JPH1073511A - 耐振動試験における適応性ある現在値補正のための方法 - Google Patents

耐振動試験における適応性ある現在値補正のための方法

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JPH1073511A
JPH1073511A JP9186946A JP18694697A JPH1073511A JP H1073511 A JPH1073511 A JP H1073511A JP 9186946 A JP9186946 A JP 9186946A JP 18694697 A JP18694697 A JP 18694697A JP H1073511 A JPH1073511 A JP H1073511A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基準値と実際上の現在値との間の誤差を自動的
に補正し、そして対応する制御系の全能力を各力の時間
的相関関係を維持して最適に利用できるようにする。 【解決手段】上記の課題は次の諸段階を有する方法によ
り解決される。基準値および現在値に対応する信号をそ
の都度少なくとも1つの個別事象になし、前記信号をそ
の都度2つの反転点により限定し、かつ該信号を第1の
反転点における第1の負荷量、第2の反転点における第
2の負荷量、両反転点の間または両反転点の時点の間の
時間間隔、および両反転点の間の結合曲線の形状により
表すこと、および基準値および現在値の互いに対応する
事象を比較することにより新しい補正基準値を形成し、
この補正基準値をついでそれまでの基準値の代りに制御
に用いること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の前提部
に記載の耐振動試験における適応性ある現在値補正のた
めの方法に関する。
【0002】
【従来の技術】構築物の負荷の試験台シミュレーション
においては、実際の運転時に生ずる負荷を試験台にてで
きるだけ本物に忠実に再現すると言う課題がある。この
負荷を実際に忠実に再現する可能性は多くの要素に依存
しており、これらの要素は試験部品、試験構成、および
荷重を生ずる成分と付属の制御系との性能特性により定
まる。負荷シミュレーションの品質の善し悪しは、特に
達成された負荷(現在値)の設定された所望の負荷(基
準値)よりの偏倚により表わされる。
【0003】図1に、時間に関する負荷経過(負荷・時
間・関数)を基準値として、そして試験台により実際に
生ずる負荷経過を現在値として示す。現在値の基準値か
らの典型的偏倚は、負荷超過または負荷低減および時間
的変位である。これらの変位は、主に負荷の反転点にお
いてのみ観察される。その理由は、反転点が耐振動性に
対しもっとも重要な負荷・時間・関数のパラメータだか
らである。Δt1およびΔt2は反転点における時間のず
れを、そしてΔL1およびΔL2は同じ反転点における負
荷の相違を示す。
【0004】同時に試験部品に作用する1つまたは数個
の負荷成分を有する耐振動試験は、基本的には区別さる
べきである。現在値の基準値からの偏倚のために、耐振
動試験の結果が悪くなり得ることが問題である。このよ
うな偏倚は避けなければならない。
【0005】基本的には、現在値と基準値との間の偏倚
を避けるために、いくつかの異なる試みがある。1つの
みの負荷成分を有する試験に対しては、特に「マトリッ
クス・指向」法が用いられる。
【0006】これに対し、数個の負荷成分を有する試験
に対しては、実験的に検出すべき伝送関数を介して新し
い「歪んだ」基準値・時間関数を算出する方法が用いら
れる。これは、一般に時間的に本来の耐振動試験の前に
ある反復的学習行動により行われる。
【0007】上に述べたマトリックス・指向法は、数個
の負荷成分を有する試験のための負荷・時間経過を補正
するには、典型的には好適でない。その理由は、このた
め明確に異なる周波数および曲線形を、2つの反転点の
間にあるいわゆる半負荷作動部に対しても考慮しなけれ
ばならないからである。
【0008】このような試験に対しては、試験により検
出され周波数依存の伝送関数をもった複雑な方法が用い
られてきた。しかし、これらの方法は、一般にすべての
試験において時間経過により生ずる変化を自動的に(適
