JPH1066028A - ノイズリデューサ - Google Patents

ノイズリデューサ

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JPH1066028A
JPH1066028A JP23727996A JP23727996A JPH1066028A JP H1066028 A JPH1066028 A JP H1066028A JP 23727996 A JP23727996 A JP 23727996A JP 23727996 A JP23727996 A JP 23727996A JP H1066028 A JPH1066028 A JP H1066028A
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Toshimichi Hamada
敏道 濱田
Masashi Ota
正志 太田
Naohisa Arai
尚久 荒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帰還形ノイズリデューサのノイズ抽出用の非
線形リミッタの特性を自動的に最適なものに調整するこ
とを可能とする。 【解決手段】 MPEG1のデコーダからノイズリデュ
ーサ内のリミッタコントローラ32に対して符号化のパ
ラメータPARA(ピクチャタイプ、量子化スケール、
動きベクトル)が供給される。マイクロコンピュータ
は、予め複数の画面の量子化スケールの平均値を検出
し、リミッタカーブの中心値を選択する制御信号CTL
SIGを平均値から生成し、非線形リミッタに供給す
る。実際にビデオCDを再生する時に、画面内の量子化
スケールの平均値によって、中心値に対して微調整を加
えた制御信号を生成する。さらに、制御信号のゲインを
動きベクトルに基づいた判別結果によって、レベルゲイ
ンコントローラ44により可変する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、直交変換符号化
例えばDCT符号化を復号した画像信号に対して適用し
て好適な巡回型のノイズリデューサに関する。
【0002】
【従来の技術】フレームメモリを使用した巡回型ノイズ
リデューサは、デジタル画像信号処理の分野で知られて
いる。これは、入力画像信号とフレームメモリからの1
フレーム前の映像信号との差の内の小レベルの部分をノ
イズとして抽出し、抽出したノイズ成分を入力画像信号
から減算することによって、ノイズを低減し、また、ノ
イズが低減された信号をフレームメモリに書込むもので
ある。フレームメモリの代わりにフィールドメモリを使
用すれば、メモリの容量を少なくすることが可能であ
る。
【0003】上述のように、入力画像信号と1フレーム
前の映像信号との差のうちの小レベルの部分をノイズと
して抽出する場合、フレーム間差信号を非線形リミッタ
に供給し、非線形リミッタの出力をノイズ成分として得
ている。ノイズリダクションの効果の強弱は、この非線
形リミッタの特性に依存している。従来の非線形リミッ
タの一つは、その特性が固定化されているものである。
しかしながら、入力画像信号によって、S/Nが変動す
るので、固定の特性は、好ましくない。このため、非線
形リミッタの特性をマニュアルで調整、設定するように
したものも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】非線形リミッタの特性
を調整、設定することは、面倒であり、操作性の低下を
招く。しかも、非線形リミッタの特性の調整、設定は、
実際的には困難であった。すなわち、ノイズの少ない映
像に対して適切なように、非線形リミッタの特性を調整
すると、ノイズの多い映像では、ノイズリダクションの
効果が不足したり、また、ノイズリダクションの効果を
大きくすると、動きの多いシーンや、シーンチェンジの
時に、残像が見える問題が生じる。
【0005】従って、この発明の目的は、非線形リミッ
タの特性を適切なものに自動的に調整、設定することが
可能とされたノイズリデューサを提供するものである。
【0006】この発明は、入力映像信号に対して非線形
リミッタの特性の中心的なものを設定することができる
のみならず、入力画像信号に対応してダイナミックに非
線形リミッタの特性を調整することを可能とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、この発明は、直交変換符号化を用いた符号化デ
ータを復号した画像データが供給されるノイズリデュー
サにおいて、ノイズ成分を抽出するためのノイズ抽出手
段と、抽出されたノイズ成分を入力画像データからキャ
ンセルするためのノイズキャンセル手段と、ノイズキャ
ンセル手段からの画像データを1フィールドまたは1フ
レーム遅延してノイズ抽出手段に供給するためのメモリ
