JPH1069201A - 引き込み式クリーナの引き込みタイミングの決定方法 - Google Patents

引き込み式クリーナの引き込みタイミングの決定方法

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JPH1069201A
JPH1069201A JP9116675A JP11667597A JPH1069201A JP H1069201 A JPH1069201 A JP H1069201A JP 9116675 A JP9116675 A JP 9116675A JP 11667597 A JP11667597 A JP 11667597A JP H1069201 A JPH1069201 A JP H1069201A
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toner image
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JP9116675A
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Bruce E Thayer
イー セイアー ブルース
Dennis G Gerbasi
ジー ガーバシ デニス
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Original Assignee
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/0005Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタにおける引き込み式クリーナの引き
込みのタイミングを決定してタイミング障害を診断す
る。 【解決手段】 本発明は、プリンタの非印刷モードのと
きに、感光体の上にトナー像すなわちトナーパッチを現
像する。引っ込み式クリーナで清掃した後、清掃しなか
った像すなわちパッチの部分を測定し、所定の長さと比
較することによって、清掃装置におけるクリーナの引き
込みのタイミング障害を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電写真式プリンタま
たは複写機、より詳細には、引き込み式クリーナの引き
込みタイミングを決定して、引き込みタイミングの障害
を識別する診断ことに関する。
【0002】
【従来の技術】清掃装置の大部分は2つの一般的な形式
のクリーナから成っている。小型の用途には、低コスト
のため、ブレードクリーナが使用されることが多い。大
型の用途には、高い信頼性と長い寿命のため、ブラシク
リーナ(機械式またはバイアス付き静電式)が使用され
ることが多い。マルチパス(多数回循環)・カラーゼロ
グラフィー装置においては、カラー像が現像されている
間、クリーナを感光体から引っ込める必要がある。
【0003】これらのクリーナ(例えばブラシやブレー
ド)は機械的機構、例えばカム、リンケージまたはスラ
イドによって感光体に接触し、そして感光体から引っ込
められる。これらの機構の操作力は、通常、モーターと
歯車列、またはソレノイドによって与えられる。これら
の機構またはデバイスは、破損または拘束のため故障
し、修理するまでクリーナが引っ込んだ位置または接触
した位置に残ることがある。これらの機構の故障は、さ
らに、トナー、ほこり、その他の破砕屑で汚染さて軸
受、スライダー、カム、またはシールに摩擦抗力が加わ
るので、引き込みおよび接触の動作速度を低下させるこ
とがある。
【0004】さらに、汚染は電気機械式駆動部品が発生
した動作速度に変化を引き起こすことがある。この動作
速度の変化の例としては、汚染によるソレノイドまたは
モーターの過熱(機構や部品のバイスの出力やトルクが
変化する)がある。動作速度の低下による故障は、クリ
ーナすなわち清掃要素を完全に止める故障よりも診断が
難しい。
【0005】米国特許第4,977,437号は、マイ
クロカプセルシートを使用して現像シートの上に原稿の
像を記録する像記録装置を開示している。この装置で
は、膨大な数の感光性圧力破裂性マイクロカプセルで被
覆された表面をもつマイクロカプセルシートと現像シー
トが一対の加圧ローラによって加圧現像される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】加圧現像が確実に現像
