JPH1067139A - 光走査型電子写真記録装置の記録方法 - Google Patents

光走査型電子写真記録装置の記録方法

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JPH1067139A
JPH1067139A JP9031585A JP3158597A JPH1067139A JP H1067139 A JPH1067139 A JP H1067139A JP 9031585 A JP9031585 A JP 9031585A JP 3158597 A JP3158597 A JP 3158597A JP H1067139 A JPH1067139 A JP H1067139A
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JP9031585A
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English (en)
Inventor
Satoru Tomita
悟 冨田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 斜線、細線等のエッジ部のジャギーが目立つ
ことなく記録することである。 【解決手段】 光ビームを画情報に応じて変調し、この
変調光を偏向させて感光体面を露光走査することにより
静電潜像を形成し、この静電潜像を顕像化して画情報に
応じた記録を行なう光走査型電子写真記録装置におい
て、前記光ビームを走査する主走査方向の記録密度を感
光体9が移動する副走査方向の記録密度より相対的に大
として記録を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザダイオー
ド、He−Neレーザ等の光ビームを用いる光走査型電
子写真記録装置の記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画素単位で記録を行なう
装置は、「NIKKEI MECANICAL 198
4.11.19」等の雑誌により知られており、特に近
年においてその開発、改良が盛んである。この種の記録
装置では、記録密度という条件があり、この記録密度が
小なる記録画像はそのエッジ部にギザギザ(このギザギ
ザをジャギーと称する)が顕著に現われ、記録密度が大
なる記録画像ではこのジャギーが目立たなくなるという
傾向にあることが知られている。これは、特に、斜線、
細線等によく認められることから、漢字、カナ文字を記
録する場合には重要な条件となる。従つて、記録密度を
大とすれば、画像エッジ部のジャギーが目立たなくする
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、主走査方向
の記録密度を大とすることは、光ビームの走査速度に対
して画素周波数を相対的に大として増加させることを意
味し、副走査方向の記録密度を大とすることは感光体線
速度に対して偏向器の走査周波数を相対的に大とするこ
とを意味する。従って、良好なる画像を得るために、主
走査方向及び副走査方向の両方の記録密度を大とすると
なると、装置の他の仕様、例えば記録速度、コスト等に
与える影響が大きくて実用的ではない。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、主走査方向及び副走査方向双方の記録密度をとも
に大とすることなくいずれか一方の記録密度を大とする
ことにより斜線、細線等のエッジ部のジャギーが目立つ
ことなく記録することができる光ビームを用いる光走査
型電子写真記録装置の記録方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】光ビームを画情報に応じ
て変調し、この変調光を偏向させて感光体面を露光走査
することにより静電潜像を形成し、この静電潜像を顕像
化して画情報に応じた記録を行なう光走査型電子写真記
録装置において、前記光ビームを走査する主走査方向の
記録密度を感光体が移動する副走査方向の記録密度より
相対的に大として記録を行なう。従って、副走査方向の
記録密度について仕様変更を伴うことなく、主走査方向
のみの変更で、斜線、細線等の画像エッジ部のジャギー
が目立たない状態で記録することができ、実用的なもの
とすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第一の形態を図1
ないし図3に基づいて説明する。まず、図1は本発明が
適用される光走査型電子写真記録装置としてHe−Ne
レーザを用いたレーザプリンタの基本構成を示すブロッ
ク図である。レーザ1からの光ビームは変調光学系2を
