JP2933544B2 - ページャー用データの共通入力方式 - Google Patents

ページャー用データの共通入力方式

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JP2933544B2
JP2933544B2 JP21982696A JP21982696A JP2933544B2 JP 2933544 B2 JP2933544 B2 JP 2933544B2 JP 21982696 A JP21982696 A JP 21982696A JP 21982696 A JP21982696 A JP 21982696A JP 2933544 B2 JP2933544 B2 JP 2933544B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はページャー用データ
の共通入力方式に関し、特にページャー機種を選択して
データを送信することが可能な携帯電話機におけるペー
ジャー用データの共通入力方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機からページャーに対し
て定型文メッセージを送信するときは、ユーザ自身がメ
ッセージを送信したいページャーのコード表を参照しな
がらコード入力して押しボタンダイヤル信号(DTMF
信号)を送信する第1の手法か、またはROM内にあら
かじめ記憶している複数種類の定型文の中からいずれか
を選択してDTMF信号を送信する第2の手法が採られ
ていた。
【0003】また、携帯電話機からページャーに対して
定型外文メッセージを送信するときは、ユーザが文字入
力したデータをROMに記憶している制御プログラムに
よってそのままコード化してDTMF信号を送信する第
3の手法か、またはROM内にあらかじめ記憶している
複数種類の定型文と文字入力された定型外文とを組み合
わせてコード化してDTMF信号を送信する第4の手法
が採られていた。
【0004】しかしながら、この第4の手法では定型外
文で入力したデータが定型文と同様のデータであって
も、従来の携帯電話機では定型外文として送信してしま
うので、定型文でDTMF信号を送信するよりもデータ
数が増加し、従来の携帯電話機は10文字分のDTMF
信号を送信することが可能であったため、送信文字数に
よっては全文を送信することができないことがしばしば
発生していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の携帯電話機
は、定型文のデータを送信するときはユーザ自身がペー
ジャーのコード表を参照しながらコード変換をしなけれ
ばならず、しかも、ページャーの機種によっては同じ意
味の定型文でもコードが異なるため、送信先のページャ
ーの機種を意識しながらコード入力をしなければならな
いので、このコード入力の作業が煩わしいという問題点
があった。
【0006】また、移動機の持つ能力から来る制限によ
って送信するコード数にしばしば制約があることが多い
ため、一度で送信できないことがあり、定型外文のデー
タを送信するときに時間的,経済的な負担がかかるとい
う問題点があった。
【0007】本発明の目的は、ユーザが送信先のページ
ャーの機種を意識せずに定型文および定型外文を入力し
たとき、携帯電話機内で機種ごとの定型メッセージに変
換し、また、定型外文の入力においては定型文に変換
し、送信するコード数を減らして送信データ回数を減ら
すことができるページャー用データの共通入力方式を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、送信先
のページャーの機種を選択するページャー機種選択手段
と、文字を入力する文字入力手段と、入力された文字を
格納する文字格納手段と、前記ページャー機種選択手段
が選択したページャー機種に合わせて前記文字格納手段
に格納された文字データを定型文コードに変換する定型
文コード変換手段と、この定型文コード変換手段により
変換された定型文を表示する表示手段と、前記変換され
た定型文と前記文字格納手段により格納された定型外文
とのいずれかを選択する文選択手段と、この文選択手段
が選択した文をコード化して送信する送信手段とを備え
る携帯電話機において、アンテナを通して基地局との間
で制御信号および音声信号の送受信を行う無線部と、ユ
ーザが操作する各種キーを備えるキー入力部と、前記携
帯電話機の制御を行う制御プログラムおよび各種テーブ
