JPH1063592A - Wwwデータと電子メールデータ間のデータ変換方式による電子コミュニケーションシステムの作成方法 - Google Patents

Wwwデータと電子メールデータ間のデータ変換方式による電子コミュニケーションシステムの作成方法

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JPH1063592A
JPH1063592A JP8246797A JP24679796A JPH1063592A JP H1063592 A JPH1063592 A JP H1063592A JP 8246797 A JP8246797 A JP 8246797A JP 24679796 A JP24679796 A JP 24679796A JP H1063592 A JPH1063592 A JP H1063592A
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data
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multimedia
www
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JP8246797A
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Akihiro Osaka
明弘 大坂
Kiyomi Takahashi
貴代美 高橋
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AKI UEBU AGENCY KK
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AKI UEBU AGENCY KK
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インターネットにおいて、今、情報発信・交換
における情報の扱いや表現方法等の面においていくつか
の欠点があるため、「より気軽にマルチメディア情報を
含む表現力豊かな電子コミュニケーションを可能とする
仕組み」が切望されている。 【解決手段】電子メールとWWW間の双方向のデータ変
換の技術を取り入れた、情報発信・共有の可能なマルチ
メディア電子掲示板の実現方法を提供する。また、電子
メールに管理コマンドを埋め込み、WWWサーバに送信
し、そこでコマンド処理を行うことによって、サーバ内
のファイル群を管理する方法も提供する。また、これら
の方法の一部を電子メールソフトとWWWプラウザと組
み合わせ利用することによるマルチメディア電子メール
の実現方法も提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インターネット、お
よび、イントラネットの利用における、情報発信、情報
交換、情報共有に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、インターネットおよびイント
ラネットの利用において、「個人、特定少数、特定多
数、不特定多数の人間の間で、互いにマルチメディアの
情報を発信し合い、かつ、共有する」といった利用をし
ようとした場合、E−Mailメーリングリスト、Ne
tnews、WWWという方法が利用されて来た。それ
ぞれ、情報発信及び共有という点において、下記の
(イ)(ロ)(ハ)のような特性がある。
【0003】(イ) E−Mail及びそれを利用した
メーリングリストと呼ばれるものは、ワープロソフトと
同程度の容易な操作性を持ち合わせた電子メールソフト
ウェアを利用することによって、文字による情報を気軽
に発信することができる。情報発信の形態としては、個
人、特定少数、特定多数の人間の所有するインターネッ
トに接続するコンピュータ上の私書箱やポストに対し、
強制的にデータを送信する形態をとる。バイナリデータ
等を含むマルチメディアデータを文字情報に置き換える
エンコードと呼ばれるいくつかの技術を使えば、マルチ
メディア情報を文字データに変換して送信することもで
きる。
【0004】(ロ)Netnewsと呼ばれる電子掲示
板は、文字による情報を、不特定多数の人間が、不特定
多数の人間に対し発信し、公開することができる。マル
チメディア情報を文字情報に置き換えるエンコードと呼
ばれるいくつかの技術を使えばマルチメディア情報を文
字データとして送信することもできる。また、Netn
ewsの情報を見るためには専用の閲覧ソフトウェアが
必要となる。
【0005】(ハ)WWWと呼ばれるマルチメディア掲
示システムは、特定多数の人間に対し文字、画像、音
声、映像を組み合わせたマルチメディア情報を比較的容
易に発信し、公開することができる。WWWの情報を発
信するためのデータは、いくつかの記述言語とプログラ
ム言語、マルチメディア情報ファイル、そして、それら
を更に補足する記述言語、プログラム言語によって作成
されている。最近は、WWWオーサリングツールやHT
MLエディターと呼ばれるWWWデータ作成ソフトウェ
アが普及し、それらの記述言語、プログラム言語を修得
していなくても、WWWのホームページを構成するデー
タファイル群を作成できるようになってきている。ま
た、作成したWWWデータファイルを特定のWWWサー
バコンピュータに登録したり、削除したりするには、f
tpという通信プロトコルとソフトウェアを使用するこ
とが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】今、インターネットま
たはイントラネットの世界では、「個人、特定少数、特
定多数、不特定多数の人間の間で、もっと気軽で簡単
に、マルチメディア情報を含む表現力豊かな電子コミュ
ニケーションをとることのできる仕組み」が求められて
いる。この点において、前項の(イ)(ロ)(ハ)には
それぞれ次のような問題点がある。
【0007】(イ) 電子メールおよびメーリングリス
トは、操作性の良い電子メールソフトウェアが普及し、
数多く出回っていることにより、操作性については問題
が少なくなって来ている。しかし、相変わらず、取り扱
う情報は文字のみであり、文字情報の表現方法も乏し
い。エンコードの技術を使ってマルチメディア情報を文
字情報に変換して送信することはできても、その情報を
受取った側では、電子メールソフトウェアだけではその
マルチメディア情報を表示することはできない。最近M
IMEと呼ばれるマルチメディアの電子メールの関連規
約がまとまりつつあるが、まだ、普及には至っていな
い。また、不特定多数の人間と情報を共有することに関
して言えば、電子メール及びメーリングリストは、サー
バ側或いはクライアント側のコンピュータに登録してあ
る電子メールアドレスリストに従って送信するという仕
組みとっているため、不特定多数に対して送信すること
は不可能である。加えて、非常に多くの特定多数の人間
に対して配信する場合、配信に長い時間を要し、さら
に、ネットワーク上の交通量と、各配送先のコンピュー
タ上のデータ量を増大させるという問題が生じる。
【0008】(ロ) Netnewsでは、取り扱う情
報は文字のみである。その情報を見るためには専用の閲
覧ソフトウェアが必要である。いくつかのエンコードの
技術を使ってマルチメディア情報を文字情報に変換して
送信することはできても、受取ったNetnews閲覧
ソフトウェアだけではマルチメディア情報として表示す
ることはできない。また、Netnewsの1つのジャ
ンルを開設し管理するにはそれが使用する通信規約につ
いてのある程度の専門的な知識とその運用管理技術が必
要とされている。その意味において、一般のネットワー
ク利用者にとって、Netnewsを開設することは、
まだ難しい状況であり、誰でも気軽に開設できるような
状況ではない。また、Netnewsの情報を見る際に
は、閲覧ソフトウェアの操作の修得が必要であり、それ