介して光変調器3に入力されて変調される。この変調動
作は画情報に応じてなされるものであり、信号発生部4
からの信号が信号制御系5を介して光変調器3に与えら
れる。光変調器3により変調された変調光はビームエク
スパンダ6により拡張された後、光偏向器7により偏向
され、走査レンズ8を介して感光体9上を露光走査する
ことになる。この感光体9に対しては普通紙複写機等と
同様な電子写真機構部10が設けられている。又、光偏
向器7により偏向されて走査する光ビームの一部は感光
体9面での各走査の書き込みタイミングを決める同期検
知光とされ、同期系11により同期が採られている。
【0007】図2はその具体的構造の一例を示すもの
で、変調光学系2としてビームコンプレッサ2a、光変
調器3としてAO変調器3aが用いられている。又、光
偏向器7はシリンドリカルレンズ7aを介して入射され
る光を回転軸7bに取付けられた回転多面鏡7cにより
偏向走査するものである。そして、走査レンズ8はトロ
イダルレンズ8aとfθレンズ8bとにより構成されて
いる。
【0008】これにより、記録動作はレーザ1からの光
ビームを感光体9の幅方向に主走査させながら、感光体
9を副走査方向に回転させることにより行なわれる。よ
り具体的には、レーザ1からの光ビームはビームコンプ
レッサ2aにより集束され、これが画情報に応じて光変
調器3(AO変調器3a)により変調されて平行ビーム
となり、この変調光が光偏向器7(回転多面鏡7c)に
より偏向されて走査レンズ8を介して感光体9面上を露
光走査することになる。この際、感光体9は帯電チャー
ジャにより帯電済みであるので、この露光走査により感
光体9表面には静電潜像が形成される。この静電潜像は
現像装置により現像されて顕像化され、これが転写紙に
転写されて記録されることになる。このような処理は普
通紙複写機等において周知であるので、詳細な説明は省
略する。
【0009】ところで、本実施の形態の記録方式として
は、ネガ−ポジ記録方式が採用されている。つまり、一
様に帯電された感光体9表面に対して文字、線等の画像
部に対応する部分を露光し、この露光により減少させら
れた感光体9上の表面電位の低下した部分にトナー等を
付着させて現像するものである。
【0010】しかして、図3(a)〜(d)はこのようなネ
ガ−ポジ記録における1ドットラインの斜線に対する感
光体9上の潜像電位の分布を示すものであり、図中、電
位分布を示す線は等電位線にて表示されている。ここ
に、同図(a)は主走査方向記録密度×副走査方向記録密
度が400×400DPI(Dots/Inch)の場合であ
り、以下同様に、同図(b)は480×400DPIの場
合であり、同図(c)は400×480DPIの場合であ
り、同図(d)は480×480DPIの場合であり、本
実施の形態では同図(b)に示した480×400DPI
による記録密度の場合に関するものである。
【0011】まず、ネガ−ポジ記録にあっては、前述し
たように、露光により電位の低下した部分にトナーが付
着するので、図3に示す等電位線はそのドットラインの
端部側から中央部に向かって次第に電位が低下している
ことが示される。そして、現像工程では、あるスレッシ
ュホールド電位以下の部分にトナーが付着するものと基
本的には考えられるので、今、図3では端部から4本目
に太線で示す等電位線をスレッシュホールド電位とし
て、この太線より内側の部分にトナーが付着するものと
考えることができる。このような想定により、図3(a)
〜(d)を比較することにより斜線エッジ部のジャギーの
程度がわかる。つまり、同図(b),(d)に示す如く主走
査方向の記録密度を480DPIとしたものが、斜線が
滑らかであることがわかる。ここで、この滑らかさを定
量的に表現するため、ジャギー率という特性を ジャギー率={(A−B)/(A+B)}×100
〔%〕 と定義し(ここに、Aは図3に示すように太線間の幅広
部分の幅であり、Bは太線間の幅狭部分の幅である)、
例示した4つのパターンを評価してみると、表1のよう
な結果となる。
【0012】
【表1】
【0013】このような結果によれば、主走査方向、副
走査方向とも480DPIの記録密度にするのがよいこ
とがわかるが、本実施の形態で採用するように、副走査
方向は400DPIの記録密度のままとし、主走査方向
のみを480DPIの記録密度にしても(図3(b)方
式)、特に斜線等の記録に際してかなり滑らかな記録が
可能となり、ジャギーの目立たないものとすることがで
きる。これを装置で考えれば400×400DPIの記
録密度の装置は存在するものであり、このような装置に
おいて主走査方向のみを400DPIから480DPI
の記録密度に変更し、副走査方向の記録密度は400D
PIのままにしておくことができる。つまり、主走査方
向の記録密度のみを若干増加させるだけの変更で、斜
線、細線等の画像エッジ部におけるジャギーの目立たな
い記録が可能となる。
【0014】つづいて、本発明の実施の第二の形態を図
4を参照して説明する。本実施の形態は、ポジ−ポジ記
録方式に適用したものであり、図4はこの場合の1ドッ
トラインの斜線の潜像電位の分布を示すものである。記
録密度は、図3の場合と同様に、同図(a)は主走査方向
記録密度×副走査方向記録密度が400×400DPI
(Dots/Inch)の場合であり、以下同様に、同図(b)
は480×400DPIの場合であり、同図(c)は40
0×480DPIの場合であり、同図(d)は480×4
80DPIの場合であり、本実施の形態では同図(b)に
示す480×400DPIを採用するものである。
【0015】ここで、ポジ−ポジ記録方式は、文字、線
等の画像部に対応する部分以外を露光して感光体9上の
表面電荷を減少させるものであり、感光体9表面におい
て表面電位のあまり低下していない部分にトナー等を付
着させて現像することになる。従って、図4では等電位
線の内側程電位の高い部分となるが、トナーは図3の場
合と同様に太線で示す等電位線の内側の部分に付着する
ものと考えられる。このようにポジ−ポジ記録方式にあ
っても、記録密度を480×480DPIとするのがよ
いことがわかるが、本実施の形態のように主走査方向の
記録密度のみを480DPIとし、副走査方向の記録密
度は400DPIのままとしも良好なる斜線画像の記録
がなされることが理解される。ここに、本実施の形態の
場合のジャギー率を表2に示す。
【0016】
【表2】
【0017】ところで、一般的に、ネガ−ポジ記録方式
に比べてポジ−ポジ記録方式の方が画像エッジ部のジャ
ギーが大であるということができ、これは表1に対する
表2の数値からも理解し得る。しかし、何れの記録方式
を採るとしても、図1及び図2に示したような記録装置
において、主走査方向の記録密度のみを若干増加させる
という仕様変更で、ジャギーの目立たない記録が可能と
なる。ここに、主走査方向/副走査方向の記録密度を変
えるということは、1ドットラインの斜線の角度が45
度から変わることを意味するが、これは基本的にフォン
ト、パターンの構成を設計することによりカバーできる
内容のものである。
【0018】なお、上述した実施の形態では、He−N
eレーザを用いたものであるが、光ビーム発生源として
半導体レーザを用いてもよい。図5は半導体レーザ12
を用いる場合のレーザプリンタの構成を示すブロック図
である。この場合、半導体レーザ12からの光ビームは
コリメートレンズ13により変調されて光偏向器7によ
る偏向を受けることになる。
【0019】
【発明の効果】本発明は上述のように、光ビームを画情
報に応じて変調し、この変調光を偏向させて感光体面を
露光走査することにより静電潜像を形成し、この静電潜
像を顕像化して画情報に応じた記録を行なう光走査型電
子写真記録装置において、前記光ビームを走査する主走
査方向の記録密度を感光体が移動する副走査方向の記録
密度より相対的に大として記録を行なうので、副走査方
向の記録密度について仕様変更を伴うことなく、主走査
方向のみの変更で、斜線、細線等の画像エッジ部のジャ
ギーが目立たない状態で記録することができ、実用的な
ものとすることができると云う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一の形態を示すレーザプリン
タのブロック図である。
【図2】その具体的構造を示す斜視図である。
【図3】記録密度を変えた場合の潜像電位分布を示す特
性図である。
【図4】本発明の実施の第二の形態における記録密度を
変えた場合の潜像電位分布を示す特性図である。
【図5】半導体レーザを用いる場合のレーザプリンタの
ブロック図である。
【符号の説明】
9 感光体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを画情報に応じて変調し、この
    変調光を偏向させて感光体面を露光走査することにより
    静電潜像を形成し、この静電潜像を顕像化して画情報に
    応じた記録を行なう光走査型電子写真記録装置におい
    て、前記光ビームを走査する主走査方向の記録密度を感
    光体が移動する副走査方向の記録密度より相対的に大と
    して記録を行なうことを特徴とする光走査型電子写真記
    録装置の記録方法。
JP9031585A 1997-02-17 1997-02-17 光走査型電子写真記録装置の記録方法 Pending JPH1067139A (ja)

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