JPH1068460A - アダプタ付ブリーザ - Google Patents
アダプタ付ブリーザInfo
- Publication number
- JPH1068460A JPH1068460A JP22668996A JP22668996A JPH1068460A JP H1068460 A JPH1068460 A JP H1068460A JP 22668996 A JP22668996 A JP 22668996A JP 22668996 A JP22668996 A JP 22668996A JP H1068460 A JPH1068460 A JP H1068460A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passage
- inner chamber
- breather
- oil
- filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/027—Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by means for venting gearboxes, e.g. air breathers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケースの内室に存する液体がフィルタに付着
したり、外部へ流出するのを防止してフィルタ機能を発
揮させることにある。 【解決手段】 通路2の油側の一端部を底部6により閉
塞すると共に横方向の連通路8を設けたアダプタ1の他
端の通路2に係合部7を設け、この係合部7にブリーザ
のノズル状の端部通路20を挿入して連結部を結合した
ものである。
したり、外部へ流出するのを防止してフィルタ機能を発
揮させることにある。 【解決手段】 通路2の油側の一端部を底部6により閉
塞すると共に横方向の連通路8を設けたアダプタ1の他
端の通路2に係合部7を設け、この係合部7にブリーザ
のノズル状の端部通路20を挿入して連結部を結合した
ものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オイル等の液体が
内在するケーシングの内室の内圧を調節するアダプタ付
ブリーザに関する。
内在するケーシングの内室の内圧を調節するアダプタ付
ブリーザに関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】本発明に係わる先行技術
として図4に示すブリーザが存在する。図4は、車等に
於ける駆動部用ハブの内室の内圧を調節するブリーザの
断面図である。
として図4に示すブリーザが存在する。図4は、車等に
於ける駆動部用ハブの内室の内圧を調節するブリーザの
断面図である。
【0003】図4に於いて、ブリーザ本体52は、ゴム
材製である。そして、ブリーザ本体52には軸方向に貫
通する連通孔55が形成されている。又、連通孔55の
図示上部は、周方向に沿って複数の凸部54aが形成さ
れ、凸部54aの間が連通孔55と連通している。更
に、ブリーザ本体52の図示上方の外周には径方向に突
出した支持部54が周方向に沿って4カ所形成され、そ
の支持部54間が通路57に形成されている。
材製である。そして、ブリーザ本体52には軸方向に貫
通する連通孔55が形成されている。又、連通孔55の
図示上部は、周方向に沿って複数の凸部54aが形成さ
れ、凸部54aの間が連通孔55と連通している。更
に、ブリーザ本体52の図示上方の外周には径方向に突
出した支持部54が周方向に沿って4カ所形成され、そ
の支持部54間が通路57に形成されている。
【0004】又、ブリーザ本体52の支持部54間に於
ける対称となる2カ所の通路を閉じる段部54bが設け
られている。この段部54bは図示下側が支持部54よ
り短く形成されている。
ける対称となる2カ所の通路を閉じる段部54bが設け
られている。この段部54bは図示下側が支持部54よ
り短く形成されている。
【0005】ブリーザ本体52の図示下側にはケース6
3と係止する溝形成部62が設けられている。更に、下
端はケース63の穴に挿入しやすいようにテーパ部61
に形成されている。
3と係止する溝形成部62が設けられている。更に、下
端はケース63の穴に挿入しやすいようにテーパ部61
に形成されている。
【0006】ブリーザ本体52の図示上部には有底円筒
形の蓋部53が嵌着している。この蓋部53は有底面が
凸部54aに接着すると共に、内周面が支持部54に嵌
着している。更に、蓋部53の開口側に4カ所切欠部5
9が形成されて、その切欠部59間の2カ所が直角に折
り曲げられて段部54bに係止されている。これは蓋部
53がブリーザ本体52から離脱しないようにするため
である。
形の蓋部53が嵌着している。この蓋部53は有底面が
凸部54aに接着すると共に、内周面が支持部54に嵌
着している。更に、蓋部53の開口側に4カ所切欠部5
9が形成されて、その切欠部59間の2カ所が直角に折
