JP2013047881A - 階層型随所電子掲示板を用いたコミュニケーションサービス提供システム - Google Patents

階層型随所電子掲示板を用いたコミュニケーションサービス提供システム Download PDF

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Abstract

【課題】掲示板等のユーザとホームページ開設者の両者にとって利便性に優れたシステムを提供する。
【解決手段】掲示板を用いたコミュニケーションサービスを提供するサーバとユーザ端末とがネットワークを介して接続されるシステムにおいて、ユーザ端末は、表示部に現在表示されているWebページのURLデータをサーバに送信する手段を備え、サーバは、受信したURLデータに対応する掲示板がデータベースに存在しないと判定した場合は、上記Webページに対する新規の掲示板を生成して上記データベースに登録する手段と、上記Webページから他のページに移動することなく、生成した新規の掲示板をユーザ端末に送信して表示部に表示させると共にその掲示板の閲覧及び書込制御を行う手段と、を備えた構成とする。
【選択図】図10

Description

本発明は、Webページ毎(随所)に第三者のコメントの書込みが可能な電子掲示板を用いたコミュニケーションサービスを提供すると共に、1つのWebページに対して利用条件が異なる複数の電子掲示板を用いたコミュニケーションサービスを提供することが可能なコンピュータシステムに関する。
コンピュータネットワークを利用して不特定多数の人がコミュニケーションを行うことができるサービスとしては、ブログ(weblog)やSNS(Social Networking Service)をはじめとして、チャットやツイッター(登録商標)など、様々なものが実現されている。これらのサービスを提供するシステムは、Webサイトの公開情報に対してコメントを投稿できる掲示板的な機能を持っている。例えば、SNSは、自分のプロフィールや写真を会員に公開する機能や友人に別の友人を紹介する機能の他に、趣味や地域などテーマを決めて電子掲示板などで交流できるコミュニティ機能を持っている。
電子掲示板(以下「掲示板」と称す)は、参加者が自由に文章などを投稿し、書込みを連ねていくことでコミュニケーションできるWebページであり、その掲示板を提供するシステムは、一般にBBS(Bulletin Board System)と呼ばれている。そして、掲示板は、企業等の団体若しくは個人が開設したホームページをはじめとして、掲示板だけを集めたWebサイト(例えば各掲示板の投稿件数の状況を一覧表示するものとしては「特許文献1」を参照)など、従来からインターネット上に数多く存在する。
特開2002−056013号公報
上述したように、掲示板は従来からインターネット上に数多く存在するが、従来の掲示板は、Webサイトの特定のページに設けられているため、既存の掲示板サイトに飛んで該当するWebサイト関連の掲示板を探す必要があった。また、そのような掲示板が複数存在した場合、どの掲示板を選択したらよいのか迷うことがあり、ユーザにとって利便性に欠けていた。
また、掲示板の種類としては、(1)ハンドル名を用いる匿名式掲示板の他に、(2)実名を用いる実名式掲示板、(3)匿名又は実名のいずれでも良い掲示板などが存在するが、いずれの掲示板も長所と短所があった。例えば、上記(1)と(3)の掲示板の場合は、中傷誹謗が投稿されるのを回避することができず、(2)の掲示板の場合は、中傷誹謗や風評被害の対策となっても投稿する人が少なくなるという欠点がある。また、(3)の掲示板とした場合では、信頼性の無いコメントと信頼性の有るコメントとが混在して情報の信頼性が区別できなかったりするなど、ホームページの開設者側にとっても利便性に欠けていた。
また、従来の掲示板は、特定の表示ウィンドウ内にコメントを表示する形態を採用しており、例えば掲示板をホームページと同一表示画面上に表示した際、現在表示されているWebページの情報が掲示板の裏に隠れて見えなくなったり、画面分割で分けて表示したとしてもWebページや掲示板の掲載情報が小さくなって見にくくなったりするなど、視認性の問題もあった。
本発明は上述のような事情から成されたものであり、本発明の目的は、掲示板等のユーザとホームページ開設者の両者にとって利便性に優れたシステムを提供することにある。
詳しくは、本発明の目的は、Webページ毎にコメントの書込みが可能な掲示板を用いたコミュニケーションサービス(掲示板機能やチャット機能を有するサービス)を提供することができ、また、1つのWebページに対して利用条件が異なる複数の掲示板を提供することが可能な、コミュニケーションサービス提供システムを提供することにある。また、本発明の更なる目的は、Webページや掲示板の掲載情報のサイズを変更することなく、両者の情報を同一表示画面上で同時に見ることが可能なコミュニケーションサービス提供システムを提供することにある。
本発明は、掲示板サービスやチャットサービス等のコミュニケーションサービスを提供するシステムに関するものであり、本発明の上記目的は、企業等の団体若しくは個人が開設したホームページに対するコメントの読み出し及び書込みが可能な掲示板を用いたコミュニケーションサービスを提供するサーバとユーザ端末とがネットワークを介して接続されるシステムであって、前記ユーザ端末は、表示部に現在表示されている前記ホームページ内のWebページのURLデータを前記サーバに送信するURLデータ送信手段と、前記サーバから提供される前記掲示板を前記表示部に表示する掲示板表示手段と、を備え、前記サーバは、前記ホームページを構成する個々のWebページ毎の掲示板を記憶するデータベースと、前記ユーザ端末のURLデータ送信手段から前記URLデータを受信するURLデータ受信手段と、前記受信したURLデータに対応する掲示板が前記データベース内に既に存在するか否かを判定し、存在しないと判定した場合は、前記ユーザ端末の表示部に現在表示されているWebページに対する新規の掲示板を生成して前記URLデータと関連付けて前記データベースに登録するWebページ別掲示板生成手段と、前記現在表示されているWebページから他のページに移動することなく、前記生成した新規の掲示板を前記ユーザ端末に送信して前記表示部に表示させると共にその掲示板のコメントの読み出し及び書込み制御を行うWebページ別掲示板制御手段と、を備えることによって達成される。
