JPH1073208A - 高揮発分・高水分含有炭焚きバーナ - Google Patents
高揮発分・高水分含有炭焚きバーナInfo
- Publication number
- JPH1073208A JPH1073208A JP8228429A JP22842996A JPH1073208A JP H1073208 A JPH1073208 A JP H1073208A JP 8228429 A JP8228429 A JP 8228429A JP 22842996 A JP22842996 A JP 22842996A JP H1073208 A JPH1073208 A JP H1073208A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulverized coal
- fresh air
- nozzle
- coal
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
Abstract
(57)【要約】
【課題】 蒸気発生用の燃焼炉に適用される高揮発分・
高水分含有炭焚きバーナに関し、微粉炭混合気に大気以
上の酸素濃度のエアを供給し、安定した火炎を形成す
る。 【解決手段】 微粉炭ノズル０５の周囲にフレッシュエ
ア外筒３４を設け、フレッシュエア室３１を形成し、そ
の室内先端部には周囲に複数のフレッシュエア投入ノズ
ル３５を設け、フレッシュエア投入口３２を設ける。微
粉炭混合気２０はノズル０５内の微粉炭混合気通路２３
より炉内に供給され、フレッシュエア３３はエア室３
１、エア投入口３２より混合気２０の外表面側に吹き込
まれ、表面に高濃度酸素層を形成する。従って、炉内で
はまず高濃度酸素層に着火し、揮発分を燃焼し、続いて
燃焼用空気１６と混合気２０で拡散混合し、火炎が安定
する。
高水分含有炭焚きバーナに関し、微粉炭混合気に大気以
上の酸素濃度のエアを供給し、安定した火炎を形成す
る。 【解決手段】 微粉炭ノズル０５の周囲にフレッシュエ
ア外筒３４を設け、フレッシュエア室３１を形成し、そ
の室内先端部には周囲に複数のフレッシュエア投入ノズ
ル３５を設け、フレッシュエア投入口３２を設ける。微
粉炭混合気２０はノズル０５内の微粉炭混合気通路２３
より炉内に供給され、フレッシュエア３３はエア室３
１、エア投入口３２より混合気２０の外表面側に吹き込
まれ、表面に高濃度酸素層を形成する。従って、炉内で
はまず高濃度酸素層に着火し、揮発分を燃焼し、続いて
燃焼用空気１６と混合気２０で拡散混合し、火炎が安定
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は発電用、暖房用等の
蒸気発生を行う燃焼炉に適用される高揮発分・高水分含
有炭焚きバーナに関する。
蒸気発生を行う燃焼炉に適用される高揮発分・高水分含
有炭焚きバーナに関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は本発明の前提となる燃焼炉の系統
図、図４は図３に示す燃焼炉の系統に適用される従来の
バーナ風箱の断面図である。図１において、０１はボイ
ラ火炉、０２はバーナ風箱で内部の詳細は図４に示され
る。０３は微粉炭空気ノズル、０４は微粉炭空気ノズル
０３の外側に配置される空気ノズル、０５は微粉炭ノズ
ルで図４に示すようにバーナ風箱０２の中央部に設けら
れている。０６は排ガス煙道、０７は灰捕集装置、０８
は空気加熱器（ＡＨ）、０９は誘引通風機（ＩＤＦ）、
１０は押込送風機（ＦＤＦ）、１１は送風機１０と速通
する空気ダクト、１２は１次排ガスダクト、１３は石炭
粉砕機、１４は排炭機、１５は微粉炭供給管、１６は燃
焼用空気、１７は燃焼排ガス、１８は燃焼排ガス１７を
分岐した１次排ガスである。１９は石炭粉砕機１３へ供
給される石炭、２０は微粉炭ノズル０５へ供給される微
粉炭混合気、２１はボイラ火炉０１の炉内、２２は微粉
炭火炎、図４に示す２３は微粉炭ノズル０５内の微粉炭
混合気通路を示す。
図、図４は図３に示す燃焼炉の系統に適用される従来の
バーナ風箱の断面図である。図１において、０１はボイ
ラ火炉、０２はバーナ風箱で内部の詳細は図４に示され
る。０３は微粉炭空気ノズル、０４は微粉炭空気ノズル
