JPH1068731A - 液体中の被検成分を磁気的に分離する方法 - Google Patents

液体中の被検成分を磁気的に分離する方法

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JPH1068731A
JPH1068731A JP9137075A JP13707597A JPH1068731A JP H1068731 A JPH1068731 A JP H1068731A JP 9137075 A JP9137075 A JP 9137075A JP 13707597 A JP13707597 A JP 13707597A JP H1068731 A JPH1068731 A JP H1068731A
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liquid
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magnetic
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JP9137075A
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Gerhard Dipl Chem Dr Bienhaus
ビーンハウス ゲルハルト
Burkhard Dipl Ing Stolz
シュトルツ ブルクハルト
Ulrich Schubert
シューベルト ウルリッヒ
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Boehringer Mannheim GmbH
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    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
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    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 液体中の1つの被検成分を他の成分から分離
するための方法ならびに該方法を実施するための装置で
あり、該装置が液体を受けるための1つまたは数個の容
器、該容器の中に達しうる1つまたは数個の保護スリー
ブ、該保護スリーブおよび容器の中に達しうる磁気デバ
イス、ならびに該保護スリーブおよび磁気デバイスを前
記容器中に導入しかつ引き出すための手段からなる装
置。 【効果】 本発明の方法および装置を用いることによ
り、被検成分の固定に必要な装置の部材を汚染から保護
し、該被検成分が固定されている磁性粒子を効率よく分
離することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体中の1つの被検成
分を該液体中の他の成分から分離する方法および該方法
を実施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液体中の被検成分、とくに体液中の構成
成分を分析するとき、該液体が、該被検成分をごく微量
しか含んでいないという問題、および該被検成分に非常
に類似した成分を数種類含んでいるという問題がたびた
び生じている。この理由により、この被検成分の実際の
検出は、該被検成分の増幅または精製工程によって進め
られる。一般的に用いられている方法は、前記被検成分
を固相に選択的に固定する方法で、結果として類似する
成分を含む液体は分離される。ついで、固定された被検
成分はそのまま固相において、または別の液体中に移し
たのち検出される。使用されうる固相は、吸収性のフリ
ース(absorbent fleeces)、容器の
壁面(container walls)または粒子状
の相(particle−like phases)で
ある。
【0003】最近、磁気を有する、または磁化しうる材
料が固相として高く評価されてきている。なぜなら、懸
濁するという該材料の性能により、前記被検成分の該材
料の表面への固定が充分に迅速なものとなるからであ
る。一方、磁界を前記材料にかけることにより、前記材
料は周りの液体から迅速に分離されうる。欧州特許出願
公開第0589636号明細書は磁性粒子(magne
tic particles)を磁気的に分離する方法
についての実施例を記載している。この方法では、前記
粒子を含む容器があるデバイスに組み込まれ、前記容器
がその低い部分の付近に1個または数個の棒磁石を配し
ているため、磁性粒子が前記容器の内壁の低い部分に集
められる。
【0004】国際公開第92/04961号パンフレッ