シートとマイクロカプセルシートが互いに重なった状態
で行われるように、加圧ローラのニップタイミングと引
き込みのタイミングが、本発明に従って正しく決定され
る。例えば、現像シートはマイクロカプセルシートの搬
送速度に同期した速度で搬送される。間隔をあいた状態
に保たれたローラの間に現像シートの前縁が入ると、現
像シートの搬送が停止される。マイクロカプセルシート
上の露出開始線が現像シートの前縁と一直線に並ぶと、
ローラはニップ位置へ動かされ、加圧現像が始まる。引
き込みタイミングは、例えば、現像シートのサイズによ
って決定される。
【0007】
【課題を解決する手段】本発明によれば、表面から引き
込み式クリーナで粒子を除去する、引き込み式クリーナ
の接触および引き込みタイミングを決定する方法が提供
され、この方法は、前記表面上に第1の測定可能長さを
もつトナー像を現像している間、移動中の該表面から前
記クリーナを引き込み:引き込み式クリーナを、前記第
1測定可能長さのトナー像の第1測定可能所定部分を除
去するように、前記表面に接触させ:引き込み式クリー
ナを引き込み、この引き込み式クリーナの引き込みを、
前記表面に残った前記第1測定可能長さのトナー像の第
2測定可能所定部分に等しい距離にわたって維持し:前
記第2測定可能所定部分に等しい距離を通過した後、前
記第1測定可能長さの第3測定可能部分から表面に残っ
た粒子を除去するように、引き込み式クリーナを前記表
面に再度接触させ:前記表面に残ったトナー像の第2測
定可能長さ(これは、前記第2測定可能所定部分+引き
込み式クリーナが表面から引き込みその後表面に接触す
る場合の表面に残ったトナー像の長さである)を測定す
ること:から成ることを特徴とする。
【0008】また、本発明は、表面から引き込み式クリ
ーナで粒子を除去して、引き込み式クリーナの接触およ
び引き込みのタイミングを決定する方法を提供し、この
方法は、前記表面上に第1の測定可能長さをもつトナー
像を現像している間、移動中の前記表面から前記クリー
ナを引き込み:前記第1測定可能長さのトナー像の第1
測定可能所定部分に等しい距離にわたって引き込み式ク
リーナを完全に引き込んだままに保ち:前記第1測定可
能長さのトナー像の第2測定可能所定部分を除去するよ
うに、引き込み式クリーナを表面に接触させ:引き込み
式クリーナを引き込み、この引き込み式クリーナの引き
込みを、表面に残ったトナー像の第3測定可能部分に等
しい距離にわたって維持し:表面から除去したトナー像
の第2測定可能長さ(これは、前記第2測定可能所定部
分+引き込み式クリーナが表面に接触した後引き込む場
合に生じる表面から除去されたトナー像の長さである)
を測定すること:から成ることを特徴とする。
【0009】更に、本発明は、引き込み式クリーナで表
面から粒子を除去して、引き込み式クリーナの接触およ
び引き込みタイミングを決定する装置を提供し、この装
置は、印刷モードと非印刷モードをもつプリンタと:前
記プリンタの非印刷モードの間、前記表面に接触させた
り、引き込めたりすることが可能な、該表面から粒子を
除去するための引き込み式クリーナと:プリンタの非印
刷モードの間、前記表面上に第1測定可能長さをもつト
ナー像を現像する手段と:前記表面上の第2測定可能長
さ(これは、前記プリンタの非印刷モードにおいて引き
込み式クリーナで清掃したあと表面上に残った粒子の長
さである)を測定する手段と:から成ることを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して発明の実施
例を説明するが、図面は発明の好ましい実施例を説明す
るためのものであり、発明を限定するものではない。最
初に図5に示したプリンタに使用されている種々の処理
部について簡単に説明する。
【0011】本発明を有益に使用することができるプリ
ンタは、光導電性表面と導電性光透過基層から成る光導
電性ベルト10の形の電荷保持部材を使用しており、ベ
ルト10は帯電部A、露光部B、現像部C、転写部D、
定着部E及び清掃部Fを通過するように取り付けられて
いる。ベルト10は矢印16の方向に動いてその連続す
る部分を進め、移動通路の周囲に配置された種々の処理
部を順次通過させる。ベルト10は複数のローラ18,
20,22の周囲に掛け渡されている。ローラ18はベ
ルト10に適当な張力を与えるため使用することができ
る。モータ23はローラ20を回転させてベルト10を
