JPH1073220A - ロータリーキルン - Google Patents

ロータリーキルン

Info

Publication number
JPH1073220A
JPH1073220A JP24699096A JP24699096A JPH1073220A JP H1073220 A JPH1073220 A JP H1073220A JP 24699096 A JP24699096 A JP 24699096A JP 24699096 A JP24699096 A JP 24699096A JP H1073220 A JPH1073220 A JP H1073220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heated
rotary cylinder
sand
sand particles
discharge port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24699096A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Yamada
孝男 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takasago Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takasago Industry Co Ltd filed Critical Takasago Industry Co Ltd
Priority to JP24699096A priority Critical patent/JPH1073220A/ja
Publication of JPH1073220A publication Critical patent/JPH1073220A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Incineration Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加熱物が塊になるのを防止して能率良く乾
燥または焼却する。 【解決手段】 一端に投入口6を他端に排出口18を有
する回転筒1と、その回転筒1内に投入口6から被加熱
物を供給する被加熱物供給装置(ホッパー9、プッシャ
ー11)と、その被加熱物を加熱する加熱装置(バーナ
ー28)と、回転筒1内に投入口6から砂粒を供給する
砂粒供給装置(供給管13)と、排出口18から排出さ
れる排出物を被加熱処理済み物と砂粒とに分別する分別
装置(金網19、27)と、その砂粒を砂粒供給装置へ
戻す砂粒搬送装置(回転体20、砂粒還流筒14)と、
からなる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は下水道汚泥や生ごみ
のように水分の多い廃棄物を能率良く乾燥または焼却す
ることができるロータリーキルンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、下水道汚泥や生ごみのように水分
の多い廃棄物をロータリーキルンで乾燥または焼却する
場合に、被加熱物が回転筒の回転に伴って大きな塊にな
りやすく、一端塊になると中心部が加熱されにくく、十
分に乾燥または焼却することができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、被加熱物が塊になるのを防止して能率良く
乾燥または焼却することである。
【0004】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記課題
を解決するための手段として、請求項1の発明は一端に
投入口を他端に排出口を有する回転筒と、その回転筒内
に投入口から被加熱物を供給する被加熱物供給装置と、
その被加熱物を加熱する加熱装置と、回転筒内に投入口
から砂粒を供給する砂粒供給装置と、排出口から排出さ
れる排出物を被加熱処理済み物と砂粒とに分別する分別
装置と、その砂粒を砂粒供給装置へ戻す砂粒搬送装置
と、からなる構成としたから、粘り気のある被加熱物の
中に粘り気のない砂粒が混在して被加熱物が塊になるの
が防止され、効率良く加熱されるとともに、砂粒は繰り
返し使用されるから被加熱処理済み物から分別した砂粒
を搬送装置により迅速に砂粒供給装置に戻すことによ
り、新たに投入される被加熱物より高温となって被加熱
物を内部から加熱し、より効率良く乾燥または燃焼する
ことができ、請求項2の発明は請求項1の発明において
砂粒搬送装置に砂粒を予熱する予熱装置を設けたから、
砂粒が高温度に加熱されて被加熱物が内部からより強く
加熱され、請求項3の発明は請求項2の発明において予
熱装置が加熱装置の廃熱を利用して砂粒を予熱するよう
にしたから熱効率が高い効果がある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1に基づいて説明する。
【0006】図において1は鋼板製の円筒2の内周面に
耐火物3を張り付けた回転筒であって、外周の2箇所に
設けられたリング4をローラー5で支承されて図示しな
い駆動源により駆動されて回転するようになっている。
【0007】回転筒1の投入口6側は第1のフード7で
囲われ、煙突8が接続されているとともに、ホッパー9
に接続された供給管10と後述する砂粒還流筒14の排
出口17を囲う第2のフード12に接続された供給管1
3が第1のフード7を貫いて投入口6内に臨んでいて、
プッシャー11の往復運動によりホッパー9内の被加熱
物が、また、重力落下により砂粒が、それぞれ回転筒1
内に供給されるようになっている。
【0008】回転筒1の排出口18側の部分は耐火物3
が除去されて鋼板が露出し砂粒とそれよりより細かい粒
子のみが通過する第1の金網19が形成されているとと
もに、第3のフード22で囲われていて、外周に多数の
バケット21が取り付けられた水車状の回転体20が回
転筒1と一体に回転して第3のフード22内に落ちた砂
粒をバケット21ですくい上げて最上方位置において樋
23に落して砂粒還流筒14の投入口24に落とし込む
ようになっており、回転体20の前記第1の金網19に
対応する円錐部には砂粒より細かい粉塵のみが通過する
第2の金網27が設けられている。
【0009】砂粒還流筒14は鋼板製の筒体15が断熱
材16で覆われていて投入口24から排出口17に向か
って下り傾斜になっており、外周の2箇所に設けたリン
グ25をローラー26で支承されて図示しない駆動源に
より回転駆動されるようになっている。
【0010】回転筒1の排出口18側の第3のフード2
2には火炎を排出口18から回転筒1内に吹き込むバー
ナー28が取り付けられているとともに、その下方には
第2の金網27を通った細かい粉塵が落ち込む第1のシ
ューター29と排出口18の口縁から落下する大きな燃
えかすが落ち込む第2のシューター30とが設けられて
いる。
【0011】次に、本実施の形態の作動を説明する。
【0012】バーナー28の火炎を回転筒1の排出口1
8から吹き込んで回転筒1内をに加熱して回転しつつ、
ホッパー9内に投入した下水道汚泥や生ごみなどの水分
の多い廃棄物をプッシャー11により回転筒1内に供給
するとともに供給管13から砂粒を供給すると、回転筒
1の回転により廃棄物内に砂粒が混入して塊になること
なく、加熱されて廃棄物が乾燥または焼却されつつ排出
口18側へ移動し、細かい粉塵と砂粒は第1の金網19
を通って落下して細かい粉塵は第2の金網27から第1
のシューター29へ落ち、砂粒は第3のホッパー22の
底部に落ちて回転体20の回転によりバケット21です
くい上げられ樋23を通して砂粒還流筒14内を断熱材
16で保温されつつ流下して第2のホッパー12から回
転筒1内に戻され、プッシャー11により送り込まれた
新しい廃棄物に混入する。
【0013】循環してきた砂粒は加熱されているから廃
棄物となじみにくくて廃棄物が塊になるのをより有効に
防止することができるとともに廃棄物を内部から加熱し
てその乾燥または燃焼を促進する。
【0014】実施例:内径が500mm長さが5mの従
来の内部加熱式のロータリーキルンを用いてレストラン
から出る残飯類を温度1000℃で1時間当たり40k
gを処理したところ、拳大の塊が多数発生してその中心
部は未燃焼の状態で残り、未燃焼の割合は全体で約30
%であったが、同一条件で本実施の形態のロータリーキ
ルンを用い、粒径5〜15mmの川砂を1時間当たり2
0kgを残飯類とともに回転筒1内に投入したところ未
燃焼物は全く生じなかった。
【0015】次に、本発明の他の実施の形態を図2に基
づいて説明する。
【0016】本実施の形態は砂粒還流筒14の排出口1
7と回転筒1の投入口がフード31で囲われていて回転
筒1内で生じた燃焼ガスが砂粒還流筒14内を逆流して
投入口24から煙突39に排出される間に還流してくる
砂粒を予熱するようになっているため熱効率が高い効果
がある。
【0017】また、回転筒1の排出口18から落下する
被処理物は荒い金網33と細かい金網34を備えたふる
い32内に入り、砂粒より大きな被処理物は第1の排出
口35から排出され、砂粒は第2の排出口36から排出
されてバケットコンベア38により砂粒還流筒14の投
入口24に投入され、砂粒より細かい被処理物はふるい
の第3の排出口37から排出されるようになっている点
で図1の実施の形態と相異するだけでその他の構造及び
作動は図1の実施の形態と同一である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の概要を示す断面図であ
る。
【図2】本は他の実施の形態の概要を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1:回転筒 9:ホッパー 11:プッシャー 14:砂粒還流筒 19:第1の金網 20:回転体 21:バケット 23:樋 27:第2の金網 28:バーナー 32:ふるい 38:バケットコンベア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に投入口を他端に排出口を有する回
    転筒と、該回転筒内に前記投入口から被加熱物を供給す
    る被加熱物供給装置と、該被加熱物を加熱する加熱装置
    と、前記回転筒内に前記投入口から砂粒を供給する砂粒
    供給装置と、前記排出口から排出される排出物を被加熱
    処理済み物と前記砂粒とに分別する分別装置と、該砂粒
    を前記砂粒供給装置へ戻す砂粒搬送装置と、からなるロ
    ータリーキルン。
  2. 【請求項2】 前記砂粒搬送装置に前記砂粒を予熱する
    予熱装置を設けた請求項1記載のロータリーキルン。
  3. 【請求項3】 前記予熱装置が前記加熱装置の廃熱を利
    用して前記砂粒を予熱するようになっている請求項2記
    載のロータリーキルン。
JP24699096A 1996-08-28 1996-08-28 ロータリーキルン Pending JPH1073220A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24699096A JPH1073220A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 ロータリーキルン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24699096A JPH1073220A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 ロータリーキルン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1073220A true JPH1073220A (ja) 1998-03-17

