JPH1067258A - 表示装置 - Google Patents
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- JPH1067258A JPH1067258A JP8228599A JP22859996A JPH1067258A JP H1067258 A JPH1067258 A JP H1067258A JP 8228599 A JP8228599 A JP 8228599A JP 22859996 A JP22859996 A JP 22859996A JP H1067258 A JPH1067258 A JP H1067258A
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- driver
- display
- seat
- sun visor
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- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims description 8
- 230000008447 perception Effects 0.000 abstract description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 abstract description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 10
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 230000008825 perceptual sensitivity Effects 0.000 description 1
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- Instrument Panels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】運転者が速度計、回転計、各種表示灯等、及
び、モニタ等の視認時に前方状況の知覚感度を向上する
ことができる表示装置を提供する。 【解決手段】サンバイザとして機能する運転席用サンバ
イザ6及び助手席用サンバイザ7は、車両のルーフ1前
端部より下方に移動可能に支持されている。運転席用サ
ンバイザ6には、速度計、回転計、各種表示灯等を表示
する第1の表示部10及びナビゲーションシステムやT
V放送等に使用される第2の表示部20が設けられる。
一方、助手席用サンバイザ7には、前記第2の表示部2
0と同様に構成された第3の表示部30が設けられる。
び、モニタ等の視認時に前方状況の知覚感度を向上する
ことができる表示装置を提供する。 【解決手段】サンバイザとして機能する運転席用サンバ
イザ6及び助手席用サンバイザ7は、車両のルーフ1前
端部より下方に移動可能に支持されている。運転席用サ
ンバイザ6には、速度計、回転計、各種表示灯等を表示
する第1の表示部10及びナビゲーションシステムやT
V放送等に使用される第2の表示部20が設けられる。
一方、助手席用サンバイザ7には、前記第2の表示部2
0と同様に構成された第3の表示部30が設けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置に係り、詳
しくは、速度計、回転計、各種表示灯等、及び、モニタ
等を表示する表示装置に関するものである。
しくは、速度計、回転計、各種表示灯等、及び、モニタ
等を表示する表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車の速度計、回転計及び各種
表示灯等を備えたメータ表示部50は、図6に示すよう
にインストルメントパネル(以下、インパネという)5
1のステアリング52奥の所定位置に配置されている。
運転者は、フロントウインドシールド(以下、フロント
ガラスという)53を介して前方正面を目視するととも
にその目線よりも下方に位置するメータ表示部50を必
要に応じて視認する。
表示灯等を備えたメータ表示部50は、図6に示すよう
にインストルメントパネル(以下、インパネという)5
1のステアリング52奥の所定位置に配置されている。
運転者は、フロントウインドシールド(以下、フロント
ガラスという)53を介して前方正面を目視するととも
にその目線よりも下方に位置するメータ表示部50を必
要に応じて視認する。
【0003】又、近年では、車両によってはナビゲーシ
