JPH1066284A - 永久磁石モータ - Google Patents
永久磁石モータInfo
- Publication number
- JPH1066284A JPH1066284A JP8221933A JP22193396A JPH1066284A JP H1066284 A JPH1066284 A JP H1066284A JP 8221933 A JP8221933 A JP 8221933A JP 22193396 A JP22193396 A JP 22193396A JP H1066284 A JPH1066284 A JP H1066284A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- permanent magnet
- rotor
- magnet motor
- teeth
- stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 永久磁石による磁束が短絡ループを描くこと
をできるだけ少なくして、効率の改善を実現できる永久
磁石モータを提供することを目的とする。 【解決手段】 多数のティースを有するステータ4と、
回転軸方向に複数の永久磁石2,2が埋め込まれたロー
タ3とを有し、ステータのティース幅に対して前記永久
磁石の磁石厚が薄い永久磁石モータにおいて、ロータ3
には永久磁石2,2のロータ外周付近に空気層としての
孔5a,5bが形成されている。この構成によると、永
久磁石2,2の端部がティース4aの中央付近にある場
合には、孔5a,5bが磁気抵抗層として作用し、磁束
の短絡が抑制され、高効率,高出力の永久磁石モータを
実現できる。
をできるだけ少なくして、効率の改善を実現できる永久
磁石モータを提供することを目的とする。 【解決手段】 多数のティースを有するステータ4と、
回転軸方向に複数の永久磁石2,2が埋め込まれたロー
タ3とを有し、ステータのティース幅に対して前記永久
磁石の磁石厚が薄い永久磁石モータにおいて、ロータ3
には永久磁石2,2のロータ外周付近に空気層としての
孔5a,5bが形成されている。この構成によると、永
久磁石2,2の端部がティース4aの中央付近にある場
合には、孔5a,5bが磁気抵抗層として作用し、磁束
の短絡が抑制され、高効率,高出力の永久磁石モータを
実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、永久磁石をロータ
コアに埋め込んだ永久磁石モータに関するものである。
コアに埋め込んだ永久磁石モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の永久磁石モータは図7に
示すように構成されている。従来の永久磁石モータは、
回転軸1の軸方向に複数の永久磁石2を埋設したロータ
3と、ステータ4とで構成されている。lm は永久磁石
2の磁石厚、lS はステータ4のティース幅を表してい
る。実際には、ティース4aにコイルが巻装されている
が、図7では省略されている。
示すように構成されている。従来の永久磁石モータは、
回転軸1の軸方向に複数の永久磁石2を埋設したロータ
3と、ステータ4とで構成されている。lm は永久磁石
2の磁石厚、lS はステータ4のティース幅を表してい
る。実際には、ティース4aにコイルが巻装されている
が、図7では省略されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、永久磁
石2として希土類磁石を使用した場合には、ステータ4
のティース幅lS に対して磁石厚lm が狭くなると、永
久磁石2のロータ外周近接部がステータ4のティース4
aの中央付近にある位置では、図7にfで示す磁束線の
ように、磁束がティース4aの内部のみにおいて回り込
むことがある。
石2として希土類磁石を使用した場合には、ステータ4
のティース幅lS に対して磁石厚lm が狭くなると、永
久磁石2のロータ外周近接部がステータ4のティース4
aの中央付近にある位置では、図7にfで示す磁束線の
ように、磁束がティース4aの内部のみにおいて回り込
むことがある。
【0004】ここでトルクTは、比例定数をk,差交磁
束をΦ,電流をIとすると、 T = k・Φ・I となる式で与えられ、前記コイルに差交する磁束とその
コイルに流れる電流に依存する。したがって、前記コイ
ルに差交せずに短絡ループを描く磁束は、磁気的効果を
及ぼさずに損失となり、効率の低下を招くと云う問題が
ある。
束をΦ,電流をIとすると、 T = k・Φ・I となる式で与えられ、前記コイルに差交する磁束とその
コイルに流れる電流に依存する。したがって、前記コイ
ルに差交せずに短絡ループを描く磁束は、磁気的効果を
及ぼさずに損失となり、効率の低下を招くと云う問題が
ある。
【0005】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、永久磁石2による磁束が短絡
ループを描くことをできるだけ少なくして、効率の改善
を実現できる永久磁石モータを提供することを目的とす
る。
るためになされたもので、永久磁石2による磁束が短絡
ループを描くことをできるだけ少なくして、効率の改善
