JPH1063705A - 設計支援システム - Google Patents

設計支援システム

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Publication number
JPH1063705A
JPH1063705A JP8225013A JP22501396A JPH1063705A JP H1063705 A JPH1063705 A JP H1063705A JP 8225013 A JP8225013 A JP 8225013A JP 22501396 A JP22501396 A JP 22501396A JP H1063705 A JPH1063705 A JP H1063705A
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JP
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type
macro cell
drawing element
elements
replaced
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Application number
JP8225013A
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English (en)
Inventor
Miyuki Miyazawa
美由貴 宮沢
Masayuki Kumazaki
昌幸 熊崎
Katsuto Shimizu
勝人 清水
Haruya Hida
治哉 飛田
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1063705A publication Critical patent/JPH1063705A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】作成した図面に含まれるマクロセルの一括した
変更を、変更前のマクロセルの属性が変更後のマクロセ
ルに継承されるように行う。 【解決手段】ユ−ザから変更前と変更後のマクロセル名
を受け取り(ステップ20)、CADデータベース23
中の既存の図面中から変更前のマクロセル名のマクロセ
ルを検索し、検索した各マクロセルの属性の情報をバッ
ファ30、31に格納する(ステップ29)。次に、検
索したマクロセルを変更後のマクロセル名のマクロセル
で置き換え(ステップ50)、バッファ30、31に格
納した各マクロセルの属性の情報を元に、置き換えの後
の各マクロセルの属性を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御機能や演算素
子等などの機能単位を関係づける設計を電子計算機上で
支援する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、CAD(計算機援用設計)装
置における、ソフトウエアの構成を定義するソフトウエ
アロジック図や、計器の制御機能を定義するシーケンス
図の作成は、機能単位を表すものとして、あらかじめラ
イブラリに登録されたセル(「部品」などの他の名称で
呼ばれることもある)を、表示装置に表示した図面上に
読み出して、セルを表すシンボルを配置し、各セルに対
応する機能単位間の関係を定義する信号線で各セルのシ
ンボル間を結線することにより行われている。セル化さ
れる機能単位としては、たとえば、ソフトウエアロジッ
ク図ではオブジェクト化されたプログラムなどがあり、
計器展開接続図では計器を構成する要素となるハードウ
エア装置などがある。また、このようなCAD装置にお
いては、セルを組み合わせて定義したマクロセルと呼ば
れる機能を定義し、ライブラリに登録することが可能と
なっており、このようなマクロセルについても、セルと
同様に図面上に読み出して利用することができるように
なっている。このようなマクロセルを表すシンボルとし
ては、たとえば、マクロセルを構成するセルを表すシン
ボル間を、セルの関係を表す信号線で結線した図形を、
マクロセル全体を表す枠などで囲んだ図形などが用いら
れている。
【0003】このようなマクロセルを用いることによ
り、機能単位の組み合わせによって定義される機能も、
各図面作成に共通に使用することができるようになる。
【0004】さて、上述したようなCAD装置上におい
て、登録されたセルやマクロセルを用いて図面を作成し
た後に、設計上の都合などにより、あるセルやマクロセ
ルを全て他のセルやマクロセルに変更したい場合があ
る。
【0005】このような場合の図面の変更は、従来次の
