JPH1066047A - データ送信装置およびデータ送信方法 - Google Patents

データ送信装置およびデータ送信方法

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JPH1066047A
JPH1066047A JP8218245A JP21824596A JPH1066047A JP H1066047 A JPH1066047 A JP H1066047A JP 8218245 A JP8218245 A JP 8218245A JP 21824596 A JP21824596 A JP 21824596A JP H1066047 A JPH1066047 A JP H1066047A
Authority
JP
Japan
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data
hdd
program
channel
terminal
Prior art date
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JP8218245A
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English (en)
Inventor
Yasumasa Kodama
安正 児玉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミラーディスクの有効利用を図る。 【解決手段】 HDD(ハードディスクドライブ)15
Aおよび15Bには、同一の番組データがMPEG符号
化されて記録されている。HDD15Aまたは15Bの
うちの、例えば、HDD15Aに異常が発生すると、コ
ントローラ23は、再生制御部21Aを制御することに
より、HDD15Aからのデータの読み出し処理を停止
させる。さらに、コントローラ23は、HDD15Aか
らのデータを受信していた端末に、HDD15Bから読
み出されるデータを受信させるように、フォーマッタ2
2Bを制御する。フォーマッタ22Bでは、コントロー
ラ23の制御にしたがって、PMT(Program Map Tabl
e)が変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ送信装置お
よびデータ送信方法に関し、特に、例えば、視聴者の要
求に応じた番組を提供するVOD(Video On Demand)
システムなどに用いて好適なデータ送信装置およびデー
タ送信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、視聴者の希望に応じて番組を提
供するVODシステムにおいては、複数のチャンネルに
よって、映画などの画像データ、さらにはその他各種の
データを送信するようになされている。VODを実現す
る方法としては、例えば、各チャンネルに対応する磁気
テープを再生する複数の再生装置を用いて、複数のデー
タを、同時に、または一定時間ずらして送出する方法
や、ランダムアクセスが可能なディスク装置を用い、複
数のデータにランダムアクセスして、複数のチャンネル
から送出する方法などがある。
【0003】また、最近では、VODサービスの1つの
形態として、NVOD(Near VOD)サービスが提案され
ている。NVODとは、同一の番組を、時間をずらして
複数チャンネルから送出するもので、視聴者は、そのよ
うな複数チャンネルの中から、開始時刻が最も近いもの
を選択することで、希望する番組を、それほど待つこと
なく最初から視聴することができる。
【0004】ところで、NVODを行うために適したデ
ータの送出方法として、例えば、本件出願人が先に出願
した特開平8−46584号公報などに開示されている
ような、時系列の情報である番組の一部分を、一定間隔
で取り出して再配置し、これを高速で再生する方法があ
る。
【0005】即ち、例えば、ある2時間の番組を、4チ
ャンネルで、同一の時間ずつずらして送出する場合、図
9(A)に示すように、その番組を、チャンネル数と同
一の4ブロックA,B,C,Dに等分割し、さらに、各
ブロックを、幾つかに等分する。従って、この場合、番
組は、30分単位のブロックA乃至Dに分割される。ま
た、図9(A)の例では、ブロックA乃至Dが、それぞ
れ1800等分されており、従って、1つのブロックを
1800等分したデータは、1秒単位のデータとなって
いる。
【0006】いま、ブロックAを1800等分して得ら
れる1800のデータを、その先頭からA1,A2,・
・・,A1800とし、さらに、他のブロックB乃至D
について得られるデータも、同様に、B1乃至B180
