JPH09162865A - 一斉通知型輻輳制御方式 - Google Patents

一斉通知型輻輳制御方式

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JPH09162865A
JPH09162865A JP31398695A JP31398695A JPH09162865A JP H09162865 A JPH09162865 A JP H09162865A JP 31398695 A JP31398695 A JP 31398695A JP 31398695 A JP31398695 A JP 31398695A JP H09162865 A JPH09162865 A JP H09162865A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輻輳リンクが収容する全コネクションに対し
て協調的なレート制御を行うことができ、迅速で的確に
輻輳制御を実施することができる一斉通知型輻輳制御方
式を提供する。 【解決手段】 交換ノードsw2の輻輳検出部1におい
てリンク35に輻輳発生が検出された場合、輻輳通知部
3は、コネクション情報テーブル2を参照してアクティ
ブコネクション数Nvcを算出するとともに、このNv
cにてABR使用可能帯域BWを分割してERを算出す
る。続いてアクティブコネクションの送信端末#1,#
2には送信レートとしてこのERを指示し、イナクティ
ブコネクションの送信端末#3には初期設定レートとし
て最低保証レートMCRを指示する輻輳通知41〜43
を一斉に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一斉通知型輻輳制
御方式に関し、特にATM網にて提供されるABRサー
ビスで輻輳を制御する場合に用いられる一斉通知型輻輳
制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ATM網では、網からの所定の
輻輳通知に応じて送信端末にて送信レートを制御するこ
とが可能なABR(Available Bit Rate)サービスが提
供されている。従来、このABRサービスでは、次のよ
うな方法により、輻輳を制御するものとなっていた。
【0003】まず、交換ノードに各リンクごとのリンク
バッファを設けて、これらリンクバッファに蓄積される
待ちセルキュー長を監視する。ここで、リンクバッファ
に蓄積される待ちセルキュー長が所定のしきい値(スレ
ッシュホルド)を超過した場合には、その超過したセル
に対してのみ輻輳が発生したと判断して、セル単位にE
CN(Explicit Congestion Notification)ビットを
「ON」にし、受信端末にその輻輳状態を通知する。
【0004】受信端末では、この輻輳通知を受信した場
合、送信端末から周期的に送信されるRM(Resouce ma
nagement)セルにCI(Congestion Indication )ビッ
トを「ON」にして折り返し送信し、送信端末に輻輳通
知を行う。送信端末では、このRMセルを受信して、送
信レートを適応的なレートに低減(制御)させることに
より、輻輳リンクの輻輳回復を行うものとなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、このよう
な従来のABR輻輳制御方式では、待ちセルキュー長が
所定のしきい値を越えてから、その輻輳リンク(情報転
送中のアクティブコネクション)を通過するセルに対し
てのみ、セル単位の適応的な輻輳規制を行うものとなっ
ており、特に待ちセルキュー長を構成する他のコネクシ
ョンに対しては、後続するセルの到着を待って、同様の
輻輳規制が実施されることから、輻輳通知の遅れにより
セル落ち(欠落)や、これによるセル再送が発生すると
いう問題点があった。
【0006】さらに、単独(コネクション単位)でレー
トを低減するものであって、すべてのコネクションを勘
案して協調的にレートを低減するものではなく、必ずし
も迅速で的確なレート制御が行われるものではないとい
う問題点があった。本発明はこのような課題を解決する
ためのものであり、ABRサービスにて、輻輳リンクが
収容する全コネクションに対して協調的なレート制御を
行うことができ、迅速で的確に輻輳制御を実施すること
ができる一斉通知型輻輳制御方式を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による一斉通知型輻輳制御方式は、A
