JPH1067940A - 長い貯蔵寿命の硬化性オルガノシロキサン組成物及びそれから得られた長い型寿命を示す硬化エラストマー - Google Patents

長い貯蔵寿命の硬化性オルガノシロキサン組成物及びそれから得られた長い型寿命を示す硬化エラストマー

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JPH1067940A
JPH1067940A JP16867697A JP16867697A JPH1067940A JP H1067940 A JPH1067940 A JP H1067940A JP 16867697 A JP16867697 A JP 16867697A JP 16867697 A JP16867697 A JP 16867697A JP H1067940 A JPH1067940 A JP H1067940A
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Donald Taylor Liles
テイラー リルス ドナルド
Ann Walstrom Norris
ウェールストロム ノリス アン
Joan Marie Donatelli
マリー ドナテッリ ジョアン
Linda Denise Kennan
デニス ケナン リンダ
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Dow Silicones Corp
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Dow Corning Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/14Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups
    • C08G77/16Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups to hydroxyl groups

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 錫系触媒で硬化されるオルガノシロキサン系
組成物の貯蔵寿命及びその硬化物の型寿命を長くする。 【解決手段】 シラノールを有するポリオルガノシロキ
サン、1分子あたり少なくとも3つのケイ素に結合した
水加水分解性基を有する有機ケイ素化合物、錫触媒及び
ポリブテン流体を含む硬化性オルガノシロキサン組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬化性オルガノシ
ロキサン組成物及び型寿命の長い硬化したオルガノシロ
キサンエラストマーに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】先行技
術は、1分子あたり少なくとも2つのシラノール基を含
むポリオルガノシロキサンを、架橋剤としての1分子あ
たり少なくとも3つのケイ素に結合したアルコキシ基又
は他の加水分解性基を有する有機ケイ素化合物と、反応
させることにより得られるオルガノシロキサン化合物で
あって、硬化して架橋したエラストマー及び他の有用な
製品を生じるオルガノシロキサン組成物を記載してい
る。この反応は典型的には錫化合物又は有機チタン化合
物で触媒される。
【0003】前記架橋剤がアルコキシシランで、前記触
媒が錫化合物であるときは、これら組成物の反応性成分
は一般には2つの容器にパッケージされ、架橋剤と触媒
は1つの容器に入れられ、シラノール含有ポリオルガノ
シロキサンは第2の容器に入れられる。前記架橋剤及び
触媒を入れた容器は一般に硬化剤と呼ばれ、シラノール
含有ポリオルガノシロキサンを入れた容器は、一般にベ
ースと呼ばれる。これら硬化剤とベースを混合すると、
硬化反応が起こる。
【0004】硬化剤の「貯蔵寿命」は、硬化剤及びベー
スを混合したとき得られるエラストマーの物性が、エー