0,C1乃至C1800,D1乃至D1800とする
と、ブロックA乃至Dそれぞれの先頭から、1つずつデ
ータを取り出し、時系列に再配置する。その結果、図9
(B)に示すように、A1,B1,C1,D1,A2,
B2,C2,D2,・・・,A1800,B1800,
C1800,D1800という、番組の一部分としての
1秒単位のデータを30分間隔で取り出して再配置した
状態の並びが得られる。
【0007】そして、このような並びのデータを、図9
(C)に示すように、通常の再生レートの、チャンネル
数倍、即ち、ここでは、4倍以上のレートで再生し、再
生した各ブロックのデータを、4チャンネルそれぞれか
ら、通常の再生レートと同一のレートで送出する。即
ち、図9(D)乃至(G)に示すように、例えば、ブロ
ックAをチャンネル1から送出し、ブロックBをチャン
ネル2から送出する。また、ブロックCをチャンネル3
から送出し、ブロックDをチャンネル4から送出する。
【0008】この場合、データは、通常の再生レートの
4倍のレートで再生されているから、2時間の番組の1
回の再生は30分で終了し、また、ブロックA乃至D
は、30分単位のデータであるから、1回の再生が終了
すると、ブロックA乃至Dの送出も終了する。そこで、
図9(C)に示すように、即座に、2回目の再生を開始
し、このときは、ブロックA乃至Dを、1チャンネルず
つずらして送出する。即ち、図9(D)乃至(G)に示
すように、ブロックBをチャンネル1から、ブロックC
をチャンネル2から、ブロックDをチャンネル3から、
ブロックAをチャンネル1から、それぞれ送出する。
【0009】以下、同様の処理を繰り返すことで、番組
は、チャンネル1乃至4から、1ブロックに相当する時
間、即ち、ここでは、30分ずつずらして送出される。
【0010】図9(B)に示したような並びで、データ
を、例えば、光ディスクや、光磁気ディスク、磁気ディ
スクなどのディスク状の記録媒体に記録しておくこと
で、そのようなディスクに対してランダムアクセスする
ことなく、同一の番組を、時間をずらして複数チャンネ
ルから送出することができ、その結果、同図(A)に示
したような並びで、データを記録しておく場合に比較し
て、ランダムアクセスに要する時間だけ多くのデータの
提供時間を確保することができる。
【0011】図10は、以上のような方法でデータを提
供する、従来のNVODシステムの送信装置の一例の構
成を示している。
【0012】ROM(Read Only Memory)11は、シス
テムプログラムやアプリケーションプログラムを記憶し
ている。CPU(Central Processing Unit)12は、
ROM11に記憶されているシステムプログラムを実行
し、そのシステムプログラムの制御の下、同じくROM
11に記憶されているアプリケーションプログラムを実
行することで、上述したようなデータの送信処理を行う
ようになされている。RAM(Random Access Memory)
13は、CPU12の動作上必要なデータなどを記憶す
るようになされている。
【0013】SCSI(Small Computer System Interf
ace)インターフェイス(SCSII/F)14Aまた
は14Bは、CPU12と、SCSIの規格に準拠した
通信を行うことで、HDD(Hard Disk Drive)15A
または15Bをそれぞれ制御するようになされている。
HDD15Aおよび15Bには、例えば、上述の図9
(B)に示したようなフォーマットで、同一の番組のデ
ータが、例えばMPEG(Moving Picture Experts Gro
up)符号化されて記録(記憶)されている。
【0014】FIFO(First In First Out)メモリ1
1乃至16nは、バスを介して供給されるデータを一時
記憶し、チャンネルch1乃至chnのデータとして、多
重化器17に供給するようになされている。多重化器1
7は、FIFOメモリ161乃至16nからのデータを多
重化して、視聴者側に送信するようになされている。
【0015】以上のように構成される送信装置において
は、例えば、HDD15Bは、HDD15Aのミラーデ
ィスクであり、通常は、HDD15Bを用いずに、HD
D15Aのみを用いてデータの送信(送出)が行われ、
HDD15Aが故障するなどの異常が発生した場合の
み、HDD15Aに代えて、ミラーであるHDD15B
を用いてデータの送信が行われる。
【0016】即ち、HDD15Aが正常な場合において
は、CPU12は、HDD15Aを制御することによ
り、そこに記録されている番組のデータを高速再生さ
せ、これにより、図9で説明したようにして、開始時刻
が所定の時間だけずれたnチャンネルのデータを生成す
る。そして、このnチャンネルのデータを、それぞれ、
