JPH1066427A - 根菜類収穫装置 - Google Patents

根菜類収穫装置

Info

Publication number
JPH1066427A
JPH1066427A JP22390996A JP22390996A JPH1066427A JP H1066427 A JPH1066427 A JP H1066427A JP 22390996 A JP22390996 A JP 22390996A JP 22390996 A JP22390996 A JP 22390996A JP H1066427 A JPH1066427 A JP H1066427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
root
roller
ridge
foliage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22390996A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3510052B2 (ja
Inventor
Kazusane Nishio
和実 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd filed Critical Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
Priority to JP22390996A priority Critical patent/JP3510052B2/ja
Publication of JPH1066427A publication Critical patent/JPH1066427A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3510052B2 publication Critical patent/JP3510052B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 畝Dの表面を被覆したフィルムFを掬い上げ
て前記畝Dの一側方に排除する一方、茎葉Bを切断した
後の収穫物Aを掘り起こして搬送し、この収穫物Aの残
茎葉Cを更に切断して収穫物Aを収穫する根菜類収穫装
置を提供する。 【解決手段】 畝Dの表面をフィルムFにて被覆して栽
培した根菜類Aを収穫する根菜類収穫装置において、根
菜類Aの茎葉BをフィルムF上で切断するカッター29
と、後上がりに傾斜した掬上げ部39及びフィルムFを畝
Dの一側方に案内する案内部40を有するフィルム排除体
37と、フィルムFを案内部40のフィルム案内方向に引き
寄せるフィルム引寄手段41とを具備する。根菜類Aを掘
り起こす掘起体8と、根菜類Aを土を振い落としながら
搬送するコンベヤ9と、コンベヤベルト14及び茎葉引込
ローラ15を有する整列コンベヤ16と、茎葉引込ローラ15
にて引き込まれた根菜類Aの残茎葉Cを切断するカッタ
ー22とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は根菜類収穫装置に係
り、畝の表面をフィルムにて被覆してマルチ栽培された
例えば短根人参等のように収穫時に前記フィルム上に繁
茂する茎葉を有する根菜類を収穫するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の根菜類収穫装置として
は、例えば、実公平4−18342号公報及び特公平5
−11923号公報に記載されているように、畝の収穫
物を収穫する収穫作業と畝の表面を被覆したフィルムを
剥離して回収する回収作業とを同時に行なうことが知ら
れている。そして、前記フィルムは前記各公報に記載さ
れているように機枠に回転自在に軸架されたフィルム巻
取ローラにて巻き取って回収するようになっている。ま
た、前記収穫物は前記実公平4−18342号公報に記
載されているようにフィルム上で茎葉を切断したままの
状態で収穫するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記各公報に記載され
た構成では、フィルムはフィルム巻取ローラにて巻き取
って回収するため、フィルムを巻き取る巻取量が多くな
るにつれ巻取ローラの周速が速くなり、フィルムを引っ
張り過ぎてフィルムを千切るおそれがあり、また、フィ
ルムの巻取時にこのフィルムに泥土が付着していたり、
切断した茎葉等の雑物を伴う場合には、この泥土や雑物
を巻き込んでフィルムを巻き取ることになり易く、特公
平5−11923号公報に記載されているように、振動
機構を設けてこの振動作用によってフィルムから泥土や
雑物を排除するようにすると、全体的に構成が複雑にな
る、という問題がある。
【0004】また、収穫物はフィルム上で茎葉を切断し
たままの状態で収穫するため、茎葉切断後の収穫物側に
残る茎葉は比較的長く突出した状態となっており、この
収穫物の収穫後に別作業としてあらためて残茎葉を切断
する必要がある、という問題がある。
【0005】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、畝の表面を被覆したフィルムを掬い上げるとと