応して)考慮する可能性がない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、最初
に述べた形式の方法を次のように形成することである。
すなわち、基準値と実際上の現在値との間の誤差を自動
的に補正し、そして対応する制御系の全能力を各力の時
間的相関関係を維持して最適に利用できるようにするこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、請求項1
に記載の構成要件により解決される。
【0011】
【発明の作用と効果】本発明では、最初に述べた形式の
方法において、基準値および現在値に付属する信号をそ
の都度少なくとも1つの個別事象となし、その際前記信
号を2つの反転点により限定し、かつ該信号を第1の反
転点における第1の負荷量、第2の反転点における第2
の負荷量、両反転点または両反転点の時点の間の時間間
隔、および両反転点の間の結合曲線の形状により表わ
す。基準値および現在値の互いに対応する事象を相互に
比較し、その偏倚より新しい補正基準値を形成し、この
補正基準値を試験装置のその後の制御に用いる。
【0012】現在値の偏倚は常に所望の基準値に関連づ
けられ、試験装置の制御にのみ用いる補正基準値に関連
づけられることはない。所望のまたは実際の基準値は、
例えば実験的に決められる。
【0013】別の有利な実施例が、従属請求項に記載さ
れている。
【0014】
【実施例】本発明にて、負荷とは例えば圧力、力、膨
張、モーメント、変位等の意味である。基準値および現
在値におけるこれらの大きさは、デジタルまたはアナロ
グ形式で電気量により表される。
【0015】本方法の要点は、負荷量、時間配列および
結合曲線による2つの反転点の間の個別事象の定義であ
る。これらの個別事象は、半負荷動作部、すなわち2つ
の隣接する反転点の間の移行部である。
【0016】各時間信号は、解消可能の個別事象のシリ
ーズとして表すことができる。これらの前提の下に、各
個別事象の現在値が(所望の)基準値からどれだけ離れ
ているかを示す情報メモリのために、マトリックスまた
は他の値配置が設定される。
【0017】このマトリックス(誤差・マトリックス)
から、各個別事象(半負荷動作部)に対し基準値の一定
の補正を表す補正・マトリックスを導き出すことができ
る。その目的は、検出された補正基準値でもって検査装
置を制御することにより、現在値が所望のかつ実際上の
基準値とできるだけ一致するように、基準値を補正基準
値に変更することである。例えば、個別事象が反転点の
間の信号経過の周波数または形状に関して種々の特性を
有するために、個別事象がもはや定義できないときに、
本方法は限界となる。
【0018】例えば、数個の負荷成分を有する試験に対
しては、解消された半負荷動作部すなわち個別事象を表
すために、隣接する反転点の値、それらの時間的間隔、
および両反転点が結合される関数(曲線形)が周知でな
くてはならない。さらに、各負荷成分間の、従ってそれ
らの信号間の位相関係も考慮し維持されなければならな
い。
【0019】よって、本方法の本質的な思想は、数個の
負荷成分を有する試験に対しては、各チャンネルの不安
定な短期的の信号をその都度各個別事象にすることであ
る。短期的の基準値・時間関数を各個別事象に分解し、
ついでそのデータを時間的に正しい順序でいわゆる「基
準値・ファイル」に記憶させる。これは、各チャンネル
に対し行われ、その場合各チャンネル相互の位相関係は
時間表示により保証される。さらに、位相関係に対して
は、各個別事象の第2の反転点が生ずる時点が時間軸に
関連していることに注意しなければならない。このた
め、典型的には負荷成分に対しマスターチャンネルが定
義される。このマスターチャンネルは、検査技術上の準
備がもっとも少なく、従ってもはや加速できないような
チャンネルまたは負荷成分である。他のチャンネルは、
いわゆる「子チャンネル」である。マスターチャンネル
の選択基準は、基準値と現在値との間の最大の時間的変
位である。
【0020】負荷反転点とその間にある時間間隔Δt
は、具体的な数値により表される。これに対し、曲線形
は数個のクラスに分類され、同じく数値によりファイル
構成で表される。前記の曲線分類は、選択可能な精緻さ
で行われる。例えば、図2から判るように、2つの反転