ルをあらかじめ格納しておくROMと、送信先のページ
ャーの機種を記憶するとともに各種バッファを有するR
AMと、ページャー機種選択時の選択画面および入力さ
れた文字データを含むデータを表示する表示部と、前記
ROM内の前記制御プログラムを実行するCPUとを備
えることを特徴とするページャー用データの共通入力方
式が得られる。
【0009】また、前記キー入力部は、ページャーの機
種選択モードに入るためのページャー機種選択モードキ
ーと、前記送信先のページャーの機種を選択するための
選択キーと、前記文字データおよびダイヤルデータの入
力を行うためのテンキーと、入力した前記文字データを
確定するための確定キーと、データを前記基地局に送信
するための送信キーと、モードを終了させるためのモー
ド終了キーとを備えることを特徴とするページャー用デ
ータの共通入力方式が得られる。
【0010】さらに、前記ROMは、前記制御プログラ
ムと、定型外文を定型文に変換するための定型メッセー
ジテーブルと、前記定型外文の文字をコードに変換する
文字変換テーブルと、同意語をまとめた同意語テーブル
と、前記定型文の文字をコードに変換するための定型メ
ッセージコードテーブルと、警告画面を含む表示イメー
ジを保存している表示テーブルとをあらかじめ記憶して
ることを特徴とするページャー用データの共通入力方
式が得られる。
【0011】さらにまた、前記RAMは、前記送信先の
ページャーの機種を記憶する送信先ページャー機種設定
フラグと、入力された前記文字データを記憶する入力バ
ッファと、前記ページャーに送信するためのコード化さ
れたデータを記憶する送信出力バッファと、表示するた
めに入力された前記文字データを保存する表示用バッフ
ァとを備えることを特徴とするページャー用データの共
通入力方式が得られる。
【0012】そして、前記CPUは、前記ROM内の前
記制御プログラムに従って前記キー入力部からのデータ
の検知、前記ROMの前記各種テーブルからのデータの
読込みおよびデータ変換、前記RAMへの入力文字デー
タおよびコード化された送信データの書込み,前記RA
Mからの入力文字データの読出しおよびコード化された
送信データの読出し、前記表示部への表示データ送信、
前記無線部からのデータ受信および前記無線部へのコー
ド化されたデータの送信を含む制御を行うことを特徴と
するページャー用データの共通入力方式が得られる。
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0015】図1は本発明のページャー用データの共通
入力方式の一実施形態を示す携帯電話機のブロック図で
ある。
【0016】図1を参照すると、送信先のページャーの
機種を選択するページャー機種選択手段と、文字を入力
する文字入力手段と、入力された文字を格納する文字格
納手段と、ページャー機種選択手段が選択したページャ
ー機種に合わせて文字格納手段に格納された文字データ
を定型文コードに変換する定型文コード変換手段と、こ
の定型文コード変換手段により変換された定型文を表示
する表示手段と、変換された定型文と文字格納手段によ
り格納された定型外文とのいずれかを選択する文選択手
段と、この文選択手段が選択した文をコード化して送信
する送信手段とを備える本実施形態の携帯電話機は、
ンテナ1を通して図示していない基地局との間で制御信
号および音声信号の送受信を行う無線部2と、携帯電話
機内のすべてのシーケンス制御を司るCPU3と、ユー
ザが操作する各種キーを備えるキー入力部4と、携帯電
話機の制御を行う制御プログラムおよび各種テーブルを
あらかじめ格納しておくROM5と、送信先のページャ
ーの機種を記憶するとともに各種のバッファを有するR
AM6と、ページャー機種選択時の選択画面や入力され
た文字データなどを表示する表示部7とを備えている。
【0017】
【0018】そして、CPU3はROM5内の制御プロ
グラム51に従ってキー入力部4からのデータの検知、
ROM5の各テーブル(定型メッセージテーブル52,
文字変換テーブル53,同意語テーブル54,定型文メ
ッセージコードテーブル55,表示テーブル56)から
のデータの読込みやデータ変換、RAM6への入力文字
データおよびコード化された送信データの書込みやRA
M6からの入力文字データの読出しおよびコード化され
た送信データの読出し、表示部7への表示データ送信,
無線部2からのデータ受信および無線部2へのコード化
されたデータの送信等の制御を行う。
【0019】キー入力部4は、ページャーの機種選択モ
