JPH1070541A - Abrサービスにおける送信可能レート決定方法 - Google Patents
Abrサービスにおける送信可能レート決定方法Info
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- JPH1070541A JPH1070541A JP22553896A JP22553896A JPH1070541A JP H1070541 A JPH1070541 A JP H1070541A JP 22553896 A JP22553896 A JP 22553896A JP 22553896 A JP22553896 A JP 22553896A JP H1070541 A JPH1070541 A JP H1070541A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ノードでの処理負荷が少なく、各ユーザ間で
の公平性を保つことが可能なABRサービスにおける送
信可能レート決定方法を提供すること。 【解決手段】 (1)予め設定したサービスクラス毎にA
CRを管理するACR管理テーブルを用意し、これをb
−RMセルが到着する度、あるいは一定周期毎に更新
し、(2)b−RMセルを受信すると、各コネクション毎
のクラスを管理するクラス管理テーブルからクラスを判
定し、(3)ACR管理テーブルより該当するクラスのA
CRを読み出し、(4)これをb−RMセルに書き込むこ
とにより、端末からのRMセルがノードに到着する度に
必要なフィールドを読み込む処理をなくし、ノードでの
処理負荷を軽減し、また、予め設定したサービスクラス
毎にACRを計算し、これをb−RMセルに書き込むこ
とにより、各ユーザ間の公平性を保つ。
の公平性を保つことが可能なABRサービスにおける送
信可能レート決定方法を提供すること。 【解決手段】 (1)予め設定したサービスクラス毎にA
CRを管理するACR管理テーブルを用意し、これをb
−RMセルが到着する度、あるいは一定周期毎に更新
し、(2)b−RMセルを受信すると、各コネクション毎
のクラスを管理するクラス管理テーブルからクラスを判
定し、(3)ACR管理テーブルより該当するクラスのA
CRを読み出し、(4)これをb−RMセルに書き込むこ
とにより、端末からのRMセルがノードに到着する度に
必要なフィールドを読み込む処理をなくし、ノードでの
処理負荷を軽減し、また、予め設定したサービスクラス
毎にACRを計算し、これをb−RMセルに書き込むこ
とにより、各ユーザ間の公平性を保つ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATMを利用した
データ通信網がエンドシステムに提供するABRサービ
スにおける送信可能レートの決定方法に関するものであ
る。
データ通信網がエンドシステムに提供するABRサービ
スにおける送信可能レートの決定方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ATM(非同期転送モード)を利用した
データ通信網において、エンドシステム(端末装置)に
提供するコネクションタイプの1つとして、セル(デー
タの最小単位)の廃棄をできるだけ起こさないように送
信可能レートACRを制御しながら運用するABR(A
vailable Bit Rate)サービスがある。
データ通信網において、エンドシステム(端末装置)に
提供するコネクションタイプの1つとして、セル(デー
タの最小単位)の廃棄をできるだけ起こさないように送
信可能レートACRを制御しながら運用するABR(A
vailable Bit Rate)サービスがある。
【0003】ABRサービスの対象はインターネット等
のデータ通信サービスである。しかし、帯域の予約を行
わないため、高負荷時にはセルの廃棄が起こる可能性が
あり、ATMを利用したデータ通信網では1つのセルの
廃棄がパケット全体の再送につながり、網の効率が低下
する可能性がある。
のデータ通信サービスである。しかし、帯域の予約を行
わないため、高負荷時にはセルの廃棄が起こる可能性が
あり、ATMを利用したデータ通信網では1つのセルの
廃棄がパケット全体の再送につながり、網の効率が低下
する可能性がある。
【0004】そこで、ABRサービスでは、リソース管
理用セル(以下、単にRMセルと称す。)による端末/
網間での動作状況通知機能により、送信端末からの送信
可能レートACRを調整して、網の輻輳を回避する。な
お、RMセルは、情報転送のためのセルに、通常、約数
10セル当たり1セルの割合で混ぜられて、送信端末と
受信端末との間でやりとりされる。
理用セル(以下、単にRMセルと称す。)による端末/
網間での動作状況通知機能により、送信端末からの送信
可能レートACRを調整して、網の輻輳を回避する。な
お、RMセルは、情報転送のためのセルに、通常、約数
10セル当たり1セルの割合で混ぜられて、送信端末と
受信端末との間でやりとりされる。
【0005】前記のような制御を行うため、ABRサー
ビスにはERモードというレート制御方法がある。ER
モードは輻輳点のノードにおいて着信端末からのRMセ
ル(以下、b−RMセルと称す。)にノード内で計算さ
れたACRの値を設定し、送信端末へ通知する制御方法
である。
ビスにはERモードというレート制御方法がある。ER
モードは輻輳点のノードにおいて着信端末からのRMセ
ル(以下、b−RMセルと称す。)にノード内で計算さ
れたACRの値を設定し、送信端末へ通知する制御方法
である。
【0006】従来のERモードを用いたレート制御方法
を大別すると、3つの方法がある。
を大別すると、3つの方法がある。
【0007】第1の方法は、ノード内において各送信端
末から送られるRMセルのフィールドより、現在の送出
レート(以下、CCRと称す。)を読み、各送信端末か
らのCCRの平均値(以下、MACRと称す。)を計算
して送信可能レートとする方法である。
末から送られるRMセルのフィールドより、現在の送出
レート(以下、CCRと称す。)を読み、各送信端末か
らのCCRの平均値(以下、MACRと称す。)を計算
して送信可能レートとする方法である。
【0008】第2の方法は、ノード内に収容端末分のテ
ーブルを用意し、ある測定周期にデータが送信されてい
るかを管理し、アクティブコネクション数を推定して制
御する方法である。
ーブルを用意し、ある測定周期にデータが送信されてい
るかを管理し、アクティブコネクション数を推定して制
御する方法である。
【0009】第3の方法は、ノード内にテーブルを用意
し、送信端末からのRMセルを読み、各コネクション毎
に最新のCCR値を管理して制御する方法である。
し、送信端末からのRMセルを読み、各コネクション毎
に最新のCCR値を管理して制御する方法である。
【0010】図1は第3の方法の概要を示すもので、
(1)送信端末からのRMセルが到着する度にCCR値を
読み込んでCCR管理テーブルに書き込み、(2)該CC
R管理テーブルをもとにコネクション毎にACRを計算
してACR管理テーブルに書き込み、(3)着信端末から
のRMセルを受信すると、ACR管理テーブルより該当
するコネクションのACRを読み出し、(4)これをb−
RMセルに書き込む、というものである。
(1)送信端末からのRMセルが到着する度にCCR値を
読み込んでCCR管理テーブルに書き込み、(2)該CC
R管理テーブルをもとにコネクション毎にACRを計算
してACR管理テーブルに書き込み、(3)着信端末から
のRMセルを受信すると、ACR管理テーブルより該当
するコネクションのACRを読み出し、(4)これをb−
RMセルに書き込む、というものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の第1の方法では、端末からRMセルがノードに