トは、磁化しうるワイヤーを浸すことによって外部から
はたらく磁気力を増大させる方法を記載している。磁性
粒子は該ワイヤーに保持される。結果として、該ワイヤ
ーは容器から取り除かれて洗浄され、ついで該ワイヤー
上に固定された成分量が検出されうる。
【0005】欧州特許出願公開第0339980号明細
書もまた磁性粒子を周囲の液体から分離する方法を記載
しており、ピペットの外側に取り付けられた磁石が、磁
性粒子をピペットの内側に配されているワイヤーに固定
するために用いられている。固定した粒子を洗浄したの
ち、該粒子は該ワイヤーの振動により再び懸濁される。
【0006】欧州特許出願公開第0265244号明細
書は、磁性粒子に被検物質を捕捉する方法および該磁性
粒子を供試物質を含む液体から取り除く方法を記載して
いる。
【0007】磁石または角の鋭い(sharp−edg
ed)フェライトの効果を増大させるために一体化され
た(integrated)スチールウールを備えた、
フィルターの形状を有するデバイスを用いることより、
細胞の分離も達成される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】試験管を移動しなけれ
ばならない(国際公開第93/25912号パンフレッ
ト)または磁石を反応容器に向けて動かさなければなら
ないため、これらの方法は自動操作にはほとんど適さな
い。国際公開第92/16844号パンフレットはこの
プロセスの自動操作の可能性を記載しているが、再懸濁
が不充分である一方で汚染の危険性をかなり含んでい
る。このばあい、磁石も反応容器の外側に配されてい
る。
【0009】現在までに開示された方法の欠点は、複雑
で、かつしばしば効率のわるい再懸濁の手順を必要とす
ることである。ワイヤーが一度サンプル液に浸される
と、容器には再使用できないのである。
【0010】本発明の目的は、磁性粒子が効率的な方法
で分離され、かつ固定に必要な装置の部品が汚染から保
護されている方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、液体中の1つ
の被検成分を磁性を有して容器中に懸濁している粒子に
固定し、永久的に磁気を有するデバイス(perman
ently magnetic device)を容器
中に浸し、該デバイスは液体から隔てるための保護スリ
ーブを備えており、ついで固定されていない他の成分を
取り除くことによって液体中の該第1の被検成分を他の
成分から分離する方法に関する。本発明はまた、前記被
検成分の検出方法および該方法を実施するための装置に
関する。
【0012】本発明は、(a)液体中の1つの被検成分
を容器中に懸濁している磁性粒子上に固定し、(b)該
磁気デバイスを前記容器中に浸し、該磁気デバイスが磁
性を有さない材料からなる保護スリーブによって容器中
の液体から隔てられている、(c)固定されていない他
の成分を取り除く液体中の1つの被検成分を他の成分か
ら分離する方法に関する。
【0013】前記磁気デバイスは、磁極を交互にしてサ
ンドイッチ状に配置されている数個の永久磁石または電
磁石を有するのが好ましい。
【0014】前記被検成分は細胞であるのが好ましい。
【0015】前記被検成分は核酸であるのが好ましい。
【0016】前記工程(c)に続いて、前記磁性粒子が
前記磁気デバイスを回転および/または昇降させること
により再び懸濁されるのが好ましい。
【0017】また、本発明は前記方法にしたがって液体
中の1つの被検成分を他の成分から分離し、ついで検出
する液体中の1つの成分の検出方法も提供できる。
【0018】さらに本発明は、液体中の1つの被検成分
を他の成分から分離するための装置であって、液体を受
けるための1つまたは数個の容器、該容器の中に達しう
る1つまたは数個の保護スリーブ、該保護スリーブおよ
び容器の中に達しうる磁気デバイス、ならびに該保護ス
リーブおよび磁気デバイスを前記容器中に導入し、かつ
引き出すための手段からなる装置に関する。
【0019】前記磁気デバイスは小さい棒状の磁石また
は電磁石のサンドイッチ状の配列を有するのが好まし
い。
【0020】前記保護スリーブは前記容器に対して蓋の
形状を有するのが好ましい。
【0021】再懸濁のために追加の磁石を前記容器の外
側に有するのが好ましい。
【0022】
【作用および実施例】本明細書において、液体はとくに
臨床分析に用いられるものが好ましい。とくに、血液、
血清、血漿、リンパ液、便、唾液または尿だけではなく
それらから誘導される液体などのような体液を含む。誘
導液(derived liquids)は、試薬を加
えることまたは個々の成分を取り除くことによって調製
されたものである。これらの液体中の成分は、たとえば
