JPH1066126A - ページャー用データの共通入力方式 - Google Patents

ページャー用データの共通入力方式

Info

Publication number
JPH1066126A
JPH1066126A JP21982696A JP21982696A JPH1066126A JP H1066126 A JPH1066126 A JP H1066126A JP 21982696 A JP21982696 A JP 21982696A JP 21982696 A JP21982696 A JP 21982696A JP H1066126 A JPH1066126 A JP H1066126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
pager
input
sentence
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21982696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2933544B2 (ja
Inventor
Takehiro Ichikawa
雄大 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Saitama Ltd
Original Assignee
NEC Saitama Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Saitama Ltd filed Critical NEC Saitama Ltd
Priority to JP21982696A priority Critical patent/JP2933544B2/ja
Publication of JPH1066126A publication Critical patent/JPH1066126A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2933544B2 publication Critical patent/JP2933544B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】定型文のデータを送信するときは送信先のペー
ジャーの機種を意識しながら行うコード変換入力の作業
が煩わしい。定型外文のデータを送信するときに時間
的,経済的な負担がかかる。 【解決手段】待受け中および通話中にユーザが送信先ペ
ージャーの機種を選択し、ページャーにデータを送信す
る際に定型文をキー入力部4から入力すると、CPU3
は選択したページャーの機種に合わせて定型文コードを
RAM6の送信出力バッファ63に記憶し、無線部2,
アンテナ1を通してページャーに送信する。定型外文の
ときは、ROM5内の定型メッセージテーブル52と入
力された文字データとを比較し、同じ意味の定型文に変
換する。ユーザが希望すれば定型文コードをRAM6内
の送信出力バッファ63に記憶してページャーに送信
し、定型外文をそのまま送信するときは送信出力バッフ
ァ63の内容を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はページャー用データ
の共通入力方式に関し、特にページャー機種を選択して
データを送信することが可能な携帯電話機におけるペー
ジャー用データの共通入力方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機からページャーに対し
て定型文メッセージを送信するときは、ユーザ自身がメ
ッセージを送信したいページャーのコード表を参照しな
がらコード入力して押しボタンダイヤル信号(DTMF
信号)を送信する第1の手法か、またはROM内にあら
かじめ記憶している複数種類の定型文の中からいずれか
を選択してDTMF信号を送信する第2の手法が採られ
ていた。
【0003】また、携帯電話機からページャーに対して
定型外文メッセージを送信するときは、ユーザが文字入
力したデータをROMに記憶している制御プログラムに
よってそのままコード化してDTMF信号を送信する第
3の手法か、またはROM内にあらかじめ記憶している
複数種類の定型文と文字入力された定型外文とを組み合
わせてコード化してDTMF信号を送信する第4の手法
が採られていた。
【0004】しかしながら、この第4の手法では定型外
文で入力したデータが定型文と同様のデータであって
も、従来の携帯電話機では定型外文として送信してしま
うので、定型文でDTMF信号を送信するよりもデータ
数が増加し、従来の携帯電話機は10文字分のDTMF
信号を送信することが可能であったため、送信文字数に
よっては全文を送信することができないことがしばしば
発生していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の携帯電話機
は、定型文のデータを送信するときはユーザ自身がペー