０３の外側に配置される空気ノズル、０５は微粉炭ノズ
ルで図４に示すようにバーナ風箱０２の中央部に設けら
れている。０６は排ガス煙道、０７は灰捕集装置、０８
は空気加熱器（ＡＨ）、０９は誘引通風機（ＩＤＦ）、
１０は押込送風機（ＦＤＦ）、１１は送風機１０と速通
する空気ダクト、１２は１次排ガスダクト、１３は石炭
粉砕機、１４は排炭機、１５は微粉炭供給管、１６は燃
焼用空気、１７は燃焼排ガス、１８は燃焼排ガス１７を
分岐した１次排ガスである。１９は石炭粉砕機１３へ供
給される石炭、２０は微粉炭ノズル０５へ供給される微
粉炭混合気、２１はボイラ火炉０１の炉内、２２は微粉
炭火炎、図４に示す２３は微粉炭ノズル０５内の微粉炭
混合気通路を示す。
【０００３】上記の構成において、ボイラ火炉０１の炉
内２１において発生した燃焼排ガス１７は、ＩＤＦ０９
によって排ガス煙道０６を通して灰捕集装置０７で灰を
除去した後、ＡＨ０８へ送り込まれるが、ＡＨ０８上流
で分岐した１次排ガスダクト１２から燃焼排ガス１７の
一部が１次排ガス１８として分流される。
内２１において発生した燃焼排ガス１７は、ＩＤＦ０９
によって排ガス煙道０６を通して灰捕集装置０７で灰を
除去した後、ＡＨ０８へ送り込まれるが、ＡＨ０８上流
で分岐した１次排ガスダクト１２から燃焼排ガス１７の
一部が１次排ガス１８として分流される。
【０００４】ＡＨ０８へ送り込まれた燃焼排ガス１７
は、別途空気ダクト１１を経由してＦＤＦ１０によって
送り込まれてきた燃焼用空気１６を加熱昇温したあと大
気に放出される。
は、別途空気ダクト１１を経由してＦＤＦ１０によって
送り込まれてきた燃焼用空気１６を加熱昇温したあと大
気に放出される。
【０００５】一方、ＡＨ０８上流で分岐された１次排ガ
ス１８は、１次排ガスダクト１２を通して石炭粉砕機１
３へ送り込まれその持込み熱量によって別途石炭粉砕機
１３へ送り込まれてくる石炭１９を乾燥し、粉砕性能を
高める働きをする。
ス１８は、１次排ガスダクト１２を通して石炭粉砕機１
３へ送り込まれその持込み熱量によって別途石炭粉砕機
１３へ送り込まれてくる石炭１９を乾燥し、粉砕性能を
高める働きをする。
【０００６】石炭粉砕機１３によって微粉砕された石炭
１９は、排炭機１４によって１次排ガス１８と共に微粉
炭混合気２０として微粉炭供給管１５を通して微粉炭ノ
ズル０５へ送り込まれ、炉内２１へ吹き込まれる。
１９は、排炭機１４によって１次排ガス１８と共に微粉
炭混合気２０として微粉炭供給管１５を通して微粉炭ノ
ズル０５へ送り込まれ、炉内２１へ吹き込まれる。
【０００７】炉内２１へ吹き込まれた微粉炭混合気２０
は、図示されてない着火源によって着火し、火炎２２を
形成する。
は、図示されてない着火源によって着火し、火炎２２を
形成する。
【０００８】ＡＨ０８で加熱昇温された燃焼用空気１６
はバーナ風箱０２へ送り込まれ、図４に示すように配置
された微粉炭空気ノズル０３及び空気ノズル０４から炉
内２１へ吹き込まれて、形成された火炎２２の燃焼を継
続させる。
はバーナ風箱０２へ送り込まれ、図４に示すように配置
された微粉炭空気ノズル０３及び空気ノズル０４から炉
内２１へ吹き込まれて、形成された火炎２２の燃焼を継
続させる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】高揮発分・高水分含有
炭を使用する場合には、石炭粉砕機１３で粉砕する際に
石炭粉砕機１３内で乾燥に要する熱量を多く必要とする
ため、高温の１次排ガス１８を必要とする。しかし、こ
の石炭１９は、揮発分が高いため１次排ガス１８の含有
酸素濃度が高いと石炭粉砕機１３内火災あるいは爆発を
起こし、微粉炭供給管１５に微粉炭が堆積した場合は、
微粉炭供給管１５の過熱・焼損を引き起す恐れがある。
炭を使用する場合には、石炭粉砕機１３で粉砕する際に
石炭粉砕機１３内で乾燥に要する熱量を多く必要とする
ため、高温の１次排ガス１８を必要とする。しかし、こ
の石炭１９は、揮発分が高いため１次排ガス１８の含有
酸素濃度が高いと石炭粉砕機１３内火災あるいは爆発を
起こし、微粉炭供給管１５に微粉炭が堆積した場合は、
微粉炭供給管１５の過熱・焼損を引き起す恐れがある。
【００１０】上記の過熱・焼損を防止するために従来
は、高温の１次排ガス１８の含有酸素濃度を数％まで低