り曲げられて段部54bに係止されている。これは蓋部
53がブリーザ本体52から離脱しないようにするため
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成され
たブリーザ51は、ケース63内の内圧が上昇すると連
通孔55と通路57とを通って外部に放出されると共
に、ケース内が負圧になると大気圧が通路57と連通孔
55を通って負圧を解消する。そして、通路57が下側
に開口しているため、外部の水やダストが侵入するのを
防止している。
たブリーザ51は、ケース63内の内圧が上昇すると連
通孔55と通路57とを通って外部に放出されると共
に、ケース内が負圧になると大気圧が通路57と連通孔
55を通って負圧を解消する。そして、通路57が下側
に開口しているため、外部の水やダストが侵入するのを
防止している。
【0008】しかし、ケース63の内部と外部が連通孔
55と通路57で連通しているため、オイルが外部へ流
出したり、オイルミストが放出されてケース63内のオ
イルが不足する問題を惹起する。更には、外部から水や
ダストが侵入する問題も依然として解消されない。
55と通路57で連通しているため、オイルが外部へ流
出したり、オイルミストが放出されてケース63内のオ
イルが不足する問題を惹起する。更には、外部から水や
ダストが侵入する問題も依然として解消されない。
【0009】この従来の欠点を改善するため、連通孔5
5をフィルタにより仕切った従来例も存在するが、オイ
ルミストが蒸発して付着したり、ケース63が傾斜して
オイルがフィルタに付着するとフィルタの透過性が悪化
して、ケース内の内圧が上昇し、駆動部のオイルシール
からオイルの漏れが発生する。
5をフィルタにより仕切った従来例も存在するが、オイ
ルミストが蒸発して付着したり、ケース63が傾斜して
オイルがフィルタに付着するとフィルタの透過性が悪化
して、ケース内の内圧が上昇し、駆動部のオイルシール
からオイルの漏れが発生する。
【0010】従って、ブリーザとしての機能にすぐれた
ものが依然として開発されていない。
ものが依然として開発されていない。
【0011】本発明は、上述のような問題点に鑑み成さ
れたものであって、その目的は、ブリーザを取り付けた
ケース内のオイルがブリーザのフィルタに付着するのを
防止して、フィルタとしてのすぐれた機能を発揮させる
ことにある。
れたものであって、その目的は、ブリーザを取り付けた
ケース内のオイルがブリーザのフィルタに付着するのを
防止して、フィルタとしてのすぐれた機能を発揮させる
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたものであって、その技術的手段
は、以下のように構成されている。すなわち、内室を有
するケースに取り付けられる取付部と、内室側の一端に
底部を有すると共に反対側開口に係合部を有する通路
と、通路の底部側横方向に内室と通路とを連通する連通
路とを有するアダプタ及びアダプタの係合部に密着する
連結部を有すると共に一端が通路に連通し他端が外方に
連通する連通孔を有し且つ連通孔の通路側が底部方向に
順次つぼまる端部通路を有するブリーザ本体と、連通孔
を仕切ると共に水や油を弾く機能を有して気体のみを透
過する多孔質のフィルタとを有するブリーザを備えたも
のである。
解決するために成されたものであって、その技術的手段
は、以下のように構成されている。すなわち、内室を有
するケースに取り付けられる取付部と、内室側の一端に
底部を有すると共に反対側開口に係合部を有する通路
と、通路の底部側横方向に内室と通路とを連通する連通
路とを有するアダプタ及びアダプタの係合部に密着する
連結部を有すると共に一端が通路に連通し他端が外方に
連通する連通孔を有し且つ連通孔の通路側が底部方向に
順次つぼまる端部通路を有するブリーザ本体と、連通孔
を仕切ると共に水や油を弾く機能を有して気体のみを透
過する多孔質のフィルタとを有するブリーザを備えたも
のである。
【0013】
【作用】本発明は、アダプタ1の通路2の内室側端が底
部6により仕切られていると共に、横方向の連通路8に
より連通しているので、内室31の油や油蒸気が流出し
ようとするのを防止する。同時に、ブリーザが傾斜して
も端部通路20がノズル状に形成されているので、連通
路8と共同して油の流出を防止する。更に、蒸気溜9の
外方は端部通路20とフィルタ13により絞られている
ので、油蒸気が溜まりフィルタに付着するのが防止され
る。
部6により仕切られていると共に、横方向の連通路8に
より連通しているので、内室31の油や油蒸気が流出し
ようとするのを防止する。同時に、ブリーザが傾斜して
も端部通路20がノズル状に形成されているので、連通
路8と共同して油の流出を防止する。更に、蒸気溜9の
外方は端部通路20とフィルタ13により絞られている
ので、油蒸気が溜まりフィルタに付着するのが防止され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる実施の形態