ードに入るためのページャー機種選択モードキー41
と、送信先のページャーの機種を選択するための選択キ
ー42と、文字データの入力およびダイヤルデータの入
力を行うためのテンキー43と、入力した文字データを
確定するための確定キー44と、データを基地局を通し
てページャーに送信するための送信キー45およびモー
ドを終了させるためのモード終了キー46を有する。
【0020】ROM5には、制御プログラム51の他
に、定型外文を定型文に変換するための定型メッセージ
テーブル52と、定型外文の文字をコードに変換する文
字変換テーブル53と、例えば電話,テレホン,TEL
等のような同意語をまとめた同意語テーブル54と、定
型文のコードに変換するための定型メッセージコードテ
ーブル55と、文字データ等が入力されていない状態で
データ送信を行おうとしたときなどに表示する警告画面
等の表示イメージを保存している表示テーブル56とを
あらかじめ記憶している。
【0021】RAM6は、送信先のページャーの機種を
記憶する送信先ページャー機種設定フラグ61と、入力
された文字データを記憶する入力バッファ62と、ペー
ジャーに送信するためのコード化されたデータを記憶す
る送信出力バッファ63と、表示するために入力された
文字データを保存する表示用バッファ64とを備えてい
る。
【0022】表示部7は、ページャーの機種選択時に表
示する選択画面や入力された文字データを表示したり、
定型外文を定型文に変換したときの定型文を表示した
り、ページャーへ送信するデータが無い状態でデータ送
信を行おうとしたときの警告画面等を表示する。
【0023】次に、図2乃至図7を参照して本実施形態
の動作について説明する。
【0024】図2は図1におけるCPUによるページャ
ーの機種設定制御手順を示すフローチャートである。ま
た、図3,図4,図5,図6および図7はそれぞれ図1
におけるCPUによるページャーへのデータ送信制御手
順の一部を示すフローチャートであり、各図の同番号の
飛越し記号を連結することにより1つのフローチャート
となる。
【0025】ユーザが待受け中または通話中に送信先の
ページャーの機種設定を行うようにキー入力部4のペー
ジャー機種選択モードキー41を押下したとき、CPU
3はこれを検知する。
【0026】CPU3はキー入力の有無を判断し、キー
入力が無ければ(ステップS201でN)キー入力待ち
となる。また、キー入力が有ったときには(S201で
Y)検知したキーデータがページャー機種選択モードキ
ー41の押下によるものかどうかを判断する(S20
2)。
【0027】そして、ページャー機種選択モードキー4
1からキーデータが入力されたとき(S202でY)
“ページャー機種設定モード”に状態が移行し、ページ
ャー機種設定モードの表示データをROM5の表示テー
ブル56から読み出し、CPU3によって表示部7に送
信して表示部7に表示し、ユーザに状態が移行したこと
を通知する(S203)。
【0028】数秒後、CPU3は機種設定画面を表示す
るための表示データをROM5の表示テーブル56から
読み出して表示部7へこの表示データを送信することに
より表示部7に表示を行い(S204)、その後S20
1に戻ってユーザの機種設定待ちとなる。
【0029】なお、ここでは送信先のページャー機種と
して便宜上ページャーAおよびページャーBの2種類を
示すが、これに限定されるものではない。
【0030】S202でN、つまりページャー機種選択
モードキー41が押下されなかったとき、キー入力部4
の選択キー42によってページャーAを指定しているか
どうかの判断を行う(S205)。
【0031】そして、ページャーAを指定したとき(S
205でY)には、“ページャーAを指定”であること
をRAM6の送信先ページャー機種設定フラグ61に記
憶させる(S206)。
【0032】その後、ページャー機種選択モードをクリ
アし(S207)、画面をクリアして(S208)ペー
ジャー機種選択モードへ状態が移行する前の状態に戻
る。
【0033】また、S205でN、つまりページャーA
を指定しなかったときは、キー入力部4の選択キー42
の操作によってページャーBを指定しているかどうかを
判断する(S209)。
【0034】そして、ページャーBを指定したとき(S
209でY)には、“ページャーBを指定”であること
をRAM6の送信先ページャー機種設定フラグ61に記
憶させる(S206)。
【0035】その後、ページャー機種選択モードをクリ
アし(S207)、画面をクリアして(S208)ペー