が技術的な敷居を高くし、利用率が上がらない一因とも
なっている。加えて、Netnewsはタイトルに日本
語が使えないことが多く、さらに、多くの情報ソースが
海外の英語圏からのものであり日本人の普及度、利用率
が上がらない大きな原因ともなっている。
【0009】(ハ)WWWでは、情報発信するためのデ
ータファイル群を作成するために、それらを構成する各
種記述言語、プログラム言語を修得する必要がある。最
近ではWWWオーサリングツールやHTMLエディター
と呼ばれるWWWデータ作成ソフトウェアが普及し、こ
れらの各種記述言語や、プログラム言語を修得しなくと
も、ある程度はWWWデータファイル群を容易に作成で
きるようになってきている。しかし、それらのWWWデ
ータ作成ソフトウェアにて作成する場合でも、文法的な
間違いの修正や、細かな補正をする際には、それらの記
述言語やプログラム言語に関する知識は、やはり必要と
されるのが現状である。また、作成したデータファイル
をWWWサーバコンピュータ上に掲載するためには、f
tpによるファイル転送の知識と技術を修得する必要が
ある。従って、情報発信をしようとする側には、WWW
やftpに関する一定水準以上の高度な知識と技術が必
要とされる。その意味においては、それらの知識水準、
技術水準にいたらない人間からの情報を掲載することが
できなくなるという側面をもっている。また、WWWの
CGIとフォームという仕組みを利用すれば、不特定多
数の人間からの情報を掲載し、共有することができる電
子掲示板を構築することも可能ではあるが、投稿するに
は、WWWブラウザを使用して、常にインターネットに
オンライン接続した状態にて記事を作成する必要があ
り、電話回線を利用したダイヤルアップ接続によるイン
ターネット利用者には、接続料金が高くなるというデメ
リットがある。また、このWWWのCGIとフォームを
利用した電子掲示板を利用した場合でも、取り扱える情
報は文字だけなり、どうしてもマルチメディア情報を投
稿したい場合は、やはり、ftpによるファイル転送が
必要になる。
【0010】本発明は、これらの欠点を解消し、インタ
ーネット、イントラネット上の電子コミュニケーション
を活性化させるために、電子メールの送受信する際の手
軽さとWWWのマルチメディア情報をみる際の手軽さに
着目し、その特性を活かすべく、電子メールデータとW
WWデータの間の双方向のデータ変換の技術を、請求項
1から5の全ての発明の核として位置づけ、電子メール
データとして送られて来たデータを解析し、加工し、W
WWサーバコンピュータに掲載できるような形式のデー
タファイル群を作成することによって、手軽に情報発信
と共有の可能なマルチメディア電子掲示板を作成する方
法の提供と、その要素技術として電子メールデータから
WWWデータを作成するための方法の提供と、電子メー
ルに管理用コマンドを記述したものをインターネット、
イントラネットのサーバコンピュータの特定の宛先に送
信し、その電子メールデータを解析し、取り出したコマ
ンドを処理することによって、サーバコンピュータ上の
ファイル群の管理を行う方法の提供と、電子メールデー
タとWWWデータ間のデータ加工および変換の仕組みを
E−Mailシステムに適用することによって、マルチ
メディア電子メールを実現する方法の提供と、WWWの
データファイル群を加工、変換することによって、マル
チメディア電子メールデータをつくる方法の提供によ
り、WWWデータと電子メールデータ間のデータ変換方
式による各種電子コミュニケーションシステムを構築す
ることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1においては、まず、インターネットまたは
イントラネットから送信されてきた電子メールデータ1
を電子メールデータ概要解析部2に取り込み、電子メー
ルデータ概要解析指示情報3の内容に従って電子メール
データを解析し、解析の結果により、電子メールデータ
を、マルチメディア電子掲示板構成用電子メールデータ
解析部4から始まる作成系統に処理を渡すものと、マル
チメディア電子掲示板管理用電子メールデータ解析部1
0から始まる管理系統に渡すものとの2つ系統に処理を
振り分ける。そして、作成系統のマルチメディア電子掲
示板構成用電子メールデータ解析部4は、振り分けられ
てきた電子メールデータに対して、掲示板使用権限管理
情報5の内容に応じて、電子メールデータが使用権限を
満たしているかどうかを解析し、使用権限を満たしてい
れば、マルチメディア電子掲示板構成ファイル群作成部
6に処理を渡し、WWWデータ一般構成情報7と掲示板
記事構成情報8と掲示板索引部構成情報9の内容に応じ
て、電子メールデータを加工し、WWWブラウザで表示
可能な形式のファイル群を作成することによってマルチ
メディア電子掲示板構成ファイル群14を作成する。一
方、管理系統であるマルチメディア電子掲示板管理用電
子メールデータ解析部10は、振り分けられてきた電子
メールデータに対して、掲示板管理権限管理情報11の
内容に応じて、電子メールデータが管理権限を満たして
いるかどうかを解析し、管理権限を満たしていれば、マ
ルチメディア電子掲示板管理コマンド処理部12に処理
を渡し、電子メールデータより取り出したコマンドに対
し、管理コマンド定義情報13の内容に従ってマルチメ
ディア電子掲示板構成ファイル群14のファイルを操作
することによって、マルチメディア電子掲示板の管理を
行う。請求項1は、このような一連の処理を行うことに
よって、マルチメディア電子掲示板を実現することを特
徴とするものである。
【0012】請求項2は、請求項1を実現するための要
素技術の1つをなすものであり、まず、インターネット
またはイントラネットから、或いは、他のプログラムの
処理を経由して送られてきた電子メールデータ19を、
電子メールデータ解析部20に取り込み電子メールデー
タ解析指示情報21の内容に応じて、電子メールデータ
を解析しその解析内容とWWWデータ一般構成情報23
とWWWデータ特定構成情報24の内容を元に、WWW
データファイル群作成部22において、もし、電子メー
ルデータにバイナリデータ等を含むマルチメディアデー
タのエンコードデータが含まれている場合はそのデコー
ド処理を含む処理として、WWWブラウザで表示可能な
形式のデータファイル群であるWWWデータファイル群
25を作成することを特徴とするものである。
【0013】請求項3も、請求項1を実現するための要
素技術の1つをなすものであって、インターネットまた
はイントラネットから、または、他のプログラムの処理
を経由して送られてきた電子メールデータ29を電子メ
ールデータ解析部30に取り込み、管理権限管理情報3
1と管理コマンド定義情報32の内容に応じて、電子メ
ールデータが使用権限を満たしているかどうかを解析
し、使用権限を満たしていれば、管理コマンド処理部3
3に処理を渡し、管理コマンド定義情報32の内容に応
じて、電子メールデータ内に含まれているコマンドを処
理し、送信先のコンピュータ上のWWWデータファイル
群等を含む各種の管理対象ファイル群34を操作するこ
とを特徴とするものである。
【0014】請求項4は、上記課題の解決のための手段
の1つとして、請求項2の発明をE−Mailに利用す
ることによって、マルチメディア電子メールを実現する
方法であって、インターネットまたはイントラネットか
ら、または、他のプログラムの処理を経由して送られて
きた電子メールデータ39をマルチメディア電子メール
データ解析部40に取り込み、マルチメディア電子メー
ルデータ解析指示情報41の内容に従って、電子メール
データがマルチメディア情報を含んでいるかどうか、マ
ルチメディア電子メールを送る権限を満たしているかど
うか等について解析し、それらの条件を満たしていれ
ば、解析で得た情報をマルチメディア電子メールデータ
構成情報42に格納後、その電子メールデータを、マル
チメディア電子メール表示用ファイル群作成部43に渡