FIFO161乃至16nに供給して記憶させる。
【0017】ここで、上述の図9(C)で説明したよう
に、データは、A1,B1,C1,D1,A2,B2,
C2,D2,・・・,A1800,B1800,C18
00,D1800の順番で再生されるため、例えば、ブ
ロックAに注目すると、このブロックAを構成するデー
タA1,A2,・・・,A1800は、いわばバースト
的に再生される(連続してではなく、いわば飛び飛びに
再生される)。
【0018】そこで、このバースト的に再生されるデー
タを、連続して出力するために、FIFO161乃至1
nが設けられている。
【0019】FIFO161乃至16nに記憶されたデー
タは、それぞれチャンネルch1乃至chnのデータとし
て、多重化器17に出力され、多重化器17では、これ
らのデータが多重化されて送信される。
【0020】例えば、HDD15Aに、2時間の番組の
データが、6ブロックに等分割されて記録されている場
合、多重化器17からは、図11に示すように、チャン
ネルch1乃至ch6のデータとして、その2時間の番組
のデータが、20分(=120分/6)間隔で送信され
る。
【0021】従って、視聴者は、そのようなチャンネル
ch1乃至ch6のうちの、最も開始時刻が早いものを選
択することで、多くても20分待つことで、番組を最初
から視聴することができる。
【0022】通常は、以上のようにHDD15Aのみを
用いてデータの送信が行われ、HDD15Aに異常が発
生した場合には、HDD15Aに代えて、HDD15B
を用い、上述した場合と同様にしてデータの送信が行わ
れる。従って、HDD15Aが故障した場合であって
も、視聴者には、番組を提供し続けることができる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来におい
ては、可動部分のあるHDDは、例えばヘッドクラッシ
ュなどのメカ的な故障率が高かったが、最近では、その
製造技術の進歩に伴い、MTBF(Mean Time Between
Failures)が800000時間程度の製品が実現されて
いる。
【0024】従って、ミラーディスクが使用される頻度
は低下しているが、ほとんど活用されないというのは、
資源の無駄である。
【0025】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、資源の有効活用を図ることができるよう
にするものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のデータ
送信装置は、同一のデータを記憶している第1および第
2の記憶手段と、第1または第2の記憶手段のうちのい
ずれか一方に異常が発生したときに、そこからのデータ
の読み出しを停止させる停止手段と、第1または第2の
記憶手段のうちのいずれか一方からのデータの読み出し
が停止されたときに、そのデータを受信していた端末
に、他方から読み出されたデータを受信させる制御を行
う制御手段とを備えることを特徴とする。
【0027】請求項6に記載のデータ送信方法は、第1
または第2の記憶手段のうちのいずれか一方に異常が発
生したときに、そこからのデータの読み出しを停止さ
せ、第1または第2の記憶手段のうちのいずれか一方か
らのデータの読み出しが停止されたときに、そのデータ
を受信していた端末に、他方から読み出されたデータを
受信させることを特徴とする。
【0028】請求項1に記載のデータ送信装置において
は、第1および第2の記憶手段は、同一のデータを記憶
しており、停止手段は、第1または第2の記憶手段のう
ちのいずれか一方に異常が発生したときに、そこからの
データの読み出しを停止させるようになされている。制
御手段は、第1または第2の記憶手段のうちのいずれか
一方からのデータの読み出しが停止されたときに、その
データを受信していた端末に、他方から読み出されたデ
ータを受信させる制御を行うようになされている。
【0029】請求項6に記載のデータ送信方法において
は、第1または第2の記憶手段のうちのいずれか一方に
異常が発生したときに、そこからのデータの読み出しを
停止させ、第1または第2の記憶手段のうちのいずれか
一方からのデータの読み出しが停止されたときに、その
データを受信していた端末に、他方から読み出されたデ
ータを受信させるようになされている。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したNVO
Dシステムの一実施例の構成を示している。
【0031】送信装置1においては、複数の番組が、通
信網2を介して送出されている。また、送信装置1で
は、同一の番組が、その開始時刻をずらして、複数のチ
ャンネルで放送されている。そして、送信装置1が送出