もにこのフィルムを前記畝の一側方に排除する一方、茎
葉を切断した後の根菜類を掘り起こして搬送し、この根
菜類の残茎葉を更に切断して根菜類を収穫する根菜類収
穫装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の根菜類収
穫装置は、畝の表面をフィルムにて被覆して栽培した根
菜類を収穫する根菜類収穫装置において、前記フィルム
上に繁茂する前記根菜類の茎葉をフィルム上で切断する
回転自在のカッターと、このカッターの後方に位置して
設けられ前記畝上のフィルムを掬い上げる後上がりに傾
斜した掬上げ部及びこの掬上げ部にて掬い上げられたフ
ィルムを前記畝の一側方に向かって案内する案内方向に
向かって傾斜した案内部を有するフィルム排除体と、こ
のフィルム排除体の掬上げ部にて掬い上げられたフィル
ムを前記案内部のフィルム案内方向に向かって引き寄せ
るフィルム引寄手段と、を具備したものである。
【0007】そして、カッターにてフィルム上に繁茂す
る根菜類の茎葉がフィルム上で順次切断され、フィルム
排除体の掬上げ部にて畝上のフィルムが順次掬い上げら
れるとともに後上方に向かって順次持ち上げ搬送され
る。この際、フィルムの掬い上げに先行して根菜類の茎
葉がフィルム上で順次切断されることにより、このフィ
ルムが根菜類側に残った残茎葉から簡単に外れ易くな
り、このフィルムが掬上げ部にて容易に掬い上げられ
る。
【0008】また、フィルム引寄手段にて掬上げ部上の
フィルムがフィルム排除体の案内部のフィルム案内方向
すなわち、畝の一側方に向かって順次引き寄せられると
ともに、このフィルムが幅方向に順次絞り込まれ幅を狭
められた状態でフィルム排除体の案内部に案内されて畝
の一側方に向かって順次排除される。
【0009】したがって、畝の表面を被覆したフィルム
は畝の上方に向かって一旦は剥ぎ取られるとともに、こ
のフィルムを搬送しながら順次絞り込まれて幅を狭めら
れた状態で畝の一側方に向かって順次排除される。
【0010】請求項2記載の根菜類収穫装置は、請求項
1記載の根菜類収穫装置において、フィルム排除体は、
畝の幅方向に間隔をおいて並設された複数の排除杆から
なり、この各排除杆は前側をそれぞれ後上がりに傾斜し
た掬上げ部とし、その後側をそれぞれフィルムの案内方
向に向かって湾曲しかつ段階的に低く傾斜した案内部と
したものである。
【0011】そして、フィルム排除体の複数の排除杆か
らなる掬上げ部にて畝上のフィルムが順次掬い上げられ
て後上方の案内部に向かって順次持ち上げ搬送され、こ
の掬上げ部上のフィルムが複数の排除杆からなる段階的
に低く傾斜した案内部にて案内されて畝の一側方に向か
って順次排除される。
【0012】この際、フィルム排除体の掬上げ部及び案
内部は畝の幅方向に間隔をおいて並設された複数の排除
杆からなるため、この掬上げ部及び案内部がフィルムと
の接触面が少ないとともに搬送抵抗が少なく、したがっ
て、掬上げ部にて畝上のフィルムがスムーズに掬い上げ
られるとともに、案内部にてフィルムがスムーズに畝の
一側方に向かって排除される。
【0013】請求項3記載の根菜類収穫装置は、請求項
1または2記載の根菜類収穫装置において、フィルム引
寄手段は、フィルム排除体の掬上げ部にて掬い上げられ
たフィルムを挟持して引き寄せる上下に対向した駆動ロ
ーラと従動ローラとからなり、前記駆動ローラは前記従
動ローラ上のフィルムに圧接して回転する外周面を有し
かつこの外周面をフィルムの引き寄せ側に向かって大径
とした異径ローラからなるものである。
【0014】そして、駆動ローラと従動ローラとにより
掬上げ部にて掬い上げられたフィルムが挟持して引き寄
せられるが、この際、駆動ローラはフィルムの引き寄せ
側を大径とした異径ローラからなるため、この異径ロー
ラは大径部の周速が小径部の周速より速い速度で回転さ
れる。
【0015】このため、この異径ローラの大径部にてフ
ィルムが畝の一側方に向かって順次引き寄せられるとと
もに、このフィルムが幅方向に順次絞り込まれ幅を狭め
られた状態でフィルム排除体の案内部に向かって案内さ
れる。そして、この案内部にてフィルムが畝の一側方に
向かって順次排除される。
【0016】請求項4記載の根菜類収穫装置は、請求項
2または3記載の根菜類収穫装置において、従動ローラ
は、複数の排除杆の掬上げ部の間に位置してそれぞれ回
転自在に並設軸架され、異径ローラは、前記複数の排除
杆の掬上げ部上に位置して前記複数の従動ローラに対向
しているものである。
【0017】そして、掬上げ部にて掬い上げられたフィ
ルムは各排除杆の掬上げ部の間に位置する各従動ローラ
と各排除杆の掬上げ部上に位置する異径ローラとにより
挟持され、この各従動ローラ及び異径ローラにてフィル
ムが掬上げ部に沿ってフィルム案内方向すなわち、畝の
一側方に向かって順次確実に引き寄せられる。
【0018】請求項5記載の根菜類収穫装置は、請求項
1記載の根菜類収穫装置において、カッターは、フィル
ム上に繁茂する根菜類の茎葉を起こして支持する前後方
向の固定刃に沿って回転自在としたものである。
【0019】そして、この固定刃にて根菜類の茎葉が起
こされるとともに、フィルム上に垂れ下がる茎葉の下葉