点が種々の曲線形により結合されている。この曲線形の
1つは、前以て定義した曲線形(測定された基準値)に
もっとも近い。
【0021】曲線形の非連続的値は、基本的にはメモリ
に、基準値経過とは別に記載されるファイルに入れられ
る。基本的には、各個別事象用の曲線形を完全に数学的
に表し(例えばいわゆるスプランイ形にて)、そして直
接ファイルに半負荷動作部毎に入れることも当然に可能
である。両曲線形・表示を同一ファイルに組み合せるこ
とが、同じく可能である。
【0022】基準値は、アナログまたはデジタル基準値
信号として制御電子系に送られる。これは、数個の負荷
成分を有する検査系のすべてのチャンネルに対し、時間
により同期的に(位相に忠実に)行われる。検査装置に
て測定された各負荷成分の現在値は、同じく個別事象に
分解され、ついで個別事象に対応するデータが検出され
る。
【0023】つづいて、互いに対応するパラメータ(基
準値および現在値)、すなわち第2の反転点の負荷値
(第1の反転点の負荷値は既に先行の半負荷動作部(個
別事象)にて第2の反転点の負荷値として処理され
た)、時間間隔Δt、および互いに対応する両個別事象
の曲線形のカテゴリーを比較することができる。偏倚に
応じて、基準値の(新しい)補正基準値への補正を行う
ことができる。新たに見出された補正基準値の値は、元
の基準値ファイルと並列に補正された基準値ファイルと
して納入される。この補正された基準値ファイルは、次
の部分シリーズ(繰返し周期)における出力に用いられ
る。
【0024】このようにして、基準値ファイルは繰返し
周期毎に1回(適応して)補正される。この場合、基準
値・現在値・比較およびこれより検出される補正値に対
し、その都度実際の現在値を第1の繰返し周期の元の
(従って実際に測定された)基準値と比較しなければな
らないことを、当然に顧慮すべきである。基準値・現在
値・比較につづく誤差補正の方策は、使用者により広い
範囲にてその都度の検査上の問題の重要性に適合させる
ことができる。
【0025】現在値が基準値曲線に対し著しいひずみを
有するとき、もし可能な場合曲線形の表示の第3の形状
を設ける。極端部の時間的出現とともに、極端部の間に
任意に多くの支持位置をさらに設ける。大抵の場合、1
つ、2つまたは3つで充分である。これら支持点の出現
の時点にも、基準値と現在値は比較され、必要の場合既
述の形式で基準値の補正を行い、本来の基準値に対応し
て現在値に正しい曲線形を得る。
【0026】図3には、2つの支持点を有する適応性あ
る曲線形適合を示し、その場合負荷・時間グラフにて1
つの曲線は基準値曲線を示し、他の曲線はこれに対し変
位した現在値曲線を示す。基本的には、支持点を用いる
場合基準値と現在値間の時間ずれを考慮に入れねばなら
ない。前記時間ずれは、反転点(ΔTu1、ΔTu2)に
て読み取ることができる。図3によれば、観察される半
負荷動作部の両反転点間に両支持点のある場合、反転点
間の全時間Tgが3等分されている。
【0027】従って基準値では、第1の支持点は反転点
間の時間の3分の1(1/3Tg)の後に現出し、第2
の支持点は反転点間の時間の3分の2(2/3Tg)の
後に現出する。
【0028】現在値はこの時間に対しずれており、実施
例では第1反転点でΔTu1だけ、そして第2反転点で
ΔTu2だけずれている。この場合、ΔTu1とΔTu2
とは全く異なる値を取ることができる。
【0029】従って、支持点における基準値と現在値と
の比較は、次の時間変位Ts(ΔT1s、ΔT2s)で行わ
れる。例えば、第1の支持点においては ΔT1s=ΔTu1+(ΔTu2−ΔTu1)/3=2/3
・ΔTu1+1/3・ΔTu2 または第2の支持点では ΔT2s=ΔTu1+2・(ΔTu2−ΔTu1)/3=1
/3・ΔTu1+2/3・ΔTu2 係数は、第1および第2反転点における時間変位の平均
による。これらの時点に現在値が例えば基準値よりも下
方にあれば(ΔL1s、ΔL2s)、基準値は次の繰返し周
期にて、基準値の曲線を第1の支持点で対応する量だけ
持ち上げて補正される。
【0030】実のところ、上に述べた方法は、個別事象
(半負荷動作部)における補正が繰返し周期毎に1回行
い得るに過ぎないと言う欠点がある。しかし、このこと
は、繰返し周期の繰返し頻度の大きい試験では、大した