ョンシステムやTV放送等に使用されるモニタ54がイ
ンパネ51の中央部51aに備えられている。そのモニ
タ54には自車を中心とした地図が展開され、運転者
は、容易に自車の位置を把握することができるとともに
地図帳を開け自車の位置を探し出すという煩雑さを省く
ことができる。又、運転者は、そのモニタ54にTV放
送を映し出しすことによりTV放送を車内で見ることが
できる。
ョンシステムやTV放送等に使用されるモニタ54がイ
ンパネ51の中央部51aに備えられている。そのモニ
タ54には自車を中心とした地図が展開され、運転者
は、容易に自車の位置を把握することができるとともに
地図帳を開け自車の位置を探し出すという煩雑さを省く
ことができる。又、運転者は、そのモニタ54にTV放
送を映し出しすことによりTV放送を車内で見ることが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図7に示す
ように、運転者の水平目線より下方に位置するメータ表
示部50を視認したとき、即ち同表示部50に(A矢印
方向に)視点中心を移動したとき、一般的にその視点中
心より上方の視野範囲θ1は狭いため、前方の状況が知
覚し難い。又、前記モニタ54はそのメータ表示部50
よりも同等か又は下方に配置されているので、同表示部
50と同様にモニタ54の視認時には運転者は前方の状
況を知覚し難い。
ように、運転者の水平目線より下方に位置するメータ表
示部50を視認したとき、即ち同表示部50に(A矢印
方向に)視点中心を移動したとき、一般的にその視点中
心より上方の視野範囲θ1は狭いため、前方の状況が知
覚し難い。又、前記モニタ54はそのメータ表示部50
よりも同等か又は下方に配置されているので、同表示部
50と同様にモニタ54の視認時には運転者は前方の状
況を知覚し難い。
【0005】又、運転者がモニタ54をにTV放送等を
映し出して見るとき、そのモニタ54は下方に位置して
いるため、運転者等は例えばシートを倒してリラックス
した状態ではモニタ54を見ることができない。
映し出して見るとき、そのモニタ54は下方に位置して
いるため、運転者等は例えばシートを倒してリラックス
した状態ではモニタ54を見ることができない。
【0006】一方、図7に示すように、視点中心より下
方の視野範囲θ2は、上記した上方の視野範囲θ1より
も広い。そこで、メータ表示部やモニタの視認時に運転
者の水平目線より視点中心を上方に移動させれば前方の
状況が知覚し易いことに注目し運転者の水平目線より上
方に同表示部やモニタを配置することが考えれるが、そ
の具体性はない。
方の視野範囲θ2は、上記した上方の視野範囲θ1より
も広い。そこで、メータ表示部やモニタの視認時に運転
者の水平目線より視点中心を上方に移動させれば前方の
状況が知覚し易いことに注目し運転者の水平目線より上
方に同表示部やモニタを配置することが考えれるが、そ
の具体性はない。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、運転者が速度計、回転
計、各種表示灯等、及び、モニタ等の視認時に前方状況
の知覚感度を向上することができる表示装置を提供する
ことにある。
れたものであって、その目的は、運転者が速度計、回転
計、各種表示灯等、及び、モニタ等の視認時に前方状況
の知覚感度を向上することができる表示装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、車両のルーフ前端部より
下方に移動可能に支持されサンバイザとして機能する摺
動部材に車両情報を表示する表示手段を設けた。
め、請求項1に記載の発明は、車両のルーフ前端部より
下方に移動可能に支持されサンバイザとして機能する摺
動部材に車両情報を表示する表示手段を設けた。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の表示装置において、前記表示手段の運転者の視認頻度
の高い要部表示部は、前記摺動部材の下方に偏位して配
置した。
の表示装置において、前記表示手段の運転者の視認頻度
の高い要部表示部は、前記摺動部材の下方に偏位して配
置した。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の表示装置において、前記表示手段には、透過型
LCDパネルが備えられ、同パネルの照明の一部として
外部光を裏面側から取り入れるべく前記摺動部材に外部
光透過部を形成した。
に記載の表示装置において、前記表示手段には、透過型
LCDパネルが備えられ、同パネルの照明の一部として
外部光を裏面側から取り入れるべく前記摺動部材に外部