ジャー機種選択モードへ状態が移行する前の状態に戻
る。
【0036】また、ページャーAとページャーBとを指
定しなかったとき(S205でNで、且つS209で
N)には、キー入力部4のモード終了キー46の操作に
よってページャー機種設定モードを強制終了するかどう
かを判断する(S210)。
【0037】そして、ページャー機種設定モードを強制
終了するとき(S210でY)には、ページャー機種選
択モードをクリアし(S207)、画面をクリアして
(S208)ページャー機種選択モードへ状態が移行す
る前の状態に戻る。
【0038】また、ページャー機種設定モードを強制終
了しないとき(S210でN)には、入力されたキーデ
ータは無効となりS201に戻ってキー入力待ちとな
る。
【0039】次に図3を併せ参照すると、携帯電話機が
発信動作から通話状態に移行したときに、CPU3はペ
ージャーにデータを送信するかどうかを判断する(S3
01)。
【0040】ここでN、つまりページャーにデータを送
信しないときは、そのまま通話状態となる。また、ペー
ジャーにデータを送信するとき(S301でY)は、通
話状態でキーデータ入力待ちとなる(S302)。
【0041】CPU3はキー入力部4の各キーの操作に
よりキーデータが入力されたときはこれを検知する機能
を有し、キー入力部4からキーデータが入力されたかど
うかを判断する(S303)。
【0042】そして、キー入力無し(S303でN)と
判断したときはそのままキー入力待ちとなる(S30
2)。
【0043】また、CPU3はキー入力有りを認識した
とき(S303でY)にはテンキー43が押下されたの
か、それ以外の文字キーが押下されたのかを判断する
(S304)。
【0044】ここで、テンキー43が押下されたときに
は、CPU3はRAM6の入力バッファ62にそのキー
データを記憶し(S305)、入力されたデータを表示
用バッファ64から読み出して表示部7に送信して表示
させる(S306)。その後、S302に戻ってキー入
力待ちとなる。
【0045】S304でN、つまりテンキーデータが入
力されなかったときには、CPU3はキー入力部4の確
定キー44が押下されたかどうかを判断する(S30
7)。そして、確定キー44のキーデータが入力された
とき(S307でY)には、CPU3はRAM6の入力
バッファ62にキーデータが記憶されているかどうかを
判断する(S308)。
【0046】ここで、入力バッファ62にキーデータが
記憶されていないとき(S308でY)には、CPU3
はテンキーデータが未入力であることをROM5の表示
テーブル56から警告画面を読み出して表示部7に表示
させてユーザに警告する(S309)。そして、ユーザ
はこの警告画面をクリアし、S302に戻ってキー入力
待ちとなる。
【0047】S308でN、つまりキーデータがRAM
6の入力バッファ6に記憶されているときには、CP
U3は送信先のページャーの機種(ページャーAかペー
ジャーBか)をRAM6の送信先ページャー機種設定フ
ラグ61から読み出して判断する(S310)。
【0048】そして、ページャーAに送信するとき(S
310でY)は、CPU3はROM5の定型メッセージ
テーブル52からページャーA用のテーブルを読み出し
て、RAM6の入力バッファ62に記憶されたキーデー
タと比較する。
【0049】また、ページャーBに送信するとき(S3
10でN)は、CPU3はROM5の定型メッセージテ
ーブル52からページャーB用のテーブルを読み出し
て、RAM6の入力バッファ62に記憶されたキーデー
タと比較する。
【0050】図4および図5を併せ参照すると、RAM
6の入力バッファ62に記憶しているキーデータの先頭
にあるデータとROM5の定型メッセージテーブル52
に記憶している各機種(ページャーA用,ページャーB
用)の定型メッセージテーブルの先頭データとを照合す
る(S401,S501)。
【0051】そして、両先頭データが不一致のとき(S
402,S502でN)、CPU3は定型メッセージへ
の変換が不可能であることをROM5の表示テーブル5
6から適切な表示データを読み出して表示部7に表示さ
せる(S406,S506)。
【0052】数秒後、表示部7にテンキー入力画面を表
示させ、S302(図3に図示)に戻ってキーデータ入
力待ちとなる。
【0053】また、S402,S502でY、つまり両
先頭データが一致したときには、CPU3はRAM6の
入力バッファ2に記憶している先頭の次のキーデータ
