JPH1065511A - 光センサ - Google Patents

光センサ

Info

Publication number
JPH1065511A
JPH1065511A JP8241254A JP24125496A JPH1065511A JP H1065511 A JPH1065511 A JP H1065511A JP 8241254 A JP8241254 A JP 8241254A JP 24125496 A JP24125496 A JP 24125496A JP H1065511 A JPH1065511 A JP H1065511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amount
received light
setting
sample
target work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8241254A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Matsunaga
達也 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP8241254A priority Critical patent/JPH1065511A/ja
Publication of JPH1065511A publication Critical patent/JPH1065511A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 色のばらつきや色むらのあるワークから対象
ワークを確実に選別したり、複数の分離した相異なる系
統色の対象ワークを選別できるようにする。 【解決手段】 設定モードにおいて、同一ワーク(背
景)の複数点もしくは複数の同種ワークをサンプリング
することにより、複数回サンプル受光量を取得し、複数
回のサンプル受光量の最大値と最小値を求めてメモリ部
に格納する。そして、最大値及び最小値に基づいて最適
なしきい値を設定することにより、サンプル受光量のば
らつきを考慮したしきい値を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は予め取得したサンプ
ル受光量に基づいてしきい値を設定する光センサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図1は従来のティーチング方式の光セン
サの構成を示すブロック図である。この光センサにあっ
ては、ワーク1にビーム2を投光する投光部3と、ワー
ク1で反射したビーム2を受光する受光部4と、投光部
3を制御し受光部4が検出した信号の処理を行なう制御
装置5と、外部との入出力を行なう外部入力部6及び外
部出力部7とを備えている。なお、外部入力部6は、各
種操作スイッチ等から外部信号を制御装置5へ送り出
し、外部出力部7は、制御装置5の計測結果等を外部装
置等へ出力するようになっている。
【0003】例えばいろいろな色のワーク1から特定の
色の対象ワークを選別するカラーセンサの制御装置5
は、CPUやROM、RAMからなるマイクロコンピュ
ータ等によって構成され、設定モード時においては、投
光部3に内蔵された発光素子を発光させて対象ワークや
背景等にビーム2を投光し、その反射ビーム2を受光し
た受光部4からサンプル受光量を取得する計測部8と、
計測部8が取得したサンプル受光量に基づいて1つ又は
2つのしきい値P又はP1、P2を設定するしきい値設
定部9と、サンプル受光量等の処理データを一時記憶す
るとともに、しきい値P又はP1、P2を記録保持する
メモリ部10とを備えている。なお、計測モード時に
は、計測部8が、メモリ部10に記録保持しているしき
い値P又はP1、P2と実測受光量を比較して、対象ワ
ークを判別する。
【0004】従来の光センサ(カラーセンサ)にあって
は、しきい値設定部9におけるティーチング(設定動
作)方式としては以下のような2つの方式を備えてい
る。図2(a)(b)は2つのティーチング方式を説明
するための図であって、図2(a)はいわゆる1点ティ
ーチング方式を説明し、図2(b)は2点ティーチング
方式を示す。図2(a)(b)における赤〜紫の帯状領
域は、ワークの色彩を波長の順序に従って模式的に表わ
したものである。
【0005】2点ティーチング方式は、2つのサンプル
受光量Q1、Q2に基づいて、その中間に1つのしきい
値Pを設定するものであって、主として特定の2色判別
や対象ワークと背景の判別に用いられる。例えば、図2
(b)に示すように、赤〜黄緑の領域に属する対象ワー
クと黄緑〜紫の領域に属する対象ワークとを互いに判別
したい場合には、境界の両側に位置する緑の対象ワーク
と黄の対象ワークとを準備し、緑の対象ワークに対して
第1の設定状態(例えば、設定スイッチのオン状態)で
サンプル受光量Q1を取得させ、黄の対象ワークに対し
て第2の設定状態(例えば、設定スイッチのオフ状態)
でサンプル受光量Q2を取得させる。このティーチング
動作に基づいて、しきい値設定部9は、2つのサンプル
受光量Q1、Q2の中間に位置する黄緑にしきい値Pを
設定し、メモリ部10に保存する。
【0006】こうして黄緑にしきい値Pが設定される
と、計測モードにおいて、計測部8は実測受光量がしき
い値Pのいずれの側に属するか判定し、実測された対象
ワークがしきい値Pのいずれの側の領域(赤〜黄緑;黄
緑〜紫)に属する対象ワークであるか判別し、外部出力
部7へ出力する。
【0007】1点ティーチング方式は、1つのサンプル
受光量Qに基づき、その両側に2つのしきい値P1、P
2を設定するものであって、主として多色の中の1色の
抽出等に用いられる。例えば、図2(a)に示すよう
に、赤〜紫に属するワークのうちから黄〜緑の領域に属
する対象ワークのみを選別したい場合には、黄緑の対象
ワークに対して第1の設定状態(又は、第2の設定状
態)でサンプル受光量Qを取得させる。しきい値設定部
9は、このサンプル受光量Qに基づき、サンプル受光量
Qの両側の緑と青の境界、橙と黄の境界のそれぞれにし
きい値P1、P2を設定し、メモリ部10に保存する。
【0008】こうして黄〜緑の領域を挟むように2つの
しきい値P1,P2が設定されると、計測モードにおい
て、計測部8は実測受光量がしきい値P1〜P2の中間
領域に属するか、しきい値P1〜P2の外側領域に属す
るか判定し、判定結果を外部出力部7へ出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
(第1の問題点)上記のような方式の光センサにあって
は、設定モード時にティーチングに用いた対象ワークの
ばらつきにより光センサが不適切なしきい値を設定して
しまい、ティーチングに用いる対象ワークに注意を払わ
ないと計測モードにおいて誤判定する恐れがあった。従
来の光センサにおいて誤判定が発生する理由を、2点テ
ィーチングの場合を図3(a)により、1点ティーチン
グの場合を図3(b)により説明する。
【0010】すなわち、対象ワークと背景により2点テ
ィーチングを行なった場合には、図3(a)のように、
対象ワークで取得したサンプル受光量Q1と背景で取得
したサンプル受光量Q2との中間にしきい値Pが設定さ
れる。しかし、対象ワークや背景には色のばらつきや色
むらラ、光センサからの距離ばらつき(ワークのばたつ
き)等により、個々の対象ワークや背景毎に受光量のば
らつきが存在し、図3(a)に示すように相当な幅の受
光量ばらつきを有している。ここで、サンプル受光量Q
1を取得するために用いた対象ワークが平均的な受光量
を与えるものでなく、図3(a)に示すように、ばらつ
き幅の上限値に近いものであったり、あるいは受光量の
ばらつき幅が非常に大きなものであったりすると、受光
量のばらつき幅の下限に近い対象ワークでは実測受光量
がしきい値Pを下回ることになる。従って、光センサが
対象ワークと同色とみなす範囲と実際の対象ワークの受
光量の分布(ばらつき)とが一致しなくなり、しきい値
を下回る受光量を与える対象ワークに対しては、光セン
サは誤った判別結果を出力することになる。
【0011】また、対象ワークにより1点ティーチング
を行なった場合には、図3(b)のように、対象ワーク
で取得したサンプル受光量Qの両側に一定受光量離して
2つのしきい値P1、P2が設定される。この場合に
も、サンプル受光量Qを取得するために用いた対象ワー
クが平均的な受光量を与えるものでなく、図3(b)に
示すように、ばらつき幅の上限値又は下限値に近いもの
であったり、あるいは受光量のばらつき幅が非常に大き
なものであったりすると、受光量のばらつき幅の上限又
は下限に近い対象ワークでは実測受光量がしきい値P1
〜P2の外へ出ることになる。従って、この場合も、光
センサが対象ワークと同色とみなす範囲と実際の対象ワ
ークの受光量の分布(ばらつき)とが一致しなくなり、
しきい値P1〜P2の外にはみ出した受光量を与える対
象ワークに対しては、光センサは誤った判別結果を出力
することになる。
【0012】1点ティーチング方式の場合には、2つの
しきい値P1、P2の広がりを変更することによって同
色と判断すべき対象ワーク1の範囲を調整することが可
能であるが、このようなしきい値P1、P2の変更は対
象ワークの種類毎にユーザがその都度行なう必要があ
り、非常な手間がかかってユーザーの負担となる。特
に、対象ワーク毎に受光量のばらつきの広さを判断した
り、設定モードで用いる対象ワークのサンプル受光量が
対象ワーク全体におけるサンプル受光量のばらつきのう
ち、どの辺りに位置しているかを判断したりして、最適
なしきい値を決定することは非常に困難であった。
【0013】(第2の問題点)また、上記光センサにお
いては、連続しない2系統色(互いに隣接しない波長領
域の色)の対象ワークを他のワークから選別することが
できなかった。例えば、図4に示すように赤〜紫に属す
るワークのうちから、黄のワークと青のワークだけを対
象ワークとして選別し、赤〜橙、黄緑〜緑及び紫の各領
域に属するワークを除外したい場合がある。
【0014】しかしながら、従来の光センサでは、1点
ティーチング方式でも、2点ティーチング方式でも、い
ずれも連続した1つの領域しか選択対象として指定する
ことができず、図4に示すように2つの連続していない
領域を選択対象として選択することができない。従っ
て、光センサの用途が制限されることがあった。
【0015】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、ばらつきの
ある対象ワークも確実に選別することができる光センサ
を提供することにある。また、様々な色のワーク中から
任意の色の対象ワークを何種類か選別するために複数の
しきい値を設定することが可能な光センサを提供するこ
とにある。
【0016】
【発明の開示】請求項1に記載の光センサは、予め取得
したサンプル受光量に基づいて、対象物を判別するため
のしきい値を設定する光センサにおいて、設定状態にお
いて複数回のサンプル受光量を取得し、当該サンプル受
光量の最大受光量及び最小受光量に基づいて1もしくは
2以上の最適しきい値を設定することを特徴としてい
る。
【0017】請求項2に記載の光センサは、予め取得し
たサンプル受光量に基づいて、対象物を判別するための
しきい値を設定する光センサにおいて、第1の設定状態
において複数回のサンプル受光量を取得し、第2の設定
状態において複数回のサンプル受光量を取得し、第1の
設定状態におけるサンプル受光量の最大受光量及び最小
受光量並びに第2の設定状態におけるサンプル受光量の
最大受光量及び最小受光量に基づいて1もしくは2以上
の最適しきい値を設定することを特徴としている。
【0018】請求項1及び2に記載の光センサは、設定
状態において複数回のサンプル受光量を取得し、当該サ
ンプル受光量の最大受光量及び最小受光量を得ているの
で、対象とするワークや背景等の異なる箇所で複数回受
光量を取得することにより、あるいは多数の同種ワーク
等により複数回受光量を取得することにより、対象ワー
クや背景等の受光量とそのばらつきの広狭をサンプリン
グすることができる。従って、対象ワーク等の受光量の
ばらつきを考慮して最適なしきい値を設定することがで
きる。
【0019】しかして、請求項1又は2に記載の光セン
サにあっては、しきい値の設定に用いた対象ワーク等の
サンプル受光量のばらつきに起因して不適切なしきい値
が設定され、その結果計測時において対象ワークを誤判
定することを防止でき、光センサの信頼性を向上させる
ことができる。
【0020】加えて、請求項2に記載の光センサにあっ
ては、第1の設定状態におけるサンプル受光量の最大受
光量及び最小受光量に基づいてしきい値を設定し、さら
に第2の設定状態におけるサンプル受光量の最大受光量
及び最小受光量に基づいてしきい値を設定しているの
で、例えば第1の設定状態において対象ワークを選別す
るためのしきい値を設定し、第2の設定状態において対
象ワークを除外するためのしきい値を設定することによ
り、連続しない2つの受光量領域に属する対象ワークを
選別するように設定することができる。
【0021】したがって、請求項2に記載の光センサに
よれば、ティーチング方式の光センサの用途を拡大する
ことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
(光センサの構成)図5は、本発明の一実施形態による
光センサ(カラーセンサ)19の構成を示すブロック図
である。この光センサ19にあっては、制御装置20
に、投光部21及び受光部22と、操作スイッチ等の外
部入力部23と、表示パネル等の外部出力部24とが接
続された構成となっており、制御装置20内では、計測
部25と、メモリ部26と、しきい値設定部27と、デ
ータ比較部28と、ティーチング状態判別部29と、複
数しきい値設定部30とがメインコントローラ31を介
してデータの受け渡しを行なうようになっており、メイ
ンコントローラ31には外部入力部23と、外部出力部
24とが接続され、計測部25には、投光部21及び受
光部22が接続されている。
【0023】外部入力部23は、制御装置20を設定モ
ードと計測モードに切り替えるモード切り替えスイッチ
と、設定モードにおいて第1の設定状態と第2の設定状
態を選択する選択スイッチと、設定モードにおいてティ
ーチングのための計測を行なってサンプル受光量を取得
するティーチングボタンとを備えている。ここで、設定
モードとは、サンプル受光量を取得して計測モードで用
いるしきい値を設定するものである。設定モードにおけ
る第1の設定状態とは、選択スイッチを例えばオンに切
り替えた状態でサンプル受光量を取得するものであっ
て、対象ワークのサンプル受光量をティーチングするた
めのものである。また、第2の設定状態とは、選択スイ
ッチを例えばオフに切り替えた状態でサンプル受光量を
取得するものであって、非対象ワークや背景のサンプル
受光量をティーチングするためのものである。なお、設
定モードにより設定される動作モードには後述のように
5つのモードが存在する。
【0024】投光部21は、複数個の発光素子を備えて
いて複数波長の光を出射する。受光部22は各波長の光
を受光して各受光量を制御装置20の計測部25へ出力
する。
【0025】計測部25は、制御装置20が設定モード
に切り替えられている場合には、投光部21から出射さ
れ受光部22で受光された受光量を、第1の設定状態が
選択されているか第2の設定状態が選択されているかに
応じて、第1もしくは第2の設定状態におけるサンプル
受光量として取得し、メモリ部26に格納させる。ま
た、計測モードにおいては、受光部22で受光された実
測受光量をメモリ部26に格納されているしきい値と比
較することにより、測定対象物が判別しようとする対象
ワークであるか否かを判別する。
【0026】データ比較部は、メモリ部26に格納され
たサンプル受光量のデータから、その最大値及び最小値
を求めて再びメモリ部26に格納する。
【0027】ティーティング状態判別部29は、メモリ
部26に格納されているサンプル受光量の最大値及び最
小値の関係を判定することにより、5つの動作モードの
うちいずれの動作モードであるか判定し、判定した動作
モードに応じてしきい値設定部27もしくは複数しきい
値設定部30へしきい値設定のための指令を出力する。
【0028】しきい値設定部27及び複数しきい値設定
部30は、ティーチング状態判別部29から受け取った
指令に従い、動作モードに応じて後述のように1〜4個
のしきい値を設定する。
【0029】外部出力部24は、計測結果(ワーク判別
結果)を出力する出力端子と、設定モードであるか計測
モードであるかを操作者に報知したり、設定モードにお
いて選択スイッチが第1の設定状態(オン)となってい
るか第2の設定状態(OFF)となっているのかを報知
する表示手段等を備えている。これによって、複数のワ
ークや背景を測定する際、背景や対象ワークの種類を混
同してティーチングしてしまうことを防止できるので、
使用上の利便性が向上する。
【0030】なお、本実施形態ではメインコントローラ
31はCPU、ROMからなり、制御装置20内の計測
部25等の各部はデータの交換がリアルタイムに行なえ
るようになっている。また、例えば予め半導体ROM
に、しきい値設定部27、データ比較部28、ティーチ
ング状態判別部29及び複数しきい値設定部30の機能
を実現するための逐次命令群を書込んでおき、外部入力
部23のスイッチ操作などによってCPUはこの逐次命
令群を順番に実行し、複数しきい値設定等の各種データ
演算処理、計測部25の制御、外部出力部24への出
力、メモリ部26へのデータの記録等を行なうにしても
よい。
【0031】(5つの動作モード)本発明による光セン
サ19にあっては、設定モードにおけるティーチングの
仕方により5種類の動作モードが可能となっている。第
1の設定モードは、図6(a)に示すものであって、従
来の2点ティーチング方式に対応するものである。この
2点ティーチング方式は、設定モードにおいて選択スイ
ッチを第1の設定状態にセットし、対象ワークからサン
プル受光量を取得することにより、データ比較部28で
サンプル受光量の最大値MAX1と最小値MIN1とを
求め、ついで選択スイッチを第2の設定状態にセット
し、背景(非対象ワーク)からサンプル受光量を取得す
ることにより、背景等のサンプル受光量の最大値MAX
2と最小値MIN2とを求め(MIN1>MAX2)、
対象ワークのサンプル受光量の最小値MIN1と背景等
のサンプル受光量の最大値MAX2との中間にしきい値
P[=(MIN1+MAX2)/2]を設定する。この
ようにしてしきい値Pを決定することにより、対象ワー
クや背景等に受光量のばらつきが存在しても、その対象
ワークと背景等との分布(ばらつき)を考慮してその中
央にしきい値Pを設定することができる。
【0032】しかして、第1の動作モード(2点ティー
チング)に設定されると、計測部25により、実測受光
量が当該しきい値Pよりも大きい場合に対象ワークであ
ると判定される。
【0033】第2の動作モードは、図6(d)に示すも
のであって、従来の1点ティーチング方式に対応するも
のである。この1点ティーチング方式は、設定モードに
おいて選択スイッチを第1の設定状態にセットし、対象
ワークからサンプル受光量を取得することによりサンプ
ル受光量の最大値MAX1と最小値MIN1とを求め、
サンプル受光量の最大値MAX1の少し上と最小値MI
N1の少し下にそれぞれしきい値P1とP2を設定す
る。このようにしてしきい値P1,P2を決定すること
により、対象ワークに受光量のばらつきが存在しても、
その対象ワークの受光量のばらつきを考慮してその上下
にしきい値P1,P2を設定することができる。
【0034】しかして、第2の動作モード(1点ティー
チング)に設定されると、計測部25により、実測受光
量が当該しきい値P1〜P2の中間にある場合に対象ワ
ークであると判定される。
【0035】第3の動作モードは、図6(e)に示すも
のであって、1点ティーチング方式である。この1点テ
ィーチング方式は、設定モードにおいて選択スイッチを
第2の設定状態にセットし、非対象ワークからサンプル
受光量を取得することによりサンプル受光量の最大値M
AX2と最小値MIN2を求め、サンプル受光量の最大
値MAX2の少し下と最小値MIN2の少し上にそれぞ
れしきい値P1とP2を設定する。このようにしてしき
い値P1,P2を決定することにより、対象ワークに受
光量のばらつきが存在しても、その非対象ワークの受光
量のばらつきを考慮してその内側にしきい値P1,P2
を設定することができる。
【0036】しかして、第3の動作モード(1点ティー
チング)に設定されると、計測部25により、実測受光
量が当該しきい値P1〜P2間の外側にある場合に対象
ワークであると判定される。
【0037】図6(c)はマルチティーチング方式と呼
ぶものであって、本発明に特有の方式である。このマル
チティーチング方式は、設定モードにおいて選択スイッ
チを第1の設定状態にセットし、(中央部が欠落した)
広い範囲にわたる対象ワークからサンプル受光量を取得
することによりサンプル受光量の最大値MAX1と最小
値MIN1を求める。ついで、選択スイッチを第2の設
定状態にセットし、対象ワークの受光量の最大値〜最小
値に含まれるような非対象ワークのサンプル受光量を取
得することにより、非対象ワークのサンプル受光量の最
大値MAX2と最小値MIN2とを求める(MAX1>
MAX2>MIN2>MIN1)。この結果、対象ワー
クのサンプル受光量の最大値MAX1よりも少し上と最
小値MIN1よりも少し下にそれぞれしきい値P1とP
4が設定され、非対象ワークのサンプル受光量の最大値
MAX2よりも少し上と最小値MIN2よりも少し下に
それぞれしきい値P2とP3が設定される。このように
して、対象ワーク及び非対象ワークの受光量のばらつき
を考慮して4つのしきい値P1〜P4を設定することが
できる。
【0038】しかして、第4の動作モード(マルチティ
ーチング)に設定されると、計測モードにおいては、互
いに分離した2つの領域、すなわち実測受光量がしきい
値P1〜P2の領域と、しきい値P3〜P4の各領域で
対象ワークと判定される。従って、このようなマルチテ
ィーチング方式を用いれば、図4に示したような状況を
実現し、分離した2つの領域P1〜P2,P3〜P4に
属する対象ワークだけを検出するように設定することが
でき、その中間領域に属する非対象ワークを確実に除外
することができる。
【0039】図6(b)もマルチティーチング方式であ
って、本発明に特有の方式である。このマルチティーチ
ング方式は、設定モードにおいて選択スイッチを第1の
設定状態にセットし、対象ワークからサンプル受光量を
取得することによりサンプル受光量の最大値MAX1と
最小値MIN1を求める。ついで、選択スイッチを第2
の設定状態にセットし、対象ワークを含み対象ワークよ
りもばらつきの大きな非対象ワークのサンプル受光量を
取得することにより、非対象ワークのサンプル受光量の
最大値MAX2と最小値MIN2とを求める(MAX2
>MAX1>MIN1>MIN2)。この結果、対象ワ
ークのサンプル受光量の最大値MAX1と非対象ワーク
のサンプル受光量の最大値MAX2との間にしきい値P
1が設定され、対象ワークのサンプル受光量の最小値M
IN1と非対象ワークのサンプル受光量の最小値MIN
2との間にしきい値P2が設定される。
【0040】しかして、第5の動作モード(マルチティ
ーチング)に設定されると、計測モードにおいては、図
6(d)に示した1点ティーチングの場合と同様、実測
受光量がしきい値P1〜P2の中間にある場合に対象ワ
ークであると判定される。
【0041】このような第5の動作モードの有用性を図
7に示す。図7(a)に示すように黄〜緑の対象ワーク
(MIN1〜MAX1)を用いて図6(d)に示す1点
ティーチングを実行した場合、しきい値P1が青と紫の
境界に設定され、しきい値P2が赤と橙の境界に設定さ
れたとする。このような設定状態であると、橙や青のワ
ークも対象ワークと判別されるので不都合である。この
ような場合には、図7(b)に示すように、黄〜緑の対
象ワーク(MIN1〜MAX1)を用いて第1の設定状
態で図6(b)のマルチティーチングを実行し、橙と青
の非対象ワーク(MIN2,MAX2)を用いて第2の
設定状態で図6(b)のマルチティーチングを実行する
と、非対象ワークの範囲は橙〜青(MIN2〜MAX
2)と判断されるので、しきい値P1は青の緑に近い位
置に設定され、しきい値P2は橙の黄に近い位置に設定
されるので、橙や青が対象ワークと判断される恐れが少
なくなる。
【0042】(設定モードにおける動作)次に、設定モ
ードにおいてしきい値を設定するまでの処理手順を図8
のフローチャートに従って具体的に説明する。まず、外
部入力部6のモード切り替えスイッチを操作することに
より、制御装置20を設定モードに切り替える(S
1)。つぎに、サンプル受光量を取得するのに用いるワ
ークの種類(対象ワーク、非対象ワーク、背景)に応じ
て設定スイッチを第1又は第2の設定状態にセットする
(S2)。
【0043】この時、メモリ部26には、受光量の最大
値MAX(これは、第1の設定状態の場合にはMAX
1、第2の設定状態の場合にはMAX2である)と最小
値MIN(これは、第1の設定状態の場合にはMIN
1、第2の設定状態の場合にはMIN2である)の各初
期値が代入される(S3)。初期値の代入は、操作者が
適当な値(つまり、大き過ぎない最大値MAX、小さ過
ぎない最小値MIN)をマニュアル入力してもよく、あ
るいは予めメモリ部26に与えられているデフォールト
値を代入してもよい。
【0044】この後、光センサ19はティーチングボタ
ンによる入力を待ちの状態となる(S5)。光センサ1
9の前方にワーク(又は背景)を設置して外部入力部2
3のティーチングボタンをオンにすると、計測部25に
よりサンプル受光量が取得される(S6)。
【0045】こうして計測部25でサンプル受光量が取
得されると、データ比較部28はメモリ部26に格納さ
れている受光量の最大値MAXと取得サンプル受光量
(実測値)とを大小比較し(S7)、取得サンプル受光
量が最大値MAXよりも大きい場合にはメモリ部26に
格納されている最大値MAXを取得サンプル受光量の値
に更新する(S8)。これに対し、取得サンプル受光量
がメモリ部26に格納されている最大値MAX以下であ
る場合には、メモリ部26の最大値MAXをそのまま保
持する。
【0046】同様に、データ比較部28はメモリ部26
に格納されている受光量の最小値MINと取得サンプル
受光量(実測値)とを大小比較し(S9)、取得サンプ
ル受光量が最小値MINよりも小さい場合にはメモリ部
26に格納されている最小値MINを取得サンプル受光
量の値に更新する(S10)。これに対し、取得サンプ
ル受光量がメモリ部26に格納されている最小値MIN
以下である場合には、メモリ部26の最小値MINをそ
のまま保持する。
【0047】上記のようにして設定モードが変更される
ことなく(S4)ステップS5〜S10を同一ワークの
複数点について実行することにより、あるいは複数のワ
ークについて実行することにより、メモリ部26には当
該ワークの受光量の最大値MAXと最小値MINが格納
されることになる。このとき第1の設定状態である場合
には、最大値MAX及び最小値MINは、第1の設定状
態における(つまり、対象ワークの)サンプル受光量の
最大値MAX1及び最小値MIN1としてメモリ部26
に保存され、第2の設定状態である場合には、最大値M
AX及び最小値MINは、第2の設定状態における(つ
まり、非対象ワークの)サンプル受光量の最大値MAX
2及び最小値MIN2としてメモリ部26に保存され
る。
【0048】こうして複数点のサンプル受光量に基づい
て受光量の最大値MAXと最小値MINが決定されメモ
リ部26に格納された後、モード切り替えスイッチによ
り計測モードに切り替えられたり、選択スイッチにより
第1又は第2の設定状態に切り替えられたりして設定モ
ードが変更されると(S4)、ティーチング状態判別部
29はメモリ部26に格納されているしきい値の関係か
ら動作モードの種類を判別し、しきい値設定部27又は
複数しきい値設定部30にしきい値を設定させ、設定さ
れたしきい値をメモリ部26に格納させ(S11)、設
定モードを終了する(S12)。
【0049】なお、図8には示していないが、上記のい
ずれにも該当しない場合はティーチングエラー信号を出
力して操作者に報告しティーチングのやり直しを要求す
るようにしている。
【0050】(ティーチング状態判別部の動作)動作モ
ードには、図6(a)〜(e)に示したように5つの種
類があるが、この動作モードは操作者が選択する必要は
なく、図9のフローチャートの手順に従って各最大最小
値の大小関係からティーチング状態判別部29が自動判
別して設定する。
【0051】メモリ部26にサンプル受光量の各最大最
小値が格納されると、ティーチング状態判別部29は、
第2の設定状態における最大値MAX2と最小値MIN
2がメモリ部26に存在しているか否かを調べ(S2
1)、最大値MAX2と最小値MIN2が存在しなけれ
ば、第1の設定状態における最大値MAX1と最小値M
IN1のみを用いる図6(d)のような1点ティーチン
グであると判定し、しきい値設定部27に指令を出して
しきい値P1,P2を設定させる(S22)。
【0052】第2の設定状態における最大値MAX2と
最小値MIN2がメモリ部26に存在していた場合に
は、さらに第1の設定状態における最大値MAX1と最
小値MIN1がメモリ部26に存在しているか否かを調
べ(S23)、最大値MAX1と最小値MIN1が存在
しなければ、第2の設定状態における最大値MAX2と
最小値MIN2のみを用いる図6(e)のような1点テ
ィーチングであると判定し、しきい値設定部27に指令
を出してしきい値P1,P2を設定させる(S24)。
【0053】最大値MAX1,MAX2、最小値MIN
1,MIN2がメモリ部26に存在している場合には、
まず第2の設定状態における最大値MAX2と第1の設
定状態における最小値MIN1とを比較し(S25)、
MIN1>MAX2であれば図6(a)のティーチング
状態となるので、図6(a)のような2点ティーチング
であると判定し、しきい値設定部27に指令を出してし
きい値Pを設定させる(S26)。
【0054】これに対し、MIN1≦MAX2であれ
ば、さらに、MAX1>MAX2>MIN2>MIN1
であるか否かを判定し(S27)、MAX1>MAX2
>MIN2>MIN1であれば、図6(c)のようなマ
ルチティーチングであると判定し、複数しきい値設定部
30に指令を出してしきい値P1〜P4を設定させる
(S28)。
【0055】また、MAX1>MAX2>MIN2>M
IN1でなかった場合には、さらに、MAX2>MAX
1>MIN1>MIN2であるか否かを判定し(S2
9)、MAX2>MAX1>MIN1>MIN2であれ
ば、図6(b)のようなマルチティーチングであると判
定し、複数しきい値設定部30に指令を出してしきい値
P1、P2を設定させる。
【0056】上記のいずれの条件にも該当しない場合に
は、ティーチングエラー処理を行ない、例えばエラー信
号を外部出力部24へ出力する(S31)。
【0057】(実際の使用例)つぎに、上記光センサ1
9の実際上の使用状態を数例説明する。例えば、対象ワ
ークに色のばらつきや色むらがある場合、ある程度色の
異なるものを対象ワークとしたい場合などには、図10
に示すように、制御装置20を設定モードに切り替え、
選択スイッチを第1の設定状態にセットしたままで色が
微妙に異なる同種の複数対象ワークA、B、Cについて
ティーチングを行ない、選択スイッチを第2の設定状態
にセットして背景を複数回ティーチングし、第1の設定
状態と第2の設定状態でそれぞれ複数のサンプル受光量
を取得する。
【0058】この結果、図6(a)のような2点ティー
チングが実行され、複数の対象ワークA、B、Cが検出
側に含まれるようにしきい値が設定され、計測モードで
各対象ワークA、B、Cが確実に検出されるように設定
される。従って、コンベア40で搬送されてくる、色の
ばらつきや色むらのあるワークを光センサ19で選別す
る場合、ワークの色のばらつきや色むらに関係なく、対
象ワークA、B、Cを安定して選別することができる。
【0059】(実際の使用例)また、図11はワーク1
の表面位置にばたつき(光センサ19からの距離の変
動)がある場合には、ワークにばたつきの発生する方向
(例えば、上下方向)における正方向(+方向)への最
大ばたつき位置と負方向(−方向)への最大ばたつき位
置に対象ワークを設置して、第1の設定状態でティーチ
ングし、さらに、第2の設定状態で背景をティーチング
し、図6(a)のような2点ティーチングを行なう。
【0060】この結果、最大のばたつきがある対象ワー
クでも検出できるようにしきい値が設定されるので、計
測モードにおいては、ワーク位置のばたつきの大小にか
かわりなく、安定して対象ワークを検出することができ
る。
【0061】(実際の使用例)さらに、図12に示すよ
うに、コンベア40によって運ばれる赤、黄、青の3色
のワークD、E、Fの中から、赤と青の2色の対象ワー
クD、Fを選別する場合は、赤のワークDと青のワーク
Fについて第1の設定状態で複数回のティーチングを行
なう。このとき、色むらを考慮して同種ワークに対して
上記同様複数回ティーチングを行なう。
【0062】このまましきい値を設定したのでは、ワー
クDとワークFの中間色である黄のワークEが混ざって
選別されてしまうようなしきい値設定となってしまう。
そこで、黄のワークEについて第2の設定状態でティー
チングを行なってワークEを対象ワークから除外する。
この結果、図6(c)に説明したようなマルチティーチ
ングが実行され、赤のワークDと青のワークFが選別さ
れ、中間色の黄のワークEが除外されるような設定とな
る。従って、異なる色のワークの中から複数の系統色の
対象ワークを選別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光センサの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】(a)は同上の光センサにおける1点ティーチ
ング方式を説明する図、(b)は同上の光センサにおけ
る2点ティーチング方式を説明する図である。
【図3】(a)は同上の光センサの2点ティーチング方
式における問題点を説明する図、(b)は同上の光セン
サの1点ティーチング方式を説明する図である。
【図4】従来の光センサでは、実行不可能な設定状態を
示す説明図である。
【図5】本発明の一実施形態による光センサの構成を示
すブロック図である。
【図6】同上の光センサにおける設定モードを説明する
図であって、(a)は2点ティーチング方式によって設
定されるしきい値を示し、(b)(c)はマルチティー
チング方式によって設定されるしきい値を示し、(d)
(e)は1点ティーチング方式によって設定されるしき
い値を示す。
【図7】(a)(b)は図6(b)に示したマルチティ
ーチング方式の利用方法を説明する図である。
【図8】同上の光センサにおいて設定モードでしきい値
を設定する手順を示すフローチャートである。
【図9】同上の光センサにおいてティーチング状態判別
部がティーチング状態を判別して設定モードを決める手
順を示すフローチャートである。
【図10】色のばらつきや色むらがあるワークをティー
チングする様子を示す図である。
【図11】ワーク位置にばたつきがある場合のティーチ
ングの様子を示す図である。
【図12】異なる系統色から任意の系統色の対象ワーク
を選別する場合のティーチングの様子を示す図である。
【符号の説明】
1 ワーク 20 制御装置 21 投光部 22 受光部 27 しきい値設定部 28 データ比較部 29 ティーチング状態判別部 30 複数しきい値設定部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め取得したサンプル受光量に基づい
    て、対象物を判別するためのしきい値を設定する光セン
    サにおいて、 設定状態において複数回のサンプル受光量を取得し、当
    該サンプル受光量の最大受光量及び最小受光量に基づい
    て1もしくは2以上の最適しきい値を設定することを特
    徴とする光センサ。
  2. 【請求項2】 予め取得したサンプル受光量に基づい
    て、対象物を判別するためのしきい値を設定する光セン
    サにおいて、 第1の設定状態において複数回のサンプル受光量を取得
    し、第2の設定状態において複数回のサンプル受光量を
    取得し、第1の設定状態におけるサンプル受光量の最大
    受光量及び最小受光量並びに第2の設定状態におけるサ
    ンプル受光量の最大受光量及び最小受光量に基づいて1
    もしくは2以上の最適しきい値を設定することを特徴と
    する光センサ。
JP8241254A 1996-08-22 1996-08-22 光センサ Pending JPH1065511A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8241254A JPH1065511A (ja) 1996-08-22 1996-08-22 光センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8241254A JPH1065511A (ja) 1996-08-22 1996-08-22 光センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1065511A true JPH1065511A (ja) 1998-03-06

Family

ID=17071512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8241254A Pending JPH1065511A (ja) 1996-08-22 1996-08-22 光センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1065511A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010164433A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Inax Corp センサしきい値の設定方法
US10416346B2 (en) 2017-03-15 2019-09-17 Omron Corporation Photosensor and sensor system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010164433A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Inax Corp センサしきい値の設定方法
US10416346B2 (en) 2017-03-15 2019-09-17 Omron Corporation Photosensor and sensor system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0797107B1 (en) Object detector
US7734164B2 (en) Focus state detection apparatus and optical instrument
AU595912B2 (en) Fire supervising system and extinguishing target determining system
EP1314489B1 (en) Color sorting apparatus for granular object with optical detection device consisting of CCD linear sensor
US7012702B2 (en) Measuring apparatus
US20060251315A1 (en) Defect inspection method and defect inspection system using the method
CN102124310B (zh) 测光测色装置
US20120327435A1 (en) Image forming apparatus
JPH1065511A (ja) 光センサ
JP2000180376A (ja) ディスク表面検査装置における欠陥種類判別方法
US4470702A (en) Equivalent tone region detecting device
US7990413B2 (en) Camera sensor job selection method
CN110441927A (zh) 一种自适应光学系统自动开/闭环决策方法
US10416346B2 (en) Photosensor and sensor system
US6008910A (en) Film image reading apparatus and method in which multiple images are simultaneously displayed
JP3310142B2 (ja) トナー濃度センサー
JP3451533B2 (ja) 色識別センサ
JP3409108B2 (ja) フルカラー光電センサ
US20220335588A1 (en) Image inspection apparatus and image inspection method
JP4626881B2 (ja) 反射型表示装置および反射型表示装置の残像判定・補正方法
JPH11177405A (ja) 検出スイッチ装置
JPH07159242A (ja) 色合い及び色濃度識別装置
JPH09167951A (ja) 光電スイッチ
JPS5935116A (ja) カラ−センサ
KR200144344Y1 (ko) 파이프 내부검사장치의 레이저다이오드 출력 제어회로