(送信)する番組は、例えば、CATV網や、衛星回
線、電話回線、その他の無線または有線回線、あるいは
これらを組み合わせた通信網2を介して、視聴者側の端
末であるSTB(Set TopBox)3で受信される。従っ
て、視聴者は、STB3を操作して、自身の希望する番
組であって、開始時刻の最も近いもののチャンネルを選
択することで、それほど待つことなく、所望の番組を最
初から視聴することができる。
【0032】図2は、図1の送信装置1の構成例を示し
ている。なお、図中、図10における場合と対応する部
分については、同一の符号を付してある。即ち、送信装
置1は、FIFOメモリ161乃至16nに代えて、その
2倍の数のFIFOメモリ161乃至162nが設けられ
ている他は、基本的に、図10における場合と同様に構
成されている。
【0033】但し、送信装置1においては、HDD15
A(第1の記憶手段)だけでなく、HDD15B(第2
の記憶手段)をも用いて、データの送信が行われるよう
になされている。
【0034】即ち、CPU12は、HDD15Aを制御
することにより、図9で説明した場合と同様にして、開
始時刻が所定の時間だけずれたnチャンネルのデータを
生成し、FIFO161乃至16nに供給して記憶させ
る。さらに、CPU12は、HDD15Bを制御するこ
とにより、やはり、開始時刻が所定の時間だけずれたn
チャンネルのデータを生成し、FIFO16n+1乃至1
2nに供給して記憶させる。FIFO161乃至162n
に記憶されたデータは、それぞれチャンネルch1乃至
ch2nのデータとして、多重化器17に出力され、多重
化器17では、これらのデータが多重化され、通信網2
を介して、STB3に送信される。
【0035】なお、CPU12は、HDD15Bについ
ては、HDD15Aを用いて生成される、あるデータの
開始時刻と、次のデータの開始時刻との、例えば、中間
の時刻から番組が開始されるように、その制御を行うよ
うになされている。
【0036】即ち、例えば、HDD15Aを用いて、前
述の図11に示したように、2時間の番組が、6チャン
ネルで、20分(=120分/6)間隔で送信される場
合においては、HDD15Bを用いての番組の送信は、
図3に示すように、HDD15Aによる場合の10分
(=20分/2)遅れで行われるようになされている。
【0037】従って、同一の番組が10分間隔で送信さ
れることとなり、以上のようにミラーディスクとして設
けられたHDD15Bを有効利用することで、視聴者側
からすれば、最大の待ち時間が、従来の1/2となる。
【0038】なお、図3の実施例においては、HDD1
5Aから再生されたデータには、奇数のチャンネルch
1,ch3,・・・が割り当てられており、HDD15B
から再生されたデータには、偶数のチャンネルch2
ch4,・・・が割り当てられている。
【0039】また、HDD15Aおよび15Bには、1
の番組だけでなく、複数の番組のデータが記録(記憶)
されており、各番組のデータが、上述したように、開始
時刻をずらして複数チャンネルで送信されるようになさ
れている。
【0040】次に、図4は、図2のCPU12を、機能
的に表したブロック図である。
【0041】再生制御部21Aまたは21B(送信手
段)は、HDD15AまたはHDD15Bから、図9で
説明したように、番組のデータを高速再生(読み出し)
し、これにより、例えば、図3で説明したような開始時
刻のずれを有する6チャンネルずつのデータを生成し、
フォーマッタ22Aまたは22Bを介して、STB3に
送信するようになされている。
【0042】フォーマッタ22Aまたは22Bは、再生
制御部21Aまたは21Bが出力する6チャンネルのデ
ータがパケット化され、さらに、各パケットに対して、
チャンネルに対応するID(PID(Packet IDentifie
r))その他必要な情報を付加して、対応するFIFO
メモリ16(図2)に供給するようになされている。さ
らに、フォーマッタ22Aおよび22Bは、チャンネル
に対応するパケットを識別するための情報を配置したパ
ケットを生成して出力するようにもなされている。
【0043】コントローラ23(停止手段)(制御手
段)は、HDD15Aまたは15Bのうちのいずれかに
異常が発生した場合に、再生制御部21Aおよび21
B、並びにフォーマッタ22Aおよび22Bを制御する
ようになされている。
【0044】次に、図5のフローチャートを参照して、
その動作について説明する。
【0045】まず最初に、ステップS1では、PAT
(Program Association Table),PMT(Program Map
Table),NIT(Network Information Table)、お
