JPH043993A - 電気機器収納容器 - Google Patents
電気機器収納容器Info
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- JPH043993A JPH043993A JP10602290A JP10602290A JPH043993A JP H043993 A JPH043993 A JP H043993A JP 10602290 A JP10602290 A JP 10602290A JP 10602290 A JP10602290 A JP 10602290A JP H043993 A JPH043993 A JP H043993A
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- Pending
Links
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Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この発明は電気機器を収納する容器の改良に関する。
［従来の技術］
一般に電気機器は雨水或いは塵埃から保護するために密
閉構造の容器に収容されて用いられる。
閉構造の容器に収容されて用いられる。
このような容器は開口部にはオーリングやパツキン等を
設けてできるだけ密閉されるようになされている。
設けてできるだけ密閉されるようになされている。
［発明が解決しようとする課題］
このような密閉された容器に電気機器を収納した場合、
電気機器から発生する種々のガスが容器内に充満し、そ
の電気機器の金属部材またはゴム部材等を劣化させる恐
れがある。電気機器から発生するガスとしてはフェノー
ル樹脂から発生するアンモニアガス、シリコン化合物か
ら発生する低分子量シリコン化合物のガス、及びプラス
チック材料に添加される難燃剤から発生するハロゲン化
合物のガス、ゴム類から発生する硫黄化合物のガス及び
水蒸気等がある。これらの水蒸気及びガスを吸着するた
めにシリカゲル、活性炭あるいはゼオライト等を容器内
に入れておく方法もあるが、発生するガスが多量の場合
その効果を長期間にわたって維持することはできない。
電気機器から発生する種々のガスが容器内に充満し、そ
の電気機器の金属部材またはゴム部材等を劣化させる恐
れがある。電気機器から発生するガスとしてはフェノー
ル樹脂から発生するアンモニアガス、シリコン化合物か
ら発生する低分子量シリコン化合物のガス、及びプラス
チック材料に添加される難燃剤から発生するハロゲン化
合物のガス、ゴム類から発生する硫黄化合物のガス及び
水蒸気等がある。これらの水蒸気及びガスを吸着するた
めにシリカゲル、活性炭あるいはゼオライト等を容器内
に入れておく方法もあるが、発生するガスが多量の場合
その効果を長期間にわたって維持することはできない。
これらの発生ガスによる被害としては、電気機器を構成
する金属類の腐食、銅系金属の応力腐食による割れ、マ
イクロスイッチ等の接点の接触抵抗の増加、合成樹脂部
品の亀裂等である。
する金属類の腐食、銅系金属の応力腐食による割れ、マ
イクロスイッチ等の接点の接触抵抗の増加、合成樹脂部
品の亀裂等である。
これらの発生ガスを放出するために収納容器に窓を設け
、その窓に防塵スクリーンを張ったものが用いられてい
る。しかしこのような構造の容器においては雨水がかか
った場合水が容器内に侵入し障害を起こす場合があった
。
、その窓に防塵スクリーンを張ったものが用いられてい
る。しかしこのような構造の容器においては雨水がかか
った場合水が容器内に侵入し障害を起こす場合があった
。
［課題を解決するための手段］
この発明の電気機器収納容器は、収納容器の筺体の窓に
気孔径が０．１ミクロンないし２０ミクロンの孔を多数
有し撥水性を有する樹脂により構成された多孔質膜を備
えている。
気孔径が０．１ミクロンないし２０ミクロンの孔を多数
有し撥水性を有する樹脂により構成された多孔質膜を備
えている。
［作用］
多孔質膜の気孔径が０．１ミクロンないし２０ミクロン
であるので、電気機器に有害な塵埃が侵入することはな
く、又多孔質膜の材質が撥水性であるため雨水等が多孔
質膜を浸透することはないが、電気機器から発生するガ
スは気圧の変動による呼吸効果により容器外に放出され
るとともに容器外の空気も流入する。
であるので、電気機器に有害な塵埃が侵入することはな
く、又多孔質膜の材質が撥水性であるため雨水等が多孔
質膜を浸透することはないが、電気機器から発生するガ
スは気圧の変動による呼吸効果により容器外に放出され
るとともに容器外の空気も流入する。
［実施例］
第１図にこの発明の電気機器の収納容器の構成を示す。
図において、収納容器を構成する筺体ｌにはその一部に
窓ＩＡが設けられている。窓ＩＡの面積は筺体ｌの体積
及び筺体ｌ内に収納される電気機器の種類に応じて適当
な値になされる。筺体ｌの図示を省略した他の部分にお
ける開口部はすべてシール材、パツキンまたはオーリン
グ等によって密閉されている。
窓ＩＡが設けられている。窓ＩＡの面積は筺体ｌの体積
及び筺体ｌ内に収納される電気機器の種類に応じて適当
な値になされる。筺体ｌの図示を省略した他の部分にお
ける開口部はすべてシール材、パツキンまたはオーリン
グ等によって密閉されている。
窓ＩＡには筺体ｌの内側からシール材４を介して多孔質
膜２が取付けられており、また筺体１の外側からは金網
３が取付けられている。多孔質膜２と金網３は内枠７及
び外枠８を介して複数のねじ５によって締めつけ固定さ
れている。その結果多孔質膜２の端部と筺体ｌの間はシ
ール材４によって密閉される。筺体１の窓ＩＡの縁部Ｉ
Ｂは雨水がたまりにくいように筺体の外部へ向けて傾斜
を有するようになされている。
膜２が取付けられており、また筺体１の外側からは金網
３が取付けられている。多孔質膜２と金網３は内枠７及
び外枠８を介して複数のねじ５によって締めつけ固定さ
れている。その結果多孔質膜２の端部と筺体ｌの間はシ
ール材４によって密閉される。筺体１の窓ＩＡの縁部Ｉ
Ｂは雨水がたまりにくいように筺体の外部へ向けて傾斜
を有するようになされている。
多孔質膜２の気孔径は０．１ないし２０ミクロンである
のが好ましく、０．１ミクロンより小さい場合には電気
機器の発生ガスが外部へもれる効果が少なくなる。また
２０ミクロンより大きい場合には雨水或いは塵埃が侵入
する恐れがある。多孔質膜２の材質としてはフッ素樹脂
、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、シリコン樹
脂等撥水性を有する材料が好ましい。前記の材料により
作られ気孔径が０．１ないし２０ミクロンの孔を多数有
する多孔質膜に水がかかった場合、水は表面張力により
球状となって散乱し、多孔質膜２の気孔に侵入すること
はない。
のが好ましく、０．１ミクロンより小さい場合には電気
機器の発生ガスが外部へもれる効果が少なくなる。また
２０ミクロンより大きい場合には雨水或いは塵埃が侵入
する恐れがある。多孔質膜２の材質としてはフッ素樹脂
、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、シリコン樹
脂等撥水性を有する材料が好ましい。前記の材料により
作られ気孔径が０．１ないし２０ミクロンの孔を多数有
する多孔質膜に水がかかった場合、水は表面張力により
球状となって散乱し、多孔質膜２の気孔に侵入すること
はない。
多孔質膜２の装着に際して、第１図に示すように、前記
多孔質膜２の気孔径よりも大きい気孔径を有するガラス
、セラミックス、金属或いは合成樹脂等の多孔質シート
状部材（例えば金網３）を併用すれば多孔質膜２が塵埃
によって汚れたり又外力によって破損されるのを防止す
ることができる。
多孔質膜２の気孔径よりも大きい気孔径を有するガラス
、セラミックス、金属或いは合成樹脂等の多孔質シート
状部材（例えば金網３）を併用すれば多孔質膜２が塵埃
によって汚れたり又外力によって破損されるのを防止す
ることができる。
第２図はこの発明の電気機器の収納容器の他の実施例を
示す。この実施例においては、多孔質膜２を合成樹脂の
不織布６によってはさんだサンドイッチ構造を有してい
る。この実施例においては構造が簡単であり、安価な合
成樹脂の不織布を用いているので材料コスト及び製造コ
ストが軽減される。
示す。この実施例においては、多孔質膜２を合成樹脂の
不織布６によってはさんだサンドイッチ構造を有してい
る。この実施例においては構造が簡単であり、安価な合
成樹脂の不織布を用いているので材料コスト及び製造コ
ストが軽減される。
［発明の効果コ
この発明によれば、密閉構造を有する筺体の一部に設け
た窓に気孔径が０．１ミクロンないし２０ミクロンであ
りかつ撥水性を有する材質により構成された多孔質膜を
設けているので、筺体内に塵埃または水が侵入すること
はない。一方筺体１内に収納された電気機器から発生す
るガスは多孔質膜２の気孔を通して放出され、電気機器
がその発生するガスの作用によって劣化するのを防止す
ることができる。
た窓に気孔径が０．１ミクロンないし２０ミクロンであ
りかつ撥水性を有する材質により構成された多孔質膜を
設けているので、筺体内に塵埃または水が侵入すること
はない。一方筺体１内に収納された電気機器から発生す
るガスは多孔質膜２の気孔を通して放出され、電気機器
がその発生するガスの作用によって劣化するのを防止す
ることができる。
第１図はこの発明の実施例を示す電気機器の収納容器の
断面図、第２図はこの発明の他の実施例の電気機器の収
納容器の断面図である。 図において１は筺体、ＩＡは窓、２は多孔質膜、６は合
成樹脂不織布である。
断面図、第２図はこの発明の他の実施例の電気機器の収
納容器の断面図である。 図において１は筺体、ＩＡは窓、２は多孔質膜、６は合
成樹脂不織布である。
Claims (2)
- （１）窓を有する電気機器の収納容器の筺体、及び前記
窓に設けられ気孔径が０．１ミクロンないし２０ミクロ
ンの多数の気孔をもつ撥水性樹脂の多孔質膜 を有する電気機器収納容器。 - （２）前記多孔質膜の両面に合成樹脂の不織布を設けた
請求項第１の電気機器収納容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10602290A JPH043993A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 電気機器収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10602290A JPH043993A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 電気機器収納容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH043993A true JPH043993A (ja) | 1992-01-08 |
Family
ID=14423024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10602290A Pending JPH043993A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 電気機器収納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH043993A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003175107A (ja) * | 2001-12-10 | 2003-06-24 | Teijin Ltd | 呼吸用気体供給装置 |
| JP2008113037A (ja) * | 2008-01-28 | 2008-05-15 | Nitto Denko Corp | 通気筐体 |
| DE112017000923T5 (de) | 2016-02-22 | 2018-11-22 | General Electric Company | Strahlungstomographisches Bildgebungssystem und Programm zum Steuern desselben |
-
1990
- 1990-04-20 JP JP10602290A patent/JPH043993A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003175107A (ja) * | 2001-12-10 | 2003-06-24 | Teijin Ltd | 呼吸用気体供給装置 |
| JP2008113037A (ja) * | 2008-01-28 | 2008-05-15 | Nitto Denko Corp | 通気筐体 |
| DE112017000923T5 (de) | 2016-02-22 | 2018-11-22 | General Electric Company | Strahlungstomographisches Bildgebungssystem und Programm zum Steuern desselben |
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