までも十分に起こされ、したがって、この固定刃に沿っ
て回転するカッターにてフィルム上の茎葉が確実に切断
される。
【0020】請求項6記載の根菜類収穫装置は、請求項
1記載の根菜類収穫装置において、フィルム排除体の掬
上げ部の下方に位置して配設され茎葉を切断された土中
の根菜類を掘り起こす掘起体と、この掘起体からの根菜
類を土を振い落としながら後方に向かって搬送するコン
ベヤと、このコンベヤからの根菜類を搬送するコンベヤ
ベルト及びこのコンベヤベルトの回行上部に前記根菜類
の残茎葉を引き込む間隔を開けて回行上部の進行方向に
対して傾斜して配設された回転自在の茎葉引込ローラを
有する整列コンベヤと、この整列コンベヤの前記茎葉引
込ローラの根菜類搬出側の端部に位置して回転自在に設
けられ前記茎葉引込ローラにて引き込まれた根菜類の残
茎葉を切断するカッターと、を具備したものである。
【0021】そして、掘起体にて茎葉を切断された土中
の根菜類が順次掘り起こされ、この掘起体からの根菜類
がコンベヤに搬入され、このコンベヤにて根菜類が搬送
されるとともに、このコンベヤ上の根菜類の残茎葉がフ
ィルムから引き抜かれ、この根菜類は残茎葉をコンベヤ
の搬送方向の後側に向けた姿勢の状態で土を振い落とさ
れながら後方に向かって搬送される。
【0022】また、この根菜類はコンベヤから整列コン
ベヤのコンベヤベルトの回行上部に搬入されるととも
に、茎葉引込ローラに向かって搬送される。そして、根
菜類は茎葉引込ローラの位置で茎葉引込ローラにてコン
ベヤベルトの回行方向への搬送が遮られるが、この際、
根菜類はコンベヤベルトと茎葉引込ローラとの間隔より
太いのでコンベヤベルトと茎葉引込ローラとの間に引き
込まれないが、この根菜類の残茎葉がコンベヤベルトと
茎葉引込ローラとの間に引き込まれる。
【0023】そして、根菜類の残茎葉が引っ張られる状
態で、この根菜類が茎葉引込ローラの傾斜方向に沿って
移送され、この根菜類が茎葉引込ローラの根菜類搬出側
の端部に移動されることにより、この根菜類の残茎葉が
付け根部分からカッターにて切断される。そうして、切
断された残茎葉がコンベヤベルトにて搬出されるととも
に、根菜類が茎葉引込ローラの傾斜方向に搬出される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0025】1は収穫装置本体で、この収穫装置本体1
は台枠2と、この台枠2の下部に設けられたクローラ3
と、前記台枠2上に搭載され前記クローラ3及び後述す
るコンベヤに出力するエンジン及びトランスミッション
等の動力源4と、前記台枠2の両側部に相対して固定さ
れた前後方向のコンベヤフレーム5とを有している。
【0026】そして、前記コンベヤフレーム5は、前記
クローラ3の前方下部から後上方に向かって傾斜した前
後方向の傾斜コンベヤ部6と、この傾斜コンベヤ部6に
連続して後方に向かって水平状に延在した整列コンベヤ
部7とを有している。
【0027】また、前記傾斜コンベヤ部6には、前端部
間に茎葉を切断された土中の根菜類としての、たとえ
ば、短根人参Aを掘り起こす先金板からなる掘起体8が
前下方に向かって突出して一体に固着されている。ま
た、前記傾斜コンベヤ部6には前記掘起体8の後端部に
近接してこの掘起体8からの短根人参Aを土を振い落と
しながら後上方に向かって搬送する後上がりに傾斜した
コンベヤ9が設けられている。
【0028】前記コンベヤ9は前記掘起体8の後端部に
近接して前記傾斜コンベヤ部6の前端近傍部に支軸10a
にて回転自在に軸架された両側部の従動輪10と、この従
動輪10の後上方に位置して前記傾斜コンベヤ部6の後部
に駆動軸11a にて回転自在に軸架された両側部の駆動輪
11と、前記両側部の従動輪10と前記両側部の駆動輪11と
の間に回行自在に懸架され前記短根人参Aを土を振い落
としながら後上方に向かって搬送する無端回行体12と、
を有している。
【0029】そして、前記両側部に駆動輪11を有する駆
動軸11a は前記動力源4からの出力により連動媒体13を
介して回転駆動可能に連動連結され、この駆動軸11a に
て両側部の駆動輪11が回転されることにより、この両側
部の駆動輪11と前記両側部の従動輪10との間に懸架され
た前記無端回行体12が後上方に向かって回行されるよう
になっている。
【0030】つぎに、前記整列コンベヤ部7には、前記
コンベヤ9からの短根人参Aを搬送するコンベヤベルト
14及びこのコンベヤベルト14上の短根人参Aを整列させ
る茎葉引込ローラ15をそれぞれ有する整列コンベヤ16が
設けられている。
【0031】前記整列コンベヤ16は、前記コンベヤ9の
両側部の駆動輪11の後下方に位置して前記整列コンベヤ
部7の前部に支軸17a にて回転自在に軸架された両側部
の従動輪17と、この従動輪17の後方に位置して前記整列
コンベヤ部7の後端部に駆動軸18a にて回転自在に軸架
された両側部の駆動輪18と、前記両側部の従動輪17と前
記両側部の駆動輪18との間に回行自在に懸架された前記
コンベヤベルト14と、このコンベヤベルト14の回行上部
14a に対して前記短根人参Aの茎葉Bを所定の位置で切
断された残茎葉Cを引込む間隔を開けて回行上部14a の
進行方向に対して所定の傾斜角度で傾斜して前記整列コ
