JPH1071732A - ドットラインプリンタ - Google Patents
ドットラインプリンタInfo
- Publication number
- JPH1071732A JPH1071732A JP8229495A JP22949596A JPH1071732A JP H1071732 A JPH1071732 A JP H1071732A JP 8229495 A JP8229495 A JP 8229495A JP 22949596 A JP22949596 A JP 22949596A JP H1071732 A JPH1071732 A JP H1071732A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- coil
- hammer
- radiation fin
- dot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Impact Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、高速、高密度印刷においても常に
高品質の印字をするドットラインプリンタを提供するこ
とを課題としたものである。 【解決手段】 コイルと放熱フィンとの間にサーモモジ
ュールを実装することにより、コイルより発生する熱を
強制的に吸熱し、放熱フィンに放熱するようにしたもの
である。
高品質の印字をするドットラインプリンタを提供するこ
とを課題としたものである。 【解決手段】 コイルと放熱フィンとの間にサーモモジ
ュールを実装することにより、コイルより発生する熱を
強制的に吸熱し、放熱フィンに放熱するようにしたもの
である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は行方向に沿って並べ
て設けられた複数のスプリングチャージ式ドット印字ハ
ンマを保持したハンマバンクを、行方向に沿って往復移
動させ、この往復移動の過程でドット行を印字するドッ
トラインプリンタに関するものである。
て設けられた複数のスプリングチャージ式ドット印字ハ
ンマを保持したハンマバンクを、行方向に沿って往復移
動させ、この往復移動の過程でドット行を印字するドッ
トラインプリンタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】スプリングチャージ式ドットラインプリ
ンタでは、図２に示すように、板バネ５と印字ピン６か
らなるドット印字ハンマが、印字行に沿って所定ピッチ
で並べて配置されており、該ドット印字ハンマの一方は
ヨーク３にて固定され、他方は磁気吸引力を発生する磁
石手段２によりヨーク１（非印字位置）に吸着保持され
ている。
ンタでは、図２に示すように、板バネ５と印字ピン６か
らなるドット印字ハンマが、印字行に沿って所定ピッチ
で並べて配置されており、該ドット印字ハンマの一方は
ヨーク３にて固定され、他方は磁気吸引力を発生する磁
石手段２によりヨーク１（非印字位置）に吸着保持され
ている。
【０００３】各印字ハンマには夫々対応して釈放用電磁
コイル７（以下コイルという）が設けられており、所定
幅のパルス電流が該コイル７に供給されると、前記磁石
手段２の磁界を打ち消して前記印字ハンマを釈放飛行さ
せ、印字を行う。
コイル７（以下コイルという）が設けられており、所定
幅のパルス電流が該コイル７に供給されると、前記磁石
手段２の磁界を打ち消して前記印字ハンマを釈放飛行さ
せ、印字を行う。
【０００４】かかるドットラインプリンタにおいて、印
字駆動を行う際、前記コイル７には熱が発生するが、従
来はコイル７に放熱フィン９を装着し、該放熱フィン９
に熱を自然伝導させて風を当てることにより、コイル７
を冷却していた。
字駆動を行う際、前記コイル７には熱が発生するが、従
来はコイル７に放熱フィン９を装着し、該放熱フィン９
に熱を自然伝導させて風を当てることにより、コイル７
を冷却していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のドットラインプリンタには次のような問題がある。
のドットラインプリンタには次のような問題がある。
【０００６】印字速度の高速化に伴い、印字ハンマ駆動
周期があがり、単位時間当たりの駆動数が多くなると、
コイルの発熱量が増加する。
周期があがり、単位時間当たりの駆動数が多くなると、
コイルの発熱量が増加する。
【０００７】その結果、空冷による冷却を行っても放熱