下させて使用してきた。その結果、微粉炭混合気２０の
燃焼速度が、１次排ガス１８に酸素濃度２１％のフレッ
シュエアを使用した場合の約１／６にも低下し、火炎２
２を形成させるためには強力な着火源をスタビライザと
して常用する必要があった。
は、高温の１次排ガス１８の含有酸素濃度を数％まで低
下させて使用してきた。その結果、微粉炭混合気２０の
燃焼速度が、１次排ガス１８に酸素濃度２１％のフレッ
シュエアを使用した場合の約１／６にも低下し、火炎２
２を形成させるためには強力な着火源をスタビライザと
して常用する必要があった。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するために、燃料として使用する石炭と高温空気
とを石炭粉砕機へ送り込み、石炭を微粉砕すると共に微
粉砕した石炭を同空気によって搬送し、微粉炭ノズルよ
り蒸気発生用の燃焼炉内へ吹き込んで燃焼に供するバー
ナにおいて、前記微粉炭ノズルの外周にフレッシュエア
室となる所定の間隙を保って配置されたフレッシュエア
外筒と；前記フレッシュエア室内の前記微粉炭ノズル先
端部の周囲に設けられ、前方へ向かって内壁面に接する
ように斜めに前記微粉炭ノズル壁を貫通する複数のフレ
ッシュエア吸入ノズルを設けてなり、前記フレッシュエ
ア室より前記フレッシュエア投入ノズルを通して大気以
上の酸素濃度を有するフレッシュエアを前記微粉炭ノズ
ル内の微粉炭混合気外表面側に吹き込み可能としたこと
を特徴とする高揮発分・高水分含有炭焚きバーナを提供
する。
を解決するために、燃料として使用する石炭と高温空気
とを石炭粉砕機へ送り込み、石炭を微粉砕すると共に微
粉砕した石炭を同空気によって搬送し、微粉炭ノズルよ
り蒸気発生用の燃焼炉内へ吹き込んで燃焼に供するバー
ナにおいて、前記微粉炭ノズルの外周にフレッシュエア
室となる所定の間隙を保って配置されたフレッシュエア
外筒と；前記フレッシュエア室内の前記微粉炭ノズル先
端部の周囲に設けられ、前方へ向かって内壁面に接する
ように斜めに前記微粉炭ノズル壁を貫通する複数のフレ
ッシュエア吸入ノズルを設けてなり、前記フレッシュエ
ア室より前記フレッシュエア投入ノズルを通して大気以
上の酸素濃度を有するフレッシュエアを前記微粉炭ノズ
ル内の微粉炭混合気外表面側に吹き込み可能としたこと
を特徴とする高揮発分・高水分含有炭焚きバーナを提供
する。
【００１２】本発明は上記のように、微粉炭ノズルの内
壁面に沿って複数のフレッシュエア投入ノズルを設け、
微粉炭混合気の表面側酸素濃度を高めるようにしたもの
であり、このような構成で、微粉炭ノズルの先端部近傍
で微粉炭混合気通路を流れてきた微粉炭混合気に微粉炭
ノズル内壁面に接するように設けたフレッシュエア投入
ノズルから大気以上の酸素濃度を有するフレッシュエア
を吹き込み、微粉炭混合気の表面側に高酸素濃度の微粉
炭混合気層を形成させる。
壁面に沿って複数のフレッシュエア投入ノズルを設け、
微粉炭混合気の表面側酸素濃度を高めるようにしたもの
であり、このような構成で、微粉炭ノズルの先端部近傍
で微粉炭混合気通路を流れてきた微粉炭混合気に微粉炭
ノズル内壁面に接するように設けたフレッシュエア投入
ノズルから大気以上の酸素濃度を有するフレッシュエア
を吹き込み、微粉炭混合気の表面側に高酸素濃度の微粉
炭混合気層を形成させる。
【００１３】微粉炭ノズルから炉内へ吹き込まれた微粉
炭混合気は着火源によって表面側の高酸素濃度層に着火
し、先づは揮発分燃焼が始まる。続いて、微粉炭空気ノ
ズルから供給される燃焼用空気と微粉炭混合気の拡散混
合が進み着火部近傍の燃焼が継続される。この結果、安
定した火炎が形成される。
炭混合気は着火源によって表面側の高酸素濃度層に着火
し、先づは揮発分燃焼が始まる。続いて、微粉炭空気ノ
ズルから供給される燃焼用空気と微粉炭混合気の拡散混
合が進み着火部近傍の燃焼が継続される。この結果、安
定した火炎が形成される。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて具体的に説明する。図１は本発明の実
施の一形態に係る高揮発分・高水分含有炭焚きバーナの
断面図、図２はそのＡ−Ａ矢視図である。本実施の一形
態に係るバーナは図３に示す燃焼炉の系統に適用される