ンベヤ部7にローラ支軸19にて回転自在に軸架された前
記茎葉引込ローラ15と、を有している。
【0032】また、前記整列コンベヤ部7の一方側には
前記モータ20が固定され、このモータ20の出力軸には前
記茎葉引込ローラ15の前記ローラ支軸19の一端部が連動
連結されている。そして、前記モータ20にてこの出力軸
及び前記ローラ支軸19を介して前記茎葉引込ローラ15が
前記短根人参Aの残茎葉Cを引込む方向に向かって回転
され、この茎葉引込ローラ15にて前記短根人参Aの残茎
葉Cを前記コンベヤベルト14の回行上部14a との間に引
込むようになっているが、その茎葉引込ローラ15の外周
面と回行上部14a との間の間隔は前記短根人参Aの太さ
より狭い間隔で短根人参Aを引込むことがないようにな
っている。
【0033】また、前記整列コンベヤ16の駆動輪18を有
する駆動軸18a の一端部は連動媒体21を介して前記動力
源4に連動連結され、この動力源4からの出力によって
前記連動媒体21を介して両側部の駆動輪18が回転駆動さ
れ、この両側部の駆動輪18にて前記コンベヤベルト14の
回行上部14a が後方に向かって回行されるようになって
いる。
【0034】つぎに、前記整列コンベヤ部7には、前記
茎葉引込ローラ15の根菜類搬出側の端部に位置して前記
短根人参Aの残茎葉Cを切断するカッター22が回転自在
に軸架されている。また、前記カッター22の近傍に位置
して前記整列コンベヤ部7の一方側には前記カッター22
を回転駆動するモータ23が設けられている。
【0035】また、前記収穫装置本体1の台枠2は両側
部にステップ24がそれぞれ水平状に一体に突設され、こ
の両側部のステップ24の中の一方側すなわち、前記茎葉
引込ローラ15の根菜類搬出側に位置してコンテナ25が載
置されている。そして、このコンテナ25内には前記カッ
ター22にて前記短根人参Aの残茎葉Cを付け根から切断
された短根人参Aが搬出されて搬入されるようになって
いる。
【0036】つぎに、前記傾斜コンベヤ部6の両側前部
には相対して支持フレーム26がそれぞれ一体に突設さ
れ、この両側部の支持フレーム26は前記掘起体8の前上
方に向かって突出された第1の支持片27と、この第1の
支持片27の下端部から上方に向かって略垂直状に突出さ
れた第2の支持片28とを有している。
【0037】前記両側部の相対する第1の支持片27間に
は畝Dの表面を被覆した合成樹脂性のフィルムF上に繁
茂する前記短根人参Aの茎葉BをフィルムF上で切断す
るカッター29が回転自在に軸架されている。このカッタ
ー29は前記両側部の相対する第1の支持片27間に回転自
在に軸架された回転軸30と、この回転軸30に軸方向に放
射状に突設された多数の爪刃31とを有している。
【0038】また、前記回転軸30の一端部には連動媒体
30a を介して前記コンベヤ9の駆動軸11a に連動連結さ
れ、この駆動軸11a が回転されることにより、前記連動
媒体30a を介して前記回転軸30が図中矢印方向に向かっ
て回転され、この各爪刃31にて前記短根人参Aの茎葉B
をフィルムF上で切断するようになっている。
【0039】また、前記両側部の相対する第1の支持片
27間には前記カッター29の下方に位置して前記畝Dの幅
方向の取付軸32が固定され、この取付軸32には軸方向に
前記畝Dの複数列の短根人参Aの茎葉Bに対応する間隔
をおいて前記フィルムF上に沿って進行しかつこのフィ
ルムF上に繁茂する複数列の短根人参Aの茎葉Bをそれ
ぞれ起こして支持する前後方向の固定刃33がそれぞれ前
下方に向かって一体に突設されている。
【0040】前記各固定刃33は、先端部に前記短根人参
Aの垂れ下がった茎葉Bをそれぞれ起こす立上げ部34
と、前記カッター29の各爪刃31の回転軌跡に相応して湾
曲した湾曲部35とを有し、この湾曲部35に沿って前記カ
ッター29の各爪刃31が回転されるようになっている。
【0041】また、前記カッター29の後方に位置して前
記両側部の相対する第2の支持片28には前記畝Dの幅方
向の取付支軸36が固定され、この取付支軸36には前記畝
D上のフィルムFを掬い上げて排除する前後方向のフィ
ルム排除体37が前下方に向かって一体に突設されてい
る。
【0042】前記フィルム排除体37は、前記取付支軸36
に前記畝Dの幅方向に間隔をおいて並設された複数の前
後方向の排除杆38からなり、この排除杆38は前側を同一
平面で前記畝D上のフィルムFを掬い上げる後上がりに
傾斜した掬上げ部39としてそれぞれ形成され、その後側
をフィルムFを前記畝Dの一側方(畝Dの溝側)に向か
って案内するフィルムFの案内方向に向かって湾曲しか
つ段階的に低く傾斜した案内部40としてそれぞれ形成さ
れている。
【0043】さらに、前記両側部の相対する第2の支持
片28には前記フィルム排除体37の掬上げ部39にて掬上げ
られたフィルムFを前記案内部40のフィルム案内方向に
向かって引き寄せるフィルム引寄手段41が設けられてい
る。
【0044】前記フィルム引寄手段41は、前記フィルム
排除体37の掬上げ部39に掬上げられたフィルムFを挟持
して引き寄せる上下に対向した駆動ローラ42と複数の従
動ローラ43とを有している。そして、前記駆動ローラ42
は前記両側部の相対する第2の支持片28の上端部間にロ
