JPH1067632A - トリアジン誘導体及び界面活性なグルコース誘導体を含有する化粧品及び皮膚科学的光線防御調製物 - Google Patents

トリアジン誘導体及び界面活性なグルコース誘導体を含有する化粧品及び皮膚科学的光線防御調製物

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JPH1067632A
JPH1067632A JP21272197A JP21272197A JPH1067632A JP H1067632 A JPH1067632 A JP H1067632A JP 21272197 A JP21272197 A JP 21272197A JP 21272197 A JP21272197 A JP 21272197A JP H1067632 A JPH1067632 A JP H1067632A
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JP21272197A
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Heinrich Dr Gers-Barlag
ハインリヒ・ゲルス−バルラーク
Rainer Kroepke
ライナー・クレプケ
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Beiersdorf AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧品及び皮膚科学的光線防御調製物の提
供。 【解決手段】 光線防御作用をもつ、(a) 4,4',4"-
(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリイルトリイミノ)トリ
ス安息香酸・トリス(2-エチルヘキシル)及び(b)
界面活性グルコース誘導体の活性化合物組み合わせ物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧品及び皮膚科
学的光線防御用調製物、特に皮膚の手入れ用化粧品及び
皮膚科学的光線防御調製物に関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚に対する太陽光線の紫外線部分の損
傷的効果は一般に知られている。290nm未満の波長
(いわゆるUVC域)をもつ光線は、地球の大気中のオ
ゾン層により吸収されるが、290nmと320nmの間の
領域、いわゆるUVB域の光線は、紅斑、軽い日焼け又
は重度もしくは軽度の火傷すら引き起こす。
【0003】308nm周辺の比較的狭い領域は、太陽光
線の紅斑活性最大域と称されている。
【0004】多数の化合物がUVB光線に対する防御物
質として知られており、これらは通常、3-ベンジリデン
カンファー、4-アミノ安息香酸、ケイ皮酸、サリチル
酸、ベンゾフェノン及びまた 2-フェニルベンズイミダ
ゾールの誘導体である。
【0005】約320nmと約400nmの間の領域の光線
もまた損傷を引き起こす可能性があるため、それらの間
の領域、いわゆるUVA域に対して有効なフィルター物
質をもつこともまた重要である。このように、UVA光
線は、皮膚を早期に老化させる、結合組織の弾性繊維及
びコラーゲン繊維に損傷をもたらすこと、及びそのこと
が、幾多の光線毒性反応及び光線アレルギー反応の一因
とみなすことができること、が判明した。UVB光線の
損傷的影響はUVA光線により増強される可能性があ
る。
【0006】しかし、UVA光線はまた光化学反応に導
く可能性があり、次いでその光化学反応生成物が皮膚代
謝に介入する。
【0007】このような光化学反応生成物は主としてフ
リーラジカル化合物、例えばヒドロキシルラジカルであ
る。皮膚自体の中で生成される、未確認のフリーラジカ
ルの光化学生成物もまた、それらの高い反応性による、
制御されない二次反応を示す可能性がある。しかし、非
ラジカルの励起状態の酸素分子である、一重項酸素は、
短命のエポキシド及び幾多のその他の物質のように、U
V照射下で存在する可能性がある。例えば一重項酸素
は、増加した反応性によって、通常存在する三重項酸素
(フリーラジカルの基底状態)と区別される。しかしな
がら、励起された、反応性の(フリーラジカルの)三重
項状態の酸素分子もまた存在する。
【0008】UV光線は更にイオン化光線の仲間と考え
られる。従って、UV曝露中にも、イオン性の物質が生
成される危険性があり、次いでそれらが順次、生化学過
程において酸化的に介入する可能性がある。