を実現できる永久磁石モータを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の永久磁石モータ
は、多数のティースを有するステータと、回転軸方向に
複数の永久磁石が埋め込まれたロータとを有し、ステー
タのティース幅に対して前記永久磁石の磁石厚が薄い永
久磁石モータにおいて、ロータまたはステータのティー
スに空気層を形成したことを特徴とする。
は、多数のティースを有するステータと、回転軸方向に
複数の永久磁石が埋め込まれたロータとを有し、ステー
タのティース幅に対して前記永久磁石の磁石厚が薄い永
久磁石モータにおいて、ロータまたはステータのティー
スに空気層を形成したことを特徴とする。
【0007】この本発明によると、永久磁石による磁束
が短絡ループを描くことを少なくして効率の改善をした
永久磁石モータを得ることができる。
が短絡ループを描くことを少なくして効率の改善をした
永久磁石モータを得ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1の構成によると、多数の
ティースを有するステータと、回転軸方向に複数の永久
磁石が埋め込まれたロータとを有し、ステータのティー
ス幅に対して前記永久磁石の磁石厚が薄い永久磁石モー
タにおいて、ロータには、前記の永久磁石のロータ外周
付近に空気層を形成したことを特徴とする。
ティースを有するステータと、回転軸方向に複数の永久
磁石が埋め込まれたロータとを有し、ステータのティー
ス幅に対して前記永久磁石の磁石厚が薄い永久磁石モー
タにおいて、ロータには、前記の永久磁石のロータ外周
付近に空気層を形成したことを特徴とする。
【0009】請求項2の構成によると、請求項1におい
て、空気層の幅がステータのティース幅に対して、 0.5
〜 1.5倍であることを特徴とする。請求項3の構成によ
ると、請求項1において、空気層をロータの回転方向に
対して少なくとも回転方向の上手側に設けたことを特徴
とする。
て、空気層の幅がステータのティース幅に対して、 0.5
〜 1.5倍であることを特徴とする。請求項3の構成によ
ると、請求項1において、空気層をロータの回転方向に
対して少なくとも回転方向の上手側に設けたことを特徴
とする。
【0010】請求項4の構成によると、請求項1または
請求項3において、ロータの外周部で前記の永久磁石の
端部の近傍に空気層として、ロータの外周に沿って孔を
形成したことを特徴とする。
請求項3において、ロータの外周部で前記の永久磁石の
端部の近傍に空気層として、ロータの外周に沿って孔を
形成したことを特徴とする。
【0011】請求項5の構成によると、請求項1または
請求項3において、ロータの外周部で前記の永久磁石の
端部の近傍に空気層として、凹部を形成したことを特徴
とする。
請求項3において、ロータの外周部で前記の永久磁石の
端部の近傍に空気層として、凹部を形成したことを特徴
とする。
【0012】請求項6の構成によると、多数のティース
を有するステータと、回転軸方向に複数の永久磁石が埋
め込まれたロータとを有し、ステータのティース幅に対
して前記永久磁石の磁石厚が薄い永久磁石モータにおい
て、ステータのティースの先端に凹部を形成したことを
特徴とする。
を有するステータと、回転軸方向に複数の永久磁石が埋
め込まれたロータとを有し、ステータのティース幅に対
して前記永久磁石の磁石厚が薄い永久磁石モータにおい
て、ステータのティースの先端に凹部を形成したことを
特徴とする。
【0013】以下、本発明の各実施の形態を図1〜図6
に基づいて説明する。なお、従来例を示す図7と同一ま
たは同一箇所と見なせる部分には同一符号を付けて説明
する。
に基づいて説明する。なお、従来例を示す図7と同一ま
たは同一箇所と見なせる部分には同一符号を付けて説明
する。
【0014】(実施の形態1)図1(a)(b)と図2
は(実施の形態1)の永久磁石モータを示す。図1
(a)に示すように、この永久磁石モータは、多数のテ
ィース4aを有するステータ4と、回転軸1の方向に複
数(または極数の半数)の永久磁石2,2が埋め込まれ
たロータ3とを有し、ステータ4のティース幅W1 に対
して永久磁石2,2の磁石厚W2 が薄い。ロータ3には
永久磁石2,2のロータ外周付近に磁気抵抗層を形成す
るように空気層が形成されている。
は(実施の形態1)の永久磁石モータを示す。図1
(a)に示すように、この永久磁石モータは、多数のテ
ィース4aを有するステータ4と、回転軸1の方向に複
数(または極数の半数)の永久磁石2,2が埋め込まれ
たロータ3とを有し、ステータ4のティース幅W1 に対
して永久磁石2,2の磁石厚W2 が薄い。ロータ3には
永久磁石2,2のロータ外周付近に磁気抵抗層を形成す
るように空気層が形成されている。
【0015】詳しくは、図1(b)に示すように、ロー
タ3の外周部で永久磁石2,2の端部の近傍に、空気層
としてロータ3の外周に沿って孔5a,5bが、ロータ
3の回転方向(矢印F方向)に対して両側に形成されて
いる。
タ3の外周部で永久磁石2,2の端部の近傍に、空気層
としてロータ3の外周に沿って孔5a,5bが、ロータ
3の回転方向(矢印F方向)に対して両側に形成されて
いる。
【0016】このように構成したため、永久磁石2,2
の端部がティース4aの中央付近にある場合には、孔5