さらに、前記掲示板は、1つのWebページに対して1以上の階層を有する階層構造で構成されており、且つ、掲示板の利用条件を前記階層別に設けた構成としていること、
前記Webページ別掲示板制御手段は、前記現在表示されているWebページに対するユーザのコメントを、0超から100の透明度を有するレイヤー上に設定し、前記レイヤーを用いた掲示板を前記ユーザ端末側の現在の表示画面上に重ねて表示させること、
前記掲示板の利用条件は、前記階層の深さの度合を表すレベル値の大きさに応じて当該階層の掲示板の利用条件が厳しくなるように前記階層別に予め設定されていること、
前記表示部に現在表示されているWebページは、所定の検索サイトにおいて検索結果としてWebページのURL毎に表示される検索ページを含み、前記URLデータ送信手段は、前記検索ページ内に表示される掲示板用アイコンの指示操作に応じて前記検索ページのURLデータを送信する手段を有すること、
前記サーバは、前記掲示板で得られたコメントを含む前記掲示板に対するアクセス情報を前記データベースに蓄積し、その蓄積データを集計、加工処理した情報を前記ネットワーク経由で提供する蓄積データ活用手段を更に有すること、
前記サーバは、前記掲示板上でリアルタイムにてユーザ端末間でのコメント交換の制御を行うコメント交換制御手段を更に有すること、
前記コメントは、文字の他に音声、及び画像のいずれか一種のデータ、または、文字の他に、音声、画像等のうち二種以上を含むマルチメディアデータで構成されること、
によってそれぞれ一層効果的に達成される。
本発明によれば、掲示板をWebページ毎に提供するようにしているので、従来の掲示板システムと比較して、既存の掲示板を探す必要が無くなる。また、Web上では、同一テーマないし似たようなテーマについての掲示板が大量、複数存在している現状において、本発明によりどの掲示板を選択し、閲覧をしたらよいのか迷うこともなくなる。そのため、誰もが容易に的確なテーマを持った掲示板を活用することが可能になると共に、個々のページに対してそのページ内容に関するコメントの読み書きを他のWebサイトへ移動すること無く行うことが可能となる。
また、請求項2に係る発明によれば、1つのWebページに対して利用条件が異なる複数の掲示板を提供することが可能となる。それにより、実名のみの掲示板を閲覧したいユーザや、実名を公表したくないユーザなど、ユーザが掲示板を使い分けることが可能になると共に、掲示板の階層によって信頼性の無いコメントと信頼性の有るコメントとをホームページ開設者等が判別することが可能となり、ホームページ開設者とユーザの両者の利便性が向上する。
また、請求項3に係る発明によれば、Webページや掲示板の掲載情報のサイズを変更することなく、両者の情報を同一表示画面上で同時に見ることが可能となる。そのため、必要な情報が掲示板の裏に隠れて見えなくなったり、掲示板の掲載情報が小さくなって見にくくなったりする、といった問題を解消することができる。
さらに、請求項4に係る発明によれば、階層が深くなるに連れて信頼度が高くなる掲示板を提供することが可能となる。また、請求項5に係る発明によれば、検索ページに対する掲示板をインスタントプレビューのように表示することが可能となるので、リンク先のWebサイトに移動することなく、当該Webサイトの掲示板の利用(コメントの閲覧及び書込み)が可能となる。
さらに、請求項6に係る発明によれば、蓄積データに基づく様々なWebページ別の統計情報や評価情報を提供することが可能となる。また、請求項7に係る発明によれば、Webページ別の掲示板を介して不特定多数でのユーザ間のリアルタイムによるチャット等が可能となる。
また請求項8に係る発明によれば文字の他に音声、及び画像等を用いたマルチメディアで構成されている。視覚聴覚により訴える事が出来る。
本発明に係るコミュニケーションサービス提供システムの全体構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るコミュニケーションサービス提供システムの主要部の構成例を示す機能ブロック図である。 本発明に係る掲示板の階層構造の一例を示す第1の模式図である。 本発明に係る掲示板の階層構造の一例を示す第2の模式図である。 本発明に係る掲示板の階層と利用条件との関係を示す模式図である。 本発明に係る掲示板の表示例を示す第1の模式図である。 本発明に係る掲示板の表示例を示す第2の模式図である。 図6中のツールバー画面41の部分を拡大して示す模式図でる。 本発明に係る掲示板の表示例及びツールバー画面の他の例を示す模式図である。 本発明に係るログイン画面の一例を示す模式図である。 本発明に係るコミュニケーションサービス提供システムの動作例を説明するためのフローチャートである。 図10の第1の分図である。 図10の第2の分図である。
以下、図面を参照にしながら本発明の好適な実施形態について説明する。
なお、本発明で言う「掲示板」とは、いわゆる掲示板サービスに利用される電子掲示板に限るものではなく、掲示板サービス,チャットサービス,ツイッター(登録商標)サービス等のコミュニケーションサービスに利用可能な「コンピュータネットワーク上のコミュニケーション用メッセージ格納領域」のことを言う。以下、説明の便宜上、上記「コンピュータネットワーク上のコミュニケーション用メッセージ格納領域」の用語を「掲示板」の用語に置き換えて説明する。