ーラ支軸44にて回転自在に軸架されている。
【0045】また、前記駆動ローラ42は、前記各従動ロ
ーラ43上のフィルムFに圧接して回転する外周面45を有
し、かつ、この外周面45を前記フィルムFの引き寄せ側
に向かって大径とし、フィルムFの引き寄せ側と反対側
を小径とした異径ローラ46からなっている。すなわち、
前記異径ローラ46は一端部からフィルムFの引き寄せ側
となる他端部に向かって次第に径大に拡径した外周面45
を有して形成されている。
【0046】また、前記両側部の相対する第2の支持片
28の中の一方側には前記異径ローラ46のローラ支軸44を
回転駆動するモータ47が固定されている。そして、前記
モータ47からの出力によって前記ローラ支軸44を介して
前記異径ローラ46が回転駆動され、この異径ローラ46の
外周面45が前記各従動ローラ43上の前記フィルムFに圧
接して、すなわち、異径ローラ46は外周面45をフィルム
Fを介して前記各従動ローラ43に圧接した状態でフィル
ムFを引き寄せる方向に向かって回転駆動されるように
なっている。
【0047】また、前記複数の従動ローラ43は、前記フ
ィルム排除体37の掬上げ部39の間に位置してそれぞれ配
設され、かつ、この複数の従動ローラ43は、前記両側部
の相対する第2の支持片28の下部間に取り付けたローラ
支軸48にそれぞれ回転自在に並設軸架されている。そし
て、前記駆動ローラ42すなわち、前記異径ローラ46は前
記複数の排除杆38の掬上げ部39上に位置して前記複数の
従動ローラ43に対向され、この異径ローラ46にてフィル
ムFを介して複数の従動ローラ43が連動回転されるよう
になっている。
【0048】つぎに、前記実施の形態の作用を説明す
る。
【0049】クローラ3にて収穫装置本体1が畝Dに沿
って進行されると、取付軸32に並設された各固定刃33の
立上げ部34にて畝Dの幅方向に所定の間隔で成育された
各列の短根人参AのフィルムF上に繁茂する茎葉Bがフ
ィルムF上に垂れ下がる下葉をも掬上げて十分に順次起
こされ、これらの茎葉Bが立上げ部34に連続する湾曲部
35にて支持される。
【0050】そして、各固定刃33の湾曲部35に沿って回
転するカッター29の各爪刃31にてフィルムF上に起こさ
れた茎葉BがフィルムF上で順次切断され、フィルム排
除体37の掬上げ部39にて畝D上のフィルムFが順次掬い
上げられるとともに後上方に向かって順次持ち上げ搬送
される。
【0051】この際、フィルムFの掬い上げに先行して
各列の短根人参Aの茎葉BがフィルムF上で順次切断さ
れることにより、このフィルムFが各列の短根人参A側
に残った残茎葉Cから簡単に外れ易くなり、このフィル
ムFが掬上げ部39にて容易に掬い上げられる。
【0052】また、フィルム排除体37は、畝Dの幅方向
に間隔をおいて並設された複数の排除杆38からなり、こ
の各排除杆38は前側をそれぞれ後上がりに傾斜した掬上
げ部39とされているため、この掬上げ部39とフィルムF
との接触面が少ないとともに搬送抵抗が少なく、したが
って、掬上げ部39にて畝D上のフィルムFがスムーズに
掬い上げられて搬送される。
【0053】そして、フィルムFがフィルム引寄手段41
の位置に搬送されると、このフィルム引寄手段41にて掬
上げ部39上のフィルムFがフィルム排除体37の案内部40
のフィルム案内方向すなわち、畝Dの一側方に向かって
順次引き寄せられるとともに、このフィルムFが幅方向
に順次絞り込まれて幅を狭められた状態でフィルム排除
体37の案内部40に案内されて畝Dの一側方に向かって順
次排除される。
【0054】すなわち、フィルム引寄手段41は、フィル
ムFを挟持して引き寄せる上下に対向した駆動ローラ42
と複数の従動ローラ43とからなり、前記駆動ローラ42は
前記従動ローラ43上のフィルムFに圧接して回転する外
周面45を有しかつこの外周面45をフィルムFの引き寄せ
側に向かって大径とした異径ローラ46からなるため、こ
の異径ローラ46は大径部の周速が小径部の周速より速い
速度で回転される。
【0055】このため、この異径ローラ46の外周面45の
大径部にてフィルムFが畝Dの一側方に向かって順次引
き寄せられるとともに、このフィルムFが幅方向に順次
絞り込まれ、したがって、全体としてフィルムFが幅を
狭められた状態でフィルム排除体37の案内部40に向かっ
て案内される。
【0056】この際、複数の排除杆38からなるフィルム
排除体37の案内部40は後側をそれぞれフィルムFの案内
方向に向かって湾曲しかつ段階的に低く傾斜して形成さ
れているため、この案内部40にて幅を狭められた状態の
フィルムFが畝Dの一側方に向かって順次排除される。
また、この案内部40は畝Dの幅方向に間隔をおいて並設
された複数の排除杆38からなるため、この案内部40がフ
ィルムFとの接触面が少ないとともに搬送抵抗が少な
く、したがって、案内部40にてフィルムFがスムーズに
畝Dの一側方に向かって排除される。
【0057】また、複数の排除杆38の掬上げ部39にて掬
い上げられたフィルムFは各排除杆38の掬上げ部39の間
に位置する各従動ローラ43と各排除杆38の掬上げ部39上
に位置する駆動ローラ42とにより確実に挟持され、この