a,5bが磁気抵抗層として作用し、磁束の短絡が抑制
される。
の端部がティース4aの中央付近にある場合には、孔5
a,5bが磁気抵抗層として作用し、磁束の短絡が抑制
される。
【0017】ここで、孔5a,5bの片側の幅lgに対
するトルク値の計算結果を図2に示す。この図2は横軸
にティース幅W1 に対する空気層の幅の比がとられ、縦
軸には、空気層がない場合のトルク値に対するそれぞれ
のトルク値がとられている。“ ( W2 / W1 )
= 0.35 ”の場合、孔5,5の幅Wは、“ 0.5W1
< W < 1.5W1 ”の範囲が適している。
するトルク値の計算結果を図2に示す。この図2は横軸
にティース幅W1 に対する空気層の幅の比がとられ、縦
軸には、空気層がない場合のトルク値に対するそれぞれ
のトルク値がとられている。“ ( W2 / W1 )
= 0.35 ”の場合、孔5,5の幅Wは、“ 0.5W1
< W < 1.5W1 ”の範囲が適している。
【0018】(実施の形態2)図3(a)(b)は(実
施の形態2)の永久磁石モータを示す。図3(a)に示
すように、この永久磁石モータは、多数のティース4a
を有するステータ4と、回転軸1の方向に複数(または
極数の半数)の永久磁石2,2が埋め込まれたロータ3
とを有し、ステータ4のティース幅W1 に対して永久磁
石2,2の磁石厚W2 が薄い。ロータ3には永久磁石
2,2のロータ外周付近に磁気抵抗層を形成するように
空気層が形成されている。
施の形態2)の永久磁石モータを示す。図3(a)に示
すように、この永久磁石モータは、多数のティース4a
を有するステータ4と、回転軸1の方向に複数(または
極数の半数)の永久磁石2,2が埋め込まれたロータ3
とを有し、ステータ4のティース幅W1 に対して永久磁
石2,2の磁石厚W2 が薄い。ロータ3には永久磁石
2,2のロータ外周付近に磁気抵抗層を形成するように
空気層が形成されている。
【0019】詳しくは、図3(b)に示すように、ロー
タ3の外周部で永久磁石2,2の端部の近傍に、空気層
として凹部6a,6bが、ロータ3の回転方向(矢印F
方向)に対して両側に形成されている。
タ3の外周部で永久磁石2,2の端部の近傍に、空気層
として凹部6a,6bが、ロータ3の回転方向(矢印F
方向)に対して両側に形成されている。
【0020】このように構成したため、永久磁石2,2
の端部がティース4aの中央付近にある場合には、凹部
6a,6bが磁気抵抗層として作用し、磁束の短絡が抑
制される。
の端部がティース4aの中央付近にある場合には、凹部
6a,6bが磁気抵抗層として作用し、磁束の短絡が抑
制される。
【0021】(実施の形態3)図4(a)(b)は(実
施の形態3)の永久磁石モータを示す。図4(a)
(b)に示すように、この(実施の形態3)は(実施の
形態1)の変形例であって、ロータ3の外周部でロータ
3の回転方向(矢印F方向)に対して上手側だけに空気
層としての孔5aが形成されている。
施の形態3)の永久磁石モータを示す。図4(a)
(b)に示すように、この(実施の形態3)は(実施の
形態1)の変形例であって、ロータ3の外周部でロータ
3の回転方向(矢印F方向)に対して上手側だけに空気
層としての孔5aが形成されている。
【0022】このように構成したため、永久磁石2,2
の端部がティース4aの中央付近にある場合には、孔5
aが磁気抵抗層として作用し、磁束の短絡が抑制され
る。 (実施の形態4)図5(a)(b)は(実施の形態4)
の永久磁石モータを示す。
の端部がティース4aの中央付近にある場合には、孔5
aが磁気抵抗層として作用し、磁束の短絡が抑制され
る。 (実施の形態4)図5(a)(b)は(実施の形態4)
の永久磁石モータを示す。
【0023】図5(a)(b)に示すように、この(実
施の形態4)は(実施の形態2)の変形例であって、ロ
ータ3の外周部で永久磁石2,2の端部の近傍に、空気
層として凹部6aが、ロータ3の回転方向(矢印F方
向)に対して上手側だけに形成されている。
施の形態4)は(実施の形態2)の変形例であって、ロ
ータ3の外周部で永久磁石2,2の端部の近傍に、空気
層として凹部6aが、ロータ3の回転方向(矢印F方
向)に対して上手側だけに形成されている。
【0024】このように構成したため、永久磁石2,2
の端部がティース4aの中央付近にある場合には、凹部
6aが磁気抵抗層として作用し、磁束の短絡が抑制され
る。 (実施の形態5)図6(a)(b)は(実施の形態5)
の永久磁石モータを示す。
の端部がティース4aの中央付近にある場合には、凹部
6aが磁気抵抗層として作用し、磁束の短絡が抑制され
る。 (実施の形態5)図6(a)(b)は(実施の形態5)
の永久磁石モータを示す。
【0025】図6(a)(b)に示すように、この(実
施の形態5)では上記の各実施の形態のようにロータ3
に空気層を形成することはせずに、ステータ4のティー
ス4aの先端に凹部7を形成したものである。
施の形態5)では上記の各実施の形態のようにロータ3
に空気層を形成することはせずに、ステータ4のティー
ス4aの先端に凹部7を形成したものである。
【0026】このように構成したため、永久磁石2,2
の端部がティース4aの中央付近にある場合には、凹部
7が磁気抵抗層として作用し、磁束の短絡が抑制され
る。 (実施の形態6)上記の各実施の形態では、ロータ3ま