よび番組のデータのパケットが通常送信される。
【0046】即ち、再生制御部21Aまたは21Bにお
いて、HDD15AまたはHDD15Bから、番組のデ
ータが高速再生され、これにより、6チャンネルずつの
データが生成され、フォーマッタ22Aまたは22Bに
供給される。フォーマッタ22Aまたは22Bでは、再
生制御部21Aまたは21Bが出力する6チャンネルの
データに対して、チャンネルに対応するPIDなどが付
加されて出力される。さらに、フォーマッタ22Aおよ
び22Bにおいては、PAT,PMT,NITなどのパ
ケットも生成され、やはりPIDが付加されて出力され
る。
【0047】ここで、PIDは各パケットを識別するた
めのもので、例えば、PATには、所定の固定値(例え
ば、0x00(0xは、それに続く数字が16進数であ
ることを表す)があらかじめ割り当てられている。
【0048】PATには、図6(A)に示すように、あ
るプログラムナンバ(Program No.)(STB3におい
て選択されるチャンネルに相当する)のパケットを得る
ために参照すべきPMTのPIDが記述されている。
【0049】なお、図6(A)においては、プログラム
ナンバ(Program No.)「0」は、PID「N」と対応
付けられており、ここでは、PID「N」のパケットに
は、同図(B)に示すように、NITが配置されてい
る。NITには、物理的なネットワークパラメータが記
述されている。
【0050】PMTには、図6(C)に示すように、あ
るプログラムナンバに対応する番組のデータが配置され
た、図6(D)に示すようなビデオパケットとオーディ
オパケットのPIDが記述されている。なお、PMT
は、MPEG2のトランスポートストリームにおいて規
定されている。
【0051】従って、STB3においては、まずPID
が0x00のパケット、即ち、PATが受信され(図6
(A))、STB3を操作することにより選択されたチ
ャンネルに相当するプログラムナンバに対応付けられて
いるPIDが検出される。そして、そのPIDが付加さ
れているパケット、即ち、PMTが受信される(図6
(C))。さらに、STB3では、そのPMTに記述さ
れているPIDが検出され、そのPIDが付加されてい
るビデオパケットとオーディオパケットが受信される
(図6(D))(但し、図6(D)では(後述する図7
(D)においても同様)、オーディオパケットの図示は
省略してある)。
【0052】具体的には、STB3において、例えば、
プログラムナンバ「1」に対応するチャンネル1が選択
された場合、PAT(図6(A))により、そのプログ
ラムナンバについてのPMTのPIDが「100」であ
ることが認識される。そして、そのPMT(図6
(C))のパケットを受信することで、プログラムナン
バ「1」に対応する番組のデータが配置されたビデオパ
ケットとオーディオパケットのPIDが「200」と
「201」であることが認識される。そして、PIDが
「200」と「201」のビデオパケット(図6
(D))とオーディオパケットが受信される。
【0053】以上のようにして、STB3において、選
択されたチャンネルの番組を視聴することができるよう
になされている。
【0054】ここで、以下、オーディオパケットについ
ての説明は省略する。
【0055】図5に戻り、ステップS1の処理後は、ス
テップS2において、HDD15Aまたは15Bのうち
のいずれかに異常が発生したかどうかが、コントローラ
23によって判定される。即ち、例えば、コントローラ
23は、HDD15Aおよび15Bを監視しており、こ
れにより、HDD15Aまたは15Bのうちのいずれか
に異常が発生したかどうかを判定する。あるいは、ま
た、例えば、HDD15Aまたは15Bに異常が発生し
た場合には、送信装置1の管理者が、その旨をコントロ
ーラ23に入力するようになされており、コントローラ
23は、この管理者による入力の有無に基づいて、HD
D15Aまたは15Bのうちのいずれかに異常が発生し
たかどうかを判定する。
【0056】ステップS2において、HDD15Aおよ
び15Bのいずれにも異常が発生していないと判定され
た場合、ステップS1に戻り、上述したように、パケッ
トが通常送信される。
【0057】また、ステップS2において、HDD15
Aまたは15Bのうちのいずれかに異常が発生したと判
定された場合、ステップS3に進み、コントローラ23
は、その異常が発生したHDD(HDD15Aまたは1
5Bのうちのいずれいか)からのデータの読み出しを行
っている再生制御部(再生制御部21Aまたは21Bの
うちのいずれか)を制御し、そのデータの読み出しを停
止させる。
【0058】さらに、コントローラ23は、ステップS
4において、再生制御部21Aまたは21Bのうちの、