に対して発熱の割合が高くなり、高温となってしまい、
ハンマの熱変形等による印字品質の劣下及びハンマ吸着
面の寿命低下等を引き起こす問題があった。そこで、コ
イルの発熱を所定量に抑えるために、単位時間当たりの
駆動数をカウントし、ある一定以上駆動させないように
駆動数の制限を行っていた。しかしながら、本制限を行
うことにより、印刷速度が低下するという問題がある。
に対して発熱の割合が高くなり、高温となってしまい、
ハンマの熱変形等による印字品質の劣下及びハンマ吸着
面の寿命低下等を引き起こす問題があった。そこで、コ
イルの発熱を所定量に抑えるために、単位時間当たりの
駆動数をカウントし、ある一定以上駆動させないように
駆動数の制限を行っていた。しかしながら、本制限を行
うことにより、印刷速度が低下するという問題がある。
【０００８】本発明は、コイルの駆動数が多くなり発熱
量が増加しても、強制吸熱することでコイルの温度上昇
を抑制し、熱影響による印字品質の低下及びハンマ吸着
面の寿命低下等を防止することを課題とする。
量が増加しても、強制吸熱することでコイルの温度上昇
を抑制し、熱影響による印字品質の低下及びハンマ吸着
面の寿命低下等を防止することを課題とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、板バネ
と印字ピンで構成されており、印字行に沿って所定ピッ
チで並べて配置された複数のドット印字ハンマと、該ド
ット印字ハンマを固定するためのヨークと、前記印字ハ
ンマを非印字位置に保持するために磁気吸引力を発生す
る磁石手段と、前記印字ハンマを駆動するために各印字
ハンマに対応して設けられ、所定幅のパルス電流の供給
によって前記磁石手段の磁界を打ち消す釈放用電磁コイ
ルと、該釈放用電磁コイルの発生する熱を放熱させるた
めの放熱フィンとを有するハンマバンクを、行方向に沿
って往復移動させ、この往復移動の過程で前記各印字ハ
ンマを駆動して印字するドットラインプリンタにおい
て、前記釈放用電磁コイルと前記放熱フィンの間に釈放
用電磁コイルの熱を強制的に吸熱させるためのサーモモ
ジュールを実装ことにより達成される。
と印字ピンで構成されており、印字行に沿って所定ピッ
チで並べて配置された複数のドット印字ハンマと、該ド
ット印字ハンマを固定するためのヨークと、前記印字ハ
ンマを非印字位置に保持するために磁気吸引力を発生す
る磁石手段と、前記印字ハンマを駆動するために各印字
ハンマに対応して設けられ、所定幅のパルス電流の供給
によって前記磁石手段の磁界を打ち消す釈放用電磁コイ
ルと、該釈放用電磁コイルの発生する熱を放熱させるた
めの放熱フィンとを有するハンマバンクを、行方向に沿
って往復移動させ、この往復移動の過程で前記各印字ハ
ンマを駆動して印字するドットラインプリンタにおい
て、前記釈放用電磁コイルと前記放熱フィンの間に釈放
用電磁コイルの熱を強制的に吸熱させるためのサーモモ
ジュールを実装ことにより達成される。
【００１０】本構成により、コイルの熱は強制的に吸熱
されるので、効率的な放熱が可能となる。
されるので、効率的な放熱が可能となる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して説
明する。
明する。
【００１２】図１は本発明印字ハンマの側面図を示すも
ので、印字ハンマは磁気回路を構成するヨーク１、ヨー
クベース３、フロントヨーク４、磁気を発生する磁石手
段２及び、印字をつかさどる印字ピン６、印字エネルギ
ーをバネのたわみとして蓄えるための板バネ５、マグネ
ット２の磁気を打ち消し板バネ５を飛び出させ印字ピン
６によりドットを形成させるためのコイル７、コイル７
で発生する熱を逃がすための放熱フィン９、コイル７と
放熱フィン９の間に装着されたサーモモジュール８によ
り構成されている。サーモモジュール８は、コイル７側
に吸熱側、放熱フィン９側には放熱側となるよう構成す
る。
ので、印字ハンマは磁気回路を構成するヨーク１、ヨー
クベース３、フロントヨーク４、磁気を発生する磁石手
段２及び、印字をつかさどる印字ピン６、印字エネルギ
ーをバネのたわみとして蓄えるための板バネ５、マグネ
ット２の磁気を打ち消し板バネ５を飛び出させ印字ピン
６によりドットを形成させるためのコイル７、コイル７
で発生する熱を逃がすための放熱フィン９、コイル７と
放熱フィン９の間に装着されたサーモモジュール８によ
り構成されている。サーモモジュール８は、コイル７側
に吸熱側、放熱フィン９側には放熱側となるよう構成す
