JPH1068193A - 支持瓦 - Google Patents

支持瓦

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JPH1068193A
JPH1068193A JP8225658A JP22565896A JPH1068193A JP H1068193 A JPH1068193 A JP H1068193A JP 8225658 A JP8225658 A JP 8225658A JP 22565896 A JP22565896 A JP 22565896A JP H1068193 A JPH1068193 A JP H1068193A
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support
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supporting
ridge
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JP8225658A
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Inventor
Yoshitaka Yoshinari
美隆 吉成
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KINKI CERAMICS KK
SEKISHIYUU SERAMIKA KYOGYO KUM
SEKISHIYUU SERAMIKA KYOGYO KUMIAI
Original Assignee
KINKI CERAMICS KK
SEKISHIYUU SERAMIKA KYOGYO KUM
SEKISHIYUU SERAMIKA KYOGYO KUMIAI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根に設置された設備機器の振動や重量等の
影響を他の瓦に及ぼさない支持瓦および支持瓦葺き構造
を提供すること。 【解決手段】 支持瓦1は、相対向して対をなす2枚の
支持片2を表面に備えており、裏面の尻部側と頭部側と
には、幅方向に突条4,5が形成されると共に、その尻
部には、前記尻部側の突条4を貫通して瓦固定具を挿入
する貫通孔6が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋根に太陽発電パ
ネルや太陽温水器等の設備機器を設置するときに使用す
る支持瓦に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅等の建築物の瓦葺き屋根に太
陽発電パネルや太陽温水器等の設備機器を設置する場
合、屋根や瓦等に工事を施して支持片を複数取り付け、
これら支持片に設備機器を載置する架台フレームを固定
していた。しかし、この従来の方法では、手間がかかっ
たり工期が長くなったり等で工事費が高くなり、また、
支持片の取り付け工事で、屋根に穴を開けたり、住宅部
分に傷を付けたりしていた。そこで、大きさと形状とが
在来の瓦と同等の瓦に、予め、支持片を備えた支持瓦が
考え出されている。
【0003】ここで、上記従来の支持瓦について説明す
る。図18において、従来の支持瓦60は、大きさも形
状も在来の瓦と同等で、表面に1対の支持片61が突出
して備えられている。支持片61は、2枚の金属板が相
対向しており、金属板には、ボルト挿通用の貫通孔61
aが設けられているものもある。
【0004】支持瓦60は、設備機器の載置用架台フレ
ーム20が固定される所に位置する桟瓦や平板瓦等に差
し替えて使用され、架台フレーム20は、2枚の支持片
61の間を通される。したがって、支持瓦60を使用す
ることにより、屋根に支持片を取り付ける工事が不要と
なり、屋根に穴が開いたり、住宅部分に傷が付いたりし
なくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の支
持瓦60には、様々な欠点があった。図19において、
屋根に設置された設備機器等の重量は、支持瓦60を介