データの読み出しを続けている方の出力を受信している
フォーマッタ(フォーマッタ22Aまたは22Bのうち
のいずれか)を制御し、PMTを変更させ、ステップS
5に進み、パケットの送信を続行させる。
【0059】即ち、HDD15Aまたは15Bのうち
の、例えばHDD15Aに異常が発生した場合、コント
ローラ23は、再生制御部21Aを制御することによ
り、HDD15Aからのデータの読み出し処理を停止さ
せる。その結果、図7(D)に示すように、ビデオパケ
ットの数は、HDD15Aおよび15Bの両方が正常動
作していた、図6(D)における場合に比較して半減す
る(HDD15Aを用いて生成される6チャンネル分の
ビデオパケットは欠落し、HDD15Bを用いて生成さ
れる6チャンネル分のビデオパケットだけが送出される
ようになる)。
【0060】さらに、コントローラ23は、データの読
み出しを続けている再生制御部21Bが出力しているフ
ォーマッタ22Bを制御し、これにより、HDD15A
から読み出されていたデータを受信していたSTB3
に、HDD15Bから読み出されたデータを受信させる
ように、PMTを変更させ、HDD15Bからのデータ
の送信のみを続行させる。
【0061】即ち、いま、図6において、例えば、奇数
「1」、「3」、「5」、「7」、「9」、「11」の
プログラムナンバが、HDD15Aを用いて生成される
6チャンネルのデータそれぞれに割り当てられており、
また、偶数「2」、「4」、「6」、「8」、「1
0」、「12」のプログラムナンバが、HDD15Bを
用いて生成される6チャンネルのデータそれぞれに割り
当てられているとする。
【0062】この場合、HDD15Aに異常が発生する
と、プログラムナンバ「1」、「3」、「5」、
「7」、「9」、「11」に対応付けられているPID
「100」、「102」、「104」、「106」、
「108」、「110」が付加されているPMTが、例
えば、図7(C)に示すように、プログラムナンバ
「2」、「4」、「6」、「8」、「10」、「12」
に対応付けられているPID「101」、「103」、
「105」、「107」、「109」、「111」が付
加されているPMTと同一内容に、それぞれ変更され
る。
【0063】従って、あるSTB3において、HDD1
5Aを用いて生成される6チャンネルのうちの、例え
ば、プログラムナンバ「1」に対応するチャンネルが受
信されていた場合において、HDD15Aに異常が発生
したときには、プログラムナンバ「1」に対応付けられ
ているPID「100」が付加されているPMT(図6
(C))が、図7(C)に示すように、プログラムナン
バ「2」に対応付けられているPID「101」が付加
されているPMTと同一内容に変更され、その結果、S
TB3では、HDD15Bを用いて生成される6チャン
ネルのうちの、プログラムナンバ「2」に対応するチャ
ンネルが受信されることになる。
【0064】なお、PATまたはNITは、異常が発生
しても、図7(A)または(B)それぞれに示すよう
に、変更されずに、異常発生前と同一内容で送信され
る。
【0065】従って、HDD15Aが故障し、そこから
の正常なデータの読み出しができない状態となっても、
HDD15Aからのデータを受信していた視聴者に対し
て、サービスを中断せずに、提供し続けることができ
る。
【0066】ここで、例えば、図3に示したように、各
チャンネルのデータが送信されている場合において、時
刻t1に、HDD15Aに異常が発生したとき、チャン
ネルch1のデータを受信している視聴者に、チャンネ
ルch12のデータを受信させるようにしたのでは、その
視聴者に対しては、いままで送信されていたデータの1
0分後のデータが送信され、従って、視聴者は、その1
0分間の画像を見逃すことになる。また、例えば、チャ
ンネルch6のデータを受信させるようにしたのでは、
視聴者に対しては、50分前のデータが送信され、従っ
て、視聴者は、50分間、既に視聴した画像を、再び見
ることになる。
【0067】そこで、異常が発生した場合には、視聴者
が受信していたチャンネルより開始時刻が後であって、
最も近いチャンネル、即ち、チャンネルch1を受信し
ていた視聴者には、チャンネルch2のデータを受信さ
せるように、PMTを変更するのが望ましい。この場
合、視聴者は、10分間だけ、既に視聴した画像を、再
び見ることになるが、そのような短い時間だけ待って、
続きを視聴することができる。
【0068】再び、図5に戻り、ステップS5の処理後
は、ステップS6において、異常が発生したHDDが復
旧したかどうかが、コントローラ23によって判定され
る。ステップS6において、異常が発生したHDDが、
まだ復旧していないと判定された場合、ステップS4に