とROM5の定型メッセージテーブル52に記憶してい
る各機種(ページャーA用,ページャーB用)の定型メ
ッセージテーブルの先頭の次のデータとを照合する(S
403,S503)。
【0054】そして、両データが一致したとき(S40
4,S504でY)、CPU3はまだ比較すべきキーデ
ータがRAM6の入力バッファ62に記憶されているか
どうかを判断する(S405,S505)。
【0055】S405,S505でY、つまり比較すべ
きキーデータが記憶されているときには、S403,S
503に戻ってRAM6の入力バッファ62に次に記憶
されたキーデータと、比較一致した定型文の次のデータ
とを照合する。
【0056】入力バッファ62に記憶されたデータが定
型文と一致しなくなったとき(S404,S504で
N)、CPU3はそれまで一致していた定型文をROM
5の同意語テーブル54と比較する(S408,S50
8)。
【0057】ここで、同意語となるデータがあったとき
(S409,S509でY)、CPU3はその同意語を
含んだ定型文をROM5の定型メッセージテーブル52
から読み出して表示部7に表示させ(S410,S51
0)、定型文に変換するかどうかのユーザの確認待ちと
なる。
【0058】また、S409,S509でN、つまり同
意語となるデータが無かったときは、それまで一致して
いた定型文を表示部7に表示し(S411,S51
1)、定型文に変換するかどうかのユーザの確認待ちと
なる。
【0059】そして、定型文に変換するとき(S41
2,S512でY)には、CPU3はROM5の定型メ
ッセージテーブル52から変換する定型文を読み出して
表示部7に表示させ(S413,S513)、RAM6
内の送信出力バッファ63に定型文のコードを記憶さ
せ、S302(図3に図示)に戻ってキーデータ入力待
ちとなる。
【0060】また、S412,S512でN、つまり定
型文に変換しないときには、CPU3はRAM6内の入
力バッファ62に記憶されたキーデータを表示し(S4
14,S514)、送信出力バッファ63にコード変換
して記憶させ、S302(図3に図示)に戻ってキーデ
ータ入力待ちとなる。
【0061】S405,S505でN、つまり比較すべ
きRAM6内の入力バッファ62に記憶されたデータが
無くなったときには、RAM6内の入力バッファ62の
内容を定型メッセージコードテーブル55によって定型
文のコードに変換して送信出力バッファ63に記憶させ
た後、S302(図3に図示)に戻ってキーデータ入力
待ちとなる。
【0062】図3に戻って、S307でN、つまりキー
入力部4の確定キー44以外のキーが押下されたとき、
CPU3はキー入力部4の送信キー45が押下されたか
どうかを判断する(S311)。
【0063】そして、送信キー45からキーデータが入
力されたとき(S311でY)、CPU3はRAM6の
入力バッファ62に記憶されたキーデータの有無を判断
する(S312)。
【0064】ここでY、つまりキーデータが記憶されて
いなければ、CPU3はキーデータが未入力であること
をROM5の表示テーブル56から警告画面を読み出し
て表示部7に表示させてユーザに警告する(S31
3)。そして、ユーザはこの警告画面をクリアし、S3
02に戻ってキー入力待ちとなる。
【0065】S312でN、つまりキーデータが記憶さ
れているときには、CPU3は図6に示すように送信す
るキーデータが確定済みのデータかどうかを判断する
(S601)。
【0066】そして、確定済みであれば(S601で
Y)、CPU3はRAM6の送信出力バッファ63に記
憶されているコードを無線部2,アンテナ1を通して基
地局に送信する(S602)。その後、ページャー用デ
ータ送信モードをクリアし、画面をクリアしてページャ
ー用データ送信モードへ状態が移行する前の状態に戻
る。
【0067】なお、確定済みでないとき(S601で
N)には、図3に示すS310に戻っ定型文への変換処
理が行われる。
【0068】また、S311でN、つまり入力されたキ
ーデータが送信キー45からのキーデータでなかったと
きには、CPU3は図7に示すようにキー入力部4のモ
ード終了キー46からキーデータが入力されたかどうか
を判断する(S701)。
【0069】そして、モード終了であれば(S701で
Y)、CPU3はRAM6の送信出力バッファ63の内
容をクリアし(S702)、その後、ページャー用デー
タ送信モードをクリアし、画面をクリアして(S70
3)ページャー用データ送信モードへ状態が移行する前
の状態に戻る。
