JP4718540B2 - 金属製通気口 - Google Patents

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    • H05K5/0216Venting plugs comprising semi-permeable membranes

Description

通気口は多くの用途で使用されている。例えば、自動車産業では、電気部品のハウジング、歯車のハウジング、ブレーキのハウジング及び車体さえも、ハウジング又は車体内と周囲環境それぞれの圧力を等しくするため通気口を使用している。他の用途における通気口の機能は、圧力を等しくするためのバルク流動(bulk flow)のみならず、湿気を制御するため媒体を通過させる水分の拡散などの選択された成分に媒体を通過させて輸送するための拡散である。これらタイプの用途では、駆動力は、圧力ではなく、温度、浸透圧、静電気の引力もしくは斥力などの駆動力である。通気口は、他の多くの用途、例えば、電気設備や機械設備のハウジング及び化学薬品の容器にも使用される。このようなハウジング、封入体又は容器を、本願では、総合的に「ハウジング」と呼ぶ。
多くの用途で、通気口は、圧力を等しくするため気体透過性でなければならないだけでなく、ハウジングの内部を、中の設備又は部品を損傷したりハウジングを腐食する湿気、液体又は汚染物に対して密封するため液体不透過性でなければならない。
ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリプロピレン又はポリエチレンで製造されたポリマー又はプラスチック製成形本体と多孔質膜からなるプレス嵌め通気口が知られている。既知のポリマー製通気口は、例えば、呼吸弁、フィルター、ダイアフラム装置などの空気抜き装置として使用されている。プレス嵌め通気口は、一般に、円周部分に通孔を配置された膜を備え、その通孔は、その通孔を通じて連結された硬質樹脂部分の間に配置されている。この硬質部材は、このプレス嵌め製品を形成する軟質樹脂で取り囲まれている。ポリマー又はプラスチックで成形された通気口の他の多くの配置構成は知られているが、すべて重大な欠点をかかえている。
ポリマー及びプラスチック製の通気口は、耐熱性と耐薬品性のみならず耐久性が不足している。したがって、これらの通気口は、高温、紫外線(「UV」)又は化学的な分解もしくは衝撃を受けることがある特定の用途では、使用できない。
金属製通気口は、いくつかの用途では耐久性が改善されることは知られている。しかし、既知の金属製通気口は、ある種の形状のシーラント、接着剤又はガスケットを頼りにして膜を通気口に対してシールしている。これらのシーラントとガスケットも、高温では分解されるので役に立たない。
したがって、高温と腐食性環境を含む有害な条件に耐えることができる耐久性のある金属製通気口が要望されている。
一側面で、本発明は、流体が通過する開口、その開口を囲む第一膜保持表面及びその開口を囲む第二膜保持面を含む金属製本体、並びに前記第一膜保持面と接触する第一面と前記第二膜保持面と接触する第二面を有する膜から本質的になる通気口であって、前記膜、前記第一膜保持面及び第二膜保持面の間の相互関係によって、前記開口を囲むシールが形成される通気口を提供する。
別の側面で、本発明は、流体が通過する開口及びその開口を囲む膜保持表面を有する金属製本体;前記開口を覆いかつ前記第一膜保持表面と接触する第一面及びその第一面と反対側の第二面を有する膜;前記膜の第二面と接触する第二膜保持表面を有し、締まり嵌めによって本体に取り付けられて前記開口を囲むシールを形成する金属製シェルから本質的になる通気口を提供する。