光透過部を形成した。
【0011】従って、請求項1に記載の発明によれば、
車両情報を表示する表示手段は、車両のルーフ前端部よ
り下方に移動可能に支持されサンバイザとして機能する
摺動部材に設けられる。
車両情報を表示する表示手段は、車両のルーフ前端部よ
り下方に移動可能に支持されサンバイザとして機能する
摺動部材に設けられる。
【0012】又、請求項2に記載の発明によれば、表示
手段の運転者の視認頻度の高い要部表示部は、サンバイ
ザとして機能する摺動部材の下方に偏位して配置され
る。又、請求項3に記載の発明によれば、表示手段に
は、透過型LCDパネルが備えられ、同パネルの照明の
一部として外部光を裏面側から取り入れるべく摺動部材
に外部光透過部が形成される。
手段の運転者の視認頻度の高い要部表示部は、サンバイ
ザとして機能する摺動部材の下方に偏位して配置され
る。又、請求項3に記載の発明によれば、表示手段に
は、透過型LCDパネルが備えられ、同パネルの照明の
一部として外部光を裏面側から取り入れるべく摺動部材
に外部光透過部が形成される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
一形態を図1〜図5に従って説明する。尚、本形態にお
いて、従来技術と同様の部材については同一の符号を付
してその詳細な説明を省略する。
一形態を図1〜図5に従って説明する。尚、本形態にお
いて、従来技術と同様の部材については同一の符号を付
してその詳細な説明を省略する。
【0014】図1は、自動車の室内を示す。ルーフ1は
ピラー2により支持され、そのルーフ1の前端部、ピラ
ー2等によって前記したフロントガラス53が取着され
ている。ルーフ1の中央部1aには、運転者が後方を確
認するためのインナーミラー3及び各種室内灯4が所定
位置に配設された固定部材5が固定されている。この固
定部材5の運転席側(図1において右側)には、摺動部
材としての運転席用サンバイザ6が配置され、又、助手
席側(図1において左側)には、摺動部材としての助手
席用サンバイザ7が配置されている。
ピラー2により支持され、そのルーフ1の前端部、ピラ
ー2等によって前記したフロントガラス53が取着され
ている。ルーフ1の中央部1aには、運転者が後方を確
認するためのインナーミラー3及び各種室内灯4が所定
位置に配設された固定部材5が固定されている。この固
定部材5の運転席側(図1において右側)には、摺動部
材としての運転席用サンバイザ6が配置され、又、助手
席側(図1において左側)には、摺動部材としての助手
席用サンバイザ7が配置されている。
【0015】運転席用サンバイザ6は、固定部材5側の
端部に支軸6aが設けられ備えられ同支軸6aとその他
端がフロントガラス53に沿うように運転席側のピラー
2に形成された摺動溝2aに嵌入されることによって支
持されている。又、同様に、助手席用サンバイザ7は、
固定部材5側の端部に支軸7aが設けられ備えられ同支
軸7aとその他端がフロントガラス53に沿うように助
手席側のピラー2に形成された摺動溝2aに嵌入される
ことによって支持されている。各サンバイザ6,7は、
それぞれフロントガラス53に沿って摺動するようにな
っている。ちなみに、各サンバイザ6,7は、その上端
がルーフ1の前端まで下方に摺動できる。そして、各サ
ンバイザ6,7は、ピラー2に形成された摺動溝2aに
沿って下方に摺動することによって、本来のサンバイザ
機能を発揮することができるようになっている。
端部に支軸6aが設けられ備えられ同支軸6aとその他
端がフロントガラス53に沿うように運転席側のピラー
2に形成された摺動溝2aに嵌入されることによって支
持されている。又、同様に、助手席用サンバイザ7は、
固定部材5側の端部に支軸7aが設けられ備えられ同支
軸7aとその他端がフロントガラス53に沿うように助
手席側のピラー2に形成された摺動溝2aに嵌入される
ことによって支持されている。各サンバイザ6,7は、
それぞれフロントガラス53に沿って摺動するようにな
っている。ちなみに、各サンバイザ6,7は、その上端
がルーフ1の前端まで下方に摺動できる。そして、各サ
ンバイザ6,7は、ピラー2に形成された摺動溝2aに
沿って下方に摺動することによって、本来のサンバイザ
機能を発揮することができるようになっている。
【0016】尚、各サンバイザ6,7は、その支軸6
a,7aが固定部材5内部にそれぞれ備えられたアクチ
ュエータ(図示しない)に連結され、アクチュエータの
駆動によって摺動溝2aに沿って上下方向に摺動され
る。このアクチュエータは、インパネ51に設けられた
駆動スイッチ(図示しない)の操作に基づいて駆動する