とからなり、DCT符号化の時に発生するパラメータを
用いて、ノイズリダクションの強弱を制御することを特
徴とするノイズリデューサである。
【0008】直交変換符号化を復号するために必要なパ
ラメータが符号化データとともに、発生する。このパラ
メータは、ノイズの状態を示す量子化スケール、マクロ
ブロック毎の動きを示す動きベクトルが含まれる。巡回
形のノイズリデューサでは、1フィールド間または1フ
レーム間の差信号を非線形リミッタに供給し、非線形リ
ミッタからノイズ成分を得るようにしている。従って、
パラメータで示されるノイズの状態、または動きベクト
ルに基づいて、非線形リミッタの特性を自動的且つ適切
に制御することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。この一実施例は、ビデオC
Dプレーヤのノイズリデューサに対して、この発明を適
用したものである。ビデオCDは、MPEG1準拠のデ
ジタル動画を再生するためのものである。ビデオCD
は、CD−ROMのデータフォーマットをベースとして
おり、CD−ROMの1セクタのユーザデータ領域(2
324バイト)に所定のデータフォーマットで、MPE
Gビデオデータ、MPEGオーディオデータが配置され
たデータ構造を有している。ディスク上では、MPEG
ビデオデータとMPEGオーディオデータとがインター
リーブして記録されている。MPEGビデオデータは、
MPEG1で符号化されたデジタルビデオ信号であり、
MPEGオーディオデータは、MPEG1のレイヤIIを
使用したフォーマットのデジタルオーディオ信号であ
る。ビデオCDのプレーヤは、CD−ROMプレーヤが
備える構成に対して、MPEGビデオデータのデコー
ダ、MPEGオーディオデータのデコーダ、D/A変換
器等を付加した構成を有する。
【0010】MPEG1は、動き補償フレーム間予測符
号化とDCTとを組み合わせたものである。この発明
は、MPEG1に限らず、DCT等の直交変換符号化
(MPEG,JPEGP等)により圧縮された画像デー
タを復号した画像データの処理に対して適用することが
できる。また、ビデオCDプレーヤに限らず、DVD、
デジタルテレビジョン等の装置に対しても適用可能であ
る。
【0011】図1は、この発明を適用できるビデオCD
プレーヤの一例を示す。図1において、1は、上述した
ビデオCDを示す。ビデオCD1が光ピックアップ2に
より読み取られ、光ピックアップ2からの再生RF信号
がRFアンプ3に入力される。ここで増幅された再生R
F信号は、EFM(8−14変調)復調回路4により復
調される。EFM復調回路4からの再生信号(シリア
ル)がCD−ROMデコーダ5に供給される。
【0012】RFアンプ3、EFM復調回路4、CD−
ROMデコーダ5は、既存のCD−ROMプレーヤと同
様の機能を有する。なお、図1では、オーディオデータ
の処理については、簡単のため省略されている。CD−
ROMデコーダ5では、シリアル再生信号をMPEG1
ビットストリーム信号に変換し、このビットストリーム
信号をMPEG1デコーダ6に供給する。
【0013】MPEG1デコーダ6は、MPEG1のフ
ォーマットに従いビットストリームを復号し、また、水
平および垂直方向で、復号信号を補間処理し、さらに、
同期信号を付加することによって、NTSCのフォーマ
ットの信号を出力する。MPEG1デコーダ6からの復
号信号(輝度信号および色信号)と、符号化パラメータ
PARAがノイズリデューサ8に供給される。このパラ
メータPARAは、MPEG1の符号化により発生し、
その復号のために必要なものである。具体的には、量子
化スケール、ピクチャタイプ、動きベクトル等である。
【0014】MPEG1デコーダ6からの信号は、MP
EG1の符号化/復号による雑音が含まれているので、
ノイズリデューサ8によって、後述するように、ノイズ
が除去される。ブロックDCTの符号化、復号の過程で
発生するノイズとしては、ブロック雑音、リンギング雑
音があるが、この一実施例におけるノイズリデューサ8
は、主として低域のフィールド間のブロック雑音を除去
する。
【0015】ノイズリデューサ8からの輝度信号および
色信号がそれぞれD/A変換器9、10に供給され、ア
ナログ信号に変換される。D/A変換器9、10からの
アナログ輝度信号およびアナログ色信号がマトリクス回
路11に供給され、マトリクス回路11から三原色信号
R、G、Bが発生する。この三原色信号がディスプレイ
12に対して出力される。ディスプレイ12によって、
ビデオCD2の再生画像信号が再生される。
【0016】さらに、信号処理回路に対する制御用マイ
クロコンピュータ7がMPEG1デコーダ6と、ノイズ
リデューサ8に関連して設けられている。より具体的に
は、マイクロコンピュータ7とこれらの信号処理回路
(6、8)がシリアルまたはパラレルI/Fによって結