を図面に基づいて説明する。
を図面に基づいて説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施の形態のアダプタ
付ブリーザAの断面図である。
付ブリーザAの断面図である。
【0016】図1において、1はアダプタである。アダ
プタ1は、略筒状に形成されて内部が通路2に形成され
ている。この通路2の一端は底部6により閉塞されてい
ると共に、他端側開口は係合部7に形成されている。
プタ1は、略筒状に形成されて内部が通路2に形成され
ている。この通路2の一端は底部6により閉塞されてい
ると共に、他端側開口は係合部7に形成されている。
【0017】又、底部6には、通路2より小径の凸部4
が形成されていると共に、凸部4の外周は環状の溝3に
形成されている。更に、溝3から外周側に貫通する連通
路8が形成されている。
が形成されていると共に、凸部4の外周は環状の溝3に
形成されている。更に、溝3から外周側に貫通する連通
路8が形成されている。
【0018】又、アダプタ1の外周面には、ねじが加工
されて取付部5を形成している。尚、通路2の底部6側
はブリーザ10を組付けたとき、底部6と端部通路20
とによって、その間が蒸気溜9に形成される。
されて取付部5を形成している。尚、通路2の底部6側
はブリーザ10を組付けたとき、底部6と端部通路20
とによって、その間が蒸気溜9に形成される。
【0019】図3は、このアダプタ1の組立前の単品断
面図である。アダプタ1は、樹脂材製である。この他、
アルミ材、銅材、ステンレス材等が用いられるが、その
他の材料も必要に応じ用いられる。
面図である。アダプタ1は、樹脂材製である。この他、
アルミ材、銅材、ステンレス材等が用いられるが、その
他の材料も必要に応じ用いられる。
【0020】又、取付部5の図示上部はストッパaに形
成されて取付部5をケース30に螺合したとき固定する
ものである。更に、その上部のフランジ部bは、アダプ
タ1をケース30にねじ込むためのハンドルである。
成されて取付部5をケース30に螺合したとき固定する
ものである。更に、その上部のフランジ部bは、アダプ
タ1をケース30にねじ込むためのハンドルである。
【0021】図1に於いて、10はブリーザである。ブ
リーザ10単体は、図2に示す通りであり、図2は、そ
の断面図である。
リーザ10単体は、図2に示す通りであり、図2は、そ
の断面図である。
【0022】ブリーザ本体11は、ゴム材製である。こ
の材質は、アルミ材、ステンレス材、樹脂材等他の材料
を用いることができる。
の材質は、アルミ材、ステンレス材、樹脂材等他の材料
を用いることができる。
【0023】ブリーザ本体11は、内部の軸方向に連通
孔12が形成されている。連通孔12の図示上部には、
フィルタ取付周面23が形成されていると共に、フィル
タ取付周面23の下面にはシールリップ22が設けられ
ている。
孔12が形成されている。連通孔12の図示上部には、
フィルタ取付周面23が形成されていると共に、フィル
タ取付周面23の下面にはシールリップ22が設けられ
ている。
【0024】更に、連通孔12の図示下方端部には、端
部通路20が形成され、ノズル状に下方に向かって窄ま
るように形成されている。又、外周面には、二つのシー
ル部を設けてアダプタ1の係合部7と嵌着する連結部2
4を形成している。
部通路20が形成され、ノズル状に下方に向かって窄ま
るように形成されている。又、外周面には、二つのシー
ル部を設けてアダプタ1の係合部7と嵌着する連結部2
4を形成している。
【0025】更に、連通孔12の図示上部側には外周側
がフランジ部21に形成されており、このフランジ部2
1に通気孔19が設けられている。
がフランジ部21に形成されており、このフランジ部2
1に通気孔19が設けられている。
【0026】フランジ部21の上面側より、金属製のカ
バー18が覆われており、カバー18の開口端部はフラ
ンジ部21の下面に折り曲げてかしめている。
バー18が覆われており、カバー18の開口端部はフラ
ンジ部21の下面に折り曲げてかしめている。
【0027】カバー18には、フィルタ13を保持する
ための凸部17が周方向に沿って等配に複数設けられて
いる。
ための凸部17が周方向に沿って等配に複数設けられて
いる。
【0028】カバー18の凸部17とブリーザ本体11
のシールリップ22との間には、樹脂材又は金属材製の
押えリング15とゴム材製の緩衝リング14とを層状に
してフィルタ13を支持している。
のシールリップ22との間には、樹脂材又は金属材製の
押えリング15とゴム材製の緩衝リング14とを層状に
してフィルタ13を支持している。
【0029】フィルタ13は、連続多孔質に構成されて
いると共に、水や油をはじく撥水、撥油処理が処されて
いる。このフィルタ13は、例えば通気性を有するポー
ラスなPTFE(四フッ化エチレン樹脂)の薄膜等によ
って形成されると共に撥水、撥油処理が施されている。
このフィルタ13の通気する孔径は0.5〜10μmの