抗体、抗原、ハプテンなどの免疫学的に活性な物質、ま
た、たとえば対応する身体の細胞からの核酸、該身体に
侵入しえたウイルスまたはバクテリアなどの生物体、お
よび、たとえばリンパ球などの身体の免疫システムの細
胞などのような分析的に重要性のある化学物質である。
これらの被検成分はすべて、該成分との差異がごくわず
かである他の成分と混じって前記液体の中に存在する。
【0023】本発明による装置は、核酸分析のためのサ
ンプル調製によく適合する。
【0024】本発明の方法において、分離される被検成
分と、該成分が磁性粒子と結合するための反応パートナ
ー(partner)との相互作用は公知の方法で行な
われる。このような相互作用は被検成分に依存してい
る。とくに適した相互作用は、抗体と抗原のあいだの免
疫学的反応、および核酸が本質的に相補性の核酸とハイ
ブリダイズするという傾向である。磁性粒子を用いる自
動化された反応は、米国特許第4233169号明細
書、国際公開第83/03920号パンフレット、米国
特許第3970518号明細書または米国特許第467
2040号明細書を含め、異なる種々の技術において公
知である。前記明細書およびパンフレットに記載の、あ
る被検成分を液体から固定するための条件は、本発明に
も適用されうる。
【0025】容器は、液体だけでなく該液体中に含まれ
る成分をも含んでいる容器であると解される。そして、
たとえば試験管、キュベットまたはエッペンドルフ管の
ような底部が閉じている容器であってもよい。本発明に
よれば、底部が開いている容器であってもよい。これら
の容器は、ガラスまたはプラスチック、好ましくはポリ
スチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボ
ネートもしくはポリウレタンなどの磁気を有さない(n
on−magnetic)、および磁化することのない
(non−magnetizable)材料からなる。
好ましい態様では、この容器の容量は50μlと10m
lのあいだ、とくに好ましくは200μlと2mlのあ
いだである。好ましい容器の形は本質的に円筒状で、長
さが内径よりも大きいものである。
【0026】磁性粒子は、とくに、磁場によって引き寄
せられる微粒子である。したがって、磁性粒子はそれ自
体が磁化しうる。残留磁気が非常に小さい材料が好まし
い。前記粒子の材料は磁気的に引き寄せられる部分を含
むマトリックスなどのような複合材料であってもよい。
磁気的に引き寄せられる材料は、たとえば、鉄、酸化
鉄、ニッケル、コバルトまたは酸化クロムなどでよい。
前記マトリックスは様々な材料、たとえば有機または無
機ポリマーから作られてもよい。前記磁性粒子は分離さ
れる被検成分の結合パートナーでコーティングされる。
磁性粒子の製造だけでなく、免疫学的に活性な物質、ま
たは核酸と共有結合をつくるもので該磁性粒子をコーテ
ィングすることは、たとえば米国特許第4297337
号明細書またはドイツ特許出願公開第3014036号
明細書に記載の従来技術において知られている。このよ
うな磁性粒子は、たとえばダイナル(Dynal)およ
びローヌ−プーラン(Rhone−Poulenc)な
どにより、市販のものを入手することもできる。ローヌ
−プーランの粒子は比較的安定な懸濁を形成するため、
本発明の方法において使用するのに好ましい。さらに磁
性粒子の一般的な直径は、十分の数μmないし数μmで
ある。
【0027】本発明の第1の工程においては、被検成分
を含む液体に磁性粒子を接触させる。インキュベーショ
ンのあいだ、該粒子は好ましくは懸濁している。該粒子
の表面と分離される被検成分の相互作用の結果、該成分
は該粒子上に固定される。この反応工程は前記の容器の
うちの1つの容器の中で行なわれる。
【0028】充分な量の、分離される被検成分が前記粒
子上に固定されたなら、本発明においては磁気デバイス
を前記容器中に浸すことが提案される。少なくとも該デ
バイスの一部は液面の下に達すべきである。本発明によ
れば、該デバイスは磁性を有さない材料からなる保護ス
リーブによって液体から隔てられている。この保護スリ
ーブは、たとえばプラスチックでつくられる。前記デバ
イスおよび保護スリーブは主に2つの異なる方法で浸さ
れうる。第1の実施態様においては、まず保護スリーブ
が容器中の液体に浸され、したがって該保護スリーブに
よって形成される空洞部が液面の下に達する。このばあ
い、該保護スリーブが容器に対して蓋のような形状を有
していてもよく、手動または自動で上方から前記容器上
に配置されうる。続く工程では前記磁気デバイスが上方
から蓋の空洞部に挿入され、該デバイスの少なくとも一
部が液面の下に位置する。
【0029】前記デバイスは、主に、永久的に磁気を有
するデバイス、または、たとえば電磁気デバイスなどの
ような磁化しうるデバイスであってもよい。もし、該デ
バイスが永久的に磁気を有するデバイスであるならば、
該デバイスの挿入後、懸濁している粒子が液体と保護ス
リーブの界面に移動し、ついでそこに沈着する。前記デ
バイスが、たとえば電磁石のような磁化しうるものであ
るばあい、この沈着は磁場が該デバイスにかけられたの
ちに生ずる。
【0030】必要または望むなら、前記粒子は、容器の
外部に磁場をかけることによって保護スリーブから取り
除かれ、かつ再び懸濁する。続いて保護スリーブの表面
で別の沈着がおこる。本発明の次の工程においては、保
護スリーブの表面に付着している前記粒子から固定され
ていない成分を含む液体が取り除かれる。これは、たと
えば該液体を吸い取るまたは(容器がピペット状なら)
排出することにより、従来の方法によって行なわれう
る。しかし、前記磁気デバイスを保護スリーブおよび固
定されている磁性粒子とともに液体から取り除くことも
可能である。吸い取りおよび排出することが好ましい。
【0031】多くのばあい、他の成分を含む残りの液体
が、固定された粒子に付着している。このためにつぎの
処理が妨げられるなら、洗浄することによって前記磁性
粒子に対する他の成分の付着を取り除いてもよい。その
ためには、保護スリーブおよび磁性粒子とともに前記デ
バイスを洗浄液に浸すこと、磁化を解除または磁気デバ
イスを取り除くことによって磁性粒子の固定を解くこ
と、または容器の外側に配置されている磁石を前記粒子
を引き寄せるために用いることが考えられる。ついで、
磁気デバイスを再び挿入することまたは磁場をかけるこ
とによって、磁性粒子は再び保護スリーブに固定され
る。前記サンプル液の吸い取りおよび排出と同様に、洗
浄液も取り除かれうる。
【0032】1つの実施態様において、本発明の装置
は、磁性粒子を第1の容器中の反応混合物から別の容器
に移すためにも用いられる。このことは他の公知の方法
では容易にはできない。
【0033】本発明の方法は磁性粒子の再懸濁がとくに
効率的であるという事実によって特徴づけられる。実験
によると、保護スリーブが液体中にまだ浸されているあ
いだに磁気デバイスをゆっくりと該保護スリーブから引
き出すばあい、容器の外側に配置されている磁石によっ
て該デバイスを取り除くばあいに比べて、よりよい再懸
濁がおこる。保護スリーブから磁気デバイスを引き出す
速度は0.1〜50mm/secのあいだで、とくに好
ましくは0.5〜10mm/secのあいだである。こ
れらの速度は、自動ピペッティングアーム(pipet
ting arm)のXYZアームに取り付けられてい
る昇降装置(lifting device)による単
純な方法において達成される。
【0034】精製された被検成分には、つづいてつぎの
処理、たとえば検出反応が行なわれる。この目的のため
にいくつかの方法が従来技術として当業者に知られてい
る。つぎの処理を行なうために、前記被検成分が磁性粒
子から(核酸のばあい脱ハイブリダイゼーションによっ
て)解放され、ついで該粒子から分離される。
【0035】したがって本発明は、本発明にしたがって
液体中の1つの被検成分を分離すること、ついで該成分
を検出することによる被検成分の検出方法にも関する。
【0036】さらに本発明は、液体を受けるための1つ
もしくは数個の容器、該容器中に達する1つもしくは数
個の保護スリーブ、該保護スリーブおよび容器中に達す
る磁気デバイス、ならびに該保護スリーブおよび磁気デ
バイスを前記容器中に導入し、かつ再び引き出すための
昇降装置からなる、液体中の1つの被検成分を他の成分
から分離するための装置に関する。該容器および保護ス
リーブはマガジン(magazines)に蓄えられて
もよい。磁性粒子が分離されうるときには、すぐに保護
スリーブがマガジンから取り出され、昇降装置よって磁
気デバイスと別々に、または一緒に容器中に導入され
る。該昇降装置は、たとえばテカン(Tecan)製の
ロボットなどのようなピペッティングロボット(pip
etting robot)のXYZアームに取り付け
られる。
【0037】好ましい方法においては、本発明の磁気デ
バイスは小さい棒磁石からなるサンドイッチ状の配列を
有する。磁極は昇降の方向に関して交互に配置される
(図1)。
【0038】また、欧州特許出願公開第0136126
号明細書に記載されているように個々の棒磁石からなる
配列を有することも可能である。しかし、容器の外側に
配置することは不可能である。好ましい実施態様(図
2)においては、棒磁石が同一の磁極が互いに面するよ
うに垂直方向に配置されている。とくに好ましい方法に
おいては、個々の棒磁石が小さなスチール製の板で隔て
られている。電磁石を用いる実施態様においては、これ
らの磁石は複数段、1つづつ水平方向に角度を変えなが