到着する度に必要なフィールドを読み込む処理が発生す
るため、処理負荷がノードにかかるという問題があり、
また、収容されている端末全体の平均値を用いているた
め、端末からのレートが変化してもレートの増分値及び
減少値は少なく、その分、レートの上昇及び下降が遅く
なり、一度、輻輳した場合にはセルの廃棄が多くなる可
能性があるという問題があった。
た従来の第1の方法では、端末からRMセルがノードに
到着する度に必要なフィールドを読み込む処理が発生す
るため、処理負荷がノードにかかるという問題があり、
また、収容されている端末全体の平均値を用いているた
め、端末からのレートが変化してもレートの増分値及び
減少値は少なく、その分、レートの上昇及び下降が遅く
なり、一度、輻輳した場合にはセルの廃棄が多くなる可
能性があるという問題があった。
【0012】また、従来の第2の方法では、端末からR
Mセルがノードに到着する度に必要なフィールドを読み
込む処理が発生し、また、読み込んだフィールドをもと
にテーブルを作成する処理が発生するため、従来の第1
の方法よりも重い処理負荷がノードにかかるという問題
があり、また、ノード間のパス内にレートの上がらない
コネクションが混在すると、スループットが低下すると
いう問題があった。
Mセルがノードに到着する度に必要なフィールドを読み
込む処理が発生し、また、読み込んだフィールドをもと
にテーブルを作成する処理が発生するため、従来の第1
の方法よりも重い処理負荷がノードにかかるという問題
があり、また、ノード間のパス内にレートの上がらない
コネクションが混在すると、スループットが低下すると
いう問題があった。
【0013】また、これらの従来の第1及び第2の方法
では、どの端末にも同じACRを返すため、各コネクシ
ョン間での公平性が保たれないという問題があった。
では、どの端末にも同じACRを返すため、各コネクシ
ョン間での公平性が保たれないという問題があった。
【0014】また、従来の第3の方法では、端末からR
Mセルがノードに到着する度に必要なフィールドを読み
込む処理が発生し、また、読み込んだフィールドをもと
にテーブルを作成する処理が発生し、さらにb−RMセ
ルがノードに到着する度に、再度、このテーブルを読
み、その値をb−RMセルに書き込む処理が発生するの
で、従来の第1及び第2の方法よりもさらに大きな処理
負荷がノードにかかるという問題があった(但し、コネ
クション毎に管理できるので、各コネクション間での公
平性は確保されると考えられる。)。
Mセルがノードに到着する度に必要なフィールドを読み
込む処理が発生し、また、読み込んだフィールドをもと
にテーブルを作成する処理が発生し、さらにb−RMセ
ルがノードに到着する度に、再度、このテーブルを読
み、その値をb−RMセルに書き込む処理が発生するの
で、従来の第1及び第2の方法よりもさらに大きな処理
負荷がノードにかかるという問題があった(但し、コネ
クション毎に管理できるので、各コネクション間での公
平性は確保されると考えられる。)。
【0015】本発明の目的は、ノードでの処理負荷が少
なく、各ユーザ間での公平性を保つことが可能なABR
サービスにおける送信可能レート決定方法を提供するこ
とにある。
なく、各ユーザ間での公平性を保つことが可能なABR
サービスにおける送信可能レート決定方法を提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】図2は本発明方法の概要
を示すもので、(1)予め設定したサービスクラス毎にA
CRを管理するACR管理テーブルを用意し、これをb
−RMセルが到着する度あるいは一定周期毎に更新し、
(2)b−RMセルを受信すると、各コネクション毎のク
ラスを管理するクラス管理テーブルからクラスを判定
し、(3)ACR管理テーブルより該当するクラスのAC
Rを読み出し、(4)これをb−RMセルに書き込む、と
いうものである。
を示すもので、(1)予め設定したサービスクラス毎にA
CRを管理するACR管理テーブルを用意し、これをb
−RMセルが到着する度あるいは一定周期毎に更新し、
(2)b−RMセルを受信すると、各コネクション毎のク
ラスを管理するクラス管理テーブルからクラスを判定
し、(3)ACR管理テーブルより該当するクラスのAC
Rを読み出し、(4)これをb−RMセルに書き込む、と
いうものである。
【0017】前記構成によれば、端末からのRMセルが
ノードに到着する度に必要なフィールドを読み込む処理
がなくなり、ノード全体での輻輳状態のみでレートの計
算が行われるので、ノードでの処理負荷が軽減され、ま
た、予め設定したサービスクラス毎にACRを計算し、
これをb−RMセルに書き込むので、各ユーザ間の公平
性を保つことができる。
ノードに到着する度に必要なフィールドを読み込む処理
がなくなり、ノード全体での輻輳状態のみでレートの計
算が行われるので、ノードでの処理負荷が軽減され、ま
た、予め設定したサービスクラス毎にACRを計算し、
これをb−RMセルに書き込むので、各ユーザ間の公平
性を保つことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を説
明する。
明する。
【0019】[第1の形態]図3は本発明の第1の実施
の形態におけるノードの構成を示すもので、図中、11
はセル蓄積部、12は輻輳状態管理部、13はセル転送
部、14はb−RMセル検出部、15はACR計算部、
16はレート書込部である。また、ACR計算部15
は、図4に示すように、ACR計算実行部151、レー
ト上下幅記憶部152、しきい値記憶部153、レート
変更周期記憶部154、ACR管理部155、レート変
更可否判定部156からなっている。
の形態におけるノードの構成を示すもので、図中、11
はセル蓄積部、12は輻輳状態管理部、13はセル転送
部、14はb−RMセル検出部、15はACR計算部、
16はレート書込部である。また、ACR計算部15
は、図4に示すように、ACR計算実行部151、レー
ト上下幅記憶部152、しきい値記憶部153、レート
変更周期記憶部154、ACR管理部155、レート変
更可否判定部156からなっている。
【0020】以下、各部の説明を行う。
【0021】セル蓄積部11は、端末より送られてきた
セルがノードヘ到着した際に、一時的にセルを蓄積す
る。
セルがノードヘ到着した際に、一時的にセルを蓄積す
る。
【0022】輻輳状態管理部12は、セル蓄積部11の
セル蓄積数を監視し、予め定められたしきい値を越えて
いれば輻輳と判断し、Congflagを1に、そうでなけれ
ば非輻輳としてCongflagを0にして輻輳状態を管理す
る。
セル蓄積数を監視し、予め定められたしきい値を越えて
いれば輻輳と判断し、Congflagを1に、そうでなけれ
ば非輻輳としてCongflagを0にして輻輳状態を管理す
る。
【0023】セル転送部13は、一時的にセル蓄積部1
1に蓄積されたセルをリンク容量に従って転送する。
1に蓄積されたセルをリンク容量に従って転送する。
【0024】b−RMセル検出部14は、着信端末から
送られてくるセルの中からb−RMセルを検出するとA
CR計算部15へ計算を要請する。
送られてくるセルの中からb−RMセルを検出するとA
CR計算部15へ計算を要請する。
【0025】ACR計算部15は、b−RMセル検出部
14でb−RMセルが検出されると、輻輳状態管理部1
2の監視情報をチェックし、ACR計算実行部151、
レート上下幅記憶部152、しきい値記憶部153、レ
ート変更周期記憶部154、ACR管理部155、レー
ト変更可否判定部156の情報を用いてACR値の計算
を行う。
14でb−RMセルが検出されると、輻輳状態管理部1
2の監視情報をチェックし、ACR計算実行部151、
レート上下幅記憶部152、しきい値記憶部153、レ
ート変更周期記憶部154、ACR管理部155、レー