ジャーのコード表を参照しながらコード変換をしなけれ
ばならず、しかも、ページャーの機種によっては同じ意
味の定型文でもコードが異なるため、送信先のページャ
ーの機種を意識しながらコード入力をしなければならな
いので、このコード入力の作業が煩わしいという問題点
があった。
【0006】また、移動機の持つ能力から来る制限によ
って送信するコード数にしばしば制約があることが多い
ため、一度で送信できないことがあり、定型外文のデー
タを送信するときに時間的,経済的な負担がかかるとい
う問題点があった。
【0007】本発明の目的は、ユーザが送信先のページ
ャーの機種を意識せずに定型文および定型外文を入力し
たとき、携帯電話機内で機種ごとの定型メッセージに変
換し、また、定型外文の入力においては定型文に変換
し、送信するコード数を減らして送信データ回数を減ら
すことができるページャー用データの共通入力方式を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、送信先
のページャーの機種を選択するページャー機種選択手段
と、文字を入力する文字入力手段と、入力された文字を
格納する文字格納手段と、前記ページャー機種選択手段
が選択したページャー機種に合わせて前記文字格納手段
に格納された文字データを定型文コードに変換する定型
文コード変換手段と、この定型文コード変換手段により
変換された定型文を表示する表示手段と、前記変換され
た定型文と前記文字格納手段により格納された定型外文
とのいずれかを選択する文選択手段と、この文選択手段
が選択した文をコード化して送信する送信手段とを備え
る携帯電話機において、前記ページャー機種を意識せず
に入力された前記定型文をコード変換して送信するコー
ド変換送信手段と、前記定型外文を意味の近い定型文に
変換し且つ入力された前記定型外文のまま送信するか前
記変換した定型文を送信するかをユーザに告知してその
結果を送信する告知送信手段とを備えることを特徴とす
るページャー用データの共通入力方式が得られる。
【0009】また、前記携帯電話機は、アンテナを通し
て基地局との間で制御信号および音声信号の送受信を行
う無線部と、ユーザが操作する各種キーを備えるキー入
力部と、前記携帯電話機の制御を行う制御プログラムお
よび各種テーブルをあらかじめ格納しておくROMと、
送信先のページャーの機種を記憶するとともに各種バッ
ファを有するRAMと、ページャー機種選択時の選択画
面および入力された文字データを含むデータを表示する
表示部と、前記ROM内の前記制御プログラムを実行し
て前記コード変換送信手段および前記告知送信手段の処
理を行うCPUとを備えることを特徴とするページャー
用データの共通入力方式が得られる。
【0010】さらに、前記キー入力部は、ページャーの
機種選択モードに入るためのページャー機種選択モード
キーと、前記送信先のページャーの機種を選択するため
の選択キーと、前記文字データおよびダイヤルデータの
入力を行うためのテンキーと、入力した前記文字データ
を確定するための確定キーと、データを前記基地局に送
信するための送信キーと、モードを終了させるためのモ
ード終了キーとを備えることを特徴とするページャー用
データの共通入力方式が得られる。
【0011】さらにまた、前記ROMは、前記制御プロ
グラムと、定型外文を定型文に変換するための定型メッ
セージテーブルと、前記定型外文の文字をコードに変換
する文字変換テーブルと、同意語をまとめた同意語テー
ブルと、定型文のコードに変換するための定型メッセー
ジコードテーブルと、警告画面を含む表示イメージを保
存している表示テーブルとをあらかじめ記憶しているこ
とを特徴とするページャー用データの共通入力方式が得
られる。
【0012】そして、前記RAMは、前記送信先のペー
ジャーの機種を記憶する送信先ページャー機種設定フラ
グと、入力された前記文字データを記憶する入力バッフ
ァと、前記ページャーに送信するためのコード化された
データを記憶する送信出力バッファと、表示するために
入力された前記文字データを保存する表示用バッファと
を備えることを特徴とするページャー用データの共通入
力方式が得られる。
【0013】そしてまた、前記CPUは、前記ROM内
の前記制御プログラムに従って前記キー入力部からのデ
ータの検知、前記ROMの前記各種テーブルからのデー
タの読込みおよびデータ変換、前記RAMへの入力文字
データおよびコード化された送信データの書込み,前記
RAMからの入力文字データの読出しおよびコード化さ
れた送信データの読出し、前記表示部への表示データ送
信、前記無線部からのデータ受信および前記無線部への
コード化されたデータの送信を含む制御を行うことを特
徴とするページャー用データの共通入力方式が得られ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0015】図1は本発明のページャー用データの共通
入力方式の一実施形態を示す携帯電話機のブロック図で
ある。
【0016】図1を参照すると、送信先のページャーの