して、主に瓦桟50および支持瓦60よりも1段軒側の
瓦40の尻部で支えている。また、設備機器等が風雨等
により振動すると、この振動が、支持瓦60を介して隣
接する他の瓦に伝達されることがある。これら重量およ
び振動により、支持瓦60の頭部を支持している、支持
瓦60よりも1段軒側の瓦40が割れることがある。ま
た、屋根に設置された設備機器等の重量が大きかった
り、風雨等により設備機器等が下方に吹き押されたりし
て、大きな力が、支持瓦60,支持瓦60を載置してい
る瓦桟50や屋根下地62等に加わることがある。この
とき、1対の支持片61が1枚の支持瓦60に備えられ
ているので、支持瓦60には、大きな圧力が加わった
り、応力が集中する部分ができたりして、支持瓦60や
支持片61が変形したり割れたりする。また、この大き
な力により、支持瓦60の頭部を支持している、支持瓦
60よりも1段軒側の瓦40が割れたり、瓦桟50や屋
根下地62を傷めたりすることがある。割れた瓦40,
60は、交換不可能な場合があり、雨漏りの原因にな
る。また、瓦桟50や屋根下地62を修理するのは、非
常に困難な作業である。
【0006】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、屋根に設置された設備機器
の振動や重量等の影響を他の瓦に及ぼさない支持瓦およ
び支持瓦葺き構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の支持瓦は、屋根に設備機器等を設置する
ための、相対向して対をなす2枚の支持片を表面に備え
ており、裏面の尻部側と頭部側とには、幅方向に突条が
形成されると共に、その尻部には、前記尻部側の突条を
貫通して瓦固定具を挿入する貫通孔が形成されている。
【0008】また、請求項1の支持瓦には、前記頭部側
の突条を貫通して瓦固定具を挿入する貫通孔が形成され
てもよい。この貫通孔の瓦表面側の開口部は、瓦表面よ
りも隆起していることが好ましい。
【0009】また、請求項4の支持瓦は、2枚以上の瓦
を幅方向に葺かれる形状に一体的に形成し、一の瓦に1
枚の支持片を備え、他の瓦に1枚の支持片を備えて、こ
れら2枚の支持片が相対向して対をなしており、前記一
体的に形成された瓦の裏面の尻部側と頭部側とには、そ
れぞれ幅方向に突条が平行に形成されると共に、それぞ
れの瓦の尻部には、前記尻部側の突条を貫通して瓦固定
具を挿入する貫通孔が形成されている。
【0010】また、請求項4の支持瓦には、前記頭部側
の突条を貫通して瓦固定具を挿入する貫通孔が形成され
てもよい。この貫通孔の瓦表面側の開口部は、瓦表面よ
りも隆起していることが好ましい。
【0011】請求項7の支持瓦の瓦葺き構造は、前記支
持瓦の尻部側端に形成した係止部が係止される瓦桟に、
尻部側の裏面の幅方向に形成した突条を載置させ、前記
瓦桟と、この瓦桟よりも1段軒側にある瓦桟との間で、
且つ、前記支持瓦の裏面の尻部側と頭部側とに幅方向に
形成した2つの突条間の距離だけ前記瓦桟から離れた位
置に、受け桟を設けて、この受け桟に頭部側の突条を載
置させ、前記支持瓦が、この支持瓦よりも1段軒側にあ
る瓦、又は、この支持瓦よりも1段軒側にある瓦及び支
持瓦と桁方向で隣接する瓦と、弾性材を介して互いに隣
接する端部側が重ね合わされている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1において、請求項1の支持瓦1
は、表面に支持片2を備え、裏面に突条4,5を形成し
ている。支持片2は、鉄やステンレス等でできた、相対
向して対をなす2枚の金属板であり、この金属板には、
ボルト等を挿通させるための貫通孔2aを備えているの
が好ましい。突条4,5は、幅方向Wに長く、互いに平
行で、支持瓦の裏面の尻部側と頭部側とに形成されてお
り、これら突条4,5の底面4a,5aは、平面である
ことが好ましい。また、一般に、瓦の尻部には、表面か
ら裏面へ、釘や螺子等の瓦固定具を挿通するための貫通
孔が形成されているが、この支持瓦1にもその貫通孔6
が形成され、支持瓦1の表面から突条4の底面4aへ通
じている。
【0013】支持瓦1は、例えば図2に示すように、設
備機器等の載置用架台フレーム20が固定される位置に
施工され、架台フレーム20は、2枚の支持片2の間を
通される。
【0014】次に、支持瓦1の施工手順について説明す
る。図3において、まず、瓦桟50のうち、支持瓦1が
裏面尻部端に形成された係止部1cで係止される部分の
瓦桟を、幅が在来使用の瓦桟よりも広い広幅瓦桟10に
する。次に、この広幅瓦桟10と、この広幅瓦桟10よ
りも1段軒側にある瓦桟51との間には、互いに平行な
前記突条4,5の距離だけ広幅瓦桟10から離れた位置
に、受け桟11を設ける。そして、図4に示すように、
弾性材7を、支持瓦1よりも1段軒側にある瓦40の尻
部表面のうち支持瓦1の頭部1aが重なる部分、およ
び、既に施工済で隣接する瓦41の表面側端部のうち支
持瓦1の一側端部1bが重なる部分に装着する。この
後、図5に示すように、前記係止部1eを広幅瓦桟10
に係止し、尻部側の突条4を広幅瓦桟10に載置し、頭
部側の突条5を受け桟11に載置し、釘や螺子等の瓦固
定具12を貫通孔6に挿通することによって、支持瓦1
を広幅瓦桟10に固定する。
【0015】ここで、図6において、尻部側の突条4と
第1受け桟10とでできる高さ、および頭部側の突条5
と第2受け桟11とでできる高さは、図4にも示すよう
に、弾性材7がなければ、支持瓦1よりも1段軒側にあ
る瓦40の尻部表面および既に施工済で隣接する瓦41
の表面側端部と、支持瓦1との間に隙間ができる高さに
なっている。すなわち、支持瓦1は、1段軒側にある瓦
40および既に施工済で隣接する瓦41と直接ではな
く、弾性材7を介して重なっている。
【0016】上述した施工手順によって施工された支持
瓦1の瓦葺き構造は、請求項7の実施の形態を説明した
ものである。この支持瓦1の瓦葺き構造において、支持
瓦1は、広幅瓦桟10および受け桟11で支持されてい
るので、支持瓦1やこれに固定される設備機器等の重量
は、広幅瓦桟10および受け桟11にかかり、支持瓦1
よりも1段軒側にある瓦40および既に施工済で隣接す
る瓦41にかからなくなるとともに、屋根下地62にか
かる圧力が分散して小さくなる。また、支持瓦1は、隣
接する瓦40,41と弾性材7を介して重なっているの
で、屋根に設置された設備機器等が風雨等により振動し
ても、この振動は、弾性材7に吸収されて隣接する瓦4
0,41に伝達されにくくなる。このように、重量と振
動とが隣接する瓦40,41に影響を及ぼさないので、
隣接する瓦40,41が割れることがなくなる。更に、
図5に示すように、弾性材7を支持瓦1の他側端部のう
ち後に施工されて隣接する瓦42の一側端部が重なる部
分1cおよび支持瓦1の尻部表面のうち1段棟側にある
瓦43の頭部が重なる部分1dに装着することによっ
て、振動が、隣接する他の瓦42,43に伝達されにく
くしてもよい。また、弾性材7は、支持瓦1と隣接する
瓦40〜43間の防水シーリング材としても働いてい
る。
【0017】上述したように、広幅瓦桟10および受け
桟11は、設備機器等の重量を支えるとともに、屋根下
地62にかかる圧力を分散させて小さくする働きがある
ので、広幅瓦桟10および受け桟11は、可能な限り幅
の広い桟を使用し、尻部側の突条4および頭部側の突条
5との接面積を大きくすることが好ましい。
【0018】以下、他の実施の形態について説明する
が、上述した請求項1の実施の形態と異なる部分につい
て主に説明し、同一部分又は相当部分には同一符号を付
して、その詳しい説明を省略する。請求項2および請求
項3の実施の形態について説明する。図7において、支
持瓦1には、瓦固定具を挿通するために、支持瓦1の表
面から前記頭部側の突条5を貫通して突条5の底面5a
へ通じる貫通孔8が形成されてもよい。この貫通孔8の
瓦表面側の開口部9は、瓦表面よりも隆起していること
が好ましい。このような構成からなる請求項2および請
求項3の支持瓦1の固定は、図8に示すように、貫通孔
9に釘や螺子等の固定具12を貫通孔9に挿通すること
によってもなされる。このように、請求項2および請求
項3の支持瓦1は、瓦固定具12によって広幅瓦桟10
および受け桟11に固定されるので、強い固定力が得ら
れる。
【0019】ここで、貫通孔8およびこの開口部9は風
雨に晒されるので、支持瓦1の固定後は、開口部9をシ
ーリングして貫通孔8を塞ぐか、もしくは、貫通孔8お
よび開口部9に予めゴムパッキン等の防水対策を施す等
の必要がある。また、開口部9が支持瓦1の表面よりも
隆起して設けられているのは、防水のためで、支持瓦1
の表面を流れる雨水等が貫通孔8に入り込まないように
している。
【0020】請求項4の実施の形態について説明する。
図9において、請求項4の支持瓦1は、2枚以上の瓦3
を幅方向に葺かれる形状に一体的に形成され、表面に支
持片2を備え、裏面に突条4,5を形成している。支持
片2は、一の瓦3に1枚の支持片2を備え、他の瓦3に
1枚の支持片2を備えて、これら2枚の支持片2が相対
向して対をなしている。突条4,5は、幅方向Wに長
く、互いに平行で、前記一体的に形成された瓦の裏面の
尻部側と頭部側とに形成されている。それぞれの瓦3の
尻部には、釘や螺子等の瓦固定具を挿通するための貫通
孔6が形成され、支持瓦1の表面から突条4の底面4a
へ通じている。
【0021】この請求項4の支持瓦1は、屋根に設置さ
れる設備機器等の重量が大きい場合に使用されるのがよ
い。その理由は、1対の支持片2が2枚分以上の瓦3に
渡って備えられているので、大きな重量が2枚分以上の
瓦3に分散されて、瓦1枚あたりに加わる圧力が減少
し、支持瓦1が変形したり割れたり、また、隣接する瓦
が割れたりすることが防げるからである。
【0022】請求項5および請求項6の支持瓦1は、上
述した請求項2および請求項3の支持瓦1と同様の構成
および効果を有している。
【0023】なお、支持片2は、2枚の金属板の支持片
2が互いに向かい合って対をなしていればよく、例え
ば、図10に示すように、2枚の支持片2の底部を連結
部2bで連結して一体形成され、この連結部2bの底面
が支持瓦1の表面に固定されていてもよい。一体形成さ
れた支持片2は、強度が増し、また、瓦表面との接地面
積が大きくなるので、瓦表面での圧力や応力集中が減少
する。
【0024】支持瓦1の瓦部分3の材質は、在来の瓦と
同等,ステンレスやアルミニュウムや銅等の金属もしく
は合成樹脂等でもよいが、支持片2の材質は、ステンレ
スやアルミニュウムや鉄等の金属であることが好まし
い。図面では、尻部側の突条4および頭部側の突条5を
瓦3と一体に形成しているように図示しているが、これ
らと同形状の突条を別途作成し、これら作成した突条を
瓦3の裏面に装着してもよい。
【0025】以上の実施の形態では、桟瓦について図示
説明したが、瓦は他でもよい。そこで、この一例として
平板瓦について図11〜17に図示し、同一部分又は相
当部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略す
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の支持瓦お
よび支持瓦葺き構造によれば、屋根に設置された設備機
器の重量は、瓦桟および受け桟が支え、振動は、弾性材
が吸収するので、これら重量や振動によって、隣接する
他の瓦が割れなくなる。
【0027】特に、請求項2の発明の支持瓦によれば、
支持瓦は、瓦固定具によって広幅瓦桟および受け桟に固
定されるので、強い固定力で固定される。
【0028】特に、請求項3の発明の支持瓦によれば、
瓦固定具を挿入する貫通孔の瓦表面側の開口部が瓦表面
よりも隆起しているので、支持瓦の表面を流れる雨水等
が貫通孔に入り込みにくい。
【0029】特に、請求項4の発明の支持瓦によれば、
重量の分散の度合いが大きいので、屋根に設置された設
備機器の重量が大きい場合に有効である。
【0030】請求項5,6の発明の支持瓦の効果は、そ
れぞれ、上述した請求項2,3の発明の支持瓦の効果に
等しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施の形態を示す支持瓦(桟
瓦)の斜視図である。
【図2】本発明の支持瓦の使用例を示す屋根の斜視略図
である。
【図3】本発明の支持瓦の葺き方を示す説明図である。
【図4】本発明の支持瓦(桟瓦)の葺き方を示す斜視図
である。
【図5】本発明の支持瓦(桟瓦)の葺き方を示す斜視図
である。
【図6】請求項1の支持瓦(桟瓦)の瓦葺き構造を示す
断面説明図である。
【図7】請求項3の発明の実施の形態を示す支持瓦(桟
瓦)の斜視図である。
【図8】請求項3の支持瓦(桟瓦)の瓦葺き構造を示す
断面説明図である。
【図9】請求項4の発明の実施の形態を示す支持瓦(桟
瓦)の斜視図である。
【図10】支持片の変形例を示す本発明の支持瓦(桟
瓦)の斜視図である。
【図11】本発明の実施の形態を示す支持瓦(平板瓦)
の斜視図である。
【図12】本発明の支持瓦(平板瓦)の葺き方を示す斜
視図である。
【図13】本発明の実施の形態を示す支持瓦(平板瓦)
の瓦葺き構造を示す断面説明図である。
【図14】本発明の実施の形態を示す支持瓦(平板瓦)
の斜視図である。
【図15】本発明の実施の形態を示す支持瓦(平板瓦)
の瓦葺き構造を示す断面説明図である。
【図16】本発明の実施の形態を示す支持瓦(平板瓦)
の斜視図である。
【図17】支持片の変形例を示す本発明の支持瓦(平板
瓦)の斜視図である。
【図18】支持瓦の瓦葺き屋根の従来技術を示す斜視図
である。
【図19】支持瓦の瓦葺き構造の従来技術を示す断面説
明図である。
【符号の説明】
1 支持瓦 2 支持片 4 尻部側の突条 5 頭部側の突条 6 貫通孔 7 弾性材 8 貫通孔 9 開口部 10 瓦桟(広幅瓦桟) 11 受け桟 12 瓦固定具 40 支持瓦よりも1段軒側にある瓦 41,42 支持瓦と桁方向で隣接する瓦 W 幅方向

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根に設備機器等を設置するための、相
    対向して対をなす2枚の支持片を表面に備えた支持瓦に
    おいて、 前記支持瓦の裏面の尻部側と頭部側とには、幅方向に突
    条が形成されると共に、その尻部には、前記尻部側の突
    条を貫通して瓦固定具を挿入する貫通孔が形成されてい
    ることを特徴とする支持瓦。
  2. 【請求項2】 前記頭部側の突条を貫通して瓦固定具を
    挿入する貫通孔が形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の支持瓦。
  3. 【請求項3】 前記頭部側の貫通孔の瓦表面側の開口部
    が瓦表面よりも隆起していることを特徴とする請求項2
    に記載の支持瓦。
  4. 【請求項4】 2枚以上の瓦を幅方向に葺かれる形状に
    一体的に形成し、一の瓦に1枚の支持片を備え、他の瓦
    に1枚の支持片を備えて、これら2枚の支持片が相対向
    して対をなし、 前記一体的に形成された瓦の裏面の尻部側と頭部側とに
    は、それぞれ幅方向に突条が平行に形成されると共に、
    それぞれの瓦の尻部には、前記尻部側の突条を貫通して
    瓦固定具を挿入する貫通孔が形成されていることを特徴
    とする支持瓦。
  5. 【請求項5】 前記頭部側の突条を貫通して瓦固定具を
    挿入する貫通孔が形成されていることを特徴とする請求
    項4に記載の支持瓦。
  6. 【請求項6】 前記頭部側の貫通孔の瓦表面側の開口部
    が瓦表面よりも隆起していることを特徴とする請求項5
    に記載の支持瓦。
  7. 【請求項7】 屋根に設備機器等を設置するための、支
    持片を表面に備えた支持瓦の瓦葺き構造において、 前記支持瓦の尻部側端に形成した係止部が係止される瓦
    桟に、尻部側の裏面の幅方向に形成した突条を載置さ
    せ、 前記瓦桟と、この瓦桟よりも1段軒側にある瓦桟との間
    で、且つ、前記支持瓦の裏面の尻部側と頭部側とに幅方
    向に形成した2つの突条間の距離だけ前記瓦桟から離れ
    た位置に、受け桟を設けて、この受け桟に頭部側の突条
    を載置させ、 前記支持瓦が、この支持瓦よりも1段軒側にある瓦、又
    は、この支持瓦よりも1段軒側にある瓦及び支持瓦と桁
    方向で隣接する瓦と、弾性材を介して互いに隣接する端
    部側が重ね合わされていることを特徴とする支持瓦の瓦
    葺き構造。
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