もので、符号０１乃至０９、１０乃至２３は従来のもの
と同一であるのでそれらの詳しい説明は省略し、そのま
ま引用して説明するが、本発明の特徴部分は符号３１乃
至３５に示す部分である。以下これらの部分につき詳し
く説明する。
て図面に基づいて具体的に説明する。図１は本発明の実
施の一形態に係る高揮発分・高水分含有炭焚きバーナの
断面図、図２はそのＡ−Ａ矢視図である。本実施の一形
態に係るバーナは図３に示す燃焼炉の系統に適用される
もので、符号０１乃至０９、１０乃至２３は従来のもの
と同一であるのでそれらの詳しい説明は省略し、そのま
ま引用して説明するが、本発明の特徴部分は符号３１乃
至３５に示す部分である。以下これらの部分につき詳し
く説明する。
【００１５】両図において、３１はフレッシュエア室
で、フレッシュエア外筒３４を微粉炭ノズル０５の外囲
に一定の間隙を保って形成される。３５はフレッシュエ
ア投入ノズルであり、フレッシュエア室３１内の微粉炭
ノズル０５の先端部に設けられ、フレッシュエア投入口
３２を形成している。３３はフレッシュエアで、フレッ
シュエア室３１を通り、フレッシュエア投入口３２より
フレッシュエア３３を微粉炭ノズル０５内に導く。
で、フレッシュエア外筒３４を微粉炭ノズル０５の外囲
に一定の間隙を保って形成される。３５はフレッシュエ
ア投入ノズルであり、フレッシュエア室３１内の微粉炭
ノズル０５の先端部に設けられ、フレッシュエア投入口
３２を形成している。３３はフレッシュエアで、フレッ
シュエア室３１を通り、フレッシュエア投入口３２より
フレッシュエア３３を微粉炭ノズル０５内に導く。
【００１６】フレッシュエア投入口３２は図２に示すよ
うに微粉炭ノズル０５の内周面に全周にわたって複数個
（図では１２個）のフレッシュエア投入ノズル３５を配
置して構成している。
うに微粉炭ノズル０５の内周面に全周にわたって複数個
（図では１２個）のフレッシュエア投入ノズル３５を配
置して構成している。
【００１７】上記のように本実施の形態におけるバーナ
は、微粉炭ノズル０５の外周にフレッシュエア外筒３４
を配し、フレッシュエア外筒３４と微粉炭ノズル０５間
にフレッシュエア室３１を設け、図示されてないフレッ
シュエア供給設備からフレッシュエア３３を供給する。
送り込まれてきたフレッシュエア３３は、微粉炭ノズル
０５の先端部近傍で、微粉炭ノズル０５の内壁面に接す
るように設けた複数のフレッシュエア投入ノズル３５か
ら微粉炭混合気２０の表面側に吹き込まれ、微粉炭混合
気２０の表面側に高酸素濃度層を形成させる。なお、フ
レッシュエア３３は大気以上の酸素濃度を有する気体で
ある。
は、微粉炭ノズル０５の外周にフレッシュエア外筒３４
を配し、フレッシュエア外筒３４と微粉炭ノズル０５間
にフレッシュエア室３１を設け、図示されてないフレッ
シュエア供給設備からフレッシュエア３３を供給する。
送り込まれてきたフレッシュエア３３は、微粉炭ノズル
０５の先端部近傍で、微粉炭ノズル０５の内壁面に接す
るように設けた複数のフレッシュエア投入ノズル３５か
ら微粉炭混合気２０の表面側に吹き込まれ、微粉炭混合
気２０の表面側に高酸素濃度層を形成させる。なお、フ
レッシュエア３３は大気以上の酸素濃度を有する気体で
ある。
【００１８】上記のように表面側に高酸素濃度層を形成
した微粉炭混合気２０は、微粉炭ノズル０５から炉内２
１へ吹き込まれる。炉内２１へ吹き込まれた微粉炭混合
気２０は図示されてない着火源によって表面側の高酸素
濃度層に着火し、先づは揮発分燃焼が始まる。
した微粉炭混合気２０は、微粉炭ノズル０５から炉内２
１へ吹き込まれる。炉内２１へ吹き込まれた微粉炭混合
気２０は図示されてない着火源によって表面側の高酸素
濃度層に着火し、先づは揮発分燃焼が始まる。
【００１９】続いて、微粉炭空気ノズル０３から供給さ
れる燃焼用空気１６と微粉炭混合気２０の拡散混合が進
み、着火部近傍の燃焼が継続され、安定した火炎が形成
される。
れる燃焼用空気１６と微粉炭混合気２０の拡散混合が進
み、着火部近傍の燃焼が継続され、安定した火炎が形成
される。
【００２０】
【発明の効果】以上、具体的に説明したように、本発明
は、石炭粉砕機で微粉砕した石炭を高温空気で微粉炭ノ
ズルより蒸気発生用の燃焼炉に吹き込んで燃焼に供する