たはステータ4の一方に、孔または凹部を空気層として
形成したが、ロータ3とステータ4の両方に、孔または
凹部を空気層として形成することによっても同様の効果
を期待できる。
の端部がティース4aの中央付近にある場合には、凹部
7が磁気抵抗層として作用し、磁束の短絡が抑制され
る。 (実施の形態6)上記の各実施の形態では、ロータ3ま
たはステータ4の一方に、孔または凹部を空気層として
形成したが、ロータ3とステータ4の両方に、孔または
凹部を空気層として形成することによっても同様の効果
を期待できる。
【0027】具体的には、(実施の形態1)〜(実施の
形態4)の各ステータ4に、(実施の形態5)に示すよ
うに凹部7を形成する。
形態4)の各ステータ4に、(実施の形態5)に示すよ
うに凹部7を形成する。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によると、請求項1
または請求項6の構成によれば、ロータには前記の永久
磁石のロータ外周付近に空気層を形成するか、ステータ
のティースの先端に凹部を形成したため、この部分で磁
気抵抗が大きくなって、永久磁石の磁束がティース内部
で回り込むと云った短絡ループを解消することができ、
磁束を有効利用してトルクの向上を実現して、高効率,
高出力の永久磁石モータを提供できる。
または請求項6の構成によれば、ロータには前記の永久
磁石のロータ外周付近に空気層を形成するか、ステータ
のティースの先端に凹部を形成したため、この部分で磁
気抵抗が大きくなって、永久磁石の磁束がティース内部
で回り込むと云った短絡ループを解消することができ、
磁束を有効利用してトルクの向上を実現して、高効率,
高出力の永久磁石モータを提供できる。
【0029】より好ましくは、ロータに空気層を設けた
場合には、空気層の幅がステータのティース幅に対し
て、 0.5〜 1.5倍で良好なトルク比が得られる。
場合には、空気層の幅がステータのティース幅に対し
て、 0.5〜 1.5倍で良好なトルク比が得られる。
【図1】(実施の形態1)のロータの平面図と要部拡大
図
図
【図2】同実施の形態の空気層の幅−トルク特性図
【図3】(実施の形態2)のロータの平面図と要部拡大
図
図
【図4】(実施の形態3)のロータの平面図と要部拡大
図
図
【図5】(実施の形態4)のロータの平面図と要部拡大
図
図
【図6】(実施の形態5)のロータの平面図と要部拡大
図
図
【図7】従来の永久磁石モータのロータの平面図と要部
拡大図
拡大図
1 回転軸 2 永久磁石 3 ロータ 4 ステータ 4a ティース W1 ステータ4のティース幅 W2 永久磁石2の磁石厚 F ロータ3の回転方向 5a,5b 孔〔空気層〕 6a,6b 凹部〔空気層〕 7 ティース4aの先端の凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神藤 正行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 伊藤 浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 浅野 能成 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 多数のティースを有するステータと、回
転軸方向に複数の永久磁石が埋め込まれたロータとを有
し、ステータのティース幅に対して前記永久磁石の磁石
厚が薄い永久磁石モータにおいて、 ロータには、前記の永久磁石のロータ外周付近に空気層
を形成した永久磁石モータ。 - 【請求項2】 空気層の幅がステータのティース幅に対
して、 0.5〜 1.5倍である請求項1記載の永久磁石モー
タ。 - 【請求項3】 空気層をロータの回転方向に対して少な
くとも回転方向の上手側に設けた請求項1記載の永久磁
石モータ。 - 【請求項4】 ロータの外周部で前記の永久磁石の端部
の近傍に空気層として、ロータの外周に沿って孔を形成
した請求項1または請求項3記載の永久磁石モータ。 - 【請求項5】 ロータの外周部で前記の永久磁石の端部
の近傍に空気層として、凹部を形成した請求項1または
請求項3記載の永久磁石モータ。 - 【請求項6】 多数のティースを有するステータと、回
転軸方向に複数の永久磁石が埋め込まれたロータとを有
し、ステータのティース幅に対して前記永久磁石の磁石
厚が薄い永久磁石モータにおいて、 ステータのティースの先端に凹部を形成した永久磁石モ
ータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22193396A JP3509407B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 永久磁石モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22193396A JP3509407B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 永久磁石モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1066284A true JPH1066284A (ja) | 1998-03-06 |