矢印16の方向に進める。ローラ20は適当な手段、例
えばベルト伝動装置によってモータ23に結合されてい
る。
【0012】図5から判るように、ベルト10の連続す
る部分は、最初に帯電部Aを通過する。帯電部Aでは、
コロナ装置24、例えばスコロトロン、コロトロン、ま
たはジコロトロンがベルト10を正又は負の一様な高い
電位に選択的に帯電させる。コロナ装置24はこの分野
で周知の任意の適当な制御装置を使用して制御すること
ができる。
【0013】次に、ベルト10の帯電した部分は露光部
Bを通過する。露光部Bでは、一様に帯電した感光体す
なわち電荷保持表面10がレーザ入力/出力走査装置2
5に対しさらされ、走査装置(例えば、2レベルラスタ
出力スキャナ(ROS))からの出力に従って放電され
る。
【0014】最初にある電圧に帯電された感光体はある
電圧レベルまで暗減衰する。露光部Bにおいて露光され
ると、すべての色の像領域について、感光体は零すなわ
ちアースに近い電位まで放電される。
【0015】現像部Cでは、現像装置30が現像剤を運
んで静電潜像に接触させる。現像装置30は第1現像ユ
ニット42、第2現像ユニット40、第3現像ユニット
34及び第4現像ユニット32で構成されている(この
数は色の数によって増減するが、ここでは4色の場合を
述べるので、4つの現像ユニットがある)。第1現像ユ
ニット42は、ドナーロール47、磁気ローラ48、及
び現像剤46が入ったハウジングを有する。第2現像ユ
ニット40は、ドナーロール43、磁気ローラ44、及
び現像剤45が入ったハウジングを有する。第3現像ユ
ニット34は、ドナーロール37、磁気ローラ38、及
び現像剤39が入ったハウジングを有する。第4現像ユ
ニット32は、ドナーロール35、磁気ローラ36、及
び現像剤33が入ったハウジングを有する。磁気ローラ
36,38,44,48はそれぞれ、ドナーロール3
5,37,43,47の上にトナーを展開する。次に、
ドナーロール35,37,43,47がそれぞれトナー
を像形成表面11の上に展開する。前の現像ユニットに
よって形成された像を乱さないように、現像ユニット3
2,34,40,42と後続のすべての現像ユニットは
スカベンジレスでなければならないことに留意された
い。4個の現像ユニットのハウジングの中に選択した色
の現像剤33,39,45,46が入っている。電気バ
イアスは現像ユニット32,34,40,42に接続さ
れた電源41によって印加される。
【0016】コピー用紙58は供給トレー(図示せず)
から転写部Dへ送られる。用紙はシート給送装置(図示
せず)によってトレーから送り出され、転写部Dへ運ば
れ、コロナ帯電装置60を通過する。転写後、用紙は続
いて矢印62の方向に定着部Eへ運ばれる。
【0017】定着部Eには、転写されたトナー粉末像を
コピー用紙へ永久に付着させる定着装置64が配置され
ている。定着装置64は定着ローラ66にトナー粉末像
が接触した状態で、定着ローラ66がバックアップロー
ラ68に圧接されるようになっていることが好ましい。
このやり方で、トナー粉末像が用紙へ永久に固着され
る。
【0018】定着後、コピー用紙はキャッチトレー(図
示せず)へ送られるか、または仕上げ部へ送られて接着
とじ、ステープルとじ、または丁合いが行われた後、オ
ペレータによってプリンタから取り出される。上記の代
わりに、第2面のトナー像を受け取るため、コピー用紙
を両面複写用トレー(図示せず)へ送り、そこから処理
装置へ戻すことができる。一般に、両面複写のため用紙
の第2面を提示する場合は、用紙の前縁と後縁を逆に
し、奇数番号の用紙を裏返す必要がある。しかし、用紙
の第1面へ追加情報または第2カラー情報の形の重ね書
き情報が望ましい場合は、前縁と後縁を逆にする必要は
ない。もちろん、両面複写または重ね書き複写するため
の用紙の戻しは手動で行うことができる。各コピーの作
成後、ベルト10上に残った残留トナーや破砕屑は、清
掃部Fにおいてブラシ又は他の形式の清掃装置70で除
去することができる。清掃装置70は2つの支持体16
0,170でベルト10の下に支持されている。
【0019】次に、図1に、引き込み式クリーナの引き
込み/接触清掃動作を示す。マルチパス(複数回循環
式)・カラーゼログラフィー装置は、カラー像を現像し
ている間、感光体からクリーナ(例えばブラシ、ブレー
ド)を引き込める必要がある。二点鎖線101は、マル
チパス・ゼログラフィー装置におけるクリーナの動きを
示す。二点鎖線101は、像領域90の上ではクリーナ
が感光体10からある距離だけ引っ込められ、原稿間区
域(原稿のイメージとイメージの間の区域)95におい
てクリーナが感光体10に接触し始め、像転写後の残留
トナー粒子91を清掃するため接触した状態に維持され
ることを示す。そのあと、別の像90がトナー粒子で現
像されているので、原稿間区域95では、クリーナが感
光体10から引き離される。高レベルの生産性を維持す
るために、感光体に対するクリーナの接触および引き込
みは、通常の原稿間区域95において行う必要がある。
これらの原稿間区域95の幅はかなり狭いので、クリー
ナの引き込みおよび接触は迅速でなければならないし、
また転写後、残ったすべての残留トナー91を除去する
が、転写前の現像された像90を除去しないようにタイ
ミングを決めなければならない。
【0020】本発明では、引き込み式クリーナの接触お
よび引き込みタイミングが正しいことを確かめるため
に、現像された像の清掃された長さを測定する。本発明
の方法は、2清掃要素のクリーナだけでなく、単一清掃
要素のクリーナについても使用できる。この診断測定
は、例えば技術者などが手動で行うこともできるし、プ
リンタが静電電圧計または電子式トナー領域範囲センサ
を用いて自動的に行うこともできる。もし引き込めタイ
ミングが間違っていれば、技術者が入力装置を介して、
またはプリンタのタイミング・コントローラが自動的に
タイミングを調整することができる。
【0021】次に、図2に、本発明の引き込みおよび接
触サイクル時間測定を示す。本発明は感光体の上にトナ
ー像を現像すること、引き込みサイクルと接触サイクル
とが繰り返される引き込み式クリーナを用いて像の一部
を清掃すること、次に残った像を調べて引き込みタイミ
ングが正しかったかどうか決定することから成ってい
る。幾つかの像タイプと、清掃した像を調べる幾つかの
方法の組合せが可能である。それらの像タイプと方法の
一部の例は本明細書の中で取り上げている。さらに、い
ったんタイミング情報を測定したならば、それを使用す
るため幾つかの選択肢を利用できる。
【0022】使用するトナー像は、感光体に沿った処理
方向の距離を測定できるものでなければならない。処理
速度が既知であれば、その距離を時間に変換することが
できる(距離÷速度=時間)。最も簡単な像は、図2
(A)に示すように、処理方向の直線であろう。一例と
して、引き込みおよび接触タイミングが正しいかどうか
を決定するために、次の試験を行うことができる。最初
に、長さ50mm(すなわち現像された直線の元の長
さ)の直線を現像する。次に、クリーナを接触させて直
線の最初の約10mmを清掃する。次にクリーナを引っ
込める。そのあと、10mmの感光体移動量に等しい時
間の間、クリーナを引っ込めたままに保つ。次に、クリ
ーナを接触させて直線の端部を清掃する。そのあと清掃
されなかった直線の長さを測定する。引き込みおよび接
触サイクルを実行するのに要した時間の長さは、(クリ
ーナが完全に引き込んだ位置にあった時に感光体上に残
った直線の長さ)−10mmを、感光体の速度で割った
ものに等しい。すなわち、サイクル時間=(直線の長さ
−10mm)/(感光体の速度)である。
【0023】像を表示することができる別の手段とし
て、処理方向の帯状線(図2(B)参照)と、処理方向
に対し直角な一連の平行線(図2(C)参照)とがあ
る。図2(C)の平行線は、残った線の数をカウント
し、引き込んだ滞留時間の間にクリーナの下を通過した
線を差し引き、感光体が線間のスペースを移動する時間
を掛けることによって、サイクル時間が得られる点で便
利であろう。
【0024】像の残った部分の測定を手動で(例えば技
術者が)行う場合には、帯状線または直線の長さを測定
するよりも線をカウントするほうが、たぶん容易であろ
う。技術者は、既知の滞留時間と感光体の速度を用い
て、カウントした線の数と仕様範囲とを比較するであろ
う。そのほかに、仕様値未満または以上の線の数は、非
揮発性メモリのパラメータのタイミングを決定する際の
必要な変更を指示することができるであろう。帯状線ま
たは直線を定規で測定する場合には、同様な手順に従う
ことになろう。
【0025】像の残った部分の長さは、そのほかに、静
電電圧計、電子式トナー領域範囲センサ、あるいは感光
体表面の上方に配置した他の形式のセンサで測定するこ
とができる。プリンタのソフトウェアはその値を計算
し、結果を技術者に表示し、必要ならば修正措置をとる
ことができる。あるいは、プリンタが自動的に測定を行
い、仕様範囲の中で動作するようにクリーナの引き込み
サイクルのタイミングを自動的に修正することができ
る。引き込み性能はゆっくり変化することが予想される
ので、この種の自動測定及び修正措置はときたま実施す
ればよい。これによるトナーの消費およびコピーの生産
性への影響は非常に小さいであろう。
【0026】像の両端でなく一端のみを清掃する場合に
は、引き込み時間と接触時間を別個に決定することがで
きる。例えば、図2(A)において、JからKへ清掃
し、そのあとLからMへ清掃する代わりに、像がブレー
ドの下を通過した後、ある所定の時間に接触が始まり、
LからMへ清掃するだけである。〔残った像の長さ〕−
〔接触サイクルが始まる前の滞留長さ〕は、クリーナが
感光体に接触して清掃する時間を表す。図2(A)の像
の右側についても、同様な手順を使用してクリーナを引
っ込めるのに必要な時間の長さを決定することができ
る。引き込みおよび接触の両方の場合において、残った
像の長さは、クリーナの動作速度と、現像された像の長
さをクリーナへの引き込みまたは接触信号で調整するこ
とができる精度によって決定される。現像された像の長
さをクリーナへの引き込みまたは接触信号で調整するこ
とができる精度が十分判らずに、この試験を行うとき
は、必要ならば基準像長さをマシンのメモリに格納する
ことによって必要な精度を得ることができる。既知の仕
様状態において例えば製造時の最終試験においてこの精
度が十分判らずに、この試験を行うときは、必要ならば
基準像長さをマシンメモリに格納することによって必要
な精度を得ることができる。しかし、カラー印刷の場合
の整合要求は、クリーナの下の像の位置へクリーナを動
かすタイミングを十分正確に制御できると思われる。
【0027】図3(A)〜(C)に本発明のもう1つの
実施例を示す。図3(A)〜(C)では、図2(A)〜
(C)のように感光体上に残ったトナーの長さを測定す
るのでなく、図2(A)〜(C)と同じ方法を用いて感
光体上の清掃された領域の長さを測定する。
【0028】もしクリーナ動作開始点までの像の位置を
正確に制御することができれば、いっそう簡単な測定を
行うことができる。例えば、図2(A)〜(C)に示し
た現像された像の長い長さを使用する代わりに、感光体
上の接触場所および引き込み場所に近い現像された像の
短い区間を使用することができる。この短い区間の例を
一連の図4(A)〜(H)で示す。図4(A)は、像を
現像した後、清掃する前の接触目標帯状線を示す。図4
(B)は、清掃する前の引っ込み目標帯状線を示す。ク
リーナの接触および引き込みがタイミング仕様の範囲内
にある場合は、図4(C)および(D)に示すように、
清掃後、感光体上に一組の長い直線と一組の短い直線が
残る。しかし、引き込みおよび接触がタイミング仕様の
範囲外にある場合は、残っている直線は、図4(E)
(すなわち、クリーナの接触が遅過ぎる)および(F)
(クリーナの引き込みが早過ぎる)に示すように、二組
の長い直線をもっているか、または図4(G)(すなわ
ち、クリーナの接触が早過ぎる)および図4(H)(ク
リーナの引き込みが遅過ぎる)に示すように、短い線を
もっていないかのどちらかである。自動制御法のよう
に、直線をセンサでカウントすることもできるし、ある
いはべた黒の帯状線の距離を測定することもできるであ
ろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチパス・ゼログラフィー装置におけるクリ
ーナの引き込みおよび接触清掃動作を示す略図である。
【図2】(A)は、直線の像を使用する本発明の引き込
みおよび接触サイクル時間測定の略図である。(B)
は、帯状の像を使用する本発明の引き込みおよび接触サ
イクル時間測定の略図である。(C)は、縞状の像を使
用する本発明の引き込みおよび接触サイクル時間測定の
略図である。
【図3】直線の像(A)、帯状の像(B)または縞状の
像(C)の清掃した領域を測定することによる引き込み
および接触サイクル時間測定とは正反対の実施例の略図
である。
【図4】(A)〜(H)は、清掃前および清掃後の現像
された像の引き込みおよび接触測定の種々の説明図であ
る。
【図5】本発明の新規な特徴を組み込んだプリンタの略
図である。
【符号の説明】