別の側面で、本発明は、ハウジング;ハウジングのポート;及びそのポートの上に配置された通気口を含む装置であって、該通気口が、気体が通過する開口を有する金属製本体;その開口を跨ぐ膜;並びに気体が通過する穿孔を有しかつ締まり嵌めで前記本体に取り付けられて前記膜と本体の間にシールを形成し、そのシールが前記開口を囲んでいる金属性シェルから本質的になる、そのような装置を提供する。
さらに別の側面で、本発明は、気体が通過する開口を有する金属製ハウジングを提供し、膜がハウジングに接触するようにその膜で前記開口を覆い、穿孔を中に有するカバーを、そのカバーが前記膜に接触するように締まり嵌めでハウジングに取り付けるステップを含んでなり、その結果シールが前記膜とハウジングの間に形成される通気口の製造方法を提供する。
本発明の一側面による通気口は、機械設備もしくは電気設備用の設備封入容器又は化学薬剤封入容器などのハウジングの圧力を等しくする。一側面で、本発明の通気口は、金属製のシェル又はキャップ付きのすべて金属製の本体で構成されている。本発明の通気口本体は、前記封入容器と大気の間を流体で連通させる開口を有している。蒸気透過性でかつ液体不透過性の膜が、前記開口を跨いで封入容器と大気の間を気体で流通させるが、液体又は汚染物の進入を防止する。金属製シェルは、膜を保護しそして大気と膜の間を流体で連通させる穿孔を有するように適応させることができる。
前記シェルと通気口本体は、締り嵌めだけを使う独特な方法で組み立てられる。その膜は、前記シェル上の上部膜保持表面と通気口本体上の下部膜保持表面との間で押圧される。膜が押圧されると膜が開口を覆ってシールする。この新規な構造によって、時間の経過とともに及び厳しい環境にさらされたときに分解することがあるシーラント、接着剤又はガスケットを使用しないですむ極めて堅牢で耐久性のある通気口が提供される。
また、本発明の通気口は、金属製なので照明装置の封入容器などの高温の用途で有利に使用できる。照明設備特にUnderwriters Laboratories(「UL」)が列挙している非常時用照明設備には有利である。プラスチックなどで成形された非金属製通気口は、一般に、防火照明のUL標準を満たすことができない。さらに、金属製であることは、プラスチックの射出成形及び押出し成形がコスト高でかつ複雑であるので、ポリマー製であることより、限られた商業生産にとって経費効率が高い。
通気口本体
一側面で、金属製通気口本体は、ハウジング中に挿入する長い基部及び膜を保持する広がった頭部を備えている。開口が、通気口本体を貫通して基部から頭部まで延びて、ハウジングと大気の間を流体で連通させる。
通気口本体の基部は、どんな形状でもよいが、一般に、ハウジング中にドリルであけるか又は形成される通気孔に整合するように円筒形である。その基部は、通気口を挿入しやすくしたり又は通気口をハウジング中に押し込めるように、その末端にテーパーが付いていてもよい。あるいは、ハウジングのタップ立てされた通孔と協働するねじを基部の外側に切ってもよい。各種の他の固定機構を、通気口を保持するため基部に設けてもよい。例えば、通気口を保持するため、スナップリングを受け入れる溝を基部に設けてもよい。あるいは、ロックリングを、ハウジングに挿入した後、基部に押し付けてもよい。基部は、ハウジングのタップ立てされた通孔に整合するようにねじをきることが好ましい。
通気口本体の頭部は、下部の膜保持表面を有している。この膜保持表面は、円筒形開口に整合するように一般に円形であるが、用途に適したどんな形状と大きさでもよい。膜保持表面は開口を囲むことが好ましい。通気口本体の頭部の形状は決定的なものではなく、用途によっては、円筒形でも又は他の形状でもよい。例えば、頭部は、レンチを使って、ねじを切った通気口をタップ立てしたハウジング中にねじ込むことができるように六角形の部分を有していてもよい。
開口は、通気口本体中に機械加工で又は成形でつくることができ、まっすぐ、テーパー付きなどの構造でもよい。例えば、開口は、基部の直径が小さく、頂部のほうに向かうにつれて直径が徐々に増大するテーパー付き通孔でもよい。あるいは、その通孔の直径が逐次増大して、シャフトの直径が一般に頂部より小さくてもよい。頭部に近いより大きい領域には、より大きい膜を使うことができ、その結果、いくつかの用途で通気を改善できる。
シェル
シェルは、全体が金属製であり、通気口本体に締まり嵌めで固定するように構成されている。一側面で、シェルは、類似の形状の通気口本体の頭部に整合するように円筒形である。好ましくは、シェルは、物理的損傷や液体への暴露に対して膜を保護するように構成されておりかつ気体を通過させるため穴が設けられている。
シェルは、上部膜保持表面を備えている。その上部膜保持表面は、通気口本体の下部膜保持表面と協働して膜を押圧している。膜が押圧されると、開口がシールされて液体や汚染物の侵入が防止される。
前記上部及び下部の膜保持表面は、好ましくは、膜の押圧を最大にするように構成されている。押圧を改善するため、これら保持表面は、接触面積を最小にするように配置構成されている。例えば、隆条などの突出部を、シェル又は通気口本体の膜保持表面に設けて、膜の接触面積を最小にして、単位面積当たりの押圧力を増大させる。
通気口本体及びシェルの金属材料の選択は決定的なことではないので、当業者には、材料の選択が用途によって変わることは分かるであろう。通気口は、ステンレス鋼で製造することが好ましい。例えば、そのステンレス鋼は、ニッケル、クロム、バナジウム、モリブデン又はマグネシウム及びその組み合わせを含有する合金である。

膜は多孔質である。膜は延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)で製造することが好ましい。典型的なePTFE材料は、米国特許第3,953,566号、同第3,962,153号、同第4,096,227号、同第4,187,390号、同第4,902,423号又は同第4,478,665号に記載の方法によって製造できる。なお、これら特許文献は本願に援用するものである。また、多孔質ePTFEの膜は、他の方法でも製造できる。多孔質ePTFEは、ポリメリックノードと連続フィブリルの多孔質ネットワークで構成され、米国デラウェア州ニューアーク所在のW.L.Gore & Associates,Inc.から多種類の形態で市販されている。
用語「ePTFE」は、本願で使用する場合、ノードとフィブリルの構造を有するPTFE材料を含むものとし、ポリマー材料の比較的大きなノードから延びるフィブリルを有するわずかに延伸された構造から、単にノードの点で互いに交差するフィブリルを有する極端に延伸された構造までの範囲のものが含まれている。その構造のフィブリルの特徴は顕微鏡で確認される。ノードはいくつかの構造については容易に確認できるが、多くの極端に延伸された構造は、専ら、フィブリル及びフィブリルの交差点としてのみ現れるノードからなっている。生成するミクロ細孔又は気孔は、気体又は空気を良好に流動させながら耐水性を付与する。
膜は、添加物とも呼称される充填剤又はコーティングを一種以上、随意選択的に含有していてもよい。例えば、カバーがePTFEの膜である場合、添加物は、ePTFE自体のマトリックス中に含有させてもよい。あるいは、膜には、添加物を薄膜の細孔中に良好に侵入させる添加物/溶媒混合物を吸収させてもよい。この吸収は、第一に添加物/溶媒の溶液を調製し第二にその溶液を延伸PTFEのような多孔質薄膜と混合することによって行われる。添加物は、膜の片面又は両面にコートしてもよい。望ましい添加物としては、吸収剤、吸着剤、表面エネルギー調節剤、着色剤、顔料、抗微生物薬、抗菌薬、抗真菌薬及びその混合物がある。
膜は、織物、不織布又はファイバースクリムなどの支持層を、随意選択的に含んでいてもよい。その支持層は、積層する、接着する又は単に膜の近くに配置するだけでもよい。
膜の厚さは、決定的なものではないが、膜は、シェルと通気口本体の締り嵌めによってシールを維持するのに十分な厚さでなくてはならない。薄い膜は、部分のより正確な機械加工と仕上げが必要である。より厚い膜でも、効果的に通気するように十分透過性であれば、使用できる。好ましくは、膜の厚さは、少なくとも約3ミル又は少なくとも約5ミル、10ミル又は13ミルである。
シェルは、好ましくは締り嵌めで通気口本体に固定される。用語「締り嵌め」は、本願で使用する場合、接着剤などの接合剤、溶接、ろう付けなど又はコーキング材料、圧縮ガスケット、ばねなどを使うことなく、アセンブリが、部品内の内力と部品間の摩擦を総合することによって維持される嵌合部品のすべての方式を含むものとする。
シェルを、締り嵌めで通気口本体に固定する方法には、例えば、スナップリング、プレス嵌め、摩擦嵌めなどを使用することが含まれている。一側面で、シェルは、通気口本体の溝又は凹部にはまるように内側に突出するタブを備えている。そのタブは凹部の定位置にパチンと嵌ってシェルを定位置にロックする。
別の側面で、本発明は、一体式の金属製通気口本体を提供する。この側面では、開口がその一体式の通気口本体を基部から頭部まで貫通して設けられる。その頭部は、前記開口を囲む下部膜保持表面を有している。その頭部は、前記開口を囲む上部膜保持表面も有している。膜が、上部膜保持表面と下部膜保持表面の間に配置され、これら膜保持表面の間で押圧によって定位置に保持されている。例えば、その膜は、膜保持表面間に配置されて、その上部膜保持表面は、膜が上部膜保持表面と下部膜保持表面の間に保持されるように、圧延又は押圧されて通気口本体を変形させたリップ又は端縁の部分であってもよい。
本発明の通気口は、一旦組み立てられたならば、既知の手段でハウジング内に取り付けられ次いでシールされる。かような手段としては、例えば、フレアリング、かしめ、シャフトのねじに対するシーラントのコーティング又はシャフトに嵌めるOリングがある。Oリングは、使用される場合、通気口本体の下部表面とハウジングの間で圧縮される。
本発明の通気口は、同じ番号が同じ部品を表す添付図面を参照することによって最もよく理解できる。
本発明の一側面を図1-3に示す。通気口本体10は、ねじ14を有する基部12及び六角形の部分18を有する頭部16を備えている。その六角形部分は、レンチを使って、通気口を、タップ立てされたハウジング中にねじ込むことができる。ねじは、National Pipe Thread(NPT)又は平行ねじでよい。平行ねじを使う場合は、ガスケット20を使って、通気口をハウジングに対してシールできる。溝22が、頭部の六角形部分の上部に切り出されている。開口24が、基部から頭部まで通気口を貫通して延びている。
シェル30が、締り嵌めによって通気口本体に固定されている。シェルの上のスナップリング38が溝22と協働してシェルを通気口本体に固定している。シェルは、キャップのほうに延びるじゃま板32も備えている。
キャップ40は、シェル30の上に嵌り、シェルに当たっているディンプル42と協働して定位置に保持されている。そのキャップは、その外周部に穿孔44を有している。その穿孔はじゃま板32の外側に配置されていて、穿孔に入る液体はじゃま板によって膜50に接触しないようになっている。ディンプル間の間隙が、キャップとシェルの間にA-Aで示す、穿孔44に入いる液体の廃液路を提供している。トップシェルのディンプル46は、じゃま板の上部端縁に接触し、気体が流動できるようにトップシェルとじゃま板の間に間隙を維持している。
膜50は、シェルの上部膜保持表面48と通気口本体の下部膜保持表面34の間でその周縁部が押圧される。
図4-6は別の実施態様を示す。通気すべきハウジングは壁2を有し、その壁は、ねじ62を有する挿入体60を受け入れる開口又はポート4を有する壁2を備えている。その挿入体60は、六角形の凹部64を有し、その凹部は、この挿入体をハウジングに装着するためのアレンレンチ型ドライバーを受け入れるように構成された六角形の凹部64を有している。流体が通過する流路66が、前記挿入体内に形成されているか又は機械加工されている。ウエブ68が、前記流路の内側から延びている。その流路を囲んでガッスケット63を受け入れる溝61がある。
通気口はシェル70と通気口本体80を含んでいる。その通気口本体の中には、隆起したスナップリング84を有する長い基部82が形成されている。シェルには、気体をトップシェルを通って流動させる穿孔72が含まれている。
そのシェルは、通気口本体の上に嵌め込まれ、締り嵌めで保持されている。シェルの外周部分に形成された、内側に突出しているスナップリング73は、通気口本体の外側底部端縁86と協働してこれら二つの部品を保持している。膜50は、その外周部分を、シェルの上部膜保持表面74と通気口本体の下部膜保持表面88の間で押圧されている。
前記基部は前記挿入体中に圧入され、そしてそのスナップリングは前記流路内のウエブと協働して通気口を保持する。ガスケットは、壁と通気口本体の間で押圧されて通気口と挿入体の間のシールを形成する。
他の実施態様を図7-10に示す。図7-8において、通気口本体10は、ハウジング中に挿入する円筒形基部12を有している。ハウジング中に挿入された後、基部に対して押圧されたロックリング15は、通気口を定位置に保持する。ガスケット20は、通気口をハウジングに対してシールする。図9は二部品構造体を示す。トップシェルは、開口を有する通気口本体の上に押圧されて膜を開口に対してシールしている。図10は一部品の通気口本体の構造を示す。この金属製通気口本体は、上部膜保持表面と下部膜保持表面の両方を有している。
試験方法
耐水性‐スーター法(Suter method)
本発明に使用するのに適した膜は、低い水のエントリ圧(low water entry pressure)を加える改良スーター法の装置を使って、耐水性を試験できる。漏れ止め圧着装置の二つの円形ゴム製ガスケトによって、試料の下面に対して水圧がかかっている。変形可能な試料は、その上に補強スクリム(例えば、目の粗い不織布)が圧着されている。試料の上面は、大気に対して開放されているのでオペレーターは目視できる。試料の裏面に対する水圧は、水タンクに接続されたポンプによって2psiまで上昇させるが、この圧力は圧力計で表示されるので直列のバルブで調節される。耐水性が不足している場合に試料を通過して押し出される水が現れるかどうか、3分間、試料の上面を目視観察する。表面に液体の水が見られた場合は、試料の耐水性が不足している(漏洩)とみなす。3分間の試験期間内に、試料の上面に液体の水が目視できなかったならばその試料は合格とした。
実施例1
ステンレス鋼の六角棒材から機械加工によって通気口本体を製造した。その棒材は、所定の長さに切断し次いでその一方の末端にねじをきった。その棒材の全長を貫通する通孔をドリルでつくって、開口を製作した。前記六角棒材は、前記ねじと反対側の末端から加工を始めて丸く加工し、六角駆動部分の上にシリンダーを作製した。次に、そのシリンダーの頂部の近くに溝を切った。最後に、ボルトのシリンダー部分の頂部に、600グリットのサンドペーパーで磨いてあらゆるばりを除いて、膜保持表面にグリップを提供することによって、膜保持表面をつくった。
シェルは、深絞り金属加工法を使って製造し、まず円筒形のシェルを製造した。諸図にみられる水平の「S」字型の屈曲部を、約0.01”のインサイドラウンド(inside round)で製作して上部膜保持表面を作製した。次に、内側に突き出たディンプルを4個、外壁に等間隔で配置した。これらディンプルは、底部端縁の近くに配置した。最後に、シェルの外周の近くに、一連の通孔をドリルで設けた。
空気圧プレスを使い565ポンドの力をかけて、部品を組み立てた。この圧力は、部品をパチンと嵌めた後、3秒間維持した。
シェルと通気口本体をそろえて、トップシェルのディンプルを、通気口本体の円筒形部分に切った溝にパチンと嵌めた。その結果、上部膜保持表面が約8ミルのePTFE膜の第一面に対して押圧されて保持され、一方、通気口本体の下部膜保持表面が上記圧力の逆方向に押圧される。微孔性ePTFE膜のディスクが膜保持表面間で圧縮されて、開口がシールされる。
実施例2
深絞り金属加工法を利用して、シェルを304ステンレス鋼で製造した。先に述べたように、「S」字形屈曲部をシェルにつくり、上部膜保持表面を作製した。ディンプルを4個、シェルの外壁の底部端縁に等間隔で配置した。穿孔を上記「S」字形ベンドの上に設けた。
通気口本体も、深絞り金属加工法を利用して、304ステンレス鋼で製造した。チューブの一方の末端を広げてフランジを作製した。屈曲部の半径が0.010”の倒立「U」字形部分を、前記フランジの外側端縁に作製した。この倒立「U」字形部分は、下部膜保持表面を提供する。
プレスを使い565ポンドの力をかけて、部品を組み立てた。この圧力は、部品をパチンと嵌めた後、3秒間維持した。
シェルと通気口本体をそろえて、シェルのディンプルを、通気口本体の「U」字形部分の外側端縁にパチンと嵌めた。シェルの上部膜保持表面は、通気口本体の下部膜保持表面に対して押圧されている。実施例1の微孔性膜ディスクが、保持面間に押圧されて、開口を囲むシールを形成している。
通気口をハウジングに取り付けるために、シリコーン製Oリングを、通気口本体の基部に配置する。通気口本体のシャフトの外径よりわずかに大きい通孔をハウジングにドリルで作製する。その通気口本体の基部を、ハウジングの前記通孔中に挿入する。前記Oリングがハウジングと通気口本体の間で押圧されるように、例えば「Rotor Clip TY-37」のようなセルフロックリングを前記シャフトに押し付けてもよい。
実施例3
深絞り金属加工法を使って、304ステンレス鋼製シェルを、倒立カップ形で製造した。そのシェルの中央に通孔を切削した。
通気口本体を、同じ材料から、倒立カップ形で製造した。下部膜保持表面を、通気口本体の外周部の近くの底部カップの頂面の外側に突出するリブによって作製した。そのカップの底部に通孔を切削して開口を作製した。
流体プレスを使い、70ポンドの力をかけて、部品を組み立てた。実施例1の微孔性膜ディスクをトップカップの内側に配置した。トップシェルの内壁と通気口本体の外壁の間の摩擦によって締り嵌めが行われる。トップシェルと通気口本体のリブとの間の微孔性膜ディスクが押圧されて、開口を囲むシールが作製される。
本発明の特定の実施態様を、本願に例示し記述してきたが、本発明は、かような例示と記述に限定してはならない。変更と変形を、本願の特許請求の範囲内の本発明の一部分として組み入れて実施できることは明らかであろう。
本発明の通気口の断面図である。 本発明の通気口の一部を切り欠いて示す詳細斜視図である。 本発明の別の側面の通気口を示す。 挿入体がハウジング内に配置されかつ通気口がその挿入体中に圧入されている別の実施態様を示す。 挿入体がハウジング内に配置されかつ通気口がその挿入体中に圧入されている別の実施態様を示す。 挿入体がハウジング内に配置されかつ通気口がその挿入体中に圧入されている別の実施態様を示す。 ロックリングを使って、ハウジングに固定されるように構成された本発明の通気口の別の実施態様を示す。 ロックリングを使って、ハウジングに固定されるように構成された本発明の通気口の別の実施態様を示す。 二つの金属製部品の間でシールされた膜だけを有する本発明の通気口の別の実施態様を示す。 通気口本体が単一の金属製部品を含んでいる本発明の通気口の別の実施態様を示す。

Claims (16)

  1. 内部空間と外部空間を画定するハウジングのための通気口であって、
    a)該ハウジングによって画定された内部空間と外部空間の間を流体が通過するための開口部と、その開口部を囲む第一膜保持金属表面とを含む金属製本体、
    b)該第一膜保持金属表面と接触している第一面を有する多孔質高分子膜、及び
    c)第二膜保持金属表面を有し、かつ該金属製本体に締り嵌めで取り付けられている金属製シェル
    を含んでなり、該多孔質高分子膜は、気体透過性でかつ液体不透過性であり、該第一膜保持金属表面と該第二膜保持金属表面の間で該多孔質高分子膜が押圧されることで該多孔質高分子膜からなる液体不透過性膜が形成され、そして該液体不透過性膜は該第一膜保持金属表面と該第二膜保持金属表面の間で押圧されて、それらの表面の間に位置していることを特徴とする通気口。
  2. 多孔質高分子膜を保護するキャップをさらに備えている請求項1に記載の通気口。
  3. 該キャップがさらに、流体が通過する穿孔を少なくとも一つ備えている請求項2に記載の通気口。
  4. 該多孔質高分子膜が延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)を含有している請求項1に記載の通気口。
  5. 該多孔質高分子膜がePTFE及び少なくとも一つの支持層を含有している請求項に記載の通気口。
  6. 多孔質高分子膜がePTFE及び充填剤を含有している請求項に記載の通気口。
  7. 該充填剤が、吸収剤、吸着剤、表面エネルギー調節剤、着色剤、顔料、抗微生物剤、抗菌剤、抗真菌剤及びこれらの混合物からなる群から選択される請求項に記載の通気口。
  8. 多孔質高分子膜がさらにコーティングを含有している請求項に記載の通気口。
  9. 該コーティングが、吸収剤、吸着剤、表面エネルギー調節剤、着色剤、顔料、抗微生物剤、抗菌剤、抗真菌剤及びこれらの混合物からなる群から選択される請求項に記載の通気口。
  10. 多孔質高分子膜の厚さが0.330mm(13ミル)未満である請求項1に記載の通気口。
  11. 多孔質高分子膜の厚さが0.254mm(10ミル)未満である請求項1に記載の通気口。
  12. 多孔質高分子膜の厚さが0.127mm(5ミル)未満である請求項1に記載の通気口。
  13. 多孔質高分子膜の厚さが0.076mm(3ミル)未満である請求項1に記載の通気口。
  14. 該通気口本体がステンレス鋼で構成されている請求項1に記載の通気口。
  15. a)装置又は化学薬剤を封入するためのハウジング、
    b)該ハウジングのポート、
    c)該ポートの上に配置され、気体が通過する開口部を有する金属製本体からなる通気口、
    d)該開口部に跨る多孔質高分子膜、
    e)気体が通過する穿孔を有しかつ該金属製本体に締り嵌めで取り付けられている金属製キャップ
    を含んでなり、該多孔質高分子膜は、気体透過性でかつ液体不透過性であり、該金属製本体と該金属製キャップの間で該多孔質高分子膜が押圧されることで該多孔質高分子膜からなる液体不透過性膜が形成され、そして該液体不透過性膜は該金属製本体と該金属製キャップの間で押圧されて該金属製本体と該金属製キャップの間に位置していることを特徴とする装置。
  16. 内部空間と外部空間を画定するハウジングのための通気口の製造方法であって、
    a)該ハウジングによって画定された内部空間と外部空間の間を気体が通過するための開口部を含む金属製本体を提供し、
    b)気体透過性かつ液体不透過性の多孔質高分子膜が該金属製本体に接触するように多孔質高分子膜で該開口部を覆い、
    c)穿孔を有する金属製カバーを締り嵌めで該金属製本体に取り付けることにより、該金属製カバーが該金属製カバーと該金属製本体の間で該多孔質高分子膜を押圧し、そして該開口部を包囲する該多孔質高分子膜からなる液体不透過性膜が形成されることを特徴とする方法。
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