ようになっている。従って、運転者等は、駆動スイッチ
の操作によって各サンバイザ6,7を自由に上下方向に
摺動することができるようになっている。
a,7aが固定部材5内部にそれぞれ備えられたアクチ
ュエータ(図示しない)に連結され、アクチュエータの
駆動によって摺動溝2aに沿って上下方向に摺動され
る。このアクチュエータは、インパネ51に設けられた
駆動スイッチ(図示しない)の操作に基づいて駆動する
ようになっている。従って、運転者等は、駆動スイッチ
の操作によって各サンバイザ6,7を自由に上下方向に
摺動することができるようになっている。
【0017】前記運転席用サンバイザ6には、速度計、
回転計、各種表示灯等が表示される表示手段及び要部表
示部としての第1の表示部10及びナビゲーションシス
テムやTV放送等に使用される表示手段としての第2の
表示部20が設けられている。この第1,第2の表示部
10,20には車両情報が表示されて、運転者等はその
表示を通じて車両情報を得ることができる。
回転計、各種表示灯等が表示される表示手段及び要部表
示部としての第1の表示部10及びナビゲーションシス
テムやTV放送等に使用される表示手段としての第2の
表示部20が設けられている。この第1,第2の表示部
10,20には車両情報が表示されて、運転者等はその
表示を通じて車両情報を得ることができる。
【0018】図2は、図1における運転席用サンバイザ
6のX−X縦断面図を示す。運転席用サンバイザ6は、
第1の表示部10部分では中空状に形成されている。運
転席用サンバイザ6の裏面側上部11には、透明体より
なる外部光透過部としての外部光透過窓12が設けられ
ている。外部光透過窓12の内部には、外部光を屈折さ
せる断面三角形状のプリズム13が透明体よりなる支持
部材14によって支持されている。このプリズム13の
図2において右下辺には、照明ランプ15が取着されて
いる。又、プリズム13の図2において左下辺の支持部
材14には、透過型LCD(Liquid Crystal Display
)パネル16が取着されている。そして、照明ランプ
15は、外部光透過窓12を通過する光量に応じて明る
さが変化するように制御され、透過型LCDパネル16
に一定の光量を供給するようになっている。
6のX−X縦断面図を示す。運転席用サンバイザ6は、
第1の表示部10部分では中空状に形成されている。運
転席用サンバイザ6の裏面側上部11には、透明体より
なる外部光透過部としての外部光透過窓12が設けられ
ている。外部光透過窓12の内部には、外部光を屈折さ
せる断面三角形状のプリズム13が透明体よりなる支持
部材14によって支持されている。このプリズム13の
図2において右下辺には、照明ランプ15が取着されて
いる。又、プリズム13の図2において左下辺の支持部
材14には、透過型LCD(Liquid Crystal Display
)パネル16が取着されている。そして、照明ランプ
15は、外部光透過窓12を通過する光量に応じて明る
さが変化するように制御され、透過型LCDパネル16
に一定の光量を供給するようになっている。
【0019】又、前記運転席用サンバイザ6の透過型L
CDパネル16に対向する対向面には、反射鏡17が取
着されている。更に、同サンバイザ6の表面側下部18
には、透明体よりなる表示窓19が設けられている。そ
して、透過型LCDパネル16は速度計、回転計、各種
表示灯等の車両情報を表示し、同パネル16の背面側
(プリズム13側)から一定の光量を得ることによって
車両情報が反射鏡17にて反射するようになっている。
運転者は、反射鏡17にて反射された車両情報を表示窓
19を介して視認できるようになっている。尚、表示窓
19の縦方向の長さL1は、透過型LCDパネル16の
縦方向の長さL2の長さに対応して決定されている。つ
まり、透過型LCDパネル16に表示された車両情報が
反射鏡17によって反射され表示窓19を介して表示さ
れるため、表示窓19は、同パネル16に表示された車
両情報を運転者が十分に視認できる長さL1にて形成さ
れる。
CDパネル16に対向する対向面には、反射鏡17が取
着されている。更に、同サンバイザ6の表面側下部18
には、透明体よりなる表示窓19が設けられている。そ
して、透過型LCDパネル16は速度計、回転計、各種
表示灯等の車両情報を表示し、同パネル16の背面側
(プリズム13側)から一定の光量を得ることによって
車両情報が反射鏡17にて反射するようになっている。
運転者は、反射鏡17にて反射された車両情報を表示窓
19を介して視認できるようになっている。尚、表示窓
19の縦方向の長さL1は、透過型LCDパネル16の