各従動ローラ43及び駆動ローラ42にてフィルムFが掬上
げ部39に沿ってフィルム排除体37の案内部40に向かって
順次確実に引き寄せられ、このフィルムFは案内部40に
て畝Dの一側方の畝溝に向かって順次確実に排除され
る。
【0058】したがって、畝Dの表面を被覆したフィル
ムFは畝Dの後上方に向かって一旦は順次剥ぎ取られる
とともに、このフィルムFを搬送されながら順次絞り込
まれて幅を狭められた状態で畝Dの一側方の畝溝に向か
って順次排除される。
【0059】つぎに、掘起体8にて茎葉Bを切断された
土中の短根人参Aが順次掘り起こされ、この掘起体8か
らの短根人参Aがコンベヤ9の無端回行体12上に順次搬
入され、この無端回行体12にて短根人参Aが搬送される
とともに、この無端回行体12上の短根人参Aの残茎葉C
がフィルムFから引き抜かれ、この短根人参Aは残茎葉
Cを無端回行体12の搬送方向の後側に向けた姿勢の状態
で土を振い落とされながら後方に向かって順次搬送され
る。
【0060】また、この短根人参Aは無端回行体12から
整列コンベヤ16のコンベヤベルト14の回行上部14a に搬
入されるとともに、このコンベヤベルト14にて茎葉引込
ローラ15に向かって搬送される。そして、短根人参Aは
茎葉引込ローラ15の位置で茎葉引込ローラ15にてコンベ
ヤベルト14の回行方向すなわち後方への搬送が遮られ
る。
【0061】この際、短根人参Aはコンベヤベルト14と
茎葉引込ローラ15との間隔より太いのでコンベヤベルト
14と茎葉引込ローラ15との間に引き込まれることはない
が、この短根人参Aの残茎葉Cはコンベヤベルト14の回
行上部14a の後方に向かう回行と茎葉引込ローラ15の回
転とにより、コンベヤベルト14の回行上部14a と茎葉引
込ローラ15との間に引き込まれる。
【0062】そして、短根人参Aの残茎葉Cがコンベヤ
ベルト14の回行上部14a と茎葉引込ローラ15とにより引
っ張られる状態で、この短根人参Aが茎葉引込ローラ15
の傾斜方向に沿って移送され、この短根人参Aが茎葉引
込ローラ15の根菜類搬出側の端部に移動されることによ
り、この短根人参Aの残茎葉Cが付け根部分からカッタ
ー22にて切断される。
【0063】また、付け根部分から切断された残茎葉C
はコンベヤベルト14にて後方に向かって搬送されて搬出
され、この残茎葉Cを除去された短根人参Aは茎葉引込
ローラ15の傾斜方向に搬出され、コンテナ25内に収容さ
れる。
【0064】したがって、フィルムFでマルチ栽培され
た畝Dの短根人参Aを収穫する収穫作業と畝Dの表面を
被覆した前記フィルムFを剥離して畝Dの一側方の畝溝
に向かって排除する排除作業とを一作業工程で同時に行
なうことができる。
【0065】前記実施の形態では、マルチ栽培された畝
Dの短根人参Aを収穫する場合について説明したが、こ
れに限らず、マルチ栽培された収穫物の収穫時にこの収
穫物の茎葉BがフィルムF上で繁茂する茎葉Bを有する
人参等の他の収穫物を収穫するものであってもよい。
【0066】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、畝の表面を被
覆したフィルムを掬い上げて剥ぎ取るとともにこのフィ
ルムを前記畝の一側方に向かって確実に排除することが
でき、この際、フィルム上に繁茂する根菜類の茎葉をフ
ィルム上で切断するので、この根菜類側に残った残茎葉
からフィルムを簡単に外すことができ、根菜類の収穫時
に残茎葉が絡み合うことがなく、この残茎葉の切断処理
が容易となり、フィルムを巻取るもののように巻取量に
よって巻取ローラの周速が速くなってフィルムを引っ張
り過ぎてフィルムを千切るようなことがなく、泥土や雑
物を巻き込まないようにフィルムから泥土や雑物を排除
する振動機構を設ける必要もなく、したがって、畝の表
面をフィルムにて被覆して栽培した根菜類を収穫する際
に畝上からフィルムを畝の一側方の畝溝側に確実に排除
することができる根菜類収穫装置を提供することができ
る。
【0067】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、フィルム排除体は畝の幅方向に間隔をお
いて並設した複数の排除杆からなるので、根菜類側に残
った残茎葉に疎外されることなくフィルムを容易に掬上
げることができ、かつ、このフィルムをスムーズに排除
方向に案内することができる。
【0068】請求項3の発明によれば、請求項1または
2の発明の効果に加え、フィルム引寄手段は上下に対向
した駆動ローラと従動ローラとからなり駆動ローラは従
動ローラ上のフィルムに圧接して回転する外周面を有し
かつこの外周面をフィルム引き寄せ側に向かって大径と
した異径ローラからなるため、この異径ローラと従動ロ
ーラとによりフィルムを上下から確実に挟持して異径ロ
ーラの周速の速い大径側にフィルムの幅を順次絞り込ん
で幅を狭められた状態で畝の一側方の畝溝に向かって確
実に排除することができる。
【0069】請求項4の発明によれば、請求項2または
3の発明の効果に加え、従動ローラは複数の排除杆の掬
上げ部の間に位置してそれぞれ回転自在に並設軸架し、
この複数の従動ローラに前記掬上げ部上に位置する異径
ローラを対向させたので、この上下の異径ローラと複数
