JPH1070343A - 固体レーザ装置及びこれを利用するワークの加工方法 - Google Patents

固体レーザ装置及びこれを利用するワークの加工方法

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JPH1070343A
JPH1070343A JP8223876A JP22387696A JPH1070343A JP H1070343 A JPH1070343 A JP H1070343A JP 8223876 A JP8223876 A JP 8223876A JP 22387696 A JP22387696 A JP 22387696A JP H1070343 A JPH1070343 A JP H1070343A
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Kiyoshi Takeuchi
清 武内
Tomoyasu Noda
智靖 野田
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Shinmaywa Industries Ltd
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Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でレーザ出力を鋭峻且つ高出力化
する。 【解決手段】 YAGレーザ発振部11から略方形波形
のレーザ光を出力すると同時に、ガラスレーザ発振部1
2から尖鋭なレーザ出力波形のレーザ光を出力し、この
レーザ光を光ファイバ13,14によってワーク15の
単一の照射点に向けて照射する。その結果、立ち上がり
が鋭峻で且つ高出力なレーザ光をワーク15に照射する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、Nd:YAGや
レーザガラス等を用いて形成された固体レーザ装置及び
これを利用するワークの加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】固体レーザ装置は、ガラスレーザ及びY
AGレーザ等、使用される媒質によって種類が異なる。
【0003】ガラスレーザの場合、発振波形が図7
(a)のように略スパイク状に尖鋭であるため、金属加
工等におけるレーザ切断や溶接に適していると言われて
いる。しかしながら、ガラスレーザは、例えば5Hz以
上の高速で繰り返し発振することが困難であり、高出力
を維持することが困難となる。このため、図7(b)の
ような略方形波を発生させて高出力を得やすいYAGレ
ーザが使用されることも多い。
【0004】ところで、上述した金属加工等の分野で
は、図7(a)のように波形の立ち上がり部分を鋭峻に
しつつ、しかも図7(b)のように高出力を得る固体レ
ーザ装置が臨まれている。このようなレーザ出力を得る
ひとつの方法としては、例えば特開平6−268295
号公報で開示された技術(図8及び図9)のように、第
1電源1から図7(b)のような方形波(V1)を出力
し、レーザスラブ5の一方に近接配置された第1のフラ
ッシュランプF1を駆動するとともに、トリガ発生回路
2でトリガ信号Tgを発生させ、第2電源3から図7
(a)のような尖鋭な波形の電源(V2)を出力し、こ
れによって第2のフラッシュランプF2を駆動すること
で、レーザスラブ5のレーザ出力を、図10のように略
方形波とトリガ波形とを重畳した形状にし、その結果、
立ち上がりが急峻なパルスを発生させる例があった。
【0005】なお、固体レーザ装置を高出力化する方法
としては、図11の如く、冷却媒体が通流する収納容器
6内に、ガラスまたはYAG等の所定の媒質からなるス
ラブ状のレーザスラブ5及びフラッシュランプF1,F
2を組み合わせてレーザ発振部7を構成し、さらに高出
力化のため、複数のレーザ発振部7を直列に配置して使
用する例もあった(特開平7−50440号公報参
照)。したがって、図8及び図9に示した構成のレーザ
発振部7を図11のように直列に配置すれば、高出力で
かつ立ち上がりの急峻なレーザ出力波形を得ることがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8及び図
9のような回路の場合、略方形波とトリガ信号とを重畳
する際に、略方形波の立ち上がり時点とトリガの立ち上
がり時点とを正確に合致させる必要がある。そのため、
遅延回路4を設けてトリガを重畳するタイミングを調整
する必要があった。すなわち、第1の電源回路1以外
に、トリガ発生回路2及び遅延回路4等を設置する必要
がある。その結果、回路構成が複雑になっていた。
【0007】また、図11のように複数のレーザ発振部
7を直列に配置する場合、光軸方向に設置スペースを大
きくとる必要があり、省スペース化の要請に反する。ま
た、複数のレーザスラブ5及び図示しないレンズ等の間
を繰り返し入出するため、各入出界面での光反射等によ
って光の損失が多大となり、出力低下を招いていた。
【0008】この発明は、上記課題に鑑み、簡単な回路
構成で、且つ光軸方向の設置スペースを抑制しつつ、パ
ルスを急峻にし得る固体レーザ装置及びこれを利用する
ワークの加工方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、固体レーザ
装置本体と、前記固体レーザ装置本体内に収納されて略
方形波形のレーザ光を出力する第1のレーザ発振部と、
前記固体レーザ装置本体内に収納されて尖鋭なレーザ出
力波形のレーザ光を出力する第2のレーザ発振部と、前
記第1のレーザ発振部及び前記第2のレーザ発振部のそ
れぞれから出射される各レーザ光をワークの単一の照射
点に向けて照射する光伝搬手段とを備えるものである。
【0010】ここで、前記第1のレーザ発振部は、出力
レーザ光波形が略方形波形となる第1のレーザ媒質が使
用されてなる第1の固体レーザスラブと、前記第1の固
体レーザスラブに励起光を照射する第1の励起ランプ
と、前記第1の固体レーザスラブ内で光を往復させて発
振状態とする反射鏡及び出力鏡とを備え、前記第2のレ
ーザ発振部は、出力レーザ光波形が尖鋭なレーザ出力波
形となる第2のレーザ媒質が使用されてなる第2の固体
レーザスラブと、前記第2の固体レーザスラブに励起光
を照射する第2の励起ランプと、前記第2の固体レーザ
スラブ内で光を往復させて発振状態とする反射鏡及び出
力鏡とを備えるものである。
【0011】あるいは、前記第1のレーザ発振部は、出
力レーザ光波形が略方形波形となるよう制御する第1の
駆動制御電源に接続され、前記第1のレーザ発振部は、
出力レーザ光波形が尖鋭なレーザ出力波形となるよう制
御する第2の駆動制御電源に接続されるものである。
【0012】望ましくは、前記光伝搬手段は、一端部が
前記各レーザ発振部のレーザ光軸に対応するよう配置さ
れ、他端部にレーザ光を照射する出射銃口部材が取り付
けられた光ファイバが使用される。
【0013】上記固体レーザ装置を利用してワークを加
工する際には、前記第1のレーザ発振部から略方形波形
のレーザ光を出力すると同時に、前記第2のレーザ発振
部から尖鋭なレーザ出力波形のレーザ光を出力し、該レ
ーザ光を光伝搬手段によってワークの単一の照射点に向
けて照射する。その結果、立ち上がりが鋭峻で且つ高出
力なレーザ光をワークに照射することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
{第1実施形態}図1はこの発明の第1実施形態の固体
レーザ装置及び加工すべきワークを示す模式図、図2は
図1に示した固体レーザ装置のA−A断面図である。
【0015】この固体レーザ装置は、図1及び図2の如
く、筺形のケース(固体レーザ装置本体)10内にYA
Gレーザ発振部(第1のレーザ発振部)11とガラスレ
ーザ発振部(第2のレーザ発振部)12とを並置し、両
レーザ発振部11,12の一端部から出射されるレーザ
光をそれぞれ光ファイバ13,14(光伝搬系)で取り
出してワーク15の同一点に照射するようにしたもので
ある。
【0016】YAGレーザ発振部11は、図2の如く、
ケース10にねじ19で固定された第1のハウジング2
0内に、レーザ媒質としてNd:YAG結晶体からなる
一対の略板状の第1の固体レーザスラブ21を互いに平
行に配置し、この一対の第1の固体レーザスラブ21に
挟まれた空間に、一対の励起ランプ(第1の励起用光
源)22が各第1の固体レーザスラブ21の内向き板面
に平行に並置されている。また、各第1の固体レーザス
ラブ21の外向き板面側にも励起ランプ(励起用光源)
23がそれぞれ設けられている。第1のハウジング20
の内面には、各励起ランプ22,23からの光を効率よ
く両固体レーザスラブ21へ反射させるための散乱反射
部材24〜26が、各励起ランプ22,23の近傍に配
置されている。
【0017】ガラスレーザ発振部12も同様に、ケース
10にねじ29で固定された第2のハウジング30内
に、レーザ媒質としてガラスからなる一対の略板状の第
2の固体レーザスラブ31を互いに平行に配置し、この
一対の第2の固体レーザスラブ31に挟まれた空間に、
一対の励起ランプ(第2の励起用光源)32が各第2の
固体レーザスラブ31の内向き板面に平行に並置されて
いる。また、各第2の固体レーザスラブ31の外向き板
面側にも励起ランプ(励起用光源)33がそれぞれ設け
られている。第2のハウジング30の内面には、各励起
ランプ32,33からの光を効率よく両固体レーザスラ
ブ31へ反射させるための散乱反射部材34〜36が、
各励起ランプ32,33の近傍に配置されている。
【0018】なお、ケース10及び両ハウジング20,
30の側壁には、冷却水を供給・排出する供給口38〜
40及び排出口41〜43が形成され、さらに、供給口
38〜40及び排出口41〜43の近傍には、ケース1
0の供給口38に流し込まれた冷却水をガラスレーザ発
振部12及びYAGレーザ発振部11内を経て排出口4
3に流出するよう案内する仕切板44が水密状に取り付
けられている。
【0019】また、図1のように、これら両レーザ発振
部11,12の各固体レーザスラブ21,31の片側端
部の近傍には反射鏡51a,51bがそれぞれ設置さ
れ、同じく他側端部の近傍に出力鏡52a,52bがそ
れぞれ設置される。そして、光ファイバ13,14は、
出力鏡52a,52bの光軸中心に対応して取り付けら
れ、図示しない固定具にて固定される。光ファイバ1
3,14の先端には、レーザ光をワーク15に出射する
ための出射銃口部材53a,53bがそれぞれ取り付け
られている。
【0020】なお、上記のYAGレーザ発振部11及び
ガラスレーザ発振部12は、それぞれ独立した電源によ
って駆動される。
【0021】上記構成において、両レーザ発振部11,
12の各励起ランプ22,23,32,33は、それぞ
れ独立した電源によって駆動されて点灯する。YAGレ
ーザ発振部11側の励起ランプ22,23から照射され
た光は、直接に、または散乱反射部材24〜26で反射
された後にYAG製の第1の固体レーザスラブ21に照
射される。その結果、第1の固体レーザスラブ21の内
部では光が励起される。この光は、反射鏡51aと出力
鏡52bの間を往復することで発振状態となり、出力鏡
52aから外部へ出射される。このときのレーザ出力波
形は、図7(b)のような略方形波になる。このレーザ
光は、光ファイバ13を介して出射銃口部材53aから
ワーク15に照射される。
【0022】一方、ガラスレーザ発振部12側の励起ラ
ンプ32,33から照射された光は、直接に、または散
乱反射部材34〜36で反射された後にガラス製の第2
の固体レーザスラブ31に照射され、内部で光が励起さ
れる。そして、この光は、外部の反射鏡51bと出力鏡
52bの間を往復することで発振状態となり、出力鏡5
2bから外部へ出射される。このときのレーザ出力波形
は、図7(a)のような略スパイク状の尖鋭波になる。
このレーザ光は、光ファイバ14を介して出射銃口部材
53bからワーク15に照射される。
【0023】ワーク15では、出射銃口部材53aから
の高出力の略方形波のレーザ光と、出射銃口部材53b
からの尖鋭なレーザ光とを同時に受けることになる。し
たがって、従来技術のように特別な遅延回路等の複雑な
電流回路を設けなくても、立ち上がりが鋭峻で且つ高出
力なレーザ光を得ることができる。特に、略方形波のレ
ーザ光を出力するレーザスラブと、尖鋭なレーザ光を出
力するレーザスラブとを別々に備えることで、単一のレ
ーザスラブを使用するのに比べてレーザ出力を大幅に増
大できる。
【0024】{第2実施形態}第1実施形態では、YA
Gレーザ発振部11とガラスレーザ発振部12とを単一
のケース10内に仕組み込んで構成していたが、この発
明の第2実施形態では、図3及び図4の如く、同一種類
のレーザ媒質(例えばNd:YAG結晶体)からなる複
数(一対)の固体レーザスラブ61,62を単一のハウ
ジング63(固体レーザ装置本体)内に組み込んで構成
している。この一対の固体レーザスラブ61,62に挟
まれた空間には、一対の励起ランプ(励起用光源)65
a,65bが各固体レーザスラブ61,62の内向き板
面に平行に並置されている。また、各固体レーザスラブ
61,62の外向き板面側にも励起ランプ(励起用光
源)66a,66bがそれぞれ設けられている。ハウジ
ング63の内面には、各励起ランプ65a,65b,6
6a,66bからの光を効率よく両固体レーザスラブ6
1,62へ反射させるための散乱反射部材67〜69
が、各励起ランプ65a,65b,66a,66bの近
傍に配置されている。なお、図3及び図4中の符号71
は、ハウジング63の供給口72,73に流し込まれた
冷却水を固体レーザスラブ61,62を経て排出口7
4,75に流出すよう案内する仕切板、符号76a,7
6b,77a,77bはレーザ光発振用の反射鏡及び出
力鏡である。また、光ファイバ13,14及び各出射銃
口部材53a,53bの構成は第1実施形態と同様であ
る。
【0025】そして、固体レーザスラブ61の光励起に
供される励起ランプ65a,66aと、固体レーザスラ
ブ62の光励起に供される励起ランプ65b,66bに
は、別々の駆動制御電源V1,V2が接続され、これによ
り別々のレーザ出力制御が行われる。具体的には、励起
ランプ65a,66aには、固体レーザスラブ61から
のレーザ出力波形が図7(b)のような略方形波となる
ような電源を供給し、励起ランプ65b,66bには、
固体レーザスラブ62からの出力波形が図7(a)のよ
うな略スパイク状の尖鋭波になるような電源を供給す
る。そして、図1で示した第1実施形態と同様にして、
光ファイバ等の光伝搬系でレーザ光を取り出してワーク
の同一点に照射する。その結果、第1実施形態と同様
に、ワークは高出力の略方形波のレーザ光と尖鋭なレー
ザ光とを同時に受けることになり、立ち上がりが鋭峻で
且つ高出力なレーザ光を得ることができる。特に、略方
形波のレーザ光を出力するレーザスラブと、尖鋭なレー
ザ光を出力するレーザスラブとを別々に備えることで、
単一のレーザスラブを使用するのに比べてレーザ出力を
大幅に増大できる。
【0026】なお、第1実施形態では2枚のYAG製レ
ーザスラブと2枚のガラス製レーザスラブを使用し、第
2実施形態では2枚のYAG製のレーザスラブを使用し
ているが、レーザスラブ個数は上記に限るものではな
く、これ以上の多数のレーザスラブを使用してもよい。
例えば、図5は第2実施形態の変形例であるが、図5の
ように1個のケース内に略方形波のレーザ出力を行う固
体レーザスラブ61を2個、尖鋭なレーザ出力波形のレ
ーザ光を出力する固体レーザスラブ62を2個設けて、
合計4個のレーザスラブを有せしめてもよい。勿論、第
1実施形態の変形例としてYAGレーザカラブとガラス
レーザスラブをそれぞれ3個以上ずつ使用してもよい。
【0027】また、第2実施形態では、2枚のレーザス
ラブの媒質としてNd:YAG結晶体を使用している
が、これに限らず、例えばガラス等の他の媒質を使用し
てもよい。
【0028】さらに、上記各実施形態では、各固体レー
ザスラブ21,22,61,62から出射される各レー
ザ光をワーク15の単一照射点に向けて照射する光伝搬
手段として、一対の光ファイバ13,14及びそのそれ
ぞれに対応する出射銃口部材53a,53bを備えてい
たが、図6のように、集光体78を利用してそれぞれの
波形のレーザ光を一旦集光した後に光ファイバー79等
でワーク15に伝搬してもよいし、あるいは、鏡等を利
用した他の構成のものを使用してもよい。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、第1のレーザ発振部
から略方形波形のレーザ光を出力すると同時に、第2の
レーザ発振部から尖鋭なレーザ出力波形のレーザ光を出
力し、このレーザ光を光伝搬手段によってワークの単一
の照射点に向けて照射できるので、両方のレーザ発振部
に同等の電源を使用しながら、立ち上がりが鋭峻で且つ
高出力なレーザ光をワークに照射することができる。し
たがって、金属加工等適したレーザ光を極めて簡単な駆
動回路の構成で容易に得ることができる。
【0030】特に、略方形波のレーザ光を出力するレー
ザスラブと、尖鋭なレーザ光を出力するレーザスラブと
を別々に備えることで、単一のレーザスラブを使用する
のに比べてレーザ出力を大幅に増大できる。しかも、複
数のレーザ発振部を光軸方向に直列に並べる従来技術に
比べて、光軸方向の設置スペースを小さくできるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態の固体レーザ装
置及び加工すべきワークを示す模式図である。
【図2】図2は図1に示した固体レーザ装置のA−A断
面図である。
【図3】この発明の第2実施形態の固体レーザ装置を示
す正面視断面図である。
【図4】この発明の第2実施形態の固体レーザ装置を示
す断面模式図である。
【図5】この発明の変形例の固体レーザ装置を示す正面
視断面図である。
【図6】この発明の変形例の固体レーザ装置を示す模式
図である。
【図7】一般的な固体レーザ装置のレーザ出力波形を示
す図である。
【図8】従来の固体レーザ装置の駆動回路を示す回路図
である。
【図9】従来の固体レーザ装置を示す斜視図である。
【図10】略スパイク状に尖鋭な波形と略方形波形とを
重畳した波形図である。
【図11】従来の固体レーザ装置として複数のレーザ発
振部を直列に配置した例を示す模式図である。
【符号の説明】
10 ケース 11 YAGレーザ発振部 12 ガラスレーザ発振部 13,14 光ファイバ 15 ワーク 20 第1のハウジング 21,22,61,62 固体レーザスラブ 21 第1の固体レーザスラブ 22,23 励起ランプ 24〜26 散乱反射部材 30 第2のハウジング 31 第2の固体レーザスラブ 32,33 励起ランプ 34〜36 散乱反射部材 51a,51b 反射鏡 52a,52b 出力鏡 53a,53b 出射銃口部材 61,62 固体レーザスラブ 63 ハウジング 65a,65b,66a,66b 励起ランプ 67〜69 散乱反射部材 78 集光体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体レーザ装置本体と、 前記固体レーザ装置本体内に収納されて略方形波形のレ
    ーザ光を出力する第1のレーザ発振部と、 前記固体レーザ装置本体内に収納されて尖鋭なレーザ出
    力波形のレーザ光を出力する第2のレーザ発振部と、 前記第1のレーザ発振部及び前記第2のレーザ発振部の
    それぞれから出射される各レーザ光をワークの単一の照
    射点に向けて照射する光伝搬手段とを備える固体レーザ
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の固体レーザ装置であっ
    て、 前記第1のレーザ発振部は、 出力レーザ光波形が略方形波形となる第1のレーザ媒質
    が使用されてなる第1の固体レーザスラブと、 前記第1の固体レーザスラブに励起光を照射する第1の
    励起ランプと、 前記第1の固体レーザスラブ内で光を往復させて発振状
    態とする反射鏡及び出力鏡とを備え、 前記第2のレーザ発振部は、 出力レーザ光波形が尖鋭なレーザ出力波形となる第2の
    レーザ媒質が使用されてなる第2の固体レーザスラブ
    と、 前記第2の固体レーザスラブに励起光を照射する第2の
    励起ランプと、 前記第2の固体レーザスラブ内で光を往復させて発振状
    態とする反射鏡及び出力鏡とを備えることを特徴とする
    固体レーザ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の固体レーザ装置であっ
    て、 前記第1のレーザ発振部は、出力レーザ光波形が略方形
    波形となるよう制御する第1の駆動制御電源に接続さ
    れ、 前記第1のレーザ発振部は、出力レーザ光波形が尖鋭な
    レーザ出力波形となるよう制御する第2の駆動制御電源
    に接続されることを特徴とする固体レーザ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の固体レーザ装置であっ
    て、前記光伝搬手段は、一端部が前記各レーザ発振部の
    レーザ光軸に対応するよう配置され、他端部にレーザ光
    を照射する出射銃口部材が取り付けられた光ファイバで
    あることを特徴とする固体レーザ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の固体レーザ装置を利用するワークの加工方法であっ
    て、前記第1のレーザ発振部から略方形波形のレーザ光
    を出力すると同時に、前記第2のレーザ発振部から尖鋭
    なレーザ出力波形のレーザ光を出力し、該レーザ光を光
    伝搬手段によってワークの単一の照射点に向けて照射す
    るワークの加工方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013179108A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Japan Atomic Energy Agency 固体レーザー装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013179108A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Japan Atomic Energy Agency 固体レーザー装置

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