JPH1066763A

JPH1066763A - パチンコ機

Info

Publication number: JPH1066763A
Application number: JP9225798A
Authority: JP
Inventors: Fumiaki Sato; 佐藤　　文昭
Original assignee: Toyomaru Industry Co Ltd
Current assignee: Toyomaru Industry Co Ltd
Priority date: 1997-08-06
Filing date: 1997-08-06
Publication date: 1998-03-10

Abstract

(57)【要約】【課題】本発明は、パチンコ機の遊技盤に取付けの表
示器と遊技盤に描く絵柄に関するものであり、図柄表示
装置を大きく見せる効果を有するように構成するもので
ある。【解決手段】本発明のパチンコ機は、複数の点灯手段
３を遊技盤１に配列し、それらの点灯手段３が予め設定
の点灯態様となったとき、遊技者にとって有利となる特
別遊技状態を生起し、点灯手段に対応する絵柄４を遊技
盤に描くものであって、点灯手段３を小さく形成したと
しても、それに対応する絵柄も含めて表示装置であると
印象を与えて大きな表示装置を設置したパチンコ機と同
様の効果を奏することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の遊技
盤に取付けの表示器と遊技盤に描く絵柄に関する。

【０００２】

【従来の技術】パチンコ機には、遊技盤のほぼ中央に、
複数の図柄を可変表示する図柄表示部を有する特別図柄
表示器が配設してあり、遊技球が図柄始動口に入賞する
と、前記図柄表示部の図柄が変動を開始し、所定時間経
過後に順次図柄を停止して、予め設定の停止図柄でもっ
て、遊技者にとって有利となる多量の賞品球の払出しを
可能とする特別遊技状態（大当り）を生起する。又、他
の形式のパチンコ機には、複数のランプ（ＬＥＤ等）を
多数配設し、遊技球が始動口に入賞することによって、
前記ランプを順次点灯、消滅をして、所定時間経過後
に、所定位置のランプを点灯することによって大当りを
生起するものがある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】前記特別図柄表示器を
配設のパチンコ機にあっては、その表示器が大きけれ
ば、遊技者に対するアピール度が大きいが、製品コスト
が高くなるという問題が生ずる。又、遊技盤の大きさが
ほぼ決められていて、他の入賞口等を考慮したり、更に
は流下する遊技球の影響を考慮すると、特別図柄表示器
の大きさは制約され、余り大きな表示器の設置ができな
い。又、前記表示方法は、各々特徴があるが、遊技者
にとって新鮮味に欠けることとなってきた。そこで、本
発明は、新鮮味を奏するパチンコ機を提供するものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の請求項１のパチ
ンコ機は、複数の点灯手段を遊技盤に配列し、それらの
点灯手段が予め設定の点灯態様となったとき、遊技者に
とって有利となる特別遊技状態を生起し、点灯手段に対
応する絵柄を遊技盤に描くものである。そのため、点灯
手段を小さく形成したとしても、それに対応する絵柄も
含めて表示装置であると印象を与えて大きな表示装置を
設置したパチンコ機と同様の効果を奏することができ
る。又、請求項２のパチンコ機は、複数の図柄を変動表
示可能な図柄表示部と複数の点灯手段を遊技盤に配列
し、図柄表示部の図柄が変動停止して、予め設定の図柄
と一致したとき、点灯手段が予め設定の点灯態様となっ
たとき、遊技者にとって有利となる特別遊技状態を生起
するものであり、図柄表示部と点灯手段の組合せで特別
遊技状態の生起を図るものである。請求項３のパチンコ
機は、遊技盤に７セグメント表示体で構成の主表示器を
設置し、且つ、前記表示器の内側に図柄表示部を有する
副表示器を配設し、図柄表示部の図柄が変動停止して、
予め設定の図柄と一致したとき、前記主表示体が予め設
定の点灯態様となったとき、遊技者にとって有利となる
特別遊技状態を生起するものである。主表示器と図柄表
示器との組合せの表示装置であり、従来にない面白味の
ある図柄変動を介して特別遊技状態を奏する。