制限となるものではない。
【0031】周辺条件がよいときは、上に述べたことの
代りに、補正値を逐次個別事象のファイルから取り出す
(ファイル・指向補正)のではなく、多次元補正マトリ
ックスより取り出すことが考えられる。この多次元補正
マトリックスにメモリされた種々の補正値は、以下のパ
ラメータを考慮する必要がある。
【0032】反転点パラメータ、時間間隔Δt、曲線形
のカテゴリー、および種々の負荷成分の動的混線態様。
各パラメータは、多次元マトリックスの次元を形成す
る。
【0033】実験の実際から、特殊な場合各パラメータ
がしばしば一定のままであり、従って補正・マトリック
ス・考察に際し考慮しないままにできることが判った。
例えば、同じ曲線形が生じ、または負荷作動部の大部分
がコサイン形で経過することがあり得る。さらに、個々
の個別事象の場合、同一の動的混線態様が生じ得る。こ
れは、数個の負荷成分の場合に取り立てて言う程の方策
がないとき普通のことである。
【0034】これらの場合、反転点のマトリックスに対
し、付加的になおただ1つの別の次元、すなわち時間Δ
tを考慮しなければならない。このようにして、マトリ
ックス・指向補正により、繰返し周期毎に1回よりも頻
度の高い補正を行うことができる。これは、特に繰返し
周期の少ない実験に対し有利である。
【0035】基本的には、ファイル・指向補正とマトリ
ックス・指向補正の混合も可能である。試験時間の短縮
も大きな意味がある。これは、基本的に高い試験頻度に
関して可能である。
【0036】前述の方法により、基準値は、各チャンネ
ルの負荷反転点において元の基準値に対応する正しい現
在値が生ずるように負荷方向に歪むようにされる。チャ
ンネル間の位相関係は、時間軸の方向にも基準値の歪み
が起こるので維持されたままであり、そのため前記のマ
スターチャンネルに対しその都度子チャンネルの正しい
時間的関係が存在する。これは、マスターチャンネルの
時間Δtにて生ずる子チャンネルの反転点が、この時間
の同じ百分率の時点に生ずるように考慮する場合であ
る。この措置により、設定基準値の時間的圧縮も達成さ
れ、マスターチャンネルの時間Δtを短縮することがで
きる。ついで当然のことながら、反転点が子チャンネル
に生ずる時点は適宜時間的に圧縮されなければならず、
それによって該時点は元の負荷シリーズにおけると同じ
く同じ百分率の時点に生ずる。
【0037】しかしながら、このことは、マスターチャ
ンネルにおいて観察された時間Δt後の反転点にて、負
荷が充分な(パラメータ化に際し調整可能な)精度でも
って得られると言う前提の下でのみ許容でるものであ
る。同時に、この時間および次の時間Δtに生ずる子チ
ャンネルのすべての反転点も、充分な精度でもって最後
の繰返し周期に得られていなければならない。このとき
にのみ、その次の繰返し周期にこのような時間的圧縮を
行うことができる。圧縮(周波数・向上)は、試験のパ
ラメータ化に際しプリセット可能なステップ大きさ(Δ
tは一定の百分率で縮小される)にて行われることにな
る。
【0038】同じ手段でもって、試験負荷の精度向上を
も達成することができる。基準値のこの半負荷動作部に
対し設けられた元のΔtをもった反転点が、現在値の負
荷方向の補正でもってしても得られないときは、上に述
べた方策に対応してΔtを延長することができる。これ
は、基準値経過の負荷変動が大きくかつ非常に速やかで
ある場合、必要になり得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】基準値と現在値との間の偏倚を示す負荷・時間
・グラフである。
【図2】1つの事象の2つの反転点の間の種々の曲線形
を示す負荷・時間・グラフである。
【図3】基準値と現在値との間の偏倚を検出するための
支持点の機能を示す負荷・時間・グラフである。
【符号の説明】
Tg 反転点間の全時間 ΔTu1 第1反転点における時間ずれ ΔTu2 第2反転点における時間ずれ ΔT1s、ΔT2s 第1の支持点および第2の支
持点における時間ずれ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ディーター シュッツ ドイツ連邦共和国 デー・64354 ライン ハイム アム ディーブルガー ベルク 18