縦方向の長さL2の長さに対応して決定されている。つ
まり、透過型LCDパネル16に表示された車両情報が
反射鏡17によって反射され表示窓19を介して表示さ
れるため、表示窓19は、同パネル16に表示された車
両情報を運転者が十分に視認できる長さL1にて形成さ
れる。
【0020】又、前記第1の表示部10では速度計、回
転計、各種表示灯等が表示されるため、運転者の視認頻
度は高い。そこで、運転者の視認性を向上するために、
即ち前方正面と表示窓19との目線の移動を小さくする
ために、表示窓19は、上記したように運転席用サンバ
イザ6の下方に配置されている。
転計、各種表示灯等が表示されるため、運転者の視認頻
度は高い。そこで、運転者の視認性を向上するために、
即ち前方正面と表示窓19との目線の移動を小さくする
ために、表示窓19は、上記したように運転席用サンバ
イザ6の下方に配置されている。
【0021】図3は、図1における運転席用サンバイザ
6のY−Y縦断面図を示す。運転席用サンバイザ6は、
第2の表示部20部分では同サンバイザ6の表面側には
略四角形状をなした貫通口6bが形成され、その表面側
の貫通口6bの裏面側に対応した位置に同形状の略四角
形状をなした外部光透過部としての貫通口6cが形成さ
れている。運転席用サンバイザ6の表面側の貫通口6b
には透過型LCDパネル21が嵌合されている。又、運
転席用サンバイザ6の裏面側の貫通口6cには、照明ラ
ンプ22が取着されている。そして、照明ランプ22
は、運転席用サンバイザ6の裏面側から入射する外部光
の光量に応じて明るさが変化するように制御され、透過
型LCDパネル21に一定の光量を供給するようになっ
ている。そして、透過型LCDパネル21はナビゲーシ
ョンシステムによる地図やTV放送等を表示し、同パネ
ル21の背面側から一定の光量を得ることによって地図
やTV放送等を見ることができるようになっている。
6のY−Y縦断面図を示す。運転席用サンバイザ6は、
第2の表示部20部分では同サンバイザ6の表面側には
略四角形状をなした貫通口6bが形成され、その表面側
の貫通口6bの裏面側に対応した位置に同形状の略四角
形状をなした外部光透過部としての貫通口6cが形成さ
れている。運転席用サンバイザ6の表面側の貫通口6b
には透過型LCDパネル21が嵌合されている。又、運
転席用サンバイザ6の裏面側の貫通口6cには、照明ラ
ンプ22が取着されている。そして、照明ランプ22
は、運転席用サンバイザ6の裏面側から入射する外部光
の光量に応じて明るさが変化するように制御され、透過
型LCDパネル21に一定の光量を供給するようになっ
ている。そして、透過型LCDパネル21はナビゲーシ
ョンシステムによる地図やTV放送等を表示し、同パネ
ル21の背面側から一定の光量を得ることによって地図
やTV放送等を見ることができるようになっている。
【0022】又、前記助手席用サンバイザ7には、運転
席用サンバイザ6の第2の表示部20と同様に構成され
た表示手段としての第3の表示部30が設けられてい
る。従って、運転席同様に、助手席でも地図やTV放送
等を見ることができるようになっている。
席用サンバイザ6の第2の表示部20と同様に構成され
た表示手段としての第3の表示部30が設けられてい
る。従って、運転席同様に、助手席でも地図やTV放送
等を見ることができるようになっている。
【0023】従って、図4に示すように、運転席用サン
バイザ6が未使用時、即ち同サンバイザ6の下端とルー
フ1の前端とが略一致する位置にあるとき、同サンバイ
ザ6に配置された各表示部10,20に(B矢印方向
に)運転者の視点中心を移動させても、その視点中心よ
り下方の視野範囲θ2は広く、運転者は前方の状況が知
覚し易い。ちなみに、図4中に点線で示すように、同サ
ンバイザ6を使用しているとき、即ち同サンバイザ6が
下方に移動しているとき、この移動とともに視点中心も
下方に移動するため、前方状況の知覚感度が減少するこ
とはない。
バイザ6が未使用時、即ち同サンバイザ6の下端とルー
フ1の前端とが略一致する位置にあるとき、同サンバイ
ザ6に配置された各表示部10,20に(B矢印方向
に)運転者の視点中心を移動させても、その視点中心よ
り下方の視野範囲θ2は広く、運転者は前方の状況が知
覚し易い。ちなみに、図4中に点線で示すように、同サ
ンバイザ6を使用しているとき、即ち同サンバイザ6が
下方に移動しているとき、この移動とともに視点中心も
下方に移動するため、前方状況の知覚感度が減少するこ
とはない。
【0024】又、図5に示すように、運転者等が各サン
バイザ6,7にそれぞれ配置された第2,第3の表示部
20,30にTV放送等を映し出して見るとき、各表示
部20,30は上方に位置しているため、運転者等は例
えばシートを倒してリラックスした状態で各表示部2
0,30を見ることが可能である。
バイザ6,7にそれぞれ配置された第2,第3の表示部
20,30にTV放送等を映し出して見るとき、各表示
部20,30は上方に位置しているため、運転者等は例
えばシートを倒してリラックスした状態で各表示部2
0,30を見ることが可能である。
【0025】上記したように、本形態によれば、以下の
特徴を有する。 (1)運転席用サンバイザ6に配置された各表示部1
0,20に(B矢印方向に)運転者の視点中心を移動さ
せても、その視点中心より下方の視野範囲θ2は広く、
運転者は前方の状況が知覚し易い。従って、各表示部1
0,20に表示された速度計、回転計、各種表示灯等、
及び、モニタ等の視認時に前方状況の知覚感度を向上す
ることができる。
特徴を有する。 (1)運転席用サンバイザ6に配置された各表示部1
0,20に(B矢印方向に)運転者の視点中心を移動さ
せても、その視点中心より下方の視野範囲θ2は広く、
運転者は前方の状況が知覚し易い。従って、各表示部1
0,20に表示された速度計、回転計、各種表示灯等、
及び、モニタ等の視認時に前方状況の知覚感度を向上す
ることができる。
【0026】又、運転者等が各サンバイザ6,7にそれ
ぞれ配置された第2,第3の表示部20,30にTV放
送等を映し出して見るとき、各表示部20,30は上方
に位置するため、運転者等は例えばシートを倒してリラ
ックスした状態で各表示部20,30を見ることができ
る。
ぞれ配置された第2,第3の表示部20,30にTV放
送等を映し出して見るとき、各表示部20,30は上方
に位置するため、運転者等は例えばシートを倒してリラ
ックスした状態で各表示部20,30を見ることができ
る。
【0027】又、上方に位置する各表示部20,30
は、後部座席からでも容易に見ることができる。 (2)速度計、回転計、各種表示灯等が表示される第1
の表示部10は、運転席用サンバイザ6の下方に配置さ
れている。従って、運転者の視認頻度が高い第1の表示
部10を下方に配置することで、運転者の目線の移動を
小さくすることができ、運転者の視認性を向上すること
ができる。
は、後部座席からでも容易に見ることができる。 (2)速度計、回転計、各種表示灯等が表示される第1
の表示部10は、運転席用サンバイザ6の下方に配置さ
れている。従って、運転者の視認頻度が高い第1の表示
部10を下方に配置することで、運転者の目線の移動を
小さくすることができ、運転者の視認性を向上すること
ができる。
【0028】(3)各サンバイザ6,7は、本来のサン
バイザ機能を発揮するとともにそれぞれ表示部10,2
0,30が備えられる。従って、部品を共通化すること
ができる。
バイザ機能を発揮するとともにそれぞれ表示部10,2
0,30が備えられる。従って、部品を共通化すること
ができる。
【0029】(4)各サンバイザ6,7は、その支軸6
a,7aが固定部材5内部にそれぞれ備えられたアクチ
ュエータに連結され、インパネ51に設けられた駆動ス
イッチの操作に基づくアクチュエータの駆動によって摺
動溝2aに沿って上下方向に摺動される。従って、各サ
ンバイザ6,7を運転者の好みに応じて見易いように上
下方向に調整することができる。
a,7aが固定部材5内部にそれぞれ備えられたアクチ
ュエータに連結され、インパネ51に設けられた駆動ス
イッチの操作に基づくアクチュエータの駆動によって摺
動溝2aに沿って上下方向に摺動される。従って、各サ
ンバイザ6,7を運転者の好みに応じて見易いように上
下方向に調整することができる。
【0030】(5)表示窓19の縦方向の長さL1は、
図2に示すように、運転席用サンバイザ6の縦方向の長
さよりも小さく形成されている。従って、その表示窓1
9の縦方向の長さL1に対応した透過型LCDパネル1
6の縦方向の長さL2も小さくできるため、運転席用サ
ンバイザ6の厚みを薄くすることができる。つまり、意
匠性を大きく害することがない。
図2に示すように、運転席用サンバイザ6の縦方向の長
さよりも小さく形成されている。従って、その表示窓1
9の縦方向の長さL1に対応した透過型LCDパネル1
6の縦方向の長さL2も小さくできるため、運転席用サ
ンバイザ6の厚みを薄くすることができる。つまり、意
匠性を大きく害することがない。
【0031】(6)各表示部10,20,30は、裏面
側から外部光を照明として利用することができる。従っ
て、各表示部10,20,30に関する消費電力の低減
を図ることができる。
側から外部光を照明として利用することができる。従っ
て、各表示部10,20,30に関する消費電力の低減
を図ることができる。
【0032】尚、本発明は以下のように変更してもよ
く、その場合にも同様の作用及び効果が得られる。 (1)上記実施の形態では、各サンバイザ6,7は、そ
の支軸6a,7aが固定部材5内部にそれぞれ備えられ
たアクチュエータに連結され、インパネ51に設けられ
た駆動スイッチの操作に基づくアクチュエータの駆動に
よって摺動溝2aに沿って上下方向に摺動するようにし
たが、手動で上下方向に摺動するように構成して実施し
てもよい。
く、その場合にも同様の作用及び効果が得られる。 (1)上記実施の形態では、各サンバイザ6,7は、そ
の支軸6a,7aが固定部材5内部にそれぞれ備えられ
たアクチュエータに連結され、インパネ51に設けられ
た駆動スイッチの操作に基づくアクチュエータの駆動に
よって摺動溝2aに沿って上下方向に摺動するようにし
たが、手動で上下方向に摺動するように構成して実施し
てもよい。
【0033】(2)上記実施の形態では、運転席用サン
バイザ6には、2つの第1,第2の表示部10,20が
配設されているが、一体化して実施してもよい。 (3)上記実施の形態では、各サンバイザ6,7は、摺
動溝2aに沿って上下方向に摺動するようにしたが、各
サンバイザ6,7の上部のみを同じく上下方向に摺動可
能に支持し、支持した上部を軸として下部を前後方向に
回動するように構成して実施してもよい。
バイザ6には、2つの第1,第2の表示部10,20が
配設されているが、一体化して実施してもよい。 (3)上記実施の形態では、各サンバイザ6,7は、摺
動溝2aに沿って上下方向に摺動するようにしたが、各
サンバイザ6,7の上部のみを同じく上下方向に摺動可
能に支持し、支持した上部を軸として下部を前後方向に
回動するように構成して実施してもよい。
【0034】(4)上記実施の形態では、各表示部1
0,20,30には、透過型LCDパネルを用い、同パ
ネルの裏面側から外部光を照明として利用するようにし
たが、非透過型LCDパネルを用いて実施してもよい。
0,20,30には、透過型LCDパネルを用い、同パ
ネルの裏面側から外部光を照明として利用するようにし
たが、非透過型LCDパネルを用いて実施してもよい。
【0035】(5)上記実施の形態では、助手席用サン
バイザ7にも表示部30を設けたが、とくに設けず実施
してもよい。 以上、この発明の実施の各形態について説明したが、各
形態から把握できる請求項以外の技術思想について、以
下にそれらの効果とともに記載する。
バイザ7にも表示部30を設けたが、とくに設けず実施
してもよい。 以上、この発明の実施の各形態について説明したが、各
形態から把握できる請求項以外の技術思想について、以
下にそれらの効果とともに記載する。
【0036】(イ)請求項1〜3の表示装置において、
車両情報を表示する表示手段を備え、サンバイザとして
機能する前記摺動部材は、少なくとも運転席側に備えら
れた表示装置。このように構成すれば、表示装置に関す
るコストを低減することができる。
車両情報を表示する表示手段を備え、サンバイザとして
機能する前記摺動部材は、少なくとも運転席側に備えら
れた表示装置。このように構成すれば、表示装置に関す
るコストを低減することができる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
運転者が速度計、回転計、各種表示灯等、及び、モニタ
等の視認時に前方状況の知覚感度を向上することができ
る表示装置を提供することができる。
運転者が速度計、回転計、各種表示灯等、及び、モニタ
等の視認時に前方状況の知覚感度を向上することができ
る表示装置を提供することができる。
【図1】本実施の形態における車内を説明するための説
明図。
明図。
【図2】図1におけるX−X縦断面図。
【図3】図1におけるY−Y縦断面図。
【図4】運転者の視野範囲を説明するための説明図。
【図5】同じく運転者の視野範囲を説明するための説明
図
図
【図6】従来の運転席を説明するための説明図。
【図7】従来における運転者の視野範囲を説明するため
の説明図。
の説明図。
【符号の説明】 1…ルーフ、6…摺動部材としての運転席用サンバイ
ザ、6c…外部光透過部としての貫通口、7…摺動部材
としての助手席用サンバイザ、10…表示手段及び要部
表示部としての第1の表示部、12…外部光透過部とし
ての外部光透過窓、20,30…表示手段としての第
2,第3の表示部、16,21…透過型LCDパネル。
ザ、6c…外部光透過部としての貫通口、7…摺動部材
としての助手席用サンバイザ、10…表示手段及び要部
表示部としての第1の表示部、12…外部光透過部とし
ての外部光透過窓、20,30…表示手段としての第
2,第3の表示部、16,21…透過型LCDパネル。
Claims (3)
- 【請求項1】 車両のルーフ(1)前端部より下方に移
動可能に支持されサンバイザとして機能する摺動部材
(6,7)に車両情報を表示する表示手段(10,2
0,30)を設けた表示装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の表示装置において、 前記表示手段(10,20,30)の運転者の視認頻度
の高い要部表示部(10)は、前記摺動部材(6)の下
方に偏位して配置した表示装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の表示装置におい
て、 前記表示手段(10,20,30)には、透過型LCD
パネル(16,21)が備えられ、同パネル(16,2
1)の照明の一部として外部光を裏面側から取り入れる
べく前記摺動部材(6,7)に外部光透過部(6c,1
2等)を形成した表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8228599A JPH1067258A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8228599A JPH1067258A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1067258A true JPH1067258A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16878886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8228599A Pending JPH1067258A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1067258A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016168931A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用サンバイザ |
WO2016206789A1 (en) | 2015-06-24 | 2016-12-29 | Audi Ag | Arrangement of an observation device on a motor vehicle, motor vehicle with such an arrangement and method for operating an observation device |
CN116022039A (zh) * | 2023-03-29 | 2023-04-28 | 长安新能源南京研究院有限公司 | 车辆副驾屏tv模式的控制方法、系统、车辆及存储介质 |
-
1996
- 1996-08-29 JP JP8228599A patent/JPH1067258A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016168931A (ja) * | 2015-03-12 | 2016-09-23 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用サンバイザ |
US9987908B2 (en) | 2015-03-12 | 2018-06-05 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle sun visor |
WO2016206789A1 (en) | 2015-06-24 | 2016-12-29 | Audi Ag | Arrangement of an observation device on a motor vehicle, motor vehicle with such an arrangement and method for operating an observation device |
CN116022039A (zh) * | 2023-03-29 | 2023-04-28 | 长安新能源南京研究院有限公司 | 车辆副驾屏tv模式的控制方法、系统、车辆及存储介质 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060801 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061128 |