JPH1069928A - 電気端子 - Google Patents

電気端子

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JPH1069928A
JPH1069928A JP8228818A JP22881896A JPH1069928A JP H1069928 A JPH1069928 A JP H1069928A JP 8228818 A JP8228818 A JP 8228818A JP 22881896 A JP22881896 A JP 22881896A JP H1069928 A JPH1069928 A JP H1069928A
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JP
Japan
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female contact
spring floating
terminal
base
spring
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Withdrawn
Application number
JP8228818A
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English (en)
Inventor
Noriaki Sai
徳明 蔡
Ryuichi Komiyama
隆一 小宮山
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AMP Japan Ltd
Original Assignee
AMP Japan Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1069928A publication Critical patent/JPH1069928A/ja
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動を受けても良好な電気接触を維持できる
電気端子を提供する。 【解決手段】 基板に固定される基部6の前端より上方
に延びるばね遊動部8の先端に遊動可能な雌型接触部1
2,13が形成され、雌型接触部12,13およびばね遊動部
8を包囲して雌型接触部12,13の遊動を規制する正面壁
15、左右外壁16,17、背面外壁18,19、規制突起21,2
2、スリット24,25および規制突起26,27からなる規制
部が基部6の後端から上方に延びて形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気端子、特に回路
基板に取り付けられる雌型の電気端子に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車等に搭載されるメータ等の電気機
器の多くは回路基板に固定された雌型電気端子に雄型端
子を介して接続されるが、雌型端子は回路基板への電気
的接続を確実なものとするため、例えば実開昭62−1656
79号に開示されているもののように固定脚部を介して基
板に強固に固定されているものが多い。一方、この雌型
端子と接続される雄型端子はメータ機器等に直接あるい
はリード線を介して接続され、ある程度の拘束を受けて
配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような電気端子で
は自動車等の振動により回路基板に固定された雌型端子
と雄型端子との接触部が微摺動を繰り返して磨耗し、こ
の微振動磨耗により接触不良が発生する。
【0004】本発明はこの問題に鑑み、振動下において
も良好な電気接触を維持できる電気端子を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による電気端子
は、基板に固定される基部の1つの位置より延びるばね
遊動部の先端側に位置する遊動可能な雌型接触部と、基
部の他の位置から延びて雌型接触部およびばね遊動部を
包囲して雌型接触部の遊動を規制する規制部とを有する
ことを特徴とするものである。
【0006】すなわち、基板の2つの位置から延びる2
つの部分の一方でばね遊動部を形成し、そのばね遊動部
の先端にそのばね遊動部により遊動可能とされた雌型接
触部を形成し、他方でこの雌型接触部とばね遊動部の外
側を包囲して雌型接触部の遊動を規制する規制部を形成
したことを特徴とするものである。
【0007】また本発明の目的は、基板に固定される基
部の1つ位置より延びるばね遊動部の先端側に基板の主
要面に対して略直角な2方向からピン端子を受容可能な
雌型接触部が形成され、基部の他の位置から延びる規制
部が雌型接触部およびばね遊動部を包囲するとともにば
ね遊動部の前記2方向への遊動を規制することを特徴と
する電気端子によっても達成される。
【0008】すなわち、これは基板の2つの位置から延
びる2つの部分の一方でばね遊動部を形成し、その遊動
部の先端に基板の主要面に対して略直角な2方向からピ
ン端子を受容可能な雌型接触部を形成し、その雌型接触
部をばね遊動部により遊動可能とするとともに、他方で
この雌型接触部とばね遊動部の外側を包囲して雌型接触
部の遊動を規制するとともにばね遊動部の前記2方向へ
の遊動すなわち上下方向の遊動を規制することを特徴と
するものである。
【0009】なお、本発明による電気端子は一枚板の打
ち抜き折り曲げにより構成することもできる。
【0010】
【発明の作用と効果】本発明による電気端子は、基板か
ら延びるばね遊動部の先端に雌型接触部を形成したから
そのばね遊動部により雌型接触部を遊動可能とすること
ができ、そのため振動を受けても雌型接触部はその振動
に追随して振動するから微振動磨耗が生じないという効
果がある。また、この雌型接触部とばね遊動部の外側を
規制部で包囲して雌型接触部を保護するとともにその遊
動を規制することができる。
【0011】また本発明によるもう一つの電気端子は、
基部より延びるばね遊動部の先端側に基板の主要面に対
して略直角な2方向からピン端子を受容可能な雌型接触
部が形成されているから、雌型接触部に2方向からピン
端子を受容することが可能であり、またその雌型接触部
をばね遊動部により遊動可能とすることができ、そのた
め振動を受けても雌型接触部はその振動に追随して振動
するから微振動磨耗が生じないという効果がある。また
規制部が雌型接触部およびばね遊動部を包囲して保護
し、ばね遊動部の上下方向の遊動を規制することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による電気端子の実
施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】図1は本発明の一実施の形態による雌型端
子を有する電気端子を雄型端子とともに示す斜視図で、
この図に示すように、本発明による電気端子1Aは雌型
端子であって、メータ等の機器類に接続される雄型端子
のピン端子1Bと電気的に接続される。この実施の形態
による電気端子1Aは、1枚の金属板を打抜き、折り曲
げて構成されたもので、以下その構造の詳細を図2〜図
7を参照して説明する。
【0014】図2はその本発明の一実施の形態による電
気端子の平面図、図3はその正面図、図4はその底面
図、図5の(A),(B)はその左側面図と右側面図、
図6はその背面図、図7は図2のVII−VII線断面図で
ある。
【0015】各図に示すように、本実施の形態の電気端
子は回路基板(図7に基板の上面を1点鎖線で示す)に
固定される左右2本の脚部2,3を備え、それぞれの脚
部2,3に並んで端子を基板上に支持する短い支持脚
4,5を有している。これら4つの脚部2,3,4,5
は図4に最もよく示すように、端子の底面を形成する基
部6を共有し、その基部6の中央に底部開口7が形成さ
れている。基部6の背面側端縁6aは上方に直角に折り
曲げられて、図7に最もよく示すように基部6から直角
に立ち上がった細い弾性部8aを有するばね遊動部8を
形成する。このばね遊動部8はさらに平面状に上に延び
て背面内壁9を形成し、この背面内壁9はその左右の端
縁が前方に直角に折り曲げられて左右内壁10,11を形成
し、その左右内壁10,11は上方に大きく延びた部分を内
側下方へUターンさせて内側に膨出するように湾曲させ
た一対の雌型接触部12,13を形成している。この一対の
雌型接触部12,13は、外部からの雄型接触子であるピン
端子を上方からも下方からも受容可能な雌型コンタクト
を構成するもので、下方からは前記底部開口7を通し
て、上方からは正方形状に大きく開いた開口部14を通し
てピン端子を挿入することができるようになっている。
【0016】基部6の正面側端縁6bは上方に直角に折
り曲げられて、図3に最もよく示すように基部6から直
角に立ち上がった矩形の正面外壁15を形成する。この正
面外壁15はその左右の端縁が後方に直角に折り曲げられ
て左右外壁16,17を形成し、その左右外壁16,17はさら
に前記背面内壁9に沿って内側へ延びて左右の背面外壁
18,19を形成し、背面内壁9の中央で僅かな間隙20をも
ってほぼ当接し終端している。これら背面外壁18,19の
終端縁の上端には、内側すなわち前方へ直角に折り曲げ
られた規制突起21,22が形成され、前記背面内壁9の上
端縁中央に形成された矩形の切欠部23の上方に張り出
し、背面内壁9の上方への大きな変位を規制している。
【0017】また、正面外壁15の上部左右には、図2お
よび図3によく示すように縦に2本のスリット24,25が
形成され、このスリット24,25に前記左右内壁10,11の
前端部10a,11aが嵌入している。この左右内壁10,11
の前端部10a,11aの下端はスリット24,25の下端に僅
かな間隙をもって臨んでおり、スリット24,25の下端が
左右内壁10,11の下方への大きな変位を規制している。
【0018】さらに、左右外壁16,17と背面外壁18,19
との交差する稜の中央部には、これらの外壁を内方へ変
形させて、これら外壁の角の内側に突出する規制突起2
6,27が形成されている。
【0019】このようにして、基部の正面端縁から上方
に延びて形成された正面壁15、左右外壁16,17および背
面外壁18,19は、雌型接触部12,13およびばね遊動部8
と背面内壁9を包囲して雌型接触部12,13の遊動を内外
方向および上下方向に規制する規制部を構成している。
【0020】以上のように構成された本発明の電気端子
によれば、基部6から延びるばね遊動部8の先端に雌型
接触部12,13が形成されているから、そのばね遊動部8
により雌型接触部12,13を遊動可能とすることができ、
そのため端子全体が振動を受けても雌型接触部12,13は
その振動に追随して振動し、微振動磨耗が生ずることが
ない。また、雌型接触部12,13とばね遊動部8の外側を
規制部(正面壁15、左右外壁16,17、背面外壁18,19、
規制突起21,22、スリット24,25、規制突起26,27)で
包囲し、内外方向および上下方向に規制しているので、
雌型接触部12,13を保護するとともにその遊動を規制す
ることができる。
【0021】また本発明の上記実施の形態による電気端
子は、前記開口部14または底部開口7を通して、基部6
より延びるばね遊動部8の先端側に基板の主要面(底部
を形成する基部6)に対して略直角な2方向からピン端
子を受容可能な雌型接触部12,13が形成されているか
ら、この雌型接触部12,13に上下2方向からピン端子を
挿入することが可能である。
【0022】なお、以上説明した実施の形態は、本発明
の思想のもとに構成された電気端子の一例を示すにすぎ
ないものであり、本発明の効果を損なうことなく種々の
変更が可能であることは言うまでもない。例えば回路基
板に固定される脚部の本数は図示の例のように2本に限
定されるものではなく3本以上でもよいし、また雌型接
触部12,13とばね遊動部8を包囲する規制部は2重構造
としてもよい。また、基部の正面側端縁(前端)から立
ち上がるばね遊動部8および雌型接触部12,13と、背面
側端縁(後端)から立ち上がる規制部とを逆にしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による雌型端子を有する
電気端子を雄型端子とともに示す斜視図
【図2】本発明の一実施の形態による電気端子の平面図
【図3】その正面図
【図4】その底面図
【図5】(A),(B)は、それぞれその左側面図と右
側面図
【図6】その背面図
【図7】図2のVII−VII線断面図
【符号の説明】
1A 電気端子(雌型端子) 1B ピン端子(雄型端子) 2 脚部 3 脚部 4 短い支持脚 5 短い支持脚 6 基部 6a 基部の背面側端縁 6b 基部の正面側端縁 7 開口 8 ばね遊動部 8a 細い弾性部 9 背面内壁 10 左内壁 10a 左内壁の前端部 11 右内壁 11a 右内壁の前端部 12 雌型接触部 13 雌型接触部 14 開口部 15 正面外壁 16 左外壁 17 右外壁 18 背面外壁 19 背面外壁 20 間隙 21 規制突起 22 規制突起 23 矩形の切欠部 24 スリット 25 スリット 26 規制突起 27 規制突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に固定される基部の第1の位置より
    延びるばね遊動部の先端側に位置する遊動可能な雌型接
    触部と、前記基部の第2の位置から延びて前記雌型接触
    部および前記ばね遊動部を包囲して前記雌型接触部の遊
    動を規制する規制部とを有することを特徴とする電気端
    子。
  2. 【請求項2】 基板に固定される基部の第1の位置より
    延びるばね遊動部の先端側に、前記基板の主要面に対し
    て略直角な2方向からピン端子を受容可能な雌型接触部
    が形成され、前記基部の第2の位置から延びる規制部が
    前記雌型接触部および前記ばね遊動部を包囲するととも
    に前記ばね遊動部の前記2方向への遊動を規制すること
    を特徴とする電気端子。
JP8228818A 1996-08-29 1996-08-29 電気端子 Withdrawn JPH1069928A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8228818A JPH1069928A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 電気端子

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JP8228818A JPH1069928A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 電気端子

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JP8228818A Withdrawn JPH1069928A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 電気端子

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JP (1) JPH1069928A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7591695B2 (en) 2006-06-27 2009-09-22 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Electric connector for interconnecting at least one fluorescent lamp and a circuit board and connection structure for same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7591695B2 (en) 2006-06-27 2009-09-22 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Electric connector for interconnecting at least one fluorescent lamp and a circuit board and connection structure for same

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031104