合されている。後述するように、マイクロコンピュータ
7は、フィールドまたはフレーム単位でもってデータを
処理し、ノイズリデューサ8中の非線形リミッタの特性
の自動制御を行う。
【0017】図2は、ノイズリデューサ8の一例を示
す。図2の構成では、入力端子21Yからの再生輝度信
号に対してノイズ低減がなされ、出力端子22Yには、
ノイズが低減された出力輝度信号が取り出される。入力
端子21Cからの再生色信号は、遅延回路23を介して
出力端子22Cに取り出される。遅延回路23は、ノイ
ズ低減処理により生じる輝度信号の遅れを補償するため
に設けられている。
【0018】入力端子21Yより入力された輝度信号S
aがノイズキャンセル部としての減算器24と間引き回
路25に供給される。間引き回路25は、プリフィルタ
と間引き回路で構成され、入力輝度信号Saの間引きを
行なう。間引きとしては、低域雑音の除去の目的から、
1/4、1/8の間引きが可能である。第1の実施例で
は、間引き回路25が水平方向に関しての間引きを行
う。例えば、水平方向で1/4の間引きがなされる。間
引き回路25によって画素数が減少された輝度信号Sb
が減算器26および27にそれぞれ供給される。減算器
27もノイズキャンセル部を構成する。
【0019】減算器26では、間引き回路25の出力信
号Sbからフィールドメモリ28から読出された1フィ
ールド前の信号Scとの引き算を行なう。減算器26の
出力信号(Sb−Sc)が非線形リミッタ29に供給さ
れる。信号(Sb−Sc)は、フィールド間差分であ
り、この信号の低レベルが雑音成分であり、その高レベ
ルが動き部であると推測される。従って、非線形リミッ
タ29が減算器26の出力信号の低レベルのみを通過さ
せる。減算器26および非線形リミッタ29によってノ
イズ抽出部が構成される。
【0020】非線形リミッタ29は、複数のリミッタカ
ーブ(特性)を有し、その一つがリミッタコントローラ
32の出力端子36からのリミッタ制御信号CTL S
IGによって選択される。図3から図6は、リミッタカ
ーブの一例である。図3に No.0〜 No.2のリミッタカ
ーブを示し、図4に No.3〜 No.5のリミッタカーブを
示し、図5に No.6および No.7のリミッタカーブを示
し、図6に No.8のリミッタカーブを示す。これらのリ
ミッタカーブは、入力対出力のカーブの傾斜と、出力を
発生する入力の範囲とで、基本的に特徴付けられてい
る。
【0021】すなわち、入力対出力のカーブの傾斜が1
に近ければ帰還が増え、また、出力が入力軸方向に長い
ほど(すなわち、入力が大きくても出力が発生する)、
大きなノイズに対して強くなる。但し、傾きを1に近く
し、出力が発生する入力の範囲を拡げ、ノイズリダクシ
ョンの作用を強くすると、のっぺりして品位のない映像
になったり、動きに対して残像が発生する等のデメリッ
トも生じる。 No.0から No.8のリミッタカーブの例で
は、番号が増加するに従って、より強いノイズリダクシ
ョンが働くものとされている。
【0022】この発明の一実施例では、非線形リミッタ
29と関連してリミッタコントローラ32を設け、リミ
ッタコントローラ32が出力するリミッタ制御信号CT
LSIGによって、 No.0〜 No.8でそれぞれ示すリミ
ッタカーブを最小で画素単位で変更することを可能とし
ている。MPEG1デコーダ6からのパラメータPAR
Aが入力端子33からリミッタコントローラ32に対し
て供給される。また、マイクロコンピュータ7からのコ
マンド(CMD)入力が入力端子34からリミッタコン
トローラ32に対して供給される。さらに、リミッタコ
ントローラ32からマイクロコンピュータ7に対するコ
マンド出力が出力端子35に取り出される。リミッタコ
ントローラ32による制御の詳細については後述する。
【0023】非線形リミッタ29にて抽出された雑音成
分Sdは、補間回路30と減算器27に供給される。減
算器27には、間引き回路25の出力信号Sbが供給さ
れており、減算器27が(Sb−Sd)の演算を行な
う。その結果、雑音が除去された、1/4レートの輝度
信号が減算器27からフィールドメモリ28に供給され
る。フィールドメモリ28は、現在のフィールドに対し
て時間的に前のフィールドのデータを蓄えるものであ
り、その容量は、間引きの結果、復号信号の1フィール
ドの全画素を蓄えるフィールドメモリの容量の1/4
(1/4間引きの場合)、1/8(1/8間引きの場
合)に低減されたものである。
【0024】一方、補間回路30では、非線形リミッタ
29にて抽出された雑音成分Sdの線形補間を行なう。
上述したように、ループ内の輝度信号のレートが本線系
の入力信号Saの1/4になっているため、補間回路3
0に入力される雑音成分も1/4のレートである。補間
回路30において、本線系のレートに合うように補間を
行なう。補間回路30によって元のレートに戻された雑
音成分Seが減算器24に入力される。一方、減算器2
4には、入力輝度信号Saが入力されており、Sa−S
eの演算を行なうことにより、本線系の雑音が除去され
る。このようにしてして、雑音が除去された輝度信号が
出力端子22Yに取り出される。
【0025】上述したノイズリデューサ8の一例につい
てより詳細に説明する。まず、ノイズリデューサ8に対
して入力される信号は、MPEG1デコーダ6の補間処
理によってNTSCフォーマットの信号に変換された信
号である。図7は、この補間処理の動作を表すものであ
る。補間前のMPEG1の復号映像信号は、画素数が3
52(H)×240(V)(有効部分)、ノンインター
レース信号である。また、MPEG1デコーダ6が出力
するNTSCフォーマットの信号(ディスプレイ信号と
称する)は、画素数が704(H)×240(V)(有
効部分)、インターレース信号である。
【0026】従って、MPEG1デコーダ6では、図7
に示すように、水平方向、垂直方向でそれぞれデコーダ
出力を補間してディスプレイ信号として出力する。水平
方向では、ディスプレイ出力のa、b、c、d、e、・
・・の画素を形成する場合、画素a、c、e、・・・と
して、デコーダ出力中の同一位置の画素A、B、C、・
・・の値が用いられ、画素b、d、f、・・・として、
デコーダ出力の2画素の平均値(A+B)/2、(B+
C)/2、(C+D)/2、・・・が用いられる。従っ
て、補間によって生成した画素b,d,f,・・・を間
引いても信号の帯域が変化しない。
【0027】垂直方向では、ディスプレイ信号の奇数フ
ィールドのラインaH、bH、cH、・・・として、デ
コーダ出力のラインAH、BH、CH、・・・が用いら
れ、偶数フィールドのラインa’H、b’H、c’H、
・・・として、2ラインの平均値(AH+BH)/2、
(BH+CH)/2、(CH+DH)/2、・・・が用
いられる。
【0028】図8を参照して、間引き回路25による間
引き動作について説明する。図8に示す画素配列におい
て、間引き回路25は、黒い円で示す画素を選択し、白
い円の画素を間引く。それによって、1/4の間引きが
なされる。この場合は、信号帯域がデコーダ出力の1/
2となる。
【0029】1/4間引きに対し、さらに1/2間引き
を施すことによって、トータルで1/8間引きが可能で
ある。図9A、図9B、図9Cは、1/8間引きの場合
の間引きの方法をそれぞれ示す。図9Aの間引き方法
は、水平方向のみ、1/8間引き処理を行なう方法であ
る。図9Bの方法は、図9Aと同様に、1/8間引き処
理を行なうが、2ラインに1回、サンプル点をサンプリ
ング間隔の1/2ずらす方法(オフセットサンプリン
グ)である。図9Cの方法は、水平方向に1/4間引き
を行い、垂直方向に1/2の間引きを行ない、トータル
で1/8間引きを行う方法である。1/8間引きの場合
は、信号帯域がデコーダ出力の1/4となる。
【0030】間引き処理を行なった場合、通常レートに
戻すため、補間回路30において、補間処理を行なって
いる。この処理の一般的な方法として、線形補間が挙げ
られる。すなわち、線形補間は、間引きデータ(間引き
後に存在している画素データを意味する)と補間データ
(補間すべき画素データを意味する)との空間的な距離
に応じて、間引きデータに係数を乗算し、補間データを
作る。
【0031】図10は、1/4間引きの場合の線形補間
を示す。間引きデータAおよびE間にある補間データx
は、間引きデータEからの距離をKとすると、間引きデ
ータAからの距離は1−Kとなる。但し、AおよびE間
の距離を1とする。この空間的な距離と反比例した係数
を乗算し、xを得る。つまり、下式によって補間データ
xが演算される。 x=K×A+(1−K)×E 例えば図10A中の補間データbは、K=3/4である
ので、(b=3/4×A+1/4×B)により計算され
る。
【0032】図11は、1/8間引きの場合の線形補間
を示す。間引きデータA’とI’との間に8個の補間デ
ータa’、b’、・・・、i’が形成される。図10A
の1/4間引きの補間の処理と同様に、補間データと間
引きデータI’との空間的な距離Kに基づいて補間デー
タが計算される。
【0033】次に、この発明の特徴とする非線形リミッ
タ29の制御について説明する。この制御のためのリミ
ッタコントローラ32の一例を図12に示す。このリミ
ッタコントローラ32による制御は、パラメータPAR
Aを用いてノイズリダクションの強弱を制御するもので
あり、具体的には、非線形リミッタ29のリミッタカー
ブを制御するものである。パラメータの一つである量子
化スケールを使用した制御としては、第1のアルゴリズ
ム、第2のアルゴリズム、第3のアルゴリズムの3種類
が可能とされている。第1のアルゴリズムは、再生しよ
うとするメディアのノイズの平均的な状態を予め検出
し、リミッタカーブの中心値を決定する。第2および第
3のアルゴリズムは、実際の再生動作中に、ダイナミッ
クにリミッタカーブを選択する。さらに、パラメータの
他のものである動きベクトルMVを使用した制御も可能
とされている。
【0034】第1のアルゴリズムについて図12および
図13を参照して説明する。第1のアルゴリズムは、M
PEGメディア(ビデオCD1)の通常再生に先立っ
て、メディアに記録されているビデオ信号の平均的なノ
イズの状態を検出し、この検出結果に基づいて、リミッ
タカーブ( No.0〜 No.8)の中の中心的なものを決定
する。図13のフローチャートのステップS1に示すよ
うに、高速サーチが開始され、イントラピクチャを検出
する(ステップS2)。nは、イントラピクチャの枚数
である。
【0035】イントラピクチャが検出されると、その画
面内の平均量子化スケールsample Qが求められ
る。MPEG1デコーダ6からは、入力端子33を通じ
てDCTブロック毎の量子化スケールQ SCALEが
平均化回路41に供給され、イントラピクチャの平均量
子化スケールsample Qを平均化回路41が計算
する。この平均量子化スケールが出力端子35からマイ
クロコンピュータ7に供給される(ステップS3)。マ
イクロコンピュータ7は、平均量子化スケールを積分す
る(ステップS4)。
【0036】ステップS5において、高速サーチの終了
が検出されるまで、上述したイントラピクチャ毎の平均
量子化スケールの積分がなされる。高速サーチは、メデ
ィア上の再生を希望する情報を短時間に読み取るために
なされる。好ましくは、1回の高速サーチ(すなわち、
図13に示される1回の処理)によって、再生を希望す
る情報中の数枚程度のイントラピクチャが再生される。
高速サーチの終了が検出されると、マイクロコンピュー
タ7によって、高速サーチで再生された数枚のイントラ
ピクチャに関して量子化スケールの平均値が検出され
る。ステップS6で示すように、検出された平均値av
Qは、複数のイントラピクチャの平均量子化スケー
ルの積分出力sum Qをnで割ることで求められる。
【0037】この量子化スケールの平均値ave Qが
マイクロコンピュータ7からリミッタコントローラ32
の入力端子34およびその出力端子36を介してリミッ
タ制御信号CTL SIGとして非線形リミッタ29に
供給される。非線形リミッタ29では、このリミッタ制
御信号CTL SIGのレベルに基づいてリミッタカー
ブの中心値が選択される。
【0038】ステップS7に示すように、平均値ave
Qが大きいほど、リミッタカーブの No.が増加するよ
うに、中心値center LIMが選択される。非線
形リミッタ29内には、 No.0〜 No.8のリミッタカー
ブ(具体的にはデータ変換テーブル)を記憶するメモリ
と、リミッタ制御信号CTL SIGのレベルをしきい
値と比較することによって、リミッタカーブの番号を決
定する回路と、決定された番号のリミッタカーブをメモ
リから読出す回路とが設けられている。なお、平均値a
ve Qをマイクロコンピュータ7がその内部のレジス
タまたはメモリに記憶する。
【0039】一般的に量子化スケールが大きい画像は、
ブロック歪みのようなノイズが多かったり、あまり細か
い模様のない画像であることが多い。従って、量子化ス
ケールが大きいほど、ノイズリダクションを強くかけた
ほうが良く、画質劣化が少ない。そこで、量子化スケー
ルの平均値ave Qと比例して、リミッタカーブの番
号が増加する評価関数f(x)に基づいて、リミッタカ
ーブの中心値を決定する。
【0040】第1のアルゴリズムによって上述したよう
に、リミッタカーブの中心値が決定されてから、実際の
再生動作がなされる。図14のステップS8に示すよう
に、通常再生動作が開始されると、マイクロコンピュー
タ7は、記憶している平均値ave Qをレジスタまた
はメモリから読出し、この値をリミッタコントローラ3
2の入力端子34に供給する。この平均値ave
は、制御信号CTL SIGとして、出力端子36を介
してリミッタ29に供給され、リミッタ29のリミッタ
カーブが中心値に設定される(ステップS9)。
【0041】第1のアルゴリズムにより決定されたリミ
ッタカーブは、入力(再生)画像信号と対応している
が、本質的には、固定のものである。第2および第3の
アルゴリズムは、再生動作中にリミッタカーブをダイナ
ミックを制御するためのものである。図15を参照して
第2のアルゴリズムについて説明する。なお、第2およ
び第3のアルゴリズムにおいても、再生に先立って第1
のアルゴリズムによってリミッタカーブの中心値が決定
されている。
【0042】再生動作がステップS8において開始され
ると、ステップS11では、垂直同期信号の検出がなさ
れる。垂直同期信号が検出されると、その画像がイント
ラピクチャかどうかが決定される(ステップS12)。
イントラピクチャでない場合は、処理がステップS11
に戻る。イントラピクチャの場合には、処理がステップ
S13に移り、マイクロコンピュータ7がリミッタコン
トローラ32の平均化回路41により生成された画面内
平均量子化スケールsample Qを読み出す。
【0043】そして、ステップS14において、マイク
ロコンピュータ7は、リミッタカーブの中心値を決定し
た時に参照した量子化スケールの平均値ave Qと、
上述の画面内平均量子化スケールsample Qに基
づいて、微調整レベルを決定する。すなわち、リミッタ
カーブの中心値を決定した時に参照した量子化スケール
の平均値ave Qにおいて0となり、正の傾きを有す
る評価関数g(x)に従って調整レベルadj LIM
が求められる。この処理は、〔adj LIM=g(s
ample Q)で表される。
【0044】次のステップS15では、微調整レベルを
加味してリミッタカーブが選択される。すなわち、リミ
ッタカーブの中心値を選択した時に参照された平均値に
対して、微調整レベルが加算されたレベルのリミッタ制
御信号CTL SIGが生成され、このリミッタ制御信
号CTL SIGが非線形リミッタ29に供給され、リ
ミッタ制御信号CTL SIGのレベルと対応する番号
のリミッタカーブが選択される。選択されるリミッタカ
ーブの番号をLIM No、中心値をcenter
IMとすると、〔LIM No=center LIM
+adj LIM〕で、選択処理が表される。そして、
ステップS16では、再生終了が決定され、再生動作が
終了するまで、上述のステップS11〜S15の処理が
繰り返される。
【0045】このように第2のアルゴリズムでは、再生
動作中にイントラピクチャ毎にその画面内の平均量子化
スケールに基づいて、予め決定されているリミッタカー
ブの中心値に対して微調整を行うことができる。従っ
て、リミッタカーブを固定するのと比較して、より的確
にリミッタカーブを制御することができる。
【0046】第3のアルゴリズムについて図16を参照
して説明する。ステップS8で再生動作が開始し、ステ
ップS11で垂直同期信号を検出することは、第2のア
ルゴリズムと同様である。そして、ステップS21にお
いて、リミッタコントローラの平均化回路41から画面
内の平均量子化スケールsample Qをマイクロコ
ンピュータ7が読出す。
【0047】次のステップS22において、平均量子化
スケールsample Qと評価関数によって、微調整
レベルが決定される。第3のアルゴリズムでは、イント
ラピクチャ(Iピクチャ)に限定されず、Pピクチャ
(順方向予測画像)およびBピクチャ(双方向予測画
像)についても、平均量子化スケールsample
を検出している。ピクチャタイプの情報は、MPEG1
のデコーダ6からリミッタコントローラ32に対して供
給されるパラメータデータPARA中に含まれるので、
マイクロコンピュータ7が平均量子化スケールと一緒に
読出すことができる。
【0048】一般的に、Iピクチャに比較してPピクチ
ャの方が同じ量子化スケールに対するノイズの量が少な
く、Pピクチャに比較してBピクチャの方が同じ量子化
スケールに対するノイズの量が少ない。従って、ステッ
プS22のブロック内に示すように、評価関数g(x)
をI、P、Bの各ピクチャタイプに応じて異ならせる。
具体的には、Iピクチャ用の関数の傾きを最大とし、P
ピクチャ用の関数の傾きを2番目の大きさとし、Bピク
チャ用の関数の傾きを最小とする。さらに、Iピクチャ
用の評価関数は、平均量子化スケールsample
が量子化スケールの平均値ave Qと等しい時に、0
の微調整値を発生する。Pピクチャ用の評価関数は、平
均量子化スケールsample Qが平均値ave
よりやや大きな値の時に、0の微調整値を発生する。こ
のPピクチャに関して微調整値が0となる値より大きな
値において、Bピクチャ用の評価関数は、0の微調整値
を発生する。
【0049】画面内の平均量子化スケールとピクチャタ
イプから決定された微調整レベルを使用してステップS
23において、リミッタカーブが決定される。この処理
は、第2のアルゴリズムのステップS23と同様であ
る。そして、上述した微調整は、再生動作の終了がステ
ップS24において検出されるまで、繰り返される。
【0050】第3のアルゴリズムは、第2のアルゴリズ
ムと同様に、再生される各画面のノイズの状態に応じて
ダイナミックにリミッタカーブを選択することができ
る。さらに、第3のアルゴリズムでは、ピクチャタイプ
を考慮しているので、Iピクチャのみからノイズの状態
を検出する第2のアルゴリズムと比較して、より細かい
制御を行うことができる。第1のアルゴリズムと第2お
よび第3のアルゴリズムの一方とが組み合わされる。
【0051】上述した第1〜第3のアルゴリズムは、量
子化スケール(すなわち、再生信号のノイズの状態)に
応じて適切なリミッタカーブを選択するものである。さ
らに、リミッタカーブを動きベクトルを利用して選択す
るようにしても良い。図12に示すリミッタコントロー
ラ32に設けられた判別回路42に対して動きベクトル
MVが供給される。MPEGの場合では、マクロブロッ
ク毎に動きベクトルが付随している。各動きベクトル
は、水平方向の成分と垂直方向の成分とからなる。
【0052】判別回路42は、動きベクトルをしきい値
と比較することによって、そのマクロブロックに関し
て、動きと静止とを判別する。判別結果は、1ビットで
表される。判別結果がバッファメモリ43を介してレベ
ルゲインコントローラ44に供給される。レベルゲイン
コントローラ44は、入力端子34を介してマイクロコ
ンピュータ7から供給されるコマンド入力CMD LE
VELを判別結果に基づいて制御する。レベルゲインコ
ントローラ44は、前述した第1〜第3のアルゴリズム
によるリミッタ制御信号の生成と、動きベクトルを利用
した動き検出とを組み合わせる場合に必要とされる。
【0053】より具体的には、上述した第1〜第3のア
ルゴリズムによって生成されたリミッタ制御信号CTL
SIGのゲインが判別結果により制御される。判別結
果が動きの場合では、ノイズリダクションを弱くするの
で、レベルゲインコントローラ44によって制御信号の
レベルに対して、1より小さい係数が乗算される。一
方、判別結果が静止の場合では、ノイズリダクションを
弱くする必要がないので、1に等しいか、または1より
大きい係数が乗算される。さらに、マクロブロック単位
の制御により発生する不連続部分は、ローパスフィルタ
45によって緩和される。ローパスフィルタ45の出力
がリミッタ制御信号CTL SIGとして出力端子36
に取り出される。
【0054】バッファメモリ43は、MPEG1コーダ
6から入力されるパラメータがビデオ信号の実時間と合
っていないために、時間合わせ用に設けられている。例
えばビデオCD(MPEG1)の場合では、1フレーム
が330個のマクロブロックにより構成されるので、判
別結果は、1フレームで330ビット発生する。従っ
て、数フレーム分の判別結果を蓄えるようにしても、数
kビットの容量を持つものとされる。この容量は、それ
ほど大きい容量ではなく、ハードウエアの増加分が少な
くて良い。
【0055】なお、量子化スケールに基づくリミッタカ
ーブの制御と、動きベクトルに基づくリミッタカーブの
制御の一方のみでも良い。さらに、複数のリミッタカー
ブを用意し、その一つを選択する例について説明した
が、リミッタカーブ自身の傾きと応答する入力範囲とを
可変する構成も可能である。さらに、上述したノイズリ
デューサ8は、復号信号の輝度信号のみに対してノイズ
低減を行っているが、色信号に対してもノイズ低減を行
うようにしても良い。また、間引きを行わない構成に対
してもこの発明を適用でき、さらに、フィールドメモリ
28に代えてフレームメモリを使用しても良い。
【0056】
【発明の効果】この発明は、帰還形ノイズリデューサに
おいて、非線形リミッタのカーブを直交変換符号化のパ
ラメータを使用して制御するので、入力ディジタル画像
信号に対して最適なカーブに自動的に調整することがで
きる。また、画面毎の量子化スケール、またはマクロブ
ロック毎の動きベクトルに基づいて、ダイナミックにリ
ミッタカーブを制御することができ、入力画像信号に良
く適合したリミッタカーブを実現することができる。従
って、画像の変化が失われたり、動きのために残像が発
生する等の問題を生じることなく、ノイズを除去するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用することができるビデオCDプ
レーヤの一例を示すブロック図である。
【図2】この発明によるノイズリデューサの第1の実施
例のブロック図である。
【図3】この発明の一実施例における非線形リミッタの
リミッタカーブの例を示す略線図である。
【図4】この発明の一実施例における非線形リミッタの
リミッタカーブの例を示す略線図である。
【図5】この発明の一実施例における非線形リミッタの
リミッタカーブの例を示す略線図である。
【図6】この発明の一実施例における非線形リミッタの
リミッタカーブの例を示す略線図である。
【図7】MPEG1のデコーダ出力をNTSCフォーマ
ットへ変換する処理を説明するための略線図である。
【図8】水平方向の1/4間引きを説明するための略線
図である。
【図9】1/8間引きの幾つかの方法を示す略線図であ
る。
【図10】1/4間引きされたデータの補間方法の一例
を示す略線図である。
【図11】1/8間引きされたデータの補間方法の一例
を示す略線図である。
【図12】この発明の一実施例におけるリミッタコント
ローラのブロック図である。
【図13】この発明の一実施例における非線形リミッタ
の制御方法の第1のアルゴリズムを説明するためのフロ
ーチャートである。
【図14】この発明の一実施例における非線形リミッタ
の制御方法の第1のアルゴリズムを説明するためのフロ
ーチャートである。
【図15】この発明の一実施例における非線形リミッタ
の制御方法の第2のアルゴリズムを説明するためのフロ
ーチャートである。
【図16】この発明の一実施例における非線形リミッタ
の制御方法の第3のアルゴリズムを説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
7・・・マイクロコンピュータ、8・・・ノイズリデュ
ーサ、21Y、21C・・・入力端子、22C、22Y
・・・出力端子、24、26、27・・・減算器、25
・・・間引き回路、28・・・フィールドメモリ、29
・・・非線形リミッタ、30、33・・・補間回路、3
2・・・リミッタコントローラ、41・・・平均化回
路、42・・・動き/静止判別回路、45・・・ローパ
スフィルタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交変換符号化を用いた符号化データを
    復号した画像データが供給されるノイズリデューサにお
    いて、 ノイズ成分を抽出するためのノイズ抽出手段と、 上記抽出されたノイズ成分を入力画像データからキャン
    セルするためのノイズキャンセル手段と、 上記ノイズキャンセル手段からの画像データを1フィー
    ルドまたは1フレーム遅延して上記ノイズ抽出手段に供
    給するためのメモリとからなり、 上記直交変換符号化の時に発生するパラメータを用い
    て、ノイズリダクションの強弱を制御することを特徴と
    するノイズリデューサ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のノイズリデューサにお
    いて、 上記ノイズ抽出手段は、フィールド間またはフレーム間
    の差を検出する減算手段と、検出された差の低いレベル
    の成分をノイズ成分として抽出する非線形リミッタと、
    上記非線形リミッタの特性を上記パラメータによって制
    御するリミッタ制御手段とを含むことを特徴とするノイ
    ズリデューサ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のノイズリデューサにお
    いて、 上記パラメータが量子化スケールであって、予め入力画
    像データの複数の画面に関して上記量子化スケールの平
    均的な値を検出し、検出された平均的な量子化スケール
    を参照して、ノイズリダクションの強弱の中心値を設定
    することを特徴とするノイズリデューサ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のノイズリデューサにお
    いて、 上記パラメータが量子化スケールであって、予め入力画
    像データの複数の画面に関して上記量子化スケールの平
    均的な値を検出し、検出された平均的な量子化スケール
    を参照して、ノイズリダクションの強弱の中心値を設定
    し、 入力画像データの各画面の平均的な量子化スケールによ
    って、上記中心値を微調整することを特徴とするノイズ
    リデューサ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のノイズリデューサにお
    いて、 上記パラメータが量子化スケールであって、予め入力画
    像データの複数の画面に関して上記量子化スケールの平
    均的な値を検出し、検出された平均的な量子化スケール
    を参照して、ノイズリダクションの強弱の中心値を設定
    し、 入力画像データの各画面の平均的な量子化スケールと上
    記各画面のピクチャタイプによって、上記中心値を微調
    整することを特徴とするノイズリデューサ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のノイズリデューサにお
    いて、 上記パラメータがマクロブロック毎に付随する動きベク
    トルであって、上記動きベクトルによって上記マクロブ
    ロック毎にノイズリダクションの強弱を制御することを
    特徴とするノイズリデューサ。
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JP2006107687A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Sony Corp 信号再生装置及び方法

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