機種を選択するページャー機種選択手段と、文字を入力
する文字入力手段と、入力された文字を格納する文字格
納手段と、ページャー機種選択手段が選択したページャ
ー機種に合わせて文字格納手段に格納された文字データ
を定型文コードに変換する定型文コード変換手段と、こ
の定型文コード変換手段により変換された定型文を表示
する表示手段と、変換された定型文と文字格納手段によ
り格納された定型外文とのいずれかを選択する文選択手
段と、この文選択手段が選択した文をコード化して送信
する送信手段とを備える本実施形態の携帯電話機は、ペ
ージャー機種を意識せずに入力された定型文をコード変
換して送信するコード変換送信手段と、定型外文を意味
の近い定型文に変換し且つ入力された定型外文のまま送
信するか変換した定型文を送信するかをユーザに告知し
てその結果を送信する告知送信手段とを備えている。
【0017】すなわち、アンテナ1を通して図示してい
ない基地局との間で制御信号および音声信号の送受信を
行う無線部2と、携帯電話機内のすべてのシーケンス制
御を司るCPU3と、ユーザが操作する各種キーを備え
るキー入力部4と、携帯電話機の制御を行う制御プログ
ラムおよび各種テーブルをあらかじめ格納しておくRO
M5と、送信先のページャーの機種を記憶するとともに
各種のバッファを有するRAM6と、ページャー機種選
択時の選択画面や入力された文字データなどを表示する
表示部7とを備えている。
【0018】そして、CPU3はROM5内の制御プロ
グラム51に従ってキー入力部4からのデータの検知、
ROM5の各テーブル(定型メッセージテーブル52,
文字変換テーブル53,同意語テーブル54,定型文メ
ッセージコードテーブル55,表示テーブル56)から
のデータの読込みやデータ変換、RAM6への入力文字
データおよびコード化された送信データの書込みやRA
M6からの入力文字データの読出しおよびコード化され
た送信データの読出し、表示部7への表示データ送信,
無線部2からのデータ受信および無線部2へのコード化
されたデータの送信等の制御を行う。
【0019】キー入力部4は、ページャーの機種選択モ
ードに入るためのページャー機種選択モードキー41
と、送信先のページャーの機種を選択するための選択キ
ー42と、文字データの入力およびダイヤルデータの入
力を行うためのテンキー43と、入力した文字データを
確定するための確定キー44と、データを基地局を通し
てページャーに送信するための送信キー45およびモー
ドを終了させるためのモード終了キー46を有する。
【0020】ROM5には、制御プログラム51の他
に、定型外文を定型文に変換するための定型メッセージ
テーブル52と、定型外文の文字をコードに変換する文
字変換テーブル53と、例えば電話,テレホン,TEL
等のような同意語をまとめた同意語テーブル54と、定
型文のコードに変換するための定型メッセージコードテ
ーブル55と、文字データ等が入力されていない状態で
データ送信を行おうとしたときなどに表示する警告画面
等の表示イメージを保存している表示テーブル56とを
あらかじめ記憶している。
【0021】RAM6は、送信先のページャーの機種を
記憶する送信先ページャー機種設定フラグ61と、入力
された文字データを記憶する入力バッファ62と、ペー
ジャーに送信するためのコード化されたデータを記憶す
る送信出力バッファ63と、表示するために入力された
文字データを保存する表示用バッファ64とを備えてい
る。
【0022】表示部7は、ページャーの機種選択時に表
示する選択画面や入力された文字データを表示したり、
定型外文を定型文に変換したときの定型文を表示した
り、ページャーへ送信するデータが無い状態でデータ送
信を行おうとしたときの警告画面等を表示する。
【0023】次に、図2乃至図7を参照して本実施形態
の動作について説明する。
【0024】図2は図1におけるCPUによるページャ
ーの機種設定制御手順を示すフローチャートである。ま
た、図3,図4,図5,図6および図7はそれぞれ図1
におけるCPUによるページャーへのデータ送信制御手
順の一部を示すフローチャートであり、各図の同番号の
飛越し記号を連結することにより1つのフローチャート
となる。
【0025】ユーザが待受け中または通話中に送信先の
ページャーの機種設定を行うようにキー入力部4のペー
ジャー機種選択モードキー41を押下したとき、CPU
3はこれを検知する。
【0026】CPU3はキー入力の有無を判断し、キー
入力が無ければ(ステップS201でN)キー入力待ち
となる。また、キー入力が有ったときには(S201で
Y)検知したキーデータがページャー機種選択モードキ
ー41の押下によるものかどうかを判断する(S20
2)。
【0027】そして、ページャー機種選択モードキー4
1からキーデータが入力されたとき(S202でY)
“ページャー機種設定モード”に状態が移行し、ページ
ャー機種設定モードの表示データをROM5の表示テー
ブル56から読み出し、CPU3によって表示部7に送
信して表示部7に表示し、ユーザに状態が移行したこと