す。そして、マルチメディア電子メール表示用ファイル
群作成部43は、もし、電子メールデータ中にバイナリ
データ等を含むマルチメディアデータのエンコードデー
タある場合は、そのデコード処理を含めた処理として、
マルチメディア電子メールデータ構成情報42とWWW
データ一般構成情報44の内容を元に、WWWブラウザ
で表示可能なマルチメディア電子メール表示用ファイル
群45を作成し、WWWブラウザ格納場所情報49を参
照してWWWブラウザ自動起動表示部50が、WWWブ
ラウザを自動起動し、作成したマルチメディア電子メー
ル表示用データファイル群45をWWWブラウザにて表
示する。請求項4はこのような一連の処理によって、マ
ルチメディア電子メールを実現することを特徴とするも
のである。
【0015】請求項5は、上記課題の解決のための手段
の1つとしての、請求項1、請求項2、請求項4にて利
用可能な、マルチメディア情報のエンコードデータやW
WWデータを含む内容のマルチメディア電子メールデー
タを作成するための方法であって、まず、WWWデータ
ファイル群51をWWWデータファイル群解析部55に
取り込み、WWWデータファイル群解析指示情報56に
従って解析し、その解析結果をWWWデータファイル群
リンク構造変換テーブル58に格納し、マルチメディア
情報エンコード部57において、WWWデータファイル
群51に含まれているバイナリデータ等を含むマルチメ
ディアデータファイルに対して、作成するマルチメディ
ア電子メールデータ毎に一意となるような適当な名前を
割り当てたマルチメディア情報エンコードデータ64を
作成し、同時にその名前の情報をWWWデータファイル
群リンク構造変換テーブル58に格納し、WWWデータ
ファイル群リンク構造変換部59においては、WWWデ
ータファイル群51に含まれるリンク情報の記述部分に
対して、格納場所名とファイル名が、作成するマルチメ
ディア電子メールデータ毎に一意になるように、適当な
名前を割り当て、WWWデータファイル群リンク構造変
換テーブル58を完成し、マルチメディア電子メールデ
ータ作成部60が、WWWデータファイル群リンク構造
変換テーブル58の内容を元に、WWWデータファイル
群51に含まれるリンク情報の記述部分を変更し、マル
チメディア情報エンコードデータ64と合わせて、それ
らのWWWデータファイル群を1つのWWWデータファ
イル群統合テキストデータ61として統合化し、更に、
電子メールソフトウェア自動連携部63が、電子メール
ソフトウェア格納場所情報62の内容をもとに、自動的
に電子メールソフトウェアを起動し、そのWWWデータ
ファイル群統合テキストデータ61を電子メールソフト
ウェアに引き渡すことよって、マルチメディア電子メー
ルデータの作成を実現する。請求項5はこのような一連
の処理によって、WWWデータファイル群からマルチメ
ディア電子メールデータを作成することを特徴とするも
のである。本発明は以上の構成からなるものである。
【0016】
【作用】請求項1の利用について説明する。インターネ
ットまたはイントラネットの利用において、特定多数或
いは不特定多数の人間に対し公開された、請求項1の発
明を取り入れたプログラムを用いて開設した「マルチメ
ディア電子掲示板」の使用方法に則って電子メールデー
タを作成する。その電子メールデータを、「マルチメデ
ィア電子掲示板」の電子メールアドレス宛てに送信す
る。それらの電子メールデータを受取った本発明の請求
項1の方法を利用したプログラムが処理をおこない、そ
れぞれの「マルチメディア電子掲示板」を構成する索引
ページとなるWWWホームページデータファイル、記事
となるWWWホームページデータファイル、ホームペー
ジの各所で使用されるマルチメディア情報のデータファ
イルが作成される。また、送信する電子メールデータ
に、「マルチメディア電子掲示板」毎に定義された管理
コマンドを含ませ送信することによって、本発明の請求
項1の方法を利用したプログラムは、そのコマンドの内
容に従い、その掲示板を構成するファイル群の操作及び
管理を行う。
【0017】請求項2の利用について説明する。請求項
2は請求項1の要素技術であるため上記の請求項1の使
用方法がその1つの利用例である。請求項2はそれ自体
を利用した独立プログラムとして、或いは、他のプログ
ラムの一部分として使用することを目的としている。単
体で利用する場合は、請求項2の発明を取り入れたプロ
グラムを作成し、そのプログラムに電子メールデータを
引き渡す。電子メールデータを受取った請求項2の方法
を利用したプログラムは、その利用目的に応じた特定の
形式のWWWホームページデータファイル、そのホーム
ページの各所で使用されるマルチメディア情報のデータ
ファイルを作成する。
【0018】請求項3の利用について説明する。請求項
3は、請求項1の要素技術であるため、上記の請求項1
の使用方法がその1つの利用例である。請求項3はそれ
自体を利用した独立プログラムとして、或いは、他のプ
ログラムの一部分として使用することを目的としてい
る。単体で利用する場合は、請求項3の発明を取り入れ
たプログラムに、請求項3の発明を取り入れたプログラ
ム毎にあらかじめ定義されたコマンドが埋め込まれた電
子メールデータを引き渡す。電子メールデータを受取っ
た請求項3の方法を取り入れたプログラムは、そのコマ
ンド実行に対する電子メールの管理権限を検証し、管理
権限をもっていると確認できれば、そのコマンドの内容
に従って、そのプログラムの管理する管理対象ファイル
群を操作する。
【0019】請求項4の利用について説明する。請求項
4は、請求項2の発明をE−Mailシステムに利用す
ることによってマルチメディア電子メールを実現するも
のである。まず、請求項4の発明を取り入れた「マルチ
メディア電子メールプログラム」を作成し、あらかじめ
定義したその「マルチメディア電子メールプログラム」
の使用方法に則って、WWWデータや、マルチメディア
情報のエンコードデータが含まれるマルチメディア電子
メールデータを作成する。そして、そのマルチメディア
電子メールデータを、請求項4の発明を取り入れた「マ
ルチメディア電子メールプログラム」を保有するコンピ
ュータに対して、通常のE−Mailの仕組みを利用し
て送信する。受信したコンピュータにおいては、送られ
てきたマルチメディア電子メールデータを受取った「マ
ルチメディア電子メールプログラム」が、マルチメディ
ア情報のエンコードデータのデコードを含む処理を経
て、WWWデータファイル群を作成する。その後、WW
Wブラウザが自動起動し、作成したWWWデータファイ
ル群を表示する。
【0020】請求項5の利用について説明する。請求項
5は、請求項1、請求項2、請求項4で利用できるマル
チメディア電子メールデータを、既存のWWWデータフ
ァイル群を利用して作成するものである。マルチメディ
ア情報のデータファイルを含むWWWデータファイル群
を、請求項5の発明を取り入れて作成した「マルチメデ
ィア電子メール作成プログラム」に引き渡す。WWWデ
ータファイル群を受け取った「マルチメディア電子メー
ル作成プログラム」は、そのデータ構造を解析し、バイ
ナリデータ等を含むマルチメディアデータファイルがあ
れば、それをエンコード処理によって文字データに変換
し、かつ、リンク情報部分は、作成するマルチメディア
電子メール毎に一意になるように変更する。そして、そ
れらのWWWデータファイル群を1つのテキストデータ
として統合する。その後、電子メールソフトウェアを自
動起動し、作成したWWWデータファイル群を統合した
テキストデータを引き渡し、マルチメディア電子メール
データを完成する。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 請求項1の実施例 本実施例は、図1のプログラム作成の際の設計図である
フローチャートを模した図によって示してある。この図
はプログラムを各種言語にて作成できるようにするため
に、特定の言語に偏らない表現方法にて記述してある。
図中の矢印は処理の順序、命令、データの受け渡しを示
すものであり、情報やデータの入出力に限定した意味を
示すものではない。請求項1の実施例はこの図に基づい
て説明する。まず、インターネットまたはイントラネッ
トから送信されてきた電子メールデータ1を電子メール
データ概要解析部2に取り込む。電子メールデータ概要
解析部2は、電子メールデータ概要解析指示情報3の内
容に応じて電子メールデータを解析する。電子メールデ
ータ概要解析指示情報3には、各マルチメディア掲示板
毎に定義された電子メールデータ解析項目があらかじめ
定義されている。定義される解析項目としては、掲示板
使用権限管理情報5と掲示板管理権限管理情報11に定
義される解析項目の一部を含む場合もある。解析の結果
より、マルチメディア電子掲示板構成用電子メールデー
タ解析部4から始まる作成系統に処理を渡すものと、マ
ルチメディア電子掲示板管理用電子メールデータ解析部
10から始まる管理系統に処理を渡すものとの2つの系
統に電子メールデータの処理を振り分ける。どちらの処
理部にも振り分けることのできない形式の電子メールデ
ータは、無効として処理され、無効となった電子メール
データは、電子メールデータ概要解析指示情報3に定義
された対処方法にて、送信元への無効通知、無効電子メ
ールデータの削除、保存等の処理がなされる。作成系統
のマルチメディア電子掲示板構成用電子メールデータ解
析部4は、受け取った電子メールデータに対し、掲示板
使用権限管理情報5の内容に応じて、電子メールデータ
が使用権限を満たしているかどうかを解析する。使用権
限を満たしていれば、マルチメディア電子掲示板構成フ
ァイル群作成部6に電子メールデータの処理を渡す。掲
示板使用権限管理情報5は本発明の利用目的に応じてあ
らかじめ定義される。掲示板使用権限管理情報5に定義
される情報としては、送信先アドレス、送信元アドレ
ス、パスワード、送信日時、受信日時、メールタイト
ル、メール本文中に含まれる特定文字列の有無、マルチ
メディア情報エンコードデータの判別パターン等の各種
仕様許可条件が定義され、マルチメディア電子掲示板構
成用電子メールデータ解析部4はその情報に従って電子
メールデータの解析を行う。ここで、解析の結果、無効
と判断された電子メールデータは、掲示板使用権限管理
情報5に定義された方法にて、送信元への無効通知、削
除、保存等の処理がなされる。マルチメディア電子掲示
板構成ファイル群作成部6は、受け取った電子メールデ
ータに対し、マルチメディア電子掲示板構成用電子メー
ルデータ解析部4で得た情報とWWWデータ一般構成情
報7と掲示板記事構成情報8と掲示板索引部構成情報9
の内容に応じて、電子メールデータを加工し、マルチメ
ディア電子掲示板構成ファイル群14を作成する。その
際、バイナリデータ等を含むマルチメディアデータのエ
ンコードデータが含まれていた場合はそれらのデコード
処理も併せて行いマルチメディアデータファイル群17
も作成する。WWWデータ一般構成情報7には、WWW
のページ記述言語の一般的な文法情報があらかじめ定義
される。掲示板記事構成情報8には、掲示板の利用目的
に応じた記事ページファイル群16の雛形、バイナリデ
ータ等を含むマルチメディアデータのエンコードデータ
の処理方法等の各種情報が定義されている。雛形には、
電子メールデータから抜き出す項目、抜き出した項目を
表示する形式等が定義されている。掲示板索引部構成情
報9には、各掲示板の索引となるページの雛形が定義さ
れており、電子メールデータから抜き出す項目と抜き出
した項目を表示する形式と、記事ページファイル群16
との関連付けの情報が定義される。これらの情報を元
に、マルチメディア電子掲示板構成ファイル群作成部6
はマルチメディア電子掲示板構成ファイル群14を作成
する。一方、管理系統であるマルチメディア電子掲示板
管理用電子メールデータ解析部10は、受け取った電子
メールデータに対し、掲示板管理権限管理情報11の内
容に応じて、管理権限を満たしているかどうかを解析す
る。管理権限を満たしていれば、マルチメディア電子掲
示板管理コマンド処理部12に処理を渡す。掲示板管理
権限管理情報11には、送信先アドレス、送信元アドレ
ス、管理パスワード、管理権限保有者メールアドレスの
有無、送信日時、受信日時、メールタイトル、コマンド
名、メール本文中に含まれる特定文字列等の各種検査項
目が定義され、マルチメディア電子掲示板管理用電子メ
ールデータ解析部10はそれらの情報を元に解析を行
う。ここで、解析の結果、無効と判断された電子メール
データは、掲示板管理権限管理情報11に定義された方
法にて、送信元への無効の通知、無効電子メールデータ
の削除、保存等の処理がなされる。マルチメディア電子
掲示板管理コマンド処理部12は受け取った電子メール
データからコマンドを抽出し、管理コマンド定義情報1
3の内容に従って、マルチメディア電子掲示板構成ファ
イル群14を操作する。管理コマンド定義情報13に
は、各種コマンドの処理方法とそのコマンドの使用権
限、使用条件等が定義されている。マルチメディア電子
掲示板管理コマンド処理部12は、この情報をもとに、
マルチメディア電子掲示板構成ファイル群14に対し、
「送信日の条件にて削除」「送信元アドレスの条件にて
削除」「トータル記事件数にて削除」「特定文字列を含
む記事の削除」等の各種コマンド処理を行う。請求項1
はこのような仕組みをもって、マルチメディア電子掲示
板を構築し、かつ、マルチメディア電子掲示板を管理す
ることを特徴とするものである。この請求項1の発明を
利用するには、この方法を取り入れた「マルチメディア
電子掲示板サーバプログラム」なるものを作成し、イン
ターネットまたはイントラネット上の電子メールサーバ
常駐ソフトウェア及びWWWサーバ常駐ソフトウェアが
起動しているサーバコンピュータ上、或いは、それらの
サーバと通信が可能なコンピュータ上にて、そのプログ
ラムを起動することとなる。このマルチメディア電子掲
示板に記事を掲載するには、一般の電子メールソフトウ
ェアを使って、各マルチメディア電子掲示板毎に定義さ
れている形式に則った電子メールデータを作成し、マル
チメディア電子掲示板記事掲載用のメールアドレスに送
信するだけでよい。また、このマルチメディア掲示板を
見る際には、一般のWWWブラウザを使用して、各マル
チメディア電子掲示板のWWWのアドレスを指定すれば
良いだけである。また、そのようにして作成されたマル
チメディア電子掲示板を管理する際にはマルチメディア
電子掲示板毎に定義された管理コマンドを、電子メール
内に埋め込み、該当するマルチメディア電子掲示板の特
定アドレス宛に送信するだけでよい。後は、「マルチメ
ディア電子掲示板サーバプログラム」がその電子メール
データからコマンドを抽出し、マルチメディア電子掲示
板を構成するファイル群を操作する。このように、請求
項1の発明を取り入れた「マルチメディア電子掲示板サ
ーバプログラム」によって構築されたマルチメディア電
子掲示板は、電子メールソフトウェアとWWWブラウザ
という2つの操作方法さえ修得していれば、閲覧、投
稿、管理といった利用が可能であり、マルチメディアの
電子コミュニケーションをより身近なものとし、電子コ
ミュニケーションを活性化させる効果がある。請求項1
の実施例は以上である。
【0022】請求項2実施例 請求項2の発明は請求項1の発明の要素技術であり、電
子メールのデータを変換、加工することによりWWWブ
ラウザにて表示可能な形式のデータファイル群を作成す
る方法の発明である。この要素技術を単体のプログラム
として、或いは他のプログラムの一部として利用するこ
とによって、データ転送の容易な電子メールシステムと
マルチメディアの情報発信に優れたWWWデータの融合
をはかりマルチメディアの電子コミュニケーションを活
性化させることを目的とするものである。本実施例は、
図2のプログラム作成の際の設計図であるフローチャー
