JP2003164221A - 玄米保管庫 - Google Patents

玄米保管庫

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JP2003164221A
JP2003164221A JP2001365634A JP2001365634A JP2003164221A JP 2003164221 A JP2003164221 A JP 2003164221A JP 2001365634 A JP2001365634 A JP 2001365634A JP 2001365634 A JP2001365634 A JP 2001365634A JP 2003164221 A JP2003164221 A JP 2003164221A
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JP
Japan
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intrusion prevention
prevention plate
brown rice
storage
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001365634A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadayuki Omori
貞之 大森
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Yodogawa Steel Works Ltd
Original Assignee
Yodogawa Steel Works Ltd
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Publication date
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  • Storage Of Harvested Produce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 開口前面を閉じる扉が開け放しになっていて
も、庫内に鼠が侵入するのを防止できる玄米保管庫を得
る。 【解決手段】 保管庫本体1に、これの開口前面を開閉
する扉体2を備えている。保管庫本体1の開口前面の下
端部に、左右間にわたって鼠用の侵入防止板9を前後方
向へ揺動自在に支持する。侵入防止板9を前方へ倒した
とき、侵入防止板9の外側前面が前上がりの傾斜勾配に
なるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農舎などに設置し
て袋入り玄米を貯蔵する玄米保管庫に関する。
【0002】
【従来の技術】米は収穫されるとその表皮を剥ぎ取った
後、玄米の状態にして30kg程度に分けられ袋詰め保管
される。以前は土蔵などで保存されていた玄米も、今日
では玄米保管庫に保管されることが多い。かかる玄米保
管庫は、内部容積を大きくとるため角箱型に形成され、
出し入れが楽なように前面が開閉扉で全開できるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】玄米保管庫を農舎に設
置する場合、場所の制限や安定性確保のために通常は床
面に直接置くか、ブロックなどを間に挟んだ状態で設置
される。しかし、庫内が床面に近接していると、玄米袋
を出し入れする僅かな隙に、扉を開けたままの前面から
庫内に鼠が侵入しやすい。
【0004】そこで本発明の目的は、扉を開けている間
に鼠が庫内に侵入するのを簡単な手段で防止できる玄米
保管庫を提供することにある。本発明の目的は、庫内へ
の玄米袋の出し入れの容易化を図った玄米保管庫を得る
にある。本発明の目的は、庫内の湿気を抑制して玄米の
品質を確保し、カビの発生を防止できる玄米保管庫を提
供することにある。本発明の目的は、簡単かつ低コスト
で上記目的が達成でき、維持管理も容易な玄米保管庫を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、保管庫本体1
に、これの開口前面を開閉する扉体2を備えた玄米保管
庫において、保管庫本体1の開口前面の下端部に、左右
間にわたって所定の上下高さを有する鼠用の侵入防止板
9が配置されていることを特徴とする。
【0006】具体的には、保管庫本体1に対して侵入防
止板9が、前後方向へ揺動自在に支持され、侵入防止板
9を前方へ倒したとき、侵入防止板9の前面が保管庫本
体1の開口前面の外側に向かって前上がりの傾斜勾配に
なるようにしてあるとともに、保管庫本体1の前面と侵
入防止板9との間の左右側面を塞ぐ板部材11・11を
備えている。保管庫本体1の開口前面の下端左右には、
侵入防止板9の左右の端部を支持する支持具10・10
が装着されており、左右の支持具10・10に対して、
侵入防止板9を抜き外し可能に支持できる。左右の支持
具10・10に前記板部材11・11を備えたものにす
ることができる。また、左右の支持具10・10に対し
て侵入防止板9を抜き外し可能とするとき、侵入防止板
9は吸湿性ボードにすることができる。
【0007】
【発明の作用効果】本発明の玄米保管庫によれば、保管
庫本体1の開口前面の下端部に、左右間にわたって鼠用
の侵入防止板9を配置してあるので、玄米袋の出し入れ
作業時に扉体2が開状態になっていても、所定の上下高
さを有する侵入防止板9で鼠が庫内に侵入するのを確実
に防止できる。
【0008】保管庫本体1に対して侵入防止板9を前後
方向へ揺動自在に支持し、侵入防止板9を前方へ倒した
とき、その前面が保管庫本体1の開口前面の外側に向か
って前上がりの傾斜勾配になるようにしてあると、鼠が
侵入防止板9の傾斜前面を容易なことでは這い上がれ
ず、しかも飛び越えることもできなくなるので、侵入防
止板9が玄米袋の出し入れに邪魔にならない高さで低位
に存在しても鼠の侵入を確実に防止できる。その際に、
保管庫本体1の前面と侵入防止板9との間の左右側面も
板部材11・11で塞がれているので、左右の横外側方
から鼠が庫内に侵入することもない。また、侵入防止板
9は、前後方向へ揺動自在に支持してあるので、簡単に
前後自由に動かすことができ、扉体2の開閉の邪魔にも
ならない。
【0009】保管庫本体1に装着した支持具10・10
に侵入防止板9が抜き外し自在に支持されていると、保
管庫本体1の庫内の底面近くに玄米袋を出し入れする際
には、侵入防止板9を邪魔にならないように抜き外して
おくことができる。その支持具10・10に前記板部材
11・11を備えているときは、侵入防止板9は、所定
の上下高さを有する左右横長のボードを用いれば足りる
ので、支持具10・10に対する侵入防止板9の着脱作
業も容易に行え、侵入防止板9の取り扱いに便利であ
る。
【0010】侵入防止板9が前記支持具10・10から
抜き外し可能であって、かつ吸湿性ボードからなるとき
は、侵入防止板9で庫内の湿気を吸収し、庫内を乾燥状
態に維持できる。そして、吸湿性能が低下したときは、
侵入防止板9をいったん取り外して天日乾燥したのち再
装着できる。従って低コストかつ容易な維持管理で保管
中の玄米の品質劣化を継続的に抑制し、カビの発生を防
止するに有利である。かかる侵入防止板9は珪藻土など
で焼成して形成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図面は本発明に係る玄米保管庫の
実施例を示す。保管庫本体1は、図1に示すごとく前面
が開口する左右横長の角箱型に形成されており、庫内に
左右二列で上下多段に玄米袋を積み重ね収納できる。保
管庫本体1には、開口前面を開閉する扉体2を備えてい
る。
【0012】庫内への玄米袋の出し入れ作業を容易化す
るために、扉体2は、保管庫本体1の開口前面を全面的
に開放できる左右一対の観音開き式の扉2a・2bで構
成されている。図示例では、左側の扉2aを閉じたの
ち、右側の扉2bを閉じると、これにて左側の扉2aは
開かない。保管庫本体1の開口前面の上下枠部には、左
右方向の中央部位にロック受け3・3を設けてあり、右
扉2bの上下に設けたロック片4・4を回動操作してロ
ック受け3・3に係止することにより、両扉2a・2b
を閉じ姿勢に保持できる。
【0013】保管庫本体1内の底面には、すのこ6を上
げ底状に敷設して底部の通気性を付与し、保管庫本体1
の適所、図示例では右扉2bの上下に、換気量が手動操
作で調整可能な換気用ガラリ7・7を備えており、同じ
右扉2bに庫内の湿度を検出して表示する湿度計8が配
設されている。これによるときは、湿度計8で庫内の湿
度を見ることにより、換気用ガラリ7・7にて庫内の湿
度を調整できる。
【0014】保管庫本体1の開口前面の下端部には、左
右間にわたって所定の高さを有する侵入防止板9が、保
管庫本体1の左右に設けた支持具10・10を介して前
後方向へ揺動自在に支持されており、これにて侵入防止
板9は、ほぼ垂直状の起立姿勢と、前方へ倒れた傾斜姿
勢とに切り換え操作可能である。
【0015】左右の各支持具10は、図2および図3に
示すごとく鋼板を折り曲げ形成してなり、上縁が部分円
弧状に形成された扇形の板部材11と、板部材11の前
端から直角に折り曲げ形成した外板12と、外板12の
下端から内側上方に折り返した内板13とからなり、外
板12と内板13との間に差込溝15が形成されてい
る。すなわち、各支持具10は板部材11の前端に差込
溝15を有する。
【0016】保管庫本体1の開口前面に臨む左右の縦枠
部16には、各支持具10を前後方向に揺動自在に支持
する手段として、ガイド部材17が軸19で支持されて
いる。各ガイド部材17は、これの上端が縦枠部16の
対向面16aに止めねじからなる軸19で取り付けられ
ていて、該軸19まわりに前後方向へ揺動自在である。
各ガイド部材17の下端部は、各支持具10の板部材1
1の上端部の対向面に回り込み係合しており、これにて
各支持具10が縦枠部16の対向面16aから離れるの
を規制している。
【0017】保管庫本体1の開口前面には、下端の左右
隅部にU字状の受け溝20を有する受け部材21が固定
されている。各支持具10の差込溝15の下端は、この
各受け部材21の受け溝20で受け止められており、こ
れにて各支持具10の前後方向の遊動が規制される。か
くして、各支持具10の板部材11には、これの後端縁
の上端にストッパー22を一体に折り曲げ形成してあ
る。
【0018】左右の各支持具10は、差込溝15の下端
部を受け部材21の受け溝20で受け止め支持した状態
で、ガイド部材17で前後方向に揺動自在に案内支持す
る。保管庫本体1の開口前面の下端左右に両支持具10
・10を前述の要領で装着したのち、侵入防止板9の左
右端部を各支持具10・10の差込溝15・15にこれ
の上方から落とし込み嵌合する。差込溝15を構成する
内板13の上端部13aは庫内方向(後方)に向けて曲
げ形成することにより、差込溝15の開口上端を拡げ
て、差込溝15への侵入防止板9の差し込み装着を容易
化している。
【0019】保管庫本体1の扉体2を全面的に開放して
庫内に玄米袋を収納するに際し、庫内のすのこ6上に一
段目の玄米袋を載せる作業時に侵入防止板9の存在が邪
魔になる場合には、侵入防止板9を両支持具10・10
の差込溝15から抜き外しておく。更には、必要に応じ
て軸19を緩めてガイド部材17の下端部を上方に回動
操作することにより、左右の支持具10・10も取り外
しておくことができる。
【0020】次に、左右の支持具10・10の差込溝1
5・15に侵入防止板9の左右端部を前述の要領で上方
から差し込み装着し、侵入防止板9を手にしてこれを前
方へ倒す。これにて受け部材21・21上において左右
の支持具10・10も前方へ傾動し、ストッパー22が
図4に示すごとく縦枠部16・16の庫内側の段付面2
3・23に受け止められて、侵入防止板9の傾斜角度が
所定値に規制される。この状態で扉体2が開け放しにな
っていても、鼠は侵入防止板9の外側前面が前上がりの
傾斜状になっているので、この外側前面を這い上がれな
いし、侵入防止板9これ全体を前方外側から庫内まで飛
び越すことはない。また、保管庫本体1の前面と侵入防
止板9との間の左右端は、各支持具10の板部材11で
塞がれているので、左右側方からも鼠が保管庫本体1の
内部に侵入することはない。
【0021】保管庫本体1の開口前面を扉体2で閉じる
ときは、侵入防止板9を後方に倒す。このとき、ガイド
部材17が外板12の上端内面に当たって侵入防止板9
は略垂直の起立姿勢になる。従って扉体2は、侵入防止
板9が邪魔になることはなく閉じることができる。保管
庫本体1から最下段の玄米袋を取り出す際にも、必要に
応じて侵入防止板9を、更には支持具10を取り外した
状態で作業を行えばよい。
【0022】このように侵入防止板9は前方へ倒せば鼠
の侵入を効果的に防止でき、扉を閉める際は容易に後方
の起立姿勢に戻すことができる。侵入防止板9は、もと
もと下部に存在していて邪魔になり難いが、最下段の玄
米袋を出し入れする際には侵入防止板9を取り外すこと
ができるため、玄米袋の出し入れ作業の障害にならな
い。
【0023】侵入防止板9は珪藻土などを焼結して形成
した吸湿ボードからなる。したがって、表面積の大きい
侵入防止板9これ全体が吸湿能力を持つため、庫内の湿
気を取るのに有利である。吸湿能力が低下した侵入防止
板9は、天日乾燥して再生することにより、これ1枚で
も低コストで継続して吸湿性能を有効に発揮させること
ができる。その際、湿度計8で庫内湿度が判るので、扉
体2を開けないで侵入防止板9の交換周期を知ることが
でき、容易に庫内の湿度管理ができる。
【0024】なお、侵入防止板9は、これ本体を合成樹
脂などで成形し、表面にシリカゲルやゼオライトなどの
吸湿性のある素材を貼り付けることや組み付けることに
より吸湿性を付与することができる。
【0025】支持具10に関しては、これ自体を前記縦
枠部16に前後揺動自在に適当な手段で装着し、この支
持具10に侵入防止板9をねじ止めなどの手段で支持し
てあってもよい。扉体2も1枚の扉で保管庫本体1の開
口前面を開閉する形式でもよい。左右の横外側方から鼠
が庫内に侵入するのを防止するための板部材11は、支
持具10側に設けるのに代えて、侵入防止板9の左右端
に後方に向けて張り出すよう形成されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の外観斜視図
【図2】要部の分解斜視図
【図3】要部の側面図
【図4】図3におけるA−A線断面図
【符号の説明】
1 保管庫本体 2 扉体 9 侵入防止板 10 支持具 11 板部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保管庫本体1に、これの開口前面を開閉
    する扉体2を備えた玄米保管庫において、 保管庫本体1の開口前面の下端部に、左右間にわたって
    所定の上下高さを有する鼠用の侵入防止板9が配置され
    ている玄米保管庫。
  2. 【請求項2】 保管庫本体1に対して侵入防止板9が、
    前後方向へ揺動自在に支持されており、 侵入防止板9を前方へ倒したとき、侵入防止板9の前面
    が保管庫本体1の開口前面の外側に向かって前上がりの
    傾斜勾配になるようにしてあるとともに、保管庫本体1
    の前面と侵入防止板9との間の左右側面を塞ぐ板部材1
    1・11を備えている請求項1記載の玄米保管庫。
  3. 【請求項3】 保管庫本体1の開口前面の下端左右に、
    侵入防止板9の左右の端部を支持する支持具10・10
    が装着されており、 左右の支持具10・10に対して、侵入防止板9が抜き
    外し可能に支持されている請求項2記載の玄米保管庫。
  4. 【請求項4】 左右の支持具10・10に、前記板部材
    11・11を備えている請求項3記載の玄米保管庫。
  5. 【請求項5】 侵入防止板9が、吸湿性ボードからなる
    請求項3または4記載の玄米保管庫。
JP2001365634A 2001-11-30 2001-11-30 玄米保管庫 Pending JP2003164221A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011196875A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Chugoku Electric Power Co Inc:The 放射性物質管理施設用電気装置及びその電子機器監視方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011196875A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Chugoku Electric Power Co Inc:The 放射性物質管理施設用電気装置及びその電子機器監視方法

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