JPH1066441A - 穀類貯蔵庫 - Google Patents

穀類貯蔵庫

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Publication number
JPH1066441A
JPH1066441A JP22694996A JP22694996A JPH1066441A JP H1066441 A JPH1066441 A JP H1066441A JP 22694996 A JP22694996 A JP 22694996A JP 22694996 A JP22694996 A JP 22694996A JP H1066441 A JPH1066441 A JP H1066441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
main body
housing main
grain
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22694996A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiji Shimamoto
利二 島本
Hiroaki Shiraishi
博昭 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP22694996A priority Critical patent/JPH1066441A/ja
Publication of JPH1066441A publication Critical patent/JPH1066441A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 玄米等の穀類を貯蔵する穀類貯蔵庫を安価で
簡易なものとし、穀類を収容した穀類収容袋の収容・取
り出し作業を容易にする。 【解決手段】 穀類を収容した穀類収容袋1よりも若干
大きな前後及び左右の幅を有し上面をこの穀類収容袋1
を出し入れできるように開放した空間部2を形成してい
る収容本体1に冷却装置3を設け、該収容本体4の上部
に開閉具により固定・分離できるド−ム状の屋根5を設
けてなる穀類貯蔵庫。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、米等の穀類を袋
に収容した状態で低温で貯蔵する穀類貯蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】機枠を枠組して箱型に構成し、この箱内
に多数の穀類袋を収容して前側に設けた扉の開閉して取
り出す大型の穀類貯蔵庫としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前記穀類貯
蔵庫の構成では大型で高価なものとなるで安価で小型の
ものの要望が増えている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記要望に
答えることができる穀類貯蔵庫を提供するものであっ
て、つぎの技術的手段を講じた。即ち、穀類収容袋1よ
りも若干大きな前後及び左右の幅を有し上面を開放する
と共に穀類収容袋1を上側から出し入れできる空間部2
とこの空間部2を冷やす冷却装置3を設けた収容本体4
に、該収容本体4の上部に空間部2を開閉するド−ム状
の屋根5を着脱又は回動自在に設けてなる穀類貯蔵庫と
する。
【0005】
【作用】まず、屋根5を収容本体4から取り外してか
ら、上側から穀類を収容した穀類収容袋1を収容本体4
の空間部2に入れる。例えば、3袋を積み重ねると、屋
根5を収容本体4の上部に取り付け、冷却装置3に通電
して低温貯蔵する。取り出す場合は、屋根5を取り外し
て穀類収容袋1を上側に持ち上げればよい。
【0006】
【効果】屋根5の脱着により穀類を収容した穀類収容袋
1を上側から出し入れできるので、小型で安価な低温で
貯蔵する穀類貯蔵庫を具現できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例を図面
に基づいて説明する。まず、その構成について説明する
と、穀類収容袋1は約30kgの穀類(以下玄米とす
る)を収容する袋(実施例では合成樹脂製だが他の素材
で製造したものでもよい)であって、左右より上下方向
の長さを大きく形成して上部にスライドファスナ−を設
けている。
【0008】穀類貯蔵庫6は合成樹脂又は軽量鋼板で形
成した(実施例では合成樹脂製)収容本体4とこの収容
本体4の上部に着脱又は回動自在に設けた屋根5を備え
ている。そして、該収容本体4は上面を開放し、前後・
左右及び底部に夫れ夫れ縦壁7と底壁8を設け、この壁
の中で底壁8を前後及び左右傾斜して水を一個所に収集
可能に設け、さらに底部7aの下面の各角部にキャスタ
−9を設けている。なお、底壁8の一個所に集められた
水は縦壁7又は底壁8(実施例では縦壁7に)設けた排
水孔10を開閉する開閉具11の操作により収容本体4
から排出する構成である。
【0009】また、該収容本体4は前後及び左右の幅を
合成樹脂又は紙材で形成し、約30kgの米(実施例で
は玄米)又は籾等の穀類を収容している穀類収容袋1よ
りも大きく設けていると共に横方向に凹凸部を形成して
所定間隔置きに縦方向の溝12を設けている。しかも、
該収容本体4は下部の凸部の複数個所に横方向の平面部
を有するパレット受部13を一体に成形している。該パ
レット受部13にのせるパレット14は木材又は合成樹
脂材等で上下方向に通気可能に設けており、前記穀類収
容袋1の中で最下位にある穀類袋が載せられる。
【0010】冷却装置3は収容本体4の前後又は左右の
壁7に着脱自在に設けており、前記穀類収容袋1を収容
した収容本体4の空間部2を約5℃〜15℃で予め設定
した略一定の温度を保持する構成としている。なお、該
空間部内の温度を検出するセンサ(例えばサ−モスタッ
ト)からの出力を入力したマイクロコンピュ−タ(図示
せず)がコントロ−ルする。
【0011】屋根5は、合成樹脂材により上部を球状、
円弧状、鈍角又は鋭角状に形成し、下端部を前記収容本
体4の上端部にのせることができると共にこの屋根側又
は収容本体4の両側部に設けた開閉具15(実施例では
収容本体側に設けている)により収容本体4に着脱自在
に設けている。なお、該屋根は5は一方を収容本体4に
回動可能に取り付け、他方を開閉具15により係脱自在
に構成してもよい。また、該屋根5を収容本体4に取り
付けたとき、屋根5の内面に横方向に凹凸部を一体成形