【0009】
【発明の構成】1種類の好都合なUVBフィルターは4,
4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリイルトリイミ
ノ)トリス安息香酸・トリス(2-エチルヘキシル)、同
義語:2,4,6-トリス-[アニリノ-(p-カルボ-2'-エチル
-1'-ヘキシルオキシ)]-1,3,5-トリアジンである。
【0010】
【化3】
【0011】このUVフィルター物質は BASF Aktienge
sellschaft 社により UVINUL(R) T150 の商品名で市販
されており、良好なUV吸収性を特徴とする。
【0012】このUVBフィルターの主要な欠点は、脂
質に対するその低い溶解度である。このUVBフィルタ
ーのための既知の溶媒は、このフィルターを最大約15
重量%溶解させることができ、これは溶解された、そし
て従って活性なUVフィルター物質の約1〜1.5重量
%に相当する。
【0013】従って、光線防御作用を有する、(a)
4,4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリイルトリイミ
ノ)トリス安息香酸・トリス(2-エチルヘキシル)及
び、(b) 構造式
【0014】
【化4】
【0015】[式中、Rは1個から24個の炭素原子を
もつ分枝状もしくは非分枝状アルキル基であり、R1
水素原子、又は1個から24個の炭素原子をもつ分枝状
もしくは非分枝状アルキル基のどちらかであり、そして
2は水素原子、又は1個から24個の炭素原子をもつ
分枝状もしくは非分枝状アシル基のどちらかである]を
特徴とするグルコース誘導体からなる群から選ばれる、
1種類以上の界面活性物質の活性化合物組み合わせ物
が、従来の当該技術の欠点を打ち消すことは驚くべきこ
とであり、当業者に予知不可能であった。
【0016】本発明はまた特に、4,4',4"-(1,3,5-トリ
アジン-2,4,6-トリイルトリイミノ)トリス安息香酸・
トリス(2-エチルヘキシル)のための溶媒、可溶化剤又
は溶解剤としての、なかでも光線防御組成物中への使用
のための、構造式
【0017】
【化5】
【0018】[式中、Rは1個から24個の炭素原子を
もつ分枝状もしくは非分枝状アルキル基であり、R1
水素原子、又は1個から24個の炭素原子をもつ分枝状
もしくは非分枝状アルキル基のどちらかであり、そして
2は水素原子、又は1個から24個の炭素原子をもつ
分枝状もしくは非分枝状アシル基のどちらかである]で
特定されるグルコース誘導体からなる群から選ばれる、
1種類以上の界面活性物質の使用に関する。
【0019】本発明によると、従来の当該技術に比較し
て、化粧品又は皮膚科学的調製物中に使用される、4,
4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリイルトリイミ
ノ)トリス安息香酸・トリス(2-エチルヘキシル)の量
を2倍にすることが可能である。更に、4,4',4"-(1,3,
5-トリアジン-2,4,6-トリイルトリイミノ)トリス安息
香酸・トリス(2-エチルヘキシル)は溶解度が低いのみ
ならず、またその溶液から再結晶し易いために、本発明
により使用される界面活性グルコース誘導体の添加によ
り、4,4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリイルトリ
イミノ)トリス安息香酸・トリス(2-エチルヘキシル)
溶液の安定化が誘起されることは驚くべきことであっ
た。従って本発明はまた、本発明に従って使用される界
面活性なグルコース誘導体の活性量をこのような溶液に
添加することを特徴とする、4,4',4"-(1,3,5-トリアジ
ン-2,4,6-トリイルトリイミノ)トリス安息香酸・トリ
ス(2-エチルヘキシル)の溶液の安定化の方法に関す
る。
【0020】Rは好都合には非分枝状のアルキル基から
なる群から選ばれ、その際ミリスチル基、パルミチル
基、ステアリル基及びエイコシル基が好ましい。
【0021】R1は好都合には水素原子でよいが、しか
し好ましくは、メチル−、エチル−、プロピル−及びイ
ソプロピル−からなる群から選ばれる。
【0022】R2は好都合には水素原子でよいが、しか
し同様に好都合には、ミリストイル−、パルミトイル
−、ステアロイル−及びエイコソイル−からなる群から
選ぶことができる。
【0023】グルコース誘導体からなる群からの界面活
性物質として、約同量の物質
【0024】
【化6】
【0025】を含んでなる、セスキステアリン酸メチル