【０００５】

【発明の実施の形態】

（第１の実施の形態）図１の遊技盤は本実施の形態を示
し、遊技盤１のほぼ中央部には液晶による主表示器Ｌが
設置してあり、その周囲には、点灯手段として、複数の
環状ランプ（ＬＥＤ等）３が配設してある。この主表示
器Ｌは、遊技に関連する遊技方法や、遊技に関連しない
テレビ番組やビデオ映像等を表示して、遊技者のサービ
ス向上を図っている。前記環状ランプ３は、通常時に
は、適宜に点灯消滅を繰り返して、遊技者にアピールし
ている。又、前記環状ランプ３の表面には数字や数字以
外の図柄が描かれていて、点灯するとそれらが浮き上が
って見えると共に、それらの環状ランプに対応する位置
の遊技盤１上にも、同じ数字や図柄等の絵柄４が遊技者
が即座に認識できる大きさに描いてある。尚、遊技盤１
に設置のその他の入賞器等は、よく知られたものである
ため説明を略すと共に遊技内容も本発明に関する事項の
みを説明して、その他の説明は略す。

【０００６】遊技中において、遊技球が始動ゲート５を
通過すると、スタート位置の環状ランプ３ａから、順
次、時計方向に点灯消滅をしながら進行する。そして、
所定時間経過後に、点灯消滅の進行速度が遅くなり、点
灯と消滅が終了した位置の環状ランプ３を所定時間点灯
継続して、その点灯している環状ランプ３が、「７」の
数字の位置であれば、特別遊技状態（大当り）を生起し
遊技者にとって有利な状態とするが、それ以外は外れで
ある。尚、大当りとするか否かは、よく知られた循環カ
ウンタを介して選定する方式であるし、特別遊技状態と
なった後の作用はよく知られているため説明を省略し、
特別態様に到る点灯手段の点灯態様は前記の他の方法で
あってもよい。

【０００７】尚、前記環状ランプ３には、再スタートラ
ンプ３ｂが配置してあり、その再スタートランプ３ｂで
停止した時には、再び、その再スタートランプ３ｂか
ら、点灯消滅を繰返しながら時計方向に進む。そのた
め、環状ランプ３の点灯消滅の速度が遅くなって、大当
たりの「７」の位置で停止するか、否か、わくわくしな
がら見ることとなるが、「７」の位置で停止しなくて通
過しても、再スタートランプ３ｂで停止する可能性があ
るため、遊技者の興味を減らさない。

【０００８】尚、前記環状ランプ３は小さい物（消費電
力の小）を選定して消費電力の低減を図っているため、
その表面に描いてある数字や図柄が小さく、遊技者にと
っては明白に認識できないが、それらの環状ランプ３に
対応する遊技盤の位置に、同じ数字や図柄の絵柄４が大
きく描いてあるため容易に認識可能となる。又、遊技盤
１に設置の表示装置は、主表示器Ｌと環状ランプ３であ
るが、環状ランプ３に対応する位置に、対応する数字や
図柄等の絵柄を描くことによって、遊技者に、あたかも
全体が表示装置のような印象を与えることによって、大
きな表示装置を設置したパチンコ機であると認識させる
ことができる。尚、環状ランプ３の配列は、遊技盤の絵
柄等によって環状の他、任意に配置可能であるし、それ
らの環状ランプ３に対応する絵柄は、環状ランプ３上に
小さく描かれたものと同じものである必要はないし、更
には、環状ランプ３の表面には必ずしも図柄（絵柄）を
描かなくても、前記の遊技は可能である。

【０００９】又、遊技者は、同じ絵柄を有するパチンコ
機が長きにわたって使用されると、新鮮味がなくなるた
め、遊技店は、度々遊技盤を取替えたり、時にはパチン
コ機そのものを取り替えることを行っている。パチンコ
機メーカでは、新機種を発売する替りに遊技盤に描かれ
た絵柄だけを交換して販売する、所謂、セル替えをした
パチンコ機を販売している。しかし、セル替えを行った
パチンコ機は、表示部そのものは同じであるので、新機
種を販売するほど新鮮味を提供することはできない。し
かしながら、図１に示すように、本実施の形態のパチン
コ機は、液晶の主表示器Ｌとその周囲に配設の環状ラン
プ３で表示装置を構成し、遊技部に描かれた絵柄が表示
装置に対応しているため、例えば、図２の絵柄に変更し
た（セル替えを行った）パチンコ機は、遊技者にあたか
も表示装置が変更された印象を与え、新鮮なパチンコ機
で遊技を行うことができる。

【００１０】（第２実施の形態）図２に示す本実施の形
態は、前記第１の実施の形態とほぼ同じ構成であるた
め、同じ部品には同じ符号を附して説明を略す。遊技盤
１の中央部には液晶の主表示器Ｌが設置してあり、その
主表示器Ｌは右図柄表示部Ｌ１と左図柄表示部Ｌ２に区
別して、数字の「１」〜「１０」と英字の「Ｊ」、
「Ｑ」、「Ｋ」を変動表示可能となっている。又、環状
ランプ３の表面にも、数字の「１」〜「１０」と英字の
「Ｊ」、「Ｑ」、「Ｋ」が描かれていると共に、それら
の位置に対応する遊技盤１上には遊技者が容易に認識で
きる大きさで同じ数字等の絵柄４が描いてある。

【００１１】次に、前記構成のパチンコ機の遊技内容に
ついて説明すると、遊技球が始動ゲート５を通過する
と、主表示器Ｌの右図柄表示部Ｌ１と左図柄表示部Ｌ２
の図柄が一斉に変動を開始し、所定時間後に、右図柄表
示部Ｌ２の図柄が最初に停止し、次に左図柄表示部Ｌ１
の図柄が停止する。そして、それらの停止図柄が、異な
っているときには特別遊技状態（大当り）の可能性がな
いため次の図柄変動に備える。反対に、それらの停止図
柄が予め決められた図柄で一致したとき、リーチ状態と
なって、スタート位置の環状ランプ３ａから、順次、時
計方向に点灯消滅をしながら進行するため、遊技者は、
前記図柄表示部Ｌ１（Ｌ２）の停止図柄と比較しなが
ら、環状ランプ３に対応する大きな絵柄４で認識して、
大当りの期待感を抱かせる。そして、所定時間経過後
に、点灯消滅の進行速度が遅くなり、点灯消滅が終了し
た位置の環状ランプ３が、前記右図柄表示部Ｌ１（左図
柄表示部Ｌ２）の停止図柄と一致したとき、特別遊技状
態（大当り）となって、遊技者にとって有利な状態とな
る。尚、本実施の形態のパチンコ機も、前記第１実施の
形態のパチンコ機と同様に大きな表示装置を配置したと
同様の効果を奏すると共にセルの交換を容易にする。ま
た、主表示器と点灯手段の組合せを介して特別遊技状態
を表示するため、従来と異なる面白味を発揮する。尚、
前記第１実施の形態のパチンコ機と同様に、再スタート
の環状ランプ３ｂを備えることによって、同様な面白味
を発揮する。

【００１２】（第３の実施の形態）図３は本実施の形態
の遊技盤を示し、ほぼ中央部に配設の大きな主表示器１
０は、７セグメント表示体１０ａで形成してあって、数
字の０〜９を表示する。又、その主表示器１０の上側内
には、右図柄表示部Ｌ１と左図柄表示部Ｌ２で構成の液
晶の主表示器Ｌが配設してあって、これらの右図柄表示
部Ｌ１と左図柄表示部Ｌ２も数字の０〜９を表示する。
又、主表示器１０の下側内には、４個のランプ１３が配
列してあり、遊技球が始動ゲート５を通過した個数に対
応して点灯する。尚、遊技盤１に設置のその他の入賞器
等は、よく知られたものであるため説明を略すと共に遊
技内容も本発明に関する事項のみを説明して、その他の
説明は略す。

【００１３】遊技中、前記７セグメント表示体１０ａ
は、適宜に数字を表示しながら、点灯消滅を繰り返し
て、遊技機の雰囲気をかもしだしている。そして、遊技
球が始動ゲート５を通過すると、前記右図柄表示部Ｌ１
と左図柄表示部Ｌ２が一斉に図柄（０〜９の数字）変動
を開始すると共に主表示器１０も同様に数字（０〜９）
を変動表示する。その後、所定時間経過すると、最初に
右図柄表示部Ｌ１の図柄が停止し、次に左図柄表示部Ｌ
２の図柄が停止して、それらの停止図柄が、異なってい
るときには特別遊技状態（大当り）の可能性がないた
め、次の図柄変動に備える。反対に、それらの停止図柄
が予め決められた図柄で一致するとリーチ状態となっ
て、遊技者が、主表示器１０の図柄（数字）を認識でき
る程度にゆっくり変動表示する。この図柄の変動は、７
セグメント表示体１０ａで構成の大きな主表示器１０の
図柄（数字）が変動を行うので、従来の液晶表示器で表
す図柄変動とは、図柄変動のスケールを異にし、遊技者
にインパクトを与える。

【００１４】そして、遊技者は、前記図柄表示部Ｌ１
（Ｌ２）の停止図柄と比較しながら、主表示器１０の変
動図柄を大当りの期待感を持ち、所定時間経過後に、主
表示器Ｌの停止図柄が、前記右図柄表示部Ｌ１（左図柄
表示部Ｌ２）の停止図柄と一致したとき、特別遊技状態
（大当り）となって、遊技者にとって有利な状態とな
る。