を通知する(S203)。
【0028】数秒後、CPU3は機種設定画面を表示す
るための表示データをROM5の表示テーブル56から
読み出して表示部7へこの表示データを送信することに
より表示部7に表示を行い(S204)、その後S20
1に戻ってユーザの機種設定待ちとなる。
【0029】なお、ここでは送信先のページャー機種と
して便宜上ページャーAおよびページャーBの2種類を
示すが、これに限定されるものではない。
【0030】S202でN、つまりページャー機種選択
モードキー41が押下されなかったとき、キー入力部4
の選択キー42によってページャーAを指定しているか
どうかの判断を行う(S205)。
【0031】そして、ページャーAを指定したとき(S
205でY)には、“ページャーAを指定”であること
をRAM6の送信先ページャー機種設定フラグ61に記
憶させる(S206)。
【0032】その後、ページャー機種選択モードをクリ
アし(S207)、画面をクリアして(S208)ペー
ジャー機種選択モードへ状態が移行する前の状態に戻
る。
【0033】また、S205でN、つまりページャーA
を指定しなかったときは、キー入力部4の選択キー42
の操作によってページャーBを指定しているかどうかを
判断する(S209)。
【0034】そして、ページャーBを指定したとき(S
209でY)には、“ページャーBを指定”であること
をRAM6の送信先ページャー機種設定フラグ61に記
憶させる(S206)。
【0035】その後、ページャー機種選択モードをクリ
アし(S207)、画面をクリアして(S208)ペー
ジャー機種選択モードへ状態が移行する前の状態に戻
る。
【0036】また、ページャーAとページャーBとを指
定しなかったとき(S205でNで、且つS209で
N)には、キー入力部4のモード終了キー46の操作に
よってページャー機種設定モードを強制終了するかどう
かを判断する(S210)。
【0037】そして、ページャー機種設定モードを強制
終了するとき(S210でY)には、ページャー機種選
択モードをクリアし(S207)、画面をクリアして
(S208)ページャー機種選択モードへ状態が移行す
る前の状態に戻る。
【0038】また、ページャー機種設定モードを強制終
了しないとき(S210でN)には、入力されたキーデ
ータは無効となりS201に戻ってキー入力待ちとな
る。
【0039】次に図3を併せ参照すると、携帯電話機が
発信動作から通話状態に移行したときに、CPU3はペ
ージャーにデータを送信するかどうかを判断する(S3
01)。
【0040】ここでN、つまりページャーにデータを送
信しないときは、そのまま通話状態となる。また、ペー
ジャーにデータを送信するとき(S301でY)は、通
話状態でキーデータ入力待ちとなる(S302)。
【0041】CPU3はキー入力部4の各キーの操作に
よりキーデータが入力されたときはこれを検知する機能
を有し、キー入力部4からキーデータが入力されたかど
うかを判断する(S303)。
【0042】そして、キー入力無し(S303でN)と
判断したときはそのままキー入力待ちとなる(S30
2)。
【0043】また、CPU3はキー入力有りを認識した
とき(S303でY)にはテンキー43が押下されたの
か、それ以外の文字キーが押下されたのかを判断する
(S304)。
【0044】ここで、テンキー43が押下されたときに
は、CPU3はRAM6の入力バッファ62にそのキー
データを記憶し(S305)、入力されたデータを表示
用バッファ64から読み出して表示部7に送信して表示
させる(S306)。その後、S302に戻ってキー入
力待ちとなる。
【0045】S304でN、つまりテンキーデータが入
力されなかったときには、CPU3はキー入力部4の確
定キー44が押下されたかどうかを判断する(S30
7)。そして、確定キー44のキーデータが入力された
とき(S307でY)には、CPU3はRAM6の入力
バッファ62にキーデータが記憶されているかどうかを
判断する(S308)。
【0046】ここで、入力バッファ62にキーデータが
記憶されていないとき(S308でY)には、CPU3
はテンキーデータが未入力であることをROM5の表示
テーブル56から警告画面を読み出して表示部7に表示
させてユーザに警告する(S309)。そして、ユーザ
はこの警告画面をクリアし、S302に戻ってキー入力
待ちとなる。
【0047】S308でN、つまりキーデータがRAM
6の表示用バッファ64に記憶されているときには、C
PU3は送信先のページャーの機種(ページャーAかペ
ージャーBか)をRAM6の送信先ページャー機種設定
フラグ61から読み出して判断する(S310)。
【0048】そして、ページャーAに送信するとき(S
310でY)は、CPU3はROM5の定型メッセージ
テーブル52からページャーA用のテーブルを読み出し
て、RAM6の入力バッファ62に記憶されたキーデー
タと比較する。
【0049】また、ページャーBに送信するとき(S3
10でN)は、CPU3はROM5の定型メッセージテ
ーブル52からページャーB用のテーブルを読み出し
て、RAM6の入力バッファ62に記憶されたキーデー
タと比較する。
【0050】図4および図5を併せ参照すると、RAM
6の入力バッファ62に記憶しているキーデータの先頭
にあるデータとROM5の定型メッセージテーブル52
に記憶している各機種(ページャーA用,ページャーB
用)の定型メッセージテーブルの先頭データとを照合す
る(S401,S501)。
【0051】そして、両先頭データが不一致のとき(S
402,S502でN)、CPU3は定型メッセージへ
の変換が不可能であることをROM5の表示テーブル5
6から適切な表示データを読み出して表示部7に表示さ
せる(S406,S506)。
【0052】数秒後、表示部7にテンキー入力画面を表
示させ、S302(図3に図示)に戻ってキーデータ入
力待ちとなる。
【0053】また、S402,S502でY、つまり両
先頭データが一致したときには、CPU3はRAM6の
入力バッファ42に記憶している先頭の次のキーデータ
とROM5の定型メッセージテーブル52に記憶してい
る各機種(ページャーA用,ページャーB用)の定型メ
ッセージテーブルの先頭の次のデータとを照合する(S
403,S503)。
【0054】そして、両データが一致したとき(S40
4,S504でY)、CPU3はまだ比較すべきキーデ
ータがRAM6の入力バッファ62に記憶されているか
どうかを判断する(S405,S505)。
【0055】S405,S505でY、つまり比較すべ
きキーデータが記憶されているときには、S403,S
503に戻ってRAM6の入力バッファ62に次に記憶
されたキーデータと、比較一致した定型文の次のデータ
とを照合する。
【0056】入力バッファ62に記憶されたデータが定
型文と一致しなくなったとき(S404,S504で
N)、CPU3はそれまで一致していた定型文をROM
5の同意語テーブル54と比較する(S408,S50
8)。
【0057】ここで、同意語となるデータがあったとき
(S409,S509でY)、CPU3はその同意語を
含んだ定型文をROM5の定型メッセージテーブル52
から読み出して表示部7に表示させ(S410,S51
0)、定型文に変換するかどうかのユーザの確認待ちと
なる。
【0058】また、S409,S509でN、つまり同
意語となるデータが無かったときは、それまで一致して
いた定型文を表示部7に表示し(S411,S51
1)、定型文に変換するかどうかのユーザの確認待ちと
なる。
【0059】そして、定型文に変換するとき(S41
2,S512でY)には、CPU3はROM5の定型メ
ッセージテーブル52から変換する定型文を読み出して
表示部7に表示させ(S413,S513)、RAM6
内の送信出力バッファ63に定型文のコードを記憶さ
せ、S302(図3に図示)に戻ってキーデータ入力待
ちとなる。
【0060】また、S412,S512でN、つまり定
型文に変換しないときには、CPU3はRAM6内の入
力バッファ62に記憶されたキーデータを表示し(S4
14,S514)、送信出力バッファ63にコード変換
して記憶させ、S302(図3に図示)に戻ってキーデ
ータ入力待ちとなる。
【0061】S405,S505でN、つまり比較すべ
きRAM6内の入力バッファ62に記憶されたデータが
無くなったときには、RAM6内の入力バッファ62の
内容を定型メッセージコードテーブル55によって定型
文のコードに変換して送信出力バッファ63に記憶させ
た後、S302(図3に図示)に戻ってキーデータ入力
待ちとなる。
【0062】図3に戻って、S307でN、つまりキー
入力部4の確定キー44以外のキーが押下されたとき、
CPU3はキー入力部4の送信キー45が押下されたか
どうかを判断する(S311)。
【0063】そして、送信キー45からキーデータが入
力されたとき(S311でY)、CPU3はRAM6の
入力バッファ62に記憶されたキーデータの有無を判断
する(S312)。
【0064】ここでY、つまりキーデータが記憶されて
いなければ、CPU3はキーデータが未入力であること
をROM5の表示テーブル56から警告画面を読み出し
て表示部7に表示させてユーザに警告する(S31
3)。そして、ユーザはこの警告画面をクリアし、S3
02に戻ってキー入力待ちとなる。
【0065】S312でN、つまりキーデータが記憶さ
れているときには、CPU3は図6に示すように送信す
るキーデータが確定済みのデータかどうかを判断する
(S601)。
【0066】そして、確定済みであれば(S601で
Y)、CPU3はRAM6の送信出力バッファ63に記
憶されているコードを無線部2,アンテナ1を通して基
地局に送信する(S602)。その後、ページャー用デ
ータ送信モードをクリアし、画面をクリアしてページャ
ー用データ送信モードへ状態が移行する前の状態に戻
る。
【0067】なお、確定済みでないとき(S601で
N)には、図3に示すS310に戻っ定型文への変換処
理が行われる。
【0068】また、S311でN、つまり入力されたキ
ーデータが送信キー45からのキーデータでなかったと
きには、CPU3は図7に示すようにキー入力部4のモ
ード終了キー46からキーデータが入力されたかどうか
を判断する(S701)。
【0069】そして、モード終了であれば(S701で
Y)、CPU3はRAM6の送信出力バッファ63の内
容をクリアし(S702)、その後、ページャー用デー
タ送信モードをクリアし、画面をクリアして(S70
3)ページャー用データ送信モードへ状態が移行する前
の状態に戻る。
【0070】なお、モード終了キー46以外のキーデー
タが入力されたとき(S701でN)はキーデータ入力
待ちとなる(S302)。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、送信先の
ページャーの機種を選択するページャー機種選択手段
と、文字を入力する文字入力手段と、入力された文字を
格納する文字格納手段と、ページャー機種選択手段が選
択したページャー機種に合わせて文字格納手段に格納さ
れた文字データを定型文コードに変換する定型文コード
変換手段と、この定型文コード変換手段により変換され
た定型文を表示する表示手段と、変換された定型文と文
字格納手段により格納された定型外文とのいずれかを選
択する文選択手段と、この文選択手段が選択した文をコ
ード化して送信する送信手段とを備える携帯電話機にお
いて、ページャー機種を意識せずに入力された定型文を
コード変換して送信するコード変換送信手段と、定型外
文を意味の近い定型文に変換し且つ入力された定型外文
のまま送信するか変換した定型文を送信するかをユーザ
に告知してその結果を送信する告知送信手段とを備える
ことにより、そして、その実施態様として、上記携帯電
話機は、アンテナを通して基地局との間で制御信号およ
び音声信号の送受信を行う無線部と、ユーザが操作する
各種キーを備えるキー入力部と、携帯電話機の制御を行
う制御プログラムおよび各種テーブルをあらかじめ格納
しておくROMと、送信先のページャーの機種を記憶す
るとともに各種バッファを有するRAMと、ページャー
機種選択時の選択画面および入力された文字データを含
むデータを表示する表示部と、ROM内の制御プログラ
ムを実行して上記コード変換送信手段および上記告知送
信手段の処理を行うCPUとを備えることにより、ま
た、上記キー入力部は、ページャーの機種選択モードに
入るためのページャー機種選択モードキーと、送信先の
ページャーの機種を選択するための選択キーと、文字デ
ータおよびダイヤルデータの入力を行うためのテンキー
と、入力した文字データを確定するための確定キーと、
データを基地局に送信するための送信キーと、モードを
終了させるためのモード終了キーとを備えることによ
り、さらに、上記ROMは、制御プログラムと、定型外
文を定型文に変換するための定型メッセージテーブル
と、定型外文の文字をコードに変換する文字変換テーブ
ルと、同意語をまとめた同意語テーブルと、定型文のコ
ードに変換するための定型メッセージコードテーブル
と、警告画面を含む表示イメージを保存している表示テ
ーブルとをあらかじめ記憶していることにより、さらに
また、上記RAMは、送信先のページャーの機種を記憶
する送信先ページャー機種設定フラグと、入力された文
字データを記憶する入力バッファと、ページャーに送信
するためのコード化されたデータを記憶する送信出力バ
ッファと、表示するために入力された文字データを保存
する表示用バッファとを備えることにより、そしてま
た、上記CPUは、ROM内の制御プログラムに従って
キー入力部からのデータの検知、ROMの各種テーブル
からのデータの読込みおよびデータ変換、RAMへの入
力文字データおよびコード化された送信データの書込
み,RAMからの入力文字データの読出しおよびコード
化された送信データの読出し、表示部への表示データ送
信、無線部からのデータ受信およお無線部へのコード化
されたデータの送信を含む制御を行うことにより、ユー
ザは定型文データを送信するときに送信先のページャー
の機種を意識せずにコード入力をすることができ、携帯
電話機内で機種に合ったコード変換を行うので、コード
入力の作業の煩わしさが無くなるという効果を有する。
【0072】また、定型外文を入力したときに定型文と
同じ文ならば定型文コードに変換し、定型文に意味が近
い文であれば定型文に変換可能であるため、一度で送信
できなかったメッセージを一度で送信することができる
ので、定型外文のデータを送信するときの時間的,経済
的な負担が減少するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のページャー用データの共通入力方式の
一実施形態を示す携帯電話機のブロック図である。
【図2】図1におけるCPUによるページャーの機種設
定制御手順を示すフローチャートである。
【図3】図1におけるCPUによるページャーへのデー
タ送信制御手順の一部を示すフローチャートである。
【図4】図1におけるCPUによるページャーへのデー
タ送信制御手順の一部を示すフローチャートである。
【図5】図1におけるCPUによるページャーへのデー
タ送信制御手順の一部を示すフローチャートである。
【図6】図1におけるCPUによるページャーへのデー
タ送信制御手順の一部を示すフローチャートである。
【図7】図1におけるCPUによるページャーへのデー
タ送信制御手順の一部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部 3 CPU 4 キー入力部 5 ROM 6 RAM 7 表示部 41 ページャー機種選択モードキー 42 選択キー 43 テンキー 44 確定キー 45 送信キー 46 モード終了キー 51 制御プログラム 52 定型メッセージテーブル 53 文字変換テーブル 54 同意語テーブル 55 定型メッセージコードテーブル 56 表示テーブル 61 送信先ページャー機種設定フラグ 62 入力バッファ 63 送信出力バッファ 64 表示用バッファ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信先のページャーの機種を選択するペ
    ージャー機種選択手段と、文字を入力する文字入力手段
    と、入力された文字を格納する文字格納手段と、前記ペ
    ージャー機種選択手段が選択したページャー機種に合わ
    せて前記文字格納手段に格納された文字データを定型文
    コードに変換する定型文コード変換手段と、この定型文
    コード変換手段により変換された定型文を表示する表示
    手段と、前記変換された定型文と前記文字格納手段によ
    り格納された定型外文とのいずれかを選択する文選択手
    段と、この文選択手段が選択した文をコード化して送信
    する送信手段とを備える携帯電話機において、前記ペー
    ジャー機種を意識せずに入力された前記定型文をコード
    変換して送信するコード変換送信手段と、前記定型外文
    を意味の近い定型文に変換し且つ入力された前記定型外
    文のまま送信するか前記変換した定型文を送信するかを
    ユーザに告知してその結果を送信する告知送信手段とを
    備えることを特徴とするページャー用データの共通入力
    方式。
  2. 【請求項2】 前記携帯電話機は、アンテナを通して基
    地局との間で制御信号および音声信号の送受信を行う無
    線部と、ユーザが操作する各種キーを備えるキー入力部
    と、前記携帯電話機の制御を行う制御プログラムおよび
    各種テーブルをあらかじめ格納しておくROMと、送信
    先のページャーの機種を記憶するとともに各種バッファ
    を有するRAMと、ページャー機種選択時の選択画面お
    よび入力された文字データを含むデータを表示する表示
    部と、前記ROM内の前記制御プログラムを実行して前
    記コード変換送信手段および前記告知送信手段の処理を
    行うCPUとを備えることを特徴とする請求項1記載の
    ページャー用データの共通入力方式。
  3. 【請求項3】 前記キー入力部は、ページャーの機種選
    択モードに入るためのページャー機種選択モードキー
    と、前記送信先のページャーの機種を選択するための選
    択キーと、前記文字データおよびダイヤルデータの入力
    を行うためのテンキーと、入力した前記文字データを確
    定するための確定キーと、データを前記基地局に送信す
    るための送信キーと、モードを終了させるためのモード
    終了キーとを備えることを特徴とする請求項2記載のペ
    ージャー用データの共通入力方式。
  4. 【請求項4】 前記ROMは、前記制御プログラムと、
    定型外文を定型文に変換するための定型メッセージテー
    ブルと、前記定型外文の文字をコードに変換する文字変
    換テーブルと、同意語をまとめた同意語テーブルと、定
    型文のコードに変換するための定型メッセージコードテ
    ーブルと、警告画面を含む表示イメージを保存している
    表示テーブルとをあらかじめ記憶していることを特徴と
    する請求項2記載のページャー用データの共通入力方
    式。
  5. 【請求項5】 前記RAMは、前記送信先のページャー
    の機種を記憶する送信先ページャー機種設定フラグと、
    入力された前記文字データを記憶する入力バッファと、
    前記ページャーに送信するためのコード化されたデータ
    を記憶する送信出力バッファと、表示するために入力さ
    れた前記文字データを保存する表示用バッファとを備え
    ることを特徴とする請求項2記載のページャー用データ
    の共通入力方式。
  6. 【請求項6】 前記CPUは、前記ROM内の前記制御
    プログラムに従って前記キー入力部からのデータの検
    知、前記ROMの前記各種テーブルからのデータの読込
    みおよびデータ変換、前記RAMへの入力文字データお