戻り、上述した場合と同様の処理が行われる。
【0069】また、ステップS6において、異常が発生
したHDDが復旧したと判定された場合、即ち、例え
ば、異常が発生したHDDの交換などが終了した場合、
ステップS1に戻り、PMTが元に戻され、通常のパケ
ットの送信が行われる。
【0070】なお、PMTの変更時の他、PMTを元に
戻すときも、視聴者が視聴している画面は、突然切り替
わることになるので、PMTを変更するときと、元に戻
すときには、その旨のメッセージを、視聴者側に送信す
るようにするのが望ましい。
【0071】以上のように、通常時においては、HDD
15Aだけでなく、ミラーディスクのHDD15Bをも
用いてデータの送信を行うようにしたので、同一番組を
送信するチャンネル数を増加させることができ、その結
果、視聴者の待ち時間の短縮化を図ることができる。さ
らに、HDD15AまたはHDD15Bのうちのいずれ
かに異常が発生した場合においては、そのHDDからの
データの送信を停止させ、また、異常が発生したHDD
からのデータを受信していたSTB3には、他方のHD
Dからのデータを受信させるようにしたので、サービス
の中断を防止することができる。
【0072】次に、図8は、図1のSTB3の構成例を
示している。
【0073】受信部31においては、通信網2を介して
送信されてくるパケットが受信され、パケット抽出部3
2に供給される。パケット抽出部32は、受信部31の
出力から、チャンネル選択部33の制御にしたがったパ
ケットを抽出する。
【0074】即ち、視聴者は、チャンネル選択部33を
操作することにより希望するチャンネルを入力する。チ
ャンネル選択部33は、視聴者から入力されたチャンネ
ルに対応するパケットを抽出するように、パケット抽出
部32を制御する。
【0075】これにより、パケット抽出部32は、まず
PIDが0x00のパケット、即ち、PATを抽出し、
チャンネル選択部33からのチャンネルに相当するプロ
グラムナンバに対応付けられているPIDを検出する。
さらに、パケット抽出部32は、そのPIDが付加され
ているパケット、即ち、PMTを抽出する。そして、そ
の後は、そのPMTに記述されているPIDが付加され
ているパケットが抽出され、後段のMPEGデコーダ3
4に供給される。MPEGデコーダ34では、パケット
抽出部32からのパケットに配置されたデータがMPE
Gデコードされ、ディスプレイ35に供給されて表示さ
れる。
【0076】従って、視聴者は、上述したように、例え
ば、チャンネルch1のデータを受信していた場合にお
いて、その送信が停止されても、特に操作を行うことな
く、チャンネルch2のデータを、即座に視聴すること
ができる。
【0077】以上、本発明を、NVODシステムに適用
した場合について説明したが、本発明は、その他、例え
ば、同一のデータが記録された複数(2以上)の記録媒
体を有するシステムなどに適用可能である。
【0078】なお、本実施例では、画像を送出する場合
について説明したが、本発明は、画像以外の、例えば音
声その他のデータを送出する場合にも適用可能である。
【0079】また、本実施例においては、HDD15A
に異常が発生した場合について説明したが、HDD15
Bに異常が発生した場合についても、上述した場合と同
様にして対処可能である。
【0080】さらに、本実施例では、HDD15Aに異
常が発生した場合に、PMTを変更することで、HDD
15Aからのデータを受信していたSTB3に、HDD
15Bからのデータを受信させるようにしたが、その
他、例えば、プライベートデータとして使用可能なネッ
トワークインフォメーションテーブルに、受信すべきデ
ータを切り換えるための切り換えコマンドを規定してお
き、これにより、HDD15Aからのデータを受信して
いたSTB3に、HDD15Bからのデータを受信させ
るようにすることなども可能である。
【0081】また、本実施例では、記録(記憶)媒体と
して磁気ディスク(ハードディスク)を用いた場合につ
いて説明したが、本発明は、磁気ディスク以外の、例え
ば、光磁気ディスクや、光ディスク、磁気テープ、さら
には、ROMや、RAMその他のあらゆる記録媒体に適
用可能である。
【0082】
【発明の効果】請求項1に記載のデータ送信装置および
請求項6に記載のデータ送信方法によれば、第1または
第2の記憶手段のうちのいずれか一方に異常が発生した
ときに、そこからのデータの読み出しを停止させ、第1
または第2の記憶手段のうちのいずれか一方からのデー
タの読み出しが停止されたときに、そのデータを受信し
ていた端末に、他方から読み出されたデータを受信させ
る。従って、第1および第2の記憶手段の有効利用を図
ることができ、さらに、そのうちのいずれか一方に異常