グルコースが特に好都合に選ばれる。このような混合物
は、例えば、Th.Goldschmidt KG.社から、Tego(R) Care
PSの商品名で購入できる。
【0026】完成した化粧品又は皮膚科学用調製物中の
4,4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリイルトリイミ
ノ)トリス安息香酸・トリス(2-エチルヘキシル)の総量
は好都合には、調製物の総重量の0.1〜10.0重量
%、好ましくは0.5〜6.0重量%の範囲から選ばれ
る。
【0027】完成した化粧品又は皮膚科学用調製物中
の、本発明に従って使用される1種類以上の界面活性グ
ルコース誘導体の総量は好都合には、調製物の総重量の
0.1〜25.0重量%、好ましくは0.5〜15.0
重量%の範囲から選ばれる。
【0028】4,4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリイ
ルトリイミノ)トリス安息香酸・トリス(2-エチルヘキシ
ル)と、本発明に従って使用される1種類以上のグルコ
ース誘導体の重量比を1:10から10:1、好ましく
は1:4から4:1の範囲から選ぶことが好都合であ
る。
【0029】本発明による化粧品及び皮膚科学用調製物
は、好都合には、更に、水に僅かに可溶性か、又は不溶
性である金属酸化物及び/又はその他の金属化合物、特
にチタンの酸化物(TiO2)、亜鉛の酸化物(Zn
O)、鉄の酸化物(例えば、Fe23)、ジルコニウム
の酸化物(ZrO2)、ケイ素の酸化物(SiO2)、マ
ンガンの酸化物(例えばMnO)、アルミニウムの酸化
物(Al23)及びセリウムの酸化物(例えばCe
23)、対応する金属の混合酸化物並びにこれらの酸化
物の混合物、を基礎にした無機顔料を含んでなる。特に
好ましい顔料はTiO2を基にしたものである。
【0030】無機顔料が疎水性形態で存在する、すなわ
ち、それらが表面上に撥水処理をほどこされていること
は、本発明に関しては、必ずしも必須ではないが、特に
好都合である。この表面処理はそれ自体既知の方法によ
り、顔料に薄い疎水性の層を与えることを含んでなるこ
とができる。
【0031】このような方法は、例えば、 nTiO2 + m(RO)3Si-R’ → nTiO2
(表面) による反応により、疎水性の表面の層を生成することを
含んでなる。この等式中、n及びmは所望のように使用
することができる化学量論的パラメーターであり、そし
てR及びR’は所望の有機基である。例えばドイツ特許
出願公開第33 14742号明細書と同様に調製された、疎水
化顔料が好都合である。
【0032】好都合なTiO2顔料は、例えば TAYCA社
からの商品名 MT 100 T、及び更に、Kemira社からの M
160 及び Degussa 社からの T 805 として入手できる。
【0033】本発明による化粧品及び/又は皮膚科学的
光線防御調製物は通常の組成をもつことができ、そして
化粧品及び/又は皮膚科学的光線防御のために、そして
更に皮膚及び/又は毛髪の処置、手入れ及び清浄化のた
めに、そして装飾化粧品におけるメイクアップ製品とし
て使用することができる。
【0034】使用のために、本発明による化粧品及び皮
膚科学的調製物は化粧品として通常の方法で、適量を、
皮膚及び/又は毛髪に適用される。
【0035】日焼け止め用組成物の形態にある化粧品及
び皮膚科学的調製物は特に好ましい。これらは好都合に
は更に、少なくとも1種類の更なるUVAフィルター及
び/又は少なくとも1種類の更なるUVBフィルター及
び/又は少なくとも1種類の無機顔料、好ましくは無機
の微細顔料を含んでなることができる。
【0036】本発明による化粧品及び皮膚科学用調製物
は、このような調製物中に通常使用されるような化粧品
補助剤、例えば保存剤、殺バクテリア剤、香料、発泡抑
制物質、染料、着色作用をもつ顔料、増粘剤、加湿剤及
び/又は保湿物質、脂肪、油、ワックスあるいは、アル
コール、ポリオール、ポリマー、気泡安定剤、電解質、
有機溶媒又はシリコーン誘導体のような、化粧品又は皮
膚科学的調製物のその他の通常の成分を含んでなること
ができる。
【0037】抗酸化剤を更に含有することは一般的に好
ましい。化粧品及び/又は皮膚科学的使用に適宜な又は
そのための従来からのすべての抗酸化剤を、好ましい抗
酸化剤として本発明に従って使用することができる。
【0038】抗酸化剤は好都合には、非常に少量の許容
投与量(例えばpmolからμmol/kg)における、アミノ酸
(例えばグリシン、ヒスチジン、チロシン及びトリプト
ファン)及びそれらの誘導体、イミダゾール(例えばウ
ロカニン酸)及びそれらの誘導体、D,L-カルノシン、D-
カルノシン、L-カルノシン及びそれらの誘導体(例えば
アンセリン)のようなペプチド、カロテノイド、カロテ
ン(例えばα-カロテン、β-カロテン及びリコペン)及
びそれらの誘導体、クロロゲン酸及びその誘導体、リポ
酸及びその誘導体(例えばジヒドロリポ酸)、アウロチ
オグルコース、プロピルチオウラシル及びその他のチオ
ール(例えばチオレドキシン、グルタチオン、システイ
ン、シスチン、シスタミン並びに、それらのグリコシ
ル、N-アセチル、メチル、エチル、プロピル、アミル、
ブチル及びラウリル、パルミトイル、オレイル、γ-リ
ノレイル、コレステリル及びグリセリルエステル)及び
それらの塩、チオジプロピオン酸ジラウリル、チオジプ
ロピオン酸ジステアリル、チオジプロピオン酸及びその
誘導体(エステル、エーテル、ペプチド、脂質、ヌクレ
オチド、ヌクレオシド及び塩)及びスルホキシイミン化
合物(例えばブチオニン-スルホキシイミン、ホモシス
テイン-スルホキシイミン、ブチオニン・スルホン並び
にペンタ-、ヘキサ-及びヘプタチオニン-スルホキシイ
ミン)、並びに更に、(金属)キレート化剤(例えば
α-ヒドロキシ-脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸及び
ラクトフェリン)、α-ヒドロキシ酸(例えばクエン
酸、乳酸及びリンゴ酸)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出
物、ビリルビン、ビリベルジン、EDTA、EGTA及
びそれらの誘導体、不飽和脂肪酸及びそれらの誘導体
(例えば γ-リノレン酸、リノール酸及びオレイン
酸)、葉酸及びその誘導体、フルフリリデンソルビトー
ル及びその誘導体、ユビキノン及びユビキノール及びそ
れらの誘導体、ビタミンC及び誘導体(例えばパルミチ
ン酸アスコルビル、リン酸アスコルビルMg及び酢酸ア
スコルビル)、トコフェロール及び誘導体(例えば酢酸
ビタミンE)、ビタミンA及び誘導体(パルミチン酸ビ
タミンA、)及びベンゾイン樹脂の安息香酸コニフェリ
ル、ルチン酸及びその誘導体、α-グルコシルルチン、
フェルラ酸、フルフリリデングルシトール、カルノシ
ン、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニ
ソール、ノルジヒドログアヤク脂酸、ノルジヒドログア
ヤレチン酸、トリヒドロキシブチロフェノン、尿酸及び
その誘導体、マンノース及びその誘導体、亜鉛及びその
誘導体(例えばZnO及びZnSO4)、セレン及びそ
の誘導体(例えばセレン・メチオニン)、スチルベン及
びそれらの誘導体(例えば酸化スチルベン及び酸化トラ
ンス-スチルベン)、及び本発明により適宜な、前記の
活性化合物の誘導体(塩、エステル、エーテル、糖、ヌ
クレオチド、ヌクレオシド、ペプチド及び脂質)からな
る群から選ばれる。
【0039】調製物中の前記の抗酸化剤(1種類以上の
化合物)の量は好ましくは、調製物の総重量の0.00
1から30重量%、特に好ましくは0.05〜20重量
%、特には1〜10重量%である。
【0040】ビタミンE及び/又はその誘導体が抗酸化
剤もしくは抗酸化剤類である場合には、調製物の総重量
の0.001〜10重量%の範囲からそれらの具体的な
濃度を選ぶことが好都合である。
【0041】ビタミンAもしくはビタミンA誘導体、又
はカロテンもしくはそれらの誘導体が抗酸化剤もしくは
抗酸化剤類である場合には、調製物の総重量の0.00
1〜10重量%の範囲からそれらの具体的な濃度を選ぶ
ことが好都合である。
【0042】脂質相は好都合には、下記の物質の群: − 鉱油、鉱物ワックス − カプリン酸又はカプリル酸のトリグリセリドのよう
な油、しかし好ましくはヒマシ油; − 脂肪、ワックス及びその他の天然に存在する及び合
成の脂肪物質、好ましくは低C数のアルコール、例えば
イソプロパノール、プロピレングリコール又はグリセロ
ール、と脂肪酸のエステル、あるいは低C数のアルカン
酸又は脂肪酸と、脂肪アルコールとのエステル; − 安息香酸アルキル; − ジメチルポリシロキサン、ジエチルポリシロキサ
ン、ジフェニルポリシロキサン及びそれらの混合形態の
ようなシリコーン油から選ぶことができる。
【0043】本発明に関するエマルション、オレオゲル
又はヒドロ分散物又は脂質分散物の油性相は好都合に
は、3から30個のC原子の鎖長の飽和及び/又は不飽
和の、分枝状及び/又は非分枝状アルカンカルボン酸
と、3から30個のC原子の鎖長の飽和及び/又は不飽
和の、分枝状及び/又は非分枝状アルコールとのエステ
ルからなる群から、並びに芳香族カルボン酸と、3から
30個のC原子の鎖長の、飽和及び/又は不飽和の、分
枝状及び/又は非分枝状アルコールとのエステル、から
なる群から選ばれる。次にこのようなエステル油は好都
合には、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソ
プロピル、ステアリン酸イソプロピル、オレイン酸イソ
プロピル、ステアリン酸 n-ブチル、ラウリン酸 n-ヘキ
シル、オレイン酸 n-デシル、ステアリン酸イソオクチ
ル、ステアリン酸イソノニル、イソノナン酸イソノニ
ル、パルミチン酸 2-エチルヘキシル、ラウリン酸 2-エ
チルヘキシル、ステアリン酸 2-ヘキシルデシル、パル
ミチン酸 2-オクチルドデシル、オレイン酸オレイル、
エルカ酸オレイル、オレイン酸エルシル、エルカ酸エル
シル及び、このようなエステルの、合成の、半合成の及
び天然に存在する混合物、例えばジョジョバ油からなる
群から選ぶことができる。
【0044】油性相は更に、好都合には、分枝状及び非
分枝状炭化水素及び炭化水素ワックス、シリコーン油及
びジアルキルエーテルからなる群、並びに飽和又は不飽
和の、分枝状又は非分枝状アルコール及び脂肪酸トリグ
リセリド、すなわち8から24個の、特には12〜18
個のC原子の鎖長の、飽和及び/又は不飽和の、分枝状
及び/又は非分枝状アルカンカルボン酸のトリグリセロ
ールエステルからなる群から選ぶことができる。該脂肪
酸トリグリセリドは好都合には、例えば、合成、半合成
及び天然に存在する油、例えばオリーブ油、ヒマワリ
油、大豆油、ナンキンマメ油、菜種油、アーモンド油、
ヤシ油、ココナツ油、ヤシの芯油及びその他の類似の油
からなる群から選ぶことができる。
【0045】このような油及びワックス成分のあらゆる
所望の混合物もまた好都合に、本発明に関して使用でき
る。適当なら、油性相の唯一の脂質成分として、ワック
ス、例えばパルミチン酸セチルを使用することも好都合
かも知れない。
【0046】油性相は好都合には、イソステアリン酸 2
-エチルヘキシル、オクチルドデカノール、イソノナン
酸イソトリデシル、イソエイコサン、ココア酸 2-エチ
ルヘキシル、安息香酸C12-15-アルキル、カプリル酸/
カプリン酸トリグリセリド及びジカプリリルエーテルか
らなる群から選ばれる。
【0047】安息香酸C12-15-アルキルとイソステアリ
ン酸 2-エチルヘキシルの混合物、安息香酸C12-15-ア
ルキルとイソノナン酸イソトリデシルの混合物並びに、
安息香酸C12-15-アルキル、イソステアリン酸 2-エチ
ルヘキシル及びイソノナン酸イソトリデシルの混合物、
が特に好都合である。
【0048】炭化水素のうちでは、パラフィン油、スク
アラン及びスクアレンを本発明に関して好都合に使用す
ることができる。
【0049】シリコーン油もしくはシリコーン油類に加
えて、その他の油性相成分の追加的含有物を使用するこ
とが好ましいが、油性相は更に、環状又は線状シリコー
ン油を含有するかあるいはこのような油のみからなるこ
とができる。
【0050】本発明に従って使用できるシリコーン油と
しては、シクロメチコン(オクタメチルシクロテトラシ
ロキサン)が好都合に使用される。しかし、その他のシ
リコーン油、例えばヘキサメチルシクロトリシロキサ
ン、ポリジメチルシロキサン及びポリ(メチルフェニル
シロキサン)もまた本発明に関して好都合に使用でき
る。
【0051】シクロメチコンとイソノナン酸イソトリデ
シルの混合物及び、シクロメチコンとイソステアリン酸
2-エチルヘキシルの混合物は更に特に好都合である。
【0052】適当なら、本発明による調製物の水性相
は、好都合には、 − それぞれ単独で又は組み合わせて使用される、低C
数のアルコール、ジオール又はポリオール及びそれらの
エーテル、好ましくはエタノール、イソプロパノール、
プロピレングリコール、グリセロール、エチレングリコ
ール、エチレングリコールモノエチルもしくはモノブチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノメチル、モノエ
チルもしくはモノブチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノメチルもしくはモノエチルエーテル及び類似の製
品、並びに更に低C数のアルコール、例えばエタノー
ル、イソプロパノール、1,2-プロパンジオール及びグリ
セロール、並びに、特に、好都合には二酸化ケイ素、ケ
イ酸アルミニウム、多糖及びそれらの誘導体、例えばヒ
アルロン酸、キサンタンゴム及びヒドロキシプロピルメ
チルセルロースからなる群から、特に好都合にはポリア
クリラート、好ましくは、いわゆるカーボポール類、例
えば980、981、1382、2984及び5984
タイプのカーボポールからなる群からのポリアクリラー
トからなる群から選ぶことができる、1種類以上の増粘
剤を含んでなる。
【0053】化粧品又は皮膚科学的光線防御用調製物は
好都合には、例えば調製物の総重量の0.1重量%から
30重量%の量の、好ましくは0.5重量%から10重
量%の量の、しかし特には1重量%から6重量%の量の
無機顔料、特には微細顔料を含んでなる。
【0054】本発明による組み合わせ物に加えて、その
脂質相中に油溶性UVAフィルター及び/又はUVBフ
ィルター、並びに/あるいは水性相中に水溶性UVAフ
ィルター及び/又はUVBフィルターを使用すること
は、本発明により好都合である。
【0055】本発明による光線防御用調製物は好都合に
は、UVB領域のUV光線を吸収する更なる物質を含ん
でなることができ、フィルター物質の総量は、全領域の
紫外線から皮膚を防護する化粧品調製物を提供するため
には、例えば、調製物の総重量の0.1重量%から30
重量%、好ましくは0.5から10重量%、特には1か
ら6重量%である。それらはまた日焼け止め用組成物と
しても使用することができる。
【0056】その他のUVBフィルターは油溶性でも水
溶性でもよい。好都合な油溶性UVBフィルター物質
は、例えば: − 3-ベンジリデンカンファー誘導体、好ましくは3-
(4-メチルベンジリデン)カンファー及び3-ベンジリデ
ンカンファー; − 4-アミノ安息香酸誘導体、好ましくは4-(ジメチル
アミノ)安息香酸 2-エチルヘキシル及び4-(ジメチル
アミノ)安息香酸アミル; − ケイ皮酸のエステル、好ましくは4-メトキシケイ皮
酸 2-エチルヘキシル及び4-メトキシケイ皮酸イソペン
チル; − ベンゾフェノンの誘導体、好ましくは2-ヒドロキシ
-4-メトキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシ
-4'-メチルベンゾフェノン及び2,2'-ジヒドロキシ-4-メ
トキシベンゾフェノン; − ベンザルマロン酸のエステル、好ましくは4-メトキ
シベンザルマロン酸ジ(2-エチルヘキシル)である。
【0057】好都合な水溶性のUVBフィルター物質
は、例えば: − 2-フェニルベンズイミダゾール-5-スルホン酸の
塩、例えばそのナトリウム、カリウム又はそのトリエタ
ノールアンモニウム塩、及びスルホン酸自体; − ベンゾフェノンのスルホン酸誘導体、好ましくは2-
ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸及
びその塩; − 3-ベンジリデンカンファーのスルホン酸誘導体、例
えば、4-(2-オキソ-3-ボルニリデンメチル)ベンゼンス
ルホン酸、2-メチル-5-(2-オキソ-3-ボルニリデンメチ
ル)ベンゼンスルホン酸及びそれらの塩である。
【0058】本発明による活性化合物組み合わせ物と組
み合わせて使用することができる前記の更なるUVBフ
ィルターのリストはもちろん、それらに限定することを
意図されていない。
【0059】本発明による組み合わせ物を、今日まで化
粧品調製物中に通常含有されてきた更なるUVAフィル
ターと組み合わせることもまた好都合であるかもしれな
い。これらの物質は好ましくは、ジベンゾイルメタンの
誘導体、特に1-(4'-tert-ブチルフェニル)-3-(4'-メ
トキシフェニル)プロパン-1,3-ジオン及び1-フェニル-
3-(4'-イソプロピルフェニル)プロパン-1,3-ジオンで
ある。本発明はまたこれらの組み合わせ物、及びこれら
の組み合わせ物を含んでなる調製物に関する。UVB組
み合わせ物に対して使用された量を使用することができ
る。
【0060】本発明による活性化合物組み合わせ物を更
なるUVA及び/又はUVBフィルターと組み合わせる
ことは更に好都合である。
【0061】本発明による活性化合物組み合わせ物を、
それらの幾つかの代表的な物質が同様にUV光線を吸収
することができると知られている、サリチル酸誘導体と
組み合わせることもまた特に好都合である。通常のUV
フィルターは
【0062】
【化7】
【0063】を含む。
【0064】本発明はまた、本発明による化粧品及び/
又は皮膚科学的光線防御用調製物の製造方法に関し、そ
れは、4,4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリイルト
リイミノ)トリス安息香酸・トリス(2-エチルヘキシ
ル)を、本発明に従って使用される、1種類以上の界面
活性グルコース誘導体又は、本発明に従って使用される
界面活性グルコース誘導体を含有する油性相中に、均質
に撹拌しながらそして適当なら加熱しながら懸濁させ、
そして望ましい場合にはホモジナイズさせ、適当なら混
合物を更なる脂質成分、及び適当なら1種類以上の乳化
剤と組み合わせ、次いで油性相を、そこに適当なら増粘
剤を取り込みそして好ましくは油性相とおよそ同温度を
もつ水性相と混合し、望ましい場合には該成分をホモジ
ナイズさせ、そして混合物を室温に放置冷却させること
を特徴とする。室温に冷却後、特に揮発性の成分を更に
取り込む場合には、再度ホモジナイズを実施することが
できる。
【0065】以下の実施例は本発明を限定することなし
に具体的に説明することを意図している。すべての量の
データ、含有量及び含有百分率は、特記されない限り、
調製物の重量及び総量、又は総重量を基にしている。
【0066】
【実施例】
(実施例1) 重量% ステアリン酸グリセリル SE 3.50 Tego Care PS 1.80 グリセロール 3.00 セテアリルアルコール 0.50 オクチルドデカノール 7.00 カプリリルエーテル 8.00 Uvinul T 150 3.00 イソノナン酸セテアリル 6.00 Carbomer 0.20 保存剤 適量 香料 適量 水、脱塩化 全100.00 (実施例2) 重量% ステアリン酸グリセリル SE 2.50 Tego Care PS 3.50 グリセロール 3.00 セテアリルアルコール 1.50 水酸化ナトリウム(45%濃度) 0.13 オクチルドデカノール 7.00 カプリン酸/カプリル酸トリグリセリド 5.00 イソノナン酸セテアリル 6.00 Uvinul T 150 5.00 Carbomer 0.20 保存剤 適量 香料 適量 水、脱塩化 全100.00 (実施例3) 重量% Tego Care PS 3.50 ブチレングリコール 5.00 セテアリルアルコール 3.00 キサンタンゴム 0.35 安息香酸C12-15アルキル 10.00 Uvinul T 150 4.00 イソノナン酸セテアリル 6.00 保存剤 適量 香料 適量 水、脱塩化 全100.00 (実施例4) 重量% ステアリン酸グリセリル SE 3.50 Tego Care PS 1.80 グリセロール 3.00 セテアリルアルコール 0.50 オクチルドデカノール 7.00 カプリリルエーテル 8.00 Uvinul T 150 3.00 Parsol 1789 2.00 Eusolex 6300 1.00 二酸化チタン 2.00 イソノナン酸セテアリル 6.00 Carbomer 0.20 保存剤 適量 香料 適量 水、脱塩化 全100.00 (実施例5) 重量% ステアリン酸グリセリル SE 2.50 Tego Care PS 3.50 グリセロール 3.00 セテアリルアルコール 1.50 水酸化ナトリウム(45%) 0.13 オクチルドデカノール 7.00 カプリン酸/カプリル酸トリグリセリド 5.00 イソノナン酸セテアリル 6.00 Uvinul T 150 5.00 Parsol 1789 2.00 Eusolex 6300 1.00 二酸化チタン 2.00 Carbomer 0.20 保存剤 適量 香料 適量 水、脱塩化 全100.00 (実施例6) 重量% Tego Care PS 3.50 ブチレングリコール 5.00 セテアリルアルコール 3.00 キサンタンゴム 0.35 安息香酸C12-15アルキル 10.00 Uvinul T 150 4.00 Parsol 1789 2.00 Eusolex 6300 1.00 二酸化チタン 2.00 イソノナン酸セテアリル 6.00 保存剤 適量 香料 適量 水、脱塩化 全100.00 本発明の特徴と態様を以下に示す。
【0067】1. 光線防御作用をもつ、(a) 4,
4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリイルトリイミ
ノ)トリス安息香酸・トリス(2-エチルヘキシル)及
び、(b) 構造式
【0068】
【化8】
【0069】[式中、Rは1から24個の炭素原子をも
つ、分枝状もしくは非分枝状アルキル基であり、R1
水素原子、又は1から24個の炭素原子をもつ分枝状も
しくは非分枝状アルキル基のどちらかであり、そしてR
2は水素原子、又は1から24個の炭素原子をもつ分枝
状もしくは非分枝状アシル基のどちらかである]で特定
されるグルコース誘導体からなる群から選ばれる、1種
類以上の界面活性物質の活性化合物組み合わせ物。
【0070】2. 4,4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6
-トリイルトリイミノ)トリス安息香酸・トリス(2-エ
チルヘキシル)のための溶媒又は可溶化剤は溶解剤とし
ての、特に光線防御組成物中への使用のための、構造式
【0071】
【化9】
【0072】[式中、Rは1から24個の炭素原子をも
つ、分枝状もしくは非分枝状アルキル基であり、R1
水素原子、又は1から24個の炭素原子をもつ分枝状も
しくは非分枝状アルキル基のどちらかであり、そしてR
2は水素原子、又は1から24個の炭素原子をもつ分枝
状もしくは非分枝状アシル基のどちらかである]で特定
されるグルコース誘導体からなる群から選ばれる、1種
類以上の界面活性物質の使用。
【0073】3. サリチル酸 4-イソプロピルベンジ
ル、サリチル酸 2-エチルヘキシル(サリチル酸オクチ
ル)及び/又はサリチル酸ホモメンチルからなる群から
のサリチル酸誘導体が更なる光線防御フィルター物質と
して選ばれることを特徴とする、第1項記載の組み合わ
せ物又は第2項記載の使用。
【0074】4. 完成した化粧品又は皮膚科学的調製
物中の4,4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリイルト
リイミノ)トリス安息香酸・トリス(2-エチルヘキシ
ル)の総量が、それぞれ、調製物の総重量の0.1〜1
0.0重量%、好ましくは0.5〜6.0重量%の範囲
から選ばれることを特徴とする、第1項記載の組み合わ
せ物又は第2項記載の使用。
【0075】5. 完成した化粧品又は皮膚科学的調製
物中の界面活性グルコース誘導体の総量が、それぞれ、
調製物の総重量の0.1〜25.0重量%、好ましくは
0.5〜15.0重量%の範囲から選ばれることを特徴
とする、第1項記載の組み合わせ物又は第2項記載の使
用。
【0076】6. 4,4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6
-トリイルトリイミノ)トリス安息香酸・トリス(2-エ
チルヘキシル)と1種類以上のサリチル酸誘導体の重量
比が、1:10から10:1、好ましくは1:4から
4:1の範囲から選ばれることを特徴とする、第1項記
載の組み合わせ物又は第2項記載の使用。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光線防御作用をもつ、(a) 4,4',4"-
    (1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリイルトリイミノ)トリ
    ス安息香酸・トリス(2-エチルヘキシル)及び、(b)
    構造式 【化1】 [式中、 Rは1から24個の炭素原子をもつ分枝状もしくは非分
    枝状アルキル基であり、 R1は水素原子、又は1から24個の炭素原子をもつ分
    枝状もしくは非分枝状アルキル基のどちらかであり、そ
    してR2は水素原子、又は1から24個の炭素原子をも
    つ分枝状もしくは非分枝状アシル基のどちらかである]
    で特定されるグルコース誘導体からなる群から選ばれ
    る、1種類以上の界面活性物質、の活性化合物組み合わ
    せ物。
  2. 【請求項2】 4,4',4"-(1,3,5-トリアジン-2,4,6-ト
    リイルトリイミノ)トリス安息香酸・トリス(2-エチル
    ヘキシル)のための溶媒又は可溶化剤又は溶解剤として
    の、特に光線防御組成物中への使用のための、構造式 【化2】 [式中、 Rは1から24個の炭素原子をもつ分枝状もしくは非分
    枝状アルキル基であり、 R1は水素原子、又は1から24個の炭素原子をもつ分
    枝状もしくは非分枝状アルキル基のどちらかであり、そ
    してR2は水素原子、又は1から24個の炭素原子をも
    つ分枝状もしくは非分枝状アシル基のどちらかである]
    で特定されるグルコース誘導体からなる群から選ばれ
    る、1種類以上の界面活性物質の使用。
JP21272197A 1996-08-02 1997-07-24 トリアジン誘導体及び界面活性なグルコース誘導体を含有する化粧品及び皮膚科学的光線防御調製物 Pending JPH1067632A (ja)

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