ト変更可否判定部156の情報を用いてACR値の計算
を行う。
【0026】ACR計算実行部151は、到着したb−
RMセルがレート変更可能時間内か否かを判定し、輻輳
状態管理部12より通知された輻輳状況に従って、AC
Rの計算を行う。
RMセルがレート変更可能時間内か否かを判定し、輻輳
状態管理部12より通知された輻輳状況に従って、AC
Rの計算を行う。
【0027】レート上下幅記憶部152は、どのくらい
レートを増加(RIF)または減少(RDF)するのか
を記憶しており、この上げ幅または下げ幅に従い、AC
Rが計算される。
レートを増加(RIF)または減少(RDF)するのか
を記憶しており、この上げ幅または下げ幅に従い、AC
Rが計算される。
【0028】しきい値記憶部153は、輻輳状態管理部
12でセル蓄積部11のセル蓄積数を監視し、ある値を
越えているか否かの判定を行い、その値を記憶する。
12でセル蓄積部11のセル蓄積数を監視し、ある値を
越えているか否かの判定を行い、その値を記憶する。
【0029】レート変更周期記憶部154は、一度b−
RMセルが検出されてレートを上げる処理を行った後
に、次のb−RMセルを検出してレートを上げる処理を
行えるまでの時間を記憶している。つまり一度、レート
を上げた後にレート変更周期記憶部154で記憶されて
いる時間が経過した後のみ、レートを上げることを可能
とする。
RMセルが検出されてレートを上げる処理を行った後
に、次のb−RMセルを検出してレートを上げる処理を
行えるまでの時間を記憶している。つまり一度、レート
を上げた後にレート変更周期記憶部154で記憶されて
いる時間が経過した後のみ、レートを上げることを可能
とする。
【0030】ACR値管理部155は、b−RMセルが
検出された時点で計算されたACRの値をクラス毎に管
理し、次のb−RMセルが検出された場合には、ACR
値管理部155で管理されている値が用いられ、最新の
ACR値が計算された結果を常に管理する。
検出された時点で計算されたACRの値をクラス毎に管
理し、次のb−RMセルが検出された場合には、ACR
値管理部155で管理されている値が用いられ、最新の
ACR値が計算された結果を常に管理する。
【0031】レート変更可否測定部156は、一度b−
RMセルが検出された時刻から、次のb−RMセルが検
出される時刻までの間が、レート変更周期記憶部154
で記憶された時間に至っているか否かの確認を行い、至
っている場合は、レートを上げて良いか否かの判断を行
う。
RMセルが検出された時刻から、次のb−RMセルが検
出される時刻までの間が、レート変更周期記憶部154
で記憶された時間に至っているか否かの確認を行い、至
っている場合は、レートを上げて良いか否かの判断を行
う。
【0032】レート書込部16は、ACR計算部15で
計算された値のうち、b−RMセルが属するクラスのA
CR値をb−RMセルのERフィールドに書き込む処理
を行う。ABRサービスにおけるERモードを用いたレ
ート制御方法を以下に示す。
計算された値のうち、b−RMセルが属するクラスのA
CR値をb−RMセルのERフィールドに書き込む処理
を行う。ABRサービスにおけるERモードを用いたレ
ート制御方法を以下に示す。
【0033】ACR計算方式:次式により、ノード内に
おいてACRを算出する(但し、(i)はクラス数(1〜
N))。 輻輳時: ACR(i)=ACR(i)×(1−RDF) 非輻輳時でかつレート変更可能時間経過後: ACR(i)=ACR(i)+RIF×ACR_init(i) 前記計算方法は、全クラスを計算して更新する。
おいてACRを算出する(但し、(i)はクラス数(1〜
N))。 輻輳時: ACR(i)=ACR(i)×(1−RDF) 非輻輳時でかつレート変更可能時間経過後: ACR(i)=ACR(i)+RIF×ACR_init(i) 前記計算方法は、全クラスを計算して更新する。
【0034】図5は本形態の動作を示すフローチャート
である。フローは2つの部分よりなり、1つはACR計
算フローであり(A1〜A6)、もう1つは計算された
ACR値をb−RMセルへ書き込むフローである(A7
〜A9)。
である。フローは2つの部分よりなり、1つはACR計
算フローであり(A1〜A6)、もう1つは計算された
ACR値をb−RMセルへ書き込むフローである(A7
〜A9)。
【0035】以下、フローに従ってACR計算及び書き
込みを説明する。
込みを説明する。
【0036】A1:b−RMセル検出部14は、ノード
内に到着したセルがb−RMセルか否かを判定する(ス
テップA2へ進む)。
内に到着したセルがb−RMセルか否かを判定する(ス
テップA2へ進む)。
【0037】A2:ACR計算実行部151は、輻輳状
態管理部12からCongflagを読み出す(ステップA3
へ進む)。
態管理部12からCongflagを読み出す(ステップA3
へ進む)。
【0038】A3:輻輳状態管理部12から読み出した
Congflagを判定する(判定値が0ならばステップA4
へ進み、1ならばステップA5へ進む)。
Congflagを判定する(判定値が0ならばステップA4
へ進み、1ならばステップA5へ進む)。
【0039】A4:レート変更可否判定部156は、一
度レートを上げた時刻(INTIME)から現在の時刻(TNo
w)を引き、レート変更周期記憶部154で予め定めら
れた値(Tlength)と比較する(TNow−INTIME>Tlen
gthならばステップA6へ進む、TNow−INTIME<Tleng
thならばステップA7へ進む)。
度レートを上げた時刻(INTIME)から現在の時刻(TNo
w)を引き、レート変更周期記憶部154で予め定めら
れた値(Tlength)と比較する(TNow−INTIME>Tlen
gthならばステップA6へ進む、TNow−INTIME<Tleng
thならばステップA7へ進む)。
【0040】A5:ACR計算実行部151は、ACR
(i)を以下の式により更新する(ステップA1へ進
む)。 ACR(i)=ACR(i)×(1−RDF) A6:ACR計算実行部151は、ACR(i)を以下の
式により更新する(ステップA1へ進む)。 ACR(i)=ACR(i)+RIF×ACR_init(i) A7:レート書込部16は、検出されたb−RMセルが
どのクラスに属するか判定(ここではクラスiに属する
とする。)する(ステップA8へ進む。)。
(i)を以下の式により更新する(ステップA1へ進
む)。 ACR(i)=ACR(i)×(1−RDF) A6:ACR計算実行部151は、ACR(i)を以下の
式により更新する(ステップA1へ進む)。 ACR(i)=ACR(i)+RIF×ACR_init(i) A7:レート書込部16は、検出されたb−RMセルが
どのクラスに属するか判定(ここではクラスiに属する
とする。)する(ステップA8へ進む。)。
【0041】A8:ACR計算実行部151は、ACR
管理部155からACR(i)を読み出す(ステップA9
へ進む)。
管理部155からACR(i)を読み出す(ステップA9
へ進む)。
【0042】A9:レート書込部16は、ACR計算部
15で計算された値のうち、b−RMセルが属するクラ
スのACR値をb−RMセルのERフィールドに書き込
む(ステップA1へ進む)。
15で計算された値のうち、b−RMセルが属するクラ
スのACR値をb−RMセルのERフィールドに書き込
む(ステップA1へ進む)。
【0043】[第2の形態]図6は本発明の第2の実施
の形態におけるノードの構成を示すもので、図中、21
はセル蓄積部、22は輻輳状態管理部、23はセル転送
部、24は到着セル数測定部、25はACR計算部、2
6はACR管理部、27はb−RMセル検出部、28は
レート書込部である。また、ACR計算部25は、図7
に示すように、ACR計算実行部251、目標使用率記