範囲にすると良い。又、フィルタ13の厚さは、0.0
5〜1mm程度が好ましい。更に、このフィルタ13を
層状に重ねても良い。
いると共に、水や油をはじく撥水、撥油処理が処されて
いる。このフィルタ13は、例えば通気性を有するポー
ラスなPTFE(四フッ化エチレン樹脂)の薄膜等によ
って形成されると共に撥水、撥油処理が施されている。
このフィルタ13の通気する孔径は0.5〜10μmの
範囲にすると良い。又、フィルタ13の厚さは、0.0
5〜1mm程度が好ましい。更に、このフィルタ13を
層状に重ねても良い。
【0030】尚、上記の数字は好ましい範囲であって、
必ずしも、この数字に限定されるものではなく、他の数
字のものでも好ましい結果が得られている。
必ずしも、この数字に限定されるものではなく、他の数
字のものでも好ましい結果が得られている。
【0031】尚、フィルタ13は、この他に多孔質の焼
結金属に撥水、撥油処理を施したものも用いている。い
ずれにせよ、ダストや液体を透過させることなく、気体
のみを通すと共に撥水、撥油するものであれば良いこと
が認められる。
結金属に撥水、撥油処理を施したものも用いている。い
ずれにせよ、ダストや液体を透過させることなく、気体
のみを通すと共に撥水、撥油するものであれば良いこと
が認められる。
【0032】上述のように構成されたアダプタ付ブリー
ザは、ケース30の内室31の圧力が上昇すると、連通
路8を通過した圧力気体は端部通路20を通過して連通
孔12に達し、フィルタ13を通過する。次には、フィ
ルタ13とカバー18との間の空所16に達し、この空
所16から凸部17間の通路を通って通気孔19の下方
から大気へ流出する。反対に、ケース30内の圧力が負
圧になると、上述の各通路を逆流して内室31の負圧を
解消することになる。
ザは、ケース30の内室31の圧力が上昇すると、連通
路8を通過した圧力気体は端部通路20を通過して連通
孔12に達し、フィルタ13を通過する。次には、フィ
ルタ13とカバー18との間の空所16に達し、この空
所16から凸部17間の通路を通って通気孔19の下方
から大気へ流出する。反対に、ケース30内の圧力が負
圧になると、上述の各通路を逆流して内室31の負圧を
解消することになる。
【0033】そして、ケース30が傾斜して内室31の
油が外部へ流出しようとする場合には、通路2の下端が
底部6により閉塞されていると共に、端部通路20がノ
ズル状に窄まっているから、フィルタ13側に油が流出
するのを阻止する。
油が外部へ流出しようとする場合には、通路2の下端が
底部6により閉塞されていると共に、端部通路20がノ
ズル状に窄まっているから、フィルタ13側に油が流出
するのを阻止する。
【0034】更に、内室31から発生する油蒸気は、蒸
気溜9により停滞し、端部通路20に付着して下方に落
下するので、油蒸気もフィルタ13に付着するのが防止
される。その結果、フィルタ13は目詰まりすることが
ないから、良好な通気性が得られる。
気溜9により停滞し、端部通路20に付着して下方に落
下するので、油蒸気もフィルタ13に付着するのが防止
される。その結果、フィルタ13は目詰まりすることが
ないから、良好な通気性が得られる。
【0035】
【発明の効果】本発明のアダプタ付ブリーザは、通路の
内室側端部が底部に形成されていると共に、通路の溝方
向に連通路が形成されている。更に、ブリーザ本体の通
路側の端部通路が窄るように段々小さく形成されている
から、油等の液体は流出がこれらの構成によって阻止さ
れる。
内室側端部が底部に形成されていると共に、通路の溝方
向に連通路が形成されている。更に、ブリーザ本体の通
路側の端部通路が窄るように段々小さく形成されている
から、油等の液体は流出がこれらの構成によって阻止さ
れる。
【0036】同時に、油蒸気は、通路側に突出すると共
に窄められた端部通路によって、フィルタ側へ流出する
のを防止させると共に付着させて底部側へ落下させる。
に窄められた端部通路によって、フィルタ側へ流出する
のを防止させると共に付着させて底部側へ落下させる。
【0037】その結果、油等の液体及びその蒸気等はフ
ィルタに付着するのが防止され、フィルタの通気性を良
好に保持する効果が発揮される。尚、フィルタは撥水、
撥油性を有するから、多少付着しても通気性が悪化する
ことがない。通気性が悪化するのは、フィルタに液体の
付着が一定量以上になると液体の付着がますます増加し
て目詰まりするからであることが認められる。
ィルタに付着するのが防止され、フィルタの通気性を良
好に保持する効果が発揮される。尚、フィルタは撥水、
撥油性を有するから、多少付着しても通気性が悪化する
ことがない。通気性が悪化するのは、フィルタに液体の
付着が一定量以上になると液体の付着がますます増加し
て目詰まりするからであることが認められる。
【0038】ケースにアダプタを装着し、このアダプタ
にブリーザを取り付けると、ケースの形状に関係なくブ
リーザを確実に固着できる。更に、ブリーザの取替も極
めて容易になり、ブリーザの保守点検が管理できるよう
になる。
にブリーザを取り付けると、ケースの形状に関係なくブ
リーザを確実に固着できる。更に、ブリーザの取替も極
めて容易になり、ブリーザの保守点検が管理できるよう
になる。
【図1】本発明に係る一実施の形態を示すアダプタ付ブ
リーザの断面図である。
リーザの断面図である。
【図2】図1のブリーザの断面図である。
【図3】図1のアダプタの断面図である。
【図4】従来のブリーザの断面図である。
A……アダプタ付ブリーザ 1……アダプタ 2、57……通路 3……溝 4、17、54a……凸部 5……取付部 6……底部 7……係合部 8……連通路 9……蒸気溜 10、51……ブリーザ 11、52……ブリーザ本体 12……連通孔 13……フィルタ 14……緩衝リング 15……押えリング 16……空所 18……カバー 19……通気孔 20……端部通路 21……フランジ部 22……シールリップ 23……フィルタ取付周面 24……連結部 30、63……ケース 31……内室 53……蓋部 54……支持部 54b……段部 55……連通孔 59……切欠部 61……テーパ部 62……溝形成部
Claims (1)
- 【請求項1】 内室(31)を有するケース(30)に
取り付けられる取付部(5)と、前記内室(31)側の
一端に底部(6)を有すると共に反対側開口に係合部
(7)を有する通路(2)と、前記通路(2)の前記底
部(6)側横方向に前記内室(31)と前記通路(2)
とを連通する連通路(8)とを有するアダプタ(1)及
び前記アダプタ(1)の係合部(7)に密着する連結部
(24)を有すると共に一端が前記通路(2)に連通し
他端が外方に連通する連通孔(12)を有し且つ前記連
通孔(12)の前記通路(2)側が前記底部(6)方向
に順次つぼまる端部通路(20)を有するブリーザ本体
(11)と、前記連通孔(12)を仕切ると共に水や油
を弾く機能を有して気体のみを透過する多孔質のフィル
タ(13)とを有するブリーザ(10)を備えたことを
特徴とするアダプタ付ブリーザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22668996A JP3486507B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | アダプタ付ブリーザ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22668996A JP3486507B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | アダプタ付ブリーザ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1068460A true JPH1068460A (ja) | 1998-03-10 |
JP3486507B2 JP3486507B2 (ja) | 2004-01-13 |
Family
ID=16849120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22668996A Expired - Fee Related JP3486507B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | アダプタ付ブリーザ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3486507B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006269791A (ja) * | 2005-03-24 | 2006-10-05 | Dkk Toa Corp | 取付部材、圧力調整部材及び水密筐体 |
JP2007200673A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Nitto Denko Corp | 通気構造および通気部材 |
JP2008286261A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 減速機及びその使用方法 |
WO2009139234A1 (ja) * | 2008-05-14 | 2009-11-19 | ヤマハ発動機株式会社 | ブリーザ装置を備えた自動二輪車用のパワーユニット、およびそれを備えた自動二輪車 |
JP2019141979A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | ファナック株式会社 | リリーフユニットおよびロボット |
-
1996
- 1996-08-28 JP JP22668996A patent/JP3486507B2/ja not_active Expired - Fee Related
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