図1は、本発明に係るコミュニケーションサービス提供システムの全体構成を示すブロック図である。図1において、本実施形態のコミュニケーションサービス提供システムは、ネットワーク2上の所定のホームページ1に対するコメント(所感、論評、注釈、意見、批評などの第三者の情報)の書込みが可能な掲示板40をネットワーク2経由でユーザに提供するサーバ(LBBSサーバ)20と、掲示板40に関するデータを保管するデータベース30と、掲示板40を利用するユーザのユーザ端末10と、を備えて構成される。
上記ホームページ1は、企業等の団体若しくは個人が開設したホームページであり、ISP(Internet Service Provider)のサーバなど、所定のWebサーバによって供給される任意のホームページである。なお、ここで言う「ホームページ」とは「トップページ」に限らず、Webサイトを構成する全てのページ(トップページとそこからリンクされる他のWebページ)のことを意味している。
ユーザ端末10は、PC(パーソナルコンピュータ)、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)、タブレット型端末、Webブラウザ機能付きテレビジョンなど、インターネットの利用が可能な一般の通信端末(以下「PC」を例とする)であり、そのハードウェア構成については説明を省略する。
サーバ20は、ホームページ1を構成する個々のWebページに対するコメントの書込みが可能なWebページ別の掲示板の提供機能を有するWebサーバであり、1台若しくは複数台のデータ処理装置から構成される。
サーバ20が持つ主要な機能としては、上記Webページ別の掲示板を提供する機能(以下「第1機能」と呼ぶ)の他に、階層構造を有する掲示板を提供する第2機能と、閲覧中のWebページに対するユーザのコメント(本例ではテキスト文字列から成る情報)を、透明度0から100のレイヤー上に設定して、そのレイヤーを用いた掲示板を上記Webページ内またはWebページ外に背景(ディスプレイの表示情報)と重ねてユーザ端末10側の表示部に表示する第3機能と、を備えている。なお、ここで言う「レイヤー」とは、透明度や背景色を変更可能な描画用のシートであり、上記背景と重ねて表示する際、背景色を半透明にしたり、コメントのテキスト文字列とは異なる色をつけたりすることで、重ねて表示されるコメントの目視を容易にしている。
上記第2機能により提供される掲示板は、1つのWebページに対して複数の掲示板が存在する層状の掲示板であり、1以上の階層を有する階層構造で構成される。そして、各階層の掲示板は、互いに異なる利用条件(掲示板に対するアクセス条件)が予め階層別に設定されている。詳しくは後述するが、本実施の形態では、上位層(深い階層)に行くに連れてその階層の掲示板に対するアクセス条件が厳しく設定されている。そして、利用する掲示板の階層をユーザが選択できるようにしており、サーバ20では、例えば、ユーザの登録情報とログイン情報とを照合して、当該階層の利用条件を満たしていると判定した場合のみ、その階層の掲示板の利用を許可する形態としている。
データベース30は、上記掲示板に関するデータとして、WebページのURLに対応する階層毎の掲示板、階層毎の利用条件データ、レイヤーの表示制御情報、及び掲示板のアクセス情報(掲示板で得られたコメント及びその他の全ての情報)などを記憶するデータベースであり、サーバ20内又は他のサーバ(データベースサーバ)に設けられている。
次に、ユーザ端末10に搭載される掲示板用のアプリケーションプログラム(以下「掲示板アプリ」と略称する)の機能構成と、サーバ20のデータ処理部の機能構成について説明する。
図2は、本実施形態に係るコミュニケーションサービス提供システムの主要部の構成例を示す機能ブロック図である。ユーザ端末10に搭載される掲示板アプリは、ユーザ端末10のコンピュータ10aを掲示板のサービス享受手段(ユーザが掲示板を利用するためのデータ処理手段)として機能させるプログラムである。その掲示板アプリは、本例では、ユーザ端末10の表示部(ディスプレイ)10Aに現在表示されているホームページ1内のWebページ(閲覧中のページ)のURL(Uniform Resource Locator)データをサーバ20に送信するURLデータ送信手段11と、そのURLデータに対応する掲示板をサーバ20から受信して表示部10Aに表示する掲示板表示手段12と、を備えて構成される。
上記掲示板アプリは、例えばそのソフトウェアを提供するサーバ(サーバ20又は他の提供用サーバ)からユーザ端末10の記憶部にダウンロードしてインストールすることでユーザ端末10に搭載される。
一方、サーバ20は、主要なデータ処理手段として、図2中に示すように、URLデータ受信手段21と、Webページ別階層型掲示板生成手段22と、Webページ別階層型掲示板制御手段23と、蓄積データ活用手段24と、コメント交換制御手段25とを備えて構成される。
これらのデータ処理手段21〜25としてサーバ20のコンピュータ20aを機能させるプログラムは、サーバ20の所定の情報記憶媒体に格納されている。
なお、上記データ処理手段21〜25及びユーザ端末10側のデータ処理手段11〜12は、説明の便宜上、手段名を付けて機能で分類したものであり、ソフトウェア構成を限定するものではない。また、当該手段の一部若しくは全てをハードウェアで構成したものも本発明に含まれる。
以下に、サーバ20のデータ処理手段21〜25について説明する。ここでは、各データ処理手段21〜25の主な機能について説明し、サーバ20の全体の動作例や掲示板の構成例については具体例を示して後述する。
(1)URLデータ受信手段21
URLデータ受信手段21は、ユーザ端末10のURLデータ送信手段11から、WebページのURLデータ(及びユーザ端末10のIPアドレス)をユーザ端末10からネットワーク2経由で受信する手段である。
URLデータ受信手段21では、ユーザ端末10からサーバ20へのアクセス要求を受け付け、上記URLデータをユーザ端末10から受信すると共に、Webページ別階層型掲示板生成手段22を起動する。
(2)Webページ別階層型掲示板生成手段22
Webページ別階層型掲示板生成手段22(以下「掲示板生成手段」又は「Webページ別掲示板生成手段」と呼ぶ)は、Webページ別の掲示板40を生成する機能,及び1つのWebページに対して階層構造を有する複数の掲示板40を生成する機能を有する手段である。
掲示板生成手段22では、URLデータ受信手段21が受信したURLデータで特定されるWebページ(ユーザ端末10の表示部10Aに現在表示されているWebページ)に対応する掲示板が既に存在するか否かを、データベース30を検索して判定し、存在しないと判定した場合、すなわち、本発明に係るコミュニケーションサービス提供システム用の掲示板をまだ生成していないと判定した場合は、そのWebページに対する新規の掲示板を生成し、その掲示板をユーザ端末10への送信対象として決定すると共に、その掲示板と上記URLデータとを関連付けてデータベース30に登録する。
一方、URLデータに対応する掲示板を既に生成している(データベース30内に既に存在する)と判定した場合は、その掲示板をユーザ端末10への送信対象として決定する。
なお、階層構造を有する掲示板を用いた実施形態では、掲示板生成手段22は、例えば、ユーザがWebサイト(ホームページ1)を初めて訪問した場合は、レベル0(最下位層)の掲示板40を生成し、他階層の掲示板40の利用要求をユーザ端末10から受信した場合は、利用条件を満たしているユーザであれば、選択された階層の掲示板40を生成する。また、ユーザが再訪問したと判定した場合は、掲示板生成手段22は、クッキー等に記録した過去の履歴データ(当該ユーザのページ別/階層別掲示板の利用履歴などの情報)を用いて、例えば最後に利用した掲示板40の階層を自動的に判別し、その階層の掲示板をデータベース30から読み出してユーザ端末10への送信対象として決定する。
(3)Webページ別階層型掲示板制御手段23
Webページ別階層型掲示板制御手段23(以下「掲示板制御手段」又は「Webページ別掲示板制御手段」と呼ぶ)は、上記送信対象として決定された掲示板のコメントの読み出し及び書込み制御を行う手段である。
掲示板制御手段23では、掲示板生成手段22により送信対象として決定された掲示板をユーザ端末10に送信し、ユーザ端末10の表示部に現在表示されているWebページから他のページに移動することなく、その掲示板40を、ユーザ端末10の表示部10Aに現在表示されているWebページ上またはブラウザ画面分割等によりディスプレイに表示された分割画面上に表示すると共に、その掲示板40におけるコメントの読み出し及び書込み制御を行う。
例えば、個々の分割画面上にWebページが表示されている場合、それぞれのWebページ毎に掲示板40を表示し、それぞれの分割画面上のWebページに対応する当該階層の掲示板40におけるコメントの読み出し及び書込み制御を行う。
(4)蓄積データ活用手段24
蓄積データ活用手段24は、掲示板40で得られたコメント及びその他の全ての情報をサーバ側に蓄積し活用する手段である。
蓄積データ活用手段24では、蓄積したデータを集計、加工処理した情報をユーザ端末10若しくはWebサイト(ホームページ)の管理者端末に送信して提供する。例えば、蓄積データ活用手段24は、Webサイト全体の統計情報の他に、Webページ別のアクセス情報(掲示板に対するアクセス情報)に基づくWebページ別統計情報、階層別のアクセス情報に基づく階層別統計情報、キーワードや日付等を用いた分析等に基づくWebページ別や階層別の評価情報を生成し、ユーザ端末10若しくはWebサイトの管理者端末に送信して提供する。例えば、Webページ別の情報の場合、Webページ別のコメントの発言数や閲覧数、それらの時系列での増減状況、ホームページ内における各Webページのランキングなどの情報を生成する。また、階層別の統計情報の場合、階層別のコメント発言数や閲覧数、そのWebページにおける各階層の掲示板利用率などの情報を生成する。
(5)コメント交換制御手段25
コメント交換制御手段25は、掲示板40上で実時間(リアルタイム)にて双方向以上のコメント交換の制御を行う手段である。なお、ここで言う「双方向以上のコメント交換」とは、n、mを1以上の整数とし、n対m(1対1,1対多,多対1、及び多対多)のユーザ端末間でのコメント交換のことを言う。
なお、掲示板40上に書込む「コメント」は、文字(記号や絵文字を含む広義の文字)に限るものではなく、文字,音声,画像(静止画又は動画),ファイルの送受信等の全ての情報伝達手段を含む。言い換えると、「コメント」は、文字の他に、音声、及び画像等のいずれか一種のデータ、または、文字の他に、音声、画像等のうち二種以上を含むマルチメディアデータで構成することが可能である。
コメント交換制御手段25では、上記マルチメディアデータ等で構成されるコメントの複数ユーザ間でのリアルタイムチャットの制御を行う。
上述したコメントの閲覧及び書込みが可能なWebページ別の掲示板40は、好ましくは前述のように階層構造を有しており、利用する掲示板の階層をユーザが選択できるようにしている。
次に、階層構造を有する掲示板40について図面を参照して説明する。
図3A及び図3Bは、本発明に係る掲示板40の階層構造を示す模式図であり、図3Aは、ABC社のメインページ1P(m)に対応する階層状の掲示板40(m)の一例を示し、図3Bは、ABC社の各サブページ1P(s)に対応する階層状の掲示板40(s)の一例を示している。本例では、メインページ1P(m)に対する掲示板40(m)と、各サブページ1P(s)に対する掲示板40(s)は、それぞれ、レベル0の掲示板40L(0),レベル1の掲示板40L(1),・・・,レベルn+2の掲示板40L(n+2)とを有している。
ここで言う「レベル」(以下「階層レベル」とも言う)とは、階層の深さの度合を示す指標であり、レベル0が最下位層、レベル1がその上位層、レベルn+2が最上位層というように、例えばレベル値(=深度値)の大きさに応じて(例えばレベル値が大きくなるに連れて又は小さくなるに連れて)当該階層が深くなるレベルを意味している。
このように、本実施形態では、企業などの団体若しくは個人が開設したWebサイト(ホームページ)を構成する全てのWebページを対象として、各ドメイン又はサブドメイン毎に複数階層(1階層以上)の掲示板40を備えた形態としている。
そして、本実施の形態では、階層毎に異なるアクセス条件を設定可能としている。このアクセス条件は、掲示板に対するユーザの利用条件であり、掲示板の利用条件(図2中の階層型掲示板利用条件)が階層毎に予めデータベース30に登録されている。
ここで、掲示板の階層とアクセス条件(以下「利用条件」と呼ぶ)との関係について説明する。
図4は、掲示板の階層と利用条件との関係を示す模式図であり、同図に示すように、掲示板の階層レベル31aとその階層レベルi(iは0以上の整数)の掲示板の利用条件31bとの対応を示すデータが、例えばシステム共通の制御テーブル31に初期設定されている。
利用条件31bは、例えば、ユーザ登録とログインの「要・不要」を示す情報と、ユーザ登録とログインが「要」の場合のログイン時のユーザ認証情報とを含んでいる。例えば、階層レベル0の掲示板は、ユーザ登録とログインが不要であり、その掲示板を誰もが無条件で利用できることを示している。また、階層レベル0より上位層の掲示板は、ユーザ登録とログインが必要であり、ログイン時に入力されたユーザ認証情報と登録済みのユーザ認証情報とを掲示板生成手段22(又は掲示板制御手段23)が照合して利用条件を満たしていると判定したユーザのみが、その階層レベル1の掲示板を利用することができることを示している。
例えば階層レベル1の掲示板は、認証情報としてメールアドレスとハンドル名(ニックネーム)の登録とログインが必要であり、階層レベル1の掲示板は、メールアドレスとハンドル名に加えて実名の登録とログインが必要であり、階層レベル3の掲示板は、更に住所の登録とログインが必要であることを示している。
本実施の形態では、図4の例のように、上位層(深い階層)ほど掲示板の利用条件が厳しく条件が厳しく設定されている。それにより、掲示板の情報は、上位層に行くに連れて信頼度の高い情報となる。
次に、透明度を変更可能なレイヤーを用いた掲示板について図面を参照して説明する。
図5は、透明度が“0”のレイヤー(不透明なレイヤー)を用いた掲示板40の一例を示す模式図であり、図6は、“0”を超える透明度のレイヤー(半透明または不透明)を用いた掲示板40(40A)の一例を示す模式図である。
本実施の形態では、このように、掲示板40は、所定枠全体または窓全体またはウィンドウ全体が透明度0から100のレイヤーで構成されており、掲示板40を表示する際には、コメントを上記レイヤー上に設定して現在の表示画面上に重ねて表示するようにしている。その際、透明度が“0”のレイヤーを用いた場合は、図5の例のように掲示板40の背景は目視できないのに対し、“0”を超える透明度のレイヤーを用いた場合は、図6に示すように、掲示板40の背景(現在のWebページの表示内容など)も同時に目視することができる。なお、透明度(及び色)は固定的な値としても良いが、ユーザ端末側のWebページを解析して得た色温度の情報に基づき、例えば背景色が半透明になるようにしたり、レイヤーの色が背景色と異なるようにしたりするなど、0から100のレイヤーの透明度を動的に可変するようにしても良い。
ここで、掲示板40の操作手段について説明する。
掲示板40上又は表示部10A内の「ツールバー」画面41上(図6参照)には、掲示板の操作手段としての操作ボタンが設けられており、ユーザによる掲示板40の操作情報は、その操作ボタンを介して掲示板アプリに入力される。
図5の例は、「書込み」ボタン40aと「ログイン」ボタン40bを掲示板40上の所定領域に設けた例を示しており、図6の例は、「ツールバー画面」41上に各種の操作ボタンを設けた例を示している。このツールバー画面41は、ユーザ端末10にインストールされた際に表示部10A内の所定領域に配置される。
図7は、図6中のツールバー画面41の部分を拡大して示す模式図であり、ツールバー画面41には、掲示板の「読込み」ボタン41a、掲示板の「書込み」ボタン41b、ユーザ端末10側のデータ(例えば「書込み」ボタン41bを押下した後に入力されたコメントのデータ)を掲示板サーバ20に転送するための「アップロード」ボタン41c、ユーザ認証を必要とする階層の掲示板を利用するための「ログイン」ボタン40d、及び、掲示板40の表示位置を所望の位置に変更(本例では左右にスクロール)するための「スクロール」ボタン41eが設けられている。上記「ログイン」ボタン40dは、本例では、現在の階層の掲示板から上位層に行くための操作ボタンとして使用される他に、ユーザ認証情報を予め登録する際の操作ボタンとしても利用される。
これらの操作ボタン41a〜41eは一例であり、例えば、図8中に例示されるツールバー画面41の例のように、各操作ボタン41a〜41eに対応する機能をそれぞれ小さな絵や記号で表現した「アイコン41a〜41e」とし、さらに、掲示板40の内容(本例ではテキスト文字列からなる情報)を拡大表示するためのアイコン41fなどを設ける形態としても良い。なお、本発明に係る掲示板40は、言語が選択可能であり、図7及び図8の例では、言語を英語とした英語表記の例を示している。また、掲示板40は、ドラッグ操作での移動、当該アイコンのクリック操作によるサイズの変更,最大化,最小化等が可能となっている。
次に、掲示板40の利用方法について説明する。
前述のように、ユーザが最下位層の掲示板40(図3A及び図3B中の「レベル0の掲示板40L(0)」参照)を利用する場合は、ユーザ登録とログインは不要であり、その掲示板を誰もが無条件で利用することができる。一方、最下位層よりも上位の掲示板を利用する場合は、図4に例示したように、メールアドレスとハンドル名など、利用する掲示板の階層レベルに対応するユーザ認証情報をサーバ20側に登録しておき、ログイン時の認証が成功したユーザがその階層の掲示板を利用することができる。
ここで、図8の画面例を用いて、ユーザ登録とログインに係るユーザ端末10側の操作例について説明する。
ツールバー画面41上の「ログイン」ボタン40dを押下すると、ログイン情報の入力を促す画面(以下「ログイン画面」と呼ぶ)が表示されるので、ユーザはそのログイン画面の案内に従ってログイン情報を入力する。図9は、ログイン画面の一例を示す模式図であり、ログイン画面42には、例えば階層の選択を行うためのプルダウンメニュー42a、ユーザID入力欄42b、パスワード入力欄42c、電子メール送信ボタン42dなどが設けられている。
ここで言う「ユーザID」「パスワード」は、図4に例示した階層別のユーザ認証情報であり、ユーザ登録していないユーザは、例えばプルダウンメニュー42aにより階層を指定して、ユーザID(例えば階層レベル1ではハンドル名)とパスワード(本例では電子メールアドレス)をユーザID入力欄42bとパスワード入力欄42cから入力した後、電子メール送信ボタン42dを押下する。この操作により、電子メールアドレスの正当性等のチェックを経て当該階層のユーザ認証情報がデータベース30に登録される。なお、本実施の形態では、例えば階層レベル3のユーザ認証情報を登録しておけば、それより上位層(レベル4以上の階層)の掲示板へのアクセス(読み書き)はできないが、それより下位層(レベル2以下の階層)の掲示板へのアクセスは許可するようにしている。
ユーザ認証情報を登録したユーザは、初めて掲示板を利用する場合は、表示部10Aに所定のWebページ(例えば図8のようなメインページ1P(m))が表示されている状態で、例えばツールバー画面41上の「読込み」ボタン41aを押下する。この操作により、そのWebページに対応する階層レベル0(最下位層)の掲示板が表示される。上位層の掲示板を利用したい場合は、「ログイン」ボタン40dを押下して当該階層のログイン情報(ユーザID,パスワード)を入力する。そして、ログインに成功すると、当該階層の掲示板40L(i)が、図8に示すように例えば“Seattle社”のメインページ1P(m)に重ねて表示され、そのメインページ1P(m)に対する掲示板40L(i)の閲覧及び書込みが可能となる。
なお、ユーザがWebサイト1を初めて訪問した場合は、レベル0(最下位層)の掲示板が表示される。そして、2回目以降は、ユーザ端末10側の記憶情報(ブラウザのクッキー等)を用いて過去の履歴(利用した掲示板の階層値i等)があれば、その階層の掲示板40L(i)が表示される。また、リンク先のWebページに切替えた場合には、ログインした階層(レベル1以上の階層)階層があれば、その階層の掲示板40L(i)がリンク先のWebページに対して表示されるようになっている。また、下位層から上位層の掲示板に切替える場合には、上位層の掲示板に対するログイン情報の認証処理を行うが、一度ログインした状態で、利用条件の厳しい上位層から下位層の掲示板に切替える場合には、上位層の掲示板に対するログイン情報の認証処理を行わずに、その階層の掲示板の利用を許可するようにしている。
上述のような構成において、本発明に係るコミュニケーションサービス提供システム(以下「LBBS(Layered Bulletin Board System)と呼ぶ)の動作例を、図10〜図12のフローチャートを用いて説明する。なお、フローチャートに示す処理の流れは一例であり、一部の処理の順序を変えた形態も本発明に含まれる。また、ここでは、ユーザ端末10側の動作とサーバ20側の動作の具体例について説明し、既に説明した事項については省略若しくは簡略化して説明する。
ユーザ端末10側でWebサイト1内の所定ページの閲覧中に掲示板アプリが起動されると(ステップS1,S2)、掲示板アプリのURLデータ送信手段11は、現在表示されているWebページのURLを読込み(ステップS3)、LBBSのサーバ20へアクセスし(ステップS4)、上記WebページのURLデータとユーザ端末10のIPアドレス)をサーバ20へ送信する(ステップS5)。
ユーザ端末10からアクセス要求を受付けて上記URLデータ(及びアクセス要求元のユーザ端末10のIPアドレス)をサーバ20が受信すると(ステップS6)、サーバ20の掲示板生成手段22は、LBBSのデータベース30を検索して(ステップS7)、上記URLデータに対応するレベル0(最下位層)の掲示板のデータ(以下、掲示板のデータを「BBSコンテンツ」と呼ぶ)が存在するか否かを判定する(ステップS8)。
上記レベル0のBBSコンテンツが存在しないと判定した場合、すなわち、ユーザ端末10側に現在表示されているWebページ用で且つレベル0用のBBSコンテンツが存在しないと判定した場合は、そのBBSコンテンツ(例えばドメイン名をその掲示板の名称として掲示板用レイヤーに設定したBBSコンテンツ)を新規に生成し(ステップS9)、生成したBBSコンテンツを、ステップS6で受信したURLデータ及びレベル値(本例では“0”)に関連付けてデータベース30に登録すると共に、ユーザ端末10に送信する(ステップS10)。一方、上記ステップS8において、BBSコンテンツが存在すると判定した場合は、データベース30から得たBBSコンテンツ(URLデータに対応するレベル0のBBSコンテンツ)をユーザ端末10に送信する(ステップS11)。
ユーザ端末10は、サーバ20から上記BBSコンテンツを受信すると(ステップS12)、掲示板表示手段12によってそのBBSコンテンツ(閲覧中のWebページに対応するレベル0のBBSコンテンツ)を表示部10Aに表示する(ステップS13)。
ユーザ端末10は、現在レベルのBBS(掲示板)上にコメントを書込む要求がされたか否かをツールバー画面41上の「書込み」ボタン41b(図5の例では掲示板上の操作ボタン40a)の操作情報を基に判定し(図11のステップS14)、書込む要求がされたと判定した場合は、コメントの入力欄をポップアップ表示などにより表示部10Aに表示し、現在表示されているWebページに対するコメント(所感や意見などの任意の情報)の入力をユーザに促す(ステップS15)。そして、入力されたコメントのデータをサーバ20へ送信する(ステップS16)。
サーバ20側では、ユーザ端末10側に表示されているWebページに対するコメントのデータをユーザ端末10から受信してメモリに記憶すると共に(ステップS17)、そのコメントのデータをサーバ20上に保存し、コメントが書込まれたBBSコンテンツをユーザ端末10に送信する(ステップS18)。
上記BBSコンテンツを受信したユーザ端末10では、図8に例示したように、コメントが書込まれたBBSコンテンツ40を画面上のWebページ内またはWebページ外に背景と重ねて表示する(ステップS19)。そして、ログアウトの要求を受付けた場合など、ユーザがBBSの利用を続行しないと判定した場合(ステップS20)、ログアウトの処理(クッキーへの利用履歴の記録、通信の切断処理など)を実行してコミュニケーションサービスに関する処理を終了し(ステップS21)、BBSの利用を続行すると判定した場合は、ステップS14に移行してユーザの操作待ちとする。
そして、ステップS14においてBBS上へのコメントの書込む要求がないと判定した場合、ユーザ端末10の掲示板アプリは、現在よりも上位レベルのBBS(掲示板)へ行きたいというユーザの要求があるか否かを、例えばツールバー画面41上の「ログイン」ボタン41d(図5の例では掲示板上の操作ボタン40b)の操作情報を基に判定し(ステップS22)、上位レベルのBBSへ行く要求がないと判定した場合は、現在レベルのBBSに対する閲覧のみを許可し(ステップS23)、その後、ログアウトの処理を実行してコミュニケーションサービスに関する処理を終了する(ステップS24)。
一方、上記ステップS22において、上位レベルのBBSへ行く要求があると判定した場合は、上位レベルのBBSに対するアクセス権限に関する個人情報(図4中の「認証情報」参照)を登録済みか否かを、例えば確認画面を通してユーザに確認する(図12のステップS25)。そして、登録済みでない場合は登録するか否かをユーザに確認し(ステップS26)、登録する旨の情報が入力された場合は、登録画面(本例では図9に例示したログイン画面42)を通して入力された個人情報をデータベース30に登録し(ステップS27)、登録せずにログアウトする旨の情報が入力された場合は、ログアウトの処理を実行する(ステップS28)。
そして、上記ステップS25において登録済みと判定した場合は、ユーザが利用したいBBSの階層レベル(n)の選択操作及び選択された階層レベル(n)に対応するユーザ認証情報の入力を促すログイン画面42を表示部10Aに表示する(ステップS29)。そして、ログイン画面42上でユーザにより入力された階層レベル(n)のユーザ認証情報をサーバ20へ送信する(ステップS30)。
上記ユーザ認証情報を受信したサーバ20は、その階層レベル(n)のBBSに対するアクセス権限の認証処理を実行する(ステップS31)。本実施の形態では、サーバ20の掲示板制御手段23は、ユーザ端末10側でユーザが入力した階層レベル(n)のユーザ認証情報と、サーバ20側に登録済みのユーザ認証情報(階層別のユーザ認証情報)とを照合し(ステップS32)、当該階層のユーザ認証情報が一致するか否かを判定し、所定回数(例えば3回)一致しないと判定した場合は、その階層の掲示板に対するアクセス(閲覧及び書込み)を拒否し、上位層のコミュニケーションサービスに関する処理を終了する(ステップS33)。一方、ステップS32において、当該階層のユーザ認証情報が一致し、その階層レベル(n)のコミュニケーションサービスに対するアクセス権を認めた場合は、データベース30から得た階層レベル(n)のBBSコンテンツをユーザ端末10に転送する(ステップS34)。
ユーザ端末10は、サーバ20から上記階層レベル(n)のBBSコンテンツを受信すると(ステップS35)、そのBBSコンテンツ(閲覧中のWebページに対応するレベルnのBBSコンテンツ)を表示部10Aに表示し(ステップS36)、図11のステップS14に移行して、ユーザ端末10側に現在表示されているWebページに対する階層レベル(n)のコミュニケーションサービスに関する処理を継続する。
なお、上述した実施の形態においては、掲示板に表示される「コメント」は、主にテキスト文字列から成る情報を例として説明したが、テキスト文字列のみに限るものではなく、前述のように、文字に代えて音声及び画像のいずれか一種のデータを用いる形態としても良く、文字、音声、画像のうち二種以上を含むマルチメディアデータを用いる形態としても良い。
また、上述した実施の形態においては、掲示板は、ユーザ端末の表示部に固定的に表示する形態を例として説明したが、例えば、図7中の「読込み」ボタン41aや「書込み」ボタン41bがカーソル等により選択指示されている時に掲示板40を表示するなど、ポップアップ画面を用いて掲示板40を表示し、そのポップアップ画面上でコメントの読み書きを可能とする形態としても良い。
