JPH0675975B2 - 光走査型電子写真記録装置の記録方法 - Google Patents

光走査型電子写真記録装置の記録方法

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JPH0675975B2
JPH0675975B2 JP60077875A JP7787585A JPH0675975B2 JP H0675975 B2 JPH0675975 B2 JP H0675975B2 JP 60077875 A JP60077875 A JP 60077875A JP 7787585 A JP7787585 A JP 7787585A JP H0675975 B2 JPH0675975 B2 JP H0675975B2
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悟 冨田
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、レーザダイオード、He−Neレーザ等の光ビー
ムを用いる光走査型電子写真記録装置の記録方法に関す
る。
従来技術 従来、この種の画素単位で記録を行なう装置は、「NIKK
EI MECANICAL 1984.11.19」等の雑誌により知られて
おり、特に近年においてその開発、改良が盛んである。
この種の記録装置では、記録密度という条件があり、こ
の記録密度が小なる記録画像はそのエツジ部にギザギザ
(このギザギザをジヤギーと称する)が顕著に現われ、
記録密度が大なる記録画像ではこのジヤギーが目立たな
くなるという傾向にあることが知られている。これは、
特に、斜線、細線等によく認められることから、漢字、
カナ文字を記録する場合には重要な条件となる。従つ
て、記録密度を大とすれば、画像エツジ部のジヤギーが
目立たなくすることができる。
ところが、主走査方向の記録密度を大とすることは、光
ビームの走査速度に対して画素周波数を相対的に大とし
て増加させることを意味し、副走査方向の記録密度を大
とすることは感光体線速度に対して偏向器の走査周波数
を相対的に大とすることを意味する。従つて、良好なる
画像を得るために、主走査方向及び副走査方向の記録密
度を大とするとなると、装置の他の仕様、例えば記録速
度、コスト等に与える影響が大きくて実用的ではない。
目的 本発明は、このような点に鑑みなされたもので、主走査
方向及び副走査方向双方の記録密度を大とすることなく
斜線、細線等のエツジ部のジヤギーが目立つことなく記
録することができる光ビームを用いる光走査型電子写真
記録装置の記録方法を提供することを目的とする。
構成 本発明は、上記目的を達成するため、光ビームを画情報
に応じて変調し、この変調光を偏向させて感光体面を露
光走査することにより静電潜像を形成し、この静電潜像
を顕像化して画情報に応じた記録を行なう光走査型電子
写真記録装置において、前記感光体が移動する副走査方
向の記録密度を前記光ビームを走査する主走査方向の記
録密度より相対的に大として記録を行なうことを特徴と
するものである。
以下、本発明の第一の実施例を第1図ないし第3図に基
づいて説明する。まず、第1図は本発明が適用される光
走査型電子写真記録装置としてHe−Neレーザを用いたレ
ーザプリンタの基本構成を示すブロツク図である。レー
ザ1からの光ビームは変調光学系2を介して光変調器3
に入力されて変調される。この変調動作は画情報に応じ
てなされるものであり、信号発生部4からの信号が信号
制御系5を介して光変調器3に与えられる。光変調器3
により変調された変調光はビームエクスパンダ6により
拡張された後、光偏向器7により偏向され、走査レンズ
8を介して感光体9上を露光走査することになる。この
感光体9に対しては普通紙複写機等と同様な電子写真機
構部10が設けられている。又、光偏向器7により偏向さ
れて走査する光ビームの一部は感光体9面での各走査の
書き込みタイミングを決める同期検知光とされ、同期系
11により同期が採られている。
第2図はその具体的構造の一例を示すもので、変調光学
系2としてビームコンプレツサ2a、光変調器3としてAO
変調器3aが用いられている。又、光偏向器7はシリンド
リカルレンズ7aを介して入射される光を回転軸7bに取付
けられた回転多面鏡7cにより偏向走査するものである。
そして、走査レンズ8はトロイダルレンズ8aとfθレン
ズ8bとにより構成されている。
これにより、記録動作はレーザ1からの光ビームを感光
体9の幅方向に主走査させながら、感光体9を副走査方
向に回転させることにより行なわれる。より具体的に
は、レーザ1からの光ビームはビームコンプレツサ2aに
より集束され、これが画情報に応じて光変調器3(AO変
調器3a)により変調されて平行ビームとなり、この変調
光が光偏向器7(回転多面鏡7c)により偏向されて走査
レンズ8を介して感光体9面上を露光走査することにな
る。この際、感光体9は帯電チヤージヤにより帯電済み
であるので、この露光走査により感光体9表面には静電
潜像が形成される。この静電潜像は現像装置により現像
されて顕像化され、これが転写紙に転写されて記録され
ることになる。このような処理は普通紙複写機等におい
て周知であるので、詳細な説明は省略する。
ところで、本実施例の記録方式としては、ネガ−ポジ記
録方式が採用されている。つまり、一様に帯電された感
光体9表面に対して文字、線等の画像部に対応する部分
を露光し、この露光により減少させられた感光体9上の
表面電位の低下した部分にトナー等を付着させて現像す
るものである。
しかして、第3図(a)〜(d)はこのようなネガ−ポ
ジ記録における1ドツトラインの斜線に対する感光体9
上の潜像電位の分布を示すものであり、図中、電位分布
を示す線は等電位線にて表示されている。ここに、同図
(a)は主走査方向記録密度×副走査方向記録密度が40
0×400DPI(Dots/Inch)の場合であり、以下同様に、同
図(b)は480×400DPIの場合であり、同図(c)は400
×480DPIの場合であり、同図(d)は480×480DPIの場
合であり、本実施例では同図(c)に示した400×480DP
Iによる記録密度を採用するものである。
まず、ネガ−ポジ記録にあつては、前述したように、露
光により電位の低下した部分にトナーが付着するので、
第3図に示す等電位線はそのドツトラインの端部側から
中央部に向かつて次第に電位が低下していることが示さ
れる。そして、現像工程では、あるスレツシユホールド
電位以下の部分にトナーが付着するものと基本的には考
えられるので、今、第3図では端部から4本目に太線で
示す等電位線をスレツシユホールド電位として、この太
線より内側の部分にトナーが付着するものと考えること
ができる。このような想定により、第3図(a)〜
(d)を比較することにより斜線エツジ部のジヤギーの
程度がわかる。つまり、同図(c),(d)に示す如く
副走査方向の記録密度を480DPIとしたものが、斜線が滑
らかであることがわかる。ここで、この滑らかさを定量
的に表現するため、ジヤギー率という特性を と定義し(ここに、Aは第3図に示すように太線間の幅
広部分の幅であり、Bは太線間の幅狭部分の幅であ
る)、例示した4つのパターンを評価してみると、第1
表のような結果となる。
このような結果によれば、主走査方向、副走査方向とも
480DPIの記録密度にするのがよいことがわかるが、本実
施例で採用するように、主走査方向は400DPIの記録密度
のままとし、副走査方向のみを480DPIの記録密度にして
も(第3図(c)方式)、特に斜線等の記録に際してか
なり滑らかな記録が可能となり、ジヤギーの目立たない
ものとすることができる。これを装置で考えれば400×4
00DPIの記録密度の装置は存在するものであり、このよ
うな装置において副走査方向のみを400DPIから480DPIの
記録密度に変更し、主走査方向の記録密度は400DPIのま
まにしておけることになる。つまり、副走査方向の記録
密度を若干増加させるだけの変更で、斜線、細線等の画
像エツジ部におけるジヤギーの目立たない記録が可能と
なる。
つづいて、本発明の第2の実施例を第4図を参照して説
明する。本実施例は、ポジ−ポジ記録方式に適用したも
のであり、第4図はこの場合の1ドツトラインの斜線の
潜像電位の分布を示すものである。記録密度は、第3図
の場合と同様に、同図(a)は主走査方向記録密度×副
走査方向記録密度が400×400DPI(Dots/Inch)の場合で
あり、以下同様に、同図(b)は480×400DPIの場合で
あり、同図(c)は400×480DPIの場合であり、同図
(d)は480×480DPIの場合であり、本実施例では同図
