ることができる。したがって、マスク
の良好なるパターン像を感光性のプレート上に投影露光
することができ、この結果、液晶表示装置、LSI等の
半導体素子、薄膜磁気ヘッド、CCD等の撮像素子等の
良好なるデバイスを光リソグラフィー工程によって製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる露光装置の要部構成を
概略的に示す斜視図である。
【図2】図1に対応する図であって、図1の各干渉計の
内部構成を概略的に示す斜視図である。
【図3】図2の測長干渉計MY(PY)におけるビーム
縮小光学系(46、47)の作用について説明する部分
平面図である。
【図4】図3の変形例を示す図である。
【図5】図1の露光装置においてマスク101とプレー
ト102とを一体的に駆動案内する機構の構成を概略的
に示す図である。
【符号の説明】
1 投影光学系 2、3、4 ビームスプリッター 11、21、31、41 偏光ハーフプリズム 12、22、32、42 1/4波長板 13、23、33、43 コーナーキューブ 14、24、34、45 固定鏡 15、25、35、48 光検出器 21、31 偏光ハーフプリズム 44 1/4波長板 46、47 ビーム縮小光学系 51 長尺鏡 60 定盤 61 照明光学系 62 マスクステージ 64 架台 65 プレートステージ 66 キャリッジ 67、68 x方向アクチュエータ 70 主制御ユニット 71 キャリッジ駆動系 101 マスク 102 プレート

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターンが形成された第1基板を照明す
    るための照明光学系と、前記第1基板に形成されたパタ
    ーンの正立等倍率像を第2基板上に形成するための投影
    光学系とを備え、前記投影光学系に対して前記第1基板
    と前記第2基板とを所定の走査方向に沿って一体的に移
    動させて前記第1基板のパターンを前記第2基板に転写
    露光する露光装置において、 前記第1基板と前記第2基板との間の前記走査方向に沿
    った相対変位量を計測するための第1相対計測手段と、 前記第1基板のパターン面において前記走査方向と直交
    する走査直交方向に沿って前記第1相対計測手段と所定
    の間隔を隔てた位置を計測するように配置され、前記第
    1基板と前記第2基板との間の前記走査方向に沿った相
    対変位量を計測するための第2相対計測手段と、 前記第1基板の前記走査直交方向に沿った変位量を計測
    するための第1測定手段と、 前記第2基板の前記走査直交方向に沿った変位量を計測
    するための第2測定手段と、 前記第1基板と前記第2基板とのうちの少なくとも一方
    の位置を調整するための調整手段と、 前記第1相対計測手段、前記第2相対計測手段、前記第
    1測定手段、および前記第2測定手段からの各出力に基
    づいて、調整量を算出するための演算手段と、 前記演算手段からの出力に基づいて、前記調整手段を制
    御するための制御手段とを備えていることを特徴とする
    露光装置。
  2. 【請求項2】 前記走査方向に沿って形成された第1基
    準面を有する第1基準部材と、前記走査方向に沿って形
    成された第2基準面を有する第2基準部材とが設けら
    れ、 前記第1測定手段は、前記第1基準面と前記第1基板と
    の間の相対変位に基づいて、前記第1基板の前記走査直
    交方向に沿った変位量を計測し、 前記第2測定手段は、前記第2基準面と前記第2基板と
    の間の相対変位に基づいて、前記第2基板の前記走査直
    交方向に沿った変位量を計測することを特徴とする請求
    項1に記載の露光装置。
  3. 【請求項3】 前記第1基板のパターンを前記第2基板
    に転写露光するために、前記投影光学系に対して前記第
    1基板と前記第2基板とを所定の走査方向に沿って一体
    的に移動させるための移動手段と、 前記投影光学系に対する前記第1基板または前記第2基
    板の前記走査方向に沿った変位量を計測するための第3
    測定手段と、 前記第3測定手段の出力に基づいて、前記移動手段を制
    御するための第2制御手段とをさらに備えていることを
    特徴とする請求項1または2に記載の露光装置。
  4. 【請求項4】 前記第1測定手段、前記第2測定手段お
    よび前記第3測定手段は、対応する基板を支持するステ
    ージに取り付けられたコーナーリフレクタを有する測長
    干渉計であり、 前記コーナーリフレクタの頂点は、前記第1基板のパタ
    ーン面または前記第2基板の被露光面とほぼ同一の面内
    に位置決めされていることを特徴とする請求項3に記載
    の露光装置。
  5. 【請求項5】 前記第1相対計測手段および前記第2相
    対計測手段は、前記第1基板を支持するステージに取り
    付けられた第1コーナーリフレクタと、前記第2基板を
    支持するステージに取り付けられた第2コーナーリフレ
    クタとを有する差動干渉計であり、 前記第1コーナーリフレクタの頂点は前記第1基板のパ
    ターン面とほぼ同一の面内に位置決めされ、前記第2コ
    ーナーリフレクタの頂点は前記第2基板の被露光面とほ
    ぼ同一の面内に位置決めされていることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか1項に記載の露光装置。
  6. 【請求項6】 前記第1測定手段および前記第2測定手
    段は、 対応する基板を支持するステージに取り付けられた移動
    鏡としてのコーナーリフレクタと、 光源からのビームを前記対応する基準部材に向かう参照
    ビームと前記コーナーリフレクタに向かう測長ビームと
    に分離するためのビーム分離手段と、 前記基準部材を介した参照ビームと前記コーナーリフレ
    クタを介した測長ビームとの干渉ビームを受光するため
    の光検出手段と、 前記対応する基板の前記走査直交方向に沿った変位に伴
    う前記干渉ビームの変動を補正するためのビーム変動補
    正手段とを有することを特徴とする請求項2乃至5のい
    ずれか1項に記載の露光装置。
  7. 【請求項7】 前記投影光学系は、前記第1基板に形成
    されたパターンの正立等倍率像を前記第2基板に形成す
    るための複数の投影光学ユニットからなることを特徴と
    する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の露光装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に
    記載の露光装置を用いて表示素子を製造する方法におい
    て、 前記第1相対計測手段、前記第2相対計測手段、前記第
    1測定手段、および前記第2測定手段からの各出力に基
    づいて、前記制御手段が前記調整手段を制御する制御工
    程と、 前記投影光学系に対して前記第1基板と前記第2基板と
    を所定の走査方向に沿って一体的に移動させて、前記第
    1基板のパターンを前記第2基板に転写露光する露光工
    程とを含むことを特徴とする表示素子の製造方法。
JP9126308A 1996-06-25 1997-04-30 露光装置 Pending JPH1073932A (ja)

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US08/881,902 US6049372A (en) 1996-06-25 1997-06-23 Exposure apparatus
US09/209,270 US6317196B1 (en) 1996-06-25 1998-12-11 Projection exposure apparatus
US09/955,116 US6570641B2 (en) 1996-06-25 2001-09-19 Projection exposure apparatus

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JP8-184112 1996-06-25
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