    よびコード化された送信データの書込み,前記RAMか
    らの入力文字データの読出しおよびコード化された送信
    データの読出し、前記表示部への表示データ送信、前記
    無線部からのデータ受信および前記無線部へのコード化
    されたデータの送信を含む制御を行うことを特徴とする
    請求項2記載のページャー用データの共通入力方式。
JP21982696A 1996-08-21 1996-08-21 ページャー用データの共通入力方式 Expired - Lifetime JP2933544B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21982696A JP2933544B2 (ja) 1996-08-21 1996-08-21 ページャー用データの共通入力方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21982696A JP2933544B2 (ja) 1996-08-21 1996-08-21 ページャー用データの共通入力方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1066126A true JPH1066126A (ja) 1998-03-06
JP2933544B2 JP2933544B2 (ja) 1999-08-16

Family

ID=16741656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21982696A Expired - Lifetime JP2933544B2 (ja) 1996-08-21 1996-08-21 ページャー用データの共通入力方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2933544B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2933544B2 (ja) 1999-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1732295B1 (en) Device and method for sending and receiving voice call contents via text messages
KR100267699B1 (ko) 데이터수신기장치
EP1231798A2 (en) Language selecting method and mobile communication system
KR100424469B1 (ko) 이동통신단말기에서 음성 알람 장치 및 방법
EP1392039A1 (en) Communication apparatus
JP2933544B2 (ja) ページャー用データの共通入力方式
KR100322414B1 (ko) 이동통신 단말기를 이용한 문서데이터 전송시스템
JP3019433B2 (ja) 無線受信装置
US7209877B2 (en) Method for transmitting character message using voice recognition in portable terminal
JPH0282824A (ja) オートダイアラ装置及びメッセージ送信機能付ページング受信機
KR970002344B1 (ko) 문자의 음성변환 및 음향변환 전송이 가능한 통신장치 및 그 운용방법
JPH1075470A (ja) 通信装置
KR100501896B1 (ko) 점자 입/출력 기능을 가진 무선통신 단말기 및 점자입/출력 방법
US7301556B2 (en) Image signal transmitting/receiving apparatus and method based on a cut-off mode
JP2000286990A (ja) 移動無線端末装置
JPH09205664A (ja) トーンダイヤラ及び電話機及び選択呼出受信機
KR200277255Y1 (ko) 이동통신 단말기의 문자 데이터 처리장치
KR100322413B1 (ko) 이동통신 단말기의 문자 데이터 처리장치 및 그 방법
KR100194425B1 (ko) 팩시밀리에서 무문서 수신방법
KR100590557B1 (ko) 마이컴 제어부를 갖는 주파수톤을 이용한 문자통신 전화기
KR960016902B1 (ko) 페이징 시스템(paging system)에 있어서의 텍스트(text) 송수신장치 및 그에 따른 통신방법
JPH07107191A (ja) 多機能電話機
JP2000134352A (ja) データ通信装置
JPH02143375A (ja) 電子機器
JP2000078310A (ja) メッセージ送信機能付き電話機

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990427