A 帯電部 B 露光部 C 現像部 D 転写部 E 定着部 F 清掃部 10 光導電性ベルト(感光体) 11 像形成表面 16 ベルト移動方向 18,20,22 ローラ 23 モータ 24 コロナ装置 25 ラスタ出力スキャナ(ROS) 30 現像装置 32,34,42,40 現像ユニット 33,39,45,46 現像剤 35,37,43,47 ドナーロール 36,38,44,48 磁気ロール 41 バイアス電源 58 コピー用紙 60 コロナ帯電装置 62 用紙移動方向 64 定着装置 66 現像ローラ 68 バックアップローラ 70 清掃装置 90 像領域 91 残留トナー粒子 95 原稿間区域 101 クリーナの引き込みおよび接触動作を示す鎖線 160,170 支持体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き込み式クリーナで表面から粒子を除
    去する、引き込み式クリーナの接触および引き込みタイ
    ミングを決定する方法において、 前記表面上に第1の測定可能長さをもつトナー像を現像
    している間、移動中の該表面から前記クリーナを引き込
    み、 引き込み式クリーナを、前記第1測定可能長さのトナー
    像の第1測定可能所定部分を除去するように、前記表面
    に接触させ、 引き込み式クリーナを引き込み、この引き込み式クリー
    ナの引き込みを、前記表面に残った前記第1測定可能長
    さのトナー像の第2測定可能所定部分に等しい距離にわ
    たって維持し、 前記第2測定可能所定部分に等しい距離を通過した後、
    前記第1測定可能長さの第3測定可能部分から表面に残
    った粒子を除去するように、引き込み式クリーナを前記
    表面に再度接触させ、 前記表面に残ったトナー像の第2測定可能長さ(これ
    は、前記第2測定可能所定部分+引き込み式クリーナが
    表面から引き込みその後表面に接触する場合の表面に残
    ったトナー像の長さである)を測定することから成るこ
    とを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 表面から引き込み式クリーナで粒子を除
    去して、引き込み式クリーナの接触および引き込みのタ
    イミングを決定する方法において、 前記表面上に第1の測定可能長さをもつトナー像を現像
    している間、移動中の前記表面から前記クリーナを引き
    込み、 前記第1測定可能長さのトナー像の第1測定可能所定部
    分に等しい距離にわたって引き込み式クリーナを完全に
    引き込んだままに保ち、 前記第1測定可能長さのトナー像の第2測定可能所定部
    分を除去するように、引き込み式クリーナを表面に接触
    させ、 引き込み式クリーナを引き込み、この引き込み式クリー
    ナの引き込みを、表面に残ったトナー像の第3測定可能
    部分に等しい距離にわたって維持し、 表面から除去したトナー像の第2測定可能長さ(これ
    は、前記第2測定可能所定部分+引き込み式クリーナが
    表面に接触した後引き込む場合に生じる表面から除去さ
    れたトナー像の長さである)を測定することから成るこ
    とを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 引き込み式クリーナで表面から粒子を除
    去して、引き込み式クリーナの接触および引き込みタイ
    ミングを決定する装置において、 印刷モードと非印刷モードをもつプリンタと、 前記プリンタの非印刷モードの間、前記表面に接触させ
    たり、引き込めたりすることが可能な、該表面から粒子
    を除去するための引き込み式クリーナと、 プリンタの非印刷モードの間、前記表面上に第1測定可
    能長さをもつトナー像を現像する手段と、 前記表面上の第2測定可能長さ(これは、前記プリンタ
    の非印刷モードにおいて引き込み式クリーナで清掃した
    あと表面上に残った粒子の長さである)を測定する手段
    とから成ることを特徴とする装置。
JP9116675A 1996-05-15 1997-05-07 引き込み式クリーナの引き込みタイミングの決定方法 Withdrawn JPH1069201A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/648467 1996-05-15
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