【００１５】又、図４（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）は、遊技
盤１に取付けの図柄表示部Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３を前面に付
設の主表示器Ｌの側面を示し、取付け角度の調整を可能
とする機構を示す。即ち、主表示器Ｌの多くは液晶を使
用し、平均的な背丈の遊技者を想定して取り付けている
ため、その取付け角度では遊技者にとって見づらい場合
があるため、見やすい角度に調整を可能とするものであ
る。図４（Ａ）に示す構成について説明すると、図柄表
示部Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３を有する主表示器Ｌは、側部の支
持体２０の回動軸２１を介して回動可能に取り付ける。
又、主表示器Ｌの裏面には歯車２２を固定し、その歯車
２２に、正逆回転可能なモータ２３の回転軸に固定の歯
車２４と螺合する。モータ２３の正転、逆転によって主
表示器Ｌは傾斜し、見やすい角度にセットすることがで
きる。図４（Ｂ）は、リンク機構で主表示器Ｌを傾斜可
能とするものであって、モータ２３の回転軸２３ａにリ
ンク２５ａを取付ける。そして、リンク２５ｂの端部は
前記リンク２５ａと連結し、他端部を主表示器Ｌに回動
可能に取り付ける。モータ２３の正転、逆転によって、
前記リンク２５ａ、２５ｂを介して、主表示器Ｌは適宜
の角度にセットする。図４（Ｃ）は、図４（Ａ）におけ
る主表示器Ｌの支持体２０の回動軸２１にモータ２３の
回転軸を直結して、傾斜角度を調整するものである。
尚、前記の三例において、モータ２３の起動スイッチ
（図示略）は、遊技者が操作可能にパチンコ機の表側に
設けても、遊技店の従業員専用に裏面側に設けてもよ
い。又、前記モータ２３の回転量は傾斜角度により制限
されていることはいうまでもない。前記のように、主表
示器Ｌの取付け角度を調整可能とすることによって、図
柄表示が見づらい遊技者に対応することができる。

【００１６】

【発明の効果】請求項１のパチンコ機は、点灯手段を小
さく形成したとしても、それに対応する絵柄も含めて表
示装置であると印象を与えて、大きな表示装置を設置し
たと同様の効果を奏することができると共にセル交換の
効果を大とする。又、請求項２のパチンコ機は、請求項
１と同様の効果を有する他に、図柄表示部と点灯手段と
で特別遊技状態の生起を図るものであるため、従来にな
い面白味を発揮する。請求項３のパチンコ機は、主表示
器と図柄表示器との組合せの表示装置であり、従来にな
い面白味のある図柄変動を介して特別遊技状態を奏す
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１の実施の形態のパチンコ機の遊技盤の正面
図である。

【図２】第２の実施の形態のパチンコ機の遊技盤の正面
図である。

【図３】第３の実施の形態のパチンコ機の遊技盤の正面
図である。

【図４】主表示器の角度調整機構を示す図である。

【符号の説明】

１遊技盤３環状ランプ３ａスタート環状ランプ３ｂ再スタート環状ランプ４絵柄５始動ゲートＬ主表示器Ｌ１右図柄表示部Ｌ２左図柄表示部１０主表示器１０ａ７セグメント表示体

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【手続補正書】

【提出日】平成９年８月６日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】特許請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【特許請求の範囲】

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００４

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の請求項１のパチ
ンコ機は、複数の点灯手段を遊技盤に配設し、その点灯
手段が予め設定の点灯態様となったとき、遊技者にとっ
て有利となる特別遊技状態を生起し、点灯手段に対応す
る絵柄を遊技者が認識できる大きさに、遊技盤に描くも
のである。そのため、点灯手段を小さく形成したとして
も、それに対応する絵柄も含めて、表示装置であるとの
印象を与えて大きな表示装置を設置したパチンコ機と同
様の効果を奏することができる。又、請求項２のパチン
コ機は、複数の図柄を変動表示可能な図柄表示部と複数
の点灯手段を遊技盤に配設し、図柄表示部の図柄が予め
設定の図柄と一致し、且つ、点灯手段が予め設定の点灯
態様となったとき、遊技者にとって有利となる特別遊技
状態を生起するものであり、図柄表示部と点灯手段の組
合せで特別遊技状態の生起を図るものである。

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１２

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１２】（第３の実施の形態）図３は本実施の形態
の遊技盤を示し、ほぼ中央部に配設の大きな特別主表示
器１０は、７セグメント表示体１０ａで形成してあっ
て、数字の０〜９を表示する。又、その特別主表示器１
０の上側内には、右図柄表示部Ｌ１と左図柄表示部Ｌ２
で構成の液晶の主表示器Ｌが配設してあって、これらの
右図柄表示部Ｌ１と左図柄表示部Ｌ２も数字の０〜９を
表示する。又、特別主表示器１０の下側内には、４個の
ランプ１３が配列してあり、遊技球が始動ゲート５を通
過した個数に対応して点灯する。尚、遊技盤１に設置の
その他の入賞器等は、よく知られたものであるため説明
を略すと共に遊技内容も本発明に関する事項のみを説明
して、その他の説明は略す。

【手続補正４】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１３

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１３】遊技中、前記７セグメント表示体１０ａ
は、適宜に数字を表示しながら、点灯消滅を繰り返し
て、遊技機の雰囲気をかもしだしている。そして、遊技
球が始動ゲート５を通過すると、前記右図柄表示部Ｌ１
と左図柄表示部Ｌ２が一斉に図柄（０〜９の数字）変動
を開始すると共に特別主表示器１０も同様に数字（０〜
９）を変動表示する。その後、所定時間経過すると、最
初に右図柄表示部Ｌ１の図柄が停止し、次に左図柄表示
部Ｌ２の図柄が停止して、それらの停止図柄が、異なっ
ているときには特別遊技状態（大当り）の可能性がない
ため、次の図柄変動に備える。反対に、それらの停止図
柄が予め決められた図柄で一致するとリーチ状態となっ
て、遊技者が、特別主表示器１０の図柄（数字）を認識
できる程度にゆっくり変動表示する。この図柄の変動
は、７セグメント表示体１０ａで構成の大きな特別主表
示器１０の図柄（数字）が変動を行うので、従来の液晶
表示器で表す図柄変動とは、図柄変動のスケールを異に
し、遊技者にインパクトを与える。

【手続補正５】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１４

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１４】そして、遊技者は、前記図柄表示部Ｌ１
（Ｌ２）の停止図柄と比較しながら、特別主表示器１０
の変動図柄を大当りの期待感を持ち、所定時間経過後
に、特別主表示器１０の停止図柄が、前記右図柄表示部
Ｌ１（左図柄表示部Ｌ２）の停止図柄と一致したとき、
特別遊技状態（大当り）となって、遊技者にとって有利
な状態となる。

【手続補正６】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１６

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１６】

【発明の効果】請求項１のパチンコ機は、点灯手段を小
さく形成したとしても、それに対応する絵柄も含めて、
表示装置であるとの印象を与えて、大きな表示装置を設
置したと同様の効果を奏することができると共にセル交
換の効果が増大する。又、請求項２のパチンコ機は、請
求項１と同様の効果を有する他に、図柄表示部と点灯手
段とで特別遊技状態の生起を図るものであるため、従来
にない面白味を発揮する。

【手続補正７】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】符号の説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【符号の説明】１遊技盤３環状ランプ３ａスタート環状ランプ３ｂ再スタート環状ランプ４絵柄５始動ゲートＬ主表示器Ｌ１右図柄表示部Ｌ２左図柄表示部１０特別主表示器１０ａ７セグメント表示体

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数の点灯手段を遊技盤に配列し、それ
らの点灯手段が予め設定の点灯態様となったとき、遊技
者にとって有利となる特別遊技状態を生起するパチンコ
機であって、点灯手段に対応する絵柄を遊技盤に描くこ
とを特徴とするパチンコ機。
【請求項２】複数の図柄を変動表示可能な図柄表示部
と複数の点灯手段を遊技盤に配列するパチンコ機であっ
て、前記図柄表示部の図柄が変動停止して、予め設定の
図柄と一致したとき、前記点灯手段が予め設定の点灯態
様となったとき、遊技者にとって有利となる特別遊技状
態を生起することを特徴とするパチンコ機。
【請求項３】遊技盤に７セグメント表示体で構成の主
表示器を設置し、且つ、前記表示器の内側に図柄表示部
を有する副表示器を配設してなるパチンコ機であって、
前記図柄表示部の図柄が変動停止して、予め設定の図柄
と一致したとき、前記主表示体が予め設定の点灯態様と
なったとき、遊技者にとって有利となる特別遊技状態を
生起することを特徴とするパチンコ機。