(c)に示す400×480DPIを採用するものである。
ここで、ポジ−ポジ記録方式は、文字、線等の画像部に
対応する部分以外を露光して感光体9上の表面電荷を減
少させるものであり、感光体9表面において表面電位の
あまり低下していない部分にトナー等を付着させて現像
することになる。従つて、第4図では等電位線の内側程
電位の高い部分となるが、トナーは第3図の場合と同様
に太線で示す等電位線の内側の部分に付着するものと考
えられる。このようにポジ−ポジ記録方式にあつても、
記録密度を480×480DPIとするのがよいことがわかる
が、本実施例のように副走査方向の記録密度のみを480D
PIとし、主走査方向の記録密度は400DPIのままとしも良
好なる斜線画像の記録がなされることが理解される。こ
こに、本実施例の場合のジヤギー率を第2表に示す。
ところで、一般的に、ネガ−ポジ記録方式に比べてポジ
−ポジ記録方式の方が画像エツジ部のジヤギーが大であ
るということができ、これは第1表に対する第2表の数
値からも理解し得る。しかし、何れの記録方式を採ると
しても、第1図及び第2図に示したような記録装置にお
いて、副走査方向の記録密度のみを若干増加させるとい
う仕様変更で、ジヤギーの目立たない記録が可能とな
る。ここに、主走査方向/副走査方向の記録密度を変え
るということは、1ドツトラインの斜線の角度が45度か
ら変わることを意味するが、これは基本的にフオント、
パターンの構成を設計することによりカバーできる内容
のものである。
なお、上述した実施例では、He−Neレーザを用いたもの
であるが、光ビーム発生源として半導体レーザを用いて
もよい。第5図は半導体レーザ12を用いる場合のレーザ
プリンタの構成を示すブロツク図である。この場合、半
導体レーザ12からの光ビームはコリメートレンズ13によ
り変調されて光偏向器7による偏向を受けることにな
る。
効果 本発明は、上述したように光ビーム方式のものにおい
て、感光体が移動する副走査方向の記録密度を光ビーム
の走査方向である主走査方向の記録密度より相対的に大
として記録を行なうようにしたので、主走査方向の記録
密度について仕様変更を伴うことなく、副走査方向のみ
の変更で、斜線、細線等の画像エツジ部のジヤギーが目
立たない状態で記録することができ、実用的なものとす
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例を示すレーザプリンタの
ブロツク図、第2図はその具体的構造を示す斜視図、第
3図(a)〜(d)は記録密度を変えた場合の潜像電位
分布を示す特性図、第4図(a)〜(d)は本発明の第
二の実施例の記録密度を変えた場合の潜像電位分布を示
す特性図、第5図は半導体レーザを用いる場合のレーザ
プリンタのブロツク図である。 1……レーザ、3……光変調器、7……光偏向器、9…
…感光体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ビームを画情報に応じて変調し、この変
    調光を偏向させて感光体面を露光走査することにより静
    電潜像を形成し、この静電潜像を顕像化して画情報に応
    じた記録を行なう光走査型電子写真記録装置において、
    前記感光体が移動する副走査方向の記録密度を前記光ビ
    ームを走査する主走査方向の記録密度より相対的に大と
    して記録を行なうことを特徴とする光走査型電子写真記
    録装置の記録方法。
JP60077875A 1985-04-12 1985-04-12 光走査型電子写真記録装置の記録方法 Expired - Lifetime JPH0675975B2 (ja)

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JPS57193173A (en) * 1981-05-22 1982-11-27 Fuji Photo Film Co Ltd Picture scanning and recording method
JPS5814669A (ja) * 1981-07-20 1983-01-27 Fuji Photo Film Co Ltd 網目画像信号作成方法

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