JP3509407B2 JP3509407B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=16774440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22193396A Expired - Fee Related JP3509407B2 (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 永久磁石モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3509407B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004072845A (ja) * | 2002-08-02 | 2004-03-04 | Aichi Elec Co | 永久磁石電動機 |
JP2007097387A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-04-12 | Toshiba Corp | 回転電機 |
JP2012110224A (ja) * | 2012-01-30 | 2012-06-07 | Daikin Ind Ltd | 永久磁石埋め込み型ロータ |
WO2015198444A1 (ja) * | 2014-06-26 | 2015-12-30 | 三菱電機株式会社 | 永久磁石埋込型電動機、圧縮機、冷凍空調装置 |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP22193396A patent/JP3509407B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004072845A (ja) * | 2002-08-02 | 2004-03-04 | Aichi Elec Co | 永久磁石電動機 |
JP2007097387A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-04-12 | Toshiba Corp | 回転電機 |
JP2012110224A (ja) * | 2012-01-30 | 2012-06-07 | Daikin Ind Ltd | 永久磁石埋め込み型ロータ |
WO2015198444A1 (ja) * | 2014-06-26 | 2015-12-30 | 三菱電機株式会社 | 永久磁石埋込型電動機、圧縮機、冷凍空調装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3509407B2 (ja) | 2004-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3816727B2 (ja) | 永久磁石式リラクタンス型回転電機 | |
JP2006050745A (ja) | アキシャルギャップ回転電機 | |
JP2008136298A (ja) | 回転電機の回転子及び回転電機 | |
JPH08182281A (ja) | スピンドルモータ | |
JP4016341B2 (ja) | 三相シンクロナスリラクタンスモータ | |
JPH11299131A (ja) | 多様な形状の空隙を有するモ―タ | |
JP3428234B2 (ja) | 磁石埋込形モータ | |
JP2004096803A (ja) | 永久磁石同期モータ | |
JPH0279738A (ja) | 同期式acサーボモータの回転子 | |
JP2823817B2 (ja) | 永久磁石埋め込みモータ | |
JP2003116235A (ja) | 電動機 | |
JP2006166688A (ja) | 永久磁石電動機 | |
JP2002101629A (ja) | 永久磁石式回転電機 | |
JP3509407B2 (ja) | 永久磁石モータ | |
JPH09233744A (ja) | 同期電動機 | |
JP2006288043A (ja) | 永久磁石形モータ | |
JPH09308198A (ja) | 永久磁石モータ | |
JP4405000B2 (ja) | モータ | |
JP3350971B2 (ja) | Pm形バーニヤモータ | |
JP2006025486A (ja) | 回転電機 | |
JP2777338B2 (ja) | 永久磁石埋め込みモータ | |
JP2002281701A (ja) | シンクロナスリラクタンスモータ | |
JP2010246301A (ja) | 永久磁石式電動機の回転子 | |
JP3367304B2 (ja) | 永久磁石モータ | |
JPS5925564A (ja) | ブラシレスモ−タ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20031222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080109 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |