JP3646424B2 - ノイズリデューサおよびノイズリダクション方法 - Google Patents

ノイズリデューサおよびノイズリダクション方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、直交変換符号化例えばDCT符号化を復号した画像信号に対して適用して好適な巡回型のノイズリデューサおよびノイズリダクション方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
フレームメモリを使用した巡回型ノイズリデューサは、デジタル画像信号処理の分野で知られている。これは、入力画像信号とフレームメモリからの1フレーム前の映像信号との差の内の小レベルの部分をノイズとして抽出し、抽出したノイズ成分を入力画像信号から減算することによって、ノイズを低減し、また、ノイズが低減された信号をフレームメモリに書込むものである。フレームメモリの代わりにフィールドメモリを使用すれば、メモリの容量を少なくすることが可能である。
【0003】
上述のように、入力画像信号と1フレーム前の映像信号との差のうちの小レベルの部分をノイズとして抽出する場合、フレーム間差信号を非線形リミッタに供給し、非線形リミッタの出力をノイズ成分として得ている。ノイズリダクションの効果の強弱は、この非線形リミッタの特性に依存している。従来の非線形リミッタの一つは、その特性が固定化されているものである。しかしながら、入力画像信号によって、S/Nが変動するので、固定の特性は、好ましくない。このため、非線形リミッタの特性をマニュアルで調整、設定するようにしたものも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
非線形リミッタの特性を調整、設定することは、面倒であり、操作性の低下を招く。しかも、非線形リミッタの特性の調整、設定は、実際的には困難であった。すなわち、ノイズの少ない映像に対して適切なように、非線形リミッタの特性を調整すると、ノイズの多い映像では、ノイズリダクションの効果が不足したり、また、ノイズリダクションの効果を大きくすると、動きの多いシーンや、シーンチェンジの時に、残像が見える問題が生じる。
【0005】
従って、この発明の目的は、非線形リミッタの特性を適切なものに自動的に調整、設定することが可能とされたノイズリデューサおよびノイズリダクション方法を提供するものである。
【0006】
この発明は、入力映像信号に対して非線形リミッタの特性の中心的なものを設定することができるのみならず、入力画像信号に対応してダイナミックに非線形リミッタの特性を調整することを可能とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、この発明は、直交変換符号化を用いた符号化データを復号した画像データが供給されるノイズリデューサにおいて、
ノイズ成分を抽出するためのノイズ抽出手段と、
抽出されたノイズ成分を入力画像データからキャンセルするためのノイズキャンセル手段と、
ノイズキャンセル手段からの画像データを1フィールドまたは1フレーム遅延してノイズ抽出手段に供給するためのメモリとからなり、
直交変換符号化のパラメータである量子化スケールの平均的な値を入力画像データの複数の画面に関して予め検出し、検出された平均的な量子化スケールを参照して、ノイズリダクションの強弱の中心値を設定することを特徴とするノイズリデューサである。
【0008】
直交変換符号化を復号するために必要なパラメータが符号化データとともに、発生する。このパラメータは、ノイズの状態を示す量子化スケール、マクロブロック毎の動きを示す動きベクトルが含まれる。巡回形のノイズリデューサでは、1フィールド間または1フレーム間の差信号を非線形リミッタに供給し、非線形リミッタからノイズ成分を得るようにしている。従って、パラメータで示されるノイズの状態、または動きベクトルに基づいて、非線形リミッタの特性を自動的且つ適切に制御することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明する。この一実施例は、ビデオCDプレーヤのノイズリデューサに対して、この発明を適用したものである。ビデオCDは、MPEG1準拠のデジタル動画を再生するためのものである。ビデオCDは、CD−ROMのデータフォーマットをベースとしており、CD−ROMの1セクタのユーザデータ領域(2324バイト)に所定のデータフォーマットで、MPEGビデオデータ、MPEGオーディオデータが配置されたデータ構造を有している。ディスク上では、MPEGビデオデータとMPEGオーディオデータとがインターリーブして記録されている。MPEGビデオデータは、MPEG1で符号化されたデジタルビデオ信号であり、MPEGオーディオデータは、MPEG1のレイヤIIを使用したフォーマットのデジタルオーディオ信号である。ビデオCDのプレーヤは、CD−ROMプレーヤが備える構成に対して、MPEGビデオデータのデコーダ、MPEGオーディオデータのデコーダ、D/A変換器等を付加した構成を有する。
【0010】
MPEG1は、動き補償フレーム間予測符号化とDCTとを組み合わせたものである。この発明は、MPEG1に限らず、DCT等の直交変換符号化(MPEG,JPEGP等)により圧縮された画像データを復号した画像データの処理に対して適用することができる。また、ビデオCDプレーヤに限らず、DVD、デジタルテレビジョン等の装置に対しても適用可能である。
【0011】
図1は、この発明を適用できるビデオCDプレーヤの一例を示す。図1において、1は、上述したビデオCDを示す。ビデオCD1が光ピックアップ2により読み取られ、光ピックアップ2からの再生RF信号がRFアンプ3に入力される。ここで増幅された再生RF信号は、EFM(8−14変調)復調回路4により復調される。EFM復調回路4からの再生信号(シリアル)がCD−ROMデコーダ5に供給される。
【0012】
RFアンプ3、EFM復調回路4、CD−ROMデコーダ5は、既存のCD−ROMプレーヤと同様の機能を有する。なお、図1では、オーディオデータの処理については、簡単のため省略されている。CD−ROMデコーダ5では、シリアル再生信号をMPEG1ビットストリーム信号に変換し、このビットストリーム信号をMPEG1デコーダ6に供給する。
【0013】
MPEG1デコーダ6は、MPEG1のフォーマットに従いビットストリームを復号し、また、水平および垂直方向で、復号信号を補間処理し、さらに、同期信号を付加することによって、NTSCのフォーマットの信号を出力する。MPEG1デコーダ6からの復号信号(輝度信号および色信号)と、符号化パラメータPARAがノイズリデューサ8に供給される。このパラメータPARAは、MPEG1の符号化により発生し、その復号のために必要なものである。具体的には、量子化スケール、ピクチャタイプ、動きベクトル等である。
【0014】
MPEG1デコーダ6からの信号は、MPEG1の符号化/復号による雑音が含まれているので、ノイズリデューサ8によって、後述するように、ノイズが除去される。ブロックDCTの符号化、復号の過程で発生するノイズとしては、ブロック雑音、リンギング雑音があるが、この一実施例におけるノイズリデューサ8は、主として低域のフィールド間のブロック雑音を除去する。
【0015】
ノイズリデューサ8からの輝度信号および色信号がそれぞれD/A変換器9、10に供給され、アナログ信号に変換される。D/A変換器9、10からのアナログ輝度信号およびアナログ色信号がマトリクス回路11に供給され、マトリクス回路11から三原色信号R、G、Bが発生する。この三原色信号がディスプレイ12に対して出力される。ディスプレイ12によって、ビデオCD2の再生画像信号が再生される。
【0016】
さらに、信号処理回路に対する制御用マイクロコンピュータ7がMPEG1デコーダ6と、ノイズリデューサ8に関連して設けられている。より具体的には、マイクロコンピュータ7とこれらの信号処理回路(6、8)がシリアルまたはパラレルI/Fによって結合されている。後述するように、マイクロコンピュータ7は、フィールドまたはフレーム単位でもってデータを処理し、ノイズリデューサ8中の非線形リミッタの特性の自動制御を行う。
【0017】
図2は、ノイズリデューサ8の一例を示す。図2の構成では、入力端子21Yからの再生輝度信号に対してノイズ低減がなされ、出力端子22Yには、ノイズが低減された出力輝度信号が取り出される。入力端子21Cからの再生色信号は、遅延回路23を介して出力端子22Cに取り出される。遅延回路23は、ノイズ低減処理により生じる輝度信号の遅れを補償するために設けられている。
【0018】
入力端子21Yより入力された輝度信号Saがノイズキャンセル部としての減算器24と間引き回路25に供給される。間引き回路25は、プリフィルタと間引き回路で構成され、入力輝度信号Saの間引きを行なう。間引きとしては、低域雑音の除去の目的から、1/4、1/8の間引きが可能である。第1の実施例では、間引き回路25が水平方向に関しての間引きを行う。例えば、水平方向で1/4の間引きがなされる。間引き回路25によって画素数が減少された輝度信号Sbが減算器26および27にそれぞれ供給される。減算器27もノイズキャンセル部を構成する。
【0019】
減算器26では、間引き回路25の出力信号Sbからフィールドメモリ28から読出された1フィールド前の信号Scとの引き算を行なう。減算器26の出力信号(Sb−Sc)が非線形リミッタ29に供給される。信号(Sb−Sc)は、フィールド間差分であり、この信号の低レベルが雑音成分であり、その高レベルが動き部であると推測される。従って、非線形リミッタ29が減算器26の出力信号の低レベルのみを通過させる。減算器26および非線形リミッタ29によってノイズ抽出部が構成される。
【0020】
非線形リミッタ29は、複数のリミッタカーブ(特性)を有し、その一つがリミッタコントローラ32の出力端子36からのリミッタ制御信号CTL SIGによって選択される。図3から図6は、リミッタカーブの一例である。図3に No.0〜 No.2のリミッタカーブを示し、図4に No.3〜 No.5のリミッタカーブを示し、図5に No.6および No.7のリミッタカーブを示し、図6に No.8のリミッタカーブを示す。これらのリミッタカーブは、入力対出力のカーブの傾斜と、出力を発生する入力の範囲とで、基本的に特徴付けられている。
【0021】
すなわち、入力対出力のカーブの傾斜が1に近ければ帰還が増え、また、出力が入力軸方向に長いほど(すなわち、入力が大きくても出力が発生する)、大きなノイズに対して強くなる。但し、傾きを1に近くし、出力が発生する入力の範囲を拡げ、ノイズリダクションの作用を強くすると、のっぺりして品位のない映像になったり、動きに対して残像が発生する等のデメリットも生じる。 No.0から No.8のリミッタカーブの例では、番号が増加するに従って、より強いノイズリダクションが働くものとされている。
【0022】
この発明の一実施例では、非線形リミッタ29と関連してリミッタコントローラ32を設け、リミッタコントローラ32が出力するリミッタ制御信号CTLSIGによって、 No.0〜 No.8でそれぞれ示すリミッタカーブを最小で画素単位で変更することを可能としている。MPEG1デコーダ6からのパラメータPARAが入力端子33からリミッタコントローラ32に対して供給される。また、マイクロコンピュータ7からのコマンド(CMD)入力が入力端子34からリミッタコントローラ32に対して供給される。さらに、リミッタコントローラ32からマイクロコンピュータ7に対するコマンド出力が出力端子35に取り出される。リミッタコントローラ32による制御の詳細については後述する。
【0023】
非線形リミッタ29にて抽出された雑音成分Sdは、補間回路30と減算器27に供給される。減算器27には、間引き回路25の出力信号Sbが供給されており、減算器27が(Sb−Sd)の演算を行なう。その結果、雑音が除去された、1/4レートの輝度信号が減算器27からフィールドメモリ28に供給される。フィールドメモリ28は、現在のフィールドに対して時間的に前のフィールドのデータを蓄えるものであり、その容量は、間引きの結果、復号信号の1フィールドの全画素を蓄えるフィールドメモリの容量の1/4(1/4間引きの場合)、1/8(1/8間引きの場合)に低減されたものである。
【0024】
一方、補間回路30では、非線形リミッタ29にて抽出された雑音成分Sdの線形補間を行なう。上述したように、ループ内の輝度信号のレートが本線系の入力信号Saの1/4になっているため、補間回路30に入力される雑音成分も1/4のレートである。補間回路30において、本線系のレートに合うように補間を行なう。補間回路30によって元のレートに戻された雑音成分Seが減算器24に入力される。一方、減算器24には、入力輝度信号Saが入力されており、Sa−Seの演算を行なうことにより、本線系の雑音が除去される。このようにしてして、雑音が除去された輝度信号が出力端子22Yに取り出される。
【0025】
上述したノイズリデューサ8の一例についてより詳細に説明する。まず、ノイズリデューサ8に対して入力される信号は、MPEG1デコーダ6の補間処理によってNTSCフォーマットの信号に変換された信号である。図7は、この補間処理の動作を表すものである。補間前のMPEG1の復号映像信号は、画素数が352(H)×240(V)(有効部分)、ノンインターレース信号である。また、MPEG1デコーダ6が出力するNTSCフォーマットの信号(ディスプレイ信号と称する)は、画素数が704(H)×240(V)(有効部分)、インターレース信号である。
【0026】