また、上述した実施の形態においては、Webサイトを訪問中に掲示板を表示する形態を例として説明したが、検索サイトの検索結果である検索ページ内に掲示板用アイコンを表示し、そのアイコンの指示操作に応じて上記検索ページのURLに対応する掲示板を表示する形態としても良い。言い換えると、検索サイト内で提示・列挙された各Webサイトについても、同様に閲覧者のコメントの書込み及び読み出しが可能な前述の掲示板を設ける形態としても良い。
例えば、Google(登録商標)やYahoo(登録商標)等の検索サービスを提供する検索サイトにおいては、検索結果であるWebページのURL毎に検索ページ(当該Webページに関する情報)を表示するようにしているが、その検索ページ内に表示される掲示板用アイコンの指示操作に応じて(例えば掲示板用のアイコンにカーソル等の操作子又は指やペンなどの指示体を乗せると)、その検索ページに対するコメントが掲載される掲示板を表示するなど、検索ページに対する掲示板40をインスタントプレビューのように表示する形態としても良い。その際の掲示板のコメントは、上述した掲示板40と同様に、タイムスタンプ順(最新コメントは一番下)または逆タイムスタンプ順(最新コメントは一番上)等で表示することが可能である。
さらに、掲示板40のデータをエディターなどを用いてユーザが書き込めるようにしても良い。
1 Webサイト(ホームページ)
1P(m) メインページ
1P(s) サブページ
2 ネットワーク
10 ユーザ端末
10A 表示部
11 URLデータ送信手段
12 掲示板表示手段
20 サーバ
21 URLデータ受信手段
22 Webページ別階層型掲示板生成手段
23 Webページ別階層型掲示板制御手段
30 データベース
40,40L(i) 掲示板
41 ツールバー画面
42 ログイン画面

Claims (8)

  1. 企業等の団体若しくは個人が開設したホームページに対するコメントの読み出し及び書込みが可能な掲示板を用いたコミュニケーションサービスを提供するサーバとユーザ端末とがネットワークを介して接続されるシステムであって、
    前記ユーザ端末は、
    表示部に現在表示されている前記ホームページ内のWebページのURLデータを前記サーバに送信するURLデータ送信手段と、
    前記サーバから提供される前記掲示板を前記表示部に表示する掲示板表示手段と、を備え、
    前記サーバは、
    前記ホームページを構成する個々のWebページ毎の掲示板を記憶するデータベースと、
    前記ユーザ端末のURLデータ送信手段から前記URLデータを受信するURLデータ受信手段と、前記受信したURLデータに対応する掲示板が前記データベース内に既に存在するか否かを判定し、存在しないと判定した場合は、前記ユーザ端末の表示部に現在表示されているWebページに対する新規の掲示板を生成して前記URLデータと関連付けて前記データベースに登録するWebページ別掲示板生成手段と、
    前記表示部に現在表示されているWebページから他のページに移動することなく、前記生成した新規の掲示板を前記ユーザ端末に送信して前記表示部に表示させると共にその掲示板のコメントの読み出し及び書込み制御を行うWebページ別掲示板制御手段と、を備えたことを特徴とするシステム。
  2. 前記掲示板は、1つのWebページに対して1以上の階層を有する階層構造で構成されており、且つ、掲示板の利用条件を前記階層別に設けた構成としていることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記Webページ別掲示板制御手段は、前記現在表示されているWebページに対するユーザのコメントを、0超から100の透明度を有するレイヤー上に設定し、前記レイヤーを用いた掲示板を前記ユーザ端末側の現在の表示画面上に重ねて表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記掲示板の利用条件は、前記階層の深さの度合を表すレベル値の大きさに応じて当該階層の掲示板の利用条件が厳しくなるように前記階層別に予め設定されていることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  5. 前記表示部に現在表示されているWebページは、所定の検索サイトにおいて検索結果としてWebページのURL毎に表示される検索ページを含み、前記URLデータ送信手段は、前記検索ページ内に表示される掲示板用アイコンの指示操作に応じて前記検索ページのURLデータを送信する手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のシステム。
  6. 前記サーバは、前記掲示板で得られたコメントを含む前記掲示板に対するアクセス情報を前記データベースに蓄積し、その蓄積データを集計、加工処理した情報を前記ネットワーク経由で提供する蓄積データ活用手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のシステム。
  7. 前記サーバは、前記掲示板上でリアルタイムにてユーザ端末間でのコメント交換の制御を行うコメント交換制御手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のシステム。
  8. 前記コメントは、文字の他に音声、及び画像のいずれか一種のデータ、または、文字の他に、音声、画像等のうち二種以上を含むマルチメディアデータで構成されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のシステム。
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