バーナにおいて、微粉炭ノズルの外周にフレッシュエア
外筒を設けてフレッシュエア室を形成し、フレッシュエ
ア室内の微粉炭ノズル先端部に複数のフレッシュエア投
入ノズルを設ける構成としたので、フレッシュエア投入
ノズルより大気以上の酸素濃度を有するフレッシュエア
を吹き込んで微粉炭混合気の表面側に高酸素濃度層を設
けることにより安定した火炎の形成が可能となった。
は、石炭粉砕機で微粉砕した石炭を高温空気で微粉炭ノ
ズルより蒸気発生用の燃焼炉に吹き込んで燃焼に供する
バーナにおいて、微粉炭ノズルの外周にフレッシュエア
外筒を設けてフレッシュエア室を形成し、フレッシュエ
ア室内の微粉炭ノズル先端部に複数のフレッシュエア投
入ノズルを設ける構成としたので、フレッシュエア投入
ノズルより大気以上の酸素濃度を有するフレッシュエア
を吹き込んで微粉炭混合気の表面側に高酸素濃度層を設
けることにより安定した火炎の形成が可能となった。
【図１】本発明の実施の一形態に係る高揮発分・高水分
含有炭焚きバーナの断面図である。
含有炭焚きバーナの断面図である。
【図２】図１におけるＡ−Ａ矢視図である。
【図３】本発明の高揮発分・高水分含有炭焚きバーナが
適用される燃焼炉バーナの系統図である。
適用される燃焼炉バーナの系統図である。
【図４】従来の燃焼炉バーナに適用されるバーナ風箱の
断面図である。
断面図である。
０３ 微粉炭空気ノズル ０５ 微粉炭ノズル １６ 燃焼用空気 ２０ 微粉炭混合気 ２３ 微粉炭混合気通路 ３１ フレッシュエア室 ３２ フレッシュエア投入口 ３３ フレッシュエア ３４ フレッシュエア外筒 ３５ フレッシュエア投入ノズル
Claims (1)
- 【請求項１】 燃料として使用する石炭と高温空気とを
石炭粉砕機へ送り込み、石炭を微粉砕すると共に微粉砕
した石炭を同空気によって搬送し、微粉炭ノズルより蒸
気発生用の燃焼炉内へ吹き込んで燃焼に供するバーナに
おいて、前記微粉炭ノズルの外周にフレッシュエア室と
なる所定の間隙を保って配置されたフレッシュエア外筒
と；前記フレッシュエア室内の前記微粉炭ノズル先端部
の周囲に設けられ、前方へ向って内壁面に接するように
斜めに前記微粉炭ノズル壁を貫通する複数のフレッシュ
エア吸入ノズルを設けてなり、前記フレッシュエア室よ
り前記フレッシュエア投入ノズルを通して大気以上の酸
素濃度を有するフレッシュエアを前記微粉炭ノズル内の
微粉炭混合気外表面側に吹き込み可能としたことを特徴
とする高揮発分・高水分含有炭焚きバーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22842996A JP3469003B2 (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 高揮発分・高水分含有炭焚きバーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22842996A JP3469003B2 (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 高揮発分・高水分含有炭焚きバーナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1073208A true JPH1073208A (ja) | 1998-03-17 |
| JP3469003B2 JP3469003B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=16876353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22842996A Expired - Fee Related JP3469003B2 (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 高揮発分・高水分含有炭焚きバーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3469003B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002012791A1 (en) * | 2000-08-04 | 2002-02-14 | Babcock-Hitachi Kabushiki Kaisha | Solid fuel burner and combustion method using solid fuel burner |