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準値よりの現在値の偏倚を検出し、設定
    基準値を補正基準値に変更することにより現在値を本来
    の基準値の方向に制御することができる、耐振動試験に
    おける適応性ある現在値補正のための方法において、次
    の諸段階基準値および現在値に対応する信号をその都度
    少なくとも1つの個別事象となし、その際前記信号がそ
    の都度2つの反転点により限定され、かつ該信号を第1
    の反転点における第1の負荷量、 第2の反転点における第2の負荷量、 両反転点の間または両反転点の時点の間の時間間隔、お
    よび両反転点の間の結合曲線の形状により表わすこと、
    および基準値および現在値の互いに対応する事象を比較
    することにより新しい補正基準値を形成し、ついでこの
    補正基準値をそれまでの基準値の代りに制御に用いるこ
    とを有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】前記負荷量における相違および(または)
    基準値と現在値の個別事象の比較における時間的ずれを
    考慮することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】数個の負荷成分の場合、それぞれ1つの負
    荷成分に1つの基準値と現在値とが付属していることを
    特徴とする、請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】補正基準値の検出の際、各チャンネルの信
    号の正しい位相相互位置の遵守を考慮することを特徴と
    する、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】基準値に付属の個別事象を、基準値ファイ
    ルに時間的に正しい順序でメモリすることを特徴とす
    る、請求項1ないし4の1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】数個のチャンネルの場合のメモリを互いに
    別個に行うことを特徴とする、請求項3ないし5の1つ
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】数個のチャンネルの場合、1つのマスター
    チャンネルおよび1つまたは数個の子チャンネルが設け
    られていることを特徴とする、請求項3ないし6の1つ
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】子チャンネルをマスターチャンネルに合わ
    せて同期させることを特徴とする、請求項7に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】マスターチャンネルとして、試験技術的予
    備が最も少ないチャンネルに限定されることを特徴とす
    る、請求項7または8に記載の方法。
  10. 【請求項10】結合曲線が表に納められた非連続段階で
    表わされることを特徴とする、請求項1ないし9の1つ
    に記載の方法。
  11. 【請求項11】結合曲線の形状が数学的に描かれること
    を特徴とする、請求項1ないし9の1つに記載の方法。
  12. 【請求項12】結合曲線の形状が少なくとも1つの支持
    点により補正されることを特徴とする、請求項1ないし
    11の1つに記載の方法。
  13. 【請求項13】第1の反転点と第2の反転点との間に少
    なくとも1つの支持点を挿入し、この支持点にて基準値
    と現在値を比較しかつ基準値の補正を行うことを特徴と
    する、請求項1ないし12の1つに記載の方法。
  14. 【請求項14】補正基準値が多次元マトリックスにメモ
    リされていることを特徴とする、請求項1ないし13の
    1つに記載の方法。
  15. 【請求項15】第1の反転点と第2の反転点との間の時
    間Δtが延長または短縮されることを特徴とする、請求
    項1ないし14の1つに記載の方法。
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