ように行われていた。たとえば、図9aに示すようなソ
フトウエアロジック図面1において”KAIRO1”
(符号4)というマクロセルを、”KAIRO2”(符
号9)というマクロセルに変更する場合には、まず、図
面中に含まれるマクロセル”KAIRO1”(符号4)
を一つづつ探しだして削除し、図9bに示すよう”KA
IRO2”(符号9)を図面上に読み出して配置し、図
9cに示すように外部との間の信号線を結び直し、マク
ロセルに各種ソフトウェア情報を定義し直す。
【0006】ここで、マクロセルのソフトウェア情報と
は、配置されたマクロセル個々に設定された属性であ
り、たとえば、マクロセルを構成する各セルが表すプロ
グラムが処理の結果を書き込むアドレスや、各セルが表
すプログラムを実行すべき順番などがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
一度作成した図面中のセルやマクロセルを、他のセルや
マクロセルに変更する場合、たとえば、修正するマクロ
セルが100枚の図面に使用されている場合、マクロセ
ルを変更する作業を100回行わなければならないな
ど、作業の負担が大きかった。また、このような作業量
の増加は、必然的に図面作成作業におけ人為的ミスの発
生確率を高めることになる。
【0008】そこで、本発明は、一度作成した図面中の
セルやマクロセルを、他のセルやマクロセルに変更する
作業を計算機によって支援することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、各々が特定の機能を表す、予め登録された複
数種類の図面要素の内から、所望の機能を表す複数の図
形要素を選択して図面中に呼び出し、呼び出した各図面
要素に、当該図面要素の属性を個別に定義し、呼び出し
た各図面要素機能の組み合わせによって機能の組み合わ
せを定義する図面を作成する作業を支援する設計支援シ
ステムであって、作成された図面を記憶する図面記憶手
段と、作成された図面に含まれる第1の種類の図面要素
を、第2の種類の図面要素によって置き換える場合に、
前記第1の種類と前記第2の種類の指定を受け付ける受
け付け手段と、前記図面記憶手段に記憶された図面中に
含まれる、前記受け付け手段が受け付けた第1の種類の
図面要素の各々を、前記受け付け手段が受け付けた第2
の種類の図面要素に置き換え、置き換えた第2の種類の
図面要素の各々に、当該第2の種類の図面要素によって
置き換えられた第1の種類の図面要素に定義されていた
属性を、当該第2の種類の図面要素の属性として定義す
る図面要素変更手段とを有することを特徴とする設計支
援システムを提供する。
【0010】このような設計支援システムによれば、図
形要素(セルやマクロセル)の一括変更を行うことがで
きると共に、変更前の図形要素に定義されていた属性を
変更後の図形要素に自動的に継承することができる。し
たがって、作業の負担は減じ、人為的なミスの発生確率
も低下することが期待できる。
【0011】また、本発明は、前記目的達成のために、
各々が特定の機能を表す、予め登録された複数種類の図
面要素を図面中に呼び出し、呼び出した各図面要素間
を、当該各図面要素が表す機能間の関係を定める信号線
で接続することにより、機能の組み合わせを定義する図
面を作成する作業を支援する設計支援システムであっ
て、作成された図面を記憶する図面記憶手段と、作成さ
れた図面に含まれる第1の種類の図面要素を、第2の種
類の図面要素によって置き換える場合に、前記第1の種
類と前記第2の種類の指定を受け付ける受け付け手段
と、前記図面記憶手段に記憶された図面中に含まれる、
前記受け付け手段が受け付けた第1の種類の図面要素の
各々を、前記記受け付け手段が受け付けた第2の種類の
図面要素に置き換え、置き換えた第2の種類の図面要素
の各々に、当該第2の種類の図面要素によって置き換え
られた第1の種類の図面要素に当該第1の種類の図面要
素の外部から接続されていた信号線を接続する図面要素
変更手段とを有することを特徴とする設計支援システム
を提供する。
【0012】このような設計支援システムによれば、図
形要素(セルやマクロセル)の一括変更を行うことがで
きると共に、変更前の図形要素に接続されていた信号線
を変更後の図形要素に自動的に接続することができる。
したがって、作業の負担は減じ、人為的なミスの発生確
率も低下することが期待できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を説明
する。
【0014】図1に、本実施形態に係る設計支援システ
ムの構成を示す。
【0015】図示するように、本設計支援システムは、
ディスプレイ101や、キーボードやマウスなどの入力
装置102を備えたパソコンもしくはEWS(エンジニ
アリグワ−クステ−ション)100上に構築される。E
WSやパソコンは、CPUやメモリや補助記憶装置など
を備えた一般的な電子計算機の構成を備えている。
【0016】また、図1には、本設計支援システムにお
いて用いる各種データとデータ間の関係を示した。
【0017】図中、図面データベース24はライブラリ
を含み、ライブラリには各種のセルやマクロセルが登録
されている。また、CADデータベース23には、ライ
ブラリのセルやマクロセルを用いて作成した図面のデー
タが登録されている。
【0018】図2に、CADデータベース23に登録さ
れる作成された図面の情報の構成の一例を示す。
【0019】図2aは、図面構成情報であり、図面の名
称や、図面を構成するシートの枚数などが記述される。
【0020】また、図2bは、部品情報であり、各シー
ト毎に作成されたシート中に用いられているセルやマク
ロセルの一覧である。図2bにおいて、番号は、図面中
の各セルやマクロセルを一意に特定するために与えた番
号であり、名称は各セルやマクロセルの名称である。ソ
フト情報は各セルやマクロセルに定義した属性であり、
たとえば、各セルの処理結果を書き込むべきアドレスや
セルに対応するプログラムを実行すべき順番などが記述
される。配置は各セルやマクロセルが配置されるシート
中の位置を指定する情報である。
【0021】また、図2bの名称の列における、<X
は、その次の行から、>Xが記述された行の前の行まで
の間のがXという名称のマクロセルを構成するセルを記
述した行であることを表している。なお、<Xの行の配
置の欄にはマクロセルXが配置されるシート中の位置を
記述する。
【0022】図2cは、信号線接続情報であり、各シー
ト毎に作成されたシート中に含まれる信号線の一覧であ
る。番号は、図面中の各信号線を一意に特定するために
与えた番号であり、名称は各信号線に与えた名称であ
る。また、from、toは、信号線が接続するセルの
各端子を、図2bの部品情報においてセルに与えられた
番号と端子の名称とにより記述する。また、配置は図面
中における信号線の配置を信号線が配置されたシート中
の信号線の開始位置、信号が屈曲する位置を示す屈曲位
置、終了位置によって記述する。
【0023】次に、セルとマクロセルの図面データベー
ス24に登録される情報について説明する。
【0024】図3は、セルの登録情報を示したものであ
り、図示するように、各セルは、セルの名称、当該セル
の端子及び端子の名称を定義する端子情報、セルに対応
するプログラムを指定する情報、セルのシンボルの形状
の情報、ソフト情報の種別の情報などにより記述され
る。一方、マクロセルの情報は、図2に示した図面の情
報と同様な形式によって、マクロセルに含まれるセルの
端子とセル間の端子を結ぶ信号線の定義によって記述さ
れ、登録されている。
【0025】さて、図1の残る変更シートファイル2
5、ソフトウェア情報指定ファイル26、信号線接続指
定ファイル27、変更前ソフトウェア情報バッファ3
0、変更前信号線接続情報バッファ31、エラーファイ
ル32は、次に述べるマクロセル更新処理の過程におい
て用いられる。
【0026】以下、このマクロセル更新処理について説
明する。
【0027】図4に、マクロセル更新処理の処理手順を
示す。
【0028】図示するように、この処理では、始めにス
テップ20でユ−ザから、変更前(現在)に用いている
マクロセルの名称であるマクロセル名21と、変更後に
用いるマクロセル名22の指定を受け付ける。たとえ
ば、先に図8に示したような変更を行う場合には、変更
前のマクロセル名として”KAIRO1”を変更後のマ
クロセル名として”KAIRO2”の指定を受け付け
る。
【0029】そして、次に、対話編集ファイル作成処理
40を行う。この対話編集ファイル作成処理(ステップ
40)の処理の詳細を図5に示す。
【0030】図5に示すように、対話編集ファイル作成
処理40では、ステップ20で受け付けた変更前マクロ
セル名21をもとに、CADデ−タベ−ス23から変更
前マクロセル名を名称としてもつマクロセルを使用して
いるシ−トを検索し、変更シート指定ファイル25に格
納する(ステップ41)。また、CADデ−タベ−ス2
3を参照して、変更前マクロセル名21の名称の一つの
マクロセルを構成する各セルの名称と、変更前マクロセ
ル名21の名称のマクロセルを構成する各セルの端子の
うちマクロセル外部からの信号線が接続している端子の
端子名を抽出し(ステップ42)、図面データベース2
4から変更後マクロセル名21の名称のマクロセルを構
成する各セルの名称とマクロセルの外部からの信号線を
接続することができる端子の端子名を抽出し(ステップ