トを模した図によって示してある。この図はプログラム
を各種言語にて作成できるようにするため特定の言語に
偏らない表現方法にて記述してある。図中の矢印は処理
の順序、命令、データの受け渡しを示すものであり、情
報やデータの入出力に限定した意味を示すものではな
い。請求項2の実施例はこの図に基づいて説明する。ま
ず、インターネットまたはイントラネットから、或い
は、他のプログラムの処理を経由して送られてきた電子
メールデータ19を、電子メールデータ解析部20に取
り込み、電子メールデータ解析指示情報21の内容に応
じて解析する。解析の結果、無効と判断された電子メー
ルデータは、電子メールデータ解析指示情報21に定義
された方法にて、送信元への無効の通知、無効電子メー
ルデータの削除、保存等の処理がなされる。一方、有効
と判断された電子メールデータは、WWWデータファイ
ル群作成部22に処理が渡される。電子メールデータ解
析指示情報21は、本発明の利用目的に応じてあらかじ
め定義される。図2の実施例としては、電子メールデー
タ解析指示情報21に、セキュリティ条件を満たしてい
るか、WWWデータが含まれているか、作成指定ファイ
ル名、格納指定ディレクトリ名があるか、マルチメディ
アデータのエンコードデータの有無等の解析項目が定義
してあるものとして示している。WWWデータファイル
群作成部22は、WWWデータ一般構成情報23とWW
Wデータ特定構成情報24の内容に応じて、電子メール
データを加工し、WWWデータファイル群25を作成す
る。WWWデータ一般構成情報23には、WWWのペー
ジ記述言語の一般的な文法情報が定義されている。WW
Wデータ特定構成情報24には、利用目的に応じたWW
Wデータファイルの雛形、それらの索引ページとなるペ
ージの雛形、バイナリデータ等を含むマルチメディアデ
ータのエンコードデータの処理方法等の各種情報があら
かじめ定義される。雛形には、固定表示項目、電子メー
ルデータから抜き出す項目、抜き出した項目を表示する
形式、マルチメディア情報とのリンク情報、他のページ
とのリンク情報等の各種情報が定義されている。これら
の情報を元に、WWWデータファイル群作成部22はW
WWデータファイル群25を作成する。請求項2はこの
ような仕組みをもって、電子メールデータからWWWデ
ータファイル群を作成することを特徴とするものであ
る。これを利用するときには、この仕組みを、単体で或
いは一部分として取り入れたプログラムを作成し、それ
をコンピュータ上にて起動し、何らかの方法にて電子メ
ールデータを、そのプログラムに渡せば良い。請求項2
の実施例は以上である。
【0023】請求項3実施例 請求項3の発明は請求項1の発明の要素技術であり、電
子メールデータに管理コマンドを埋め込んで送信するこ
とにより、受け取ったコンピュータの管理するファイル
群を操作する方法を提供するものである。この要素技術
を、単体で、或いは、他のプログラムの一部として利用
することによって、送信操作の容易なE−Mailシス
テムの操作性を活かし、かつ、セキュリティ性を高めた
形のファイル操作方法を提供することができる。このこ
とにより、人とコンピュータ間の電子コミュニケーショ
ンを容易にし、間接的に人と人の間の電子コミュニケー
ションを活性化させることを目的とするものである。本
実施例は、プログラム作成の際の設計図であるフローチ
ャートを模した図3よって示してある。図3はプログラ
ムを各種言語にて作成できるようにするため特定の言語
に偏らない表現方法にて記述してある。図中の矢印は処
理の順序、命令、データの受け渡しを示すものであり、
情報やデータの入出力に限定した意味を示すものではな
い。請求項3の実施例はこの図に基づいて説明する。ま
ず、インターネットまたはイントラネットまたは他のプ
ログラムを経由して送られてきた電子メールデータ29
を電子メールデータ解析部30に取り込む。取り込んだ
電子メールデータに対し、管理権限管理情報31と管理
コマンド定義情報32の内容に応じて、電子メールデー
タが使用権限を満たしているかどうかを解析する。解析
の結果、無効と判断された電子メールデータは、管理権
限管理情報31に定義された方法にて、送信元への無効
の通知、無効電子メールデータの削除、保存等の処理が
なされる。一方、有効と判断された電子メールデータ
は、管理コマンド処理部33に処理が渡される。管理権
限管理情報31は、本発明の利用目的に応じてあらかじ
め定義される。図3の実施例としては、管理権限管理情
報31に、送信元のアドレスが管理権限保有者のアドレ
スかどうか、管理権限パスワードの有無、管理有効期間
内かどうか等の、セキュリティ条件等が定義してあるも
のとして示している。管理コマンド処理部33は、受け
取った電子メールデータからコマンドを抽出し、管理コ
マンド定義情報32に定義されたコマンド処理方法の内
容に従って、管理対象ファイル群34を操作する。管理
コマンド定義情報32に定義される情報は、本発明の利
用目的に応じてあらかじめ定義され、各種コマンドの処
理方法とそのコマンドの管理権限レベル、管理対象ファ
イル群等が定義される。図3の実施例としては、「作成
日の条件にて削除」「所有者の条件にて削除」「総ファ
イル数にて削除」「特定文字列を含むファイルの削除」
「保存」「コピー」「移動」「名前変更」等の各種コマ
ンドが定義してあるものとして示している。請求項3は
このような仕組みをもって、電子メールデータを利用し
て送信先のファイル群を操作することを特徴とするもの
である。これを利用するときには、この仕組みを、単体
で或いは一部分として取り入れたプログラムを作成し、
コンピュータ上にて起動後、何らかの方法にて管理コマ
ンドを含む電子メールデータを、そのプログラムに渡せ
ば良い。請求項3の実施例は以上である。
【0024】請求項4実施例 請求項4の発明は、請求項2の発明をE−Mailシス
テムに利用することによって、マルチメディア電子メー
ルを実現するものである。マルチメディア情報を含む形
で送信されてきた電子メールデータを変換、加工するこ
とによりWWWブラウザにて表示可能な形式のデータフ
ァイル群を作成し、その後、WWWブラウザを自動起動
させ、そのデータファイル群を表示することによって、
マルチメディア電子メールを実現することを特徴とす
る。本実施例は、図4のプログラム作成の際の設計図で
あるフローチャートを模した図によって示してある。こ
の図はプログラムを各種言語にて作成できるようにする
ため特定の言語に偏らない表現方法にて記述してある。
図中の矢印は処理の順序、命令、データの受け渡しを示
すものであり、情報やデータの入出力に限定した意味を
示すものではない。請求項4の実施例はこの図に基づい
て説明する。まず、インターネットまたはイントラネッ
トから、或いは、他のプログラムの処理を経由して送ら
れてきた電子メールデータ39を、マルチメディア電子
メールデータ解析部40に取り込み、マルチメディア電
子メールデータ解析指示情報41の内容に従って解析す
る。解析の結果、無効と判断された電子メールデータ
は、マルチメディア電子メールデータ解析指示情報41
に定義された方法にて送信元への無効の通知、無効電子
メールデータの削除、保存等の処理がなされる。一方、
有効と判断された電子メールデータは、その解析結果の
情報をマルチメディア電子メールデータ構成情報42に
格納後、マルチメディア電子メール表示用ファイル群作
成部43に処理を渡される。マルチメディア電子メール
データ解析指示情報41は、本発明の利用目的に応じて
あらかじめ定義される。図4の実施例としては、送信元
のマルチメディア電子メールデータの送信許可の有無、
マルチメディア情報のエンコードデータの有無、マルチ
メディア電子メールのタイプ、WWWデータの有無等が
解析項目として定義してあるものとして示している。マ
ルチメディア電子メール表示用ファイル群作成部43
は、マルチメディア電子メールデータ構成情報42とW
WWデータ一般構成情報44を元に電子メールデータを
加工し、マルチメディア電子メール表示用ファイル群4
5を作成する。マルチメディア電子メール構成情報42
の一部は、本発明の利用目的に応じてあらかじめ定義さ
れる。図4の実施例には、電子メールデータから抜き出
す項目と表示形式、マルチメディア情報とのリンク方
法、他のページとのリンク方法等の情報が雛形として定
義され、更に、マルチメディア情報のデコード方法が定
義されているものとして示している。WWWデータ一般
構成情報44には、WWWのページ記述言語の一般的な
文法情報が定義される。マルチメディア電子メール表示
用ファイル群45が作成された後、WWWブラウザ格納
場所情報49を元にWWWブラウザ自動起動表示部50
が、WWWブラウザを自動起動し、作成したマルチメデ
ィア電子メール表示用ファイル群45をWWWブラウザ
に自動的に表示する。請求項4はこのような仕組みをも
って、マルチメディア電子、メールシステムを容易に実
現することを特徴とするものである。これを利用すると
きには、この仕組みを、単体で或いは一部分として取り
入れたプログラムを作成し、コンピュータ上にて起動
後、マルチメディア情報のエンコードデータやWWWデ
ータ等を含む電子メールデータを、そのプログラムに渡
せば良い。請求項4の実施例は以上である。
【0025】請求項5実施例 請求項5の発明は、請求項1、請求項2、請求項4にお
いて利用することが可能な電子メールデータとして、マ
ルチメディアデータ、WWWデータを含む電子メールデ
ータを作成するための方法を提供するものであり、WW
Wデータ作成ソフトウェアにて作成したWWWデータフ
ァイル群や、過去において作成した既存のWWWデータ
ファイル群を取り込み、解析し、加工し、エンコードす
ることによってマルチメディア電子メールデータを作成
することを特徴とする。請求項5の発明はWWWデータ
の表現の多様性と電子メールの送信の容易性を活かし
た、マルチメディア電子メールデータの作成方法を提供
することによって、間接的にマルチメディア情報による
電子コミュニケーションを活性化させることを目的とす
るものである。本実施例は、プログラム作成の際の設計
図であるフローチャートを模した図5よって示してあ
る。図5はプログラムを各種言語にて作成できるように
するため特定の言語に偏らない表現方法にて記述してあ
る。図中の矢印は処理の順序、命令、データの受け渡し
を示すものであり、情報やデータの入出力に限定した意
味を示すものではない。請求項5の実施例はこの図に基
づいて説明する。まず、何らかの手段にて作成したWW
Wデータファイル群51をWWWデータファイル群解析
部55に取り込む。WWWデータファイル群解析部55
は、WWWデータファイル群解析指示情報56に指定さ
れた方法にてWWWデータファイル群51を解析する。
WWWデータファイル群解析指示情報56に定義される
情報は、本発明の利用目的に応じてあらかじめ定義され
る。最低限必要な解析項目としては、図5の実施例にあ
る、マルチメディア情報の有無、マルチメディア情報記
述部分の格納場所名、ファイル名情報、リンク記述部分
等の解析である。この解析の結果は、WWWデータファ
イル群リンク構造変換テーブル58に格納される。解析
の結果、マルチメディアデータファイルが含まれていれ
ば、マルチメディア情報エンコード部57にて、マルチ
メディア情報エンコードデータ64が作成される。エン
コードデータの名前と格納場所の情報については、送信
先にてデコードされた際に、作成するマルチメディア電
子メールデータ毎に一意になるような格納場所とファイ
ル名が自動的に割り当てられる。割り当てられたとファ
イル名と格納場所の情報は、WWWデータファイル群リ
ンク構造変換テーブル58に格納される。次に、WWW
データファイル群リンク構造変換部59にて、WWWデ
ータファイル群51に含まれるリンク情報の記述部分に
対して、格納場所名とファイル名が、作成するマルチメ
ディア電子メールデータ毎に一意になるように、適当な
名前を割り当て、WWWデータファイル群リンク構造変
換テーブル58を完成する。次に、そのWWWデータフ
ァイル群リンク構造変換テーブル58の内容とマルチメ
ディア情報エンコードデータ64を元に、マルチメディ
ア電子メールデータ作成部60において、各WWWデー
タファイルに含まれるリンク情報の記述部分を変更し、
かつ、マルチメディア情報エンコードデータ64と合わ
せて、複数のファイルからなるWWWデータファイル群
を1つのWWWデータファイル群統合テキストデータ6
1として統合する。次に、電子メールソフトウェア自動
連携部63において、電子メールソフトウェア格納場所
情報62を元に、電子メールソフトウェアを自動起動
し、WWWデータファイル群統合テキストデータ61
を、電子メールソフトウェアに引き渡す。請求項5はこ
のような方法をもって、マルチメディア電子メールデー
タの作成を実現することを特徴とするものである。これ
を利用するときには、この仕組みを、単体で或いは一部
分として取り入れたプログラムを作成し、コンピュータ
上にて起動後、マルチメディアデータファイルやWWW
データ等を含むWWWデータファイル群を、そのプログ
ラムに渡せば良い。請求項5の実施例は以上である。
【0026】
【発明の効果】従来からインターネット上或いはイント
ラネット上の利用されてきている技術の中で、修得が容
易で特に情報発信の容易さに長けているE−Mailの
仕組みと、マルチメディア情報を容易に閲覧することが
可能なWWWの仕組みがある。請求項1〜5にて構成さ
れる本発明は、電子メールデータとWWWデータの間の
双方向のデータ加工および交換の技術を全ての発明の中
心として据えることによって、WWWと電子メールの双
方の欠点を補完し、かつ、お互いの長所を活かし、これ
からのインターネット、イントラネットの利用における
マルチメディア情報コミュニケーションの更なる活性化
を目的とするものである。以下に各請求項についての効
果を述べる。
【0027】請求項1の効果 本発明の請求項1は、掲示板に掲載するデータを送信す
る際にはE−Mailの仕組みを利用し、そのデータを
掲示し閲覧する際にはWWWの仕組みを利用するという
方法を採用することによって、マルチメディア電子掲示
板を実現するものである。更に、そのマルチメディア電
子掲示板の管理機能として、電子メールデータにコマン
ドを埋め込んだものをマルチメディア電子掲示板宛に送
信することによって、マルチメディア電子掲示板を容易
に管理していくことも可能としている。つまりは、電子
メールソフトウェアとWWWブラウザという2つの操作
方法さえ修得すれば、マルチメディア電子掲示板に参加
することができ、更に、それを創設し、管理することが
できるのである。従って、この発明の実現するマルチメ
ディア電子掲示板の普及によって、専門的な知識と技術
修得を必要とせずに、これまでより遥かに手軽で使いや
すい方法にて、誰もが参加可能な「マルチメディア情報
の飛び交うコミュニケーション空間」が創造されること
が効果として予想される。以下に、請求項1の発明の利
用によって効果が予想される事項を列挙する。 (a)WWWの記述言語や、それを補足する各種言語の
修得なしに、電子メールソフトウェアの操作修得と、簡
単な利用方法を把握するだけで、WWWサーバにWWW
データファイルを作成し登録することができる。 (b)WWWサーバに対してファイル群の登録や削除と
いった管理をする際に、これまでは、ftpという通信
ソフトウェアの操作の修得やtelnetという仮想端
末ソフトウェアの操作の修得が必要であったが、本発明
の請求項1を採用したプログラムの採用により、E−M
ailによってデータの登録や削除等の管理が可能とな
る。 (c)上記(a)(b)の効果により情報発信する際の
技術的な障害が少なくなり、これまで情報発信に関する
技術や知識の不足の問題で情報発信できなかった人々に
とって情報発信しやすい環境が構築され、その結果、イ
ンターネット、イントラネット上への情報発信者数を飛
躍な増大に大させ、ネットワークを利用した電子コミュ
ニケーションをより活性化し、電子コミュニケーション
を多くの人々にとって手軽で身近なものにするという効
果がある。 (d)現在不特定多数に対する情報共有手段として使用
されているNetnewsと呼ばれる文字だけによる電
子掲示板を利用することなしに、手軽にマルチメディア
の電子掲示板を開設し、容易に運用管理することが可能
となる。 (e)現在特定少数或いは特定多数の人間に対しての情
報発信および共有手段として利用されている電子メール
によるメーリングリストを利用することなしに、特定少
数、特定多数、不特定少数、不特定多数の人間に対し
て、マルチメディアの情報を発信し、共有することがで
きる。 (f)上記(e)の効果によって、従来メーリングリス
トによって情報の共有化を図っていたものを、本発明を
利用した「電子メール利用のマルチメディア電子掲示
板」に置き換えることによって、メーリングリストの場
合の強制的な情報配布の形態から、必要な情報を見たい
ときに見に行く形態となることによって、ネットワーク
を流れる交通量を抑制する効果がある。 (g)文字だけの情報のやり取りが中心のパソコン通信
ネットワークの利用者でも、電子メールさえ利用可能な
環境でさえあれば、本発明の請求項1を利用したマルチ
メディア電子掲示板宛てに電子メールを送信することに
より、インターネット上にマルチメディアの情報を公開
することができる。また、そのマルチメディア電子掲示
板の管理を行うこともできる。 (h)これまで、電子メールによって寄せられ、蓄積さ
れた各種の有効な情報をWWWに掲載する際には、電子
メールデータからWWWデータファイルへの面倒な変換
作業が必要であったが、本発明を採用したプログラムを
利用することにより、電子メールのデータを自動的にW
WWデータに変換することができ、電子メールデータと
WWWデータの変換効率を上げる効果がある。
【0028】請求項2の効果 本発明の請求項2は、請求項1の発明を実現するための
要素技術である。従って、上記請求項1の効果のうち
(a)と(h)は請求項2の効果としてもあげることが
できる。その他の効果として、下記のような効果が挙げ
られる。 (i)電子メールデータからWWWデータを作成する仕
組みを利用した各種アプリケーションソフトウェアの作
成に利用することができる。 (j)WWWサーバへの、電子メール利用によるホーム
ページデータ登録用ソフトウェアとして利用することが
できる。 (k)本発明の請求項2の方法を取り入れたプログラム
を、個人の所有するパソコンや、会社にて利用するパソ
コンの電子メールソフトウェア、WWWブラウザと組み
合わせて使用することにより、マルチメディア電子メー
ルの仕組みを構築することができる。
【0029】請求項3の効果 本発明の請求項3は、請求項1の発明を実現するための
要素技術である。従って、上記請求項1の効果のうち
(b)と(d)は請求項3の効果としてもあげることが
できる。その他の効果として、下記のような効果が挙げ
られる。 (l)請求項3の発明を取り入れたプログラムをコンピ
ュータ上にて常駐させることにより、電子メールデータ
にてコンピュータ上のデータファイルを操作するソフト
ウェアとして利用することができる。 (m)操作の簡単な電子メールソフトウェアを利用して
目的のファイルを操作することが可能なことから、シス
テム管理者の手を煩わせずに、エンドユーザ自らがファ
イルを管理できるようになる。 (n)telnetやftpの使用をユーザに解放せず
に、ファイルの管理をユーザに一任することができる。
このことにより、ハッカー被害防止の役割も担うことが
できる。 (o)電子メールデータの中にファイル操作コマンド
や、使用権限パスワードを埋め込み送信する形式をとる
ため、インターネットダイヤルアップ利用者のファイル
操作の際のネットワークに接続する時間を大幅に短縮で
きる。 (p)電子メール内に暗号化した複雑なパスワードや、
発信元の制限、通過する経路の制限等の情報をセキュリ
ティ条件として設定することにより、きめ細かく、か
つ、強力なセキュリティ機能を設定することができる。
【0030】請求項4の効果 本発明の請求項4は、請求項2の発明を、個人宛の電子
メールに利用することによってマルチメディア電子メー
ルを実現するものである。効果として、下記のような事
項が挙げられる。 (q)WWWの記述言語の表示効果を利用した、表現力
豊かな電子メールを受信し表示することができる。 (r)写真や図面、音声、動画といったマルチメディア
情報を取り入れた電子メールを受信し、表示することが
できる。 (s)WWWサーバへ掲載することなし、WWWデータ
ファイルを電子メールデータを利用して受信し、共有す
ることができる。 (t)ftpを利用することなしに、WWWデータファ
イルを受信し、表示することができる。
【0031】請求項5の効果 本発明の請求項5は、請求項1、2、4の発明において
利用するマルチメディア情報を含む電子メールデータ
を、WWWデータファイル群から作成することを特徴と
するものである。その効果として、下記のような事項が
挙げられる。 (u)WWWの記述言語の表示効果を利用した表現力豊
かな電子メールデータを作成し送信することができる。 (v)写真や図面、音声、動画といったマルチメディア
情報を取り入れた電子メールを作成し、送信することが
できる。 (w)WWWサーバに掲載することなし、WWWデータ
ファイル送信し共有することができる。 (x)ftpを利用することなしに、WWWデータファ
イル群を送信することができる。 (y)パソコンにて作成したWWWデータファイル群
を、電子メールデータとして一括して送信することがで
きる。 (z)WWWサーバへのデータ登録に利用する際、ネッ
トワークに接続していないコンピュータ上で、WWWデ
ータファイルをマルチメディア電子メールデータ化し、
後で一括して送信することができるため、WWWデータ
登録の際のネットワーク接続時間を大幅に短縮できる。 このように、本発明の請求項1〜5を取り入れたプログ
ラムを利用することにより、これまで、インターネッ
ト、イントラネットにおけるマルチメディアの情報発信
と情報管理における諸問題を解決することができる。こ
れらの効果によって、インターネットイントラネットの
利用に必要とされていた技術水準と知識水準を押し下
げ、容易な操作方法と管理方法と情報発信の方法の提供
によって、マルチメディアの電子コミュニケーションを
活性化させる多大なる効果が予想される。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の実施例を示すフローチャー
トを模した図である。
【図2】本発明の請求項2の実施例を示すフローチャー
トを模した図である。
【図3】本発明の請求項3の実施例を示すフローチャー
トを模した図である。
【図4】本発明の請求項4の実施例を示すフローチャー
トを模した図である。
【図5】本発明の請求項5の実施例を示すフローチャー
トを模した図である。
【符号の説明】
1 電子メールデータ 2 電子メールデータ概要解析部 3 電子メールデータ概要解析指示情報 4 マルチメディア電子掲示板構成用電子メールデータ
解析部 5 掲示板使用権限管理情報 6 マルチメディア電子掲示板構成ファイル群作成部 7 WWWデータ一般構成情報 8 掲示板記事構成情報 9 掲示板索引部構成情報 10 マルチメディア電子掲示板管理用電子メールデー
タ解析部 11 掲示板管理権限管理情報 12 マルチメディア電子掲示板管理コマンド処理部 13 管理コマンド定義情報 14 マルチメディア電子掲示板構成ファイル群 15 索引ページファイル 16 記事ページファイル群 17 マルチメディアデータファイル群 18 記事ページリンクファイル群 19 電子メールデータ 20 電子メールデータ解析部 21 電子メールデータ解析指示情報 22 WWWデータファイル群作成部 23 WWWデータ一般構成情報 24 WWWデータ特定構成情報 25 WWWデータファイル群 26 WWWデータ索引ページファイル 27 WWWデータリンクページファイル群 28 マルチメディアデータファイル群 29 電子メールデータ 30 電子メールデータ解析部 31 管理権限管理情報 32 管理コマンド定義情報 33 管理コマンド処理部 34 管理対象ファイル群 35 管理対象ファイル例その1 36 管理対象ファイル群その2 37 管理対象ファイル群その3 38 管理対象ファイル群その4 39 電子メールデータ 40 マルチメディア電子メールデータ解析部 41 マルチメディア電子メールデータ解析指示情報 42 マルチメディア電子メールデータ構成情報 43 マルチメディア電子メール表示用ファイル群作成
部 44 WWWデータ一般構成情報 45 マルチメディア電子メール表示用ファイル群 46 WWWデータ索引ページファイル 47 WWWデータリンクページファイル 48 マルチメディアデータファイル群 49 WWWブラウザ格納場所情報 50 WWWブラウザ自動起動表示部 51 WWWデータファイル群 52 WWWデータ索引ページファイル 53 マルチメディアデータファイル群 54 WWWデータリンクページファイル 55 WWWデータファイル群解析部 56 WWWデータファイル群解析指示情報 57 マルチメディア情報エンコード部 58 WWWデータファイル群リンク構造変換テーブル 59 WWWデータファイル群リンク構造変換部 60 マルチメディア電子メールデータ作成部 61 WWWデータファイル群統合テキストデータ 62 電子メールソフトウェア格納場所情報 63 電子メールソフトウェア自動連携部 64 マルチメディア情報エンコードデータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット上、または、イントラネ
    ット上にて使用されているワールドワイドウェッブと呼
    ばれるマルチメディア電子掲示システム(以下WWWと
    称す)の利用と、同じくインターネット上、または、イ
    ントラネット上にて使用されているイーメイルと呼ばれ
    る電子メールシステム(以下E−Mailと称す)の利
    用において、送信されてきた電子メールデータを取り込
    み、指定された方法にて分析する電子メールデータ解析
    機能と、解析した電子メールデータをもとに、もし、そ
    の電子メールデータにバイナリデータ等を含むマルチメ
    ディアデータのエンコードデータが含まれている場合は
    そのデコード機能を含む、WWWの閲覧ソフトウェア
    (以下WWWブラウザと称す)で表示可能なデータ形式
    で、かつ、各マルチメディア電子掲示板毎に定められた
    特定の形式のデータファイル群を作成するマルチメディ
    ア電子掲示板構成ファイル群作成機能と、各マルチメデ
    ィア電子掲示版毎に定義された管理用コマンドが埋め込
    まれた状態で送られてきた電子メールデータを取り込
    み、指定された方法にて解析し、取り出したコマンドに
    従ってマルチメディア電子掲示板を構成するファイル群
    を管理するマルチメディア電子掲示板管理機能を備え
    た、電子メールデータ変換方式のマルチメディア電子掲
    示板を実現する電子コミュニケーションシステムの作成
    方法。
  2. 【請求項2】 上記請求項1と同様の、WWW、E−M
    ailの仕組みの利用において、インターネットまたは
    イントラネットを通じて、或いは、他のプログラムを経
    由して送られてきた電子メールデータを取り込み、指定
    された方法にて解析する電子メールデータ解析機能と、
    その電子メールデータにバイナリデータ等を含むマルチ
    メディアデータのエンコードデータが含まれている場合
    はそのデコード機能を含む、各目的別に定められた形式
    のWWWブラウザで表示することの可能なデータファイ
    ル群を作成する機能を備えた、電子メールデータからW
    WWブラウザにて表示可能なデータファイル群を作成す
    る方法。
  3. 【請求項3】 上記請求項1と同様のWWW、E−Ma
    ilの仕組みの利用において、インターネットまたはイ
    ントラネットを通じて、或いは、他のプログラムを経由
    して送られてきた管理用のコマンドが埋め込まれた電子
    メールデータを取り込み、指定された方法にて解析する
    電子メールデータ解析機能と、その解析の結果取り出し
    たコマンドの内容に応じて、送信先のコンピュータが管
    理するデータファイル群を操作する機能を備えた、電子
    メールを利用してコンピュータ上のデータファイル群を
    管理する仕組みの作成方法。
  4. 【請求項4】 上記請求項1と同様の、WWW、E−M
    ailの仕組みの利用において、インターネットまたは
    イントラネットを通じて、或いは、他のプログラムを経
    由して送られてきた電子メールデータを取り込み、指定
    された方法にて解析する電子メールデータ解析機能と、
    解析の結果得た情報とその電子メールデータをもとに、
    その電子メールデータにバイナリデータ等を含むマルチ
    メディアデータのエンコードデータが含まれている場合
    はそのデコード機能を含む、WWWブラウザで表示可能
    なデータ形式のデータファイル群を作成する機能と、そ
    れらの作成したをデータファイル群に対して、自動的に
    WWWブラウザを起動しそれらのデータファイル群を表
    示させるWWWブラウザ自動起動表示機能を備えた、電
    子メールデータからWWWデータファイル群を作成する
    仕組みとWWWブラウザとの連携によってマルチメディ
    ア電子メールシステムを実現する仕組みの作成方法。
  5. 【請求項5】 上記請求項1と同様の、WWW、E−M
    ailの仕組みの利用において、WWWブラウザで表示
    可能なWWWデータファイル群を取り込み、指定された
    方法にて解析するWWWデータファイル群解析機能と、
    それらのWWWデータファイル群に含まれるマルチメデ
    ィアデータファイルに対し、作成するマルチメディア電
    子メールデータ毎に一意となるような適当な名前を割り
    当てたエンコードデータを作成するマルチメディア情報
    エンコード機能と、WWWデータファイル群に含まれる
    リンク情報の記述部分に対し、格納場所名とファイル名
    が、作成するマルチメディア電子メールデータ毎に一意
    になるような名前を割り当て、WWWデータファイル群
    リンク構造変換テーブルを完成するWWWデータファイ
    ル群リンク構造変換機能と、そのWWWデータファイル
    群リンク構造変換テーブルの内容を元に、WWWデータ
    ファイル群に含まれるリンク情報の記述部分を変更し、
    マルチメディア情報エンコードデータと共にそれらのW
    WW構成ファイル群をマルチメディア電子メールデータ
    として統合化するマルチメディア電子メールデータ作成
    機能と、電子メールソフトウェアを自動起動し、作成し
    たマルチメディア電子メールデータを電子メールソフト
    ウェアに引き渡す電子メールソフトウェア自動連携機能
    を備えた、WWWデータファイル群からマルチメディア
    電子メールデータを作成する仕組みの作成方法。
JP8246797A 1996-08-13 1996-08-13 Wwwデータと電子メールデータ間のデータ変換方式による電子コミュニケーションシステムの作成方法 Pending JPH1063592A (ja)

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