憶部252、平滑化パラメータ記憶部253、到着セル
数管理部254、測定回数管理部255、レート変更可
否判定部256からなっている。
の形態におけるノードの構成を示すもので、図中、21
はセル蓄積部、22は輻輳状態管理部、23はセル転送
部、24は到着セル数測定部、25はACR計算部、2
6はACR管理部、27はb−RMセル検出部、28は
レート書込部である。また、ACR計算部25は、図7
に示すように、ACR計算実行部251、目標使用率記
憶部252、平滑化パラメータ記憶部253、到着セル
数管理部254、測定回数管理部255、レート変更可
否判定部256からなっている。
【0044】以下、各部の説明を行う。
【0045】セル蓄積部21は、端末より送られてきた
セルがノードヘ到着した際に、一時的にセルを蓄積す
る。
セルがノードヘ到着した際に、一時的にセルを蓄積す
る。
【0046】輻輳状態管理部22は、セル蓄積部21の
セル蓄積数を監視し、予め定められたしきい値を超えて
いれば輻輳と判断し、Congflagを1に、そうでなけれ
ば非輻輳としてCongflagを0にして輻輳状態を管理す
る。
セル蓄積数を監視し、予め定められたしきい値を超えて
いれば輻輳と判断し、Congflagを1に、そうでなけれ
ば非輻輳としてCongflagを0にして輻輳状態を管理す
る。
【0047】セル転送部23は、一時的にセル蓄積部2
1に蓄積されたセルをリンク容量に従って転送する。
1に蓄積されたセルをリンク容量に従って転送する。
【0048】到着セル数測定部24は、ノードへの到着
セル数Countを予め定められた時間幅Tで測定し、測定
値をACR計算部25に送信する。
セル数Countを予め定められた時間幅Tで測定し、測定
値をACR計算部25に送信する。
【0049】ACR計算部25は、到着セル数測定部2
4から測定値を受信した際に、輻輳状態管理部22、A
CR管理部26に管理値の送信を要求し、それらの値を
用いて各クラスの送信可能レートを計算する。以下、詳
細に説明する。
4から測定値を受信した際に、輻輳状態管理部22、A
CR管理部26に管理値の送信を要求し、それらの値を
用いて各クラスの送信可能レートを計算する。以下、詳
細に説明する。
【0050】目標使用率記憶部252は、予め定められ
た目標リンク使用率R*を記憶し、ACR計算実行部2
51からの指示に従って、R*をACR計算実行部25
1に送信する。
た目標リンク使用率R*を記憶し、ACR計算実行部2
51からの指示に従って、R*をACR計算実行部25
1に送信する。
【0051】平滑化パラメータ記憶部253は、予め定
められた平滑化パラメータβ,γを記憶し、ACR計算
実行部251からの指示に従って、β,γをACR計算
実行部251に送信する。
められた平滑化パラメータβ,γを記憶し、ACR計算
実行部251からの指示に従って、β,γをACR計算
実行部251に送信する。
【0052】到着セル数管理部254は、非輻輳時にお
ける送信可能レートを計算するための到着セル数Count
Nを管理し、ACR計算実行部251からCountを受信
するごとにCountN=CountN+Countとして値を更新
する。
ける送信可能レートを計算するための到着セル数Count
Nを管理し、ACR計算実行部251からCountを受信
するごとにCountN=CountN+Countとして値を更新
する。
【0053】測定回数管理部255は、到着セル数管理
部254でCountNを更新した回数Numを管理し、レー
ト変更可否判定部256からの指示に従って、Numをレ
ート変更可否判定部256に送信する。
部254でCountNを更新した回数Numを管理し、レー
ト変更可否判定部256からの指示に従って、Numをレ
ート変更可否判定部256に送信する。
【0054】レート変更可否判定部256は、ACR計
算実行部251からCongflag、測定回数管理部255
からNumを受信し、予め記憶してあるレート変更可能周
期Nthと比較して、 Congflag=1ならば、判定値2 Congflag=0かつNum=Nthならば、判定値1 それ以外ならば、判定値0とし、その値をACR計算実
行部251へ送信する。
算実行部251からCongflag、測定回数管理部255
からNumを受信し、予め記憶してあるレート変更可能周
期Nthと比較して、 Congflag=1ならば、判定値2 Congflag=0かつNum=Nthならば、判定値1 それ以外ならば、判定値0とし、その値をACR計算実
行部251へ送信する。
【0055】ACR計算実行部251は、一定周期Tご
とに到着セル数測定部24からCountを受信する。その
際、輻輳状態管理部22からCongflag、測定回数管理
部255からNumを受信し、それらをレート変更可否判
定部256へ送信する。レート変更可否判定部256で
の判定値Flagを受信する。
とに到着セル数測定部24からCountを受信する。その
際、輻輳状態管理部22からCongflag、測定回数管理
部255からNumを受信し、それらをレート変更可否判
定部256へ送信する。レート変更可否判定部256で
の判定値Flagを受信する。
【0056】ここで、判定値0ならば、ACR(i)(ク
ラスiに属するコネクションの送信可能レート)を更新
せずに、Countを到着セル数管理部254へ送信し、測
定回数管理部255へNumをカウントアップするように
指示する。
ラスiに属するコネクションの送信可能レート)を更新
せずに、Countを到着セル数管理部254へ送信し、測
定回数管理部255へNumをカウントアップするように
指示する。
【0057】また、判定値2ならば、ACR管理部26
からACR(i)、目標使用率記憶部252からR*、平滑
化パラメータ記憶部253からβを受信し、これらを用
いて以下の式でACR(i)を更新する。 ACR(i)←{β+(1−β)×R*/(Count/T)}
×ACR(i) 前記計算方法は、全クラスを計算して更新する。
からACR(i)、目標使用率記憶部252からR*、平滑
化パラメータ記憶部253からβを受信し、これらを用
いて以下の式でACR(i)を更新する。 ACR(i)←{β+(1−β)×R*/(Count/T)}
×ACR(i) 前記計算方法は、全クラスを計算して更新する。
【0058】また、判定値1ならば、到着セル数管理部
254からCountN、ACR管理部26からACR
(i)、目標使用率記憶部252からR*、平滑化パラメー
タ記憶部253からγを受信し、これらを用いて以下の
式でACR(i)を更新する。 ACR(i)←[γ+(1−γ)×R*/{CountN/(N
th×T)}]×ACR(i) 前記計算方法は、全クラスを計算して更新する。
254からCountN、ACR管理部26からACR
(i)、目標使用率記憶部252からR*、平滑化パラメー
タ記憶部253からγを受信し、これらを用いて以下の
式でACR(i)を更新する。 ACR(i)←[γ+(1−γ)×R*/{CountN/(N
th×T)}]×ACR(i) 前記計算方法は、全クラスを計算して更新する。
【0059】ACR(i)を更新した場合には、その値を
ACR管理部26へ送信し、到着セル数管理部254へ
CountNを、測定回数管理部255へNumをクリアする
ように指示する。
ACR管理部26へ送信し、到着セル数管理部254へ
CountNを、測定回数管理部255へNumをクリアする
ように指示する。
【0060】ACR管理部26は、ACR(i)を管理
し、ACR計算部25からの指示に従って、ACR(i)
を送信あるいは更新する。また、レート書込部28から
の指示に従って、ACR(i)を送信する(但し、初期値
はACR(i)=ACR_init(i)にセットしておく。)。
し、ACR計算部25からの指示に従って、ACR(i)
を送信あるいは更新する。また、レート書込部28から
の指示に従って、ACR(i)を送信する(但し、初期値
はACR(i)=ACR_init(i)にセットしておく。)。
【0061】b−RMセル検出部27は、着信端末から
送られてくるセルのうちb−RMセルを検出し、それを
レート書込部28に転送する。
送られてくるセルのうちb−RMセルを検出し、それを
レート書込部28に転送する。
【0062】レート書込部28は、b−RMセル検出部
27からb−RMセルが転送された際に、そのセルがど
のクラスに属するかを判定し(ここではクラスiに属す
るとする。)、ACR管理部26へACR(i)を送信要
求し、このACR(i)と、b−RMセルのERフィール
ドに既に書かれている値とを比較し、小さい方をERフ
ィールドに書き込んで送信端末へ転送する。
27からb−RMセルが転送された際に、そのセルがど
のクラスに属するかを判定し(ここではクラスiに属す
るとする。)、ACR管理部26へACR(i)を送信要
求し、このACR(i)と、b−RMセルのERフィール
ドに既に書かれている値とを比較し、小さい方をERフ
ィールドに書き込んで送信端末へ転送する。
【0063】図8、9は本形態の動作を示すフローチャ
ートであり、図8はACR計算フロー、図9は計算され
たACR値をb−RMセルヘ書き込むフローである。
ートであり、図8はACR計算フロー、図9は計算され
たACR値をb−RMセルヘ書き込むフローである。
【0064】まず、図8のフローチャートの各ステップ
に沿ってACR計算フローを説明する。
に沿ってACR計算フローを説明する。
【0065】B1:到着セル数測定部24は、ノードへ
の到着セル数Countを時間幅Tで測定し、その値をAC
R計算実行部251へ送信する(ステップB2へ進
む)。
の到着セル数Countを時間幅Tで測定し、その値をAC
R計算実行部251へ送信する(ステップB2へ進
む)。
【0066】B2:ACR計算実行部251は、輻輳状
態管理部22からCongflag、測定回数管理部255か
らNumを読み出す(ステップB3へ進む)。
態管理部22からCongflag、測定回数管理部255か
らNumを読み出す(ステップB3へ進む)。
【0067】B3:レート変更可否判定部256は、C
ongflag及びNumを受信し、予め記憶してあるレート変
更可能周期Nthと比較して、レート可否判定を行い(判
定法は前述した通り)、判定値が0ならばステップB4
へ、1ならばB5へ、2ならばB9へ進む)。
ongflag及びNumを受信し、予め記憶してあるレート変
更可能周期Nthと比較して、レート可否判定を行い(判
定法は前述した通り)、判定値が0ならばステップB4
へ、1ならばB5へ、2ならばB9へ進む)。
【0068】B4:到着セル数管理部254は、ACR
計算実行部251からCountを受信し、CountN←Cou
ntN+Countにより値を更新する。測定回数管理部25
5は、Numをカウントアップする(ステップB1へ進
む)。
計算実行部251からCountを受信し、CountN←Cou
ntN+Countにより値を更新する。測定回数管理部25
5は、Numをカウントアップする(ステップB1へ進
む)。
【0069】B5:ACR計算実行部251は、到着セ
ル数管理部254からCountNを読み出す(ステップB
6へ進む)。
ル数管理部254からCountNを読み出す(ステップB
6へ進む)。
【0070】B6:ACR計算実行部251は、目標使
用率記憶部252からR*、平滑化パラメータ記憶部2
53からγを読み出す(ステップB7へ進む)。
用率記憶部252からR*、平滑化パラメータ記憶部2
53からγを読み出す(ステップB7へ進む)。
【0071】B7:ACR計算実行部251は、ACR
管理部26からACR(i)を読み出す(ステップB8へ
進む)。
管理部26からACR(i)を読み出す(ステップB8へ
進む)。
【0072】B8:ACR計算実行部251は、Count
N,R*,γ及びACR(i)を用いてACR(i)を更新す
る(計算方法は前述した通り)(ステップB12へ進
む)。
N,R*,γ及びACR(i)を用いてACR(i)を更新す
る(計算方法は前述した通り)(ステップB12へ進
む)。
【0073】B9:ACR計算実行部251は、目標使
用率記憶部252からR*、平滑化パラメータ記憶部2
53からβを読み出す(ステップB10へ進む)。
用率記憶部252からR*、平滑化パラメータ記憶部2
53からβを読み出す(ステップB10へ進む)。
【0074】B10:ACR計算実行部251は、AC
R管理部26からACR(i)を読み出す(ステップB1
1へ進む)。
R管理部26からACR(i)を読み出す(ステップB1
1へ進む)。
【0075】B11:ACR計算実行部251は、Cou
nt,R*,β,ACR(i)を用いてACR(i)を更新する
(計算方法は前述した通り)(ステップB12へ進
む)。
nt,R*,β,ACR(i)を用いてACR(i)を更新する
(計算方法は前述した通り)(ステップB12へ進
む)。
【0076】B12:到着セル数管理部254はCount
Nを、測定回数管理部255はNumをクリアする(ステ
ップB1へ進む)。
Nを、測定回数管理部255はNumをクリアする(ステ
ップB1へ進む)。
【0077】次に、図9のフローチャートの各ステップ
に沿ってACR値書き込みフローを説明する。
に沿ってACR値書き込みフローを説明する。
【0078】C1:b−RMセル検出部27は、着信端
末から送られてくるセルのうちb−RMセルを検出し、
レート書込部28へ転送する(ステップC2へ進む)。
末から送られてくるセルのうちb−RMセルを検出し、
レート書込部28へ転送する(ステップC2へ進む)。
【0079】C2:レート書込部28は検出されたb−
RMセルがどのクラスに属するか判定する(ここではク
ラスiに属するとする)(ステップC3へ進む)。
RMセルがどのクラスに属するか判定する(ここではク
ラスiに属するとする)(ステップC3へ進む)。
【0080】C3:レート書込部28は、ACR管理部
26からACR(i)を読み出す(ステップC4へ進
む)。
26からACR(i)を読み出す(ステップC4へ進
む)。
【0081】C4:レート書込部28は、読み出された
ACR(i)と、b−RMセルのERフィールドに既に書
かれている値とを比較し、小さい方をERフィールドに
書き込んで送信端末へ転送する。
ACR(i)と、b−RMセルのERフィールドに既に書
かれている値とを比較し、小さい方をERフィールドに
書き込んで送信端末へ転送する。
【0082】[第3の形態]図10は本発明の第3の実
施の形態におけるノードの構成を示すもので、図中、3
1はセル蓄積部、32は輻輳状態管理部、33はセル転
送部、34は到着セル数管理部、35はACR計算部、
36はACR管理部、37はb−RMセル検出部、38
はレート書込部である。また、ACR計算部35は、図
11に示すように、ACR計算実行部351、目標使用
率記憶部352、平滑化パラメータ記憶部353、入力
レート管理部354からなっている。
施の形態におけるノードの構成を示すもので、図中、3
1はセル蓄積部、32は輻輳状態管理部、33はセル転
送部、34は到着セル数管理部、35はACR計算部、
36はACR管理部、37はb−RMセル検出部、38
はレート書込部である。また、ACR計算部35は、図
11に示すように、ACR計算実行部351、目標使用
率記憶部352、平滑化パラメータ記憶部353、入力
レート管理部354からなっている。
【0083】以下、各部の説明を行う。
【0084】セル蓄積部31は、端末より送られてきた
セルがノードヘ到着した際に、一時的にセルを蓄積す
る。
セルがノードヘ到着した際に、一時的にセルを蓄積す
る。
【0085】輻輳状態管理部32は、セル蓄積部31の
セル蓄積数を監視し、予め定められたしきい値を超えて
いれば輻輳と判断し、Congflagを1に、そうでなけれ
ば非輻輳としてCongflagを0にして輻輳状態を管理す
る。
セル蓄積数を監視し、予め定められたしきい値を超えて
いれば輻輳と判断し、Congflagを1に、そうでなけれ
ば非輻輳としてCongflagを0にして輻輳状態を管理す
る。
【0086】セル転送部33は、一時的にセル蓄積部3
1に蓄積されたセルをリンク容量に従って転送する。
1に蓄積されたセルをリンク容量に従って転送する。
【0087】到着セル数測定部34は、ノードへの到着
セル数Countを予め定められた時間幅Tで測定し、測定
値をACR計算部35に送信する。
セル数Countを予め定められた時間幅Tで測定し、測定
値をACR計算部35に送信する。
【0088】ACR計算部35は、到着セル数管理部3
4から測定値を受信した際に、輻輳状態管理部32、A
CR管理部36に管理値の送信を要求し、それらの値を
用いて各クラスの送信可能レートを計算する。以下、詳
細に説明する。
4から測定値を受信した際に、輻輳状態管理部32、A
CR管理部36に管理値の送信を要求し、それらの値を
用いて各クラスの送信可能レートを計算する。以下、詳
細に説明する。
【0089】目標使用率記憶部352は、予め定められ
た目標リンク使用率R*を記憶し、ACR計算実行部3
51からの指示に従って、R*をACR計算実行部35
1に送信する。
た目標リンク使用率R*を記憶し、ACR計算実行部3
51からの指示に従って、R*をACR計算実行部35
1に送信する。
【0090】平滑化パラメータ記憶部353は、予め定
められた平滑化パラメータβ,γを記憶し、ACR計算
実行部351からの指示に従って、β,γをACR計算
実行部351に送信する。
められた平滑化パラメータβ,γを記憶し、ACR計算
実行部351からの指示に従って、β,γをACR計算
実行部351に送信する。
【0091】入力レート管理部354は、入力レートR
ateSを管理し、ACR計算実行部351からCountを
受信するごとに予め定められた平滑化パラメータαを用
いて、RateSを以下の式により更新する。 RateS←α×Count/T+(1−α)×RateS ACR計算実行部351は、一定周期Tごとに到着セル
数測定部34からCountを受信する。その際、輻輳状態
管理部32からCongflag、目標使用率記憶部352か
らR*、平滑化パラメータ記憶部353からβ,γ、A
CR管理部36からACR(i)(クラスiに属するコネ
クションの送信可能レート)、入力レート管理部354
からRateSを受信する。これらを用いてクラスiに属
するコネクションからの送信可能レートACR(i)を以
下の式により更新する。 Congflag=1ならば、 ACR(i)←{β+(1−β)×R*/(Count/T)}
×ACR(i) Congfalg=0ならば、 ACR(i)←[γ+(1−γ)×R*/RateS]×AC
R(i) 前記計算方法は、全クラスを計算して更新する。
ateSを管理し、ACR計算実行部351からCountを
受信するごとに予め定められた平滑化パラメータαを用
いて、RateSを以下の式により更新する。 RateS←α×Count/T+(1−α)×RateS ACR計算実行部351は、一定周期Tごとに到着セル
数測定部34からCountを受信する。その際、輻輳状態
管理部32からCongflag、目標使用率記憶部352か
らR*、平滑化パラメータ記憶部353からβ,γ、A
CR管理部36からACR(i)(クラスiに属するコネ
クションの送信可能レート)、入力レート管理部354
からRateSを受信する。これらを用いてクラスiに属
するコネクションからの送信可能レートACR(i)を以
下の式により更新する。 Congflag=1ならば、 ACR(i)←{β+(1−β)×R*/(Count/T)}
×ACR(i) Congfalg=0ならば、 ACR(i)←[γ+(1−γ)×R*/RateS]×AC
R(i) 前記計算方法は、全クラスを計算して更新する。
【0092】ACR管理部36は、ACR(i)を管理
し、ACR計算部35からの指示に従って、ACR(i)
を送信あるいは更新する。また、レート書込部38から
の指示に従って、ACR(i)を送信する(但し、初期値
はACR(i)=ACR_init(i)にセットしておく。)。
し、ACR計算部35からの指示に従って、ACR(i)
を送信あるいは更新する。また、レート書込部38から
の指示に従って、ACR(i)を送信する(但し、初期値
はACR(i)=ACR_init(i)にセットしておく。)。
【0093】b−RMセル検出部37は、着信端末から
送られてくるセルのうちb−RMセルを検出し、それを
レート書込部38に転送する。
送られてくるセルのうちb−RMセルを検出し、それを
レート書込部38に転送する。
【0094】レート書込部38は、b−RMセル検出部
37からb−RMセルが転送された際に、そのセルがど
のクラスに属するかを判定し(ここではクラスiに属す
るとする。)、ACR管理部36へACR(i)を送信要
求し、このACR(i)と、b−RMセルのERフィール
ドに既に書かれている値とを比較し、小さい方をERフ
ィールドに書き込んで送信端末へ転送する。
37からb−RMセルが転送された際に、そのセルがど
のクラスに属するかを判定し(ここではクラスiに属す
るとする。)、ACR管理部36へACR(i)を送信要
求し、このACR(i)と、b−RMセルのERフィール
ドに既に書かれている値とを比較し、小さい方をERフ
ィールドに書き込んで送信端末へ転送する。
【0095】図12、13は本形態の動作を示すフロー
チャートであり、図12はACR計算フロー、図13は
計算されたACR値をb−RMセルヘ書き込むフローで
ある。
チャートであり、図12はACR計算フロー、図13は
計算されたACR値をb−RMセルヘ書き込むフローで
ある。
【0096】まず、図12のフローチャートの各ステッ
プに沿ってACR計算フローを説明する。
プに沿ってACR計算フローを説明する。
【0097】D1:到着セル数測定部34は、ノードへ
の到着セル数Countを時間幅Tで測定し、その値をAC
R計算実行部351へ送信する(ステップD2へ進
む)。
の到着セル数Countを時間幅Tで測定し、その値をAC
R計算実行部351へ送信する(ステップD2へ進
む)。
【0098】D2:入力レート管理部354は、ACR
計算実行部351からCountを受信し、RateSを更新
する(更新方法は前述した通り)(ステップD3へ進
む)。
計算実行部351からCountを受信し、RateSを更新
する(更新方法は前述した通り)(ステップD3へ進
む)。
【0099】D3:ACR計算実行部351は、目標使
用率記憶部352からR*、平滑化パラメータ記憶部3
53からγを読み出す(ステップD4へ進む)。
用率記憶部352からR*、平滑化パラメータ記憶部3
53からγを読み出す(ステップD4へ進む)。
【0100】D4:ACR計算実行部351は、ACR
管理部36からACR(i)を読み出す(ステップD5へ
進む)。
管理部36からACR(i)を読み出す(ステップD5へ
進む)。
【0101】D5:ACR計算実行部351は、輻輳状
態管理部32からCongflagを読み出す(ステップD6
へ進む)。
態管理部32からCongflagを読み出す(ステップD6
へ進む)。
【0102】D6:ACR計算実行部351は、Congf
lag値を読む(Congflag=0ならばステップD7へ、C
ongflag=1ならばステップD8へ)。
lag値を読む(Congflag=0ならばステップD7へ、C
ongflag=1ならばステップD8へ)。
【0103】D7:ACR計算実行部351は、ACR
(i)を以下の式により更新する(ステップD1へ進
む)。 ACR(i)←[γ+(1−γ)×R*/RateS]×ACR
(i) D8:ACR計算実行部351は、ACR(i)を以下の
式により更新する(ステップD1へ進む)。 ACR(i)←{β+(1−β)×R*/(Count/T)}
×ACR(i) 次に、図13のフローチャートの各ステップに沿ってA
CR値書き込みフローを説明する。
(i)を以下の式により更新する(ステップD1へ進
む)。 ACR(i)←[γ+(1−γ)×R*/RateS]×ACR
(i) D8:ACR計算実行部351は、ACR(i)を以下の
式により更新する(ステップD1へ進む)。 ACR(i)←{β+(1−β)×R*/(Count/T)}
×ACR(i) 次に、図13のフローチャートの各ステップに沿ってA
CR値書き込みフローを説明する。
【0104】E1:b−RMセル検出部37は、着信端
末から送られてくるセルのうちb−RMセルを検出し、
レート書込部38へ転送する(ステップD2へ進む)。
末から送られてくるセルのうちb−RMセルを検出し、
レート書込部38へ転送する(ステップD2へ進む)。
【0105】E2:レート書込部38は検出されたb−
RMセルがどのクラスに属するか判定する(ここではク
ラスiに属するとする)(ステップE3へ進む)。
RMセルがどのクラスに属するか判定する(ここではク
ラスiに属するとする)(ステップE3へ進む)。
【0106】E3:レート書込部38は、ACR管理部
36からACR(i)を読み出す(ステップD4へ進
む)。
36からACR(i)を読み出す(ステップD4へ進
む)。
【0107】E4:レート書込部38は、読み出された
ACR(i)と、b−RMセルのERフィールドに既に書
かれている値とを比較し、小さい方をERフィールドに
書き込んで送信端末へ転送する。
ACR(i)と、b−RMセルのERフィールドに既に書
かれている値とを比較し、小さい方をERフィールドに
書き込んで送信端末へ転送する。
【0108】
【発明の効果】以下、本発明の効果について説明する。
【0109】図14は評価を行うために用いたシミュレ
ーションモデルを示す図である。図14中に示した条件
により、時刻0.0〜0.3は低負荷、0.3〜0.4
5は中負荷、0.45〜0.6は高負荷、0.6以降は
過負荷となる。
ーションモデルを示す図である。図14中に示した条件
により、時刻0.0〜0.3は低負荷、0.3〜0.4
5は中負荷、0.45〜0.6は高負荷、0.6以降は
過負荷となる。
【0110】各請求項で用いたパラメータを以下に示
す。
す。
【0111】[請求項1]の方法 レートの増加率(RIF)=1/128、レートの減少
率(RDF)=1/128、レート変更周期(Tlengt
h)=5msec、クラス1(ACR_init(1))=150
Mbps、クラス2(ACR_init(2))=75Mbp
s、しきい値=256とする。
率(RDF)=1/128、レート変更周期(Tlengt
h)=5msec、クラス1(ACR_init(1))=150
Mbps、クラス2(ACR_init(2))=75Mbp
s、しきい値=256とする。
【0112】[請求項2]の方法 R*=0.95*150Mbps、β=0.75、γ=
0.75、Nth=10、T=100*(53*8/15
0)μsecとする。
0.75、Nth=10、T=100*(53*8/15
0)μsecとする。
【0113】[請求項3]の方法 R*=0.95*150Mbps、β=0.75、γ=
0.9375、α=0.01、T=100*(53*8/
150)μsecとする。
0.9375、α=0.01、T=100*(53*8/
150)μsecとする。
【0114】性能面については、スイッチ間でのスルー
プットを評価し、図15〜17に示す。
プットを評価し、図15〜17に示す。
【0115】各方式ともに、0.3secぐらいまでは低
負荷ぎみであるために、若干の上下変動はあるもののス
ループットは徐々に上昇し、全端末からの送信が開始さ
れる0.6sec後には過負荷状態が発生するが、どの方
法も制御が有効に動作することにより、ほぼリンク容量
の付近で安定し、過負荷時にも高スループットを安定し
て維持できることが確認できる。
負荷ぎみであるために、若干の上下変動はあるもののス
ループットは徐々に上昇し、全端末からの送信が開始さ
れる0.6sec後には過負荷状態が発生するが、どの方
法も制御が有効に動作することにより、ほぼリンク容量
の付近で安定し、過負荷時にも高スループットを安定し
て維持できることが確認できる。
【0116】サービスクラスの公平性については、端末
内での現在の送信レート(CCR)を評価し、図18〜
20に示す。
内での現在の送信レート(CCR)を評価し、図18〜
20に示す。
【0117】各方法ともに、0.3secぐらいまでは低
負荷ぎみであるために、送信レート(CCR)は高いレ
ートを維持しているが、端末が生起する毎に高負荷状態
に近づくために送信レート(CCR)も徐々に収束し、
高負荷時には、いずれの端末もサービスクラス毎の目標
値の近辺で送信レート(CCR)が維持され、クラス間
の公平性が保たれていることが確認できる。
負荷ぎみであるために、送信レート(CCR)は高いレ
ートを維持しているが、端末が生起する毎に高負荷状態
に近づくために送信レート(CCR)も徐々に収束し、
高負荷時には、いずれの端末もサービスクラス毎の目標
値の近辺で送信レート(CCR)が維持され、クラス間
の公平性が保たれていることが確認できる。
【0118】なお、ここでの目標値は以下のように求め
られる。クラス1に属する端末数が10、クラス2に属
する端末数が15で、クラス間の優先度は、予め定めた
ACR_init(1)とACR_init(2)の比によって決まる
2:1である。よって、 クラス1の目標送信レート=2/(2*10+1*15)*150Mbps =2/35*150Mbps クラス2の目標送信レート=1/(2*10+1*15)*150Mbps =1/35*150Mbps 以上説明したように、本発明によれば、ノードにおいて
レート計算のための処理負荷を軽減しても、輻輳時には
安定して高スループットを維持することができ、なおか
つサービスクラス間での公平性も保つことができる。
られる。クラス1に属する端末数が10、クラス2に属
する端末数が15で、クラス間の優先度は、予め定めた
ACR_init(1)とACR_init(2)の比によって決まる
2:1である。よって、 クラス1の目標送信レート=2/(2*10+1*15)*150Mbps =2/35*150Mbps クラス2の目標送信レート=1/(2*10+1*15)*150Mbps =1/35*150Mbps 以上説明したように、本発明によれば、ノードにおいて
レート計算のための処理負荷を軽減しても、輻輳時には
安定して高スループットを維持することができ、なおか
つサービスクラス間での公平性も保つことができる。
【図1】従来の方法の一例の概要を示す図
【図2】本発明方法の概要を示す図
【図3】第1の実施の形態におけるノードの機能ブロッ
ク構成図
ク構成図
【図4】図3中のACR計算部の詳細構成図
【図5】第1の実施の形態におけるACR計算・書込フ
ローチャート
ローチャート
【図6】第2の実施の形態におけるノードの機能ブロッ
ク構成図
ク構成図
【図7】図6中のACR計算部の詳細構成図
【図8】第2の実施の形態におけるACR計算フローチ
ャート
ャート
【図9】第2の実施の形態におけるACR書込フローチ
ャート
ャート
【図10】第3の実施の形態におけるノードの機能ブロ
ック構成図
ック構成図
【図11】図10中のACR計算部の詳細構成図
【図12】第3の実施の形態におけるACR計算フロー
チャート
チャート
【図13】第3の実施の形態におけるACR書込フロー
チャート
チャート
【図14】本発明を評価するために用いたシミュレーシ
ョンモデルを示す図
ョンモデルを示す図
【図15】請求項1の発明によるスループットの振る舞
いを示す図
いを示す図
【図16】請求項2の発明によるスループットの振る舞
いを示す図
いを示す図
【図17】請求項3の発明によるスループットの振る舞
いを示す図
いを示す図
【図18】請求項1の発明によるCCRの振る舞いを示
す図
す図
【図19】請求項2の発明によるCCRの振る舞いを示
す図
す図
【図20】請求項3の発明によるCCRの振る舞いを示
す図
す図
11,21,31…セル蓄積部、12,22,32…輻
輳状態管理部、13,23,33…セル転送部、14,
27,37…b−RMセル検出部、15,25,35…
ACR計算部、16,28,38…レート書込部、2
4,34…到着セル数測定部、26,36,155…A
CR管理部、151,251,351…ACR計算実行
部、152…レート上下幅記憶部、153…しきい値記
憶部、154…レート変更周期記憶部、156,256
…レート変更可否判定部、252,352…目標使用率
記憶部、253,353…平滑化パラメータ記憶部、2
54…到着セル数管理部、255…測定回数管理部、3
54…入力レート管理部。
輳状態管理部、13,23,33…セル転送部、14,
27,37…b−RMセル検出部、15,25,35…
ACR計算部、16,28,38…レート書込部、2
4,34…到着セル数測定部、26,36,155…A
CR管理部、151,251,351…ACR計算実行
部、152…レート上下幅記憶部、153…しきい値記
憶部、154…レート変更周期記憶部、156,256
…レート変更可否判定部、252,352…目標使用率
記憶部、253,353…平滑化パラメータ記憶部、2
54…到着セル数管理部、255…測定回数管理部、3
54…入力レート管理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 治久 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 ATMを利用したデータ通信網が提供す
るABRサービスにおける送信可能レート決定方法にお
いて、 各ノードにおいてサービスクラス数Nを設定し、クラス
i(i=1,2,……N)に属するコネクションからの
送信可能レートの初期値ACR_init(i)を予め記憶し
ておき、 ノード内でのリンクへの出力待ちバッファにおけるセル
の数が予め定めた輻輳検出しきい値を超えているか否か
を判定して輻輳を管理し、 輻輳であれば、クラスiに属するコネクションからの送
信可能レートを、現在の送信可能レートACR(i)及び
予め定めたレート減少率RDFを用いて、(1−RD
F)×ACR(i)により決定し、 非輻輳でかつ一度レートを上げてから予め設定したレー
ト変更周期以上の時間が経過していれば、クラスiに属
するコネクションからの送信可能レートを、予め定めた
レート増加率RIF、ACR_init(i)及び現在のレー
トACR(i)を用いて、ACR(i)+RIF×ACR_in
it(i)により決定することを特徴とするABRサービス
における送信可能レート決定方法。 - 【請求項2】 ATMを利用したデータ通信網が提供す
るABRサービスにおける送信可能レート決定方法にお
いて、 各ノードにおいてサービスクラス数Nを設定し、クラス
i(i=1,2,……N)に属するコネクションからの
送信可能レートの初期値ACR_init(i)を予め記憶し
ておき、 ノード内でのリンクへの出力待ちバッファにおけるセル
の数が予め定めた輻輳検出しきい値を越えているか否か
を判定して輻輳を管理し、 さらに各リンクでの目標リンク使用率R*を予め記憶し
ておき、セルのリンクへの到着数Countを所定の測定時
間区間Tで測定し、 輻輳時には入力レートRateをRate=Count/Tにより
計算し、 非輻輳時には予め定めた測定回数Nth分の到着セル数C
ountNをCountN←CountN+Countにより求めてから
入力レートRateNをRateN=CountN/(Nth×T)
により計算し、 入力レートRateあるいはRateN、R*及び現在のクラ
スiに属するコネクションからの送信可能レートACR
(i)から、 輻輳時には、クラスiに属するコネクションからの新た
な送信可能レートを、(β+(1−β)×R*/Rate)
×ACR(i)により決定し、 非輻輳時には、クラスiに属するコネクションからの新
たな送信可能レートを、(γ+(1−γ)×R*/Rate
N)×ACR(i)(但し、β,γは予め定めておく平滑
化パラメータ)により決定することを特徴とするABR
サービスにおける送信可能レート決定方法。 - 【請求項3】 予め記憶した平滑化パラメータαにより
平滑化された入力レートRateSをRateS←α×Rate
+(1−α)×RateSにより求め、このRateSを非輻
輳時の入力レートとして用いることを特徴とする請求項
2記載のABRサービスにおける送信可能レート決定方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22553896A JPH1070541A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | Abrサービスにおける送信可能レート決定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22553896A JPH1070541A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | Abrサービスにおける送信可能レート決定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1070541A true JPH1070541A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16830871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22553896A Pending JPH1070541A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | Abrサービスにおける送信可能レート決定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1070541A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010166602A (ja) * | 1998-05-26 | 2010-07-29 | Hitachi Ltd | 送信端末装置およびネットワークノードおよび中継スイッチ |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP22553896A patent/JPH1070541A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010166602A (ja) * | 1998-05-26 | 2010-07-29 | Hitachi Ltd | 送信端末装置およびネットワークノードおよび中継スイッチ |
JP2011061835A (ja) * | 1998-05-26 | 2011-03-24 | Hitachi Ltd | 送信端末装置およびネットワークノードおよび中継スイッチ |
JP2012070440A (ja) * | 1998-05-26 | 2012-04-05 | Hitachi Ltd | 送信端末装置およびネットワークノードおよび中継スイッチ |
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