43)、ステップ42、43で抽出した変更前/後のマ
クロセル名のマクロセルのセル名についてはソフトウェ
ア情報指定ファイル26に格納し(ステップ44)、変
更前/後のマクロセル名のマクロセルのセルの端子名に
ついては信号線接続指定ファイル27に格納する(テッ
プ45)。そして、対話編集ファイル作成処理40を終
了する。
【0031】さて、このようにして対話編集ファイル作
成処理40が終了すると、図4の編集シート、ソフトウ
ェア情報、信号線接続情報指定処理(ステップ28)を
実行する。
【0032】この処理では、ステップ40の対話編集フ
ァイル作成処理で作成した変更シート指定ファイル25
に格納したシート番号をディスプレイ101に表示し、
ユーザの変更前マクロセル名のマクロセルを変更後マク
ロセル名のマクロセルに変更したいシートの選択を受け
付ける。受け付けたシート番号については変更指定シー
ト番号情報として変更シート指定ファイル25に格納す
る。また、ステップ40の対話編集ファイル作成処理で
作成したソフト情報指定ファイル26に格納した変更前
マクロセル名のマクロセルを構成する各セルの名称と、
変更前マクロセル名のマクロセルを構成する各セルの名
称とを表示装置101に各々マクロセルのシンボル中の
セルとの関係を識別可能に表示する。そして、ユーザよ
りソフトウェアウエア情報を継承する変更前マクロセル
名のマクロセルの各能要素と、変更前マクロセル名のマ
クロセルの各能要素との対応付けを受け付ける。そして
受け付けた対応は、ソフト情報継承指定情報としてソフ
ト情報指定ファイル26に格納する。
【0033】また、ステップ40の対話編集ファイル作
成処理で作成した信号線接続指定ファイル27に格納し
た変更前/後のマクロセル名のマクロセルのセルの端子
名を、マクロセルのシンボル中の端子との対応を識別可
能に表示装置101に各々表示する。そして、ユーザよ
り信号線の接続を継承する変更前マクロセル名のマクロ
セルの各能要素の端子と、変更後マクロセル名のマクロ
セルの各能要素の端子との対応付けを受け付ける。そし
て受け付けた対応は、信号線接続継承指定情報として信
号線接続指定ファイル26に格納する。
【0034】次に、図4のステップ29では、変更シー
ト指定ファイル25の変更指定シート番号情報が示すシ
ート番号を一つ取り出し、そのシート番号の部品情報と
信号線接続情報をCADデータベースから読み出す。
【0035】そして、次にマクロセル変更処理(ステッ
プ50)を実行する。
【0036】図6に、このマクロセル変更処理の詳細を
示す。
【0037】図示するように、この処理では、まず、ス
テップ29で読み出した部品情報から、変更前マクロセ
ル名の各マクロセルを構成する各セルのソフト情報を、
マクロセル毎に抽出し、変更前ソフト情報バッファ30
に抽出する(ステップ51)。次に、部品情報を参照し
ながら、ステップ29で読み出した信号線接続情報か
ら、変更前マクロセル名の各マクロセルの各セルの端子
に、マクロセル外部から接続していた信号線についての
部分の情報を抽出し変更前信号線接続情報バッファ31
に抽出する。
【0038】次にステップ53では、ステップ29で読
み出した部品情報、信号線接続情報に基づいて、変更前
マクロセル名の各マクロセルに代えて、変更後マクロセ
ル名のマクロセルをシート上に、変更前マクロセル名の
マクロセル以外のマクロセルやセルに重ならずに配置で
きるかを判定し(ステップ56)、配置できない場合に
は、エラ−メッセ−ジをエラ−ファイル30に書き出
し、この配置できなかったマクロセルに変更前マクロセ
ル名のマクロセルを置き換える処理をスキップする。な
お、エラ−ファイル30に書き出されたメッセージは、
この後ユーザの指示に応じて適宜ディスプレイ101に
表示する。
【0039】一方、ステップ56で、重ならずに配置で
きると判定できたマクロセルについては、引き続き、こ
のマクロセルに変更前マクロセル名のマクロセルを置き
換える処理を行う。すなわち、まず、置き換える変更前
マクロセル名の各マクロセルを部品情報から削除し、削
除したマクロセルの各セルの端子の端子名をfrom、
toのいずれかに含む信号線については、その情報を信
号線接続情報より削除する(ステップ54)、代わりに
変更後マクロセル名のマクロセルの情報を図面デ−タベ
−ス24から抽出し、当該マクロセルを部品情報に書き
込み、重ならずに配置できると判定できた配置に従った
配置位置を、部品情報の、書き込んだマクロセルおよび
当該マクロセルの各セルの配置の欄に記述する(ステッ
プ55)。
【0040】次に、図4のステップ60に進み、部品情
報の、ステップ55で書き込んだマクロセルの各セルの
ソフト情報の欄に、当該マクロセルに置き換えられた変