が発生しても、データの提供サービスを中断せずに続け
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したNVODシステムの一実施例
の構成を示す図である。
【図2】図1の送信装置1の構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】図2の送信装置1によるデータの送信処理を説
明するための図である。
【図4】図2のCPU12の機能的な構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】図4のCPU12の処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】図5のステップS1の処理を説明するための図
である。
【図7】図5のステップS4の処理を説明するための図
である。
【図8】図1のSTB3の構成例を示すブロック図であ
る。
【図9】データの送出方法を説明するための図である。
【図10】従来の送信装置の一例の構成を示すブロック
図である。
【図11】図10の送信装置によるデータの送信処理を
説明するための図である。
【符号の説明】
1 送信装置, 2 通信網, 3 STB, 11
ROM, 12 CPU, 13 RAM, 14A,
14B SCSC I/F, 15A,15BHDD
(第1の記憶手段)(第2の記憶手段), 161乃至
162n FIFOメモリ, 17 多重化器, 21
A,21B 再生制御部(送信手段),22A,22B
フォーマッタ, 23 コントローラ(停止手段)
(制御手段), 31 受信部, 32 パケット抽出
部, 33 チャンネル選択部,34 MPEGデコー
ダ, 35 ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/93 H04N 5/781 510G 7/173 5/93 E

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一のデータを記憶している第1および
    第2の記憶手段と、 前記第1および第2の記憶手段に記憶されているデータ
    を読み出し、端末に送信する送信手段と、 前記第1または第2の記憶手段のうちのいずれか一方に
    異常が発生したときに、そこからのデータの読み出しを
    停止させる停止手段と、 前記第1または第2の記憶手段のうちのいずれか一方か
    らのデータの読み出しが停止されたときに、そのデータ
    を受信していた前記端末に、他方から読み出されたデー
    タを受信させる制御を行う制御手段とを備えることを特
    徴とするデータ送信装置。
  2. 【請求項2】 前記送信手段は、前記第1または第2の
    記憶手段から読み出したデータを、それぞれ複数チャン
    ネルで送信することを特徴とする請求項1に記載のデー
    タ送信装置。
  3. 【請求項3】 前記送信手段は、前記第1または第2の
    記憶手段から読み出したデータそれぞれを、その開始時
    刻をずらして送信することを特徴とする請求項1に記載
    のデータ送信装置。
  4. 【請求項4】 前記送信手段は、前記第1または第2の
    記憶手段から読み出したデータを、それぞれ複数チャン
    ネルで、その開始時刻をずらして送信し、 前記制御手段は、前記端末が受信していたチャンネルよ
    り開始時刻が後のチャンネルを受信させることを特徴と
    する請求項1に記載のデータ送信装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、開始時刻が、前記端末
    が受信していたチャンネルと最も近いチャンネルを受信
    させることを特徴とする請求項4に記載のデータ送信装
    置。
  6. 【請求項6】 同一のデータを記憶している第1および
    第2の記憶手段からデータを読み出し、端末に送信する
    データ送信方法であって、 前記第1または第2の記憶手段のうちのいずれか一方に
    異常が発生したときに、そこからのデータの読み出しを
    停止させ、 前記第1または第2の記憶手段のうちのいずれか一方か
    らのデータの読み出しが停止されたときに、そのデータ
    を受信していた前記端末に、他方から読み出されたデー
    タを受信させることを特徴とするデータ送信方法。
JP8218245A 1996-08-20 1996-08-20 データ送信装置およびデータ送信方法 Withdrawn JPH1066047A (ja)

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