ジングした硬化剤をベースと混合したとき得られるエラ
ストマーの物性とさほど変わらない、硬化剤の貯蔵され
る時間間隔と定義される。ベースの「貯蔵寿命」は、同
様に定義される。「型寿命」は本発明組成物の硬化用の
型を用いてキャストされる回数と定義される。
【0005】フランス特許公開23989891及び2
405985は、ジ(ヒドロキシ)ジオルガノポリシロ
キサン、架橋剤、鉱物充填材、触媒及びこの組成物のガ
ス透過性を減らす添加剤を含む組成物を教えている。こ
の添加剤は、30〜95%のポリブチレン及び5〜70
%の薄膜構造体の固体生成物を含む。その中にある薄膜
構造体の固体生成物は、ポリブチレンの数平均分子量が
800より多いならば、除くことができる。
【0006】ヨーロッパ特許公開0220809は、ヒ
ドロキシル末端のポリオルガノシロキサン、アルコキシ
含有ケイ素化合物、触媒及び5〜65wt%のポリブチ
レンを含む流動性組成物を用いた二重ガラス窓をシール
する方法を提供する。この組成物の水蒸気透過性を減ら
すために使用される前記ポリブチレンの数平均分子量
は、臨界的なものではなく、300から100,000
以上まで変化しうる。前記組成物を長期間貯蔵するとき
は、前記ポリブチレンを配合することができ、ベース又
は硬化剤と共に貯蔵できる。
【0007】英国特許No.1490240は、シリコー
ンシール組成物及びポリブチレンを含む組成物を特許請
求している。本発明と相違して、前記特許は硬化のため
の湿分の存在を必要とする。
【0008】特開昭63−199277号公報は、粘着
性表面を持ち、オルガノポリシロキサン、無機充填材及
び数平均分子量4000〜6000のポリイソブチレン
を含む。
【0009】本発明は、少量のポリブテンを添加する
と、錫で触媒されたオルガノシロキサン組成物を硬化さ
せたとき得られるエラストマーの型寿命が延びるという
発見に基づく。本発明は、また、2部分型の錫で触媒さ
れた硬化性オルガノシロキサン組成物の硬化剤成分に少
量のポリブテンを加えると、驚くべきことに、この硬化
剤の貯蔵寿命が延びることを発見したことに基づく。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の(A)〜
(D)を含む硬化性オルガノシロキサン組成物を提供す
る: (A)1分子あたり少なくとも2つのシラノール基を有
する液体硬化性ポリオルガノシロキサン; (B)1分子あたり平均少なくとも3つのケイ素に結合
した加水分解性基を有する有機ケイ素化合物(ここに、
前記有機ケイ素化合物の濃度は前記組成物を硬化するに
充分なものである); (C)この組成物の硬化を促進するに充分な錫含有触媒
の濃度の、錫含有触媒;及び (D)数平均分子量600未満、38℃での粘度100
mPa・s未満のポリブテン。
【0011】本発明に使用するに適したポリオルガノシ
ロキサン(成分A)は、シラノール含有ポリオルガノシ
ロキサンと平均少なくとも1つのアルコキシ基又は他の
加水分解性基を有する有機ケイ素化合物との反応により
硬化する。これらの硬化性ポリオルガノシロキサンは、
1分子あたり平均少なくとも2つのシラノール基を有
し、直鎖状又は分岐状の構造を有する。好ましいポリオ
ルガノシロキサンは25℃で液体である。
【0012】成分Aの反復単位は、式Rb SiO
(4-b)/2 (ここに、Rは非置換の又は置換された1価の
炭化水素基であり、bは1又は2である。bが2のとき
は、炭化水素基Rは同じであっても異なってもよい。こ
の成分は、1、2又はそれ以上の異なったタイプの反復
単位を有するポリマー、又はそのようなポリマーのブレ
ンドであってもよい。好ましい具体例において、成分A
における主たる数の反復単位は、ジメチルシロキサン単
位である。
【0013】硬化材料に有用なレベルの引っ張り強度及
び他の物性を得るためには、成分Aの数平均分子量は、
800〜100,000、より好ましくは20,000
〜65,000、最も好ましくは30,000〜50,
000である。約100,000を超える数平均分子量
を有するポリオルガノシロキサンの粘度は、一般には粘
稠すぎて、従来の混合装置を用いて便利に加工すること
はできない。
【0014】架橋剤(成分B)は、典型的には1分子あ
たり平均して少なくとも3つのケイ素に結合した加水分
解性基を有する。好ましい加水分解性基はアルコキシ基
及び水素原子である。より好ましい加水分解性基は炭素
原子数1〜4のアルコキシ基である。最も好ましい加水
分解性基はメトキシ又はエトキシである。
【0015】この架橋剤は、シラン、ジシロキサン又は
ポリオルガノシロキサンであり得る。コスト及び入手の
容易さから、シラン類が一般に好ましい。好ましいシラ
ン類としては、メチルトリメトキシシラン、フェニルト
リメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、及びア
ルキルオルソシリケートで、これらは一般にアルキルポ
リシリケートと呼ばれる。
【0016】架橋剤の濃度は、成分Aを望みの物性を示
すエラストマー材料に変換するに充分な濃度である。本
発明の典型的な組成物は、この硬化性組成物の全重量を
基準として、0.5〜6wt%のアルコキシ基又は他の
加水分解性基を含む。成分Bは、成分Aの全重量を基準
として、通常、0.8〜6wt%の量存在し、好ましい
具体例において、それは1.2〜4wt%存在する。
【0017】成分A及びBに加えて、本発明の組成物
は、シラノール含有ポリオルガノシロキサン(A)及び
加水分解性基含有架橋剤(B)の間の縮合反応を促進す
るために、錫含有触媒(C)も含む。有用な触媒は、カ
ルボン酸の2価の錫塩、例えば酢酸第1錫又はオクタン
酸第1錫、及び有機錫化合物、例えばジメチル錫ジネオ
デカノエート、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジ
ラウレート、ジオクチル錫ジアセテート及び有機官能性
スタンノキサン類(stanoxanes)である。こ
れらの錫化合物のカルボン酸部分は、1〜20の炭素原
子を有する。
【0018】成分Cは、成分Aの重量を基準として、
0.05〜3wt%の範囲の量存在する。好ましい具体
例において、成分Cは、同じ基準で0.06〜1wt%
存在する。
【0019】本発明におけるポリブテン(成分D)は、
以下の式からなる群から選ばれる反復単位を有するポリ
マー又はオリゴマーである:
【0020】
【化1】
【0021】並びに次のような再配列生成物:
【0022】
【化2】
【0023】成分Dの反復単位は、同じであってもよ
く、又はそれらは上記反復単位の2又はそれ以上を含ん
でいてもよい。好ましい成分Dは反復単位の主たる部分
がイソブチレン単位であるオリゴマー又はポリマーであ
る。成分Dの38℃での粘度は、100mPa・s未満
である。好ましい具体例において、成分Dの粘度は38
℃で25〜75mPa・sであり、より好ましい具体例
において、粘度は38℃で40〜65mPa・sであ
る。最も好ましい具体例において、粘度は38℃で45
〜55mPa・sである。成分Dの数平均分子量は、6
00未満である。好ましい具体例において、この分子量
は500未満であり、より好ましい具体例において、こ
の分子量は400未満である。成分Dの粘度が38℃で
100mPa・s又はそれ以上であるとき、又は数平均
分子量が600又はそれ以上であるときは、この組成物
が硬化したときに得られるエラストマーの剥離性は乏し
い。
【0024】成分Dは通常、成分Aの重量を基準とし
て、2〜20wt%の範囲の量存在する。好ましい具体
例において、成分Dは、成分Aの重量を基準として、4
〜16wt%であり、最も好ましい具体例において、成
分Dは8〜12wt%存在する。
【0025】本発明は、また、次の(I)〜(II)を含
む硬化性オルガノシロキサン組成物を提供する: (I)次の(A)を含むベース: (A)1分子あたり少なくとも2つのシラノール基を有
する液体硬化性ポリオルガノシロキサン;並びに (II)次の(B)〜(D)を含む硬化剤: (B)1分子あたり平均少なくとも3つのケイ素に結合
した加水分解性基を有する有機ケイ素化合物(ここに前
記有機ケイ素化合物の濃度はこの組成物を硬化するのに
充分なものである); (C)この組成物の硬化を促進するに充分な濃度の錫含
有触媒;及び (D)数平均分子量が600未満で、38℃の粘度が1
00mPa・s未満であるポリブテン。
【0026】本発明は、次のステップ(1)〜(3)を
含む2部分型の(two part)錫で触媒された湿
分硬化性オルガノシロキサン組成物の貯蔵寿命を延ばす
方法も提供する: (1)次の(B)〜(D)を含む硬化剤を調製するこ
と: (B)1分子あたり平均少なくとも3つのケイ素に結合
した加水分解性基を有する有機ケイ素化合物(ここに前
記有機ケイ素化合物の濃度はこの組成物を硬化するのに
充分なものである); (C)この組成物の硬化を促進するに充分な濃度の錫含
有触媒;及び (D)数平均分子量が600未満で、38℃の粘度が1
00mPa・s未満であるポリブテン; (2)前記硬化剤を18か月まで貯蔵すること;並びに (3)次の(A)を含むベースを調製すること: (A)1分子あたり少なくとも2つのシラノール基を有
する液体硬化性ポリオルガノシロキサン。
【0027】本発明の好ましい具体例において、前記硬
化剤は12か月まで貯蔵される。
【0028】本発明は、また、2部分錫触媒湿分硬化性
オルガノシロキサン組成物の貯蔵寿命を延ばす方法を提
供し、この方法は、更に前記ベース及び硬化剤を混合
し、次いでこの組成物を硬化するステップ(4)を含
む。
【0029】本発明は、更に次のステップを含むエラス
トマーの型寿命を延ばす方法を提供する: (1)次の(A)〜(D)を含む組成物を調製するこ
と: (A)1分子あたり少なくとも2つのシラノール基を有
する液体硬化性ポリオルガノシロキサン; (B)1分子あたり平均少なくとも3つのケイ素に結合
した加水分解性基を有する有機ケイ素化合物(ここに、
前記有機ケイ素化合物の濃度は前記組成物を硬化するに
充分なものである); (C)この組成物の硬化を促進するに充分な濃度の、錫
含有触媒;及び (D)数平均分子量600未満、38℃での粘度100
mPa・s未満のポリブテン;並びに (2)前記組成物を硬化すること。
【0030】成分A、B、C及びDに加えて、本発明の
組成物は、更に、この硬化性組成物又はこの組成物から
調製される硬化材料を変性するための追加の成分を含ん
でいてもよい。追加成分としては、液体希釈剤、補強性
充填材、例えばヒュームドタイプの又は沈降タイプの微
細シリカ;非補強性充填材、例えば石英及び炭酸カルシ
ウム;界面活性剤;熱及び/又は紫外線の存在下に分解
を抑制する安定剤;酸化防止剤;染料;顔料;作業時間
延長剤;並びに難燃剤がある。非反応性ポリオルガノシ
ロキサンはここで使用するのに好ましい種類の希釈剤で
ある。この好ましい非反応性ポリオルガノシロキサン希
釈剤は、25℃での粘度が25〜75mPa・sのトリ
メチルシリル末端ジメチルシロキサンである。
【0031】本発明の組成物及び方法において、前記ベ
ースは少量の水を含んでいてもよい。充填材及び他の任
意成分は、これらが実質的に水のない限り、ベースと共
に、硬化剤と共に、又はこの両者と共にパッケージする
(package)ことができる。
【0032】本発明の硬化性組成物は、全ての成分を相
互にブレンドすることにより調製される。硬化は、錫含
有触媒の存在下に成分Aを成分Bと混合したとき始ま
る。完全な硬化には、とりわけ、架橋剤の種類及び濃度
並びに触媒の種類及び濃度に依存して数分ないし数時間
を要する。
【0033】これに代えて、本発明の硬化性組成物は、
ベース及び硬化剤を調製し、次いでこれらベース及び硬
化剤を混合することにより調製される。硬化はベースと
硬化剤が混合した時開始する。本発明の硬化性組成物が
ベース及び硬化剤を用いて調製されるとき、各部分の処
方に従って、硬化剤の部あたりのベースの部の混合比は
1:1〜40:1で変化しうる。典型的な混合比は、
1:1、10:1及び20:1である。
【0034】本発明の組成物を用いて調製されるエラス
トマーは、シーラント、被覆剤、電気装置又はエレクト
ロニクス装置用のポッティング剤(pottants)
又は封入剤としての用途を含む種々の末端用途に使用す
るに適する。これらの組成物は、型を調製するのに特に
有用である。
【0035】
【実施例】以下の実施例は、本発明の硬化性組成物をよ
り充分に記載する。特に断らない限り、例中の全ての部
及び%は重量基準であり、全ての粘度は25℃で測定し
た値である。
【0036】比較例1〜4、及び実施例1〜4の各々に
ついて、エラストマーは、各実験について10部のベー
スと1部の硬化剤とを混合することにより調製した。次
いで、エラストマーは、10部のベース部分と1部の硬
化剤部分とを混合し、この混合物を硬化させることによ
り調製した。次に、比較例1〜4、及び実施例1〜4の
エラストマーの初期引っ張り強度、引き裂き強度、ジュ
ロメーター及び伸びを測定した。次いで、この硬化剤を
70℃で2週間エージングし、各比較例1〜4、及び実
施例1〜4について、10部のベースと1部のエージン
グした硬化剤を混合することによりエラストマーを調製
した。これらの後者のエラストマーを硬化させ、2週間
の引っ張り強度、引き裂き強度、ジュロメーター及び伸
びを測定した。加硫の後のエラストマーの性質の変化%
を表1に報告する。引っ張り強度及び伸びは、ASTM
D 412(ダイC)に従って測定した。ジュロメー
ターは、ASTM D 2240(ショアA)に従って
測定した。引き裂き強度は、ASTM D 624(引
き裂きダイB)に従って測定した。
【0037】実験は、比較例5及び6、並びに実施例5
及び6の組成物から調製されたエラストマーについて行
った。各実験について、エラストマーは10部のベース
部分と1部の硬化剤部分とを混合することによって調製
した。このベース/硬化剤混合物は真空下に4分脱空気
した。型寿命試験装置を調製するに当たって、ポリ塩化
ビニル(以下“PVC”と記載する)スリーブを有する
ステンレススチール型原型中にベース/硬化剤混合物を
注入することにより調製した。この型原型は、真っ直ぐ
な側とやや丸い底を有する円錐形の型であった。この組
成物を室温で16時間硬化させた。次いで、この型原型
を取り出し、この組成物を室温で更に8時間硬化させ
た。次いで、PVC底蓋をこの装置の底に接着し、次
に、中央に孔のあるPVC頂部蓋を型寿命試験装置の頂
部に接着した。A部及びB部を含む2部分ポリウレタン
組成物を、A部及びB部の各々の1部を混合することに
より調製した。比較例5及び実施例5については、ポリ
ウレタンはHei−CastTMポリウレタン樹脂であっ
た。比較例6及び実施例6については、ポリウレタン
は、樹脂AlumiliteTM低粘度スーパーライト液
体キャスティングプラスチックであった。Hei−Ca
stTMポリウレタン及びAlumiliteTMプラスチ
ックは商業的に入手可能である。次いで、この混合樹脂
を型寿命試験装置中に注入した。454kg(1000L
b)を持った引っ張り強度試験器を用いて、型寿命試験
装置中のシリコーンエラストマーから硬化したポリウレ
タン樹脂を引き抜くのに要した力のキログラム(ポン
ド)を測定した。シリコーンエラストマーから引き抜い
た硬化ポリウレタン樹脂をキャスティングと呼ぶ。型寿
命試験装置中の同じ硬化シリコーンエラストマー及び新
しく混合され、硬化されたポリウレタン樹脂を用い、前
記シリコーンの型が破壊されるまで、この実験を繰り返
した。キャスティングがシリコーンの型から引き抜かれ
た後、シリコーンの型の片がポリウレタンキャスティン
グ中に埋め込まれて残ったときシリコーンの型の破壊は
起こった。型破壊の前に行われたキャスティングの数を
測定し、表2に報告する。可変性を除くため、ロボット
型寿命試験器を用いて実験を行った。
【0038】(比較例1)100部のSilastic
(商標)3481ベースからなるベース部分を調製し
た。硬化剤部分は、以下の成分を均一に混合することに
より調製した:76部の、25℃で50mPa・sの粘
度を有するトリメチルシロキシ末端ジメチルシロキサ
ン;20部の、分子量186を有するフェニルトリメト
キシシラン;及び4部のジブチル錫ジラウレート。SI
LASTIC(商標)は、Dow Corning C
orporation,Midland,MIの登録商
標である。Silastic(商標)3481及び34
83Baseも、Dow Corning Corpo
rationによって製造されている。10部の前記ベ
ース及び1部の前記硬化剤を混合することによりエラス
トマーを調製した。
【0039】(実施例1)比較例1と同様にしてベース
部分を調製した。トリメチルシロキシ末端ジメチルシロ
キサンを、ASTM D 4402に従って38℃で測
定して25mPa・sのBROOKFIELD(商標)
粘度、及び数平均分子量370を有するポリブテンと置
き換える他は、比較例1と同様にして硬化剤部分も調製
した。BROOKFIELD(商標)はBrookfi
eld EngineeringLaboratori
es,Inc.of Stoughton,MAの登録
商標である。エラストマーは、10部のベース部分及び
1部の硬化剤部分を混合することにより調製した。
【0040】(比較例2)ベース部分を再び比較例1と
同様にして調製した。硬化剤部分も、以下の成分を均一
に混合することにより調製した:71部の、約50mP
a・sの粘度を有するトリメチルシロキシ末端ジメチル
シロキサン;25部の、数平均分子量208を有するテ
トラエチルオルソシリケート;及び4部のジブチル錫ジ
ラウレート。10部の前記ベース及び1部の前記硬化剤
を混合することによりエラストマーを調製した。
【0041】(実施例2)比較例1と同様にしてベース
部分を調製した。トリメチルシロキシ末端ジメチルシロ
キサンを、ASTM D 4402による38℃での2
5mPa・sのBROOKFIELD(商標)粘度、及
び数平均分子量370を有するポリブテンと置き換える
他は、比較例2と同様にして硬化剤部分も調製した。エ
ラストマーは、10部の前記ベース及び1部の前記硬化
剤を混合することにより調製した。
【0042】(比較例3)ベース部分を比較例1と同様
にして調製した。硬化剤部分は、以下の成分を均一に混
合することにより調製した:65部の、約50mPa・
sの粘度を有するトリメチルシロキシ末端ジメチルシロ
キサン;4部のジブチル錫ジラウレート;及び32部
の、数平均分子量264を有するn−プロピルオルソシ
リケート。10部の前記ベース及び1部の前記硬化剤を
混合することによりエラストマーを調製した。
【0043】(実施例3)比較例1と同様にしてベース
部分を調製した。トリメチルシロキシ末端ジメチルシロ
キサンを、ASTM D 4402による38℃での2
5mPa・sのBROOKFIELD(商標)粘度、及
び数平均分子量370を有するポリブテンと置き換える
他は、比較例3と同様にして硬化剤部分を調製した。エ
ラストマーは、10部の前記ベース及び1部の前記硬化
剤を混合することにより調製した。
【0044】(比較例4)ベース部分を比較例1と同様
にして調製した。硬化剤部分は、以下の成分を均一に混
合することにより調製した:71部の、約50mPa・
sの粘度を有するトリメチルシロキシ末端ジメチルシロ
キサン;4部のジブチル錫ジラウレート;並びに25部
の、32.5%の数平均分子量208のテトラエチルオ
ルソシリケート;32.2%の数平均分子量342の
((OC2 5 3 Si)2 O;24.1%の数平均分
子量476の(H5 2 O)3 SiOSi((OC2
5 2)Si(OC2 5 3 及び11.2%の数平均
分子量610の(H5 2 O) 3 Si((OSi(OC
2 5 2 2 )OSi(OC2 5 3 。10部の前
記ベース及び1部の前記硬化剤を混合することによりエ
ラストマーを調製した。
【0045】(実施例4)比較例1と同様にしてベース
部分を調製した。トリメチルシロキシ末端ジメチルシロ
キサンを、ASTM D 4402による38℃での2
5mPa・sのBROOKFIELD(商標)粘度、及
び数平均分子量370を有するポリブテンと置き換える
他は、比較例4と同様にして硬化剤部分を調製した。エ
ラストマーは、10部の前記ベース及び1部の前記硬化
剤を混合することにより調製した。
【0046】(比較例5)ベース部分を比較例1と同様
にして調製した。硬化剤部分は、以下の成分を均一に混
合することにより調製した:56部の、約50mPa・
sの粘度を有するトリメチルシロキシ末端ジメチルシロ
キサン;40部の、数平均分子量208のテトラエチル
オルソシリケート;及び4部のジブチル錫ジラウレー
ト。10部の前記ベース及び1部の前記硬化剤を混合す
ることによりエラストマーを調製した。
【0047】(実施例5)比較例1と同様にしてベース
部分を調製した。前記トリメチルシロキシ末端ジメチル
シロキサンを、ASTM D 4402による38℃で
の25mPa・sのBROOKFIELD(商標)粘
度、及び数平均分子量370を有するポリブテンと置き
換える他は、比較例5と同様にして硬化剤部分を調製し
た。エラストマーは、10部の前記ベース及び1部の前
記硬化剤を混合することにより調製した。
【0048】(比較例6)ベース部分を100部のSi
lastic(商標)3483 Baseを用いて調製
した。硬化剤部分は、以下の成分を均一に混合すること
により調製した:82.8部の、約50mPa・sの粘
度を有するトリメチルシロキシ末端ジメチルシロキサ
ン;16部の、数平均分子量186のフェニルトリメト
キシシラン;及び1.25部のジブチル錫ジラウレー
ト。10部の前記ベース及び1部の前記硬化剤を混合す
ることによりエラストマーを調製した。
【0049】(実施例6)比較例6と同様にしてベース
部分を調製した。前記トリメチルシロキシ末端ジメチル
シロキサンを、ASTM D 4402による38℃で
の25mPa・sのBROOKFIELD(商標)粘
度、及び数平均分子量370を有するポリブテンと置き
換える他は、比較例6と同様にして硬化剤部分を調製し
た。エラストマーは、10部の前記ベース及び1部の前
記硬化剤を混合することにより調製した。
【0050】 〔表1〕 比1 実1 比2 実2 比3 実3 比4 実4 引裂強度 -100% -10% -9% 7% 2% 3% -9% 7%の変化% 伸びの -100% 48% 75% -17% 32% 12% 47% 38%変化% 引張強度 -45% -17% 1% -10% 1% -0.5% 31% -2%の変化% ジュロメ -100% -55% -43% 17% -43% 6% -52% -10% ーターの 変化%
【0051】 〔表2〕 比較例5 実施例5 比較例6 実施例6 脱型力初期,kg 5.9 7.3 7.7 6.8 脱型力終期,kg 13.2 23.2 15.0 15.0 型寿命 49 62 57 64 (キャストの数)
【0052】表1に示すように、そしてポリブテンの無
い類似の組成物から得られる物性に較べて、ポリブテン
を含む新しく作った又はエージングした組成物の物性の
変化によって証明されるように、ポリブテンを含む本発
明の組成物は、より長い貯蔵寿命を有する。
【0053】表2に示されるように、ポリブテンを含む
組成物から調製されたエラストマーは、ポリブテンを含
まない類似の組成物から調製されたエラストマーよりも
長い型寿命をも持っている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョアン マリー ドナテッリ アメリカ合衆国,ミシガン 48642,ミッ ドランド,ライアン ロード 3330 (72)発明者 リンダ デニス ケナン アメリカ合衆国,ミシガン 48640,ミッ ドランド,ロンドンベリー コート 6124

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の(A)〜(D)を含む硬化性オルガ
    ノシロキサン組成物: (A)1分子あたり少なくとも2つのシラノール基を有
    する液体硬化性ポリオルガノシロキサン; (B)成分(A)の全重量を基準として、0.8〜6w
    t%の、少なくとも3つのケイ素に結合した加水分解性
    基を含む有機ケイ素化合物(ここに、成分Bは前記ポリ
    オルガノシロキサンを硬化するに充分なものである); (C)成分(A)の全重量を基準として、0.05〜3
    wt%の、成分Aと成分Bの組み合わせの硬化を促進す
    るに充分な錫化合物;及び (D)成分(A)の全重量を基準として、2〜20wt
    %の、数平均分子量600未満、38℃での粘度100
    mPa・s未満のポリブテン。
  2. 【請求項2】 更に水を含む請求項1の組成物。
  3. 【請求項3】 更に、次の(E)を含む請求項1の組成
    物: (E)25℃で25〜75mPa・sの粘度を有するト
    リメチルシロキシ末端ポリオルガノシロキサン。
  4. 【請求項4】 次の(I)及び(II)を含むシリコーン
    エラストマー成形体の型寿命を増す方法: (I)請求項1の硬化性オルガノシロキサン組成物を調
    製すること;及び(II)前記組成物を硬化させてシリコ
    ーンエラストマー成形体を形成すること。
  5. 【請求項5】 ベース部分及び硬化剤部分を含み、次の
    ステップを含む、2部分型(two part)硬化性
    オルガノシロキサン組成物の貯蔵寿命を増す方法: (I)次の(A)を含むベースを調製すること: (A)1分子あたり少なくとも2つのシラノール基を有
    する液体硬化性ポリオルガノシロキサン; (II)次の(B)〜(D)を含む硬化剤部分を調製する
    こと: (B)1分子あたり少なくとも3つのケイ素に結合した
    加水分解性基を有する有機ケイ素化合物であって、ここ
    に成分Bの濃度は成分(A)の全重量を基準として0.
    8〜6wt%であるもの; (C)成分Aと成分Bの組み合わせの硬化を、成分
    (A)の全重量を基準として0.05〜3wt%の濃度
    で促進する錫化合物;及び (D)数平均分子量が600未満で、成分(A)の全重
    量を基準として2〜20wt%の濃度で38℃の粘度が
    100mPa・s未満であるポリブテン;並びに (III)部分(I)及び部分(II)を混合すること。
  6. 【請求項6】 次のステップを含む、ベース部分と硬化
    剤部分とを含む2部分型硬化性オルガノシロキサン組成
    物の貯蔵寿命を増す方法: (I)次の(A)〜(D)を含むベース部分を調製する
    こと: (A)1分子あたり少なくとも2つのシラノール基を有
    する液体硬化性ポリオルガノシロキサン;及び (D)数平均分子量が600未満で、成分(A)の全重
    量を基準として2〜20wt%の濃度で38℃の粘度が
    100mPa・s未満であるポリブテン;並びに (II)次の(B)〜(C)を含む硬化剤部分を調製する
    こと: (B)1分子あたり少なくとも3つのケイ素に結合した
    加水分解性基を有する有機ケイ素化合物であって、ここ
    に成分Bの濃度は成分(A)の全重量を基準として0.
    8〜6wt%であるもの;及び (C)成分Aと成分Bの組み合わせの硬化を、0.05
    〜3wt%の濃度で促進する錫化合物;並びに (III)部分(I)及び部分(II)を混合すること。
JP16867697A 1996-06-28 1997-06-25 長い貯蔵寿命の硬化性オルガノシロキサン組成物及びそれから得られた長い型寿命を示す硬化エラストマー Withdrawn JPH1067940A (ja)

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EP0816437A2 (en) 1998-01-07

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