の従動ローラとによりフィルムを幅方向に所定の間隔毎
に上下から確実に挟持することができ、かつ、従動ロー
ラを異径ローラに対応した長さのものに比べ異径ローラ
にてフィルムを容易に絞り込んで幅を狭めることができ
る。
【0070】請求項5の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、固定刃にてフィルム上に垂れ下がる茎葉
をも確実に起こすことができ、この固定刃と回転するカ
ッターとにより茎葉を確実に切断することができる。
【0071】請求項6の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、茎葉を切断した後の根菜類を掘り起こし
て搬送し、この根菜類の残茎葉を付け根部分から更に切
断して根菜類を出荷に備えた状態とした上で収穫するこ
とができ、この際、あらかじめフィルム上で根菜類の茎
葉が切断されていることにより、この根菜類側の残茎葉
の長さが短く、この残茎葉がフィルムから簡単に外れ、
整列コンベヤ上で根菜類側の残茎葉の相互が絡み付くこ
とがなく、整列コンベヤのコンベヤベルトと茎葉引込ロ
ーラとの間に根菜類側の残茎葉を容易に引き込んで根菜
類を整列させることができ、したがって、カッターにて
根菜類の残茎葉を付け根部分から確実に切断することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す根菜類収穫装置の
側面図である。
【図2】同上平面図である。
【図3】同上フィルム掬い上げ機構部の拡大側面図であ
る。
【符号の説明】
8 掘起体 9 コンベヤ 14 コンベヤベルト 14a コンベヤベルトの回行上部 15 茎葉引込ローラ 16 整列コンベヤ 22,29 カッター 33 固定刃 37 フィルム排除体 38 排除杆 39 掬上げ部 40 案内部 41 フィルム引寄手段 42 駆動ローラ 43 従動ローラ 45 外周面 46 異径ローラ A 根菜類 B 茎葉 C 残茎葉 D 畝 F フィルム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畝の表面をフィルムにて被覆して栽培し
    た根菜類を収穫する根菜類収穫装置において、 前記フィルム上に繁茂する前記根菜類の茎葉をフィルム
    上で切断する回転自在のカッターと、このカッターの後
    方に位置して設けられ前記畝上のフィルムを掬い上げる
    後上がりに傾斜した掬上げ部及びこの掬上げ部にて掬い
    上げられたフィルムを前記畝の一側方に向かって案内す
    る案内方向に向かって傾斜した案内部を有するフィルム
    排除体と、このフィルム排除体の掬上げ部にて掬い上げ
    られたフィルムを前記案内部のフィルム案内方向に向か
    って引き寄せるフィルム引寄手段と、を具備したことを
    特徴とする根菜類収穫装置。
  2. 【請求項2】 フィルム排除体は、畝の幅方向に間隔を
    おいて並設された複数の排除杆からなり、この各排除杆
    は前側をそれぞれ後上がりに傾斜した掬上げ部とし、そ
    の後側をそれぞれフィルムの案内方向に向かって湾曲し
    かつ段階的に低く傾斜した案内部としたことを特徴とす
    る請求項1記載の根菜類収穫装置。
  3. 【請求項3】 フィルム引寄手段は、フィルム排除体の
    掬上げ部にて掬い上げられたフィルムを挟持して引き寄
    せる上下に対向した駆動ローラと従動ローラとからな
    り、前記駆動ローラは前記従動ローラ上のフィルムに圧
    接して回転する外周面を有しかつこの外周面をフィルム
    の引き寄せ側に向かって大径とした異径ローラからなる
    ことを特徴とする請求項1または2記載の根菜類収穫装
    置。
  4. 【請求項4】 従動ローラは、複数の排除杆の掬上げ部
    の間に位置してそれぞれ回転自在に並設軸架され、異径
    ローラは、前記複数の排除杆の掬上げ部上に位置して前
    記複数の従動ローラに対向していることを特徴とする請
    求項2または3記載の根菜類収穫装置。
  5. 【請求項5】 カッターは、フィルム上に繁茂する根菜
    類の茎葉を起こして支持する前後方向の固定刃に沿って
    回転自在としたことを特徴とする請求項1記載の根菜類
    収穫装置。
  6. 【請求項6】 フィルム排除体の掬上げ部の下方に位置
    して配設され茎葉を切断された土中の根菜類を掘り起こ
    す掘起体と、この掘起体からの根菜類を土を振い落とし
    ながら後方に向かって搬送するコンベヤと、このコンベ
    ヤからの根菜類を搬送するコンベヤベルト及びこのコン
    ベヤベルトの回行上部に前記根菜類の残茎葉を引き込む
    間隔を開けて回行上部の進行方向に対して傾斜して配設
    された回転自在の茎葉引込ローラを有する整列コンベヤ
    と、この整列コンベヤの前記茎葉引込ローラの根菜類搬
    出側の端部に位置して回転自在に設けられ前記茎葉引込
    ローラにて引き込まれた根菜類の残茎葉を切断するカッ
    ターと、を具備したことを特徴とする請求項1記載の根
    菜類収穫装置。
JP22390996A 1996-08-26 1996-08-26 根菜類収穫装置 Expired - Fee Related JP3510052B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22390996A JP3510052B2 (ja) 1996-08-26 1996-08-26 根菜類収穫装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22390996A JP3510052B2 (ja) 1996-08-26 1996-08-26 根菜類収穫装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1066427A true JPH1066427A (ja) 1998-03-10
JP3510052B2 JP3510052B2 (ja) 2004-03-22

Family

ID=16805620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22390996A Expired - Fee Related JP3510052B2 (ja) 1996-08-26 1996-08-26 根菜類収穫装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3510052B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007089504A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Minoru Industrial Co Ltd 茎葉刈取機
CN107371555A (zh) * 2017-09-04 2017-11-24 郭天伟 根茎类作物挖掘装置及使用该装置的收获机
CN109964621A (zh) * 2019-03-23 2019-07-05 郑宇虎 一种不对行大喂入量高速玉米联合收获机
CN110692343A (zh) * 2019-10-24 2020-01-17 汝南县广源车辆有限公司 一种改进型花生收获机

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007089504A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Minoru Industrial Co Ltd 茎葉刈取機
CN107371555A (zh) * 2017-09-04 2017-11-24 郭天伟 根茎类作物挖掘装置及使用该装置的收获机
CN109964621A (zh) * 2019-03-23 2019-07-05 郑宇虎 一种不对行大喂入量高速玉米联合收获机
CN109964621B (zh) * 2019-03-23 2023-10-31 郑宇虎 一种不对行大喂入量高速玉米联合收获机
CN110692343A (zh) * 2019-10-24 2020-01-17 汝南县广源车辆有限公司 一种改进型花生收获机

Also Published As

Publication number Publication date
JP3510052B2 (ja) 2004-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101656284B1 (ko) 양파 수확장치
KR100277568B1 (ko) 근채 작물용 수확기
JPH1066427A (ja) 根菜類収穫装置
CN214015034U (zh) 一种马铃薯收割机捡拾台用初筛进料装置
JP3177431B2 (ja) 長葱収穫機
JP4059587B2 (ja) 収穫機および収穫方法
KR100464958B1 (ko) 인발식 당근 수확기
JP2007029034A (ja) 甘藷蔓処理作業機
US3570231A (en) Apparatus for harvesting peanuts or like crops
CN114401627A (zh) 鳞茎蔬菜收割机
KR102553816B1 (ko) 구형 농산물 수집장치
JP3430595B2 (ja) 根菜収穫機
JP3500804B2 (ja) 根菜収穫機
JPH0323050Y2 (ja)
CN214015037U (zh) 一种马铃薯收割机用捡拾台总成
JPH01206912A (ja) 収穫装置
JP2000004629A (ja) 収穫機
JP2000004628A (ja) 収穫機
CN217957806U (zh) 一种马铃薯收获设备
CN112243672B (zh) 一种马铃薯收割机用捡拾台总成
CN212753287U (zh) 挖掘破土去土装置
KR101938782B1 (ko) 땅속작물 수확기
JPH0418342Y2 (ja)
JPH0956236A (ja) 根菜収穫機の切断装置
JPH05316848A (ja) 人参等の根菜収穫機

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20031224

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees