JPH1073111A - ね じ - Google Patents

ね じ

Info

Publication number
JPH1073111A
JPH1073111A JP22800096A JP22800096A JPH1073111A JP H1073111 A JPH1073111 A JP H1073111A JP 22800096 A JP22800096 A JP 22800096A JP 22800096 A JP22800096 A JP 22800096A JP H1073111 A JPH1073111 A JP H1073111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
screw
angle
head
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22800096A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Nakajima
島 正 典 中
Toshiaki Mochizuki
月 俊 顯 望
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
K MAC KK
MOCHIZUKI RASEN KK
Original Assignee
K MAC KK
MOCHIZUKI RASEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by K MAC KK, MOCHIZUKI RASEN KK filed Critical K MAC KK
Priority to JP22800096A priority Critical patent/JPH1073111A/ja
Publication of JPH1073111A publication Critical patent/JPH1073111A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、締め付け作業が容易で、しかも、保
持力を増大させることができるねじを提供することを目
的としている。 【解決手段】ねじ1は、頭部2に近い側のねじ山(4
k、4j)の形状と頭部2に遠い側のねじ山(4a、4
b、4c、4d、4e、4f、4g、4h、4i)の形
状を異ならせると共に頭部2に遠い側のねじ山(4a、
4b、4c、4d、4e、4f、4g、4h、4i)に
あっては、ねじ山の角度をねじみぞ41に近い側と遠い側
で異ならせ、ねじみぞ41に遠い側のねじ山の角度をねじ
みぞ41に近い側のねじ山の角度より小さく形成し、頭部
2に近い側のねじ山の角度を頭部2に遠い側のねじ山で
あってねじみぞ41に近い側のねじ山の角度と同じか又は
大きく形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ねじに係り、特に、締め付け作
業が容易で、しかも、保持力を増大させることができる
ねじに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家具等に使用されるねじにおいて
は、ねじ山の角度は一定(例えば、60°)である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、上述した角
度よりねじ山の角度を大きくしようとすれば、抵抗が大
きくなり締め付け作業性が悪くなり、逆に、上述した角
度よりねじ山の角度を小さくしようとすれば、抵抗が小
さくなる分、締め付け作業性が良くなるが、締め付けに
よる保持力が低下してしまうという問題点を有してい
る。
【0004】本発明は、上記欠点を解消するようにした
ねじを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のねじは、ねじ山の角度をねじの先端に近い
側と遠い側で異ならせ、前記ねじの先端に近い側のねじ
山の角度を前記ねじの先端に遠い側のねじ山の角度より
小さく形成したものである。
【0006】また、本発明のねじは、ねじ山の角度をね
じみぞに近い側と遠い側で異ならせ、前記ねじみぞに遠
い側のねじ山の角度を前記ねじみぞに近い側のねじ山の
角度より小さく形成したものである。
【0007】また、本発明のねじは、頭部に近い側のね
じ山の形状と頭部に遠い側のねじ山の形状を異ならせる
と共に前記頭部に遠い側のねじ山にあっては、ねじ山の
角度をねじみぞに近い側と遠い側で異ならせ、前記ねじ
みぞに遠い側のねじ山の角度を前記ねじみぞに近い側の
ねじ山の角度より小さく形成し、前記頭部に近い側のね
じ山の角度を前記頭部に遠い側のねじ山であって前記ね
じみぞに近い側のねじ山の角度と同じか又は大きく形成
したものである。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例のねじについて、図面を参
照して説明する。
【0009】(実施例1)図1乃至図3において、1は
ねじで、ねじ1は、例えば、家具、蝶番等に使用される
もので、材質は、例えば、オ−ステナイト系ステンレス
鋼である。
【0010】ねじ1は、一端に頭部2が形成され、頭部
2には、図示しない四角穴が設けられ、十字穴つぶれの
ような作業トラブルがないようにしている。
【0011】頭部2は、ねじ山が形成されていないねじ
シャフト3に接続し、シャフト3はねじ部4に接続され
ている。
【0012】ねじ部4においては、ねじの先端に近い側
(例えば、図1で言えば、ねじ山4a、4b、4c、4
d、4e、4f、4g、4h、4i)と遠い側(例え
ば、図1で言えば、ねじ山4j、4k)では、ねじ山の
角度が異なっている。
【0013】ねじの先端に近い側のねじ山の角度をねじ
の先端に遠い側のねじ山の角度より小さく形成してい
る。具体的に図1、図2及び図3で言えば、ねじの先端
に近い側のねじ山4a、4b、4c、4d、4e、4
f、4g、4h、4iのねじ山の角度Xを、例えば、4
0°、ねじの先端に遠い側のねじ山4j、4kの角度Y
を、例えば、80°としている。
【0014】従って、このように形成されたねじ1を相
手材、例えば、木材に締め付けていくと、ねじの先端に
近い側のねじ山4a、4b、4c、4d、4e、4f、
4g、4h、4iの角度Xを小さく(細く)して抵抗を
小さくして入り易く、締め付け作業が容易となる。な
お、抵抗が小さい分、締め付けによる保持力が低下し緩
み易くなるが、ねじの先端に遠い側、つまり、頭部2に
近い側のねじ山4j、4kの角度Yを大きく形成し、抵
抗を大きくして、例えば、相手が木材であれば、木材を
大きく押し広げて、締め付けによる保持力を増大させて
緩みにくくすることができる。
【0015】(実施例2)実施例1においては、ねじの
先端に近い側のねじ山の角度をねじの先端に遠い側のね
じ山の角度より小さく形成したが、実施例2において
は、ねじ山の角度をねじみぞに近い側と遠い側で異なら
せ、ねじみぞに遠い側のねじ山の角度をねじみぞに近い
側のねじ山の角度より小さく形成したものである。
【0016】即ち、図4及び図5において、1はねじ
で、ねじ1は、前述と同様、例えば、家具、蝶番等に使
用されるもので、材質は、例えば、オ−ステナイト系ス
テンレス鋼である。
【0017】ねじ1は、一端に頭部2が形成され、頭部
2には、図示しない四角穴が設けられ、十字穴つぶれの
ような作業トラブルがないようにしている。
【0018】頭部2は、ねじ山が形成されていないねじ
シャフト3に接続し、シャフト3はねじ部4に接続され
ている。
【0019】ねじ山4gの角度をねじみぞ41に近い側と
遠い側で異ならせ、ねじみぞ41に遠い側のねじ山4gの
角度M(例えば、40°)をねじみぞ41に近い側のねじ
山4gの角度L(例えば、80°)より小さく形成した
ものである。
【0020】実施例2のねじ1は、実施例1のねじ1と
同様に、ねじ1を相手材、例えば、木材に締め付けてい
くと、ねじみぞ41に遠い側のねじ山の角度Mを小さく
(細く)して抵抗を小さくして入り易く、締め付け作業
が容易となる。なお、抵抗が小さい分、締め付けによる
保持力が低下し緩み易くなるが、ねじみぞ41に近い側の
ねじ山の角度Lを大きく形成し、抵抗を大きくして、例
えば、相手が木材であれば、木材を大きく押し広げて、
締め付けによる保持力を増大させて緩みにくくすること
ができる。
【0021】(実施例3)実施例3は、前述した実施例
1及び実施例2を組み合わせたもので、頭部2に近い側
のねじ山(例えば、図6及び図8で言えば、ねじ山4
k、4j)の形状と頭部2に遠い側のねじ山(例えば、
図6及び図7で言えば、ねじ山4a、4b、4c、4
d、4e、4f、4g、4h、4i)の形状を異ならせ
ている。
【0022】そして、頭部2に遠い側のねじ山(例え
ば、図6及び図7で言えば、ねじ山4a、4b、4c、
4d、4e、4f、4g、4h、4i)にあっては、ね
じ山の角度をねじみぞ41に近い側と遠い側で異ならせて
いる。つまり、ねじみぞ41に遠い側のねじ山の角度M
(例えば、40°)をねじみぞ41に近い側のねじ山の角
度L(例えば、80°)より小さく形成している。
【0023】また、頭部2に近い側のねじ山(例えば、
図6及び図8で言えば、ねじ山4k、4j)の角度Y
(例えば、80°)を頭部2に遠い側のねじ山(例え
ば、図6及び図7で言えば、ねじ山4a、4b、4c、
4d、4e、4f、4g、4h、4i)であってねじみ
ぞ41に近い側のねじ山の角度L(例えば、80°)と同
じとしている。場合により、頭部2に近い側のねじ山
(例えば、図6及び図8で言えば、ねじ山4k、4j)
の角度Yをねじみぞ41に近い側のねじ山の角度L(例え
ば、80°)より大きく形成しても良い。
【0024】この実施例3のねじ1においては、実施例
1のねじ1に比較し、ねじみぞ41に遠い側のねじ山の角
度Mをねじみぞ41に近い側のねじ山の角度Lより小さく
形成した分、締め付け作業をより容易にすることがで
き、また、実施例2のねじ1に比較し、頭部2に近い側
のねじ山の形状と頭部2に遠い側のねじ山の形状を異な
らせ、しかも、頭部2に近い側のねじ山の角度Yを頭部
2に遠い側のねじ山であってねじみぞ41に近い側のねじ
山の角度Lと同じか又は大きく形成した分、締め付けに
よる保持力をより増大させて緩みにくくすることができ
る。
【0025】なお、上述した実施例1〜実施例3のねじ
1の頭部2は、ねじ山が形成されていないねじシャフト
3に接続し、シャフト3はねじ部4に接続されている
が、本発明のねじにあっては、これに限定されることな
く、例えば、ねじ山が形成されていないねじシャフト3
をなくし、頭部2の近傍にねじ部4を設けた所謂全ねじ
タイプのねじにも同様に適用できるものである。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ねじ山の
角度をねじの先端に近い側と遠い側で異ならせ、前記ね
じの先端に近い側のねじ山の角度を前記ねじの先端に遠
い側のねじ山の角度より小さく形成したから、ねじの先
端に近い側のねじ山の角度を小さく(細く)して抵抗を
小さくして入り易くし、締め付け作業を容易にし、抵抗
が小さい分、締め付けによる保持力が低下し緩み易くな
るが、ねじの先端に遠い側、つまり、頭部に近い側のね
じ山の角度を大きく形成し、抵抗を大きくして、例え
ば、相手が木材であれば、木材を大きく押し広げて、締
め付けによる保持力を増大させて緩みにくくすることが
できる。
【0027】また、請求項2記載の発明によれば、ねじ
山の角度をねじみぞに近い側と遠い側で異ならせ、前記
ねじみぞに遠い側のねじ山の角度を前記ねじみぞに近い
側のねじ山の角度より小さく形成したから、ねじみぞに
遠い側のねじ山の角度を小さく(細く)して抵抗を小さ
くして入り易くし、締め付け作業を容易にし、抵抗が小
さい分、締め付けによる保持力が低下し緩み易くなる
が、ねじみぞに近い側のねじ山の角度を大きく形成し、
抵抗を大きくして、例えば、相手が木材であれば、木材
を大きく押し広げて、締め付けによる保持力を増大させ
て緩みにくくすることができる。
【0028】また、請求項3記載の発明によれば、頭部
に近い側のねじ山の形状と頭部に遠い側のねじ山の形状
を異ならせると共に前記頭部に遠い側のねじ山にあって
は、ねじ山の角度をねじみぞに近い側と遠い側で異なら
せ、前記ねじみぞに遠い側のねじ山の角度を前記ねじみ
ぞに近い側のねじ山の角度より小さく形成し、前記頭部
に近い側のねじ山の角度を前記頭部に遠い側のねじ山で
あって前記ねじみぞに近い側のねじ山の角度と同じか又
は大きく形成したものであるから、請求項1記載の発明
に比較し、ねじみぞに遠い側のねじ山の角度をねじみぞ
に近い側のねじ山の角度より小さく形成した分、締め付
け作業をより容易にすることができ、また、請求項2記
載の発明に比較し、頭部に近い側のねじ山の形状と頭部
に遠い側のねじ山の形状を異ならせ、しかも、頭部に近
い側のねじ山の角度を頭部に遠い側のねじ山であって前
記ねじみぞに近い側のねじ山の角度と同じか又は大きく
形成した分、締め付けによる保持力をより増大させて緩
みにくくすることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例のねじの概略的正面
図である。
【図2】図2は、図1のA付近を拡大して示す概略的一
部拡大正面図である。
【図3】図3は、図1のB付近を拡大して示す概略的一
部拡大正面図である。
【図4】図4は、図1記載と異なる発明の一実施例のね
じの概略的正面図である。
【図5】図5は、図4のC付近を拡大して示す概略的一
部拡大正面図である。
【図6】図6は、図4記載と異なる発明の一実施例のね
じの概略的正面図である。
【図7】図7は、図6のC付近を拡大して示す概略的一
部拡大正面図である。
【図8】図8は、図6のD付近を拡大して示す概略的一
部拡大正面図である。
【符号の説明】
1 ねじ 2 頭部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ねじ山の角度をねじの先端に近い側と遠い
    側で異ならせ、前記ねじの先端に近い側のねじ山の角度
    を前記ねじの先端に遠い側のねじ山の角度より小さく形
    成したことを特徴とするねじ。
  2. 【請求項2】ねじ山の角度をねじみぞに近い側と遠い側
    で異ならせ、前記ねじみぞに遠い側のねじ山の角度を前
    記ねじみぞに近い側のねじ山の角度より小さく形成した
    ことを特徴とするねじ。
  3. 【請求項3】頭部に近い側のねじ山の形状と頭部に遠い
    側のねじ山の形状を異ならせると共に前記頭部に遠い側
    のねじ山にあっては、ねじ山の角度をねじみぞに近い側
    と遠い側で異ならせ、前記ねじみぞに遠い側のねじ山の
    角度を前記ねじみぞに近い側のねじ山の角度より小さく
    形成し、 前記頭部に近い側のねじ山の角度を前記頭部に遠い側の
    ねじ山であって前記ねじみぞに近い側のねじ山の角度と
    同じか又は大きく形成したことを特徴とするねじ。
JP22800096A 1996-08-29 1996-08-29 ね じ Pending JPH1073111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22800096A JPH1073111A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 ね じ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22800096A JPH1073111A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 ね じ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1073111A true JPH1073111A (ja) 1998-03-17

Family

ID=16869615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22800096A Pending JPH1073111A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 ね じ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1073111A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106763065A (zh) * 2016-12-12 2017-05-31 上海翔锐紧固件有限公司 一种可用于混凝土的自攻锁附螺纹

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106763065A (zh) * 2016-12-12 2017-05-31 上海翔锐紧固件有限公司 一种可用于混凝土的自攻锁附螺纹

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20010028836A1 (en) Pull stud bolt
JPH1073111A (ja) ね じ
JPH1162934A (ja) 転造ねじとその製造方法
JP2002089526A (ja) タッピンねじ
JP2001107932A (ja) ネ ジ
JP4220610B2 (ja) ネジおよびドライバビット
JPH10103323A (ja) タッピンねじ
US20010053318A1 (en) Male screw
JPH0342964Y2 (ja)
JP2000136814A (ja) ね じ
JPH0921185A (ja) かま継手
JP3970015B2 (ja) ねじ釘
JP3060256U (ja) 緩み止め機能付木ねじ
JP2001140831A (ja) ドリルねじ
JPH0134965Y2 (ja)
JP2585945Y2 (ja) 中空円形状の縦横連結部材の連結構造
KR100501488B1 (ko) 도어트림 장착용 그로메트 구조
JPH10311316A (ja) タイトフレーム用剣先ボルト
JP3081174U (ja) 緩み防止ねじ
ATE261566T1 (de) Verschlusselement für eine stufenbohrung eines bauteils
JPH11182521A (ja) ね じ
JPH0886306A (ja) ロックねじ
JPH0410010Y2 (ja)
JP2002235718A (ja) ね じ
JP3785305B2 (ja) ドライバビット