Family

ID=17156743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24699096A Pending JPH1073220A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 ロータリーキルン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1073220A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4599540B2 (ja) 石炭灰処理設備
AU763616B2 (en) Method and apparatus for incineration of combustible waste during the manufacture of cement clinker
DK152578B (da) Fremgangsmaade til fremstilling af portlandcement
JP2004123513A (ja) 有機物を含む廃棄物の処理方法
TW201245092A (en) Waste-processing apparatus
CN108911473B (zh) 直接加热型污泥烘干炭化机构
JP3205770B2 (ja) 石炭灰の処理方法
JP3192301U (ja) きのこ廃培地乾燥装置
JPS6325250A (ja) 微粉材の焙焼装置
US3827379A (en) Rotary kiln type solid waste incinerating system and method
JPH1073220A (ja) ロータリーキルン
JP6534423B2 (ja) フライアッシュの冷却装置
US4089697A (en) Manufacture of Portland cement
JP2004188292A (ja) フライアッシュ処理装置、及びフライアッシュ処理方法
JP2004286387A (ja) 循環流動層ボイラにおける対流伝熱部の高温腐食対策及びクリーニングシステム
JP3892545B2 (ja) 軽量骨材の製造方法
JP3671096B2 (ja) セメントクリンカの製造方法
WO2024047614A1 (en) Method and apparatus for incineration of combustible waste during the manufacture of cement clinker
JPH10141620A (ja) 熱分解残留物の排出方法および廃棄物処理装置
JPH0745607Y2 (ja) アスファルト舗装廃材再生装置
JP4269525B2 (ja) 汚泥処理設備及び汚泥処理方法
JPS5929970A (ja) 泥状物乾燥方法及びその装置
CN104507878B (zh) 污泥处理设备及处理方法
JPH0232225B2 (ja)
JP2004286388A (ja) 循環流動層ボイラにおける対流伝熱部のクリーニングシステム