【0070】なお、モード終了キー46以外のキーデー
タが入力されたとき(S701でN)はキーデータ入力
待ちとなる(S302)。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、送信先の
ページャーの機種を選択するページャー機種選択手段
と、文字を入力する文字入力手段と、入力された文字を
格納する文字格納手段と、ページャー機種選択手段が選
択したページャー機種に合わせて文字格納手段に格納さ
れた文字データを定型文コードに変換する定型文コード
変換手段と、この定型文コード変換手段により変換され
た定型文を表示する表示手段と、変換された定型文と文
字格納手段により格納された定型外文とのいずれかを選
択する文選択手段と、この文選択手段が選択した文をコ
ード化して送信する送信手段とを備える携帯電話機にお
て、アンテナを通して基地局との間で制御信号および
音声信号の送受信を行う無線部と、ユーザが操作する各
種キーを備えるキー入力部と、携帯電話機の制御を行う
制御プログラムおよび各種テーブルをあらかじめ格納し
ておくROMと、送信先のページャーの機種を記憶する
とともに各種バッファを有するRAMと、ページャー機
種選択時の選択画面および入力された文字データを含む
データを表示する表示部と、ROM内の制御プログラム
を実行するCPUとを備えることにより、また、上記キ
ー入力部は、ページャーの機種選択モードに入るための
ページャー機種選択モードキーと、送信先のページャー
の機種を選択するための選択キーと、文字データおよび
ダイヤルデータの入力を行うためのテンキーと、入力し
た文字データを確定するための確定キーと、データを基
地局に送信するための送信キーと、モードを終了させる
ためのモード終了キーとを備えることにより、さらに、
上記ROMは、制御プログラムと、定型外文を定型文に
変換するための定型メッセージテーブルと、定型外文の
文字をコードに変換する文字変換テーブルと、同意語を
まとめた同意語テーブルと、定型文の文字をコードに変
換するための定型メッセージコードテーブルと、警告画
面を含む表示イメージを保存している表示テーブルとを
あらかじめ記憶していることにより、さらにまた、上記
RAMは、送信先のページャーの機種を記憶する送信先
ページャー機種設定フラグと、入力された文字データを
記憶する入力バッファと、ページャーに送信するための
コード化されたデータを記憶する送信出力バッファと、
表示するために入力された文字データを保存する表示用
バッファとを備えることにより、そしてまた、上記CP
Uは、ROM内の制御プログラムに従ってキー入力部か
らのデータの検知、ROMの各種テーブルからのデータ
の読込みおよびデータ変換、RAMへの入力文字データ
およびコード化された送信データの書込み,RAMから
の入力文字データの読出しおよびコード化された送信デ
ータの読出し、表示部への表示データ送信、無線部から
のデータ受信およお無線部へのコード化されたデータの
送信を含む制御を行うことにより、ユーザは定型文デー
タを送信するときに送信先のページャーの機種を意識せ
ずにコード入力をすることができ、携帯電話機内で機種
に合ったコード変換を行うので、コード入力の作業の煩
わしさが無くなるという効果を有する。
【0072】また、定型外文を入力したときに定型文と
同じ文ならば定型文コードに変換し、定型文に意味が近
い文であれば定型文に変換可能であるため、一度で送信
できなかったメッセージを一度で送信することができる
ので、定型外文のデータを送信するときの時間的,経済
的な負担が減少するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のページャー用データの共通入力方式の
一実施形態を示す携帯電話機のブロック図である。
【図2】図1におけるCPUによるページャーの機種設
定制御手順を示すフローチャートである。
【図3】図1におけるCPUによるページャーへのデー
タ送信制御手順の一部を示すフローチャートである。
【図4】図1におけるCPUによるページャーへのデー
タ送信制御手順の一部を示すフローチャートである。
【図5】図1におけるCPUによるページャーへのデー
タ送信制御手順の一部を示すフローチャートである。
【図6】図1におけるCPUによるページャーへのデー
タ送信制御手順の一部を示すフローチャートである。
【図7】図1におけるCPUによるページャーへのデー