ら配列される。その結果磁極は上方からみれば星状の配
列を有する。これによって磁性粒子の沈着が一様になる
ことが保証される。このばあい、さらに回転しうる昇降
装置を備えることが好ましい。
【0039】本発明の装置においては、磁気デバイスに
加えて第2の、またはさらに別の磁石が備えられ、それ
らは容器の外側に配置される。これらは磁性粒子を再懸
濁させるために有効に用いられうる。
【0040】とくに有効な実施態様においては、液体の
容量だけではなく容器および保護スリーブの形状ならび
に容量が適宜に適合している。とくに好ましい方法にお
いては、保護スリーブの外表面が容器の内表面からおよ
そ等しい距離で常に隔てられているように保護スリーブ
の形状が選択される。このような配置の実施態様では、
一方が他方の内側に位置しているという2つの円筒状の
形状を有する。2つの壁によって形成される空間は液体
によって満たされうる。これは、保護スリーブを容器に
挿入するに先立って、容器中に満たされた液体量がこの
容量を越えてはならないということを示す。保護スリー
ブが容器中に導入されたとき、液体は円筒状の壁のあい
だに押し込められる。
【0041】保護スリーブを導入することによって該保
護スリーブと容器とのあいだに形成される空間がサンプ
ル液で満たされる実施態様においては、電磁気デバイス
を用いることがとくに好ましい。磁気デバイスの周囲に
液体を比較的薄層状に分散させることにより、電磁石を
用いたときの磁場の強さが充分なものになる。従来の技
術にしたがう配置において、このことは達成されていな
い。
【0042】さらに、保護スリーブは、好ましくは該保
護スリーブを容器から取り除くための手段を含む。これ
は、好ましくは該保護スリーブの内側の部分に含まれる
部材であり、そこに前記昇降装置が取り付けられる。
【0043】本発明の方法は自動化しやすいという利点
を有する。さらに、再懸濁が簡単かつ効率的になされる
という利点も有する。驚くことに、引き寄せられた磁性
粒子は、磁石の昇降および回転の動きを通じ、とくに効
率的に再懸濁される。このことは、とくに磁気デバイス
がゆっくりと上下に動くときに達成される。さらに、保
護スリーブを用いることにより、汚染の危険性が大きく
減少することが保証される。この危険性は、エアロゾル
を含むばあい、および核酸の増幅につながる細胞の分離
において大きくなる。この目的のため、保護スリーブは
使い捨ての部材として設計されてもよく、容器の蓋とし
ても役立つ二重の機能を満たしてもよい。小さい棒磁石
の層状構造により、磁性粒子が広範囲のエリアにわたっ
て沈着し、ゆえに洗浄および再懸濁が容易になる。
【0044】図1に示す実施態様は、保護スリーブ3が
導入され、開口ゴムシール弁(open rubber
sealing lip)2を備えたプラスチック容
器1を表わしている。該保護スリーブは、たとえば6つ
の棒磁石からなる、磁気デバイス4を包含する。この型
のプラスチック容器は射出成形法によって製造されう
る。該プラスチック容器は、本質的に円筒状の母体を有
し、かつ少なくとも2つの孔を備えた底部を有する。前
記開口ゴムシール弁は、好ましくは、プラスチック容器
の底部の孔と一致しない開口を備えるゴムの円板の形状
を有する。低い圧力が前記容器の底部にかけられたと
き、前記開口ゴムシール弁は底部から引っ込められ、か
つ液体が底部の孔を通して出ていく。磁性粒子5は保護
スリーブの外側の壁に比較的一様に分布している。
【0045】図2に示す実施態様は、6つの棒磁石が該
棒磁石の磁極が交互になるように配置されている磁気デ
バイスを表わしている。
【0046】図3に示す実施態様は、前記磁気デバイス
4が保護スリーブから取り除かれたあとの保護スリーブ
および磁性粒子5を備えた容器を表わしており、ついで
該容器の壁の外側に取り付けられている追加の磁石によ
って磁性粒子が取り除かれうる。
【0047】図4に示す実施態様は保護スリーブの縦断
面図を表わしており、容器から該保護スリーブを取り除
くための手段6が内部に配置されている。
【0048】図5に示す実施態様は本発明にしたがう装
置を表わしており、容器がピペット状の先端を有してい
る。
【0049】図6に示す実施態様は移動の際の磁性粒子
の損失を防ぐためにサイホンの形状を有する実施態様を
表わす。
【0050】
【発明の効果】本発明の方法および該方法を実施するた
めの装置によれば、液体中の1つの被検成分を磁性を有
して容器中に懸濁している粒子に固定し、磁性を有する
デバイスを容器中に浸し、該デバイスは液体から隔てら
れるための保護スリーブを備えており、ついで固定され
ていない他の成分を取り除くことによって液体中の該被