従って、MPEG1デコーダ6では、図7に示すように、水平方向、垂直方向でそれぞれデコーダ出力を補間してディスプレイ信号として出力する。水平方向では、ディスプレイ出力のa、b、c、d、e、・・・の画素を形成する場合、画素a、c、e、・・・として、デコーダ出力中の同一位置の画素A、B、C、・・・の値が用いられ、画素b、d、f、・・・として、デコーダ出力の2画素の平均値(A+B)/2、(B+C)/2、(C+D)/2、・・・が用いられる。従って、補間によって生成した画素b,d,f,・・・を間引いても信号の帯域が変化しない。
【0027】
垂直方向では、ディスプレイ信号の奇数フィールドのラインaH、bH、cH、・・・として、デコーダ出力のラインAH、BH、CH、・・・が用いられ、偶数フィールドのラインa’H、b’H、c’H、・・・として、2ラインの平均値(AH+BH)/2、(BH+CH)/2、(CH+DH)/2、・・・が用いられる。
【0028】
図8を参照して、間引き回路25による間引き動作について説明する。図8に示す画素配列において、間引き回路25は、黒い円で示す画素を選択し、白い円の画素を間引く。それによって、1/4の間引きがなされる。この場合は、信号帯域がデコーダ出力の1/2となる。
【0029】
1/4間引きに対し、さらに1/2間引きを施すことによって、トータルで1/8間引きが可能である。図9A、図9B、図9Cは、1/8間引きの場合の間引きの方法をそれぞれ示す。図9Aの間引き方法は、水平方向のみ、1/8間引き処理を行なう方法である。図9Bの方法は、図9Aと同様に、1/8間引き処理を行なうが、2ラインに1回、サンプル点をサンプリング間隔の1/2ずらす方法(オフセットサンプリング)である。図9Cの方法は、水平方向に1/4間引きを行い、垂直方向に1/2の間引きを行ない、トータルで1/8間引きを行う方法である。1/8間引きの場合は、信号帯域がデコーダ出力の1/4となる。
【0030】
間引き処理を行なった場合、通常レートに戻すため、補間回路30において、補間処理を行なっている。この処理の一般的な方法として、線形補間が挙げられる。すなわち、線形補間は、間引きデータ(間引き後に存在している画素データを意味する)と補間データ(補間すべき画素データを意味する)との空間的な距離に応じて、間引きデータに係数を乗算し、補間データを作る。
【0031】
図10は、1/4間引きの場合の線形補間を示す。間引きデータAおよびE間にある補間データxは、間引きデータEからの距離をKとすると、間引きデータAからの距離は1−Kとなる。但し、AおよびE間の距離を1とする。この空間的な距離と反比例した係数を乗算し、xを得る。つまり、下式によって補間データxが演算される。
x=K×A+(1−K)×E
例えば図10A中の補間データbは、K=3/4であるので、(b=3/4×A+1/4×B)により計算される。
【0032】
図11は、1/8間引きの場合の線形補間を示す。間引きデータA’とI’との間に8個の補間データa’、b’、・・・、i’が形成される。図10Aの1/4間引きの補間の処理と同様に、補間データと間引きデータI’との空間的な距離Kに基づいて補間データが計算される。
【0033】
次に、この発明の特徴とする非線形リミッタ29の制御について説明する。この制御のためのリミッタコントローラ32の一例を図12に示す。このリミッタコントローラ32による制御は、パラメータPARAを用いてノイズリダクションの強弱を制御するものであり、具体的には、非線形リミッタ29のリミッタカーブを制御するものである。パラメータの一つである量子化スケールを使用した制御としては、第1のアルゴリズム、第2のアルゴリズム、第3のアルゴリズムの3種類が可能とされている。第1のアルゴリズムは、再生しようとするメディアのノイズの平均的な状態を予め検出し、リミッタカーブの中心値を決定する。第2および第3のアルゴリズムは、実際の再生動作中に、ダイナミックにリミッタカーブを選択する。さらに、パラメータの他のものである動きベクトルMVを使用した制御も可能とされている。
【0034】
第1のアルゴリズムについて図12および図13を参照して説明する。第1のアルゴリズムは、MPEGメディア(ビデオCD1)の通常再生に先立って、メディアに記録されているビデオ信号の平均的なノイズの状態を検出し、この検出結果に基づいて、リミッタカーブ( No.0〜 No.8)の中の中心的なものを決定する。図13のフローチャートのステップS1に示すように、高速サーチが開始され、イントラピクチャを検出する(ステップS2)。nは、イントラピクチャの枚数である。
【0035】
イントラピクチャが検出されると、その画面内の平均量子化スケールsample Qが求められる。MPEG1デコーダ6からは、入力端子33を通じてDCTブロック毎の量子化スケールQ SCALEが平均化回路41に供給され、イントラピクチャの平均量子化スケールsample Qを平均化回路41が計算する。この平均量子化スケールが出力端子35からマイクロコンピュータ7に供給される(ステップS3)。マイクロコンピュータ7は、平均量子化スケールを積分する(ステップS4)。
【0036】
ステップS5において、高速サーチの終了が検出されるまで、上述したイントラピクチャ毎の平均量子化スケールの積分がなされる。高速サーチは、メディア上の再生を希望する情報を短時間に読み取るためになされる。好ましくは、1回の高速サーチ(すなわち、図13に示される1回の処理)によって、再生を希望する情報中の数枚程度のイントラピクチャが再生される。高速サーチの終了が検出されると、マイクロコンピュータ7によって、高速サーチで再生された数枚のイントラピクチャに関して量子化スケールの平均値が検出される。ステップS6で示すように、検出された平均値ave Qは、複数のイントラピクチャの平均量子化スケールの積分出力sum Qをnで割ることで求められる。
【0037】
この量子化スケールの平均値ave Qがマイクロコンピュータ7からリミッタコントローラ32の入力端子34およびその出力端子36を介してリミッタ制御信号CTL SIGとして非線形リミッタ29に供給される。非線形リミッタ29では、このリミッタ制御信号CTL SIGのレベルに基づいてリミッタカーブの中心値が選択される。
【0038】
ステップS7に示すように、平均値ave Qが大きいほど、リミッタカーブの No.が増加するように、中心値center LIMが選択される。非線形リミッタ29内には、 No.0〜 No.8のリミッタカーブ(具体的にはデータ変換テーブル)を記憶するメモリと、リミッタ制御信号CTL SIGのレベルをしきい値と比較することによって、リミッタカーブの番号を決定する回路と、決定された番号のリミッタカーブをメモリから読出す回路とが設けられている。なお、平均値ave Qをマイクロコンピュータ7がその内部のレジスタまたはメモリに記憶する。
【0039】
一般的に量子化スケールが大きい画像は、ブロック歪みのようなノイズが多かったり、あまり細かい模様のない画像であることが多い。従って、量子化スケールが大きいほど、ノイズリダクションを強くかけたほうが良く、画質劣化が少ない。そこで、量子化スケールの平均値ave Qと比例して、リミッタカーブの番号が増加する評価関数f(x)に基づいて、リミッタカーブの中心値を決定する。
【0040】
第1のアルゴリズムによって上述したように、リミッタカーブの中心値が決定されてから、実際の再生動作がなされる。図14のステップS8に示すように、通常再生動作が開始されると、マイクロコンピュータ7は、記憶している平均値ave Qをレジスタまたはメモリから読出し、この値をリミッタコントローラ32の入力端子34に供給する。この平均値ave Qは、制御信号CTL SIGとして、出力端子36を介してリミッタ29に供給され、リミッタ29のリミッタカーブが中心値に設定される(ステップS9)。
【0041】
第1のアルゴリズムにより決定されたリミッタカーブは、入力(再生)画像信号と対応しているが、本質的には、固定のものである。第2および第3のアルゴリズムは、再生動作中にリミッタカーブをダイナミックを制御するためのものである。図15を参照して第2のアルゴリズムについて説明する。なお、第2および第3のアルゴリズムにおいても、再生に先立って第1のアルゴリズムによってリミッタカーブの中心値が決定されている。
【0042】
再生動作がステップS8において開始されると、ステップS11では、垂直同期信号の検出がなされる。垂直同期信号が検出されると、その画像がイントラピクチャかどうかが決定される(ステップS12)。イントラピクチャでない場合は、処理がステップS11に戻る。イントラピクチャの場合には、処理がステップS13に移り、マイクロコンピュータ7がリミッタコントローラ32の平均化回路41により生成された画面内平均量子化スケールsample Qを読み出す。
【0043】
そして、ステップS14において、マイクロコンピュータ7は、リミッタカーブの中心値を決定した時に参照した量子化スケールの平均値ave Qと、上述の画面内平均量子化スケールsample Qに基づいて、微調整レベルを決定する。すなわち、リミッタカーブの中心値を決定した時に参照した量子化スケールの平均値ave Qにおいて0となり、正の傾きを有する評価関数g(x)に従って調整レベルadj LIMが求められる。この処理は、〔adj LIM=g(sample Q)で表される。
【0044】
次のステップS15では、微調整レベルを加味してリミッタカーブが選択される。すなわち、リミッタカーブの中心値を選択した時に参照された平均値に対して、微調整レベルが加算されたレベルのリミッタ制御信号CTL SIGが生成され、このリミッタ制御信号CTL SIGが非線形リミッタ29に供給され、リミッタ制御信号CTL SIGのレベルと対応する番号のリミッタカーブが選択される。選択されるリミッタカーブの番号をLIM No、中心値をcenter LIMとすると、〔LIM No=center LIM+adj LIM〕で、選択処理が表される。そして、ステップS16では、再生終了が決定され、再生動作が終了するまで、上述のステップS11〜S15の処理が繰り返される。
【0045】
このように第2のアルゴリズムでは、再生動作中にイントラピクチャ毎にその画面内の平均量子化スケールに基づいて、予め決定されているリミッタカーブの中心値に対して微調整を行うことができる。従って、リミッタカーブを固定するのと比較して、より的確にリミッタカーブを制御することができる。
【0046】
第3のアルゴリズムについて図16を参照して説明する。ステップS8で再生動作が開始し、ステップS11で垂直同期信号を検出することは、第2のアルゴリズムと同様である。そして、ステップS21において、リミッタコントローラの平均化回路41から画面内の平均量子化スケールsample Qをマイクロコンピュータ7が読出す。
【0047】
次のステップS22において、平均量子化スケールsample Qと評価関数によって、微調整レベルが決定される。第3のアルゴリズムでは、イントラピクチャ(Iピクチャ)に限定されず、Pピクチャ(順方向予測画像)およびBピクチャ(双方向予測画像)についても、平均量子化スケールsample Qを検出している。ピクチャタイプの情報は、MPEG1のデコーダ6からリミッタコントローラ32に対して供給されるパラメータデータPARA中に含まれるので、マイクロコンピュータ7が平均量子化スケールと一緒に読出すことができる。
【0048】
一般的に、Iピクチャに比較してPピクチャの方が同じ量子化スケールに対するノイズの量が少なく、Pピクチャに比較してBピクチャの方が同じ量子化スケールに対するノイズの量が少ない。従って、ステップS22のブロック内に示すように、評価関数g(x)をI、P、Bの各ピクチャタイプに応じて異ならせる。具体的には、Iピクチャ用の関数の傾きを最大とし、Pピクチャ用の関数の傾きを2番目の大きさとし、Bピクチャ用の関数の傾きを最小とする。さらに、Iピクチャ用の評価関数は、平均量子化スケールsample Qが量子化スケールの平均値ave Qと等しい時に、0の微調整値を発生する。Pピクチャ用の評価関数は、平均量子化スケールsample Qが平均値ave Qよりやや大きな値の時に、0の微調整値を発生する。このPピクチャに関して微調整値が0となる値より大きな値において、Bピクチャ用の評価関数は、0の微調整値を発生する。
【0049】
画面内の平均量子化スケールとピクチャタイプから決定された微調整レベルを使用してステップS23において、リミッタカーブが決定される。この処理は、第2のアルゴリズムのステップS23と同様である。そして、上述した微調整は、再生動作の終了がステップS24において検出されるまで、繰り返される。
【0050】
第3のアルゴリズムは、第2のアルゴリズムと同様に、再生される各画面のノイズの状態に応じてダイナミックにリミッタカーブを選択することができる。さらに、第3のアルゴリズムでは、ピクチャタイプを考慮しているので、Iピクチャのみからノイズの状態を検出する第2のアルゴリズムと比較して、より細かい制御を行うことができる。第1のアルゴリズムと第2および第3のアルゴリズムの一方とが組み合わされる。
【0051】
上述した第1〜第3のアルゴリズムは、量子化スケール(すなわち、再生信号のノイズの状態)に応じて適切なリミッタカーブを選択するものである。さらに、リミッタカーブを動きベクトルを利用して選択するようにしても良い。図12に示すリミッタコントローラ32に設けられた判別回路42に対して動きベクトルMVが供給される。MPEGの場合では、マクロブロック毎に動きベクトルが付随している。各動きベクトルは、水平方向の成分と垂直方向の成分とからなる。
【0052】
判別回路42は、動きベクトルをしきい値と比較することによって、そのマクロブロックに関して、動きと静止とを判別する。判別結果は、1ビットで表される。判別結果がバッファメモリ43を介してレベルゲインコントローラ44に供給される。レベルゲインコントローラ44は、入力端子34を介してマイクロコンピュータ7から供給されるコマンド入力CMD LEVELを判別結果に基づいて制御する。レベルゲインコントローラ44は、前述した第1〜第3のアルゴリズムによるリミッタ制御信号の生成と、動きベクトルを利用した動き検出とを組み合わせる場合に必要とされる。
【0053】
より具体的には、上述した第1〜第3のアルゴリズムによって生成されたリミッタ制御信号CTL SIGのゲインが判別結果により制御される。判別結果が動きの場合では、ノイズリダクションを弱くするので、レベルゲインコントローラ44によって制御信号のレベルに対して、1より小さい係数が乗算される。一方、判別結果が静止の場合では、ノイズリダクションを弱くする必要がないので、1に等しいか、または1より大きい係数が乗算される。さらに、マクロブロック単位の制御により発生する不連続部分は、ローパスフィルタ45によって緩和される。ローパスフィルタ45の出力がリミッタ制御信号CTL SIGとして出力端子36に取り出される。
【0054】
バッファメモリ43は、MPEG1コーダ6から入力されるパラメータがビデオ信号の実時間と合っていないために、時間合わせ用に設けられている。例えばビデオCD(MPEG1)の場合では、1フレームが330個のマクロブロックにより構成されるので、判別結果は、1フレームで330ビット発生する。従って、数フレーム分の判別結果を蓄えるようにしても、数kビットの容量を持つものとされる。この容量は、それほど大きい容量ではなく、ハードウエアの増加分が少なくて良い。
【0055】
なお、量子化スケールに基づくリミッタカーブの制御と、動きベクトルに基づくリミッタカーブの制御の一方のみでも良い。さらに、複数のリミッタカーブを用意し、その一つを選択する例について説明したが、リミッタカーブ自身の傾きと応答する入力範囲とを可変する構成も可能である。さらに、上述したノイズリデューサ8は、復号信号の輝度信号のみに対してノイズ低減を行っているが、色信号に対してもノイズ低減を行うようにしても良い。また、間引きを行わない構成に対してもこの発明を適用でき、さらに、フィールドメモリ28に代えてフレームメモリを使用しても良い。
【0056】
【発明の効果】
この発明は、帰還形ノイズリデューサにおいて、非線形リミッタのカーブを直交変換符号化のパラメータを使用して制御するので、入力ディジタル画像信号に対して最適なカーブに自動的に調整することができる。また、画面毎の量子化スケールに基づいて、ダイナミックにリミッタカーブを制御することができ、入力画像信号に良く適合したリミッタカーブを実現することができる。従って、画像の変化が失われたり、動きのために残像が発生する等の問題を生じることなく、ノイズを除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用することができるビデオCDプレーヤの一例を示すブロック図である。
【図2】この発明によるノイズリデューサの第1の実施例のブロック図である。
【図3】この発明の一実施例における非線形リミッタのリミッタカーブの例を示す略線図である。
【図4】この発明の一実施例における非線形リミッタのリミッタカーブの例を示す略線図である。
【図5】この発明の一実施例における非線形リミッタのリミッタカーブの例を示す略線図である。
【図6】この発明の一実施例における非線形リミッタのリミッタカーブの例を示す略線図である。
【図7】MPEG1のデコーダ出力をNTSCフォーマットへ変換する処理を説明するための略線図である。
【図8】水平方向の1/4間引きを説明するための略線図である。
【図9】1/8間引きの幾つかの方法を示す略線図である。
【図10】1/4間引きされたデータの補間方法の一例を示す略線図である。
【図11】1/8間引きされたデータの補間方法の一例を示す略線図である。
【図12】この発明の一実施例におけるリミッタコントローラのブロック図である。
【図13】この発明の一実施例における非線形リミッタの制御方法の第1のアルゴリズムを説明するためのフローチャートである。
【図14】この発明の一実施例における非線形リミッタの制御方法の第1のアルゴリズムを説明するためのフローチャートである。
【図15】この発明の一実施例における非線形リミッタの制御方法の第2のアルゴリズムを説明するためのフローチャートである。
【図16】この発明の一実施例における非線形リミッタの制御方法の第3のアルゴリズムを説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
7・・・マイクロコンピュータ、8・・・ノイズリデューサ、21Y、21C・・・入力端子、22C、22Y・・・出力端子、24、26、27・・・減算器、25・・・間引き回路、28・・・フィールドメモリ、29・・・非線形リミッタ、30、33・・・補間回路、32・・・リミッタコントローラ、41・・・平均化回路、42・・・動き/静止判別回路、45・・・ローパスフィルタ

Claims (10)

  1. 直交変換符号化を用いた符号化データを復号した画像データが供給されるノイズリデューサにおいて、
    ノイズ成分を抽出するためのノイズ抽出手段と、
    上記抽出されたノイズ成分を入力画像データからキャンセルするためのノイズキャンセル手段と、
    上記ノイズキャンセル手段からの画像データを1フィールドまたは1フレーム遅延して上記ノイズ抽出手段に供給するためのメモリとからなり、
    上記直交変換符号化のパラメータである量子化スケールの平均的な値を入力画像データの複数の画面に関して予め検出し、検出された平均的な量子化スケールを参照して、ノイズリダクションの強弱の中心値を設定することを特徴とするノイズリデューサ。
  2. 請求項1に記載のノイズリデューサにおいて、
    上記ノイズ抽出手段は、フィールド間またはフレーム間の差を検出する減算手段と、検出された差の低いレベルの成分をノイズ成分として抽出する非線形リミッタと、上記非線形リミッタの複数の特性の内の一つ上記検出された平均的な量子化スケールによって上記中心値として設定するリミッタ制御手段とを含むことを特徴とするノイズリデューサ。
  3. 請求項1に記載のノイズリデューサにおいて、
    入力画像データの各画面の平均的な量子化スケールによって、上記中心値を微調整することを特徴とするノイズリデューサ。
  4. 請求項1に記載のノイズリデューサにおいて、
    入力画像データの各画面の平均的な量子化スケールと上記各画面のピクチャタイプによって、上記中心値を微調整することを特徴とするノイズリデューサ。
  5. 請求項1に記載のノイズリデューサにおいて、
    さらに、マクロブロック毎に付随する動きベクトルによって上記マクロブロック毎に動きを検出し、動きのマクロブロックに対してノイズリダクションを弱くし、静止のマクロブロックに対してノイズリダクションを強くすることを特徴とするノイズリデューサ。
  6. 直交変換符号化を用いた符号化データを復号した画像データが供給されるノイズリダクション方法において、
    ノイズ成分を抽出するためのノイズ抽出ステップと、
    上記抽出されたノイズ成分を入力画像データからキャンセルするためのノイズキャンセルステップと、
    上記ノイズキャンセルステップで得られた画像データを1フィールドまたは1フレーム遅延して上記ノイズ抽出ステップで処理するための遅延ステップとからなり、
    上記直交変換符号化のパラメータである量子化スケールの平均的な値を入力画像データの複数の画面に関して予め検出し、検出された平均的な量子化スケールを参照して、ノイズリダクションの強弱の中心値を設定することを特徴とするノイズリダクション方法。
  7. 請求項6に記載のノイズリダクション方法において、
    上記ノイズ抽出ステップは、フィールド間またはフレーム間の差を検出する減算ステップと、検出された差の低いレベルの成分をノイズ成分として抽出する非線形リミットステップと、非線形リミットの複数の特性の内の一つを上記検出された平均的な量子化スケールによって上記中心値として設定するリミット特性制御ステップとを含むことを特徴とするノイズリダクション方法。
  8. 請求項6に記載のノイズリダクション方法において、
    入力画像データの各画面の平均的な量子化スケールによって、上記中心値を微調整することを特徴とするノイズリダクション方法。
  9. 請求項6に記載のノイズリダクション方法において、
    入力画像データの各画面の平均的な量子化スケールと上記各画面のピクチャタイプによって、上記中心値を微調整することを特徴とするノイズリダクション方法。
  10. 請求項6に記載のノイズリダクション方法において、
    さらに、マクロブロック毎に付随する動きベクトルによって上記マクロブロック毎に動きを検出し、動きのマクロブロックに対してノイズリダクションを弱くし、静止のマクロブロックに対してノイズリダクションを強くすることを特徴とするノイズリダクション方法。
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