| US7028622B2 (en) * | 2003-04-04 | 2006-04-18 | Maxon Corporation | Apparatus for burning pulverized solid fuels with oxygen |
| KR100688624B1 (ko) | 2004-10-06 | 2007-03-02 | 선경중공업(주) | 미분연료 버너의 노즐팁 |
| WO2013010303A1 (zh) * | 2011-07-15 | 2013-01-24 | 马鞍山科达洁能股份有限公司 | 燃烧喷嘴及煤气化炉 |
| JP2014070772A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Babcock-Hitachi Co Ltd | 固体燃料バーナを備えた燃焼装置とその運転方法 |
| JP2016156530A (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 燃焼バーナ、ボイラ、及び燃料ガスの燃焼方法 |
-
1996
- 1996-08-29 JP JP22842996A patent/JP3469003B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002012791A1 (en) * | 2000-08-04 | 2002-02-14 | Babcock-Hitachi Kabushiki Kaisha | Solid fuel burner and combustion method using solid fuel burner |
| US6715432B2 (en) | 2000-08-04 | 2004-04-06 | Babcock-Hitachi Kabushiki Kaisha | Solid fuel burner and method of combustion using solid fuel burner |
| CN100453901C (zh) * | 2000-08-04 | 2009-01-21 | 巴布考克日立株式会社 | 固体燃料燃烧器及使用固定燃料燃烧器的燃烧方法 |
| JP4969015B2 (ja) * | 2000-08-04 | 2012-07-04 | バブコック日立株式会社 | 固体燃料バーナと固体燃料バーナを用いた燃焼方法 |
| US7028622B2 (en) * | 2003-04-04 | 2006-04-18 | Maxon Corporation | Apparatus for burning pulverized solid fuels with oxygen |
| US9353941B2 (en) | 2003-04-04 | 2016-05-31 | Honeywell International Inc. | Apparatus for burning pulverized solid fuels with oxygen |
| US9822967B2 (en) | 2003-04-04 | 2017-11-21 | Honeywell International Inc. | Apparatus for burning pulverized solid fuels with oxygen |
| KR100688624B1 (ko) | 2004-10-06 | 2007-03-02 | 선경중공업(주) | 미분연료 버너의 노즐팁 |
| WO2013010303A1 (zh) * | 2011-07-15 | 2013-01-24 | 马鞍山科达洁能股份有限公司 | 燃烧喷嘴及煤气化炉 |
| JP2014070772A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Babcock-Hitachi Co Ltd | 固体燃料バーナを備えた燃焼装置とその運転方法 |