検成分を他の成分から効率よく分離されうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施態様の概略縦断面図であ
る。
【図2】本発明の別の実施態様の概略縦断面図である。
【図3】本発明のさらに別の実施態様の概略縦断面図で
ある。
【図4】本発明の別の実施態様の概略縦断面図である。
【図5】本発明の別の実施態様の概略縦断面図である。
【図6】本発明の別の実施態様の概略縦断面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 開口ゴムシール弁 3 保護スリーブ 4 磁気デバイス 5 磁性粒子
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12Q 1/04 9452−4B C12Q 1/04 1/68 7823−4B 1/68 Z G01N 33/543 541 G01N 33/543 541A (72)発明者 ゲルハルト ビーンハウス ドイツ連邦共和国、デー−82407 ヴィー レンバッハ、カルヴェンデルシュトラーセ 1 (72)発明者 ブルクハルト シュトルツ ドイツ連邦共和国、デー−82386 フグル フィング、リンデンシュトラーセ 4 (72)発明者 ウルリッヒ シューベルト ドイツ連邦共和国、デー−82319 シュタ ルンベルク、ハンフェルダー シュトラー セ 31アー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体中の1つの成分を該液体中の他の成
    分から磁性粒子により分離する方法であって、前記成分
    を容器中に懸濁した磁性粒子上に固定する工程、磁気を
    有さない材料からなる保護スリーブにより前記液体から
    隔てられている磁気デバイスを前記容器中に浸す工程、
    および前記容器から固定されていない成分を含む液体を
    取り除く工程からなり、前記保護スリーブが前記容器に
    対して蓋の形状を有する方法。
  2. 【請求項2】 前記磁気デバイスをおおう保護スリーブ
    を前記容器に配置すること、前記磁性粒子および取り除
    かれる成分を保護スリーブ上に沈着させること、および
    残っている液体を前記容器の底部の開口を通して前記容
    器から取り除くことからなる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記液体中に前記成分および磁性粒子を
    含む容器上に保護スリーブを配置する工程、磁気デバイ
    スを前記保護スリーブ中に導入する工程、磁性粒子およ
    び取り除かれる成分を前記保護スリーブ上に沈着させる
    工程、および残っている液体を前記容器の底部の開口を
    通して前記容器から取り除く工程を含む請求項1記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 さらに、前記スリーブおよび固定された
    磁性粒子を洗浄液に浸す工程、前記磁性粒子を懸濁させ
    ることおよび前記スリーブ上に再び固定させることによ
    り洗浄する工程、ならびに前記洗浄液を前記容器の底部
    の開口を通して取り除く工程を含む請求項1〜3のいず
    れかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記工程を自動化された方法で行なう請
    求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記スリーブをピペッティングロボット
    のXYZアームにより前記容器上に配置する請求項1〜
    5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 洗浄を前記容器と異なる容器中で行なう
    請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 液体中の1つの成分を該液体中の他の成
    分から磁性粒子により分離する装置であって、前記液体
    を受けるための1つまたは数個の容器、前記容器中に達
    しうる1つまたは数個の保護スリーブ、前記保護スリー
    ブおよび容器中に達しうる磁気デバイス、ならびに前記
    保護スリーブおよび磁気デバイスを前記容器中に導入
    し、かつそこから引き出すための昇降装置からなり、前
    記保護スリーブが前記容器に対して蓋の形状および機能
    を有する装置。
  9. 【請求項9】 さらに前記容器の外側に前記磁性粒子の
    再懸濁のために追加の磁石をもつ請求項8記載の装置。
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