る。
【００１３】以上からなる印字ハンマにおいて、上述し
たようにコイル７と放熱フィン９の間にサーモモジュー
ル８を実装することにより、コイル７で発生する熱を強
制的に吸熱し、放熱フィン９に放熱する。
たようにコイル７と放熱フィン９の間にサーモモジュー
ル８を実装することにより、コイル７で発生する熱を強
制的に吸熱し、放熱フィン９に放熱する。
【００１４】この結果、コイル７と放熱フィン９間の熱
伝導効率が向上し、コイル７で発生する熱を効率良く放
熱フィン９へ排出することが可能となる。
伝導効率が向上し、コイル７で発生する熱を効率良く放
熱フィン９へ排出することが可能となる。
【００１５】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
コイル７で発生する熱を、サーモモジュール８で強制的
に吸熱し、放熱フィン９に放熱するので、コイル７で発
生した熱による印刷品質の低下及びハンマ吸着面の寿命
の低下等を抑えることができ、常に高印字品質のドット
ラインプリンタを提供できるようになる。
コイル７で発生する熱を、サーモモジュール８で強制的
に吸熱し、放熱フィン９に放熱するので、コイル７で発
生した熱による印刷品質の低下及びハンマ吸着面の寿命
の低下等を抑えることができ、常に高印字品質のドット
ラインプリンタを提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明のドットラインプリンタに使用される
印字ハンマの一例を示す側面図である。
印字ハンマの一例を示す側面図である。
【図２】 従来例を示す側面図である。
１はヨーク、２は磁石手段、３はヨークベース、４はフ
ロントヨーク、５は板バネ、６は印字ピン、７はコイ
ル、８はサーモモジュール、９は放熱フィンを示す。
ロントヨーク、５は板バネ、６は印字ピン、７はコイ
ル、８はサーモモジュール、９は放熱フィンを示す。
Claims (1)
- 【請求項１】板バネと印字ピンで構成されており、印字
行に沿って所定ピッチで並べて配置された複数のドット
印字ハンマと、該ドット印字ハンマを固定するためのヨ
ークと、前記印字ハンマを非印字位置に保持するために
磁気吸引力を発生する磁石手段と、前記印字ハンマを駆
動するために各印字ハンマに対応して設けられ、所定幅
のパルス電流の供給によって前記磁石手段の磁界を打ち
消す釈放用電磁コイルと、該釈放用電磁コイルの発生す
る熱を放熱させるための放熱フィンとを有するハンマバ
ンクを、行方向に沿って往復移動させ、この往復移動の
過程で前記各印字ハンマを駆動して印字するドットライ
ンプリンタであって、 前記釈放用電磁コイルと前記放熱フィンの間に釈放用電
磁コイルの熱を強制的に吸熱させるためのサーモモジュ
ールを実装することを特徴とするドットラインプリン
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8229495A JPH1071732A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | ドットラインプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8229495A JPH1071732A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | ドットラインプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1071732A true JPH1071732A (ja) | 1998-03-17 |
Family
ID=16893071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8229495A Withdrawn JPH1071732A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | ドットラインプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1071732A (ja) |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP8229495A patent/JPH1071732A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031104 |