更前マクロセル名のマクロセルの、ソフト情報指定ファ
イル26のソフト情報継承指定情報によって対応づけら
れているセルのソフト情報を、変更前ソフト情報バッフ
ァ30から読み出して記述する。
【0041】次に、ステップ70では、信号線接続情報
を、変更前信号線接続情報バッファ31から読み出し、
from、toの欄に含まれている変更前マクロセル名
のマクロセルのセルの端子名のうち、対応する端子が、
信号線接続指定ファイル27の信号線接続継承情報によ
って変更後マクロセル名のマクロセルのセルの端子に対
応づけられているものは、当該変更前マクロセル名のマ
クロセルを置き換えたマクロセルの、対応づけられてい
るセルの端子の端子名に変更し、from、toの欄に
含まれている変更前マクロセル名のマクロセルのセルの
端子の端子名のうち、対応する端子が、信号線接続継承
情報によって変更後マクロセル名のマクロセルのセルの
端子に対応づけられていない端子名は削除し、その上
で、信号線接続情報に追加する。ただし、端子名の削除
により、from、toのいずれかの欄が空となった信
号線についての情報は信号線接続情報に追加しない。
【0042】また、信号線接続情報に情報を追加した信
号線が他の信号線やセルやマクロセルに重なる場合に
は、重ならない配置を求め、求めた配置に、信号線接続
情報の当該信号線についての配置の欄の内容を変更す
る。しかし、配線が所定の規則(たとえば、屈曲点の数
が所定数以上であれば複雑とする)から判断して複雑に
なる場合、又は、配置ができない場合は、配置の欄の内
容を変更せずに、エラ−メッセ−ジをエラ−ファイルに
書き出す。この重ならない配置の求め方については後述
する。
【0043】次に以上の処理が終了したら、ステップ8
0において、変更シート指定ファイル25の変更指定シ
ート番号情報で特定されるシートのうちステップ29か
らの処理が未処理のものが存在するか否かを判定し、存
在する場合には未処理のシートについてのステップ29
からの処理を実行する。一方、未処理のシートが存在し
ない場合には、それまでに変更してきた各シートの部品
情報、信号線接続情報に、CADデータベース23の対
応するシートの部品情報、信号線接続情報を更新し処理
を終了する。
【0044】以上の処理によって、図1のCADデータ
ベース23中に示したように、マクロセルを変更したシ
ートを抽出し(1000)抽出した各シートについて、
マクロセルを置き換え(2000)、ソフト情報、信号
線接続の継承(3000)が行われる。したがって、こ
のような処理によって、ユ−ザは28で変更したいシ−
ト、ソフト情報、信号線接続情報を1度指定するだけ
で、マクロセルの変換を行うことができる。
【0045】たとえば、図9の場合に適用すれば、マク
ロセル”KAIRO1”を削除し、これに代えてマクロ
セル”KAIRO2”を配置し、”KAIRO1”のA
のセルから”KAIRO2”のEのセルに、”KAIR
O1”のBのセルから”KAIRO2”のFのセル
に、”KAIRO1”のDのセルから”KAIRO2”
のGのセルに、各々処理結果を書き込むアドレス(D1
000、D1001、D1003)と、処理の順番(0
1、02、04)との2つのソフト情報を継承し、さら
に、”KAIRO1”のセルA、B、Dの各端子に接続
していた信号線を、”KAIRO2”のE、F、Gの各
端子に接続する一連の処理を自動的に行うことができ
る。
【0046】なお、以上の説明では、マクロセルを変更
する場合について説明したが、セルは単一のセルにより
構成されるマクロセルと等価であることより理解される
ように、セルを変更する場合も同様にして処理すること
ができる。
【0047】また、以上では、ソフトウエアロジック図
を処理の対象とした場合について説明したが、本実施形
態は、この他、電気/電子回路図や、シーケンス図など
の各種図面についても同様に適用することができる。
【0048】たとえば、図7に示す制御盤のハ−ドウエ
アと結線を表すシ−ケス図を対象とする場合、制御箱8
3を表すセルなどを組み合わせた一群のセルをマクロセ
ルとして図面デ−タベ−スに登録し、登録したマクロセ
ルを使用してシーケンス図を作成する。そして、たとえ
ば、変更前マクロセル82を、制御箱の型式と電圧86
が異なるマクロセル91に変更する場合には、ユ−ザよ
り変更前マクロセル名称81と変更後マクロセル名称9
0の入力を受け付ける。そして、受け付けたマクロセル
名称をもとに、別の制御箱の型式と電圧86の組合せの
マクロセル91に変更する。そして、変更前のハ−ドウ
エア情報86のTAGNo.と座標を前述したソフトウ
エアロジック図の処理におけるソフト情報と同様にして
情報に転記し、変更前マクロセルに接続していた(ケ−
ブル)配線を、前述したソフトウエアロジック図の処理
における信号線と同様にして変更後マクロセルに接続し
直す。
【0049】ここで、前述した信号線が他の信号線やセ
ルやマクロセルに重なる場合に、重ならない配置を求め
る処理の詳細について説明する。
【0050】図8aに示すように、A点とD点を結ぶ、
B点とC点との2つの屈曲点を持つ信号線を例にとり、
この処理を説明する。この処理では、まず、信号線を定
義するA、B、C、Dの4点のうち信号線の一端から順
次2つの点の間の直線が、他のセルなどの図形Pに重な
らないかを調べる。図8aの場合は、まず、AB間、B
C間、CD間といった順序で調べていく。そして、2点
の間の直線が他の図形と重なる場合には、この2点のう
ちの一方の点を選択し、選択した点に隣接する、この2
点以外の点(B点ならA点、C点ならD点)に選択した
点から向かう方向(C点を選択した場合は図値か右方
向、B点を選択した場合は図中左方向)に所定量づつ、
この2点の座標を前記選択した点に隣接する点まで選択
した点が達するまで移動しながら、この2点間の直線が
他の図形に重ならなくなったかを判定する図8b。重な
らなくなれば、重ならなくなった位置に、この2点の座
標を変更し、次の2点の処理に移る。一方、2点の座標
を前記選択した点に隣接する点に選択した点が達するま
で移動しても他の図形と重ならなくならない場合は、2
点のうちの他方の点を選択し、同様に処理する図8c。
そして、重ならなくなれば、重ならなくなった位置に、
この2点の座標を変更し図8c、次の2点の処理に移
る。もし、この選択した点についても、隣接する点に選
択した点が達するまで移動しても他の図形と重ならなく
ならない場合は、2点の座標を変更することなく、重な
らない配置がも止まらないものとする。
【0051】そして、次の2点の処理では、2点間(図
8の場合はCD間)の直線が他の図形に重ならないかを
調べ、重なるのであれば、さきほどと同様に2点を移動
する処理を繰り返す。ただし、以上の処理において信号
線の両端の点の一方を含む2点間の直線が他の図形と重
なる場合には、次の2点、もしくは前の2点を移動の対
象として上述した処理を行う。また、信号線に屈曲点が
なく、かつ、信号線が他の図形と重なる場合には、重な
らない配置が求まらないものとする。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一度作成
した図面中のセルやマクロセルを、他のセルやマクロセ
ルに変更する作業を計算機によって支援することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】設計支援システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】CADデータベースに格納される情報を示した
図である。
【図3】図面データベースに格納される情報を示した図
である。
【図4】マクロセル更新処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図5】対話編集ファイル作成処理の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】マクロセル変更処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図7】シ−ケンス図におけるマクロセルの変更のよう
すを示した図である。
【図8】信号線の配置を求めるようすを示した図であ
る。
【図9】ソフトウエアロジック図における従来のマクロ
セルの変更のようすを示した図である。
【符号の説明】
23 CADデータベース 24 図面データベース 100 EWS(エンジニアリグワ−クステ−ション) 101 ディスプレイ 102 入力装置
フロントページの続き (72)発明者 清水 勝人 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 飛田 治哉 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々が特定の機能を表す、予め登録された
    複数種類の図面要素の内から、所望の機能を表す複数の
    図形要素を選択して図面中に呼び出し、呼び出した各図
    面要素に、当該図面要素の属性を個別に定義し、呼び出
    した各図面要素機能の組み合わせによって機能の組み合
    わせを定義する図面を作成する作業を支援する設計支援
    システムであって、 作成された図面を記憶する図面記憶手段と、 作成された図面に含まれる第1の種類の図面要素を、第
    2の種類の図面要素によって置き換える場合に、前記第
    1の種類と前記第2の種類の指定を受け付ける受け付け
    手段と、 前記図面記憶手段に記憶された図面中に含まれる、前記
    受け付け手段が受け付けた第1の種類の図面要素の各々
    を、前記受け付け手段が受け付けた第2の種類の図面要
    素に置き換え、置き換えた第2の種類の図面要素の各々
    に、当該第2の種類の図面要素によって置き換えられた
    第1の種類の図面要素に定義されていた属性を、当該第
    2の種類の図面要素の属性として定義する図面要素変更
    手段とを有することを特徴とする設計支援システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の設計支援システムであっ
    て、 前記予め登録された複数種類の図面要素および当該図面
    要素が表す機能は、単位化された機能を表す単位図面要
    素の組み合わせによって定義されており、 前記図面要素の属性は、当該図面要素に含まれる個々の
    単位図面要素に定義された属性を含み、 前記図面要素変更手段は、置き換えた第2の種類の図面
    要素に含まれる各単位図面要素の各々に、当該第2の種
    類の図面要素によって置き換えられた第1の種類の図面
    要素に含まれていた各単位図面要素に定義されていた属
    性を、当該第2の種類の図面要素に含まれる各単位図面
    要素の属性として定義する図面要素変更手段とを有する
    ことを特徴とする設計支援システム。
  3. 【請求項3】各々が特定の機能を表す、予め登録された
    複数種類の図面要素を図面中に呼び出し、呼び出した各
    図面要素間を、当該各図面要素が表す機能間の関係を定
    める信号線で接続することにより、機能の組み合わせを
    定義する図面を作成する作業を支援する設計支援システ
    ムであって、 作成された図面を記憶する図面記憶手段と、 作成された図面に含まれる第1の種類の図面要素を、第
    2の種類の図面要素によって置き換える場合に、前記第
    1の種類と前記第2の種類の指定を受け付ける受け付け
    手段と、 前記図面記憶手段に記憶された図面中に含まれる、前記
    受け付け手段が受け付けた第1の種類の図面要素の各々
    を、前記記受け付け手段が受け付けた第2の種類の図面
    要素に置き換え、置き換えた第2の種類の図面要素の各
    々に、当該第2の種類の図面要素によって置き換えられ
    た第1の種類の図面要素に当該第1の種類の図面要素の
    外部から接続されていた信号線を接続する図面要素変更
    手段とを有することを特徴とする設計支援システム。
  4. 【請求項4】請求項3記載の設計支援システムであっ
    て、 前記予め登録された複数種類の図面要素および当該図面
    要素が表す機能は、信号線の接続点が定義された、単位
    化された機能を表す単位図面要素の組み合わせによって
    定義されており、 前記図面要素変更は、置き換えた第2の種類の図面要素
    に含まれる単位図形要素に定義されている接続点に、当
    該第2の種類の図面要素によって置き換えられた第1の
    種類の図面要素に含まれる単位図形要素に定義された接
    続点に当該第1の種類の図面要素の外部から接続されて
    いた信号線を接続することを特徴とする設計支援システ
    ム。
  5. 【請求項5】請求項3記載の設計支援システムであっ
    て、 前記図面要素変更手段は、置き換えた第2の種類の図面
    要素の各々に信号線を接続する際に、当該信号線が図面
    中に含まれる他の要素に重ならない図面中の配置を求
    め、求めた配置に当該信号線を配置することを特徴とす
    る設計支援システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024135430A1 (ja) * 2022-12-22 2024-06-27 株式会社クボタ 管路図作成支援装置、管路工事施工情報管理装置、管路図作成支援システム、管路図作成支援システム制御方法及び管路図作成支援システム制御用プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024135430A1 (ja) * 2022-12-22 2024-06-27 株式会社クボタ 管路図作成支援装置、管路工事施工情報管理装置、管路図作成支援システム、管路図作成支援システム制御方法及び管路図作成支援システム制御用プログラム

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