して設けた溝16が収容本体4の溝12と縦方向に略一
致する構成としている。
【0012】つぎに、その作用について説明する。ま
ず、収容本体4のパレット受部13にパレット14をの
せる。そして、該パレット上に玄米を約30kg収容し
た紙製の穀類収容袋1を横倒し姿勢にして複数袋(実施
例では3袋)を積み重ねる。つづいて、屋根5を収容本
体4の上部にのせてから開閉具15により屋根5と収容
本体4とを略密閉状態に固定する。そして、スイッチ
(図示せず)を「入」にして冷却装置3を運転する。す
ると、収容本体4と屋根5で囲まれた空間部内に送り込
まれた冷気により収容している穀類収容袋1を冷やすの
で、玄米を長期間に亘って貯蔵することができる。
【0013】また、貯蔵時に生じた露は屋根5の溝16
から収容本体12の溝12に沿って流下するので、露が
穀類収容袋1に落下するのを防止でき、穀類収容袋1の
破損や玄米の食味の劣化発生を阻止し得る。そして、流
下した露は底壁8によって一個所に集められるので、開
閉具11を操作して排水孔10から簡単に排出すること
ができる。
【0014】玄米を取り出して精米する場合等には、開
閉具15を操作して固定を解除し、屋根5を持ち上げる
と収容本体4の上部を簡単に開放することができる。作
業者は収容本体4の空間部2から穀類収容袋1を把んで
持ち上げて取り出し次の作業を行えばよい。つづいて、
貯蔵作業を行う場合には、再び屋根5を収容本体4にの
せ、そして開閉具15により収容本体4と屋根5を固定
する。
【0015】このように、屋根5を収容本体4に対して
着脱する簡単な作業により玄米の貯蔵を行うことができ
る。また、収容本体4と屋根5とを合成樹脂材で形成す
ると量産化に適し、安価で持ち運びの楽な穀類貯蔵庫6
を製造できる。そして、屋根5をド−ム型にすることに
より生じた露が玄米を収容した穀類収容袋1へ落下する
のを防止できると共に収容本体4の下部に流下してきた
露の排水も容易に行い得る。
【0016】
【別実施例1】収容本体4の横方向の壁7に開閉蓋17
により開閉可能な通気口18を設けている。19は通気
口18の周囲に形成した起立部であり、20はこの起立
部19に巻いた接続体である。なお、該接続体20とし
て伸縮自在のゴム板、合成樹脂板やパッキンを内側に設
けた金属板でもよく、連結できるものであればよい。
【0017】穀類貯蔵庫6を複数個並べて、隣接する側
の開閉蓋17を取り除いて通気口18を開放する。そし
て、両通気口18の起立部19を接続体20で接続して
両穀類貯蔵庫6を一体化する。つぎに、スイッチを
「入」にすると、冷却装置3が通気口18によって連通
する両穀類貯蔵庫6,6の内部を冷やす。従って、複数
個の穀類貯蔵庫6に収容した穀類収容袋1を冷やし玄米
を長期貯蔵することができ、穀類収容袋1の数に対する
適応性も簡易な穀類貯蔵庫で対応可能となる。
【0018】なお、穀類収容袋1の収容・取り出しは前
記と同じく屋根5の脱着で行い得る。また、調整弁を設
けて両穀類貯蔵庫6の内部温度を制御する構成としても
よい。
【0019】
【別実施例2】屋根5に冷却装置3を設け、該屋根5を
着脱することにより収容本体4を略全体開放できる構成
である。この構成により、穀類収容袋1が約30kgの
重いものであっても収容、取り出し作業の利便性を大幅
に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 穀類貯蔵庫の正断面図。
【図2】 穀類貯蔵庫の一部破断した平面図。
【図3】 屋根を開いた穀類貯蔵庫の部分拡大図。
【図4】 別実施例の穀類貯蔵庫の正断面図。
【図5】 別実施例の穀類貯蔵庫の平面図。
【図6】 別実施例の穀類貯蔵庫の正断面図。
【符号の説明】
1 穀類収容袋 2 空間部 3 冷却装置 4 収容本体 5 屋根

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】穀類収容袋1よりも若干大きな前後及び左
    右の幅を有し上面を開放すると共に穀類収容袋1を上側
    から出し入れできる空間部2とこの空間部2を冷やす冷
    却装置3を設けた収容本体4に、該収容本体4の上部に
    空間部2を開閉するド−ム状の屋根5を着脱又は回動自
    在に設けてなる穀類貯蔵庫。
JP22694996A 1996-08-28 1996-08-28 穀類貯蔵庫 Pending JPH1066441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22694996A JPH1066441A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 穀類貯蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

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JP22694996A JPH1066441A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 穀類貯蔵庫

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Publication Number Publication Date
JPH1066441A true JPH1066441A (ja) 1998-03-10

Family

ID=16853148

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JP22694996A Pending JPH1066441A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 穀類貯蔵庫

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JP (1) JPH1066441A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102696359A (zh) * 2012-02-27 2012-10-03 黑龙江中良仓储技术工程有限公司 组装式钢网储粮仓
CN103229638A (zh) * 2013-04-19 2013-08-07 河北金博士农业机械有限公司 组装式玉米果穗干燥储存仓

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