タ送信制御手順の一部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部 3 CPU 4 キー入力部 5 ROM 6 RAM 7 表示部 41 ページャー機種選択モードキー 42 選択キー 43 テンキー 44 確定キー 45 送信キー 46 モード終了キー 51 制御プログラム 52 定型メッセージテーブル 53 文字変換テーブル 54 同意語テーブル 55 定型メッセージコードテーブル 56 表示テーブル 61 送信先ページャー機種設定フラグ 62 入力バッファ 63 送信出力バッファ 64 表示用バッファ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信先のページャーの機種を選択するペ
    ージャー機種選択手段と、文字を入力する文字入力手段
    と、入力された文字を格納する文字格納手段と、前記ペ
    ージャー機種選択手段が選択したページャー機種に合わ
    せて前記文字格納手段に格納された文字データを定型文
    コードに変換する定型文コード変換手段と、この定型文
    コード変換手段により変換された定型文を表示する表示
    手段と、前記変換された定型文と前記文字格納手段によ
    り格納された定型外文とのいずれかを選択する文選択手
    段と、この文選択手段が選択した文をコード化して送信
    する送信手段とを備える携帯電話機において、アンテナ
    を通して基地局との間で制御信号および音声信号の送受
    信を行う無線部と、ユーザが操作する各種キーを備える
    キー入力部と、前記携帯電話機の制御を行う制御プログ
    ラムおよび各種テーブルをあらかじめ格納しておくRO
    Mと、送信先のページャーの機種を記憶するとともに各
    種バッファを有するRAMと、ページャー機種選択時の
    選択画面および入力された文字データを含むデータを表
    示する表示部と、前記ROM内の前記制御プログラムを
    実行するCPUとを備えることを特徴とするページャー
    用データの共通入力方式。
  2. 【請求項2】 前記キー入力部は、ページャーの機種選
    択モードに入るためのページャー機種選択モードキー
    と、前記送信先のページャーの機種を選択するための選
    択キーと、前記文字データおよびダイヤルデータの入力
    を行うためのテンキーと、入力した前記文字データを確
    定するための確定キーと、データを前記基地局に送信す
    るための送信キーと、モードを終了させるためのモード
    終了キーとを備えることを特徴とする請求項1記載のペ
    ージャー用データの共通入力方式。
  3. 【請求項3】 前記ROMは、前記制御プログラムと、
    定型外文を定型文に変換するための定型メッセージテー
    ブルと、前記定型外文の文字をコードに変換する文字変
    換テーブルと、同意語をまとめた同意語テーブルと、前
    記定型文の文字をコードに変換するための定型メッセー
    ジコードテーブルと、警告画面を含む表示イメージを保
    存している表示テーブルとをあらかじめ記憶しているこ
    とを特徴とする請求項記載のページャー用データの共
    通入力方式。
  4. 【請求項4】 前記RAMは、前記送信先のページャー
    の機種を記憶する送信先ページャー機種設定フラグと、
    入力された前記文字データを記憶する入力バッファと、
    前記ページャーに送信するためのコード化されたデータ
    を記憶する送信出力バッファと、表示するために入力さ
    れた前記文字データを保存する表示用バッファとを備え
    ることを特徴とする請求項記載のページャー用データ
    の共通入力方式。
  5. 【請求項5】 前記CPUは、前記ROM内の前記制御
    プログラムに従って前記キー入力部からのデータの検
    知、前記ROMの前記各種テーブルからのデータの読込
    みおよびデータ変換、前記RAMへの入力文字データお
    よびコード化された送信データの書込み,前記RAMか
    らの入力文字データの読出しおよびコード化された送信
    データの読出し、前記表示部への表示データ送信、前記
    無線部からのデータ受信および前記無線部へのコード化
    されたデータの送信を含む制御を行うことを特徴とする
    請求項記載のページャー用データの共通入力方式。
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