TM交換ノードは、リンクごとに設けられたリンクバッ
ファの状態を監視することにより各リンクでの輻輳発生
を検出する輻輳検出部と、各リンクに収容されているコ
ネクションの転送状況(転送中または休止中)を含む各
種のコネクション情報を記憶するコネクション情報テー
ブルと、輻輳検出部からの輻輳通知に応じて、コネクシ
ョン情報テーブルから輻輳が発生したリンクに収容され
ている各コネクションのコネクション情報を読出して、
各コネクションの送信端末における送信レートを算出
し、これら送信レートを輻輳通知により各送信端末に対
して一斉に通知する輻輳通知部とを備えるものである。
したがって、輻輳検出部からの輻輳通知に応じて、輻輳
通知部により、コネクション情報テーブルから輻輳が発
生したリンクに収容されている各コネクションのコネク
ション情報が読出されて、各コネクションの送信端末に
おける送信レートが算出され、これら送信レートが輻輳
通知により各送信端末に対して一斉に通知される。
【0008】また輻輳通知部は、輻輳検出部からの輻輳
通知に応じて、コネクション情報テーブルを参照するこ
とにより、輻輳が発生したリンクに収容されている各コ
ネクションのうち、転送状況が転送中を示すアクティブ
コネクションの数を計数し、このアクティブコネクショ
ン数でリンクでの使用可能帯域を分割した値を、各アク
ティブコネクションの送信端末における送信レートとし
て一斉に指示通知するようにしたものである。したがっ
て、アクティブコネクション数でリンクでの使用可能帯
域を分割した値が、各アクティブコネクションの送信端
末における送信レートとして一斉に指示通知される。
【0009】また輻輳通知部は、輻輳検出部からの輻輳
通知に応じて、予め設定された最低保証レートを、休止
中の各イナクティブコネクションの送信端末における初
期設定レートとして指示通知するようにしたものであ
る。したがって、予め設定された最低保証レートが、休
止中の各イナクティブコネクションの送信端末における
初期設定レートとして指示通知される。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態である交換
ノードの一斉通知型輻輳通知方式を示すブロック図であ
り、同図において、1は各リンクに収容されているコネ
クションのチャネル識別子単位すなわちコネクション単
位でセルの転送状況(転送中または休止中)を監視し、
送信端末からのACR(Allowed Cell Rate )を収集し
て出力するとともに、各リンクごとのリンクバッファに
蓄積される待ちセルスキュー長を監視し、これが所定の
しきい値を超過した場合に輻輳通知を出力する輻輳検出
部である。
【0011】2は輻輳検出部1から出力された各コネク
ションの状態を記憶するコネクション情報テーブル、3
は輻輳検出部1からの輻輳通知に応じて、コネクション
情報テーブル2から最新の情報を読出して、明示的レー
トER(Explicit Rate )を算出し、その輻輳リンクが
収容するすべてのコネクションに対して一斉に輻輳を通
知することにより、それぞれの送信端末の送信レートを
指示する輻輳通知部である。
【0012】また、図2はコネクション情報テーブルを
示す説明図であり、(a)は交換ノードが備えるコネク
ションテーブル、(b)はコネクション情報テーブルを
示している。コネクションテーブルは、送信端末方向に
輻輳を通知する際、生成したRMセルをどのリンクに送
信するかを決定するために用いられるものであり、各入
出力ポートと各コネクションを示すチャネル識別子(V
PI/VCI)とが対応付けられている。
【0013】またコネクション情報テーブル2は、各コ
ネクションを示すチャネル識別子(VPI/VCI)ご
とに、輻輳検出部1で収集されたACR、コネクション
セットアップ時にネットワークとのネゴシエーションに
より設定された最低保証レートMCR(Minimum Cell R
ate )、および輻輳検出部1により監視された転送状況
を示すアクティブ表示が記憶されている。なお、アクテ
ィブ表示は、例えば所定周期T時間内にそのコネクショ
ンに流入したセルの個数が所定しきい値を超過した場合
にアクティブ(=1)、所定しきい値以下の場合にイナ
クティブ(=0)とするなどの方法により設定される。
【0014】次に、図3,4を参照して、本発明の動作
を説明する。図3は本発明によるABR輻輳制御の動作
を示す説明図、図4は本発明によるABR輻輳制御手順
を示すフローチャートである。図3において、#1〜#
3は送信端末、#4は受信端末、sw1〜3は送信端末
#1〜#3と受信端末#4との間に配設された交換ノー
ド、31〜33は各送信端末#1〜#3と交換ノードs
w1とをそれぞれ接続するリンクである。
【0015】また、30は交換ノードsw1とsw2と
を接続するリンク、35は交換ノードsw2とsw3と
を接続するリンク、34は交換ノードsw3と受信端末
#4とを接続するリンク、41〜43は一斉輻輳通知に
基づいて交換ノードsw1から送信端末#1〜#3に送
信される輻輳通知/輻輳規制である。
【0016】今、各送信端末#1〜#3は、それぞれ送
信レートr1〜r3のコネクションVC1〜VC3を介
して、受信端末#4へセルの転送を行っているものと
し、これらコネクションVC1〜VC3は、リンク35
に収容されている。交換ノードsw2の輻輳検出部1で
は、これらコネクションVC1〜VC3を常時監視して
おり、コネクション情報テーブル2には、図2(b)に
示したような値が記憶されている。
【0017】なお、端末#3の送信レートr3は「0」
となっており、図2(b)のコネクション情報テーブル
2では、VC1,VC2のアクティブ表示がいずれも
「1」すなわちアクティブ(セル転送中)を示している
のに対して、VC3のアクティブ表示が「0」すなわち
イナクティブ(休止中)となっており、端末#3からセ
ルが送信されていないことを示している。
【0018】図4のフローチャートに示すように、交換
ノードsw2では、輻輳検出部1により、常時、リンク
35の待ちセルキュー長と所定しきい値とが比較され、
リンク35における輻輳発生が監視されている(ステッ
プS1)。ここで、図5に示すように、各VC1〜VC
3にて共用するリンク35のリンクバッファ51の待ち
セルキュー長52が、所定のしきい値53を超過した場
合(ステップS1:YES)、輻輳検出部1はリンク3
5にて輻輳が発生したと判断し、輻輳通知部3に輻輳発
生を通知する。
【0019】これに応じて、輻輳通知部3は、コネクシ
ョン情報テーブル2のアクティブ表示を参照して、セル
転送中のコネクションの数すなわちアクティブコネクシ
ョン数Nvc(この場合はNvc=2)を算出する(ス
テップS2〜S4)。続いて、輻輳通知部3は、リンク
35のABR使用可能帯域BWを算出し(ステップS
5)、これをアクティブコネクション数Nvcで除算
(分割)することにより、セル転送中の各端末に通知す
る明示的レートER(Explicit Rate )を算出する(ス
テップS6)。
【0020】なお、一般にこの種のリンクの帯域は、A
BRサービスだけではなくATM網で提供される他のサ
ービス、例えば固定的な通信速度を用いるCBR(Cons
tantBit Rate )サービスや可変の通信速度を用いるV
BR(Variable Bit Rate )サービスにも割り当てられ
る。したがって、ステップS5では、輻輳が発生したリ
ンク35のABR使用可能帯域BWとして、ABRサー
ビス用として予め設定されている帯域量、あるいはリン
ク35の全帯域量からCBRサービスやVBRサービス
などの他のサービスで使用される帯域量を引き算した残
りの帯域量が用いられる。
【0021】次に、輻輳通知部3は、各コネクションV
C1〜VC3の送信端末#1〜#3に対してRMセルに
より送信レートを一斉に通知する。まず、リンク35に
収容されているコネクションVC1〜VC3のいずれか
を選択し、送信端末に対して輻輳通知を行うセルとして
RMセルを生成する(ステップS8)。
【0022】続いて、コネクション情報テーブル2のア
クティブ表示を参照して、選択したコネクションがアク
ティブコネクションか否か判断し(ステップS9)、ア
クティブコネクションである場合には(ステップS9:
YES)、ステップS6で算出したERを送信レートと
してRMセルに設定し(ステップS11)、このRMセ
ルをコネクションに対応する送信端末に送信する(ステ
ップS12)。
【0023】一方、選択したコネクションがイナクティ
ブコネクションである場合には(ステップS9:N
O)、コネクション情報テーブル2のMCRを参照する
ことにより、コネクションセットアップ時にネットワー
クとのネゴシエーションにより設定された値を送信レー
トとしてRMセルに設定し(ステップS10,S1
1)、このRMセルを図2(a)に示したコネクション
テーブルに基づいて、選択したコネクションに対応する
送信端末に送信し(ステップS12)、ステップS7に
戻り、すべてのコネクションに対するRMセルの送信処
理を繰り返し実施する。
【0024】このようにして、リンク35に輻輳が発生
した場合には、交換ノードsw2の輻輳検出部1により
これが検出され、輻輳通知部3から、輻輳が発生したリ
ンク35を共用するすべてのコネクションVC1〜VC
3の送信端末#1〜#3に対して、所定の送信レートが
設定されたRMセルが輻輳通知41〜43として一斉に
送信される。これら輻輳通知(RMセル)41〜43
は、リンク30、交換ノードsw1およびそれぞれのリ
ンク31〜33を介して各送信端末#1〜#3で受信さ
れる。
【0025】したがって、各送信端末のうち、アクティ
ブの送信端末#1,#2は、これら輻輳通知(RMセ
ル)41,42に格納されている送信レートに基づい
て、これ以降に転送するセルの送信レートを制御するも
のとなる。また、イナクティブの送信端末#3は、輻輳
通知(RMセル)43に格納されている送信レート、こ
の場合は最低保証レートMCRをセル流入量すなわち初
期設定レートICR(Initial Cell Rate )として設定
し、この値に基づいてこれ以降に転送するセルの送信レ
ートを制御するものとなる。
【0026】図6は各コネクションにおける使用帯域の
変動を示す説明図であり、それぞれ横軸が時間軸、縦軸
が各コネクションにおける単位時間当たりの使用帯域
量、すなわちセル転送速度を示している。例えば、リン
ク35に収容されている各コネクションの使用帯域量が
徐々に増加し、時刻Tにリンクバッファ51(図5参
照)の待ちセルキュー長52が所定のしきい値53を超
過した場合、前述したように輻輳発生が検出され、各コ
ネクションの送信端末に対して輻輳通知が送信される。
【0027】この場合、コネクションVC1,VC2が
アクティブ(r1>0,r2>0)であり、コネクショ
ンVC3がイナクティブ(r3=0:idle)である
ことから、従来の輻輳制御では、アクティブコネクショ
ンVC1,VC2のみ輻輳規制対象となっていたが、本
発明によれば、イナクティブコネクションVC3も輻輳
規制対象となる。
【0028】このように、交換ノードsw2においてリ
ンク35に輻輳発生が検出された場合には、図6に示す
ように、アクティブコネクションVC1,VC2だけで
はなく、イナクティブコネクションVC3を含む、リン
ク35を共用するすべてのコネクションVC1〜VC3
の送信端末#1〜#3に対して、所定の送信レートを指
示する輻輳通知41〜43を一斉に通知するようにした
ので、輻輳リンクが収容する全コネクションの協調的な
レート制御を行うことができ、迅速かつ的確に輻輳制御
を実施することができる。
【0029】また、セル転送中のアクティブコネクショ
ンに対しては、使用可能帯域BWをアクティブコネクシ
ョン数Nvcで分割した値を、各送信端末の送信レート
として一斉に指示するようにしたので、すべてのアクテ
ィブコネクション間で使用可能帯域BWが公平かつ一斉
に割り当てられるものとなる。さらに、休止中のイナク
ティブコネクションに対しては、最低保証レートMCR
をセル流入量すなわち初期設定レートICR(Initial
Cell Rate )として設定指示するようにしたので、将来
的に発生しうる輻輳の回避(保護)を行うことが可能と
なる。
【0030】なお、交換ノードsw2の輻輳検出部1に
おいて、リンク35のリンクバッファの待ちセルキュー
長52がしきい値53以下となった場合には(ステップ
S1:NO)、輻輳検出中となっているか否か判断し
(ステップS13)、まだ輻輳検出中となっている場合
には(ステップS13:YES)、前述の輻輳通知処理
と同様に、所定のRMセルを用いて各送信端末#1〜#
3に対して輻輳解除を一斉に通知する所定の輻輳解除処
理を実施して(ステップS14)、処理を終了する。
【0031】この交換ノードsw2からの輻輳解除通知
に応じて、各送信端末のうち、アクティブコネクション
VC1,VC2の送信端末#1,#2では、ABRサー
ビスにて提供されている通常の送信レート上昇処理が実
施される。また、イナクティブコネクションVC3の送
信端末#3では、初期設定レートICRを通常の値に戻
す処理が実施されるものとなる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ATM
交換ノードに、各リンクでの輻輳発生を検出する輻輳検
出部と、各リンクに収容されているコネクションの転送
状況(転送中または休止中)を含む各種のコネクション
情報を記憶するコネクション情報テーブルとを設けて、
輻輳検出部からの輻輳通知に応じて、コネクション情報
テーブルから輻輳が発生したリンクに収容されている各
コネクションのコネクション情報を読出して、各コネク
ションの送信端末における送信レートを算出し、これら
送信レートを輻輳通知により各送信端末に対して一斉に
通知するようにしたので、輻輳リンクが収容する全コネ
クションの協調的なレート制御を行うことができ、迅速
かつ的確に輻輳制御を実施することができる。
【0033】また輻輳通知部により、リンクでの使用可
能帯域をアクティブコネクション数で分割した値を、各
アクティブコネクションの送信端末における送信レート
として一斉に指示通知するようにしたので、リンクに収
容されているすべてのアクティブコネクション間で使用
可能帯域を公平かつ一斉に割り当てることが可能とな
る。また輻輳通知部により、予め設定された最低保証レ
ートを、休止中の各イナクティブコネクションの送信端
末における初期設定レートとして指示通知するようにし
たので、任意のイナクティブコネクションにて将来的に
発生しうる輻輳の回避(保護)を行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による交換ノードの一
斉通知型輻輳制御方式のブロック図である。
【図2】 コネクション制御テーブルを示す説明図であ
る。
【図3】 本発明の一実施の形態による輻輳制御動作を
示す説明図である。
【図4】 本発明の一実施の形態による輻輳制御手順を
示すフローチャートである。
【図5】 輻輳検出方法を示す説明図である。
【図6】 輻輳規制対象を示す説明図である。
【符号の説明】
1…輻輳検出部、2…コネクション情報テーブル、3…
輻輳通知部、#1〜#3…送信端末、#4…受信端末、
sw1〜sw3…交換ノード、30〜35…リンク、4
1〜43…輻輳通知。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信端末と受信端末とがATM交換ノー
    ドを介して所定のリンクで接続されるATM網にて輻輳
    を制御する場合に用いられる一斉通知型輻輳制御方式に
    おいて、 ATM交換ノードは、 リンクごとに設けられたリンクバッファの状態を監視す
    ることにより各リンクでの輻輳発生を検出する輻輳検出
    部と、 各リンクに収容されているコネクションの転送状況(転
    送中または休止中)を含む各種のコネクション情報を記
    憶するコネクション情報テーブルと、 輻輳検出部からの輻輳通知に応じて、コネクション情報
    テーブルから輻輳が発生したリンクに収容されている各
    コネクションのコネクション情報を読出して、各コネク
    ションの送信端末における送信レートを算出し、これら
    送信レートを輻輳通知により前記各送信端末に対して一
    斉に通知する輻輳通知部とを備えることを特徴とする一
    斉通知型輻輳制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の一斉通知型輻輳制御方式
    において、 輻輳通知部は、輻輳検出部からの輻輳通知に応じて、コ
    ネクション情報テーブルを参照することにより、輻輳が
    発生したリンクに収容されている各コネクションのう
    ち、転送状況が転送中を示すアクティブコネクションの
    数を計数し、このアクティブコネクション数で前記リン
    クでの使用可能帯域を分割した値を、各アクティブコネ
    クションの送信端末における送信レートとして一斉に指
    示通知するようにしたことを特徴とする一斉通知型輻輳
    制御方式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の一斉通知型輻輳制御方式
    において、 輻輳通知部は、輻輳検出部からの輻輳通知に応じて、予
    め設定された最低保証レートを、休止中の各イナクティ
    ブコネクションの送信端末における初期設定レートとし
    て指示通知するようにしたことを特徴とする一斉通知型
    輻輳制御方式。
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