| JP2016156530A (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 燃焼バーナ、ボイラ、及び燃料ガスの燃焼方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3469003B2 (ja) | 2003-11-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1243549A (en) | Coal fired furnace light-off and stabilization using microfine pulverized coal | |
| BG64878B1 (bg) | Горелка за твърдо гориво и метод за регулиране нагоренето, осъществявано от горелката за твърдо гориво | |
| JPH0126447B2 (ja) | ||
| JPH1073208A (ja) | 高揮発分・高水分含有炭焚きバーナ | |
| JPH05240408A (ja) | 炉への燃料供給方法および炉の運転装置 | |
| JP2002243110A (ja) | 微粉炭ボイラー | |
| JP2901951B2 (ja) | 蒸気ジェット噴流噴射装置及びそれを用いた濃縮乾燥粉砕装置 | |
| JPS6017611A (ja) | 固形燃料の燃焼方法及びそれに用いる装置 | |
| KR102348745B1 (ko) | 마일드 연소 기술과 배가스 잠열 회수를 통한 고효율 저배출 목재 보일러 | |
| JP2004169956A (ja) | 廃棄物焼却炉の操業方法及びその焼却炉 | |
| JPH06159613A (ja) | 低ＮＯｘ燃焼法及びそのバーナ | |
| JP2005226970A (ja) | 火格子式廃棄物焼却炉及びその操業方法 | |
| CN104781606B (zh) | 用于运行蒸汽发生器的方法 | |
| JPS5523869A (en) | Low nox burner | |
| JPH08270906A (ja) | 粉体燃料バーナ装置 | |
| JPH05272709A (ja) | 微粉炭燃焼装置 | |
| JPH06272828A (ja) | 点火ガスバーナ | |
| JPS6026261Y2 (ja) | 定熱乾燥焼却装置 | |
| JPS58102008A (ja) | 流動層ボイラの起動方法 | |
| SU846924A1 (ru) | Способ работы котельного агрегата | |
| JPS6026345Y2 (ja) | 熱風発生装置 | |
| SU1550285A2 (ru) | Система пылеприготовлени котла | |
| SU1657908A1 (ru) | Сушильна установка дл древесных материалов | |
| RU2087799C1 (ru) | Способ сжигания пылевидного топлива | |
| JPS5721714A (en) | Pulverized coal firing boiler |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030812 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080905 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080905 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090905 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090905 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100905 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |